JP3812310B2 - ガラスラン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動するガラスの外周縁部と摺接してガラスの移動をガイドするとともに、ガラスとの間をシールするガラスランに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開平5−62312号の全文明細書の従来技術の項には、図7に示すように、昇降ガラス(ドアガラス)10の端縁部を摺動可能に挟持するグラスランチャンネル(ガラスラン)として、ホルダー(ドアサッシュ)20に嵌着した断面コの字状の本体81、及びその本体81の開口端両側から中心線・底面に向かって突設したシールリップ82,83よりなり、ドアガラス摺動の際の荷重を低減するため、シールリップ82,83の付け根にノッチ86を設けた構造が記載されている。このように、シールリップ82,83の付け根にノッチ86を設けると、今度はシールリップ82,83がノッチ86を境に折れ曲がり易くなり、ドアガラス10のシール性・挟持性が低下する欠点が指摘されている。
【0003】
また、同全文明細書の実施例の項には、図8に示すように、ホルダー20に嵌着した断面コの字状の本体31、及びその本体31の開口端両側から中心線・底面に向かって突設したシールリップ32,33、少なくともそのいずれか一方のシールリップ32の肉厚を薄くし、その裏面にスポンジゴム膜34を取付けてあるガラスランが記載されている。
【0004】
そして、図8のガラスランの作用として、従来のものに比してリップ32の少なくとも一方の肉厚を薄くし、その裏面にスポンジゴム膜34を取付けてあるため柔軟性が増し、ドアガラス摺動の際の荷重が低下し、その昇降が容易になると共に、リップ32がその付け根で屈折することはなく、全長にわたってたわみ、シール性・挟持性共に従来同様確保され、ガタツキを起こすことはない、との記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図8のガラスランのように、シールリップ32の肉厚を薄くし、その裏面にスポンジゴム膜34を取付けたことにより、シールリップ32がその付け根で屈折することなく全長にわたってたわむようになると、図9に示すように、ドアガラス10が昇降してシールリップ32に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ32の表面側の曲率半径が全長にわたって変化しやすい。このため、シールリップ32とドアガラス10との接触幅Wが変動して接触面積が変動し、ドアガラス10の摺動に悪影響を及ぼすという問題があった。なお、実開平5−62312号の全文明細書には、スポンジゴム膜34の付け根に近い位置で枝分けし、その先端を本体側壁内面の中位に結合して中空部を形成することも記載されているが、上記の問題があることに変わりはない。
【0006】
本発明の目的は、上記課題を解決し、次の作用効果が得られるガラスランを提供することにある。
▲1▼ ガラスが移動してシールリップ部に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ部はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸となって厚肉になっているため、シールリップ部の表面側の曲率半径がリップ付け根部を除く略全長にわたって変化しにくい。このため、シールリップ部とガラスとの接触幅ひいては接触面積が変動しにくいため、ガラスの摺動に悪影響を及ぼすおそれがない。
▲2▼ ガラスが移動してシールリップ部に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ部はその裏面側でリップ付け根部が凹となっているため、該リップ付け根部で曲がり易く、かつ、スポンジ弾性補助部によりその弾性が補助されるので、ガラスの移動時の操作力を増加させることなく、ガラスのバタツキを防止することができる。
▲3▼ ドアガラスを少し開けた状態でドアを強閉した時に、ドアガラスの大きなふれによってシールリップ部とチャンネル部の側壁とが接触するのをスポンジ弾性補助部によって抑制することができ、接触音の発生を防止することができる。
▲4▼ スポンジ弾性補助部によってシールリップ部のへたり(永久歪)を抑制することができ、シールリップ部の異常変形やガラスへの追従性低下を招くようなことがなく、シール切れが起こらない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、基底部並びに車内側及び車外側の側壁部からなるチャンネル部と、車内側及び車外側の側壁部からそれぞれチャンネル部の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部とを備え、少なくとも車内側のシールリップ部はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹となっているとともに、車内側のシールリップ部の裏面側のリップ付け根部と車内側の側壁部との間に前記凹を埋めるようにしてスポンジ弾性補助部が形成されており、各部の形成材料を後述する好ましいものとしたガラスランである。
【0008】
スポンジ弾性補助部はシールリップ部のリップ中間部にまでかかってもよいが、リップ中間部にかかる部分のスポンジの肉厚は、リップ付け根部と車内側の側壁部との間に形成されたスポンジの肉厚よりも薄いことが好まい。
【0009】
第二の発明は、基底部並びに車内側及び車外側の側壁部からなるチャンネル部と、車内側及び車外側の側壁部からそれぞれチャンネル部の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部とを備え、少なくとも車内側のシールリップ部はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹となっているとともに、車内側のシールリップ部の裏面側のリップ中間部から車内側の側壁部にかけて前記凹を跨ぐようにしてスポンジ弾性補助部が橋掛け状に形成されており、各部の形成材料を後述する好ましいものとしたガラスランである。
