JP2012164477A - バッテリ接続具 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリの接続作業を円滑に行なうことができるようにする。
【解決手段】バスバーホルダ4はバスバー3を収容可能なバスバー収容部15を有する本体部8と、本体部8とはヒンジ9によって接続された蓋部10とによって形成される。バスバー収容部15内にはバスバー3を取り囲むようにして4箇所にばね部6が配置されている。各ばね部6は内外方向への撓みが可能であり、これによってバスバー3の差し込み孔5と対応する電極2との位置ずれがあっても、ばね部6を撓ませることによって、電極2を差し込み孔5へ位置合わせして差し込むことができる。
【選択図】図2
【解決手段】バスバーホルダ4はバスバー3を収容可能なバスバー収容部15を有する本体部8と、本体部8とはヒンジ9によって接続された蓋部10とによって形成される。バスバー収容部15内にはバスバー3を取り囲むようにして4箇所にばね部6が配置されている。各ばね部6は内外方向への撓みが可能であり、これによってバスバー3の差し込み孔5と対応する電極2との位置ずれがあっても、ばね部6を撓ませることによって、電極2を差し込み孔5へ位置合わせして差し込むことができる。
【選択図】図2
Description
本発明はバッテリ接続具に関するものである。
例えば、電気自動車やハイブリッド車に搭載されるバッテリは、複数のバッテリを組み合わせてバッテリ集合体とした形式のものが増えてきている。この形式では、各バッテリはバッテリ接続具によって直列に接続される。バッテリ接続具としては合成樹脂等の絶縁材よりなるホルダ内に複数の接続導体を組み込んだ構成のものが知られている。そのような具体例として、下記文献を挙げることができる。このものにおける接続導体には二つの差し込み孔が貫通し、隣接するバッテリの極性の異なる電極を差し込み可能としている。
ところで、バッテリ集合体において、隣接する極性の異なる電極間の間隔のばらつきは、バッテリ集合体の両端部に行くほど大きくなる。その原因は、バッテリ自体の幅寸法のばらつきとバッテリの正負の電極間寸法のばらつきとがバッテリ集合体の両端部へ積み上がることによる。このため、バッテリ接続具が単一部材で構成されることから、接続導体の差し込み孔と対応する電極との位置ずれによって、円滑な接続作業に支障が出る虞があった。その対策として、単純には電極に対する差し込み孔の孔径を拡張することが考えられる。しかし、そのような対策では電極との接触面積が減少し、電気的抵抗の増大に起因した発熱が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バッテリの接続作業を円滑に行なうことができるバッテリ接続具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数のバッテリを並べ隣接するバッテリの異なる極性の電極同士を接続させることによって、前記各バッテリを直列に接続するバッテリ接続具であって、極性の異なる前記電極へ差し込み可能な一対の差し込み孔が貫通し導電材にて形成された複数のバスバーと、各バスバーを組み込み可能で合成樹脂材にて形成されたバスバーホルダとからなるとともに、前記バスバーホルダは各バスバーを組み込むためのバスバー収容部が前記バッテリの並び方向に沿って複数個所に形成されかつこのバスバー収容部は前記電極と対向する側が開口して形成され、また、前記バスバー収容部内には前記バッテリの並び方向にばね部が配され、このばね部が前記バスバーに連結されることにより、前記バスバーがバッテリの並び方向へ変位可能となっている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ばね部は、前記バスバーにおける前記バッテリの並び方向に沿った両側縁部に連結される他の対も備えられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記各ばね部には係止部が一体に形成され、前記バスバー側には前記係止部と係止する係止受け部が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記バスバーの周縁部のうち少なくとも前記ばね部と連結する部位には、前記ばね部よりも耐熱性の高い樹脂材にて形成された耐熱樹脂部が設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記耐熱樹脂部は、前記バスバーに対しインサート成形によって一体に形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