JP3772423B2 - 編地および運動用衣服 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汗処理性に優れた編地とその編地よりなる運動用衣服に関するものであり、さらに詳しくは、運動初期のムレ感を軽減し、かつ、出た汗を素早く処理することにより衣服と肌とのベタツキ感を軽減させるなど、吸湿性と吸汗速乾性を兼備し、また、ウオッシュアンドウェア性等の取り扱い性にも優れたものである。
【0002】
また、運動用衣服の用途としては、競技シャツ・パンツ、ゴルフシャツ、テニスシャツ、トレーニングウェア、野球ユニフォーム、ハーフパンツなど幅広く展開できるものである。かつ、作業用衣服のように運動を伴うものにも活用できる。
【0003】
【従来の技術】
運動衣服用に向けられる編地には、木綿を始めとする天然繊維100%物、ポリエステル、ポリアミドなどの合成繊維100%物、そして天然繊維と合成繊維との交編地がある。
【0004】
一般に運動用衣服は肌に接触して着用される。人間は運動をしなくても不感蒸泄という気相状の汗をたえず放散しており、この処理の善し悪しが着用時および運動初期のムレ感の原因となる。また、運動をするにしたがい激しい液状の発汗をともなう場合が多いため、その生地は激しく発汗されてくる汗を長い時間にわたり連続的に吸水し、かつ、その水分を速かに外気中に蒸散しやすく、乾燥性がよく、また、頻繁に洗濯が必要とされるためウオッシュアンドウェア性のあるものが要求される。
【0005】
これらの気相状発汗と液状発汗の両者を同時に処理できるものが理想的なものである。しかし、気相状発汗を処理する吸湿性能力と液状発汗を処理する吸水・拡散・速乾性能力の両者を同時に満足できるものは見当たらないのが実情である。
【0006】
すなわち、木綿などの天然繊維100%物、あるいは、表面が合成繊維で肌面が木綿とか木綿・ポリエステル混紡糸を使用した一般的なものは、吸湿性、吸水性、保水性に優れているためムレ感も少なく、液状の汗もよく吸い取るが、一旦吸い取った汗はその後、容易に蒸散せず、また連続吸汗性にも劣るため肌にベタツキ、さらには洗濯後、脱水しても繊維内部にかなりの水分が残り、乾燥に長時間を要する。
【0007】
一方、通常の合成繊維100%物はウオッシュアンドウェア性には優れている反面、吸湿性がなくムレ感を感じ、また、水と接触した時の吸水速度が低く、かつ、透水能力に劣るため汗の吸水移動が行われず、汗濡れによるベタツキ感を招くという問題があった。
【0008】
これらの問題点を改善すべくいくつかの提案がなされてきた。例えば、特公昭61−27990号公報には複数の非吸湿性繊維糸条を用いて構成された編織物であって、編織物の片面と他面とが接結糸条で接結されており、かつ、該片面が主として単繊維繊度1.0〜2.5デニールの範囲である非吸湿性繊維で構成されるとともに、他面は主として前片面を構成する糸条の単繊維繊度の1.5倍以上で、かつ、5.5倍未満の単糸繊度である非吸湿性繊維糸条で構成されてなることを特徴とする透水性編織物の提案である。
【0009】
この提案は、運動による液状発汗における吸水・拡散・速乾性には優れているものの、吸湿性能がないため、液状発汗を伴わない不感蒸泄である気相状発汗が処理できずムレ感があり、着用時に不快感を感じることになる。特開平3−27148号公報には、少なくとも裏面にレーヨンフィラメントが用いられている織編物であって、該レーヨンフィラメントの単繊維繊度が7〜20デニールであり、かつ、裏面を構成する糸に占める該レーヨンフィラメントの比率が50重量%以上であることを特徴とする涼感に優れた織編物が提案されている。 この提案は裏面(肌面)にレーヨンフィラメントが用いられているため、気相状発汗が処理できムレ感も軽減される。しかし、レーヨンの公定水分率は11%と綿の8.5%以上を有し、一般的な繊維の中では高い方であるものの、このレーヨンが肌と直接接触しているため、激しい運動を行った後は公定水分率以上の水分を含み、休息時などは冷感を感じ、特に、真夏以外はより冷感を感じることになる。また、肌側にあたるレーヨンフィラメントの単繊維繊度が7デニール以上と太いものが50重量%以上も占めるため、肌触りが悪く着用感に劣るものである。
【0010】
一方、特開平3−33251号公報には、前記特開平3−27148号公報に記載の織編物裏面にセラミックを含有するプリント部が部分的に施されている。この提案は、裏面にセラミックが部分的にプリントされているため、ムレ感の軽減以外に汗処理性にも優れていると考えられる。しかし、セラミックのプリント品は肌触りが悪く、かつ、洗濯によりセラミックの脱落が起こるなど、耐久性に劣るものとなる。また、コストが高くなることはいうまでもない。
【0011】
このようなことから、気相汗処理によるムレ感の軽減と液状汗処理によるベタツキ感の軽減、さらには、肌触り感、耐久性、コストなどを総合的に含んだ編地、および、それによる運動用衣服がいまだ提案されていないのが実情である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記したような問題点を改善すべく、吸湿性があり、かつ、液状汗が編地の裏面で吸収され表の面へ移動する、いわゆる、吸水・透水性に優れ、また速乾性に優れ、かつ、ウォッシュアンドウエア性に優れた編地および運動衣服を得ることにある。これは運動衣服として着用した際にムレ感とベトツキ感が軽減されるものであり、かつ、運動衣服としての使用に耐え得る抗ピリング性、抗スナッグ性、さらには、コスト的にも問題のない編地とそれによる運動用衣服を提供せんとすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の編地は、前記課題を解決するため以下の構成を有する。
【0014】
すなわち、裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の中の凹部は単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマルチフィラメント糸またはポリエステルマルチフィラメントおよびレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と表側の編部はポリエステルマルチフィラメント糸によって構成され、かつ吸水表裏拡散面積比が2倍以上であることを特徴とする編地である。
【0015】
また、本発明の運動衣服は、前記課題を解決するため以下の構成を有する。
【0016】
すなわち、裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の中の凹部は単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマルチフィラメント糸またはポリエステルマルチフィラメントおよびレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と表側の編部はポリエステルマルチフィラメント糸によって構成され、かつ吸水表裏拡散面積比が2倍以上であることを特徴とする編地よりなる運動衣服である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の編地および運動衣服を詳細に説明する。
【0018】
本発明で、編地の裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の高低差を有する凹凸部を有するとは、運動用衣服にした場合、その編地の裏部が肌と点接触するため、液状の汗を発汗してもベタツキ感がなく、かつ、表側の編目の密度が密となるのに対し、裏側の編部の密度が粗となるため、液状の汗が毛細管現象により裏側の編部から表側の編部へ吸水、透水、拡散され得る。
【0019】
この裏側の編部の凹凸部の高低差は0.2mm以上2mm以下であり、0.2mm以下では、発汗によるベタツキ感を感じ、かつ、透水性、拡散性にも劣る問題がある。
【0020】
また、2mm以上になるとベタツキ感もなく、透水性、拡散性にも優れるものの肌触り感に劣る問題がある。
【0021】
この凹凸部に高低差があることにより、凹部で空気が暖められ、寒い時期にも保温性を有する運動用衣服として着用することができる。
【0022】
裏側の編部の凹凸状高低差を形成させるには、編組織による方法、太い糸と細い糸の組み合わせ、あるいは、この両者の組み合わせ等があり特に限定されない。また、編地形成法としては、丸編地、経編地等があり、特に丸編地ではダブル丸編地とシングル丸編地、経編地ではトリコット地とラッセル地等があり、特に限定されない。
【0023】
裏側の編部の凸部と表側の編部に使用する糸種としては、ポリエステルマルチフィラメント糸とする。これは疎水性繊維であるため、裏側から表側への汗の毛細管現象効果も起こり易く、かつ、運動用衣服とした場合の寸法安定性、強度、染色堅牢度等に優れているためである。
【0024】
このポリエステルマルチフィラメント糸は、裏側と表側の単繊維繊度が同一でもよいが、裏側より表側を細繊度とすることにより、より毛細管現象が大きく働き、吸水性、透水性、拡散性に優れたものとすることができる。
【0025】
本発明における編地の単繊維繊度は、表側が1〜5デニールの範囲が好ましい。
【0026】
1デニール以下では、抗ピリング性、抗スナッグ性に劣る傾向がある。また、5デニール以上では、風合が粗硬になる傾向がある。逆に、裏側は表側より太い単繊維繊度にすることが好ましいが、一般的には、5デニール以下の範囲が肌触り等の観点から好ましい。
【0027】
本発明の編地において、用いる糸の総繊度は、特に限定されないが、運動用衣服として薄地のシャツ類から中厚地のトレーニングウェア、野球ユニフォーム類まで含めると、50デニールから300デニール程度までが好ましく使用できる。本発明の編地で用いる糸は、加工糸でもよく、生糸使いでもよく、さらにはこれらの交編でもよい。
【0028】
本発明においては、吸湿性により液状汗の透水性を阻害することなく気相汗処理を行い、ムレ感を軽減させる観点から、裏側の編部の凹部に単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマルチフィラメント糸、または、ポリエステルマルチフィラメントとレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸が配置されるものである。
【0029】
裏側の編部の凹部に繊維よりなる紡績糸が配置された際には、凸部で吸水された汗がマルチフィラメント糸より収束度の高い紡績糸で保水されてしまい、表側に透水、拡散されない傾向がある。公定水分率が11%で綿の公定水分率8.5%より高く、かつ、紡績糸より収束性の低いレーヨンマルチフィラメント糸を使うことが好ましい。
【0030】
また、レーヨンマルチフィラメント糸が凸部に配置された際には、レーヨンの公定水分率が高いため、より多くの汗をかいたとき、ベタツキ感とか冷感を感じる問題がある。かつ、ポリエステル糸の強度4.3〜6g/dに対し、レーヨン糸の強度は約2.1g/dと低いため、凸部に配置すると運動用衣服のような激しい着用とか洗濯により切断され、毛羽立ち、通常品に比べ、品位が低下すると同時に使用期間が縮められる傾向がある。裏側の編部の凹部に配置される糸種は、レーヨンマルチフィラメント糸単体を用いるものである。または、前述したように強度をさらに向上させるため、ポリエステルマルチフィラメントとレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸を使用するものである。混繊糸を作る方法は、一般的に行われているエア混繊法、合撚法などいずれであってもよい。
【0031】
この混繊糸を作るために使用する両者のマルチフィラメント糸の単繊維繊度は、1デニール以上5デニール以下が好ましい。単繊維繊度が5デニール以上になるとエア混繊において両者の交絡不良が発生する傾向がある。また、どちらか一方の糸が太く、他者の糸が細い場合は、染色によるイラツキが発生すると同時に肌側の風合もゴワゴワとした粗硬なものとなる傾向がある。
【0032】
一方、レーヨンマルチフィラメント糸の単繊維繊度が1デニール以下では、レーヨン糸の強度が弱いため混繊加工時や編成時に毛羽立ちや糸切れが発生する傾向がある。糸の総繊度は、編地の凹部に配置する観点から、レーヨンマルチフィラメント糸単体およびポリエステルマルチフィラメントとレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸を用いる際にも50〜300デニールの範囲が好ましい。
【0033】
本発明で用いる糸の編地に対する混率は、編組織や厚さ等により左右され得るが、後述する吸湿率が1%以上であればよく、特に限定されるものではないが、編地の総目付に対し、レーヨン混率が6重量%以上30重量%以下の範囲が好ましい。混率が30重量%以上になるとレーヨンの低強度に起因する毛羽立ち、あるいは、染色堅牢度低下による色落ち等が目立つ傾向がある。
【0034】
編地の目付は、薄地であるシャツ類から中厚地のトレーニングウェア、野球ユニフォーム類まで含めると100〜300g/m2 の範囲が好ましい。また、本発明において、染色加工工程で吸水加工を付与することにより、より優れた吸水性、透水性、拡散性を得ることができる。
【0035】
また、編地の裏側編部の凸部が起毛されていてもよい。凸部を起毛することにより、凸部の繊維拘束度が粗になり、毛細管現象効果をより促進させ、汗の吸水効果、透水効果、拡散効果がより大きくなると同時に保温性と肌触り性が向上させることができる。この起毛の方法は、通常の起毛工程を通せばよく、針布起毛とかバフ加工等のいずれの方法であってもよい。
【0036】
本発明においてはムレ感の軽減の観点から、編地の吸湿率が1%以上であることが好ましく、一般的には、1〜4%の範囲であることが好ましい。通常のポリエステル100%からなる編地は、その公定水分率から吸湿率が0.4%程度が限界であり、運動用衣服として着用した際、不感蒸泄である気相汗処理ができないためムレ感を感じることがある。
【0037】
また、汗を吸水した後の編地における吸水表裏拡散面積比が2倍以上である。また、汗を吸水した後の編地における表裏保水率比が2倍以上であることが好ましい。一般的には、表裏拡散面積比の上限は40倍程度、表裏保水率比の上限は20倍程度である。これは、一定量の水を吸水した編地における表側と裏側の水の拡散面積と保水率の各々の比であり、表側の拡散面積と保水率に比べ、裏側の拡散面積と保水率が小さい程、すなわち、比率が大きい程、透水性、拡散性に優れ、ベタツキ感も少なく着用時に快適であり、かつ、速乾性にも優れていることを示す。
【0038】
これらの快適性は、トレーニングウェアを試作し、初夏の環境条件である温湿度を28℃×65%RHに設定された人工気象室内でランニング実験を行った結果、着用快適性に優れているとして実証されたものである。
【0039】
【実施例】
以下、実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。なお、特性は次の方法によって測定した。
【0040】
[編地裏編部の凹凸形状高低差]
編地裏編部の凹凸形状高低差は、編地裏面をタテ方向およびヨコ方向に折り曲げ、その折り曲げ部を三菱電気(株)製のマイクロウオッチャー(MODEL US90S)を用い倍率50倍にて撮影した値を1/50にした。タテ方向およびヨコ方向の凹凸高さを各々10回測定し、その平均値を高低差とした。
【0041】
具体的には、図2、3の編地断面構造モデル図におけるh1、h2の値によって示される。
【0042】
[吸湿率]
編地1〜3gを用い、絶乾時の重量と20℃×65%RHの雰囲気下で市販の恒温恒湿器中に24時間放置後の重量との重量変化から、次式により計算して求めた。
【0043】
吸湿率(%)=[(吸湿後の重量−絶乾時の重量)/絶乾時の重量]×100[吸水表裏拡散面積比]
ガラス板上に市販のインクを2倍に水で希釈したインク液を0.1cc滴下し、その上に編地の裏面を下にすなわちインク液に接する側にしてのせた。そして60秒間放置し、インク液を吸収させた後、今度は別のガラス板上に移動し、ここでも裏面を下にして3分間放置した。編地3枚について同様に行った。このようにして得たサンプル編地の表面、裏面のインク液の拡散面積を測定し、その測定値とその値により算出した面積比(表面の拡散面積/裏面の拡散面積)を示した。
【0044】
拡散面積の大小はインク液の吸収状態を示すものであり、表面の拡散面積が大きく、かつ前記面積比が大きいものは滴下されたインク液を効率よく表面側に移動するいわゆる吸水、透水、拡散能力に優れていることを表すものである。また、表面側の拡散面積が大きいことは大気との接触効率が良くなるので乾燥性にも優れていることを示す。
【0045】
[吸水表裏保水率比]
ガラス板上に蒸留水1.0ccを滴下し、その上にサンプルサイズ10cm×10cmの編地の裏面を下にすなわち蒸留水に接する側にしてのせた。そして60秒間放置し、別のガラス板上に移動し同一サイズにカットしたろ紙2枚にて、この編地をサンドイッチ状に挟み、5g/cm2 の荷重下で60秒間放置した。その後、もとの編地重量と吸水後の編地重量との差から編地の保水重量および表側と裏側に接した各々のろ紙の含水重量から、編地の表面、裏面の保水率を出した。編地3枚について同様に行った。この値より保水率比(表面の保水率/裏面の保水率)を算出して示した。
【0046】
保水率比の大小は蒸留水の吸収状態を示すものであり、表面の保水率が大きく、かつ前記保水比が大きいものは滴下された蒸留水を効率よく表面側に移動するいわゆる透水能力に優れていることを現すものであり、着用時にベタツキ感がより少ないものである。
【0047】
[着用感と生産性および総合評価]
着用した際の肌側(裏編部)凹凸部の「肌触り感」、「ベタツキ感」、人工気象室での「着用快適感」および生産における「工程通過性」と「総合評価等」の優劣は次のように表示した。
【0048】
(1)肌側(裏編部)の「肌触り感」
◎:「肌触り」が非常に良い、○:「肌触り」が良い、×:「肌触り」が悪い
(2)肌側(裏編部)の「ベタツキ感」
◎:全く「ベタツキ」を感じない、○:「ベタツキ」をほとんど感じない△:「ベタツキ」を若干感じる、 ×:「ベタツキ」を感じる
(3)人工気象室での「着用快適感」
○:着用して快適である、×:着用して不快である
(4)生産における「工程通過性」
○:生産上問題がない、×:生産上問題である
(5)「総合評価」
○:運動用衣服として優れている、×:運動用衣服として適していない
[実施例1]
22ゲージ両面丸編機を用い、図1のNO1〜14に示す一完全組織14口給糸からなる編組織で表側編組織用の給糸口NO2、3、5、6、9、10、12、13の糸条aの糸にポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸、裏側凸部編組織用の給糸口NO7、14の糸条cにポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸、裏側凹部編組織用の給糸口NO1、4、8、11の糸条bにレーヨンマルチフィラメント75デニール33フィラメント(単繊維繊度2.3デニール)を配して編成し、図の編地断面モデル図に示すような表側フラット、裏側凹凸状高低差を有する編地を得た。
【0049】
その後、通常のポリエステル編地の染色加工条件に準じ、精練、染色、吸水加工、仕上げセットを行い、目付260g/m2 である編地を得た。この編地はレーヨンの混率が10%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.5mmのものであった。
【0050】
また、吸湿率1.5%、吸水表裏拡散面積比14.0倍、表裏保水率比が11.3倍であった。
【0051】
この編地を用いてトレーニングウェアを試作し、初夏の環境温湿度である28℃×65%RHに設定された人工気象室内で男性被験者により、トレッドミルを用いた時速8km/hrの軽いランニング実験を30分間行った結果、ウェアの裏側凹凸状高低差による肌触り感も問題なく、またベタツキ感、不感蒸泄である気相状発汗によるムレ感もなく着用快適性に優れるものであった。
【0052】
一方、編地の生産における問題点もないものであった。これらの評価結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
Figure 0003772423
[実施例2]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凸部編組織用の糸条cにポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸を2本給糸(計300デニール)、裏側凹部の糸条bにレーヨンマルチフィラメント75デニール15フィラメント(単繊維繊度5.0デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付272g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が6%、裏編部凹凸状の高低差h1が1.8mmのものであった。また、吸湿率1.1%、吸水表裏拡散面積比18.1倍、表裏保水率比が15.0倍であった。
【0054】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないものであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0055】
[実施例3]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸(単繊維繊度3.1デニール)とレーヨンマルチフィラメント75デニール33フィラメント(単繊維繊度2.3デニール)のエア混繊糸(計225デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付283g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が8%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.2mmのものであった。
【0056】
また、吸湿率1.3%、吸水表裏拡散面積比8.7倍、表裏保水率比が8.4倍であった。
【0057】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないものであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0058】
[実施例4]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凸部編組織用の糸条cに実施例2と同一のポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸を2本給糸(計300デニール)、裏側凹部の糸条bに実施例3と同一のエア混繊糸(計225デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付295/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が12%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.9mmのものであった。
【0059】
また、吸湿率1.7%、吸水表裏拡散面積比10.4倍、表裏保水率比が9.2倍であった。
【0060】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、全く問題のないものであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0061】
[実施例5]
実施例4の編地の裏側凸部を起毛し、目付285/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が12%、裏編部凹凸状の高低差h2は実施例4に対し、起毛により1.6mmと高いものであった。図にその編地断面モデル図を示す。また、吸水表裏拡散面積比41.0倍、表裏保水率比が19.1倍と実施例4に比べ、大幅に向上されたものであった。
【0062】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、肌触り感、ベタツキ感もさらに向上され快適なものであった。評価結果を表1に併せて示す。
【0063】
[比較例1]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメント75デニール36フィラメントの仮撚加工糸(単繊維繊度2.1デニール)を配し、他は実施例2と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付274g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が0%、裏編部凹凸状の高低差h1が1.8mmのものであった。
【0064】
また、吸湿率0.4%、吸水表裏拡散面積比11.5倍、表裏保水率比が8.3倍であり、特に吸湿率の低いものであった。
【0065】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、運動初期にムレ感を感じ、不快なものであった。これらの評価結果を表2に示す。
【0066】
【表2】
Figure 0003772423
[比較例2]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凹部編組織用の糸条bに綿100%紡績糸30Sを配し、他は実施例2と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付279g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が0%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.7mmのものであった。
【0067】
また、吸湿率が2.2%と高いものの、吸水表裏拡散面積比が1.2倍、表裏保水率比が0.2倍と低いものであった。
【0068】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、肌面が汗でベタツクため着用快適性に劣るものであった。評価結果を表2に併せて示す。
【0069】
[比較例3]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凸部編組織用の糸条cにポリエステルマルチフィラメント75デニール36フィラメントの仮撚加工糸、裏側凹部の糸条bにレーヨンマルチフィラメント75デニール96フィラメント(単繊維繊度0.8デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付244g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が17%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.1mmのものであった。
【0070】
また、吸湿率2.3%、吸水表裏拡散面積比2.2倍であるものの、裏編部凹凸状高低差h1が小さいため、表裏保水率比が1.6倍と低いものであった。
【0071】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、肌面が汗でベタツクため着用快適性に劣るものであった。また、レーヨンの単繊維繊度が0.8デニールと細いため、機械の停台等生産性に劣り、かつ、染色後の編地も品位の悪いものであった。評価結果を表2に併せて示す。
【0072】
[比較例4]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凹部編組織用の糸条bにポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸(単繊維繊度3.1デニール)とレーヨンマルチフィラメント75デニール10フィラメント(単繊維繊度7.5デニール)のエア混繊糸(計225デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付281g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が8%、裏編部凹凸状の高低差h1が0.2mmのものであった。
【0073】
また、吸湿率1.3%、吸水表裏拡散面積比8.9倍、表裏保水率比が8.0倍であった。
【0074】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、裏側凹部に配したレーヨンフィラメントの単繊維繊度が7.5デニールと太いため、肌側にゴワゴワ感があり肌触りが悪く着用快適性に劣るものであった。また、生産工程におけるポリエステルマルチフィラメント加工糸とのエア混繊も糸割れが発生するなど十分に混繊ができず機械停台の原因となった。
【0075】
一方、染色品においてもレーヨン単繊維繊度がポリエステル単繊維繊度よりも大幅に太いため、イラツキ感があり、品位に劣るものであった。評価結果を表2に併せて示す。
【0076】
[比較例5]
図1のNO1〜14に示す編組織の裏側凸部編組織用の糸条cにポリエステルマルチフィラメント150デニール48フィラメントの仮撚加工糸を3本給糸(計450デニール)を配し、他は実施例1と同一糸で編成し、実施例1と同一な染色加工を行い、目付290g/mである編地を得た。この編地はレーヨンの混率が4%、裏編部凹凸状の高低差h1が2.8mmのものであった。
【0077】
また、吸湿率が0.8%、吸水表裏拡散面積比23.3倍、表裏保水率比が21.7倍であった。
【0078】
実施例1と同様にトレーニングウェアを試作し、ランニング実験を行った結果、裏編部凹凸状高低差h1が大きいため肌触り感が非常に悪く、かつ、ムレ感を若干感じるものであった。評価結果を表2に併せて示す。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、運動用衣服等に用いた際に、着用初期の気相状発汗によるムレ感が軽減されると同時に、液状発汗も肌側から表側に素早く吸水・透水・拡散されることでベタツキ感もなく、着用快適性が十分得られるものである。また、ウォッシュアンドウェア性等の取り扱い性にも優れ、かつ、低コストで提供できることを特徴とする編地とそれによる運動用衣服を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の編地の編組織の編方の一例をモデル的に示す概略図である。
【図2】本発明の編地の断面構造の一例をモデル的に示す概略図である。
【図3】本発明の編地の断面構造のさらに他の一例をモデル的に示す概略図である。
【符号の説明】
No.1〜14:編組織の各給糸No.
C1〜C11:表編部を編成するための編針(シリンダー針)
D1〜D6 :裏編部を編成するための編針(ダイヤル針)
a:表編部を形成する糸条
b:裏編部凹部を形成する糸条
c:裏編部凸部を形成する糸条
h1、h2:裏編部凹凸部の高低差

Claims (5)

  1. 裏側の編部が0.2mm以上2mm以下の高低差を有する凹凸部を有し、前記凹凸部の中の凹部は単繊維繊度1デニール以上5デニール以下のレーヨンマルチフィラメント糸またはポリエステルマルチフィラメントおよびレーヨンマルチフィラメントよりなる混繊糸によって構成され、前記凹凸部の中の凸部と表側の編部はポリエステルマルチフィラメント糸によって構成され、かつ吸水表裏拡散面積比が2倍以上であることを特徴とする編地。
  2. 吸湿率が1%以上であることを特徴とする請求項1記載の編地。
  3. 表裏保水率比が2倍以上であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の編地。
  4. 裏側の編部の凸部に起毛が施されてなることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の編地。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の編地よりなる運動用衣服。
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