JP3801961B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ通信及び電子メール通信を含む2以上の通信手段により情報を受信可能な通信装置、具体的には、インターネットに接続する機能を備えたファクシミリ装置等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファクシミリ装置等の通信装置は多機能化してきており、ファクシミリ送受信以外にも、インターネットに接続して電子メールの送受信を行なったり、インターネット上のサイトから情報をダウンロードしたりする機能を備えたものが増えてきている。このような通信装置においては、受信した情報を用紙に記録出力する際に、その通信手段に関わらず、全ての受信した情報を同じように用紙に記録出力することとしており、通信装置の使用者は、当該記録出力された情報が、いずれの通信手段により受信した情報であるかを容易に判別することができないようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような通信装置が受信する情報のうち、電子メールにより受信する情報は、広告メール等のように使用者にとって不必要な内容のものが含まれている場合があり、重要度は低い場合が多いと考えられる。また、インターネット上のサイトからダウンロードした情報についても、使用者にとって有益な情報ではあるが、特に重要度の高い情報は少ないと考えられる。一方、ファクシミリ受信する情報は、ファクシミリのダイヤル番号を知っている送信者により送信されている情報であって、なおかつ、その送信者は送信後すぐに受信者が見ることを前提として送信している場合も多く、比較的緊急度が高い重要な情報が含まれていると考えられる。したがって、これらの各通信手段により受信した情報を、同じように用紙に記録出力することとすると、通信装置の使用者にとって緊急性の高い重要な情報が、他の比較的緊急度の低くあまり重要でない情報に紛れて見過ごされてしまう場合があるという問題がある。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通信装置において受信した情報を、その受信した通信手段毎に区別して記録出力できるようにすることにより、使用者にとって緊急性の高い重要な情報が、他の比較的緊急度の低くあまり重要でない情報に紛れて見過ごされる事態が生じることを防止することを技術課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記技術課題を解決するための具体的手段は、次のようなものである。すなわち、請求項1に記載する通信装置は、ファクシミリ通信及び電子メール通信を含む2以上の通信手段により情報を受信可能な通信装置において、受信した情報を自動的に用紙に記録出力するか否かについて、その情報を受信した通信手段毎に個別に設定可能としたことを特徴とするものである。
【0006】
請求項2に記載する通信装置は、請求項1に記載する構成において、受信した情報を用紙に記録出力する際に、どの通信手段により受信した情報であるかを表示する識別表示を記録出力することを特徴とするものである。
【0007】
請求項3に記載する通信装置は、請求項2に記載する構成において、前記識別表示は、受信した情報を記録する用紙の一部に設け、又は受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設けることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る通信装置1を、インターネットに接続して電子メールの送受信を行なう機能を備えたファクシミリ装置に適用した場合の実施の形態について図面に基づいて説明する。すなわち、本実施形態においては、通信装置1が情報を受信するための通信手段としては、ファクシミリ通信、及び電子メール通信の2通りの手段がある場合について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。以下、この図1に基づいて、本実施形態に係る通信装置1の具体的構成について説明する。
【0009】
ファックスモデム2は、通信装置1がファクシミリ送受信を行なう際に、送受信される画像データ等の情報の変調及び復調を行なう装置である。データモデム3は、通信装置1がダイヤルアップ接続によりインターネットに接続して電子メール送受信を行なう際に、送受信される文書データや画像データ等の情報の変調及び復調を行なう装置である。網制御装置(NCU)4は、通信装置1を公衆電話交換網(PSTN)5に接続するための接続制御を行なう装置であり、通信装置1がファックスモデム2を用いてファクシミリ送受信を行なう際や、データモデム3を用いてダイヤルアップ接続によりインターネットに接続する際等に動作するものである。なお、本実施形態においては、このデータモデム3と網制御装置(NCU)4を用いてダイヤルアップ接続によりインターネットに接続する場合について説明するが、通信装置1がインターネットに接続するための手段はこれに限定されるものではなく、通信装置1を図示しないLANに接続するためのLAN接続部を備え、LANを介してインターネットに接続する構成とすることも可能である。
【0010】