【0010】
第一又は第二の発明において、チャンネル部はスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッドゴム又はソリッド熱可塑性エラストマー(以下、TPEという。)で押出成形により形成されていることが好ましい。チャンネル部の材料はEPDMソリッドゴムが好ましく、その硬度はスプリング硬さでHs70°〜80°(JIS A)がさらに好ましい。
【0011】
また、シールリップ部はスプリング硬さHs50°〜90°(JIS A)のソリッドゴム又はソリッドTPE(但し、前記チャンネル部のソリッドゴム又はソリッドTPEとは材料の配合比率が異なる)で形成されていることが好ましく、さらに約70°のEPDMソリッドゴムが耐へたり性の観点から好ましい。シールリップ部はチャンネル部との連続一体形成の観点からチャンネル部と同種の材料が好ましい。
【0012】
スポンジ弾性補助部はスポンジゴム又はスポンジTPEで形成されていることが好ましい。TPE、特にオレフィン系TPE(以下、TPOという。)の発泡体(スポンジ)や、EPDMスポンジゴムが好ましい。シールリップ部の材料がEPDMソリッドゴムである場合、スポンジ弾性補助部の材料をEPDMスポンジゴムとしたときに、両者が同種の材料である(SP値が同じ又は近い)ため、両者の接合面での接合力を強固なものとすることができる。
【0013】
基底部の表面には基底部摺動材が被覆されていることが好ましい。基底部摺動材層としては、従来のようなウレタン塗装の塗布や、ポリエチレンシートの貼り付けでも形成することができるが、基底部摺動材の材料はショア硬さDタイプで45°〜60°のTPE又は樹脂とすることが好ましいが、さらに約55°のTPOが好ましく、TPOの同時押出成形で形成することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に説明する各実施形態のガラスランは、図6に示すように、自動車のドアサッシュ21に取り付けられて上下動するドアガラス22の外周縁部をシールするものである。
【0015】
図1は、本発明の第一実施形態のガラスラン110を示しており、基底部2並びに車内側及び車外側の二つの側壁部3a,3bからなるチャンネル部4と、両側壁部3a,3bの自由端からチャンネル部4の内側へ延びる車内側及び車外側の二つのシールリップ部5とを備えている。チャンネル部4はスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のEPDMソリッドゴムで形成され、シールリップ部5はスプリング硬さHs50°〜70°(JIS A)のEPDMソリッドゴムで形成されている。そして、シールリップ部5のうち、車内側のシールリップ部5の裏面側のリップ付け根部と上記チャンネル部4の車内側の側壁部3aとの間に、EPDMスポンジゴムよりなるスポンジ弾性補助部105が形成されている。なお、チャンネル部4、シールリップ部5、スポンジ弾性補助部105は一体的に押出成形されている。また、スポンジ弾性補助部105は車外側の側壁部3bとシールリップ部5との間に設けても良い。また、シールリップ部5の表面とチャンネル部4の基底部の表面には、それぞれ、摺動材7,8が形成されている。この摺動材7,8はスプリング硬さHs90°(JIS A)程度のポリウレタン樹脂よりなる厚さ50μm程度の摺動膜で形成されている。
【0016】
なお、チャンネル部4をスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッドTPOで形成し、シールリップ部5をスプリング硬さHs50°〜70°(JIS A)のソリッドTPOで形成してもよく、この場合は、上記基底部摺動材7をショア硬さDタイプで45°〜60°のTPOで形成し、リップ部摺動材8をショア硬さDタイプで30°〜45°のTPOで形成することができる。さらに、スポンジ弾性補助部105をTPOの発泡体(スポンジ)で同時押出成形で形成してもよい。
【0017】
この第一実施形態のガラスラン110では、車内側のシールリップ部5はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸5bとなることで厚肉になっていて、リップ付け根部が相対的に凹5aとなっているため、スポンジ弾性補助部105と車内側のシールリップ部5との間の境界が凹凸に形成されて、その接触面積を増加させている。そのため、両者の接合力を強化している。また、シールリップ部5はそのリップ中間部で厚肉になって剛性が高くなっているため、図2に示すように、ドアガラス22が上下動してシールリップ部5に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ部5の表面側の曲率半径がリップ付け根部を除く略全長にわたって変化しにくい。このため、シールリップ部5とドアガラス22との接触幅Wひいては接触面積が変動しにくいため、ドアガラス22の摺動に悪影響を及ぼすおそれがない。
【0018】
そして、シールリップ部5はその裏面側でリップ付け根部が凹5aとなっているため、該リップ付け根部で曲がり易く、かつ、該凹5aを埋めるようにして形成されたスポンジ弾性補助部105によりその弾性が補助されるので、ドアガラス22の上下動時の操作力を増加させることなく、ドアガラス22のバタツキを防止することができる。また、ドアガラス22を少し開けた状態でドアを強閉した時に、ドアガラス22の大きなふれによってシールリップ部5とチャンネル部4の側壁とが接触するのをスポンジ弾性補助部105によって抑制することができ、接触音の発生を防止することができる。そして、スポンジ弾性補助部105によってシールリップ部5のへたり(永久歪)を抑制することができ、シールリップ部5の異常変形やドアガラス22への追従性低下を招くようなことがなく、シール切れが起こらない。
