JP3726869B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、その感光体および中間転写体のクリーニング技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置は、回転駆動され、外周面(表面)に感光層を有する感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により現像されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写させる転写装置とを有している。
【0003】
そして、感光体上に現像されたトナー像を転写対象である用紙等の記録媒体に転写させるために、感光体上に形成されたトナー像が転写(一次転写)され、このトナー像をさらに記録媒体に転写(二次転写)する中間転写体を備えたものが知られている。
【0004】
このような画像形成装置においては、上記一次転写、二次転写が完全にはなされず(トナーが100%転写されるわけではなく)、一次転写後には多少の未転写トナーが感光体表面に残留し(これを一次残留トナーということとする)、二次転写後には、多少の未転写トナーが中間転写体表面に残留することとなる(これを二次残留トナーということとする)。これら残留トナーが放置されると、画質が低下することとなるので、感光体表面には感光体用ブレードを当接させて一次残留トナーを除去し(掻き落とし)、中間転写体表面には中間転写体用ブレードを当接させて二次残留トナーを除去するということが一般になされている。
【0005】
そして、従来技術として、特公平7−19115号公報には、次のような技術が開示されている。
【0006】
すなわち、同公報には、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧を、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧と同じに構成すると、中間転写体上の残留トナー(二次残留トナー)のクリーニング性能が著しく低下する旨の記述がある。そこで、これを改善すべく、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧を、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧に比べて大きく設定した技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明者は、感光体と中間転写体とを有する画像形成装置を用いて実際に画像を形成し、その際の、一次転写前の感光体上に存在しているトナーの粒径の分布、一次転写後の感光体上に残留しているトナー(一次残留トナー)の粒径の分布、および、二次転写後の中間転写体上に残留しているトナー(二次残留トナー)の粒径の分布について観察をした。このような実験を多数回行ない、その結果をまとめた。
【0008】
その結果を図4(a)(b)(c)に示す。
【0009】
図4(a)(b)(c)においてそれぞれ横軸はトナーの粒径、縦軸は頻度(その粒径を有するトナーの量)である。図(a)の曲線Aは一次転写前の感光体上に存在しているトナーの粒径の分布曲線を、図(b)の曲線Bは一次転写後の感光体上に残留しているトナー(一次残留トナー)の粒径の分布曲線を、図(c)の曲線Cは二次転写後の中間転写体上に残留しているトナー(二次残留トナー)の粒径の分布曲線をそれぞれ示している。
【0010】
この実験結果から次のことが判明した。
【0011】
A:図(a)の分布曲線Aから分かるように、一次転写前の感光体上に存在しているトナーの粒径の分布は概ね正規分布状態である。
【0012】
B:図(b)の分布曲線Bから分かるように、一次転写後の感光体上に残留しているトナー(一次残留トナー)は、比較的粒径の小さなものが多く、比較的粒径の大きなものは少ない。粒径の大きなトナーは転写され易く、粒径の小さなトナーは転写されにくいからである。
【0013】
C:図(c)の分布曲線Cから分かるように、二次転写後の中間転写体上に残留しているトナー(二次残留トナー)は、比較的粒径の小さなものが少なく、比較的粒径の大きなものが多い。比較的粒径の小さなトナーは、すでに、一次転写時に中間転写体にあまり転写されずに、感光体上に残留トナーとして残ってしまっているからである。
【0014】
本発明は、以上のような実験結果に基づいてなされたもので、感光体および中間転写体の残留トナーを良好に除去することのできる画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動され、表面にトナー像が形成される感光体と、回転駆動され、前記感光体上のトナー像が一次転写され、そのトナー像を転写対象に二次転写する中間転写ベルトと、前記感光体表面に当接されて前記一次転写後に感光体表面に残留している一次残留トナーを除去する感光体用ブレードと、前記中間転写ベルト表面に当接されて前記二次転写後に中間転写体表面に残留している二次残留トナーを除去する中間転写ベルト用ブレードとを備え、
