JP3740294B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3740294B2
JP3740294B2 JP24459898A JP24459898A JP3740294B2 JP 3740294 B2 JP3740294 B2 JP 3740294B2 JP 24459898 A JP24459898 A JP 24459898A JP 24459898 A JP24459898 A JP 24459898A JP 3740294 B2 JP3740294 B2 JP 3740294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
roller
image
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24459898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000072282A (ja
Inventor
仁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP24459898A priority Critical patent/JP3740294B2/ja
Priority to US09/385,894 priority patent/US6215965B1/en
Publication of JP2000072282A publication Critical patent/JP2000072282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740294B2 publication Critical patent/JP3740294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00548Jam, error detection, e.g. double feeding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に電子写真式或いは静電記録式の画像形成装置に関し、特に、像担持体上に可視像を形成し、この可視像を搬送される転写材上に転写して画像を得る画像形成装置に関するものであり、例えば多色或いは単色の電子写真複写機やレーザービームプリンタ等に好適に具現化し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置として、カラーレーザービームプリンタを例に挙げて説明する。このカラーレーザービームプリンタは、その略中央部に、回転自在に担持され、一方向に回転する像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち感光体ドラムを有する。感光体ドラムの周辺には、感光体ドラムを一様に帯電する一次帯電器、画像情報を照射し潜像を形成するレーザービーム露光手段、潜像を現像して可視像(トナー像)とする複数の現像器、感光体ドラム上の可視像が転写される中間転写体としての中間転写ベルトが配置される。感光体ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト表面に転写される。感光体ドラム上の残留トナーはクリーニング器にて除去され、感光体ドラムは次の画像形成工程に供される。
【0003】
かかる画像形成工程を繰り返すことにより、中間転写ベルト表面には多色トナー像が重ね転写される。その後、中間転写ベルト上の多色トナー像は、給送装置から給送される転写材に転写される。多色トナー像が転写された転写材は、搬送ベルトにより定着器へ搬送され、定着ローラ及び加圧ローラにより加熱・加圧され、トナー像が転写材に定着され、機外に排出される。
【0004】
このような画像形成装置では、転写材の給送・搬送・排出が確実に行われていることを確認するために、給送・搬送・排出の経路上に複数の転写材検出手段、いわゆるジャムセンサが設けられている。定着器の定着ローラ・加圧ローラの直後(下流側近傍)にも定着ローラ・加圧ローラヘの転写材の巻き付き等を検知するため転写材検出手段が設けられている。
【0005】
この転写材検出手段は、スプリング等により一方向に付勢され転写材の通過時のみ揺動するフラグと、このフラグによりオン/オフするフォトセンサからなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、転写材が転写材検出手段を通過する際、フラグと転写材が直接摺擦するため、次のような問題が発生する場合があった。
【0007】
転写材がOHTの場合、OHTは非常に傷つきやすいためフラグと摺擦した部分にスジ状の傷がついてしまう。
【0008】
両面に画像形成を行う場合、二面目の画像形成時はフラグは一面目に画像形成した画像面と摺擦するため、一面目の画像にスジ状の傷をつけたり画像を削りとったりしてしまう。
【0009】
またフラグの転写材との当接部が摩耗してしまい、当接量が減少してしまうことがある。
【0010】
そこで本発明は、OHT等への画像形成時、両面への画像形成時であっても転写材または画像面に傷の生じることがなく、また当接部に摩耗の生じない画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するための本発明の代表的構成は、1枚毎分離給送される転写材と、加熱定着直後に加熱定着されたトナー像を表面に有する転写材に当接する部材を有し、該当接部材は、付勢されており、転写材が該付勢力に抗して通過することによる直進運動、揺動等により転写材の通過を検出する転写材検出手段を有する画像形成装置において、