原稿読取部6は、ファクシミリ送信や電子メール送信のために、送信する原稿の画像を走査して画像データとして読み取るための部分であって、図示しないが、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサや光源等の光学系、フラットベッドスキャナ(FBS:FlatBed Scanner)や原稿自動供給装置(ADF:Automatic Document Feeder)等の原稿供給機構等を有して構成されている。この原稿読取部6の構成としては、コピー機、ファクシミリ装置、あるいはスキャナ等の分野において公知の各種機構を用いることが可能である。
【0011】
記録部7は、ファクシミリ受信した情報や、電子メール受信した情報の内容を用紙に記録出力するための部分である。この記録部7における記録方式としては、例えば、電子写真方式、感熱記録方式、あるいはインクジェット記録方式等のこの分野で公知の各種の記録方式を用いることができる。そして、この記録部7の具体的構成としては、前記のような各記録方式を実現するためのコピー機やファクシミリ装置等の分野において公知の各種構成を用いることができる。
【0012】
画像メモリ8は、ファクシミリ受信した画像データ等の情報、電子メール受信した文書データや画像データ等の情報、或いは、ファクシミリ送信又は電子メール送信のために原稿読取部6において読み取った原稿の画像データ等の情報を一時的に格納するためのメモリである。この画像メモリ8においては、文書データや画像データ等の情報は、コーデック9により符号化された状態で格納される。コーデック9は、ファクシミリ送受信等のために画像データ等の情報の符号化及び復号を行なう回路である。また、ここでは、電子メール受信した文書データや画像データ等の情報を画像メモリ8に格納する際にもコーデック9による符号化が行なわれる。ここで用いられる符号化の方式としては、ファクシミリ送受信のために一般的に用いられている符号化の方式が好適であり、具体的には、MMR(モディファイド・モディファイド・リード)方式、MR(モディファイド・リード)方式、あるいはMH(モディファイド・ハフマン)方式等が該当する。
【0013】
操作部10は、使用者が通信装置1に対する動作指示や設定等の入力を行なうための部分であって、図示しないが、ファクシミリ送信や電子メール送信等の処理の開始命令等の指示を入力するためのスタートキー、送信先のダイヤル番号や電子メールアドレス等を入力するためのテンキー、通信装置1の設定操作を行なうためのファンクションキー等の各種操作キーを有して構成されている。表示部11は、通信装置1の動作状態や設定状態等を表示するための部分であって、図示しないが、液晶表示画面やLEDランプ等の表示装置を有して構成されている。
【0014】
MPU(Microprocessing Unit)12は、バス13を介して通信装置1を構成する各部と接続されており、これらの各部の動作制御を行なう演算処理回路である。RAM(Random Access Memory)14は、MPU12による通信装置1の動作処理の実行に伴って取得された各種データや設定情報等を格納するメモリである。このRAM14に格納される情報としては、ここでは、通信管理テーブル15と、識別表示設定16と、自動記録設定17とが含まれる。
【0015】
ここで、通信管理テーブル15とは、通信装置1がファクシミリ受信した情報、及び電子メール受信した情報の管理を行なうためのテーブルであり、具体的には、その情報を受信した日時、その情報の発信元のダイヤル番号又は電子メールアドレス、及び、その情報の受信に用いられた通信手段等の管理事項を受信した各情報毎に記憶して管理している。なお、本実施形態においては、この通信管理テーブル15に記憶される管理事項のうちの情報の受信に用いられた通信手段は、ファクシミリ通信又は電子メール通信のいずれかとなる。そして、この通信管理テーブル15への前記管理事項の記憶は、通信装置1がファクシミリ又は電子メールにより情報を受信した際に行なわれる。
【0016】
また、識別表示設定16とは、受信した情報を用紙に記録出力する際に、その受信した情報がどの通信手段により受信したものであるかを表示する識別表示18(図2及び図3参照)を、どのような態様で記録出力するかについての設定情報である。この識別表示18は、受信した情報を記録する用紙の一部に設け、又は受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設けることが可能である。本実施形態においては、識別表示18は、図2に示すように、受信した情報を記録する用紙の最上部の余白部分にヘッダとして設けるか、又は、図3に示すように、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に表紙として設けるかのいずれかの態様により記録出力することとしている。したがって、識別表示設定16は、これらのいずれの態様により識別表示18を記録出力するかについて設定する情報となる。なお、この識別表示設定16は、通信装置1の使用者が操作部10を操作して予め設定しておくものとする。
【0017】
