JP3781515B2 - ポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポリエチレンテレフタレート繊維100%からなる裏地は、再生セルロース繊維100%からなる裏地に比べて、安価で、引っ張り・屈曲・摩耗に対する強度も強く、且つ洗濯による寸法安定性に優れ、外観変化の少ない特性を有しているという理由で衣服の裏地の代表的な素材として普及している。
しかし、ポリエチレンテレフタレート繊維100%からなる裏地は、再生セルロース繊維100%からなる裏地に比べて、縫製時の縫い代割や折り目付性能に劣るため、高級紳士婦人服の裏地として使用されるケースは少ない。
【0003】
裏地の縫い代割や折り目付の性能は、出来上がった衣服のシルエットの美しさに影響を及ぼす重要な因子である。例えば、縫い代がきれいに割れなかったり、折り目付がきれいにつかないと縫い代や折り目の部分が浮き上がった状態となり、衣服の裏側の外観が悪くなるばかりでなく、表地が本来もっている柔軟性やドレープ性を阻害し、衣服全体のシルエットが悪くなってしまう。
【0004】
ここで、縫い代割、折り目付とは次のとおりのことである。
縫い代割 :二枚の裏地を縫い合わせた後、縫い代の部分にアイロンを当て縫い目を割ったり、二枚の裏地を縫い目に沿って折り曲げること。
折り目付 :裏地のきせの部分にアイロンを当て、きせ部分がだぶつかない様に折り曲げること。例えば、袖口や上衣の裾の部分で重視される。
【0005】
又、裏地の役割の一つとして表地の皺発生を防ぐことが挙げられるが、ポリエチレンテレフタレート繊維100%から裏地は、再生セルロース繊維100%からなる裏地に比べて衣服の実着用時、小皺にはなりにくいが、一旦強固な皺がついてしまう(表地に比べて薄くてフラットな裏地には鋭角的な皺がつく。)と、ハンガー等に吊して置くだけでは消えず、特に大皺がついてしまうと衣服のシルエットまで阻害してしまうという欠点を有していた。
【0006】
一方、再生セルロース繊維100%からなる裏地は、縫い代割・折り目付性能に優れていることはもちろん吸湿性に優れているため、着用時の蒸れ感が無く制電性に優れていることや、風合いが柔軟で表地とのなじみがよく、又下着との滑り性能に優れているため、高価ではあるが高級紳士婦人服の裏地として使用されている。
【0007】
そこで、ポリエチレンテレフタレート繊維の欠点(縫い代割・折り目付と強固についた皺の消えにくさ)を改良し、且つ再生セルロース繊維の長所(吸湿性・柔軟性・滑り性等)を複合させる目的で、これらの繊維を交織した裏地が商品化されているが、ポリエチレンテレフタレート繊維の上記欠点は軽減はされるものの、経糸又は緯糸に用いるポリエチレンテレフタレート繊維の特性が発現するため、充分満足できるものが得られていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ポリエチレンテレフタレート繊維よりなる裏地の利点、すなわち引っ張り・摩耗・屈曲等に対する強さ及び洗濯による寸法安定性等の裏地機能を有し、かつ上述した縫い代割及び折り目付性及び強固に付いた皺の回復性を著しく改善し得るポリエステル系繊維100%より成る裏地及びポリエステル系繊維とセルロース系繊維よりなる交織裏地を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題について種々検討した結果、裏地を構成する経糸及び/又は緯糸としてポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いることにより、上述した縫い代割・折り目付性及び強固についた皺の回復性を著しく改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、経糸及び/又は緯糸がポリトリメチレンテレフタレート繊維で構成される織物からなる裏地であって、該織物の経糸及び/又は緯糸の密度が、経糸繊度50〜100デニールで経糸密度100〜180本/吋、緯糸繊度50〜120デニールで緯糸密度60〜130本/吋であることを特徴とする裏地を提供する。
また、ポリトリメチレンテレフタレート繊維が複合紡糸(鞘芯、サイドバイサイド)された繊維であることを特徴とする上記裏地を提供するものである。
【0010】
以下本発明について詳述する。