前記転写材検出手段の転写材との当接部材の当接部は、回転可能に支持されたコロであり、該コロの材料は、純水との接触角が90°以上であり、耐熱温度が180℃以上であり、該コロは、転写材の非画像面側表面および画像面側表面に、または、画像面側表面に当接し、転写材の通過により従動回転することを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、転写材に当接して転写材を検出する転写材検出手段において、転写材との当接部を回転可能なコロで構成されているため、転写材の通過時は転写材の移動によりコロが従動回転し、転写材と転写材検出手段の摺擦が生じないため、傷の付きやすいOHT等であっても傷が付くのを防止することができる。
【0015】
また、画像形成された画像面に転写材検出手段が当接しても、画像削れ等が生じるのを防止することができる。
【0016】
また、転写材に当接する部材が摩耗するのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用した画像形成装置の形態について詳しく説明する。
【0018】
(第1の実施例)
第1実施形態にかかる画像形成装置について図1〜図2を参照して詳しく説明する。
【0019】
まず、図2を参照して画像形成装置の概略構成について説明する。図2は本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。尚、本実施形態では、画像形成装置の一形態として、電子写真方式を採用したフルカラーのレーザービームプリンターを例示している。図2に示す画像形成装置Aは、第1の像担持体として、ドラム型の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という)1を備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、図2中反時計回り方向に回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2、画像情報に基づいてレーザービームを照射し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4、感光体ドラム1上のトナー像が一次転写される第2の像担持体としての転写ユニット5、一次転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6等が配設されている。
【0020】
ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、トナーを除去するクリーニング装置6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジBを形成し、画像形成装置Aの装置本体14に脱着可能なものとなっている。
【0021】
その他に、転写材(第3の像担持体)Sを転写ユニット5に向けて給送する給送手段7、転写材Sを搬送する搬送手段12、二次転写後の転写材にトナー像を定着させる定着装置80が配設されている。
【0022】
以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
【0023】
感光体ドラム1は、例えば、直径約47mmのアルミニウムシリンダの外周面に、有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1はその両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、矢印方向に回転駆動される。
【0024】
帯電装置2としては、例えば、特開昭63−149669号公報に示すようないわゆる接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに電源(不図示)によって帯電バイアスを印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0025】
露光手段3は、ポリゴンミラー3aを有し、このポリゴンミラー3aには、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が照射される。ポリゴンミラー3aはスキャナーモータ(不図示)によって高速で回転され、反射した画像光を結像レンズ3b、反射ミラー3c等を介して、帯電済の感光体ドラム1の表面を選択的に露光して静電潜像を構成するように構成している。
【0026】
現像装置4は、軸4dを中心に割出回転可能な回転体4Aと、これに搭載された4個の現像器、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納した現像器4Y、4M、4C、4Bkを備えている。感光体ドラム1上の静電潜像の現像時には、その静電潜像に付着すべき色の所定の現像器が現像位置に配置される。即ち、所定の現像器が回転体4Aの割出回転によって感光体ドラム1に対向した現像位置に止まり、更にその現像器の現像スリーブ4bが感光体ドラム1に対して微少間隔(約300μm程度)をもって対向するように位置決めされた後、感光体ドラム1上の静電潜像を現像する。この現像は次のようにして行う。現像する色に対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によって、塗布ローラ4aへ送り込み、回転する塗布ローラ4a及びトナー規制ブレード4cによって、回転する現像スリーブ4bの外周にトナーを薄層塗布し、かつトナーヘ電荷を付与(摩擦帯電)する。この現像スリーブ4bと静電潜像が形成された感光体ドラム1との間に現像バイアスを印加することにより静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像するものである。また、各現像器4Y、4M、4C、4Bkの現像スリーブ4bには、各現像器が現像位置に配置されたときに、画像形成装置本体14に設けられた各色現像用高圧電源と接続されるようになっており、各色の現像毎に選択的に電圧が印加される。尚、各現像器4Y、4M、4C、4Bkは、回転体4Aに対して個別に、また回転体4Aに対して個別に、また回転体4Aは装置本体14に対してそれぞれ着脱可能に構成されている。
【0027】