この識別表示18の内容としては、その受信した情報に関して通信管理テーブル15に記憶された管理事項が用いられる。具体的には、図2及び図3に示すように、その情報を受信した日時19、その情報の発信元のダイヤル番号20又は電子メールアドレス21、及び、その情報の受信に用いられた通信手段22等である。そして、識別表示18は、これらの事項を所定の順序及び位置に配置することにより構成される。
【0018】
また、自動記録設定17とは、受信した情報を自動的に用紙に記録出力するか否かについての設定情報である。すなわち、この自動記録設定17が、受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定である場合には、通信装置1が受信した情報は自動的に用紙に記録出力され、自動記録設定が、受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定でない場合には、通信装置1が受信した情報は画像メモリ8に格納され、使用者により記録出力の指示の入力があるまで用紙に記録出力されることはない。本実施形態においては、この自動記録設定17は、その情報を受信した通信手段毎に個別に設定可能としている。したがって、例えば、ファクシミリ受信した情報は自動的に用紙に記録出力し、電子メール受信した情報は自動的に用紙に記録出力せずに画像メモリ8に格納するという設定や、この逆の設定等も可能となる。なお、この識別表示設定16は、通信装置1の使用者が操作部10を操作して予め設定しておくものとする。
【0019】
また、ROM23は、MPU12の動作処理に必要な各種の動作プログラム等を格納するメモリである。このROM23に格納される動作プログラムとしては、ここでは、通信手段判別プログラム24と、識別表示作成プログラム25と、記録制御プログラム26とが含まれる。ここで、通信手段判別プログラム24とは、情報を受信した際に、その情報の受信に用いられた通信手段を判別し、RAM14の通信管理テーブル15における当該情報の受信に用いられた通信手段として記憶させる処理をMPU12に実行させるためのプログラムである。識別表示作成プログラム25とは、RAM14の識別表示設定16及び通信管理テーブル15に記憶された内容に従って、受信した情報を用紙に記録出力する際に、その情報についての識別表示18(図2及び図3参照)を作成し、所定の位置に配置して記録出力する処理をMPU12に実行させるためのプログラムである。記録制御プログラム26とは、RAM14の自動記録設定17に従って、受信した情報を用紙に自動的に記録する処理をMPU12に実行させるためのプログラムである。これらの動作プログラムに基づいて動作する通信装置1の動作処理については、後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0020】
次に、本発明の実施形態に係る通信装置1において、ファクシミリ又は電子メールにより情報を受信し、その受信した情報を用紙に記録出力する際の動作処理について、図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、これらの図において、丸で囲まれた「A」の記号は、それぞれの図における同じ記号と連続するものとする。また、このフローチャートに示す通信装置1の各部の動作は、ROM23に格納されている通信手段判別プログラム24、識別表示作成プログラム25、及び記録制御プログラム26を含む動作プログラムに従って動作するMPU12の制御の下に行なわれる。
【0021】
まず、通信装置1がファクシミリ又は電子メールにより情報を受信したか否かについて判断する(S1)。通信装置1が情報を受信していない場合には(S1:NO)、そのまま待機する。そして、通信装置1が情報を受信した場合には(S1:YES)、次に、その受信した情報がファクシミリにより受信したものか、電子メールにより受信したものかについて判断する(S2)。本実施形態においては、この判断は、データモデム3とファックスモデム2のいずれを用いて受信したかを判別することにより行なう。すなわち、データモデム3を用いて情報を受信した場合には、電子メールにより受信したものと判断し、ファックスモデム2を用いて情報を受信した場合には、ファクシミリにより受信したものと判断する。この受信した情報がいずれの通信手段により受信されたものか判別された結果は、RAM14の通信管理テーブル15にその情報についての管理事項の一つとして格納される。
【0022】
そして、その受信した情報がファクシミリにより受信したものである場合には(S2:ファクシミリ)、次に、自動記録設定17を参照し、ファクシミリ受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定であるか否かについて判断する(S3)。自動記録設定17が、ファクシミリ受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定である場合には(S3:YES)、次に、識別表示設定16を参照し、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定であるか否かについて判断する(S4)。識別表示設定16が、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定である場合には(S4:YES)、図3(a)に示すように、ファクシミリ受信した情報である旨を表示する識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の1枚の用紙に表紙として配置して記録出力する(S5)。また、ここでは、この識別表示18には、その情報を受信した日時19と、その情報の発信元のダイヤル番号20も含まれる。その後、ファクシミリ受信した情報を用紙に記録出力する(S6)。これにより処理は終了する。