前記感光体が可撓性を有する薄肉円筒状であり,かつ,前記一次転写部は,前記中間転写ベルトを張架するローラ間において中間転写ベルトが当該中間転写ベルト自身の張力で前記感光体に圧接する圧接部で形成されるとともに,前記中間転写ベルトの駆動ローラに中間転写ベルトを介して電極ローラが配置され,この電極ローラを介して前記中間転写ベルトに一次転写電圧が印加され,
前記感光体用ブレードの感光体に対する当接圧が中間転写ベルト用ブレードの中間転写ベルトに対する当接圧よりも大きく設定されているとともに,該感光体用ブレードの感光体に対する当接圧は、感光体が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成され,かつ,前記中間転写ベルト用ブレードの中間転写ベルトに対する当接圧は、中間転写ベルト表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように構成されていることを特徴とする。
【0018】
【作用効果】
請求項1記載の画像形成装置によれば、回転駆動される感光体の表面にトナー像が形成され、この感光体上のトナー像が、回転駆動される中間転写体に一次転写され、そのトナー像がさらに転写対象に二次転写される。また、前記一次転写後に感光体表面に残留している一次残留トナーは、感光体表面に当接されている感光体用ブレードによって除去され、前記二次転写後に中間転写体表面に残留している二次残留トナーは、中間転写体表面に当接される中間転写体用ブレードによって除去されることとなる。
【0019】
そして、前記感光体用ブレードの感光体に対する当接圧が中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧よりも大きく設定されている、別言すれば、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧が、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧よりも小さく設定されているので、感光体および中間転写体の残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0020】
前述したように、一次転写後の感光体上に残留しているトナー(一次残留トナー)は、比較的粒径の小さなものが多いが、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧は比較的大きく設定されているので、一次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0021】
また、二次転写後の中間転写体上に残留しているトナー(二次残留トナー)は、前述したように比較的粒径の小さなものが少なく、比較的粒径の大きなものが多いので、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧が比較的小さく設定されていても、二次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0022】
しかも、中間転写体用ブレードとの摺接による中間転写体表面の傷付きも低減することとなる。
【0023】
さらに、中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせる場合には、中間転写体用ブレードを、中間転写体に対して離間可能に構成する必要があるが、この請求項1記載の画像形成装置では、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧が比較的小さく設定されているので、中間転写体用ブレードを中間転写体から離間させるための力が小さくて済み、したがって、離間機構の小型化も図ることが可能となる。
【0024】
すなわち、この請求項1記載の画像形成装置によれば、ブレードの当接圧を必要以上に大きくすることなく、一次および二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体の傷付きを低減させることができ、中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせる場合の中間転写体用ブレードの離間機構を小型化することが可能となる。
【0025】
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記感光体用ブレードの感光体に対する当接圧は、感光体が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されているので、さらに次のような作用効果が得られる。
【0026】
請求項1記載の画像形成装置のように、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧を比較的大きく設定すると、感光体の回転開始時に感光体用ブレードと感光体との摩擦力が大きくなり易く、結果としてブレード捲れが生じ易くなるおそれがある。
【0027】