、バスバーはばね部の撓みによってバッテリの並び方向への変位が可能となっているため、差し込み孔と電極との位置ずれを吸収してバッテリとの接続作業を簡単化することができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、ばね部が、バスバーをバッテリの並び方向およびこれと交差する方向から取り囲んで配されているため、バスバーをバッテリの並び方向及びこれと交差する方向へも変位させることができるため、差し込み孔と電極との位置ずれの調整をより一層円滑に行なうことができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、バスバーと各ばね部とは係止部と係止受け部との係止によって簡単に連結させることができるため、バスバー収容部へのバスバーの組み込み作業を簡単に行うことができる。
<請求項4及び請求項5の発明>
請求項4,5の発明によれば、バスバーが通電によって発熱しても、バスバーとばね部との連結部分には耐熱性の高い耐熱樹脂部が形成されているため、バスバーホルダを発熱に起因した障害(熱変形等)から保護することができる。
請求項1の発明によれば、バスバーはばね部の撓みによってバッテリの並び方向への変位が可能となっているため、差し込み孔と電極との位置ずれを吸収してバッテリとの接続作業を簡単化することができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、ばね部が、バスバーをバッテリの並び方向およびこれと交差する方向から取り囲んで配されているため、バスバーをバッテリの並び方向及びこれと交差する方向へも変位させることができるため、差し込み孔と電極との位置ずれの調整をより一層円滑に行なうことができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、バスバーと各ばね部とは係止部と係止受け部との係止によって簡単に連結させることができるため、バスバー収容部へのバスバーの組み込み作業を簡単に行うことができる。
<請求項4及び請求項5の発明>
請求項4,5の発明によれば、バスバーが通電によって発熱しても、バスバーとばね部との連結部分には耐熱性の高い耐熱樹脂部が形成されているため、バスバーホルダを発熱に起因した障害(熱変形等)から保護することができる。
<実施形態1>
図1乃至図4は本発明の実施形態1を示すものである。図1にはバッテリ集合体Bとこのバッテリ集合体Bを構成する複数の小型バッテリ1を直列に接続するバッテリ接続具J1とが示されている。各小型バッテリ1は薄型の直方体形状に形成され、正極と負極とを同一端面に備える形式のものが採用されている。また、各小型バッテリ1において、両電極2はほぼ対角位置に配置されている。
図1乃至図4は本発明の実施形態1を示すものである。図1にはバッテリ集合体Bとこのバッテリ集合体Bを構成する複数の小型バッテリ1を直列に接続するバッテリ接続具J1とが示されている。各小型バッテリ1は薄型の直方体形状に形成され、正極と負極とを同一端面に備える形式のものが採用されている。また、各小型バッテリ1において、両電極2はほぼ対角位置に配置されている。
バッテリ集合体Bは、各小型バッテリ1を長辺側の側面同士を密着させた状態で複数個を並列し、その状態で全体を図示しない結束ベルト等によって束ねることによって構成されている。より詳細には、バッテリ集合体Bを構成するにあたり、各小型バッテリ1は電極2が設けられた面が同一方向を向くようにしてあり、隣接する小型バッテリ1の電極2の正負の極性が小型バッテリ1の並び方向に沿って一定ピッチで交互に繰り返す向きで並列されている。
次に、バッテリ接続具J1について説明すると、バッテリ接続具J1は、図1に示すように、バッテリ集合体Bに対して電極2の並び方向に沿って一対が備えられる。各バッテリ接続具J1は図2に示すように、複数の金属製バスバー3とこれらを組み込むための合成樹脂製のバスバーホルダ4とから構成されている。
各バスバー3は長方形状の平板材によって形成され、それぞれは隣接する小型バッテリ1の正負電極2を挿通させるための一対の差し込み孔5が貫通して形成されている。両差し込み孔5は各電極2の形状(断面略円形のねじ軸)に合わせて円形に形成され、各電極2の外よりも僅かに大きめの孔径に形成されている。また、各バスバー3の長辺側(バッテリの並び方向に沿う側)の両側縁寄りの中央部及び短辺側(バッテリの並び方向と直交する側)の両側縁寄りの中央部には、それぞれ後述する各ばね部6との連結のための連結孔7(係止受け部)が円形状に貫通して形成されている。