本発明で用いるポリトリメチレンテレフタレート繊維とは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維をいい、トリメチレンテレフタレート単位を約50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さらに好ましくは80モル%以上、特に好ましくは90モル%以上の範囲で含有するの繊維をいう。従って、第三成分として他の酸成分及び/又はグリコール成分の合計量が、約50モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらに好ましくは20モル%以下、特に好ましくは10モル%以下の範囲で含有するポリトリメチレンテレフタレート繊維を包含する。
【0011】
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより合成される。この合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、又、ポリエチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステルやナイロンとポリトリメチレンテレフタレートとを別個に合成した後、ブレンドしたり、複合紡糸(鞘芯、サイドバイサイド等)してもよい。
【0012】
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジオール等)、芳香族ジオキシ化合物(ハイドロキノン、ビスフェノールA等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(P−オキシ安息香酸等)等が挙げられる。又、1個又は3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用することが出来る。
【0013】
さらに、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
本発明においてポリトリメチレンテレフタレート繊維の紡糸については、1500m/分程度の巻取り速度で紡糸して未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法、紡糸−延撚工程を直結した直延法、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンドロー又はスピンテイクアップ法)、の何れを採用しても良い。
【0014】
又、繊維の形態は、長繊維でも短繊維でもよいが裏地としてはマルチフィラメントであることが好ましい。繊維の太さ、断面形状については特に制限されることはなく、長さ方向に太さが均一なものや太細のあるものでもよく、断面においても丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
【0015】
一般的に裏地として用いられる繊維のトータルデニールは、30〜120d、好ましくは50〜100dの範囲であり、単糸デニールでは0.5〜10d、好ましくは1〜5dの範囲である。
さらに糸条の形態としては、マルチフィラメント原糸(極細糸を含む)、甘撚糸〜強撚糸、混繊糸、仮撚糸(POYの延伸仮撚糸を含む)、いわゆるタスラン加工糸等の流体噴射加工糸等がある。
【0016】
経糸及び/又は緯糸がポリトリメチレンテレフタレート繊維で構成されてなる裏地とは好ましくは次のものをいうが、希望に応じてポリエチレンテレフタレート繊維等を混用したものでもよい。
ケース1:経糸及び緯糸がともにポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いる場合。
ケース2:経糸にポリトリメチレンテレフタレート繊維を用い、緯糸に銅アンモニア法レーヨン、ビスコース法レーヨン、ポリノジックレーヨンなどの再生セルロース繊維などを用いる場合。
ケース3:経糸に銅アンモニア法レーヨン、ビスコース法レーヨン、ポリノジックレーヨンなどの再生セルロース繊維などを用い、緯糸にポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いる場合。
【0017】
ケース1の場合は、安価で強度が強く、洗濯による寸法安定性に優れ、且つ縫い代割・折り目付性能及び強固についた皺の回復性に優れた裏地が得られる。
この場合、制電性を向上させる目的で、例えば経糸又は緯度にポリトリメチレンテレフタレートを主成分とし、制電剤を含有した制電糸等を用いてもよい。
ケース2、3の場合は、セルロース繊維の特性による吸湿性・柔軟性・滑り性とポリトリメチレンテレフタレート繊維の特性による強度、洗濯による寸法安定性を兼ね備えた裏地となり、且つ縫い代割・折り目付性能及び強固についた皺の回復性に優れた裏地となる。ケース2、3の場合のセルロース繊維のトータルデニール、及び単糸デニールは特に限定されることはないが、セルロース繊維の混率が50%程度となるため低湿度環境下(20℃×20%RH)での制電性をキープするため、経糸又は緯糸に用いるポリトリメレンテレフタレート繊維として、制電剤を含有した糸を用いることもできる。