第2の像担持体としての転写ユニット5は、感光体ドラム1から順次に一次転写されて重ねられた複数のトナー像を、一括して転写材Sに二次転写するものである。転写ユニット5は、矢印R5方向に走行する中間転写ベルト5aを備えている。本実施形態の中間転写ベルト5aは、周長約440mmのベルトであり、駆動ローラ5b、二次転写対向ローラ5c、従動ローラ5dの3本のローラにより掛け渡されている。従動ローラ5dに近接して中間転写ベルト5aを感光体ドラム1に押圧する位置と、中間転写ベルト5aが感光体ドラム1から離れる位置をとるように後退する、押さえローラ5jを備えている。中間転写ベルト5aは、駆動ローラ5bの回転によって、矢印R5方向に走行する。更に、中間転写ベルト5aの外側の所定位置には、中間転写ベルト5aの表面に接離可能なクリーニングユニット5eが設けてあり、後述の転写材Sに一括して二次転写後に残った転写残トナーを除去する。このクリーニングユニツト5eは帯電ローラ5fを中間転写ベルト5aに当接させてトナーに転写時と逆の電荷を与える。逆の電荷を付与されたトナーは、感光体ドラム1に静電的に付着され、その後、感光体ドラム1用の後述のクリーニング装置6によって回収されるものある。尚、中間転写ベルト5aのクリーニング方法としては、上述の静電クリーニングに限らず、ブレードやファーブラシ等の機械的な方法や、これらを併用したもの等でもよい。
【0028】
クリーニング装置6は、現像装置4によって感光体ドラム1上に現像されたトナーが中間転写ベルト5aに一次転写された後、一次転写されないで感光体ドラム1表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去するものである。
【0029】
給送手段7は画像形成部へ転写材Sを給送するものであり、複数枚の転写材Sが収納されて、画像形成装置本体14の下部に装填される給送カセット7aを備えている。画像形成時にはピックアップ部材7e、搬送ローラ7bが画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット7a内の転写材Sを1枚ずつ分離給送するとともに、ガイド板7cによってガイドし、レジストローラ7dを通り中間転写ベルト5aへと給送するものである。
【0030】
搬送手段12は画像形成後の転写材Sを定着装置80へ搬送するものであり、複数のベルト等で構成されている。
【0031】
定着装置80は、転写材Sに二次転写された複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する定着回転体としての定着ローラ81と、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を印加する加圧回転体としての加圧ローラ82とからなる。即ち、中間転写ベルト5a上のトナーを一括転写させる二次転写ローラ5nを通過した転写材Sは、定着装置80を通過する際に定着ローラ81及び加圧ローラ82によって熱及び圧力が印加される。これにより複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。なお、この定着装置80の構成及びその動作については後でさらに詳しく説明する。
【0032】
次に、上述構成の画像形成装置の画像形成動作について説明する。
【0033】
中間転写ベルト5aの回転と同期して感光体ドラム1を図2の矢印方向(反時計回り方向)に回転させ、この感光体ドラム1表面を帯電装置2によって均一に帯電するとともに、露光手段3によってイエロー画像の光照射を行い、感光体ドラム1上にイエローの静電潜像を形成する。この静電潜像形成と同時に現像装置4を駆動してイエローの現像器4Yを現像位置に配置し、感光体ドラム1上の静電潜像にイエロートナーが付着するように感光体ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧を印加して静電潜像にイエローのトナーを付着させて現像する。一次転写ローラ(従動ローラ)5dにトナーと逆極性の電圧を印加して感光体ドラム1上のイエローのトナー像を中間転写ベルト5a上に一次転写する。
【0034】
上述のようにしてイエロートナー像の一次転写が終了すると、次の現像器が回転移動し、感光体ドラム1に対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場合と同様にしてマゼンタ、シアン、そしてブラックの各色について、静電潜像の形成、現像一次転写を順次に行い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ねあわせる。これらトナー像を、給搬送手段7から供給された転写材Sに一括して二次転写する。
【0035】
そして、二次転写後の転写材Sを定着装置80に搬送して、ここで、トナー像の定着を行った後、ベルト9aと巻き掛けたベルト9aで駆動される排出ローラ9によって画像形成装置本体14外部の排出トレイ10上に排出して画像形成を終了するものである。
【0036】
{定着装置の構成}
次に第1実施形態に係る定着装置の構成及びその動作について図1を参照して詳しく説明する。図1は第1実施形態に係る定着装置の概略断面図である。
【0037】
図1において、81は定着回転体としての定着ローラであり、金属パイプ(芯金)と弾性体層からなっていいる。82は加圧回転体としての加圧ローラであり、同様に金属パイプ(芯金)と弾性体層からなっている。定着ローラ81はその両端部を軸受(不図示)を介して定着フレーム84に回転可能に支持されている。加圧ローラ82はその両端部を軸受(不図示)を介して加圧フレーム86に回転可能に支持されている。加圧フレーム86は定着フレーム84に固定された支持軸87により揺動可能に支持され、加圧手段としての加圧スプリング88により加圧ローラ82が定着ローラ81に押圧されるように付勢されている。
【0038】
定着ローラ81の一端には歯車(不図示)が定着ローラ81と一体で回転するよう取付けられており、不図示の駆動手段により矢印方向(時計回り方向)に回転駆動される。加圧ローラ82は定着ローラ81に圧着しているため、定着ローラ81の回転に伴って従動回転する。