バスバーホルダ4は、本体部8とこの本体部8に対してヒンジ9を介して開閉可能に接続された蓋部10とから構成されている。本体部8は小型バッテリ1の並び方向に沿って延びる一対の側壁11と、両側壁11の長さ方向の両端同士を接続する一対の端面壁(図示しない)と、両側壁11同士を一定間隔毎に連結する連結壁12とを備え、全体として長尺の枠体形状に形成されている。バスバーホルダ4においてヒンジ9が設けられていない側の側壁11には一定間隔毎にロック受け部13が張り出し形成されている。各ロック受け部13は高さ方向へ貫通して形成されている。
一方、蓋部10はバスバーホルダ4の上面全体を閉止可能な平板状に形成され、バスバーホルダ4における一方の側壁11であって連結壁12と対応する部位に間欠的に配された複数のヒンジ9によって開閉可能となっている。蓋部10には作業用開口20が開口し、この作業用開口20は蓋部10が本体部8を閉じた状態で、バスバー3における両差し込み孔5を含む所定領域を露出することができる大きさに形成されている。また、蓋部10におけるヒンジ9が設けられていない側の長辺には各ロック受け部13と対応してロック爪14が突出して形成されている。各ロック爪14は、蓋部10が閉止されると対応するロック受け部13内に挿入されてロック受け部13の下縁部に係止し、蓋部10全体をロック状態に保持可能である。
バスバーホルダ4において連結壁12相互の間には、バスバー3を収容するためのバスバー収容部15が設けられている。すなわち、各バスバー収容部15は長さ方向に沿って一定間隔毎に配され、いずれも高さ方向の双方向へ開口して形成され、バスバー3は上面側(蓋部10によって閉止される側)から嵌め入れられる。
各バスバー収容部15内には、バスバー3を変位可能に支持するためのばね部6が配され、それぞれはバスバーホルダ4と一体に設けられている。ばね部6は各バスバー収容部15における両連結壁12の中央部に対称に配されたもの同士を対とし、同じく両側壁11の中央部に対称に配されたもの同士を対とした計4箇所に配されている。各ばね部6は、両端が連結壁12あるいは側壁11に接続された両持ち状の弾性脚16を有しており、連結壁12あるいは側壁11に対し接近あるいは離間する方向への撓みが可能となっている。
弾性脚16の長さ方向中央部には、弾性脚16より薄肉の平板状に形成されたバスバー受け片17が内向きかつ水平に突出し、バスバー3の側縁部を下面側から支持することができる。また、バスバー受け片17の上面には連結軸部18(係止部)が上向きに突出している。各連結軸部18の外径はバスバー3の連結孔7の孔径よりもやや大きめに形成されている。かくして、各ばね部6の連結軸部18がバスバー3の対応する連結孔7に圧入されてバスバー3と各ばね部6とが連結状態となれば、バスバー3はバスバー収容部15のほぼ中心に合芯された状態で位置決めされる。
なお、図2に示すように、バスバー3をバスバー収容部15内に組み込んだ状態で、各バスバー3と各ばね部6(弾性脚16)とは非接触となる場合を示したが、バスバー3が各ばね部6を外方へ撓ませた弾接状態となるように設定してもよい。
なお、図2に示すように、バスバー3をバスバー収容部15内に組み込んだ状態で、各バスバー3と各ばね部6(弾性脚16)とは非接触となる場合を示したが、バスバー3が各ばね部6を外方へ撓ませた弾接状態となるように設定してもよい。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。バッテリ接続具J1の組立て作業を説明すると、バスバーホルダ4の蓋部10を開放状態にし、各バスバー収容部15へバスバー3を上方から収容する。その場合、バスバー3の各連結孔7を各ばね部6の連結軸部18に圧入させつつバスバー3の側縁部をバスバー受け片17上に支持させる。これによって、バスバー3はバスバー収容部15の中心部に合芯状態で位置決めされる。その後、蓋部10を閉じてロック爪14をロック受け部13に挿入すると、ロック受け部13が外方へ膨出変形してロック爪14が貫通することができ、その結果、ロック爪14がロック受け部13の下縁部に係止することにより、各バスバー3がバスバーホルダ4内に組み込まれる。
こうして組み立てられたバッテリ接続具J1はバッテリ集合体Bとの接続現場へ搬入される。バッテリ集合体Bとの接続作業にあたり、まず、各電極2には円筒状のスペーサ部材19が嵌め込まれる(図4参照)。そのうえで、バッテリ集合体Bのうち最も端部側に位置する小型バッテリ1の一方の電極2及び隣接する小型バッテリ1における極性の異なる電極2に対して、対応するバスバー3の両差し込み孔5へ嵌め付ける。このような作業の基準となる嵌め付け作業に伴い、他のバスバー3の差し込み孔5へも対応する小型バッテリ1の電極2が自動的に差し込まれる。
