JP2004021188A - 画像形成装置 - Google Patents

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西田 聡
Hiroaki Miho
三保 広晃
Shigetaka Kurosu
黒須 重隆
Hiroshi Morimoto
森本 浩史
Masashi Saito
齊藤 正志
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Abstract

【課題】感光体や中間転写体のようなトナーを保持している部材と、中間転写体や転写材のようなトナーを転写しようとする部材についての表面物性、特に接触角や表面エネルギーや表面張力の経時変化の関係を明らかにし、その物性を規定して、転写性能の優れた高画質の画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体上に形成されるトナー像を転写材に転写するために前記感光体に前記転写材を重ねて押圧する一次転写手段を有する画像形成装置において、前記感光体から前記転写材に前記トナー像を転写する工程における前記感光体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT秒としたとき前記感光体の表面に純水を垂らしてからT秒後の該純水に対する前記感光体の接触角が前記T秒後の前記純水に対する前記転写材の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は感光体や中間転写体や転写材や一次転写手段又は二次転写手段の純水に対する界面張力を規定して転写性能を高めた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来電子写真方式を用いた画像形成装置において、感光体と転写材、感光体と中間転写体、中間転写体と転写材、それぞれの表面エネルギーの関係や、純水に対する接触角の関係を規定し静電的に転写し易くしたり、転写部の圧力によるトナーの凝集が発生しても転写する方向へ移り易くする等の方法により、転写を助けたり、トナー凝集による中ヌケ現象を低減したりしていた。(特開平08−211755号、米国特許5,732,314号、特開平07−152263号)しかし、いずれの方法においてもトナーを保持している部材とトナーを転写しようとする部材との接触角や表面エネルギーや表面張力の関係は規定されているものの、その経時的な値、あるいは経時変化については全く述べられていない。
【0003】
電子写真装置に用いられる感光体や中間転写体、紙等の転写材にはいろんな材料が用いられており、単一材料だけで構成されていることは希である。また、通常は像担持体としての感光体を静電的に帯電させるため感光体上にオゾンや硝酸塩が付着したりするし、現像にはトナーやキャリアを用いたりするため感光体にトナーの成分や外添剤の成分が付着したり、転写工程では紙等の転写材が直接像担持体としての感光体や中間転写体に接触するため、かかる像担持体に紙の成分である炭酸カルシウムやタルクといった物が付着する。
【0004】
像担持体である感光体や中間転写体、紙等の転写材の表面エネルギーやそれを求めるための純水に対する接触角は対象となる部材の表面状態に大きく左右される事が判明した。表面粗さが効くことは勿論だが、表面に付着する物質により大きく左右されることを今回発見した。特に純水を垂らしてからの時間により接触角が大きく変わり、対象部材に付着物がある時ほどその変化が大きい。トナー等を保持している部材と、転写しようとしている部材の接触角はその経時変化を無視すると、全く逆の状態となってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決して、トナーを保持している部材とトナーを転写しようとする部材についての表面物性、特に接触角や表面エネルギーや表面張力の経時変化を考慮した関係に注目して、その物性を規定し、転写性能の優れた高画質の画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的は次の技術手段(1)〜(21)項の何れかによって達成される。
【0007】
(1) 感光体上に形成されるトナー像を転写材に転写するために前記感光体に前記転写材を重ねて押圧する一次転写手段を有する画像形成装置において、前記感光体から前記転写材に前記トナー像を転写する工程における前記感光体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT秒としたとき、前記感光体の表面に純水を垂らしてからT秒後の該純水に対する前記感光体の接触角が、前記T秒後の前記純水に対する前記転写材の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
【0008】
(2) 感光体上に形成されるトナー像を中間転写体へ転写するために前記感光体と前記中間転写体を重ねて押圧する一次転写手段と、該中間転写体上のトナー像を転写材に転写するために中間転写体と転写材とを重ねて押圧する二次転写手段を有する画像形成装置において、前記感光体から前記中間転写体に転写する工程における該感光体と該中間転写体の接触転写領域通過時間をT1秒としたとき、前記感光体表面に純水を垂らしてからT1秒後の該純水に対する前記感光体の接触角が、前記T1秒後の該純水に対する前記中間転写体の接触角よりも大きく、前記中間転写体から前記転写材に転写する工程における前記中間転写体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT2秒としたとき、前記中間転写体表面に純水を垂らしてからT2秒後の該純水に対する該中間転写体の接触角が前記T2秒後の純水に対する前記転写材の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
【0009】
(3) 感光体上に形成されるトナー像を中間転写体に転写するために前記感光体と前記中間転写体を重ねて押圧する一次転写手段と、該中間転写体上のトナー像を転写材に転写するために中間転写体と転写材とを重ねて押圧する二次転写手段を有する画像形成装置において、前記中間転写体から前記転写材に転写する工程における前記中間転写体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT秒としたとき、前記中間転写体表面に純水を垂らしてからT秒後の該純水に対する該中間転写体の接触角が前記T秒後の純水に対する前記二次転写手段の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
