JP3134741B2 - カバー付きバッテリ接続端子およびバッテリ接続端子用カバー - Google Patents

カバー付きバッテリ接続端子およびバッテリ接続端子用カバー

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JP3134741B2
JP3134741B2 JP07290457A JP29045795A JP3134741B2 JP 3134741 B2 JP3134741 B2 JP 3134741B2 JP 07290457 A JP07290457 A JP 07290457A JP 29045795 A JP29045795 A JP 29045795A JP 3134741 B2 JP3134741 B2 JP 3134741B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー付きバッテ
リ接続端子およびカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電気自動車では、複数のバッテリ
を並設して、それらに立てられたバッテリポスト間をバ
ッテリ接続端子で順次に接続することにより駆動電源を
構成している。そして従来、カバー付きのバッテリ接続
端子として、特開平7−130353号公報に記載され
たものが知られており、以下それについて図5により説
明する。
【0003】このものは、バッテリ接続端子61とそれ
を覆う絶縁性のカバー62とを備えている。バッテリ接
続端子61は編組電線63の両端に接続金具64が嵌着
され、各接続金具64にボルト状のバッテリポスト65
を挿通する挿通孔66が開口された構造となっている。
一方のカバー62は、バッテリ接続端子61を位置決め
して載置可能な底板67と、その上面に着脱可能に取り
付けられる上箱68とを備え、上箱68の両端部には開
閉可能な蓋部69が設けられた構造となっている。
【0004】すなわちバッテリ接続端子61は、底板6
7に載置されて上箱68が被せられることで予めカバー
62内に収容され、カバー62ごと隣り合うバッテリ7
0に立てられたバッテリポスト65の間にわたされる。
そして接続金具64の各挿通孔66に、底板67の開口
71を通してポスト65を挿通し、上箱68の蓋部69
を開けつつバッテリポスト65の突出端にナット72を
螺合して締め付けることで固定したのち、蓋部69を閉
じることによって、隣り合うバッテリ70のポスト65
間がバッテリ接続端子61で接続され、かつバッテリ接
続端子61がカバー62で覆われた状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで2本のバッテ
リポスト65を接続する場合に、バッテリ70の配置に
よって、あるいはポスト65の立てられた位置が異なっ
ていたりすることで、接続される2本のバッテリポスト
65が一定の間隔で配置されるとは限らない。しかるに
従来のものは、バッテリ接続端子61がカバー62内に
装着された状態では、両挿通孔66の間隔が一定に決め
られてしまうので、上記のようにバッテリポスト65間
のピッチが変わると装着できないという不具合があっ
た。
【0006】またバッテリ70を並べた場合に、それら
の位置ずれは止むを得ず生ずるところであるが、そのよ
うな位置ずれによりバッテリポスト65間のピッチが僅
か狂った場合でも、バッテリ接続端子61は装着できな
い。そのため、バッテリ70の位置を改めてずらしてバ
ッテリポスト65間のピッチを正規のものに直す必要が
ある等、作業に手間が掛かる欠点があった。
【0007】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、バッテリポスト間のピッチが変わ
っても簡単に対応できるようにしたカバー付きバッテリ
接続端子並びにバッテリ接続端子用カバーを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、導電体の両端に接
続部を有して互いに離間した2本のバッテリポスト間を
接続可能なバッテリ接続端子に、そのバッテリ接続端子
を覆うカバーを付設してなるカバー付きバッテリ接続端
子において、前記バッテリ接続端子の導電体は長さ調節
可能とされる一方、前記カバーは、前記導電体を挿通可