しかし、上記した基準の位置から遠ざかるにつれ、小型バッテリ1の電極2と対応するバスバー3の差し込み孔5との位置ずれ量が積み上がるため、そのままでは電極2への差し込みができなくなる事態が生じる。そのような場合には、手作業にて対象となるバスバー3をバスバー収容部15内で適宜に変位操作する。すなわち、差し込み孔5と電極2との位置ずれ方向に合わせてバスバー3を操作すると、各ばね部6の弾性脚16が内外方向へ撓み変形することによってバスバー3を平面方向に移動させることができ、これによって差し込み孔5と電極2との位置ずれが容易に調整される。この場合、バスバー3は当初からバスバー収容部15の中心位置に位置決めされているため、バスバー3はいずれの方向に移動させるにしても移動距離が短くて済む、と言う効果が得られる。
上記の作業をバッテリ集合体Bにおける二列の電極列に対して行なった後、全ての電極2に対してナット21にて締め込んでやれば、バッテリ接続具J1によるバッテリ接続作業が完了する。
以上のように、実施形態1によれば、各バスバー3はばね部6を撓ませることでバスバー収容部15内を円滑に変位することができるため、電極2と差し込み孔5との位置ずれを簡単に吸収することができる。また、バッテリ接続具J1の搬送時には、バスバー3は各ばね部6によって四方から取り囲まれて平面方向における位置決めがされているため、平面方向へのがたつきが確実に防止される。また、バスバー3は各連結軸部18との圧入により連結されていること、及び蓋部10が閉じられている状態で蓋部10内面との間に殆ど隙間がないことによって垂直方向についても移動規制がされるため、垂直方向へのがたつきも併せて防止される。
<実施形態2>
図5及び図6は本発明の実施形態2に係るバッテリ接続具J2を示している。本実施形態2では、バスバー3の周縁部に耐熱樹脂部22を一体に形成している。耐熱樹脂部22はバスバーホルダ4よりも耐熱性の高い合成樹脂材によって形成され、バスバー3の全周縁部にインサート成形によって形成されている。すなわち、耐熱樹脂部22はバスバー3の周縁部を全周に沿ってほぼ均一幅をもって表裏両面から覆うとともに、バスバー3から外方へほぼ均一幅をもって張り出している。また、耐熱樹脂部22の両長辺の中央部と両短辺の中央部には、各ばね部6Aとの連結のための連結凹部23(係止受け部)が設けられている。各連結凹部23は耐熱樹脂部22の外縁部の下面側に凹み形成され、それぞれは矢羽根状に形成されている。
図5及び図6は本発明の実施形態2に係るバッテリ接続具J2を示している。本実施形態2では、バスバー3の周縁部に耐熱樹脂部22を一体に形成している。耐熱樹脂部22はバスバーホルダ4よりも耐熱性の高い合成樹脂材によって形成され、バスバー3の全周縁部にインサート成形によって形成されている。すなわち、耐熱樹脂部22はバスバー3の周縁部を全周に沿ってほぼ均一幅をもって表裏両面から覆うとともに、バスバー3から外方へほぼ均一幅をもって張り出している。また、耐熱樹脂部22の両長辺の中央部と両短辺の中央部には、各ばね部6Aとの連結のための連結凹部23(係止受け部)が設けられている。各連結凹部23は耐熱樹脂部22の外縁部の下面側に凹み形成され、それぞれは矢羽根状に形成されている。
一方、各ばね部6は基本的には実施形態1と同様の構成であるが、バスバー受け片17は持たず、弾性脚16Aの中央部からは矢羽根状に形成された連結突起(係止部)が水平にかつバスバー3側へ向けて突出形成されている。
上記のように構成された実施形態2では、バスバー3の各連結突起24をバスバー3の連結凹部23へ下面側から差し込んでやれば、各連結突起24は対応する連結凹部23内に整合した状態で圧入される。これによって、バスバー3は各バネ部6Aによって四方から取り囲まれた状態で保持されるため、バスバー収容部15の中心部に位置決めされ、かつ水平方向へ抜け止めされた状態で支持される。
本実施形態においてもバスバー3は撓み可能な4つのばね部6Aによってバッテリの並び方向及びこれと交差する方向へ変位可能に保持されているため、差し込み孔5と電極2との位置ずれを簡単に吸収することができる。また、実施形態2によれば、バスバー3が通電に伴って発熱することがあっても、バスバーホルダ4との間には耐熱性の高い樹脂材よりなる耐熱樹脂部22が介在し、直接には接触しないようにしたため、熱害(熱変形等)の心配がない。したがって、バスバーホルダ4の材質として耐熱性の低い安価な樹脂材を選択することも可能である。
なお、他の構成は実施形態1と同様であり、同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
