JP2002242013A - ストレッチ裏地 - Google Patents

ストレッチ裏地

Info

Publication number
JP2002242013A
JP2002242013A JP2001381779A JP2001381779A JP2002242013A JP 2002242013 A JP2002242013 A JP 2002242013A JP 2001381779 A JP2001381779 A JP 2001381779A JP 2001381779 A JP2001381779 A JP 2001381779A JP 2002242013 A JP2002242013 A JP 2002242013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
weft
yarn
stretch
polytrimethylene terephthalate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001381779A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Igarashi
恒夫 五十嵐
Hisaharu Takeuchi
久治 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2001381779A priority Critical patent/JP2002242013A/ja
Publication of JP2002242013A publication Critical patent/JP2002242013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレッチ表地に匹敵する高い緯伸びを有
し、かつ、ソフトさ、しなやかさ、滑りの良さを合わせ
持つストレッチ裏地を提供すること。 【解決手段】 少なくとも緯糸は、ポリトリメチレンテ
レフタレートマルチフィラメント原糸で構成された織物
からなり、前記原糸は、偏平度1.3〜4の偏平断面を
有する単糸からなるストレッチ裏地。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリトリメチレン
テレフタレート繊維を用いた織物裏地に関する。詳しく
は、高いストレッチ性を有し、ソフトな風合い、滑らか
な表面を併せ持つポリトリメチレンテレフタレート繊維
からなるストレッチ裏地に関する。
【0002】
【従来の技術】織物裏地用素材は、ポリエステル系長繊
維とセルロース系長繊維に大別できる。ポリエステル系
長繊維100%よりなる裏地は、セルロース系長繊維1
00%で構成された裏地に比べて安価で、引っ張り、屈
曲及び摩耗に対する強度が強く、洗濯による寸法安定性
に優れ、外観変化の少ないことから、裏地に多く使用さ
れている。セルロース系長繊維100%よりなる裏地
は、風合い、吸湿性、吸汗性、制電性及び滑り性に優れ
るというポリエステル系繊維には無い長所を有し、特
に、高級婦人服分野の裏地として使用されている。ポリ
エステル系繊維とセルロース系繊維のもつお互いの長所
を複合させる目的で、これらの糸を交織した裏地も商品
化されている。
【0003】一方、衣服に使用される表地は、ウ−ル素
材とポリエステル素材に大別され、用途に応じて使い分
けられている。近年、特に、ウ−ル素材における大きな
特徴として、緯方向に大きな伸びを持たせたストレッチ
表地が脚光を浴びている。従来のウ−ル表地は、ストレ
ッチ率10%以下のものがほとんどであったが、近年、
緯糸にポリウレタン糸を混用して、20%以上の緯伸び
を持たせたストレッチ表地や、ポリウレタン糸を用いず
に加工段階の工夫により15%程度の緯伸びを持たせた
ナチュラルストレッチ表地を用いた衣服が急激な勢いで
伸びている。
【0004】これらストレッチ表地やナチュラルストレ
ッチ表地は緯伸びが非常に大きい為に、着用して日常動
作(座る、しゃがむ、腕を組む等)をしても表地が突っ
張ることがなく、被服圧も感じることなく、非常に快適
な着心地を得ることができる。特に、非常にタイトなパ
ンツを着用した場合、このパンツにはストレッチ表地や
ナチュラルストレッチ表地が多く用いられている。この
ようなウ−ル表地の採用の流れに対応するべく、高スト
レッチ率を有する裏地も商品化されている。また高スト
レッチ裏地に関する先行技術も多数開示されている。緯
方向に高いストレッチ率を有するポリエステル100%
裏地として、特開昭53−130363号公報、特公平
1−21261号公報、特公昭58−115144号公
報等には、緯糸に仮撚加工糸を用いて15%以上の緯伸
びを発現した裏地や加工方法が開示されている。
【0005】これらの裏地は、確かに高いストレッチ性
を有してはいるが、緯糸に仮撚加工糸を使用している
為、ざらつき感が強く、また緯糸の屈曲が大きい為、経