能な挿通部の両端に前記各接続部をそれぞれ収容可能な
収容部が設けられ、かつ前記挿通部が長さ調節可能とさ
るとともに、前記収容部は、前記接続部を4方から挟
みつつ嵌め込んだ状態に保持可能となっている構成とし
たところに特徴を有する。請求項2の発明は、導電体の
両端に接続部を有して互いに離間した2本のバッテリポ
スト間を接続するのに用いるバッテリ接続端子を覆って
設けられるカバーであって、前記バッテリ接続端子の導
電体を挿通可能な挿通部の両端には、前記各接続部をそ
れぞれ収容可能な収容部が設けられ、かつ前記挿通部が
長さ調節可能とされるとともに、前記収容部は、前記接
続部を4方から挟みつつ嵌め込んだ状態に保持可能とな
っている構成としたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、バッ
テリポストのピッチが変更となった場合には、そのピッ
チに対応した長さのバッテリ接続端子を準備するととも
に、カバーの挿通部の長さを変えるだけで簡単に対応す
ることができる。また少々のピッチのすれについても、
バッテリ接続端子の導電体の長さとともにカバーの挿通
部の長さを調節することで簡単に対応することができ
る。このとき、接続部は4方から挟 まれつつ嵌め込まれ
た状態で収容部内に収容保持されているから、挿通部の
長さ調節を行うのに伴って導電体の長さ調節を行うこと
ができる。しかも、接続部をバッテリポストに接続する
際にも接続部は収容部から浮き上りが規制された状態で
所定位置に保持されているから、組み付け作業性に優れ
る。請求項2の発明によれば、バッテリポストのピッチ
が変わってバッテリ接続端子の長さが変更となった場合
にも、挿通部の長さを変えるだけで簡単に対応すること
ができる。また、バッテリ接続端子の導体部が長さ調節
可能となっていれば、その導電体とともに挿通部の長さ
を調節しつつ、少々のピッチのずれについても対応する
ことができる。このとき、接続部は4方から挟まれつつ
嵌め込まれた状態で収容部内に収容保持されているか
ら、挿通部の長さ調節を行うのに伴って導電体の長さ調
節を行うことができる。しかも、接続部をバッテリポス
トに接続する際にも接続部は収容部から浮き上りが規制
された状態で所定位置に保持されているから、組み付け
作業性に優れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。本実施形態で使用され
るバッテリ接続端子1は、図1に示すように、多数本の
電線を編んで帯状に形成された編組電線2の両端部に、
金属板からなる接続体3を偏平な筒状をなして巻き付け
て固着し、各接続体3に、後記するボルト状のバッテリ
ポスト51の挿通孔4を貫通して開口した形状となって
いる。このバッテリ接続端子1は、編組電線2を撓ませ
つつ若干の長さ調節が可能であって、両挿通孔4間の寸
法の調節ができるようになっている。
【0011】上記のバッテリ接続端子1を覆って設けら
れるカバー5は、左右一対のカバー構成体6、7からな
っている。各カバー構成体6、7は合成樹脂材により成
形され、略対称形状に形成されている。続いて、各カバ
ー構成体6、7の構造を詳細に説明する。各カバー構成
体6、7は、バッテリ接続端子1の接続体3を収容する
ための収容部8、8と、編組電線2を挿通するための連
結筒部9、10とから構成されている。
【0012】一方のカバー構成体6(図1の右側)の連
結筒部9は、全体として一定の断面積の角筒状に形成さ
れており、下側の固定部12と上側の可動部13とに分
割されているとともに、図1の裏側の側面に設けられた
ヒンジ部14を介して、固定部12に対して可動部13
が揺動開閉可能に設けられている。この固定部12と可
動部13とは、可動部13の自由端縁側に突設されたロ
ック片17に開口された窓孔18を、固定部12の外面
に形成されたロック突部19に嵌めることで閉じた状態
にロックされ、上記した角筒を構成するようになってい
る。なお、可動部13における収容部8と隣接する側の
端面には端面板15が張られている。また、この連結筒
部9における相手の連結筒部10との連結側の端縁に
は、係止用の内向きの鍔20が全周にわたって形成され
ている。
【0013】他方のカバー構成体7の連結筒部10は、
相手の連結筒部9との連結端側が、その相手の連結筒部