【0010】
(4) 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、潤滑材を塗布することで行うことを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0011】
(5) 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、表面粗さで調整することを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0012】
(6) 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、プラズマ放射による濡れ性調整で行うことを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0013】
(7) 前記一次、二次の転写手段は弾性体からなる転写ローラを用いることを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0014】
(8) 前記転写手段にはトナーの帯電極性と反対極性の1〜200μAの定電流を出力する定電流電源を用いることを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0015】
(9) 前記転写ローラは1×10〜1×1010Ωの実抵抗を有することを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0016】
(10) 前記トナーの個数平均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする(1)〜(9)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0017】
(11) 前記感光体はドラム形状であることを特徴とする(1)〜(10)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0018】
(12) 前記転写材への二次転写手段は、中間転写体とそれを挟み込むようにしたバックアップローラと二次転写ローラからなり、該バックアップローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり、二次転写ローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり定電流制御をすることを特徴とする(2)〜(11)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0019】
(13) 前記トナーは形状係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個数変動係数が27%以下であることを特徴とする(1)〜(12)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0020】
(14) 前記一次転写手段の相対的な位置は、感光体と中間転写体との接触転写領域の中心点よりも回転方向上流側と下流側に10mm以内であることを特徴とする(2)又は(3)項に記載の画像形成装置。
【0021】
(15) 前記一次転写手段の位置は中間転写体と感光体の接触転写領域の中心点よりも中間転写体進行方向下流側に位置することを特徴とする(2)又は(3)項に記載の画像形成装置。
【0022】
(16) 前記中間転写体から前記転写材への転写を行う二次転写手段としての二次転写ローラの相対的な位置は、中間転写体とバックアップローラとの接触領域の中心点よりも回転方向上流側と下流側に20mm以内であることを特徴とする(2)又は(3)項に記載の画像形成装置。
【0023】
(17) 前記感光体と前記中間転写体のニップを形成するニップ形成ローラは可動式であり、画像形成動作以外は解除することを特徴とする(2)又は(3)に記載の画像形成装置。
【0024】
(18) 前記ニップ形成ローラは金属で形成され、回転するための駆動を持たないことを特徴とする(2)又は(3)項に記載の画像形成装置。
【0025】
(19) 前記中間転写体は複数の感光体と現像装置に対応して設けられることを特徴とする(2)又は(3)項に記載の画像形成装置。
【0026】
(20) 前記複数の感光体から1つの中間転写体へトナー像を一次転写し、該中間転写体のトナー像を転写材へ一括して二次転写する事を特徴とする(19)項に記載の画像形成装置。
【0027】
(21) 前記トナー像のトナーはトナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いた事を特徴とする(1)〜(20)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0029】
図1に示す画像形成装置は、本発明の画像形成装置の実施の形態のデジタル方式によるモノクロ画像形成装置1Aであって、画像読取り部A、画像処理部B、画像形成部C、転写材搬送手段としての転写材搬送部Dから構成されている。
【0030】
画像読取り部Aの上部には原稿を自動搬送する自動原稿送り手段が設けられていて、原稿載置台11上に載置された原稿は原稿搬送ローラ12によって1枚宛分離搬送され読み取り位置13aにて画像の読み取りが行われる。原稿読み取りが終了した原稿は原稿搬送ローラ12によって原稿排紙皿14上に排出される。
【0031】
一方、プラテンガラス13上に置かれた場合の原稿の画像は走査光学系を構成する照明ランプ及び第1ミラーから成る第1ミラーユニット15の速度vによる読み取り動作と、V字状に位置した第2ミラー及び第3ミラーから成る第2ミラーユニット16の同方向への速度v/2による移動によって読み取られる。
【0032】
読み取られた画像は、投影レンズ17を通してラインセンサである撮像素子CCDの受光面に結像される。撮像素子CCD上に結像されたライン状の光学像は順次電気信号(輝度信号)に光電変換されたのちA/D変換を行い、画像処理部Bにおいて濃度変換、フィルタ処理などの処理が施された後、画像データは一旦メモリに記憶される。
【0033】