【0039】
定着ローラ81及び加圧ローラ82の内部にはハロゲンヒーター85が配置されており、定着ローラ81及び加圧ローラ82を内側から加熱する。
【0040】
定着ローラ81、加圧ローラ82の上流側近傍には入ロガイド89が配置され、転写材Sを定着ローラ81と加圧ローラ82のニップ部Nにガイドする。
【0041】
定着ローラ81、加圧ローラ82の下流側近傍には排出上ガイド90、排出下ガイド91、定着排出ローラ92、排出ローラ対向コロ93等が配置され、定着ローラ81及び加圧ローラ82で定着された転写材Sを排出するようガイドする。
【0042】
転写材Sの通過を検知するためフラグ94は、定着ローラ81及び加圧ローラ82の下流排出下ガイド側に揺動可能に支持されている。フラグ94の転写材の摺擦側先端部には、回転体であるコロ95が回転可能に支持されている。なお、このコロの表面は平滑であっても、必要に応じ凹あるいは凹凸形状に形成しても良い。
【0043】
レバー96はフラグ94の揺動に連動して揺動するように揺動可能に支持されている。レバー96はスプリング97により付勢されており、転写材Sの通過時のみ付勢力に抗してフラグ94及びレバー96が揺動する。レバー96の揺動は不図示のフォトセンサーで検出される。
【0044】
二次転写後の転写材Sは入ロガイド89にガイドされ、回転駆動されている定着ローラ81及び加圧ローラ82のニップ部Nに進入する。ニップ部Nを通過した転写材Sは、その非画像面側がコロ95に当接し、これによりフラグ94が揺動し、これに連動してレバー96も揺動する。この時、回転可能に支持されているコロ95は転写材Sの進行により従動回転する。
【0045】
コロ95には通常転写材の非画像面側が接触するが、両面に画像を形成する両面プリント時には画像面側が接触する。ニップN部を通過直後の転写材Sは非常に高温であり、コロ95には耐熱性が要求される。耐熱温度は180℃以上が好ましい。ここで言う「耐熱温度」とは、無荷重で所定の温度に加熱したときにふくれ、ひびわれなどの外観変化を生じない最高加熱温度である。また、その転写材Sの表面に形成されたトナー像は半溶融状態であり、これと接触するコロ95が画像に削れ等を生じさせないためには、溶融トナーに対する非粘着性が要求される。非粘着性を示す指標である純水との接触角で表すと90°以上が好ましい。本実施形態では、コロ95の材質は、4フッ化エチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(以下PFA)を用いている。この材料の耐熱温度は200℃以上、純水との接触角は110°程度である。PFAは非粘着性や耐熱性に優れたフッ素樹脂であるが、非粘着性と耐熱性の特性を満足すれば、PTFEやFEP等の他のフッ素樹脂または他の樹脂でも良い。
【0046】
上述の如き構成により、転写材が摺擦によって傷の付きやすいOHTであっても、転写材検出手段によって傷が生じるのを防止することができる。また両面プリント時、画像面側が転写材検出手段に接触しても、転写材検出手段によって画像削れ等が生じるのを防止することができる。また転写材へ当接する部材が摩耗するのを防止することができる。
【0047】
表1に、本実施例と従来例で当接部材の摩擦および両面プリント時のトナー付着等を比較した結果を示す。
【0048】
表1より、本実施例の形態では従来例に比べ、当接部材の摩耗の抑制、両面プリント時のトナー付着の抑制等において優れていると言える。
【0049】
【表1】
Figure 0003740294
【0050】
(第2の実施例)
第2実施形態に係る定着装置について図3を参照して詳しく説明する。尚、画像形成装置の概略は、前述した実施形態と同等であるため、ここでは詳しい説明は省略する。さらに、以下の説明で、前述した実施形態と同等の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0051】
{定着装置の構成}
第2実施形態に係る定着装置80の構成及びその動作について図3を参照して詳しく説明する。図3は第2実施形態に係る定着装置の概略断面図である。
【0052】
先ず、本実施形態に係る定着装置80の構成について説明する。
【0053】
第1実施形態では転写材検出手段のコロ95及びフラグ94が、通常は非画像面側に当接する構成であるが、本実施形態では、図3に示すように、転写材検出手段のコロ95及びフラグ94が、通常の画像面側に当接する構成である。
【0054】
図3において、フラグ94は排出上ガイド90に揺動可能に支持されている。フラグ94の転写材摺擦側先端には、円筒状の回転体であるコロ95が回転可能に支持されている。フラグ94は、自重またはスプリング(不図示)等により一方向に付勢されており、転写材の通過時のみ付勢力に抗して揺動する。またフラグ94のコロ95の反対側はフォトセンサ(不図示)でフラグ94の揺動を検出するためのものである。
【0055】
二次転写後の転写材Sは入ロガイド89にガイドされ、回転駆動されている定着ローラ81及び加圧ローラ82のニップ部Nに進入する。ニップ部Nを通過した転写材Sは、その画像面側がコロ95に当接し、これによリフラグ94が揺動する。この時、回転可能に支持されているコロ95は転写材Sの進行により従動回転する。
【0056】
ニップN部を通過直後の転写材Sは非常に高温であり、その転写材Sの表面に形成されたトナー像は半溶融状態であり、これと接触するコロ95には耐熱性及び画像に削れ等を生じさせないための溶融トナーに対する非粘着性が要求される。このため本実施形態においても、第1実施形態と同様にPFAを用いている。
【0057】
上述の如き構成により、画像面側に接触して転写材検出を行う転写材検出手段であっても、転写材検出手段によって画像削れ等が生じるのを防止することができる。また、転写材に当接する部材の摩耗を防止することができる。
【0058】
表2に、コロが画像面側に当接する第2の実施例で画像スジ,トナー付着について試験した結果を示す。画像スジ,トナー付着の発生は無く、良好な結果を得ることができた。