【0019】
図3は、上記第一実施形態の変形例を示しており、このガラスラン111では、EPDMスポンジゴムよりなるスポンジ弾性補助部105がシールリップ部5のリップ付け根部のみに厚肉に形成されている。そして、シールリップ部5の全体の肉厚は図1のその肉厚よりも薄く形成されているので、シールリップ部5をチャンネル部4と同じスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッドゴム又はソリッドTPOの材料を用いることができる。その他の構成は、図1のものと同じである。従って、図1のガラスラン110と同様の作用・効果を奏するとともに、チャンネル部4とシールリップ部5を同じ材料を用いることができるので、図1のガラスランよりも製造が容易である。
【0020】
図4は、本発明の第二実施形態のガラスラン113を示している。このガラスラン113は、チャンネル部4の側壁のそれぞれ外側にモールリップ104が設けられたタイプのガラスランである。また、第一実施形態で示したEPDMスポンジゴムよりなるスポンジ弾性補助部105を有しているが、車内側のシールリップ部5と側壁部3aの自由端とはEPDMソリッドゴムで直接つながっておらずスポンジ弾性補助部105でつながっている。基底部摺動材7はチャンネル部4との間で波状に形成され、さらに、この基底部摺動材7の表面には複数本の溝が形成されており、ドアガラス22の端面との摺動性を向上させている。その他の構成は、第一実施形態と同じである。このガラスラン113も、上記ガラスラン110と同等の作用・効果を奏する。
【0021】
図5は、本発明の第三実施形態のガラスラン115を示している。このガラスラン115は、スポンジ弾性補助部105が、車内側のシールリップ部5の裏面側のリップ中間部から車内側の側壁部3aの中間部にかけて橋掛け状に形成されたもので、シールリップ部5の裏面側のリップ付け根部とスポンジ弾性補助部105との間には中空部106が形成されている。その他の構成は、第一実施形態と同じである。このようにスポンジ弾性補助部105が橋掛け状に形成されたガラスラン115も、上記ガラスラン110と同等の効果を奏する。
【0022】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0023】
(1)本発明を車両の側面又は後部のスライドガラス用のガラスランに適用すること。
(2)本発明を車両のルーフ部に設けられたスライディングルーフ用のスライド部分のガラスラン(ウエザストリップ)に適用すること。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明に係るガラスランによれば、次の効果が得られる。
▲1▼ ガラスが移動してシールリップ部に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ部はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸となって厚肉になっているため、シールリップ部の表面側の曲率半径がリップ付け根部を除く略全長にわたって変化しにくい。このため、シールリップ部とガラスとの接触幅ひいては接触面積が変動しにくいため、ガラスの摺動に悪影響を及ぼすおそれがない。
▲2▼ ガラスが移動してシールリップ部に摺接するガラス位置が変化するときに、シールリップ部はその裏面側でリップ付け根部が凹となっているため、該リップ付け根部で曲がり易く、かつ、スポンジ弾性補助部によりその弾性が補助されるので、ガラスの移動時の操作力を増加させることなく、ガラスのバタツキを防止することができる。
▲3▼ ドアガラスを少し開けた状態でドアを強閉した時に、ドアガラスの大きなふれによってシールリップ部とチャンネル部の側壁とが接触するのをスポンジ弾性補助部によって抑制することができ、接触音の発生を防止することができる。
▲4▼ スポンジ弾性補助部によってシールリップ部のへたり(永久歪)を抑制することができ、シールリップ部の異常変形やガラスへの追従性低下を招くようなことがなく、シール切れが起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のガラスランを示す断面図である。
【図2】図1のガラスランの作用を示す部分断面図である。
【図3】図1のガラスランの変形例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態のガラスランを示す断面図である。
【図5】本発明の第三実施形態のガラスランを示す断面図である。
【図6】各実施形態のガラスランを適用する自動車の部分側面図である。
【図7】従来例のガラスランを示す断面図である。
【図8】別の従来例のガラスランを示す断面図である。
【図9】図8のガラスランの作用を示す断面図である。
【符号の説明】
2 基底部
3a 車内側の側壁部
3b 車外側の側壁部
4 チャンネル部
5 シールリップ部
5a 凹
5b 凸
7 基底部摺動材
8 リップ部摺動材
105 スポンジ弾性補助部
106 中空部
110 ガラスラン
111 ガラスラン
113 ガラスラン
115 ガラスラン
W 接触幅

Claims (4)

  1. 基底部(2)並びに車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からなるチャンネル部(4)と、
    前記車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からそれぞれ前記チャンネル部(4)の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部(5)とを備え、