画像形成部Cでは、画像形成ユニットとして、像担持体であるドラム状の感光体21と、その外周に、該感光体21を帯電させる帯電手段22、帯電した感光体の表面電位を検出する電位検出手段220、現像手段23、転写手段である転写搬送ベルト装置45、前記感光体21のクリーニング手段26及び光除電手段としてのPCL(プレチャージランプ)27が各々動作順に配置されている。
【0034】
感光体21と転写材Pとが重ねられて一次転写の接触転写領域を通過すると感光体21及び転写材Pの表面の物性状態、特に表面張力がお互いに変わってくる。そして図4ののグラフに示すように、接触転写領域の通過時間Tを経過した直後の表面状態は最初の状態から大きく変化しており、以後は殆どそのままの状態を維持し続けている。ここでいう感光体又は転写材の表面張力は、純水を一滴感光体又は転写材の被検査物に垂らしてその時とT秒後とその後の所定時間毎に、図5に示すような被検査物と水滴の間の接触角θを測定した値で表す。図5(a)に示すような最初の接触角からT秒後図5(b)に示すような接触角になり、以後ほぼ同様な状態が続くことが分かった。これをグラフにしたのが、感光体については図4に組込まれている(A)の曲線であり、転写材については(B)の曲線である。そしてT秒後の接触角θは(A)>(B)の関係になっている。
【0035】
尚、感光体21と転写材Pとの間の接触角θの差があまり無いとき又は大きさが逆になっているときには、その差を強制的につける手段が有効であり、上記(A),(B)の曲線にすることができる。その手段について述べる。前記クリーニング手段26にはクリーニングブラシローラ261、固形潤滑剤262、それを前記クリーニングブラシローラ261に押し付けるバネ264が設けられている。その押圧力は1.96Nであり固形潤滑剤262のクリーニングブラシローラ261への喰い込み量は1mm程度にしてある。そしてクリーニングブラシローラ261を通じて感光体21の表面が潤滑され表面張力が減少し、即ち、後述するように純水に対する接触角θが増加し、濡れ性が下がり感光体上のトナー像は転写材Pへより転写し易くなり、例えば従来、転写時の転写圧力の過大等によるトナーの凝集がおこり転写ヌケ現象の発生があったが、そのような凝集による転写ヌケ等の現象も無くなり安定した高画質の転写画像が得られるようになる。
【0036】
感光体21は、光導電性化合物をドラム基体上に塗布形成したもので、例えば有機感光体(OPC)が好ましく使用され、図示の時計方向に駆動回転される。
【0037】
回転する感光体21へは帯電手段22による一様帯電がなされた後、像露光手段としての露光光学系30により画像処理部Bのメモリから呼び出された画像信号に基づいた像露光が行われる。書き込み手段である像露光手段としての露光光学系30は図示しないレーザーダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラー31、fθレンズ34、シリンドリカルレンズ35を経て反射ミラー32により光路が曲げられ主走査がなされるもので、感光体21に対してAoの位置において像露光が行われ、感光体21の回転(副走査)によって潜像が形成される。本実施の形態の一例では文字部に対して露光を行い潜像を形成する。
【0038】
感光体21上の潜像は現像手段23によって反転現像が行われ、感光体21の表面に可視像のトナー像が形成される。転写材搬送部Dでは、画像形成ユニットの下方に異なるサイズの転写材Pが収納された転写材収納手段としての給紙ユニット41(A)、41(B)、41(C)が設けられ、また側方には手差し給紙を行う手差し給紙ユニット42が設けられている。そして前記給紙ユニット41(A)、41(B)、41(C)から供給される転写材Pはローラ対を形成する各案内ローラ233,233A及び垂直搬送路40Hを通り、更に案内ローラ43によって搬送路40に沿って給紙され、給紙される転写材Pの傾きと偏りの修正を行うレジストローラ対44によって転写材Pは一時停止を行ったのち再給紙が行われ、搬送路40、転写前ローラ43a、給紙経路46及び進入ガイド板47に案内され、感光体21上のトナー画像が転写位置Boにおいて一次転写手段24としての一次転写ローラ24A及び分離極25によって転写搬送ベルト装置45の転写搬送ベルト454に載置搬送されながら転写材Pに転写され、該転写材Pは感光体21面より分離し、転写搬送ベルト装置45により定着装置50に搬送される。
【0039】
定着装置50は中空回転体Fで形成される定着部材51としての定着ローラと、それを押圧する加圧部材52としての加圧ローラとを有しており、転写材Pを定着部材51と加圧部材52との間を通過させることにより、加熱、加圧によってトナーを定着させる。トナー画像の定着を終えた転写材Pは排紙トレイ64上に排出される。
【0040】
以上は転写材Pの片側への画像形成を行う状態を説明したものであるが、両面複写の場合は排紙切換部材170が切り替わり、用紙案内部177が開放され、転写材Pは破線矢印の方向に搬送される。
【0041】
更に、搬送機構178により転写材Pは下方に搬送され、用紙反転部179によりスイッチバックさせられ、転写材Pの後端部は先端部となって両面複写用給紙ユニット130内に搬送される。
【0042】
転写材Pは両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給紙ローラ132で転写材Pを再給紙し、転写材Pを搬送路40に案内する。
【0043】
再び、上述したように感光体21方向に転写材Pを搬送し、転写材Pの裏面にトナー画像を転写し、定着装置50で定着した後、排紙トレイ64に排紙する。
【0044】
以上は全て一次転写だけで転写が完了するモノクロの画像形成装置について記述した。
【0045】
図2は、本発明の画像形成装置の他の実施の形態を示す断面構成図である。
このカラー画像形成装置1Bは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と、給紙搬送手段41及び定着手段としての定着装置50とから成る。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。
【0046】
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体21Y、該感光体21Yの周囲に配置された帯電手段22Y、露光手段30Y、現像手段23Y、一次転写手段としての一次転写ローラ24Y、クリーニング手段26Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体21M、該感光体21Mの周囲に配置された帯電手段22M、露光手段30M、現像手段23M、一次転写手段としての一次転写ローラ24M、クリーニング手段26Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体21C、該感光体21Cの周囲に配置された帯電手段22C、露光手段30C、現像手段23C、一次転写手段としての一次転写ローラ24C、クリーニング手段26Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体21K、該感光体21Kの周囲に配置された帯電手段22K、露光手段30K、現像手段23K、一次転写手段としての一次転写ローラ24K、クリーニング手段26Kを有する。
【0047】
感光体21Y,21M,21C,21Kと無端ベルト状中間転写体70とが重ねられて一次転写の接触転写領域を通過すると感光体21Y,21M,21C,21K及び無端ベルト状中間転写体70の表面の物性状態、特に表面張力がお互いに変わってくる。そして図4のグラフに示すように、接触転写領域の通過時間T1を経過した直後の表面状態は最初の状態から大きく変化しており、以後は殆どそのままの状態を維持し続けている。ここでいう感光体又は無端ベルト状中間転写体の表面張力は、純水を一滴感光体又は転写材の被検査物に垂らしてその時とT1秒後とその後の所定時間毎に、図5に示すような被検査物と水滴の間の接触角θを測定した値で表す。図5(a)に示すような最初の接触角θからT1秒後図5(b)に示すような接触角θになり、以後ほぼ同様な状態が続くことが分かった。これをグラフにしたのが図4の中に組込まれている。即ち、感光体については(A)の曲線であり、中間転写体については(C)の曲線である。そして接触角θは(A)>(C)の関係になっている。
【0048】
尚、感光体21Y,21M,21C,21Kと無端ベルト状中間転写体70との間の接触角θの差があまり無いとき又は大きさが逆になっているときには、その差を強制的につける手段が有効であり、上記(A),(C)の曲線にすることができる。その手段について述べる。図2の断面構成図及び図6のクリーニング手段の概略図に示すように、前記クリーニング手段26Y,26M,26C,26Kにはクリーニングブラシローラ261、ホルダ263に取り付けられた固形潤滑剤262、それを前記クリーニングブラシローラ261に押し付けるバネ264が設けられている。その押圧力は1.96Nであり固形潤滑剤262のクリーニングブラシローラ261への喰い込み量は1mm程度にしてある。そしてクリーニングブラシローラ261を通じて感光体21Y,21M,21C,21Kの表面が潤滑され表面張力が減少し、即ち、純水に対する接触角が増加し、濡れ性が下がり感光体上のトナー像は無端ベルト状中間転写体70へより転写し易くなり、例えば従来、転写時の転写圧力の過大等によるトナーの凝集が起こり転写ヌケ現象の発生があったが、そのような凝集による転写ヌケ等の現象も無くなり安定した高画質の転写画像が得られるようになる。
【0049】
無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端ベルト状中間転写体70(以下、単に中間転写体ということもある)を有する。
【0050】
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kにより、回動する無端ベルト状中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット40内に収容された記録媒体としての転写材Pは、給紙手段41により給紙され、複数の中間ローラ43、44、レジストローラ43aを経て、二次転写手段としての二次転写ローラ5Aの位置に搬送され、転写材P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された転写材Pは、定着装置50により定着処理され、排紙ローラ63に挟持されて機外の排紙トレイ64上に載置される。
【0051】
以上は転写材Pの片側への画像形成を行う状態を説明したものであるが、両面複写の場合は排紙切換部材170が切り替わり、用紙案内部177が開放され、転写材Pは破線矢印の方向に搬送される。
【0052】
更に、搬送機構178により転写材Pは下方に搬送され、用紙反転部179によりスイッチバックさせられ、転写材Pの後端部は先端部となって両面複写用給紙ユニット130内に搬送される。
【0053】
転写材Pは両面複写用給紙ユニット130に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給紙ローラ132で転写材Pを再給紙し、転写材Pを搬送路42に案内する。
【0054】
このように再び、上述したように二次転写の位置に転写材Pを搬送し、転写材Pの裏面にトナー画像を転写し、定着装置50で定着した後、排紙トレイ64に排紙する。
【0055】
また、二次転写手段としての二次転写ローラ5Aにより転写材Pにカラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した無端ベルト状中間転写体70は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
【0056】
無端ベルト状中間転写体70と転写材Pとが重ねられて二次転写の接触転写領域を通過すると無端ベルト状中間転写体70及び転写材Pの表面の物性状態、特に表面張力がお互いに変わってくる。そして図4のグラフに示すように、接触転写領域の通過時間T2を経過した直後の表面状態は最初の状態から大きく変化しており、以後は殆どそのままの状態を維持し続けている。ここでいう無端ベルト状中間転写体70又は転写材Pの表面張力は、純水を一滴無端ベルト状中間転写体又は転写材の被検査物に垂らしてその時とT2秒後とその後の所定時間毎に、図5に示すような被検査物と水滴の間の接触角θを測定した値で表す。図5(a)に示すような最初の接触角θからT秒後図5(b)に示すような接触角θになり、以後ほぼ同様な状態が続くことが分かった。これをグラフにしたのが図4に組込まれている(C)曲線と(B)曲線である。即ち、無端ベルト状中間転写体70の純水に対する接触角θが転写材Pのそれよりも大きく、無端ベルト状中間転写体70上のトナー像は転写材Pへより転写し易くなっており、例えば従来、二次転写においても、転写時の転写圧力の過大等によるトナーの凝集がおこり転写ヌケ現象の発生があったが、そのような凝集による転写ヌケ等の現象も無くなり安定した高画質の転写画像が得られるようになる。
【0057】
尚、無端ベルト状中間転写体70と転写材Pとの間の接触角θの差があまり無いとき又は大きさが逆になっているときには、その差を強制的につける手段が有効であり、上記(C),(B)の曲線にすることができる。その手段について述べる。図3の部分断面構成図に示すように、前記二次転写ローラ5Aにはブラシローラ261A、固形潤滑剤262A、それを前記ブラシローラ261Aに押し付けるバネ264Aが設けられている。その押圧力は1.96Nであり固形潤滑剤262Aのブラシローラ261Aへの喰い込み量は1mm程度にしてある。そしてブラシローラ261Aを通じて二次転写ローラ5Aの表面が潤滑され、更に無端ベルト状中間転写体70の表面が転写されて潤滑され、表面張力が減少し、即ち、純水に対する接触角θが増加し、濡れ性が下がり無端ベルト状中間転写体70上のトナー像は転写材Pへより転写し易くなり、例えば従来、前述のような二次転写時にも転写圧力の過大等によるトナーの凝集が起こり転写ヌケ現象の発生があったが、そのような凝集による転写ヌケ等の現象も無くなり安定した高画質の転写画像が得られるようになる。
【0058】
上記一次転写位置及び二次転写位置の転写材の通過時間T1、T2、Tは27msであり、接触角θの測定間隔は20msにした。
【0059】
画像形成処理中、一次転写ローラ24Kは常時、感光体21Kに圧接している。他の一次転写ローラ24Y,24M,24Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体21Y,21M,21Cに圧接する。
【0060】
二次転写手段としての二次転写ローラ5Aは、ここを転写材Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、無端ベルト状中間転写体70に圧接する。
【0061】
また、装置本体Aから筐体8を支持レール82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。
【0062】
筐体8は、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とから成る。
【0063】
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ垂直方向に縦列配置されている。感光体21Y,21M,21C,21Kの図示左側方には無端ベルト状中間転写体ユニット7が配置されている。無端ベルト状中間転写体ユニット7は、駆動ローラ72、従動ローラ71,73、バックアップローラ74を巻回して回動可能な中間転写体として無端ベルト状中間転写体70、一次転写ローラ24Y,24M,24C,24K、及びクリーニング手段6Aとから成る。
【0064】
筐体8の引き出し操作により、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き出される。
【0065】
筐体8の図示左側の支持レール82Lは、無端ベルト状中間転写体70の左方で、定着装置50の上方空間部に配置されている。筐体8の図示右側の支持レール82Rは、最下部の現像手段4Kの下方付近に配置されている。支持レール82Rは、現像手段23Y,23M,23C,23Kを筐体8に着脱する動作に支障を来さない位置に配置されている。
【0066】
また、感光体21Y,21M,21C,21Kから無端ベルト状中間転写体70への転写部上流側に、図2にも示すように、無端ベルト状中間転写体70の内部から感光体21Y,21M,21C,21K側へ押圧するニップ形成ローラ76が設けられていて中間転写体と感光体のニップ形成量が調節できるようにしてある。
【0067】
前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、前述のように潤滑材を塗布することで行うことが好ましいが、これを表面粗さで調整することも好ましい。また、この接触角調整は、プラズマ放射による濡れ性調整で行うことも好ましい。
【0068】
また、前記一次、二次の転写手段は弾性体からなる転写ローラを用いることが相手との当接性が良く簡単正確で好ましい。
【0069】
前記転写手段にはトナーの帯電極性と反対極性の1〜200μAの定電流を出力する定電流電源を用いることがオゾンの発生も殆どなくハジキも起こらず好ましい。
【0070】
前記一次、二次の転写ローラは1×10〜1×1010Ωの実抵抗を有することが回路構成上望ましい。
【0071】
前記トナーの個数平均粒子径が3〜8μmであることが画質やトナー消費量節減の点から望ましい。
【0072】
前記感光体はドラム形状であることが加工が簡単正確で望ましい。
前記転写材への二次転写手段は、中間転写体とそれを挟み込むようにしたバックアップローラと二次転写ローラからなり、該バックアップローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり、二次転写ローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり定電流制御をさせている。これによってオゾンの発生量も殆ど無く、ハジキも起こらず好ましい。
【0073】
前記トナーは形状係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個数変動係数が27%以下であることが、画質やトナー消費量の点から好ましい。
【0074】
前記感光体21Y,21M,21C,21Kから前記中間転写体への一次転写手段としての一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの相対的な位置は、図7の模式図及び表1に示すように感光体21Y,21M,21C,21Kと中間転写体との接触領域の中心点から回転方向上流側、下流側10mm以内であれば、感光体と中間転写体の当たり具合が一様で良好であり転写性が安定するので好ましい。
【0075】
【表1】
Figure 2004021188
【0076】
しかし、本発明の画像形成装置においては、文字チリの現象の起こる観点から見ると同じく表1に示すように、前記一次転写手段としての一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの位置は前記中間転写体と前記感光体21Y,21M,21C,21Kの接触領域の中心点よりも中間転写体進行方向下流側に位置することが好ましいことが分かる。
【0077】
本発明の画像形成装置においては、前記中間転写体から転写材への二次転写手段の相対的な位置は、中間転写体と紙等の中間転写体との接触領域の中心点よりも回転方向上流側、下流側に20mm以内であることが望ましい。これは、二次転写ローラ5Aの中間転写体に対する押圧力が一次転写ローラの感光体に対する押圧力の10倍近くにしてあり、ニップ量も大きいので表2に示すように中間転写体の進行方向上流及び下流に20mmの間は当接状態が一様で転写性も良好で好ましいが、文字チリに関しては同じく表2に示すように上流側にあることは好ましくなく下流側にあることが好ましいという結果になっている。
【0078】
【表2】
Figure 2004021188
【0079】
図3の部分断面構成図に示すように、前記中間転写体と前記感光体21Y,21M,21C,21Kとの間のニップ形成量を調節するニップ形成ローラが設けられ、該ニップ形成ローラは可動式であり、画像形成動作以外は解除することが中間転写体の耐久性増強のため望ましい。
【0080】
前記ニップ形成ローラは金属で形成され、回転するための駆動を持たないことがニップ形成を円滑にするために好ましい。
【0081】
前記トナー像のトナーはトナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いることが画質の面、トナーの効率的な使用の面から望ましい。
【0082】
次に本発明の画像形成装置を運転して行った実施の形態例を3例記す。
実施の形態例1
これはモノクロ複写機で前述の図1に示すものであり、その主な仕様を示すと下記のようになる。
【0083】
ラインスピードは180mm/sである。
感光体のドラム径は60mmであり、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚を25μmにした。
【0084】
感光体の非画像部の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位は−50〜0Vにした。
【0085】
露光はレーザー走査方式で行うよう、半導体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0086】
現像は2成分現像方式にした。
一次転写手段としての一次転写ローラ(発泡ローラ)を感光体面に対向して外径20mm、抵抗値1×10Ωに一次転写ローラとして設置し、20μAの定電流制御を行った。
【0087】
定着は定着装置50の内部にヒータを配置したローラ定着を用いた。
無端ベルト状中間転写体70上の感光体と隣接感光体の距離は95mmにした。
【0088】
一次転写手段である一次転写ローラの外径は20mmにした。
一次転写ローラの押圧力は4.9Nにした。
【0089】
現像手段としての現像器中のトナー濃度は4質量%にした。
潤滑剤はステアリン酸亜鉛(Zn−St)100%の固形状サイズ8×10×335mmのものを用いた。
【0090】
クリーニングブラシローラ261は直径18mm×長さ335mm、東レ(株)製商品番号SA−7、6.25デニール、100千本/6.45cmのものを用いた。前記クリーニングブラシローラ261のラインスピードは180mm/s(感光体21の回転方向と反対のカウンター回転)である。
【0091】
塗布機構は前記クリーニングブラシローラ261の感光体21との食い込み量は1mmにした。前記固形潤滑剤262は前記クリーニングブラシローラ261に総荷重が1.96Nで押圧するようにした。
【0092】
以上の条件にて接触角を測定したが、図4の中に示すような(A)の曲線が得られ、(B)の曲線よりも接触角θを十分大きくできる結果が得られた。
【0093】
以上の構成にて、20万枚のプリントを実施したが、画像上の不具合はなかった。
【0094】
実施の形態例2
本発明の第2の実施の形態例の画像形成装置であるタンデム型の中間転写方式フルカラー複写機は図2に示すものであり、その主な仕様を示すと下記のようになる。
【0095】
ラインスピードは180mm/sである。
感光体21Y,21M,21C,21Kのドラム径は60mmであり、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚を25μmにした。
【0096】
感光体21Y,21M,21C,21Kの非画像部の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位は−50〜0Vにした。
【0097】
露光はレーザー走査方式で行うよう、半導体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0098】
現像は2成分現像方式にした。
中間転写体は無端ベルト状中間転写体70であり、シームレスの半導電樹脂ベルト(体積抵抗率は1×10Ω・cm)を用いた。
【0099】
一次転写手段としての一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kは1次転写として無端ベルト状中間転写体70の背面に発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×10Ω)を設置し、20μAの定電流制御を行った。
【0100】
二次転写ローラ5Aは二次転写手段として転写材Pの背面から無端ベルト状中間転写体70に半導電ローラを押し当て、80μAの定電流制御を行った。
【0101】
定着は定着装置50の内部にヒータを配置したローラ定着を用いた。
無端ベルト状中間転写体70上の感光体と次色感光体の距離は95mmにした。
【0102】
テンションローラ71、駆動ローラ72及び二次転写ローラ5Aと共に無端ベルト状中間転写体70を挟んでいるバックアップローラ74の外径は31.6mmにした。
【0103】
一次転写手段である一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの外径は20mmにした。
【0104】
無端ベルト状中間転写体70のテンションは49Nにした。
一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの押圧力は4.9Nにした。
【0105】
現像手段としての現像器中のトナー濃度は4質量%にした。
潤滑剤はステアリン酸亜鉛(Zn−St)100%のサイズ8×10×335mmの固形潤滑剤を用いた。
【0106】
クリーニングブラシローラ261は直径18mm×長さ335mm、東レ(株)製商品番号SA−7、6.25デニール、100千本/6.45cmのものを用いた。クリーニングブラシローラ261のラインスピードは180mm/s(感光体の回転方向と反対のカウンター回転)である。
【0107】
塗布機構は前記ブラシの感光体との食い込み量を1mmにした。前記固形潤滑剤は前記ブラシに総荷重が1.96Nで押圧するようにした。
以上の条件にて接触角θを測定したが、図4に示すような(A)の曲線が得られ、(C)の曲線の接触角θよりも十分大きい結果が得られた。
【0108】
以上の構成にて、20万枚のプリントを実施したが、画像上の不具合はなかった。
実施の形態例3
本発明の第3の実施の形態例の画像形成装置であるタンデム型の中間転写方式フルカラー複写機は図3に示すものであり、その主な仕様を示すと下記のようになる。
【0109】
ラインスピードは180mm/sである。
感光体21Y,21M,21C,21Kのドラム径は60mmであり、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚を25μmにした。
【0110】
感光体21Y,21M,21C,21Kの非画像部の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位は−50〜0Vにした。
【0111】
露光はレーザー走査方式で行うよう、半導体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0112】
現像は2成分現像方式にした。
中間転写体は無端ベルト状中間転写体70であり、シームレスの半導電樹脂ベルト(体積抵抗率は1×10Ω・cm)を用いた。
【0113】
一次転写手段としての一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kは1次転写として無端ベルト状中間転写体70の背面に発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×10Ω)を設置し、20μAの定電流制御を行った。
【0114】
二次転写ローラ5Aは二次転写手段として転写材Pの背面から無端ベルト状中間転写体70に半導電ローラを押し当て、80μAの定電流制御を行った。
【0115】
定着は定着装置50の内部にヒータを配置したローラ定着を用いた。
無端ベルト状中間転写体70上の感光体と次色感光体の距離は95mmにした。
【0116】
テンションローラ71、駆動ローラ72及び二次転写ローラ5Aと共に無端ベルト状中間転写体70を挟んでいるバックアップローラ74の外径は31.6mm(95mm/3)にした。
【0117】
一次転写手段である一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの外径は20mmにした。
【0118】
無端ベルト状中間転写体70のテンションは49Nにした。
一次転写ローラ24Y,24M,24C,24Kの押圧力は4.9Nにした。
【0119】
現像手段としての現像器中のトナー濃度は4質量%にした。
潤滑剤はステアリン酸亜鉛(Zn−St)100%の固形状のサイズが8×10×335mmの固形潤滑剤262を用いた。
【0120】
ブラシローラ261Aは直径18mm×長さ335mm、東レ(株)製商品番号SA−7、6.25デニール、100千本/6.45cmのものを用いた。ブラシローラ261Aのラインスピードは180mm/s(感光体の回転方向と反対のカウンター回転)である。
【0121】
塗布機構は前記ブラシローラ261Aの二次転写ローラ5Aとの喰い込み量は1mmにした。前記固形潤滑剤262Aは前記ブラシローラ261Aに総荷重が1.96Nで押圧するようにした。そして図4の(D)の曲線で示されるような結果が得られ、二次転写ローラ5Aに塗布された(D)曲線で表される潤滑剤は中間転写体70上に移され(C)の曲線で示されるように感光体や転写材に対して十分調整された接触角θにすることができる。
【0122】
以上の構成にて、20万枚のプリントを実施したが、画像上の不具合はなかった。
【0123】
尚、接触角の測定には協和界面科学(株)製の接触角測定器を用いた。
【0124】
【発明の効果】
本発明により感光体や中間転写体のようなトナーを保持している部材と中間転写体や転写材のようなトナーを転写しようとする部材についての表面物性、特に接触角や表面エネルギーや表面張力の経時変化を考慮した関係が明らかになり、その物性を規定することにより、転写ヌケ等の不具合が決して起こることのない転写性能の優れた高画質の画像形成装置が提供可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のモノクロ画像形成装置を示す断面構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例のカラー画像形成装置を示す断面構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例のカラー画像形成装置を示す部分断面構成図である。
【図4】各種被検物に純水を垂らしてからの時間に対する対純水接触角の変化を示すグラフである。
【図5】被検物の純水との接触角を示す模式図である。
【図6】クリーニング手段の潤滑剤塗布の状態を示す概略図である。
【図7】感光体と中間転写体と一次転写ローラとの位置関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1A モノクロ画像形成装置
1B カラー画像形成装置
5A 二次転写手段(二次転写ローラ)
21,21Y,21M,21C,21K 感光体
22,22Y,22M,22C,22K 帯電手段
23,23Y,23M,23C,23K 現像手段
24 一次転写手段
24A,24Y,24M,24C,24K 一次転写ローラ
26,26Y,26M,26C,26K クリーニング手段
30,30Y,30M,30C,30K 露光手段(露光光学系)
50 定着装置
70 中間転写体(無端ベルト状中間転写体)
261 クリーニングブラシローラ
261A ブラシローラ
262,262A 固形潤滑剤
264,264A バネ
θ 接触角

Claims (21)

  1. 感光体上に形成されるトナー像を転写材に転写するために前記感光体に前記転写材を重ねて押圧する一次転写手段を有する画像形成装置において、前記感光体から前記転写材に前記トナー像を転写する工程における前記感光体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT秒としたとき、前記感光体の表面に純水を垂らしてからT秒後の該純水に対する前記感光体の接触角が、前記T秒後の前記純水に対する前記転写材の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体上に形成されるトナー像を中間転写体へ転写するために前記感光体と前記中間転写体を重ねて押圧する一次転写手段と、該中間転写体上のトナー像を転写材に転写するために中間転写体と転写材とを重ねて押圧する二次転写手段を有する画像形成装置において、前記感光体から前記中間転写体に転写する工程における該感光体と該中間転写体の接触転写領域通過時間をT1秒としたとき、前記感光体表面に純水を垂らしてからT1秒後の該純水に対する前記感光体の接触角が、前記T1秒後の該純水に対する前記中間転写体の接触角よりも大きく、前記中間転写体から前記転写材に転写する工程における前記中間転写体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT2秒としたとき、前記中間転写体表面に純水を垂らしてからT2秒後の該純水に対する該中間転写体の接触角が前記T2秒後の純水に対する前記転写材の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  3. 感光体上に形成されるトナー像を中間転写体に転写するために前記感光体と前記中間転写体を重ねて押圧する一次転写手段と、該中間転写体上のトナー像を転写材に転写するために中間転写体と転写材とを重ねて押圧する二次転写手段を有する画像形成装置において、前記中間転写体から前記転写材に転写する工程における前記中間転写体と前記転写材の接触転写領域通過時間をT秒としたとき、前記中間転写体表面に純水を垂らしてからT秒後の該純水に対する該中間転写体の接触角が前記T秒後の純水に対する前記二次転写手段の接触角よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、潤滑材を塗布することで行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、表面粗さで調整することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記接触転写領域通過時間における純水に対する接触角調整は、プラズマ放射による濡れ性調整で行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記一次、二次の転写手段は弾性体からなる転写ローラを用いることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記転写手段にはトナーの帯電極性と反対極性の1〜200μAの定電流を出力する定電流電源を用いることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記転写ローラは1×10〜1×1010Ωの実抵抗を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーの個数平均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記感光体はドラム形状であることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写材への二次転写手段は、中間転写体とそれを挟み込むようにしたバックアップローラと二次転写ローラからなり、該バックアップローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり、二次転写ローラの抵抗値が1×10〜1×10Ωであり定電流制御をすることを特徴とする請求項2〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記トナーは形状係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個数変動係数が27%以下であることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記一次転写手段の相対的な位置は、感光体と中間転写体との接触転写領域の中心点よりも回転方向上流側と下流側に10mm以内であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  15. 前記一次転写手段の位置は中間転写体と感光体の接触転写領域の中心点よりも中間転写体進行方向下流側に位置することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  16. 前記中間転写体から前記転写材への転写を行う二次転写手段としての二次転写ローラの相対的な位置は、中間転写体とバックアップローラとの接触領域の中心点よりも回転方向上流側と下流側に20mm以内であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  17. 前記感光体と前記中間転写体のニップを形成するニップ形成ローラは可動式であり、画像形成動作以外は解除することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  18. 前記ニップ形成ローラは金属で形成され、回転するための駆動を持たないことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  19. 前記中間転写体は複数の感光体と現像装置に対応して設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  20. 前記複数の感光体から1つの中間転写体へトナー像を一次転写し、該中間転写体のトナー像を転写材へ一括して二次転写する事を特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 前記トナー像のトナーはトナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いた事を特徴とする請求項1〜20の何れか1項に記載の画像形成装置。
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