9に設けられた内向きの鍔20の内周に摺動自由に嵌合
されるように一回り小さくされ、全体として段付きの角
筒状をなすように形成されている。この連結筒部10も
下側の固定部22と上側の可動部23とに分割され、裏
側にヒンジ部24を設けることで固定部22に対して可
動部23が揺動開閉可能となっている。固定部22と可
動部23とは、同じように可動部23の自由端側に突設
されたロック片17の窓孔18を、固定部22の外面に
形成されたロック突部19に嵌めることで閉じた状態に
ロックされ、上記した段付きの角筒を構成するようにな
っている。同じく、可動部23における収容部8と隣接
する側の端面には端面板26が張られている。また、こ
の連結筒部10における段付部10aの端縁には、係止
用の外向きの鍔25が全周にわたって形成されている。
【0014】各カバー構成体6、7の収容部8は、左右
対称に形成されている。以下には、右側のカバー構成体
6の収容部8について説明し、左側のカバー構成体7の
収容部8については、同一符号を付すことで重複した説
明は省略する。収容部8は、底部27と蓋部28とから
構成されている。底部27は、連結筒部9の固定部12
から連続して形成されており、その底面には、バッテリ
ポスト51並びに座金52(図2参照)を挿通可能な窓
孔30が開口されている。
【0015】底部27における窓孔30の外側の位置に
は突当部31が突設されているとともに、内側には、バ
ッテリ接続端子1の接続体3の下面における内側の端縁
に係止可能な係止突部34が突設されている(図3参
照)。また、底部27の軸線方向に沿った両側縁には側
壁32が立ち上がって設けられ、各側壁32の内面に
は、固定部12に近い側と遠い側において一対の挟持突
部33が形成されている。すなわち、バッテリ接続端子
1の接続体3は、突当部31、係止突部34および両挟
持突部33で4方から挟まれつつ嵌め込まれ、底部27
内の所定位置に保持されて収容されるようになってい
る。
【0016】蓋部28は、天井板35の3縁辺に周壁3
6を設けた形状であって、周壁36を設けていない縁辺
が、連結筒部9における可動部13の端面板15にヒン
ジ部37を介して揺動自由に連結されている。詳細に
は、連結筒部9が閉じられた場合において、上記のヒン
ジ部37を介して、蓋部28が底部27の上面側に開閉
可能に被せられる構造となっている。蓋部28は、ヒン
ジ部37を設けた側と反対位置の周壁36を突当部31
の外側に嵌め、また側面の両周壁36をそれぞれ底部2
7の側壁32の内側に嵌めて閉じられるようになってい
る。蓋部28は、その側面の両周壁36に設けられた爪
部39を、底部27の側壁32の内面に形成された係止
溝40に嵌めて係止することで、閉じた状態にロックさ
れるようになっている。
【0017】なお蓋部28の左右の周壁36の下縁に
は、底部27の側壁32に設けられた挟持突部33を逃
がす逃がし凹部42が切り欠かれて形成されているとと
もに、天井板35のヒンジ部37を設けた側と反対位置
の端縁が、周壁36よりも突出して形成されることで、
開閉操作用の操作部43が形成されている。
【0018】本実施形態は上記のような構造であって、
続いて使用方法を説明する。図2、3に示すように、隣
り合って並べられた2つのバッテリ50のバッテリポス
ト51間を接続する場合には、まず両バッテリポスト5
1間のピッチp1 に対応したバッテリ接続端子1を準備
する。それとともに、図1に示すように両カバー構成体
6、7の連結筒部9、10を開いておいて、一方の連結
筒部10の一回り小さくなった段付部10a側を、相手
の連結筒部9の内側に嵌めるようにして両カバー構成体
6、7を仮組みする。
【0019】この状態では、仮組みされたカバー5の手
前側の側面が全長にわたって開いた状態にあるので、そ
の開口を通してバッテリ接続端子1を側方から両カバー
構成体6、7内にわたって嵌める。そして両端の接続体
3を、左右の収容部8の底部27内に既述した要領で嵌
め込んで収容する。この間に、仮組みされた連結筒部
9、10は、互いに摺動しつつその長さをバッテリ接続
端子1に対応したものに調節される。
【0020】続いて、両カバー構成体6、7の連結筒部
9、10をそれぞれの可動部13、23を回動させて閉
じてロックする。そうすると図2に示すように、連結筒