糸より緯糸が織物表面に浮き出た凹凸感の大きい構造の
裏地となる。したがって、裏地の重要な機能であるすべ
り性が低下し、衣服の着脱性や着用時の肌触りが悪いも
のとなる。一般的なポリエステル繊維からなる、アルカ
リ溶液による高減量加工された裏地は、厚みが0.07
mm、重さが0.49〜0.59N/m2と薄肉軽量で
あるのに対して、これら仮撚加工糸使いの裏地は厚みが
0.15mm、重さが0.65〜0.69N/m2もあ
り、ソフトさ、しなやかさとはかけ離れた裏地となって
いる。
【0006】このように、高ストレッチ率を発現させる
要件として、仮撚加工糸の捲縮特性を利用する場合に
は、ストレッチ性は発現できるものの、加工糸のねじれ
構造や嵩高構造が起因してざらつき感、凹凸感及び地厚
感の強い裏地となる欠点がある。一方、原糸使いで緯伸
びを発現させる方法としては、特公平7−78723号
公報に、緯糸にポリエステル系長繊維の原糸を用いてし
なやかさ(=ソフトで、膨らみがある)を持ち、かつ、
滑り性の良好な裏地が開示されているが、この裏地は緯
方向の伸びが4%以下である為、着用時の圧迫感を低減
させる効果は殆どない。
【0007】特開平11−256413号公報には、緯
糸に丸型の単糸断面形状を持つポリトリメチレンテレフ
タレ−トマルチフィラメント原糸を用いた、5〜12%
の緯伸びを有する裏地が開示されている。この裏地は、
従来の表地(緯伸び10%前後)と従来の裏地(緯伸び
2%以下)を組み合わせた衣服で多発する裏地の縫目滑
脱トラブルの解消を目的に開発されたものである。この
緯伸び5〜12%裏地と従来表地を組み合わせた衣服
は、着用中も縫目の滑脱が殆ど起こらない。更に5〜1
2%の緯伸びを有していることから、従来の表地と組み
合わせて衣服として着用した場合には、従来裏地(緯伸
び2%程度)と組み合わせた衣服に比べて被服圧が低減
し、着用感が向上することも認められている。
【0008】しかしながら、この裏地を 緯伸びが20
%以上あるようなストレッチ表地と組み合わせて衣服と
して着用した場合には、裏地のない場合よりも衣服の圧
迫感を感じやすい。これは、人間が座る、しゃがむ、腕
組みをする等の動作をした時に、皮膚は10〜30%も
伸びるといわれており、ストレッチ表地はその皮膚伸び
に匹敵する緯伸びを有している為、充分に追従するが、
10%未満程度の裏地の場合には追従しきれず突っ張っ
てしまう為、圧迫感を強く受けるものと考えられる。
【0009】被服圧を低減させる手段として、裏地にゆ
とりやキセを持たせる方法も知られているが、ストレッ
チ表地を使った衣服は身体にピッタリとフィットするタ
イトなデザインが重要である(表地が充分伸びるのでゆ
とりやキセは不要)。その為、ゆとりやキセをとると裏
地がだぶつき、着用感が非常に悪くなり、またシルエッ
トが損なわれるという問題が生じる。
【0010】以上述べたように、ストレッチ表地の持つ
特性(緯伸び大=低被服圧=着用感良好)を損ねず、か
つ、裏地が本来具備すべき性能(滑り性良好、ソフトで
しなやか)も兼ね備えた、ストレッチ表地に好適な裏地
は未だ開発されておらず、やむを得ず仮撚加工糸使いの
ざらつき感、凹凸感、地厚感の強いストレッチ裏地を使
用しているのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ストレッチ
表地に匹敵する高い緯伸びを有し、かつ、ソフトさ、し
なやかさ、滑りの良さを合わせ持つストレッチ裏地を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、前記課題を
解決する為には、単糸断面が特定の扁平度を有する扁平
断面形状のポリトリメチレンテレフタレートマルチフィ
ラメント原糸を使うことが有効であることを見出し、本
発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、少なく
とも緯糸は、ポリトリメチレンテレフタレートマルチフ
ィラメント原糸で構成された織物からなり、前記原糸
は、偏平度1.3〜4の偏平断面を有する単糸からなる
ストレッチ裏地である。
【0013】以下本発明について詳述する。本発明で用
いられるポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラ
メント原糸とは、トリメチレンテレフタレート単位を主
たる繰り返し単位とするポリエステルからなり、フィラ
メントが、通常、10〜150本、好ましくは15〜1
20本、より好ましくは20〜100本集合したもので
あって、仮撚り、押し込み、賦形、ニットデニット、流
体噴射加工等の捲縮かさ高加工処理が施されていない糸
をいう。マルチフィラメントの収束性を上げる為に、一
般的に施されているインターレース加工された糸や軽度
の撚りが施された糸は、本発明の範疇に入る。
【0014】ポリトリメチレンテレフタレートは、トリ
メチレンテレフタレート単位を50モル%以上、好まし