【0023】
一方、処理S4において、識別表示設定16が、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定でない場合には(S4:NO)、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙の一部に設ける設定であると判断することができるので、図2(a)に示すように、ファクシミリ受信した情報である旨を表示する識別表示18を、受信した情報を記録する用紙の最上部の余白部分にヘッダとして配置するとともに、その下方にファクシミリ受信した情報を配置して用紙に記録出力する(S7)。また、ここでは、この識別表示18には、その情報を受信した日時19と、その情報の発信元のダイヤル番号20も含まれる。そして、これにより処理は終了する。
【0024】
処理S3において、自動記録設定17が、ファクシミリ受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定でない場合には(S3:NO)、ファクシミリ受信した情報は画像メモリ8に格納され、使用者により記録出力の指示の入力があるまで用紙に記録出力されない設定であると判断することができるので、次に、その受信した情報を記録出力する指示が入力されたか否かについて判断する(S8)。この受信した情報を記録出力する指示の入力は、通信装置1の使用者が操作部10を操作することにより行なう。そして、受信した情報を記録出力する指示が入力された場合には(S8:YES)、処理はS4へ進み、識別表示設定16に従った所定の識別表示18と、そのファクシミリ受信した情報を用紙に記録出力する処理を行なう(S4〜S7)。受信した情報を記録出力する指示が入力されない場合には(S8:NO)、そのまま処理は終了する。
【0025】
一方、受信した情報が電子メールにより受信したものである場合には(S2:電子メール)、次に、自動記録設定17を参照し、電子メール受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定であるか否かについて判断する(S9)。自動記録設定17が、電子メール受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定である場合には(S9:YES)、次に、識別表示設定16を参照し、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定であるか否かについて判断する(S10)。識別表示設定16が、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定である場合には(S10:YES)、図3(b)に示すように、電子メール受信した情報である旨を表示する識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の1枚の用紙に表紙として配置して記録出力する(S11)。また、ここでは、この識別表示18には、その情報を受信した日時19と、その情報の発信元の電子メールアドレス21も含まれる。その後、電子メール受信した情報を用紙に記録出力する(S12)。これにより処理は終了する。
【0026】
一方、処理S4において、識別表示設定16が、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設ける設定でない場合には(S10:NO)、識別表示18を、受信した情報を記録する用紙の一部に設ける設定であると判断することができるので、図2(b)に示すように、電子メール受信した情報である旨を表示する識別表示18を、受信した情報を記録する用紙の最上部の余白部分にヘッダとして配置するとともに、その下方に電子メール受信した情報を配置して用紙に記録出力する(S13)。また、ここでは、この識別表示18には、その情報を受信した日時19と、その情報の発信元の電子メールアドレス21も含まれる。そして、これにより処理は終了する。
【0027】
処理S9において、自動記録設定17が、電子メール受信した情報を自動的に用紙に記録出力する設定でない場合には(S9:NO)、電子メール受信した情報は画像メモリ8に格納され、使用者により記録出力の指示の入力があるまで用紙に記録出力されない設定であると判断することができるので、次に、その受信した情報を記録出力する指示が入力されたか否かについて判断する(S14)。この受信した情報を記録出力する指示の入力は、通信装置1の使用者が操作部10を操作することにより行なう。そして、受信した情報を記録出力する指示が入力された場合には(S14:YES)、処理はS10へ進み、識別表示設定16に従った所定の識別表示18と、その電子メール受信した情報を用紙に記録出力する処理を行なう(S10〜S13)。受信した情報を記録出力する指示が入力されない場合には(S14:NO)、そのまま処理は終了する。