    少なくとも前記車内側のシールリップ部(5)はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸(5b)となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹(5a)となっているとともに、
    前記車内側のシールリップ部(5)の裏面側のリップ付け根部と前記車内側の側壁部(3a)との間に前記凹(5a)を埋めるようにしてスポンジ弾性補助部(105)が形成されており、
    前記チャンネル部(4)がスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッドゴムで押出成形により形成され、
    前記シールリップ部(5)がスプリング硬さHs50°〜90°(JIS A)のソリッドゴムで形成され、
    前記チャンネル部(4)のソリッドゴムと前記シールリップ部(5)のソリッドゴムとは材料の配合比率が異なり、
    前記スポンジ弾性補助部(105)がスポンジゴムで形成されているガラスラン。
  2. 基底部(2)並びに車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からなるチャンネル部(4)と、
    前記車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からそれぞれ前記チャンネル部(4)の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部(5)とを備え、
    少なくとも前記車内側のシールリップ部(5)はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸(5b)となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹(5a)となっているとともに、
    前記車内側のシールリップ部(5)の裏面側のリップ付け根部と前記車内側の側壁部(3a)との間に前記凹(5a)を埋めるようにしてスポンジ弾性補助部(105)が形成されており、
    前記チャンネル部(4)がスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッド熱可塑性エラストマーで押出成形により形成され、
    前記シールリップ部(5)がスプリング硬さHs50°〜90°(JIS A)のソリッド熱可塑性エラストマーで形成され、
    前記チャンネル部(4)のソリッド熱可塑性エラストマーと前記シールリップ部(5)のソリッド熱可塑性エラストマーとは材料の配合比率が異なり、
    前記スポンジ弾性補助部(105)がスポンジ熱可塑性エラストマーで形成されているガラスラン。
  3. 基底部(2)並びに車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からなるチャンネル部(4)と、
    前記車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からそれぞれ前記チャンネル部(4)の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部(5)とを備え、
    少なくとも前記車内側のシールリップ部(5)はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸(5b)となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹(5a)となっているとともに、
    前記車内側のシールリップ部(5)の裏面側のリップ中間部から前記車内側の側壁部(3a)にかけて前記凹(5a)を跨ぐようにしてスポンジ弾性補助部(105)が橋掛け状に形成されており、
    前記チャンネル部(4)がスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッドゴムで押出成形により形成され、
    前記シールリップ部(5)がスプリング硬さHs50°〜90°(JIS A)のソリッドゴムで形成され、
    前記チャンネル部(4)のソリッドゴムと前記シールリップ部(5)のソリッドゴムとは材料の配合比率が異なり、
    前記スポンジ弾性補助部(105)がスポンジゴムで形成されているガラスラン。
  4. 基底部(2)並びに車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からなるチャンネル部(4)と、
    前記車内側及び車外側の側壁部(3a,3b)からそれぞれ前記チャンネル部(4)の内側へ延びる車内側及び車外側のシールリップ部(5)とを備え、
    少なくとも前記車内側のシールリップ部(5)はその裏面側でリップ付け根部よりもリップ中間部の方が裏側へ凸(5b)となることで厚肉になっていてリップ付け根部が相対的に凹(5a)となっているとともに、
    前記車内側のシールリップ部(5)の裏面側のリップ中間部から前記車内側の側壁部(3a)にかけて前記凹(5a)を跨ぐようにしてスポンジ弾性補助部(105)が橋掛け状に形成されており、
    前記チャンネル部(4)がスプリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のソリッド熱可塑性エラストマーで押出成形により形成され、
    前記シールリップ部(5)がスプリング硬さHs50°〜90°(JIS A)のソリッド熱可塑性エラストマーで形成され、
    前記チャンネル部(4)のソリッド熱可塑性エラストマーと前記シールリップ部(5)のソリッド熱可塑性エラストマーとは材料の配合比率が異なり、
    前記スポンジ弾性補助部(105)がスポンジ熱可塑性エラストマーで形成されているガラスラン。
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