くは70モル%以上、より好ましくは80モル%以上、
最も好ましくは90モル%以上含むものである。したが
って、第三成分として、他の酸成分及び/又はグリコー
ル成分の合計量が50モル%以下、好ましくは30モル
%以下、より好ましくは20モル%以下、最も好ましく
は10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレン
テレフタレートを包含する。
【0015】ポリトリメチレンテレフタレートは、テレ
フタル酸又はその機能的誘導体と、トリメチレングリコ
ール又はその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当
な反応条件下に結合せしめることにより合成される。こ
の合成過程において、適当な一種又は二種以上の第三成
分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、ポリ
エチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタ
レート以外のポリエステルやナイロンと、ポリトリメチ
レンテレフタレートを別個に合成した後、ブレンドした
り、複合紡糸(鞘芯、サイドバイサイド等)してもよ
い。
【0016】ポリトリメリレングリコールの合成過程で
添加される第三成分としては、例えば、脂肪族ジカルボ
ン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸
(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン
酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、
脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロ
ピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂
環族グリコール(シクロヘキサンジオール等)、芳香族
ジオキシ化合物(ハイドロキノンビスフェノールA
等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス
(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテ
ルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキ
シカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(p−オキ
シ安息香酸等)等がある。1個又は3個以上のエステル
形成性官能基を有する化合物(安息香酸等又はグリセリ
ン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用でき
る。
【0017】混合紡糸や複合紡糸を行う場合の成分の混
合割合は、ポリトリメチレンテレフタレートが30〜7
0質量%の範囲であることが好ましい。複合紡糸に関し
ては、特公昭43−19108号公報、特開平11−1
89923号公報、特開2000−239927号公
報、特開2000―256918号公報等に例示される
ような、第一成分にポリトリメチレンテレフタレート、
第2成分にポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル、又はナイロンを用い、これらが並列的又
は偏芯的に配置された、サイドバイサイド型又は偏芯シ
ースコア型の複合紡糸がある。
【0018】中でも、ポリトリメチレンテレフタレート
と共重合ポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせ
や、極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフ
タレートの組み合わせが好ましく、特に、特開2000
−239927号公報に例示されるような、極限粘度の
異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを用
い、低粘度側が高粘度側を包み込むように接合面形状が
湾曲しているサイドバイサイド型に複合紡糸して製造さ
れた繊維が、高度のストレッチ性と嵩高性を兼備する為
により好ましい。
【0019】さらに、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸
等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外
線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑
剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃
剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤
等が含有されていてもよい。本発明において、ポリトリ
メチレンテレフタレートマルチフィラメント原糸の製造
方法は任意であるが、例えば、1500m/分程度の巻
取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚
する方法、紡糸−延撚工程を直結した直延法(スピンド
ロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法
(スピンテイクアップ法)等が挙げられる。
【0020】本発明に用いられるポリトリメチレンテレ
フタレートマルチフィラメント原糸の総繊度及び単糸繊
度には制限がないが、総繊度は、一般的には、裏地とし
て用いられる39〜133dtex、好ましくは56〜
110dtexの範囲であり、単糸繊度は0.22〜
5.6dtex、高ストレッチ性発現の為には、好まし
くは0.56〜3.3dtexの範囲である。ポリトリ
メチレンテレフタレートマルチフィラメント原糸を構成
する単糸の断面形状は、得られる裏地のストレッチ発現
性と密接な関係があり、扁平度が小さいと低いストレッ
チ率の裏地しか得られない。逆に、扁平度を大きくする
と特定の方向に非常に折れ曲がり易い構造となる。
【0021】本発明において、単糸断面の偏平度は1.
3〜4であることが必要であり、好ましくは1.5〜3
の範囲である。偏平度が1.3未満では曲げ剛性が大き
くなり、この原糸を緯糸に用いた裏地は、ストレッチ性
が不充分である。偏平度が4を超えると溶融紡糸時の紡
糸安定性が不良となり、原糸の太さが不均一になる為、
裏地に緯ムラ(染めムラ等)欠点が生じる。本発明の扁
平度を有する原糸を用いて製織すると、緯糸が経糸に充
分に巻き付いた形態の、すなわち、伸び成分を多く含ん
だ(生機幅が緯糸長より小さい)生機が製造でき、その
生機を幅入れ、熱処理加工することにストレッチ率の大
きな裏地を製造することが可能となる。
【0022】偏平断面形状は、単なる偏平型ばかりでな
く、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ
型、直方体型等、実質的に偏平であればよい。特定の方
向に優先的に曲げやすい、柔らかい断面構造であっても
よいが、特にW型断面形状を有する単糸からなるマルチ
フィラメント原糸がストレッチ性発現性の点からより好
ましい。
【0023】本発明の裏地は、緯糸としてポリトリメチ
レンテレフタレートマルチフィラメント原糸を用いるこ
とが必須であるが、経糸にも用いた、ポリトリメチレン
テレフタレートマルチフィラント原糸100%からなる
裏地が好ましい。この他に、経糸として、上記以外の他
素材、すなわち、ポリエチレンテレフタレート繊維やポ
リブチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊
維、銅アンモニア法レーヨン、ビスコース法レーヨン、
ポリノジックレーヨン、アセテート繊維等の再生セルロ
ース繊維等との交織裏地であってもよい。この場合、経
糸の総繊度及び単糸繊度は限定されるものではないが、
緯糸に用いるものと同程度の範囲の総繊度及び単糸繊度
を有するものが好ましい。
【0024】本発明の裏地の特徴は、マルチフィラメン
ト原糸使いにもかかわらっず、緯方向のストレッチ率が
10〜30%と大きいことである。この大きなストレッ
チ性を有する為に、ストレッチ表地又はナチュラルスト
レッチ表地と組み合わせて作った衣服を着用して、日常
動作(座る、しゃがむ、腕を組む等)を行っても、裏地
が突っ張ることがない為、被服圧をほとんど感じず、非
常に快適な着心地を得ることができる。
【0025】本発明の裏地の緯方向のストレッチ率は1
0〜30%の範囲が好ましく、より好ましくは12〜2
5%である。裏地の緯方向のストレッチ率が10%未満
の場合には、座る、しゃがむ等の日常動作で10%以上
の皮膚伸びが生じた時、裏地が突っ張る為 圧迫を受け
る。ストレッ率が30%を超えると、緯糸が浮き立った
構造となり、滑りが悪くなってざらつき感を受ける。本
発明のストレッチ裏地は 原糸使いの為、滑り性に優れ
る点にも大きな特徴がある。滑りの良否は、裏地を綿布
と摩擦させた時の動摩擦係数で定量的に表すことができ
る。仮撚加工糸を使った従来のストレッチ裏地は、緯糸
がねじれた嵩高い形態となっている為、経糸に比べて浮
き出た構造になっており、経糸方向(織り方向)の動摩
擦係数が著しく大きく、これがざらつきを感じる主因と
なっている。
【0026】本発明の裏地は、原糸使いで緯伸びを発現
している為、経糸方向及び緯糸方向とも動摩擦係数は小
さく、滑り性が良好である。動摩擦係数の好ましい範囲
は、織物組織によって異なり、平織物組織の場合は0.
22〜0.40、綾織物組織の場合は0.20〜0.3
8、朱子織物組織の場合は0.20〜0.35の範囲で