これに対し、この請求項2記載の画像形成装置によれば、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧が、感光体が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されているので、感光体の回転開始時に作用する感光体用ブレードと感光体との間の摩擦力が低減され、結果としてブレード捲れが生じ難くなる。
【0028】
また、感光体が回転を開始した後は、感光体用ブレードが回転開始時よりも大きな当接圧で感光体に対して当接することとなるので、一次転写後の感光体上に残留している一次残留トナーは、良好に除去されることとなる。
【0029】
すなわち、この請求項2記載の画像形成装置によれば、一次残留トナーを良好に除去することができるとともに、ブレード捲れの発生を防止することが可能となる。
【0030】
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧は、中間転写体表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように、別言すれば、中間転写体表面との摩擦が小さくなるにつれて大きくなるように構成されているので、さらに次のような作用効果が得られる。
【0031】
前述したように、二次転写後の中間転写体上に残留している二次残留トナー中には、粒径の小さなものが多くは含まれていない。
【0032】
粒径の小さなトナー、特に微粉状のトナーはブレードと中間転写体(または感光体)との間に介在すると、滑剤としての作用を生ずることとなるが、二次転写後の中間転写体上に残留している二次残留トナー中には、粒径の小さなものが多くは含まれていないので、上記トナーによる滑剤としての作用は、中間転写体用ブレードと中間転写体との当接初期においては期待することができない。
【0033】
このような状況において、中間転写体用ブレードを中間転写体に対して当接初期から大きな当接力(ただし、感光体用ブレードの感光体に対する当接圧よりは小さな当接力)で当接させたとすると、中間転写体に傷が付き易くなる。また、中間転写体用ブレードの当接のさせ方によってはブレード捲れが生じるおそれがある。
【0034】
これに対し、この請求項3記載の画像形成装置によれば、中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧が、中間転写体表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように、中間転写体表面との摩擦が小さくなるにつれて大きくなるように構成されているので、上記トナーによる滑剤としての作用が期待できない中間転写体用ブレードと中間転写体との当接初期においては、中間転写体用ブレードが比較的小さな当接圧で中間転写体に当接することとなる。したがって、中間転写体に傷が付き難くなると同時に、ブレード捲れが生じ難くなる。
【0035】
また、中間転写体用ブレードと中間転写体との当接時間がある程度経過すると、二次転写後の中間転写体上に残留している粒径の小さなトナーが少ないとはいえ、そのトナーが次第に中間転写体用ブレードと中間転写体との当接部に蓄積されて上記滑剤として作用することとなり、中間転写体用ブレードと中間転写体表面との摩擦も次第に小さくなってゆくこととなる。そして、中間転写体用ブレードと中間転写体表面との摩擦が次第に小さくなるにつれて、中間転写体用ブレードは次第に大きな当接圧で中間転写体に当接することとなるので、二次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0036】
すなわち、この請求項3記載の画像形成装置によれば、二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体の傷付きおよびブレード捲れの発生を低減させることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0038】
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の要部を示す概略正面図、図2は感光体用ブレードの作用説明図で、(a)は本実施の形態の作用説明図、(b)は比較例の説明図、図3は主として中間転写体用ブレード周辺を示す背面図である。
【0039】
この画像形成装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナーによる現像器を用いてフルカラー画像を形成することのできる装置である。
【0040】
図1において、10は感光体であり、図示しない適宜の駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動される。この感光体10は、可撓性を有する薄肉円筒状であり、その内方には、バックアップドラム11が配置されている。バックアップドラム11は、感光体10の回転中心に対して偏心(図において右方に偏心)した回転中心を有し、感光体10に従動して回転しつつ感光体10を内方から部分的に(少なくとも後述する感光体用ブレード21との当接部、および帯電ローラ12との当接部を)支持する。
【0041】
感光体10の周りには、その回転方向に沿って、帯電手段としての帯電ローラ12、現像手段としての現像ローラ13(Y,M,C,K)、中間転写装置30、およびクリーニング手段20が配置されている。