又、ケース2,3において経糸又は緯糸がポリトリメチレンテレフタレート繊維又は再生セルロースを100%用いたものでも良いが、両者を例えば1〜3本交互に混用しても良い。
【0018】
本発明の裏地の織物組織は、特に限定されるものではないが、平組織、綾組織、朱子組織などであるが、平組織が好ましい。織物の経糸及び緯糸の密度としては、経糸繊度50〜100デニールの場合には経糸密度は100〜180本/吋、緯糸繊度50〜120デニールの場合には緯糸密度は60〜130本/吋の範囲であり、前記糸組み合わせのケース1〜3、又は使用服種、紳士又は婦人等の用途に応じて設定すすことができる。
使用する織機のタイプについても特に限定されるものではないが、織物の品質安定性及び製造コストの点から、ケース1、2の場合はウォータージェットルーム織機、ケース3の場合はエアージェットルーム織機が好ましい。
【0019】
本発明の裏地の染色仕上げ法についても特に限定されるものではなく、ケース1の裏地の場合は、通常のポリエチレンテレフタレート繊維を用いた裏地の加工方法と何ら変わるものではなく、一般的な製造工程、精練糊抜き−染色−仕上げ加工という工程になる。この場合、風合い柔軟化の目的で精練糊抜き後、アルカリ減量加工を実施しても良い。ケース2、3の場合は、精練糊抜き後にポリトリメチレンテレフタレート繊維を染色し引き続きセルロース繊維を染色する方法や、ポリトリメチレンテレフタレート繊維とセルロース繊維を同浴で染色する事も可能である。染色後の仕上げ加工時には、樹脂加工を併用しなくても本発明の目的を達成することは可能であるが、洗濯による寸法安定性をより向上させる目的でセルロース繊維に対して樹脂加工を併用して実施しても良い。
【0020】
【発明の実施の態様】
以下、実施例を以って、本発明を更に具体的に説明する。尚、性能評価は以下の方法で行った。
(1)縫い目割及び折り目付試験方法;経25cm×10cmのサンプルを2枚採取し、1.5cmの縫い代で中表同一方向で経糸に沿って縫い合わせる。縫い合わせ後のサンプルの縫い代を下記アイロン条件で縫い代を割る。引き続き、緯糸方向に5cmの折り代で折り目を下記アイロン条件で付ける。
【0021】
アイロン機種=滴下式スチームアイロン〔直本工業(株)製〕
表面温度=140℃
アイロン時間=4秒/20cm
アイロン圧=アイロン自重(16g/cm2 )
縫い目割りと折り目付けの判定は、アイロン直後について行った。
その判定基準は下記表1による
【0022】
【表1】
合格は、3級以上としたが、4級以上であれば表地のシルエットを阻害することはない。
【0023】
(2)皺の発生及び回復性評価
▲1▼ 実着用による皺の回復性:表地ウール100%の織物に各種裏地を取り付けた9号サイズのタイトスカートを作製し、実着用した場合の皺の発生・回復状況を視感判定した。皺の状況は、下記判定基準により評価した。1級:小皺及び大皺とも多く著しく悪い。
2 :鋭角的な大皺がある。
3 :大皺が若干あり小皺がやや目立つ。
4 :大皺はほとんどなく、小皺がやや目立つ。
5 :目立たない小皺は残っているが良好。
【0024】
また、用いたポリトリメチレンテレフタレート繊維の試験糸は次のように製造した。
ηsp/c=0.8のポリトリメチレンテレフタレートを紡糸温度265℃、紡糸速度1200m/分で紡糸して未延伸糸を得、次いで、ホットロール温度60℃、ホットプレート温度140℃、延伸倍率3倍、延伸速度800m/分で延撚して、50d/36f、及び75d/36fの延伸糸を得た。得られた延伸糸の強伸度、弾性率並びに10%伸長時の弾性回復率は、各々3.2g/d、46%、30g/d並びに98%であった。
【0025】
尚、10%伸長時の弾性回復率は、試料に0.01g/dの初荷重をかけ、毎分20%の伸びの一定割分の速度で伸ばし、伸度10%になったところで今度は逆に同じ速度で収縮させて、応力−歪曲線を画く。収縮中、応力が初荷重と等しい0.01g/dにまで低下した時の残留伸度をLとすると、下記式で算出した値である。
10%伸長時の弾性回復率=〔(10−L)/10〕×100(%)
【0026】
(実施例1)
表2記載の試験糸1を経糸に、同試験糸2を緯糸に用いた経密度98本/吋×緯密度80本/吋の平織物を作成し、該織物を試料として、表3に記載した条件で連続精練機を用いて、精練、水洗、中和、乾燥を行った。続いて表4に記載した条件で染色後、表5に記載した条件で仕上げ加工を行い製品とした。
(実施例2)