ある。一般に、動摩擦係数が0.40を越える裏地は、
素肌やパンティストッキング等との滑り性が悪い為、着
用中に不快感を生じる。またスカートやジャケットを着
脱する時にも滑りが悪い為、抵抗を感じる。ジャケット
やコートの裏地として用いた場合は、下に着るブラウス
やYシャツ、ジャケットとの滑り性が悪い為、着心地が
よくない。動摩擦係数が0.20未満の場合は、滑りが
良すぎる為、スカートを着用して椅子等に腰掛けた時、
スカートの裾部がずれ上がったり、体がずれやすくな
る。
【0027】次に、本発明の裏地の製造方法の例につい
て説明する。本発明の裏地は、通常、次の工程で製造さ
れる。幅入れ熱処理→精練処理→アルカリ減量→染色加
工→仕上げ剤付与→最終仕上げ熱処理→ホットペーパー
処理。裏地として好適な、緯方向のストレッチ率10〜
30%を有する裏地を製造する為には、偏平度が1.3
〜4の扁平断面を有する低ヤング率の単糸からなる、ポ
リトリメチレンテレフタレートマルチフィラメント原糸
を緯糸に用いることが必要である。
【0028】この原糸は、特定の方向に非常に折れ曲が
り易いために、製織時に、緯糸が経糸に充分に巻き付い
た形態の、すなわち、伸び成分を多く含んだ(生機幅が
緯糸長より小さい)生機を製造するのに適しており、そ
の生機を幅入れ及び熱処理加工を行うことによって本発
明の裏地を製造することができる。幅入れとは、例え
ば、一般的に織物の加工時に熱処理機として用いられて
いるピンテンター型のヒートセッターで熱処理する場
合、製織後又は精練後の織物の両端を固定した状態で熱
処理するが、その固定した幅を製織後又は精練後の織物
幅よりも狭くして処理することである。幅入れ率は、下
記式によって求められる。 幅入れ率=〔(製織又は精練後の織物幅−幅入れ後の織
物幅)/製織又は精練後の織物幅〕×100
【0029】本発明の裏地を製造する際の幅入れ率は1
0〜35%、好ましくは15〜30%の範囲である。緯
糸に用いるポリトリメチレンテレフタレートマルチフィ
ラメントの原糸の紡糸条件、単糸繊度、断面形状、偏平
度の違いによって、曲げ柔らかさや原糸自身の乾熱収縮
率が異なり、幅入れ率が変動するため、幅入れ率の設定
にあたっては、原糸の物性を調べた上で、10〜35%
の範囲内で最適幅入れ率を選択することが重要である。
【0030】幅入れ率が10%未満の場合には、緯伸び
10%未満の裏地しか得ることができない。幅入れ率が
35%を超えると、高い緯伸びが発現されるものの、織
物にシワができたり緯糸の地の目が大きく曲がる(目曲
がり)。また、緯糸のクリンプが大きくなりすぎ、緯糸
が浮き立ってしまう為、ざらつき感の強い裏地となる。
本発明における幅入れ時の熱処理は、緯方向の組織収縮
を設計通りに行い、経糸密度を増加させることによっ
て、緯糸のクリンプを確実に増加させること、及び緯糸
の熱固定を充分に行って強固なクリンプを形成させる意
味合いがあり、非常に重要な工程である。この熱処理に
よって原糸への熱固定が充分に行われないと、熱処理後
の工程(例えば精練や染色工程等)で熱が加わった時、
緯糸自身の収縮が起こり、緯伸びの小さな裏地となる。
また、シワが発生する。この段階で生じたシワは、最後
の仕上げ工程で緊張下で熱処理しても完全になくすこと
はできない。
【0031】組織収縮と熱固定を充分に行う熱処理温度
としては150℃〜210℃が好ましく、より好ましく
は160℃〜200℃である。熱処理温度が150℃未
満では組織収縮と緯糸に対する熱固定が不充分となり、
幅入れ率が小さくなり、緯伸びが不足したりシワ発生等
のトラブルが起こる。熱処理温度が210℃を越える
と、経糸及び緯糸が熱によってダメージを受けて機械物
性が低下したり、剛性が高くなり、硬い風合いの裏地と
なる。
【0032】熱処理を行う時間は、組織収縮と緯糸クリ
ンプに対する熱固定が充分に行われる時間であればよ
く、熱処理温度が高い時には短い時間で行い、低い温度
で処理する場合には、時間を長くする。好ましい熱処理
時間は、160〜200℃の場合、15秒〜60秒であ
る。熱処理を行う装置は、織物の経/緯方向に緊張状態
で処理ができる装置であれば限定されないが、織物の熱
処理で汎用的に用いられている両端にピンがついたピン
テンター型のヒートセッターが好ましい。
【0033】幅入れ熱処理後に精練を行う。精練は、製
織後の織物に付着している紡糸オイルや経糸糊剤等を除
去する工程であり、この精練で用いられる処理液として
は、水又は界面活性剤とアルカリを含む水溶液が好まし
い。精練方法には限定されないが、織物の精練で一般的
に用いられているオープンソーパー型連続精練機、液流
型染色機、浴中懸垂型連続処理機、ウインス染色機、ソ
フサ精練機等が好ましい。
【0034】本発明のストレッチ裏地は、精練前に幅入
れ熱処理を行ってもよく、逆に、精練後に幅入れ熱処理
してもよいが、幅入れ熱処理の前に精練処理を行なうと
幅入れ率が小さくなり、高ストレッチ率は得られにくく