部10の一回り小さくされた段付部10aが、相手の連
結筒部9の内周側に嵌まった状態となり、引き続き長さ
調節が可能な状態で連結され、また、鍔20、25同士
が係止することで抜け止め状態とされる。なお、各収容
部8の蓋部28は開いたままにしておく。
【0021】バッテリ接続端子1とカバー5とが上記の
ように組み付けられたら、図2に示すように、バッテリ
接続端子1の両接続体3の挿通孔4を、カバー構成体
6、7の収容部8の底部27に設けられた窓孔30を通
して対応するバッテリポスト51に挿通する。その際、
バッテリポスト51間とバッテリ接続端子1の両挿通孔
4間のピッチにずれがあったら、カバー5の両端部を持
って外側に引っ張ったり、内側に押したりして連結筒部
9、10の長さを調節すると、それに伴ってバッテリ接
続端子1の編組電線2が僅かに撓み変形しつつ両挿通孔
4間のピッチがバッテリポスト51間のピッチに合わせ
られ、両挿通孔4がバッテリポスト51に挿通される。
このとき接続体3は、両挟持突部33、突当部31およ
び係止突部34により挟まれて保持された状態で収容さ
れているので、接続体3が収容部8の底部27から浮き
上がったりすることなく、挿通作業がスムーズに行われ
る。
【0022】そして、蓋部28が開放されているのを利
用して、接続体3の上面に突出したバッテリポスト51
の上端に座付きナット54を螺合して締め付け、固定す
る。最後に、蓋部28を閉じてロックすると、図3に示
すように、隣り合うバッテリ50のバッテリポスト51
間がバッテリ接続端子1で接続され、かつそのバッテリ
接続端子1がカバー5で覆われた状態となる。
【0023】また、バッテリの種類によっては、図4の
バッテリ50aに示すように、接続すべきバッテリポス
ト51間のピッチp2 が、第1実施形態のピッチp1 よ
りも長くなる場合がある。その場合は、そのバッテリポ
スト51間のピッチp2 に対応した長さのバッテリ接続
端子1aを準備する。そして、第1実施形態と同様に、
両カバー構成体6、7を仮組みして、バッテリ接続端子
1aを側方から挿入し、両接続体3を左右の収容部8の
底部27内に嵌め込んで収容する。この間に仮組みされ
た連結筒部9、10が互いに摺動しつつその長さをバッ
テリ接続端子1aに対応したものに調節される。
【0024】続いて、両カバー構成体6、7の連結筒部
9、10を閉じてロックしたのち、両接続体3の挿通孔
4をバッテリポスト51に挿通する。その際、バッテリ
ポスト51間とバッテリ接続端子1aの両挿通孔4間の
ピッチにずれがあれば、同様にカバー5の両端部を持っ
て外側に引っ張ったり、内側に押したりして連結筒部
9、10の長さを調節すると、バッテリ接続端子1aの
編組電線2が撓み変形しつつ両挿通孔4間のピッチがバ
ッテリポスト51間のピッチに合わせられ、両挿通孔4
がバッテリポスト51に挿通される。そして同様に、蓋
部28が開放されているのを利用して、バッテリポスト
51の上端に座付きナット54を螺合して締め付けて固
定し、最後に蓋部28を閉じてロックすると、図4に示
すように、隣り合うバッテリ50aのバッテリポスト5
1間がバッテリ接続端子1aで接続され、かつそのバッ
テリ接続端子1aがカバー5で覆われた状態となる。
【0025】逆に、接続すべき両バッテリポスト51間
のピッチが小さい場合は、そのピッチに合ったバッテリ
接続端子を準備するとともに、カバー5の連結筒部9、
10を対応する長さに調節すればよい。また、バッテリ
の配置によってバッテリポスト間のピッチが大小変わっ
た場合にも、同様に対応することができる。
【0026】このように本実施形態によれば、接続すべ
きバッテリポスト51間のピッチが変更となった場合
に、それに合ったバッテリ接続端子1、1aを準備する
一方、カバー5については、連結筒部9、10を伸び縮
みさせつつその長さを調節するだけで簡単に対応するこ
とができる。また、バッテリポスト51間のピッチにず
れがあったとしても、バッテリ接続端子1の編組電線2
の長さとともに、両連結筒部9、10を摺動させつつそ
の長さを調節することで、両挿通孔4間のピッチをバッ
テリポスト51間のそれに合わせることができ、バッテ
リポスト51の挿通を行うことができる。すなわち、い
ちいちバッテリの設置をし直す必要がない。
【0027】また、両カバー構成体6、7を仮組みした