【0042】
帯電ローラ11は、感光体10の外周面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電した感光体10の外周面には、図示しない露光ユニットによって所望の画像情報に応じた選択的な露光Lがなされ、この露光Lによって感光体10上に静電潜像が形成される。
【0043】
この静電潜像は、現像ローラ13でトナーが付与されて現像される。
【0044】
この実施の形態では、現像ローラとして、イエロー用の現像ローラ13Y、シアン用の現像ローラ13C、マゼンタ用の現像ローラ13M、およびブラック用の現像ローラ13Kが設けられている。これら現像ローラ13Y,13C,13M,13Kは、選択的に感光体10に当接し得るようになっており、当接したとき、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのうちのいずれかのトナーを感光体10の表面に付与して感光体10上の静電潜像を現像する。
【0045】
現像されたトナー像は、後述する中間転写体としての中間転写ベルト36上に転写(一次転写部T1参照)される。
【0046】
クリーニング手段20は、上記転写後に、感光体10の外周面に残留し付着しているトナー(一次残留トナー)を掻き落とす感光体用ブレード(クリーニングブレード)21と、この感光体用ブレード21によって掻き落とされたトナーを受ける受け部22と、掻き落とされるトナーをすくうすくいシート23と、受け部22内のトナーを図示しない廃トナーボトルに搬送するスクリュー24と、ケース25とを備えている。
【0047】
感光体用ブレード21は、その上部がブレードホルダ26に固定されている。ブレードホルダ26は、その両端に設けられたアーム部26a,26a(一方のみ図示)を介し軸26b,26b(一方のみ図示)によってケース25の側部25a,25a(一方のみ図示)に対して揺動可能に取り付けられている。ケース25とブレードホルダ26との間には、ブレード付勢バネ(圧縮コイルバネ)27が設けられており、このブレード付勢バネ27の付勢力およびブレード自身の弾性力によって感光体用ブレード21の先端部(縁部)が感光体10の表面に当接されるようになっている。この当接圧は、後述する中間転写体用ブレードの中間転写体に対する当接圧よりも大きく設定されている。
【0048】
また、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されている。
【0049】
具体的には、感光体用ブレード21の揺動中心である軸26bを、感光体10の感光体用ブレード21との当接部10aにおける法線N(図2(a)参照)よりも、感光体10の回転方向に関して下流側に配置してある。
【0050】
その作用について図2を参照して説明する。
【0051】
図2(a)に示すブレードホルダ26は、比較例である図(b)のホルダ26’との対比を分かりやすくするために、図1に示したものと多少その形状を変えてあるが、作用の原理に変わりはない。
【0052】
今、仮に、図(b)に示すように、感光体用ブレード21の揺動中心である、ホルダ26’の軸26b’を、感光体10の感光体用ブレード21との当接部10aにおける法線Nよりも、感光体10の回転方向に関して上流側に配置したとする。このような状態で感光体10が図示矢印方向に回転したとすると、感光体10から感光体用ブレード21に作用する摩擦力によって、ブレードホルダ26’および感光体用ブレード21は感光体10から離間する方向へ回動しようとする。
【0053】
したがって、図(b)に示すような構成であると、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が大きくなる。
【0054】
これに対し、この実施の形態のように(図(a)に示すように)、感光体用ブレード21の揺動中心である軸26bを、感光体10の感光体用ブレード21との当接部10aにおける法線Nよりも、感光体10の回転方向に関して下流側に配置すると、感光体10が図示矢印方向に回転した際、感光体10から感光体用ブレード21に作用する摩擦力によって、ブレードホルダ26および感光体用ブレード21は感光体10に接近する方向へ回動しようとする。
【0055】
したがって、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなる。
【0056】
以上のように、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されている。
【0057】
中間転写装置30は、駆動ローラ31と、4本の従動ローラ32,33,34,35と、これら各ローラに張架された中間転写体としての無端状の中間転写ベルト36と、二次転写ローラ37と、クリーニング手段40とを有している。
【0058】
駆動ローラ31は、その端部に固定された図示しない歯車が、感光体10の駆動用歯車(図示せず)と噛み合うことによって、感光体10と略同一の周速で回転駆動され、したがって中間転写ベルト36が感光体10と略同一の周速で図示矢印方向に循環駆動される。
【0059】
従動ローラ35は、中間転写ベルト36が循環駆動される際、駆動ローラ31との間で中間転写ベルト36がそれ自身の張力によって感光体10に圧接される位置に配置されており、感光体10と中間転写ベルト36との圧接部において一次転写部T1が形成されている。
【0060】
駆動ローラ31には、中間転写ベルト36を介して図示しない電極ローラが配置され、その電極ローラを介して、中間転写ベルト36に一次転写電圧が印加されるようになっている。
【0061】
従動ローラ32はテンションローラであり、図示しない付勢手段によって中間転写ベルト36をその張り方向に付勢している。
【0062】
従動ローラ33は、二次転写部T2を形成するバックアップローラである。このバックアップローラ33には、中間転写ベルト36を介して二次転写ローラ37が対向配置される。二次転写ローラ37は、図示しない接離機構により中間転写ベルト36に対して接離可能である。二次転写ローラ37には、二次転写電圧が印加される。
【0063】
従動ローラ34は、クリーニング手段40のためのバックアップローラである。
【0064】
図3にも示すように、クリーニング手段40は、中間転写ベルト36と接触してその外周面に残留し付着しているトナーを掻き落とす中間転写体用ブレード(クリーニングブレード)41と、この中間転写体用ブレード41によって掻き落とされたトナーを受ける受け部42と、この受け部42に落ちたトナーを図示しない廃トナーボトルに向けて搬送するスクリュー43と、ケース44とを備えている。
【0065】
中間転写体用ブレード41は、その上部が正面視L字形のブレードホルダ46を介してケース44に固定されている。
【0066】
ケース44は、スクリュー43の軸43aまたはこれと同心の軸によって図示しないフレームの側板に揺動可能に取り付けられている。ケース44の両端上部にはピン44a,44a(一方のみ図示)が設けられており、これらピン44a,44aと、図示しないフレームの側板に設けられたバネ掛部45,45(一方のみ図示)との間にはそれぞれ引っ張りバネ47(一方のみ図示)が張架されている。このバネ47の付勢力によって、ケース44は中間転写体用ブレード41を中間転写ベルト36に圧接する方向(図3において反時計方向)に常時付勢されているが、中間転写体用ブレード41の中間転写ベルト36に対する圧接は接離機構(離間機構)によって規制されるようになっている。
【0067】
接離機構は、図示しないフレームに対して回転可能に設けられた偏心カム48と、このカム48に当接するケース44の当接部44bと、前記バネ47とで構成されている。
【0068】
カム48は、画像形成装置本体側に設けられた図示しない駆動手段によって回転駆動されるようになっており、図3に示すように、その小径部48aがケース44の当接部44bに対して当接することなく対向するとき、ケース44がその軸(スクリュー43の軸43aまたはこれと同心の軸)を中心としてバネ47の付勢力で反時計方向に回動し、バネ47の付勢力およびブレード自身の弾性力で図示のように中間転写体用ブレード41が中間転写ベルト36に圧接される。
【0069】
また、図3に示す状態からカム48が時計方向におよそ120゜回転してその大径部48bがケース44の当接部44bに当接すると、ケース44がその軸を中心としてバネ47の付勢力に抗して時計方向に回動し、中間転写体用ブレード41が中間転写ベルト36から離間することとなる(離間した状態は図示していない)。
【0070】
そして、前記バネ47の付勢力およびブレード自身の弾性力で図示のように中間転写体用ブレード41が中間転写ベルト36に圧接される際のその当接圧は、前述した感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧よりも小さく設定されている。
【0071】
また、中間転写体用ブレード41の中間転写ベルト36に対する当接圧は、中間転写ベルト36表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように構成されている。
【0072】
具体的には、中間転写体用ブレード41の揺動中心である軸43a(またはこれと同心状の軸)を、中間転写ベルト36の中間転写体用ブレード41との当接部36aにおける法線N’よりも、中間転写ベルト36の回転方向(循環方向)に関して上流側に配置してある。
【0073】
このように構成すると、先に図2(b)を参照して説明したように、中間転写ベルト36が図示矢印方向に回転した際、中間転写ベルト36から中間転写体用ブレード41に作用する摩擦力によって、ブレードホルダ46および中間転写体用ブレード41は中間転写ベルト36から離間する方向へ回動しようとする。
【0074】
したがって、中間転写体用ブレード41の中間転写ベルト36に対する当接圧は、中間転写ベルト36表面との摩擦が大きくなるにつれて減少することとなる。
【0075】
以上のように、中間転写体用ブレード41の中間転写ベルト36に対する当接圧は、中間転写ベルト36表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように構成されている。
【0076】
中間転写ベルト36が循環駆動される過程で、一次転写部T1(図1参照)において、感光体10上のトナー像が中間転写ベルト36上に転写され、中間転写ベルト36上に転写されたトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ37との間に供給される転写対象である用紙等の記録媒体Sに転写される(図1参照)。記録媒体Sは、図示しない給紙装置から給送され、所定のタイミングで二次転写部T2に供給される。
【0077】
以上のような画像形成装置全体の作動は次の通りである。
【0078】
(i)図示しないホストコンピュータ等(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が画像形成装置の制御部に入力されると、テンションローラ32の作動で中間転写ベルト36が張架状態となり、図示しない駆動手段によって感光体10、現像ローラ13、および中間転写ベルト36が回転駆動される。
【0079】
(ii)感光体10の外周面が帯電ローラ11によって一様に帯電される。
【0080】
(iii)一様に帯電した感光体10の外周面に、図示しない露光ユニットによって第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光Lがなされ、イエロー用の静電潜像が形成される。
【0081】
(iv)感光体10には、第1色目(例えばイエロー)用の現像ローラ13Yのみが接触し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目(例えばイエロー)のトナー像が感光体10上に形成される。
【0082】
(v)中間転写ベルト36には上記トナーの帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体10上に形成されたトナー像が、一次転写部T1すなわち、感光体10と中間転写ベルト36との圧接部T1において中間転写ベルト36上に転写される。このとき、二次転写ローラ37およびクリーニング手段40(したがって中間転写体用ブレード41)は、中間転写ベルト36から離間している。
【0083】
(vi)感光体10上に残留しているトナー(一次残留トナー)が感光体用ブレード21によって除去された後、図示しない除電手段からの除電光によって感光体10が除電される。
【0084】
(vii)上記(ii)〜(vi)の動作が必要に応じて繰り返される。すなわち、上記印字指令信号の内容に応じて、第2色目、第3色目、第4色目、と繰り返され、上記印字指令信号の内容に応じたトナー像が中間転写ベルト36上において重ね合わされて中間転写ベルト36上に形成される。
【0085】
(viii)所定のタイミングで記録媒体Sが供給され、記録媒体Sの先端が二次転写部T2に達する直前にあるいは達した後に(要するに記録媒体S上の所望の位置に、中間転写ベルト36上のトナー像が転写されるタイミングで)二次転写ローラ37が中間転写ベルト36に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され、中間転写ベルト36上のトナー像(基本的にはフルカラー画像)が記録媒体S上に転写される。また、カム48の作動で中間転写体用ブレード41が中間転写ベルト36に当接し、二次転写後に中間転写ベルト36上に残留しているトナー(二次残留トナー)が除去される。
【0086】
(ix)記録媒体Sが図示しない定着装置を通過することによって記録媒体S上にトナー像が定着し、その後、記録媒体Sが装置外に排出される。
【0087】
(x)上記(i)〜(ix)の作動がなれた後、上記画像形成信号が所定時間入力されないかあるいは装置の電源が切られると、テンションローラの作動により中間転写ベルト36の張架状態が解除される。
【0088】
以上のような画像形成装置によれば、次のような作用効果が得られる。
【0089】
(a)回転駆動される感光体10の表面にトナー像が形成され、この感光体10上のトナー像が、回転駆動される中間転写体36に一次転写(T1)され、そのトナー像がさらに転写対象Sに二次転写(T2)される。また、一次転写(T1)後に感光体10表面に残留している一次残留トナーは、感光体10表面に当接されている感光体用ブレード21によって除去され、二次転写(T2)後に中間転写体36表面に残留している二次残留トナーは、中間転写体36表面に当接される中間転写体用ブレード41によって除去されることとなる。
【0090】
そして、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧が中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧よりも大きく設定されている、別言すれば、中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧が、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧よりも小さく設定されているので、感光体10および中間転写体36の残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0091】
前述したように、一次転写(T1)後の感光体10上に残留しているトナー(一次残留トナー)は、比較的粒径の小さなものが多いが、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は比較的大きく設定されているので、一次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0092】
また、二次転写(T2)後の中間転写体36上に残留しているトナー(二次残留トナー)は、前述したように比較的粒径の小さなものが少なく、比較的粒径の大きなものが多いので、中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧が比較的小さく設定されていても、二次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0093】
しかも、中間転写体用ブレード41との摺接による中間転写体36表面の傷付きも低減することとなる。
【0094】
さらに、この実施の形態のように、中間転写体36上で複数色のトナー像を重ね合わせる場合には、中間転写体用ブレード41を、中間転写体36に対して離間可能に構成する必要があるが、この実施の形態の画像形成装置では、中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧が比較的小さく設定されているので、中間転写体用ブレード41を中間転写体36から離間させるための力(この実施の形態の場合、バネ47,47の付勢力に抗してケース44を図3において時計方向へ回動させるためのカム48の駆動力)が小さくて済み、したがって、離間機構の小型化(例えば駆動モータの小型化)も図ることが可能となる。
【0095】
すなわち、この実施の形態の画像形成装置によれば、ブレード21,41(特に中間転写体用ブレード41)の当接圧を必要以上に大きくすることなく、一次および二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体36の傷付きを低減させることができ、中間転写体36上で複数色のトナー像を重ね合わせる場合の中間転写体用ブレード41の離間機構を小型化することが可能となる。
【0096】
(b)感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧は、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体10が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されているので、さらに次のような作用効果が得られる。
【0097】
この実施の形態のように、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧を比較的大きく設定すると、感光体10の回転開始時に感光体用ブレード21と感光体10との摩擦力が大きくなり易く、結果としてブレード捲れが生じ易くなるおそれがある。
【0098】
これに対し、この実施の形態の画像形成装置によれば、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧が、感光体10が回転しているときの当接圧に比べて感光体10が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成されているので、感光体10の回転開始時に作用する感光体用ブレード21と感光体10との間の摩擦力が低減され、結果としてブレード捲れが生じ難くなる。
【0099】
また、感光体10が回転を開始した後は、感光体用ブレード21が回転開始時よりも大きな当接圧で感光体10に対して当接することとなるので、一次転写(T1)後の感光体10上に残留している一次残留トナーは、良好に除去されることとなる。
【0100】
すなわち、この実施の形態の画像形成装置によれば、一次残留トナーを良好に除去することができるとともに、ブレード捲れの発生を防止することが可能となる。
【0101】
(c)中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧は、中間転写体36表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように、別言すれば、中間転写体36表面との摩擦が小さくなるにつれて大きくなるように構成されているので、さらに次のような作用効果が得られる。
【0102】
前述したように、二次転写(T2)後の中間転写体36上に残留している二次残留トナー中には、粒径の小さなものが多くは含まれていない。
【0103】
粒径の小さなトナー、特に微粉状のトナーはブレードと中間転写体(または感光体)との間に介在すると、滑剤としての作用を生ずることとなるが、二次転写(T2)後の中間転写体36上に残留している二次残留トナー中には、粒径の小さなものが多くは含まれていないので、上記トナーによる滑剤としての作用は、中間転写体用ブレード41と中間転写体36との当接初期においては期待することができない。
【0104】
このような状況において、中間転写体用ブレード41を中間転写体36に対して当接初期から大きな当接力(ただし、感光体用ブレード21の感光体10に対する当接圧よりは小さな当接力)で当接させたとすると、中間転写体36に傷が付き易くなる。また、中間転写体用ブレード41の当接のさせ方によってはブレード捲れが生じるおそれがある。
【0105】
これに対し、この実施の形態の画像形成装置によれば、中間転写体用ブレード41の中間転写体36に対する当接圧が、中間転写体36表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように、中間転写体36表面との摩擦が小さくなるにつれて大きくなるように構成されているので、上記トナーによる滑剤としての作用が期待できない中間転写体用ブレード41と中間転写体36との当接初期においては、中間転写体用ブレード41が比較的小さな当接圧で中間転写体36に当接することとなる。したがって、中間転写体36に傷が付き難くなると同時に、ブレード捲れが生じ難くなる。
【0106】
また、中間転写体用ブレード41と中間転写体36との当接時間がある程度経過すると、二次転写(T2)後の中間転写体36上に残留している粒径の小さなトナーが少ないとはいえ、そのトナーが次第に中間転写体用ブレード41と中間転写体36との当接部に蓄積されて上記滑剤として作用することとなり、中間転写体用ブレード41と中間転写体36表面との摩擦も次第に小さくなってゆくこととなる。そして、中間転写体用ブレード41と中間転写体36表面との摩擦が次第に小さくなるにつれて、中間転写体用ブレード41は次第に大きな当接圧で中間転写体36に当接することとなるので、二次残留トナーが良好に除去されることとなる。
【0107】
すなわち、この実施の形態の画像形成装置によれば、二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体36の傷付きおよびブレード捲れの発生を低減させることができる。
【0108】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0110】
【発明の効果】
請求項1〜3記載のいずれの画像形成装置によっても、ブレードの当接圧を必要以上に大きくすることなく、一次および二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体の傷付きを低減させることができ、中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせる場合の中間転写体用ブレードの離間機構を小型化することが可能となる。
【0111】
さらに、
請求項2記載の画像形成装置によれば、一次残留トナーを良好に除去することができるとともに、ブレード捲れの発生を防止することが可能となる。
【0112】
請求項3記載の画像形成装置によれば、二次残留トナーを良好に除去することができるとともに、中間転写体の傷付きおよびブレード捲れの発生を低減させることができる。
【0113】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の要部を示す概略正面図。
【図2】感光体用ブレードの作用説明図で、(a)は本実施の形態の作用説明図、(b)は比較例の説明図。
【図3】主として中間転写体用ブレード周辺を示す背面図。
【図4】(a)(b)(c)はそれぞれ実験結果を示す図。
【符号の説明】
10 感光体
21 感光体用ブレード
T1 一次転写部
36 中間転写ベルト(中間転写体)
T2 二次転写部
S 記録材(転写対象)
41 中間転写体用ブレード

Claims (1)

  1. 回転駆動され、表面にトナー像が形成される感光体と、回転駆動され、前記感光体上のトナー像が一次転写され、そのトナー像を転写対象に二次転写する中間転写ベルトと、前記感光体表面に当接されて前記一次転写後に感光体表面に残留している一次残留トナーを除去する感光体用ブレードと、前記中間転写ベルト表面に当接されて前記二次転写後に中間転写体表面に残留している二次残留トナーを除去する中間転写ベルト用ブレードとを備え、
    前記感光体が可撓性を有する薄肉円筒状であり,かつ,前記一次転写部は,前記中間転写ベルトを張架するローラ間において中間転写ベルトが当該中間転写ベルト自身の張力で前記感光体に圧接する圧接部で形成されるとともに,前記中間転写ベルトの駆動ローラに中間転写ベルトを介して電極ローラが配置され,この電極ローラを介して前記中間転写ベルトに一次転写電圧が印加され,
    前記感光体用ブレードの感光体に対する当接圧が中間転写ベルト用ブレードの中間転写ベルトに対する当接圧よりも大きく設定されているとともに,該感光体用ブレードの感光体に対する当接圧は、感光体が回転しているときの当接圧に比べて感光体が停止しているときの当接圧の方が小さくなるように構成され,かつ,前記中間転写ベルト用ブレードの中間転写ベルトに対する当接圧は、中間転写ベルト表面との摩擦が大きくなるにつれて減少するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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