なる傾向があり、高いストレッチ率を得るには精練前に
幅入れ熱処理することが好ましい。精練を終了した後、
裏地の染色・仕上げ加工を行う。本発明のポリエステル
系長繊維100%よりなる裏地の風合をよりソフトにす
る場合には、染色前にアルカリ減量加工を行ってもさし
つかえない。アルカリ減量加工は、一般的には風合い向
上には寄与すると共に、経糸と緯糸間に隙間を生じさせ
ることによって縫目滑脱量を大きくする。しかし、本発
明の裏地は、緯糸クリンプによる緯伸びを持っている
為、アルカリ減量加工を施しても着用時に縫い目の滑脱
が起こることはない。
【0035】本発明の裏地の染色加工としては、通常の
ポリエステル系繊維で構成されている、従来の裏地の染
色加工と同様でよく、その方法としては、液流型染色
機、ジッガー染色機、ビーム染色機、ウインス染色機、
等が挙げられるが、染色品の品位、コストの面からは、
液流染色機で加工することが好ましい。仕上げ加工は、
染色加工同様、一般的なポリエステル系繊維を用いた裏
地仕上げ加工と同様でよい。仕上げ剤として、帯電防止
剤、撥水剤、吸汗剤等を付与してもよい。最終仕上げの
工程でシワを除去する為にピンテンター等により幅出し
熱処理を行うが、この時、幅出しする割合を大きくする
と、幅入れ熱処理によって形成させたクリンプが伸ばさ
れ、低い緯伸びの裏地となる。例えば、染色後の幅に対
して1〜3cm程度の幅出しを行い、シワが取れる程度
の処理を行う。
【0036】最後に、裏地表面の光沢、平滑性、風合い
を向上させる為、コ−ルドペ−パ−カレンダー処理を行
うことが好ましいが、本発明の裏地は、緯糸クリンプに
より緯伸びを発現している為、緯糸が浮き立った構造に
なっている。したがって、平滑性向上及び滑り性向上を
目的としたホットペ−パ−加工を行うことが好ましい。
【0037】セルロース系長繊維/ポリトリメチレンテ
レフタレ−トマルチフィラメント原糸よりなる交織裏地
の場合の染色加工は、まず上記と同様な方法で幅入れ、
精練した後に、緯糸であるポリトリメチレンテレフタレ
−トマルチフィラメント原糸の染色を行う。続いて、セ
ルロース系長繊維の染色を行うが、この場合、トリメチ
レンテレフタレ−トマルチフィラメント原糸を染色した
染色機と同じ染色機を用いてもよいし、コールドパッド
バッチ法、パッドスチーム法、ジッガー法等、別の染色
機を用いてもよい。染色終了後の仕上げ加工では、通常
のセルロース繊維の加工で実施されている洗濯収縮率、
湿摩擦堅牢度等を向上させる為の樹脂加工を施すことが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明する。本発明に用いられる評価方法は以下の通
りである。 (単糸の偏平度)扁平糸の断面写真より、単糸の外接長
方形の長辺と短辺の長さを求め、長辺の長さを短辺の長
さで割ることにより求める。 (裏地のストレッチ率)ストレッチ率(S)(%)は、
カトーテック(株)製のKES−FB1(商品名)を用
いて、20cm×20cmの織物試料を、引っ張り速度
0.2mm/秒で織物の緯方向に伸長したときの、4.
9N/cm応力下での伸び(A:cm)より、次式にし
たがって求めた値である。 S(%)=[(A/20)]×100 (A:4.9N/cm応力下で伸びた長さ(cm))
【0039】(動摩擦係数)カトーテック(株)製のK
ES−SE(商品名)を用いて、摩擦面寸法が1cm×
1cmで重量が0.245Nの摩擦子に、カナキン3号
精練上がりの綿布を取り付けて、5cm/minの速度
で固定した裏地の表面上をすべらせ、その時の摩擦抵抗
力から、次式にしたがって動摩擦係数(μ)を求める。 μ=A/B (A:摩擦抵抗力の平均値(N)、B:摩擦子の重量
(N)) 本発明では、裏地の経糸方向に滑らせたときの摩擦係数
と、緯糸方向に滑らせたときの摩擦係数の平均値を、裏
地の動摩擦係数とする。
【0040】(糸密度)織物2.54cm幅あたりの経
糸の本数を数える(本/2.54cm)。 (経糸の繊度)織物の経糸繊度は、織物の経糸に0.0
0088N/dtexの荷重をかけた状態で90cm長
さのサンプルを2本作成し、そのときの重量W(N)か
ら下記式により求める。 経糸の繊度(dtex)=(W×900000)/18
【0041】(着用感)着用感(圧迫感、肌触り)を評
価するため、23%の緯伸びのあるストレッチ表地と、
ストレッチ率の異なる各種裏地を組み合わせてタイトス
カートを作成した。ゆとり率は表地、裏地とも2%とし
た。なお ゆとり率は次のように算出する。 ゆとり率=(裏地のヒップ周り寸法―身体のヒップ周り
の寸法)/身体のヒップ周りの寸法 これらのタイトスカートをモニターに着用させ、着用感
を官能評価する。 ◎:非常に良好、○:良好、△:圧迫感強い、×:圧迫
感又はザラツキ感が大きく、不適
【0042】(被服圧)モニターの臀部の両側に被服圧
測定器センサー(エイエムアイ(株)製、エア−パック
式圧力センサ−)を貼り付けた後、上記タイトスカート