【0028】
なお、本実施形態においては説明しなかったが、通信装置1が、タイマー等により所定の時刻に自動的にインターネットに接続し、インターネット上のサイトから情報をダウンロードする機能を備える場合についても、同様に本発明を適用することが可能である。この場合、インターネット上のサイトから自動的にダウンロードされた情報についても、ファクシミリ受信した情報や電子メール受信した情報と同様に、用紙に記録出力されることとなる。したがって、この場合には、ファクシミリ通信、電子メール通信、及びインターネット上のサイトとの通信の3通りの通信手段のいずれにより受信した情報であるかを識別できるようにするために、各通信手段毎に、その受信した情報を用紙に記録出力する際に、どの通信手段により受信した情報であるかを表示する識別表示18を記録出力することとなる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る通信装置によれば、ファクシミリ通信及び電子メール通信を含む2以上の通信手段により情報を受信可能な通信装置において、受信した情報を自動的に用紙に記録出力するか否かについて、その情報を受信した通信手段毎に個別に設定可能としたことにより、緊急性の高い重要な情報が含まれている可能性が高い通信手段により受信した情報は自動的に用紙に記録出力し、緊急性が低くあまり重要でない情報が含まれている可能性が高い通信手段により受信した情報は自動的に記録出力しないように設定することが可能となり、用紙やトナー等の無駄を防止できる等のように通信装置の使用者にとって利便性が増すとともに、緊急性の高い重要な情報が、他の比較的緊急性が低くあまり重要でない情報に紛れて見過ごされる事態が生じることを確実に防止することができる。
【0030】
本発明の請求項2に係る通信装置によれば、上述の効果に加えて、受信した情報を用紙に記録出力する際に、どの通信手段により受信した情報であるかを表示する識別表示を記録出力することにより、通信装置の使用者は、その識別表示を見れば、記録出力された情報がどの通信手段により受信した情報であるかを容易に判別することができ、受信した通信手段により自動的に用紙に記録出力するか否かの設定を個別に行なう等のように優先度の異なる対応をすることが可能となり、使用者にとって緊急性の高い重要な情報が、他の比較的緊急性が低くあまり重要でない情報に紛れて見過ごされる事態が生じることを防止することができる。
【0031】
本発明の請求項3に係る通信装置によれば、上述の効果に加えて、前記識別表示は、受信した情報を記録する用紙の一部に設け、又は受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設けることにより、受信した情報がどの通信手段により受信されたものであるかを容易に識別できるように表示することができる。また、通信装置の使用者が見易い方の識別表示を選択して使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る通信装置において、識別表示を、受信した情報を記録する用紙の最上部の余白部分にヘッダとして設けた場合の例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る通信装置において、識別表示を、受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に表紙として設けた場合の例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る通信装置において、ファクシミリ又は電子メールにより情報を受信し、その受信した情報を用紙に記録出力する際の動作処理を示すフローチャートの前半部分である。
【図5】本発明の実施形態に係る通信装置において、ファクシミリ又は電子メールにより情報を受信し、その受信した情報を用紙に記録出力する際の動作処理を示すフローチャートの後半部分である。
【符号の説明】
1 通信装置
7 記録部
10 操作部
12 MPU
14 RAM
15 通信管理テーブル
16 識別表示設定
17 自動記録設定
18 識別表示
23 ROM
24 通信手段判別プログラム
25 識別表示作成プログラム
26 記録制御プログラム
Claims (3)
- ファクシミリ通信及び電子メール通信を含む2以上の通信手段により情報を受信可能な通信装置において、受信した情報を自動的に用紙に記録出力するか否かについて、その情報を受信した通信手段毎に個別に設定可能としたことを特徴とする通信装置。
- 受信した情報を用紙に記録出力する際に、どの通信手段により受信した情報であるかを表示する識別表示を記録出力することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記識別表示は、受信した情報を記録する用紙の一部に設け、又は受信した情報を記録する用紙とは別の用紙に設けることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
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