表2記載の試験糸1を経糸に、同試験糸4を緯糸に用いた経密度128本/吋×緯密度85本/吋の平織物を作成し、該織物を試料として、表3に記載した条件で連続精練機を用い、精練、水洗、中和、乾燥を行った。続いて表6に記載した条件で染色後、表7に記載した条件で仕上げ加工を行い製品とした。
【0027】
(実施例3)
表2記載の試験糸3を経糸に、同試験糸2を緯糸に用いた経密度131本/吋×緯密度80本/吋の平織物を作成し、該織物を試料として、表3に記載した条件で連続精練機を用い、精練、水洗、中和、乾燥を行った。続いて表6に記載した条件で染色後、表7に記載した条件で仕上げ加工を行い製品とした。
(実施例4)
表2記載の試験糸1を経糸に、同試験糸5を緯糸に用いた経密度128本/吋×緯密度85本/吋の平織物を作成し、該織物を試料として、表3に記載した条件で連続精練機を用い精練、水洗、中和、乾燥を行った。続いて表6に記載した条件で染色後、表7に記載した条件で仕上げ加工を行い製品とした。
【0028】
(比較例1)
経糸にポリエチレンテレフタレート繊維(旭化成工業製)50d/36f、緯糸もポリエチレンテレフタレート繊維(旭化成工業製)75d/36fを用いて得た平織物(密度:経98本/吋、緯80本/吋)を実施例1と同一の条件で精練、水洗、中和、乾燥、染色、仕上げ加工を行い比較例1の製品とした。
(比較例2)
経糸にポリエチレンテレフタレート繊維(旭化成工業製)50d/36f、緯糸に表2記載の試験糸4を用いた経密度128本/吋×緯密度85本/吋の平織物を試料として、実施例2と同一の条件で精練、水洗、中和、乾燥、染色、仕上げ加工を行い比較例2の製品とした。
【0029】
(比較例3)
経糸に表2記載の試験糸3を用い、緯糸にポリエチレンテレフタレート繊維(旭化成工業製)75d/36fを用いた経密度131本/×緯密度80本/吋の平織物を試料として、実施例2と同一の条件で精練、水洗、中和、乾燥、染色、仕上げ加工を行い比較例3の製品とした。
実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた製品の縫い代割性能、折り目付性能、実着用皺及び回復性の測定結果をまとめて表8に示した。
表8から明らかなように本発明の裏地は、縫い代割性能、折り目付性能、実着用皺&回復性に優れた表地のシルエットを阻害しないポリエステル100%裏地及びポリエステル繊維とセルロース繊維との交織裏地を得ることが出来る。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】
【表8】
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の裏地は、縫い代割性能、折り目付性能並びに実着用皺及び回復性に優れ、表地のシルエットを阻害しないポリエステル100%裏地及びポリエステル繊維とセルロース繊維との交織裏地を得ることが出来る。
Claims (1)
- 経糸及び/又は緯糸がポリトリメチレンテレフタレート繊維で構成される織物からなる裏地であって、該織物の経糸及び/又は緯糸の密度が、経糸繊度50〜100デニールで経糸密度100〜180本/吋、緯糸密度が緯糸繊度50〜120デニールで緯糸密度60〜130本/吋あることを特徴とする裏地。
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JP18025397A JP3781515B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18025397A JP3781515B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1112824A JPH1112824A (ja) | 1999-01-19 |
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Family
ID=16080042
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JP18025397A Expired - Lifetime JP3781515B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地 |
Country Status (1)
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-
1997
- 1997-06-23 JP JP18025397A patent/JP3781515B2/ja not_active Expired - Lifetime
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