状態では、一側面が全長にわたって開放されて、バッテ
リ接続端子1、1aを側方から嵌めることができるの
で、カバー5内にバッテリ接続端子1、1aを装着する
作業が簡単にできる。両収容部8には開閉可能な蓋部2
8が設けられ、バッテリ接続端子1、1aを予めカバー
5内に収容した状態から、バッテリ接続端子1、1aを
バッテリポスト51に接続することができ、また接続体
3は浮き上がりが規制された状態で収容部8内に保持さ
れているから、組み付けの作業性にも優れる。
【0028】<他の実施形態> 本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に
限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も
本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することがで
きる。 (1)連結筒部9、10に設けられた鍔20、25は両
者の抜け止めとして機能するものであるから、必ずしも
全周にわたって設ける必要はなく、部分的に設けるだけ
でもよい。
【0029】(2)カバーの両収容部の間は、蛇腹状等
の伸縮可能な筒体で連結するようにしてもよい。 (3)バッテリ接続端子の導電体は、上記実施形態に例
示した編組電線に限らず、長さ調節が可能な他の導電体
を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分解斜視図である。
【図2】バッテリ接続端子の組み付け動作を示す斜視図
である。
【図3】組み付け後の一部切欠正面図である。
【図4】バッテリポストのピッチが変わった場合の組み
付け状態を示す一部切欠正面図である。
【図5】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…バッテリ接続端子 2…編組電線(導電体) 3…接続体 4…挿通孔 5…カバー 6、7…カバー構成体 8…収容部 9、10…連結筒部 12…固定部 13…可動部 14…ヒンジ部 20…鍔 22…固定部 23…可動部 24…ヒンジ部 25…鍔 28…蓋部 37…ヒンジ部 50…バッテリ 1a…バッテリ接続端子 50a…バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−130353(JP,A) 特開 平6−243849(JP,A) 特開 平6−310123(JP,A) 特開 平6−140020(JP,A) 実開 昭53−13217(JP,U) 実開 昭58−62557(JP,U) 実開 昭60−39579(JP,U) 登録実用新案358613(JP,Z2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/20 - 2/34 H01R 11/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体の両端に接続部を有して互いに離
    間した2本のバッテリポスト間を接続可能なバッテリ接
    続端子に、そのバッテリ接続端子を覆うカバーを付設し
    てなるカバー付きバッテリ接続端子において、 前記バッテリ接続端子の導電体は長さ調節可能とされる
    一方、前記カバーは、前記導電体を挿通可能な挿通部の
    両端に前記各接続部をそれぞれ収容可能な収容部が設け
    られ、かつ前記挿通部が長さ調節可能とされるととも
    に、前記収容部は、前記接続部を4方から挟みつつ嵌め
    込んだ状態に保持可能となっていることを特徴とするカ
    バー付きバッテリ接続端子。
  2. 【請求項2】 導電体の両端に接続部を有して互いに離
    間した2本のバッテリポスト間を接続するのに用いるバ
    ッテリ接続端子を覆って設けられるカバーであって、 前記バッテリ接続端子の導電体を挿通可能な挿通部の両
    端には、前記各接続部をそれぞれ収容可能な収容部が設
    けられ、かつ前記挿通部が長さ調節可能とされるととも
    に、前記収容部は、前記接続部を4方から挟みつつ嵌め
    込んだ状態に保持可能となっていることを特徴とするバ
    ッテリ接続端子用カバー。
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