を着用させ、モニターにしゃがみ込みの動作をさせて臀
部に発生する圧力を計測する。被服圧は、臀部の両側の
平均値で示す。なお、あらかじめスカ−トのみ(裏地取
り付けなし)と、緯伸び1.5%の従来の裏地を取り付
けたスカ−トの着用圧を計測した結果、被服圧はスカ−
トのみの場合0.2N/cm2、緯伸び1.5%の従来
裏地を取り付けたスカ−トの場合0.8N/cm2であ
った。
【0043】
【実施例1〜5、比較例1、2】(イ)ポリトリメチレ
ンテレフタレートマルチフィラメント原糸の製造 ηsp/c=0.8のポリトリメチレンテレフタレート
を紡糸温度265℃で、丸穴紡口(30穴)より、紡糸
速度1200m/分で紡糸して未延伸糸を得、次いで、
ホットロール温度60℃、ホットプレート温度140
℃、延伸倍率3倍、延伸速度800m/分で延撚して、
断面形状が丸型の単糸からなる56デシテックス/30
fの、ポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラメ
ント原糸を製造した。この単糸の断面の扁平度は1.0
であった。(イー1) 同様の原料及び紡糸装置を用いて、紡糸温度265℃
で、W穴紡口(30穴)より、紡糸速度1200m/分
で紡糸して未延伸糸を得た。次いで、ホットロール温度
60℃、ホットプレート温度140℃、延伸倍率3倍、
延伸速度800m/分で延撚して、断面形状がW型の単
糸からなる56デシテックス/30fのポリトリメチレ
ンテレフタ−トマルチフィラメント原糸を2種類製造し
た。この単糸の断面の扁平度は、それぞれ1.7及び
2.7であった。(イー2、イ−3)
【0044】(ロ)ポリトリメチレンテレフタレートサ
イドバイサイド原糸の製造 固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレ
ートを質量比率1:1でサイドバイサイド型複合紡口を
用いて、紡糸温度265℃で、円盤穴紡口(12穴)よ
り、紡糸速度1500m/分で紡糸して未延伸糸を得
た。次いで、ホットロール温度55℃、ホットプレート
温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸
後の繊度が56dtexとなるように設定して延撚し、
単糸断面形状が円盤型の56dtex/12fのサイド
バイサイド型複合マルチフィラメント原糸を製造した。
この単糸の断面の扁平度は2.5であった。得られた複
合マルチフィラメントの固有粘度は、高粘度側が[η]
=0.90、低粘度側が[η]=0.70であった。
(ロ) ハ)ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント原
糸の製造 ηsp/c=0.8のポリエチレンテレフタレートを紡
糸温度285℃で、W穴紡口(30穴)より、紡糸速度
1200m/分で紡糸して未延伸糸を得た。次いで、ホ
ットロール温度60℃、ホットプレート温度160℃、
延伸倍率3倍、延伸速度800m/分で延撚して、断面
形状がW型の単糸からなる56デシテックス/30f
の、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント原
糸を製造した。この単糸の断面の扁平度は2.7であっ
た。(ハ)
【0045】(二)裏地の製造 (イ)、(ロ)及び(ハ)で製造したポリトリメチレン
テレフタレートマルチフィラメント原糸、ポリトリメチ
レンテレフタレートサイドバイサイド原糸及びポリエチ
レンテレフタレートマルチフィラメント原糸を、それぞ
れ用いて、下記の条件で製織、染色加工処理を行った。
経糸に56dtex/24fのポリエチレンテレフタレ
−トマルチフィラメント原糸を用い 経糸本数120本
/2.54cm、経糸張力0.00176N/dtex
の条件下、緯糸として、表1に示すように、(イ)、
(ロ)又は(ハ)の原糸を、それぞれ100本/2.5
4cmの密度となるように打ち込み、平組織の織物(生
機)を製造した。
【0046】次いで、ピンテンター型の乾熱熱処理機に
て幅入れ熱処理を行なった。引き続き、オープンソーパ
ー型の連続精練機を用いて糊抜き精練を行い(湯温90
℃)、常法にしたがって13%のアルカリ減量を行い、
染色加工(110℃×40分)・還元洗浄(80℃×1
0分)を行った。次いで、ピンテンタ−により仕上げの
熱処理を行い(170℃×30秒)、最後にホットペ−
パ−加工(圧力30KN、130℃×1秒)を行なっ
た。このようにして、実施例1〜5及び比較例1、2の
裏地を製造した。得られた各種裏地の緯伸び、滑り性、
着用感及び被服圧を計測した結果を表1に示す。
【0047】
【実施例6】56dtex/30fの銅アンモニアレー
ヨンを経糸に、実施例2と同じ単糸断面形状がW型で偏
平度2.7の56dtex/30fのポリトリメチレン
テレフタレートマルチフィラメント原糸を緯糸に用い、
経密度115本/2.54cm、緯密度100本/2.
54cmの平織生機を製造した。次いで、実施例2と同
様の条件で幅入れ熱処理を行い、精練処理をして糊抜き
を行った。その後、ジッガー染色機によりポリトリメチ
レンテレフタレート繊維を染色し、コールドパッドバッ
チ法により銅アンモニアレーヨンを染色した。次に、グ
リオキザール系防縮加工剤を用いて仕上げ加工を行い、
最後にホットペ−パ−加工(圧力30KN、130℃×
1秒)を実施し裏地を製造した。得られた裏地の緯伸
び、滑り性、着用感及び被服圧を計測した結果を表2に
示す。
【0048】
【実施例7】56dtex/24fのポリエチレンテレ
フタレ−トマルチフィラメント原糸を経糸に用い、経糸
密度140本/2.54cm、経糸張力0.00176
N/dtexの条件下、緯糸として、実施例2と同じ、
単糸断面形状がW型で扁平度2.7の、56dtex/
30fのポリトリメチレンテレフタレートマルチフィラ
メント原糸を緯糸密度100本/2.54cmに設定し
て、2/1右上がりの綾組織の織物(生機)を製織し
た。
【0049】次いで、生機をピンテンター型の乾熱熱処
理機にて25%の幅入れ熱処理を行なった。引き続き、
オープンソーパー型の連続精練機を用いて糊抜き精練を
行い(湯温90℃)、常法にしたがって染色(110℃
×40分)・還元洗浄(80℃×10分)を行った後、
仕上げの熱処理をピンテンタ−にて行なった(170℃
×30秒)。次いで、ホットペ−パ−加工(圧力30K
N、 130℃×1秒)を行い 裏地を製造した。得られ
た裏地の緯伸び、滑り性、着用感及び被服圧を計測した
結果を表2に示す。
【0050】表1及び2に示す通り、本発明の裏地をス
トレッチ表地のスカ−トに取り付けた場合,被服圧の増
加はほとんど見られず、快適な着用感を有することが明
らかである。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【発明の効果】本発明の裏地を、ストレッチ表地、ナチ
ュラルストレッチ表地と組み合わせて洋服に縫製し、着
用した場合、すわる、しゃがむといった動作をしたとき
に発生する応力が、表地及び裏地の伸びによって吸収さ
れるため、圧迫感をほとんど受けず快適な着心地を得る
ことができる。従来のストレッチ裏地は、強撚糸使いの
ため滑りが悪く、肌触りも悪かったが、本発明の裏地は
原糸使いの為、滑りの良さ、ソフトさ、しなやかさとい
った裏地が本来具備すべき機能も併せ持っており、今後
主流となって行くストレッチ表地、ナチュラルストレッ
チ表地用に最適な裏地である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも緯糸は、ポリトリメチレンテ
    レフタレートマルチフィラメント原糸で構成された織物
    からなり、前記原糸は、偏平度1.3〜4の偏平断面を
    有する単糸からなるストレッチ裏地。
JP2001381779A 2000-12-15 2001-12-14 ストレッチ裏地 Pending JP2002242013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001381779A JP2002242013A (ja) 2000-12-15 2001-12-14 ストレッチ裏地

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-382528 2000-12-15
JP2000382528 2000-12-15
JP2001381779A JP2002242013A (ja) 2000-12-15 2001-12-14 ストレッチ裏地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002242013A true JP2002242013A (ja) 2002-08-28

Family

ID=26605944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001381779A Pending JP2002242013A (ja) 2000-12-15 2001-12-14 ストレッチ裏地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002242013A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220742A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Toray Ind Inc 高ストレッチ織編物用ポリエステル系複合糸
JP2010236160A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Asahi Kasei Fibers Corp ストレッチ短繊維織物および婦人用パンツ
JP2019183315A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 旭化成株式会社 裏地付きパンツ及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220742A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Toray Ind Inc 高ストレッチ織編物用ポリエステル系複合糸
JP4710141B2 (ja) * 2001-01-24 2011-06-29 東レ株式会社 高ストレッチ織編物用ポリエステル系複合糸
JP2010236160A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Asahi Kasei Fibers Corp ストレッチ短繊維織物および婦人用パンツ
JP2019183315A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 旭化成株式会社 裏地付きパンツ及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3338029B2 (ja) 裏地及びその製造方法
JP3816054B2 (ja) ストレッチ性高密度織物
JP3902007B2 (ja) 緯編地
JP3869415B2 (ja) 経編地
MXPA02007495A (es) Tela tejida elastica.
JP2004124348A (ja) 複合織編物
JP2006214056A (ja) 織物
JP2021183732A (ja) ポリエステル仮撚糸および編織物
JP4497648B2 (ja) 複合弾性糸及びその製造方法
JP6578650B2 (ja) 複合糸及びこれを用いた布帛
JP2002242013A (ja) ストレッチ裏地
JP2000355812A (ja) 吹き出し防止裏地
JP3961815B2 (ja) ストレッチ複合紡績糸及び織物
JP2006077338A (ja) ストレッチシャツ地織物
JP2541661B2 (ja) 接着芯地
JPH11256413A (ja) 緯ストレッチ裏地及びその製造方法
JP4014298B2 (ja) 裏地及びその製造方法
JPH1193031A (ja) ストレッチ裏地
JP3781515B2 (ja) ポリトリメチレンテレフタレート繊維を用いた裏地
JP3789237B2 (ja) 裏地
JP2005105455A (ja) 織物
JP3465640B2 (ja) 長短複合紡績糸および織物
JP3153721U (ja) 携帯用衣類
JP4214626B2 (ja) 強撚織物
JP2007231437A (ja) 裏地の製造方法