なお、他の構成は実施形態1と同様であり、同一符号を付すことで詳細な説明は省略する。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓋部10を本体部8に対してヒンジ9によって一体に接続したものを示したが、別体に構成されてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓋部10を本体部8に対してヒンジ9によって一体に接続したものを示したが、別体に構成されてもよい。
(2)上記実施形態では、正負電極2が同一端面に配された形式の小型バッテリ1を例示したが、本発明は異なる端面に配される形式の小型バッテリ1にも適用可能である。
(3)上記実施形態では各ばね部6,6Aをバスバーホルダ4に一体に形成したが、別体に形成してバスバーホルダ4に組み付けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態ではばね部6,6Aはバスバー3を四方から取り囲むように配置したが、少なくともバッテリの並び方向にさえ配置されていれば良く、これと直交する向きのものは省略が可能である。
(5)なお、各ばね部6,6Aとバスバー3側との連結構造は種々の形式が考えられ、決して限定されるべきものではない。
(6)実施形態2では耐熱樹脂部22の形成領域がバスバー3の全周縁部であったが、各ばね部6Aと接する部分のみに限定して形成するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では各ばね部6,6Aをバスバーホルダ4に一体に形成したが、別体に形成してバスバーホルダ4に組み付けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態ではばね部6,6Aはバスバー3を四方から取り囲むように配置したが、少なくともバッテリの並び方向にさえ配置されていれば良く、これと直交する向きのものは省略が可能である。
(5)なお、各ばね部6,6Aとバスバー3側との連結構造は種々の形式が考えられ、決して限定されるべきものではない。
(6)実施形態2では耐熱樹脂部22の形成領域がバスバー3の全周縁部であったが、各ばね部6Aと接する部分のみに限定して形成するようにしてもよい。
1…小型バッテリ
2…電極
3…バスバー
4…バスバーホルダ
5…差し込み孔
6,6A…ばね部
7…連結孔(係止受け部)
15…バスバー収容部
18…連結軸部(係止部)
22…耐熱樹脂部
23…連結凹部(係止受け部)
24…連結突起(係止部)
2…電極
3…バスバー
4…バスバーホルダ
5…差し込み孔
6,6A…ばね部
7…連結孔(係止受け部)
15…バスバー収容部
18…連結軸部(係止部)
22…耐熱樹脂部
23…連結凹部(係止受け部)
24…連結突起(係止部)
Claims (5)
- 複数のバッテリを並べ隣接するバッテリの異なる極性の電極同士を接続させることによって、前記各バッテリを直列に接続するバッテリ接続具であって、
極性の異なる前記電極へ差し込み可能な一対の差し込み孔が貫通し導電材にて形成された複数のバスバーと、各バスバーを組み込み可能で合成樹脂材にて形成されたバスバーホルダとからなるとともに、
前記バスバーホルダは各バスバーを組み込むためのバスバー収容部が前記バッテリの並び方向に沿って複数個所に形成されかつこのバスバー収容部は前記電極と対向する側が開口して形成され、また、前記バスバー収容部内には、前記バッテリの並び方向にばね部が配され、このばね部が前記バスバーに連結されることにより、前記バスバーがバッテリの並び方向へ変位可能となっていることを特徴とするバッテリ接続具。 - 前記ばね部は、前記バスバーにおける前記バッテリの並び方向に沿った両側縁部に連結される他の対も備えられていることを特徴とする請求項1記載のバッテリ接続具。
- 前記各ばね部には係止部が一体に形成され、前記バスバー側には前記係止部と係止する係止受け部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリ接続具。
- 前記バスバーの周縁部のうち少なくとも前記ばね部と連結する部位には、前記ばね部よりも耐熱性の高い樹脂材にて形成された耐熱樹脂部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバッテリ接続具。
- 前記耐熱樹脂部は、前記バスバーに対しインサート成形によって一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のバッテリ接続具。
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