【0059】
【表2】
Figure 0003740294
【0060】
(他の実施例)
前述した実施形態では、画像形成装置として電子写真方式を採用したレーザービームプリンタを例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式等他の記録方式を採用した画像形成装置であっても良い。
【0061】
また、前述した実施形態では、画像形成装置として、プリンタを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良い。
【0062】
また前述した実施形態では、カラー画像が形成可能な多色画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば白黒画像が形成可能な単色画像形成装置であっても良い。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、転写材に当接して転写材を検出する転写材検出手段において、転写材との当接部を回転可能なコロで構成されているため、転写材の通過時は転写材の移動によりコロが従動回転し、転写材と転写材検出手段の摺擦が生じないため、傷の付きやすいOHT等であっても傷が付くのを防止することができる。
【0065】
また、画像形成された画像面に転写材検出手段が当接しても、画像削れ等が生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る定着装置の概略断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図3】第2実施形態に係る定着装置の概略断面図である。
【符号の説明】
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
N ニップ
S 転写材
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 露光手段
3a ポリゴンミラー
3b 結像レンズ
3c 反射ミラー
4 現像装置
4A 回転体
4Y,4M,4C,4Bk 現像器
4a 塗布ローラ
4b 現像スリーブ
4c トナー規制ブレード
4d 軸
5 転写ユニット
5a 中間転写ベルト
5b 駆動ローラ
5c 二次転写対向ローラ
5d 従動ローラ
5e クリーニングユニット
5f 帯電ローラ
5j ローラ
5n 二次転写ローラ
6 クリーニング装置
7 給送手段
7a 給送カセット
7b 搬送ローラ
7c ガイド板
7d レジストローラ
7e ピックアップ部材
9 排出ローラ
9a ベルト
10 排出トレー
12 搬送装置
14 装置本体
80 定着装置
81 定着ローラ
82 加圧ローラ
84 定着フレーム
85 ハロゲンヒータ
86 加圧フレーム
87 支持軸
88 加圧スプリング
89 入ロガイド
90 排出上ガイド
91 排出下ガイド
92 定着排出ローラ
93 排出ローラ対向コロ
94 フラグ
95 コロ
96 レバー
97 スプリング

Claims (4)

  1. 1枚毎分離給送される転写材と、加熱定着直後に加熱定着されたトナー像を表面に有する転写材に当接する部材を有し、該当接部材は、付勢されており、転写材が該付勢力に抗して通過することによる直進運動、揺動等により転写材の通過を検出する転写材検出手段を有する画像形成装置において、
    前記転写材検出手段の転写材との当接部材の当接部は、回転可能に支持されたコロであり、該コロの材料は、純水との接触角が90°以上であり、耐熱温度が180℃以上であり、該コロは、転写材の非画像面側表面および画像面側表面に、または、画像面側表面に当接し、転写材の通過により従動回転することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記当接部材が、転写材との当接部に前記コロを有するフラグであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記フラグは一方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記コロの材料がフッ素樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP24459898A 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3740294B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24459898A JP3740294B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置
US09/385,894 US6215965B1 (en) 1998-08-31 1999-08-30 Image forming apparatus having a transfer medium detecting means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24459898A JP3740294B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000072282A JP2000072282A (ja) 2000-03-07
JP3740294B2 true JP3740294B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=17121114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24459898A Expired - Fee Related JP3740294B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6215965B1 (ja)
JP (1) JP3740294B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4289095B2 (ja) 2003-09-18 2009-07-01 セイコーエプソン株式会社 画像形成装置
US7070181B2 (en) * 2003-12-22 2006-07-04 Xerox Corporation Systems and methods for detecting bi-directional passage of an object via an articulated flag member arrangement
JP4961899B2 (ja) * 2006-08-29 2012-06-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2009186692A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
US7970332B2 (en) * 2008-06-30 2011-06-28 Xerox Corporation Oil less fusing using nano/micro textured fusing surfaces
JP6973000B2 (ja) * 2017-12-08 2021-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、及び画像形成装置
JP2022090532A (ja) 2020-12-07 2022-06-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149669A (ja) 1986-12-15 1988-06-22 Canon Inc 接触帯電方法
US4876576A (en) * 1987-04-25 1989-10-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Device for changing sheet shape before entry into fuser nip
US5268726A (en) * 1990-08-10 1993-12-07 Lexmark International, Inc. Electrophotographic reproduction apparatus having improved fuser to prevent wrinkling of envelopes using intermittent pressure
US5659836A (en) * 1994-12-19 1997-08-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Transfer drum having a low-reflectivity area
JP2000109241A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Canon Inc シート検知装置及びこれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000072282A (ja) 2000-03-07
US6215965B1 (en) 2001-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5326958B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US7466949B2 (en) Fixing device having a separation plate
JP4695976B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP5936333B2 (ja) 像加熱装置および画像形成装置
JP2004021188A (ja) 画像形成装置
JP6561600B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004198659A (ja) 画像定着装置、および画像形成装置
JP4947020B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3740294B2 (ja) 画像形成装置
US6151458A (en) Sheet detecting device and image forming apparatus provided with the same
JP2006251531A (ja) 画像形成装置
JP2012189918A (ja) 画像形成装置
JP5609558B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2010038967A (ja) 画像形成装置
JP5008907B2 (ja) 分離爪及びそれを備えた定着装置
JP2003316197A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2023065892A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2003295661A (ja) 画像形成装置
JP2001209266A (ja) 定着装置
JPH08146809A (ja) 定着装置
JP2013080143A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2005037436A (ja) 定着装置
JP2005157172A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2005154120A (ja) 画像形成装置
JP2018112691A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees