JPH05323835A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH05323835A
JPH05323835A JP14852592A JP14852592A JPH05323835A JP H05323835 A JPH05323835 A JP H05323835A JP 14852592 A JP14852592 A JP 14852592A JP 14852592 A JP14852592 A JP 14852592A JP H05323835 A JPH05323835 A JP H05323835A
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JP
Japan
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cleaning
cleaning brush
brush
intermediate transfer
blade
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Application number
JP14852592A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kai
美紀 甲斐
Masahito Yanagida
雅人 柳田
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Makoto Arai
誠 荒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング終了期におけるトナーの飛散を
防止できるようにした画像形成装置のクリーニング装置
を提供することである。 【構成】 被クリーニング体である中間転写ベルト11
上のクリーニング領域がクリーニングブレード28の部
位を通過したあと、クリーニングブレード28をベルト
11から離隔させるブレード変位駆動用ソレノイド39
を設け、且つ、その離隔時機の前に、クリーニングブラ
シ27の回転を止める駆動源モータ41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置のクリー
ニング装置、更に詳しくは、クリーニングブラシとクリ
ーニングブレードを備えたクリーニング装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置において、例えば感光体より成る潜像担持
体上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像とし
て可視像化し、かかるトナー像を記録媒体に転写するも
のでは、そのトナー像の転写を行ったのち、転写に寄与
しなかったトナーが感光体表面に残留付着しているの
で、かかる付着トナーを感光体から除去して回収するよ
うにしている。
【0003】又、この種の画像形成装置で、感光体上の
トナー像を、転写ドラムや転写ベルトなどの中間転写回
転体に、静電方式、若しくは粘着方式で転写し、この中
間転写回転体上の転写像を更に、記録媒体に転写するよ
うにした画像形成装置が提案されているが、その中間転
写回転体上にも、トナー像転写時にトナーが残留付着し
ているので、これを除去して回収するようにしている。
【0004】かかる感光体や中間転写回転体などの被ク
リーニング体をクリーニングするクリーニング装置とし
て、この種の画像形成装置では、クリーニングブラシや
クリーニングブレードなどを用いたクリーニング装置が
多用されている。
【0005】図4は、このようなクリーニング装置を備
えた画像形成装置の一例であって、本発明一実施例の概
略を示す図であるが、ここでは、この画像形成装置の基
本的な構成と作用を明らかにし乍ら、従来のクリーニン
グ装置の問題点について以下に述べる。
【0006】この例の画像形成装置は、カラー画像を得
ることのできるものとなっていて、上部に、カラー画像
読み取り装置1を有している。又、この画像形成装置
は、本体を成すカラー画像記録装置(カラープリンタ)
2や、下側の給紙ユニット体3などをそれぞれ有してい
る。
【0007】カラー画像記録装置2内の中央部の、幾分
上側に設けられたドラム状の感光体5は、図示矢印方向
に回転駆動されるようになっていて、この回転開始に伴
い、その表面が、帯電チャージャ6により一様に帯電さ
れる。
【0008】感光体5の上位に設けられた光書き込みユ
ニット4からは画信号に対応して光変調されたレーザ光
7が出射し、このレーザ光による光書き込みが、帯電さ
れた感光体表面に対して行われることにより、該表面に
は所定の静電潜像が形成される。現像装置8は、4個の
カラー現像器(不図示)を有すると共に、これらをユニ
ット化したものとなっていて、各現像器が選択的に作動
することにより、感光体表面に順次作像される静電潜像
が、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの異なる色
のトナー像としてそれぞれ顕像化される。
【0009】感光体5には、ベルト駆動ローラ12と、
転写ローラ13と、アイドルローラ14との間に掛け渡
された無端の中間転写ベルト11が、転写ローラ13部
分で接している。そして、この中間転写ベルト11は、
図示されない駆動モータにより、矢印方向に回転駆動さ
れるようになっている。
【0010】中間転写ベルト11は感光体5と同期して
等速で矢印方向に回転し、このとき感光体5上の、異な
る色の各トナー像が、転写部9において、中間転写ベル
ト11の同一位置に順次重ね合わせて転写される。転写
ローラ13に所定のバイアス電圧が印加され、これによ
って感光体5上のトナー像が中間転写ベルト11に転写
されるのである。都合、4色のトナー像が中間転写ベル
ト11上に重ね合わされると、該ベルト11上には所定
のカラー像が得られる。
【0011】感光体5に順次形成される各トナー像を中
間転写ベルト11に転写し終えるごとに、感光体5上に
残留するトナーは、クリーニング装置50によって感光
体5から除去され、感光体5が清掃され、次いで感光体
表面は除電ランプ51によって除電作用を受ける。
【0012】手差し給紙部15、給紙部16,17,1
8,19のいずれかからは、記録媒体としての記録紙2
1が、転写ローラ10とベルト駆動ローラ12に掛け渡
されるベルト部分との間の転写部22に向けて送られ、
この転写部22において、上記カラー像が記録紙21に
一括して転写される。この転写後、記録紙は、搬送ベル
ト23により送られつつ、定着ローラ対24の部位を通
って、カラーコピー紙として、トレイ25上に収容され
る。
【0013】中間転写ベルト11にトナー像が順次転写
されるとき、転写ローラ10は中間転写ベルト11から
離間しており、該ベルト11上のカラー像を記録紙21
に一括転写するとき、転写ローラ10は中間転写ベルト
11に対して押圧され、このとき該ローラ10に所定の
バイアス電圧が印加され、中間転写ベルト11上のカラ
ー像が記録紙21に転写される。
【0014】転写部22に対し、中間転写転ベルト11
の回転方向上の下流側には、被クリーニング体である中
間転写ベルト11をクリーニングするためのクリーニン
グ装置26が設けられている。クリーニング装置26
は、ローラ状のファーブラシより成るクリーニングブラ
シ27と、ゴム等の弾性体より成るクリーニングブレー
ド28とを備えている。クリーニングブラシ27は、被
クリーニング体である中間転写ベルト11の表面を摺擦
するように、例えば時計方向に回転駆動されるようにな
っていて、記録紙21に、中間転写ベルト11上のカラ
ー像を一括転写したのち、中間転写ベルト11上に残留
しているトナーや、その他の異物などが、かかる摺擦す
るクリーニングブラシ27によって掻き取り除去され
る。
【0015】クリーニングブレード28は、被クリーニ
ング体である中間転写ベルト11の移動方向に対し、ク
リーニングブラシ27よりも下流側に設けられ、そのエ
ッジ部分が中間転写ベルト11に当接することによっ
て、クリーニングブラシ27で取り切れなかったトナー
などを掻き取り除去する。なお、符号29で示すもの
は、クリーニングブレード28が当接する中間転写ベル
ト部分の裏側を押さえるためのバックアップローラであ
る。
【0016】ここで、クリーニングブラシ27と、クリ
ーニングブレード28とは、中間転写ベルト11に対し
接離自在に構成され、これらは、感光体5から中間転写
ベルト11上にトナー像を順次転写しているときは中間
転写ベルト11から離隔している。転写部22を通過し
たカラー像転写後の、中間転写ベルト11上のカラー像
形成領域(クリーニング領域)の先端部が、クリーニン
グブレード28とクリーニングブラシ27にそれぞれ到
達する前に、両者が中間転写ベルト11に当接してベル
ト11上の残留トナーを除去するようになっている。
【0017】そして、中間転写ベルト11上のカラー像
形成領域、すなわちクリーニング領域の後端部が、クリ
ーニングブラシ27とクリーニングブレード28の部位
をそれぞれ通過したあと、この該ブラシ27とクリーニ
ングブレード28がそれぞれ中間転写ベルト11から離
隔するようになっている。
【0018】図6は、従来のクリーニング装置における
タイミングチャートを示し、Eは、記録紙21に転写さ
れたあとのカラー像形成領域の後端部がクリーニングブ
レード28の部位を通過する時機である。このE時機の
あと、クリーニングブレード28が中間転写ベルト11
から離隔する。従来においては、その離隔時機の後に、
クリーニングブラシ27の回転を止め、このあと、若干
遅れてクリーニングブラシ27を中間転写ベルト11か
ら離隔させるようにしていた。すなわち、従来は、クリ
ーニングブレード28を中間転写ベルト11から離隔さ
せたあとも、クリーニングブラシ27をt時間だけ回転
させていたのである。
【0019】このt時間の間、クリーニングブラシ27
はベルト11の表面を摺擦し続けるので、この摺擦部か
らトナーが飛散し易くなる。このような飛散を生じる
と、クリーニング装置26と中間転写ベルト11との間
のスキマ31,32(図4)からトナーがクリーニング
装置26外に飛び散ったりして、記録装置2内をトナー
で汚す。特に、t時間の間、クリーニングブレード27
は中間転写ベルト11から離れてしまうので、スキマ3
2からのトナーの飛散も顕著になる。
【0020】中間転写ベルト11を用いないで、感光体
上のトナー像を直接、記録紙に転写する形式の画像形成
装置においても、感光体のクリーニング用のクリーニン
グ装置が設けられているが、このような構成において
も、或いは図4に示したクリーニング装置50において
も、同じような不具合を生じていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クリ
ーニング終了期におけるトナーの飛散を防止できるよう
にした画像形成装置のクリーニング装置を提供すること
にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、被クリーニング体の表面を摺擦するように
回転駆動されるクリーニングブラシと、被クリーニング
体の表面の移動方向に対し、クリーニングブラシよりも
下流側に設けられ、エッジ部が前記表面に当接するクリ
ーニングブレードと、被クリーニング体の表面のクリー
ニング領域がクリーニングブレードを通過したあとに、
クリーニングブレードを前記表面から離隔させるクリー
ニングブレード変位駆動手段と、前記クリーニング領域
がクリーニングブラシを通過したあとであって、クリー
ニングブレードが前記表面から離隔する前、又はこれと
同時に、クリーニングブラシを回転停止させるクリーニ
ングブラシ回転駆動手段と、前記クリーニング領域がク
リーニングブラシを通過したあとであって、クリーニン
グブレードが前記表面から離隔する前、又はこれと同時
に、クリーニングブラシを前記表面から離隔させるクリ
ーニングブラシ変位駆動手段とを具備した画像形成装置
のクリーニング装置を提案するものである。
【0023】また本発明は、上記目的を達成するため、
被クリーニング体の表面を摺擦するように回転駆動され
るクリーニングブラシと、被クリーニング体の表面の移
動方向に対し、クリーニングブラシよりも下流側に設け
られ、エッジ部が前記表面に当接するクリーニングブレ
ードと、被クリーニング体の表面のクリーニング領域が
クリーニングブレードを通過したあとに、クリーニング
ブレードを前記表面から離隔させるクリーニングブレー
ド変位駆動手段と、前記クリーニング領域がクリーニン
グブラシを通過したあとであって、クリーニングブレー
ドが前記表面から離隔する前、又はこれと同時に、クリ
ーニングブラシを低速回転駆動して、該クリーニングブ
ラシを停止させるクリーニングブラシ回転駆動手段と、
前記クリーニング領域がクリーニングブラシを通過した
あとであって、クリーニングブレードが前記表面から離
隔する前、又はこれと同時に、クリーニングブラシを前
記表面から離隔させるクリーニングブラシ変位駆動手段
とを具備した画像形成装置のクリーニング装置を提案す
るものである。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って、詳細
に説明する。
【0025】前述のように、図4は本発明一実施例のク
リーニング装置26を有する画像形成装置を示す図であ
るが、その基本的な構成と作用は先に説明したので、こ
こではその説明を省略する。図1は、本発明一実施例の
クリーニング装置26の要部を示す構成図であり、その
基本構成は先に説明した通りである。この図において、
クリーニングブラシ27の軸には、引っ張りばね33を
介してソレノイド34が連結されている。
【0026】クリーニングブレード28は支点軸35の
周りに揺動自在に設けられたブレードホルダ36に固定
されている。支点軸35には捩りコイルバネ37が取り
付けられ、このバネの力で、クリーニングブレード28
のエッジ部28aは中間転写ベルト11に所定の圧力で
当接する。ブレードホルダ36には、引っ張りばね38
を介してソレノイド39が連結されている。
【0027】図5は、本発明実施例に対応したタイミン
グチャートを示し、Eは先にも述べた如く、中間転写ベ
ルト11上のカラー画像を記録紙21に転写したあと
の、該ベルト11上のカラー像形成領域の後端部がクリ
ーニングブレード28の部位(エッジ部28aの部位)
を通過する時機である。すなわち、被クリーニング体で
ある中間転写ベルト11の表面のクリーニング領域の後
端部がクリーニングブレードを通過するときの時機であ
る。この時機Eのあとに、ソレノイド39が励磁され、
ばね38を介してブレードホルダ36が引かれ、クリー
ニングブレード28が中間転写ベルト11の表面から離
隔するのである。
【0028】ばね38や、ソレノイド39などは、被ク
リーニング体の表面のクリーニング領域がクリーニング
ブレードを通過したあとに、クリーニングブレードを被
クリーニング体の表面から離隔させるクリーニングブレ
ード変位駆動手段の一例を構成する。クリーニングブレ
ード28が離隔したあと、ブレードホルダ36がストッ
パピン40によって止められることにより、クリーニン
グブレード28は中間転写ベルト11から離隔した態位
に保持される(図3参照)。
【0029】ここで、中間転写ベルト11上のクリーニ
ング領域の後端部がクリーニングブラシ27を通過した
あとであって、クリーニングブレード28が中間転写ベ
ルト11から離隔する前、又はこの離隔と同時に、クリ
ーニングブラシ27の回転が図5に示すように止められ
る(図5の例では、クリーニングブレード28が、中間
転写ベルト11から離隔する前にクリーニングブラシ2
7の回転が停止している)。
【0030】図1に示すように、クリーニングブラシ2
7には、モータ41が直結されるか、又は自在継ぎ手な
どを介して連結されている。モータ41は、上述のよう
に、クリーニング領域がクリーニングブラシを通過した
あとであって、クリーニングブレードが被クリーニング
体の表面から離隔する前、又はこれと同時にクリーニン
グブラシを回転停止させるクリーニングブラシ回転駆動
手段の一例を構成し、そのようなタイミング時に、例え
ばモータ41の回転が止められることにより、クリーニ
ングブラシ27が停止するようになっている。
【0031】一方、図5に示すように、中間転写ベルト
11上のクリーニング領域の後端部がクリーニングブラ
シ27を通過したあとであって、クリーニングブレード
28が中間転写ベルト11の表面から離隔する前、又は
この離隔と同時に、クリーニングブラシ27が、ソレノ
イド34の励磁により、中間転写ベルト11の表面から
離隔するようになっている(図2参照)。この場合も、
図5の例ではクリーニングブレード28の離隔前に、ク
リーニングブラシ27が中間転写ベルト11の表面から
離隔している。また図5に示したようにクリーニングブ
ラシ27の回転を停止させたあとに、クリーニングブラ
シ27を中間転写ベルト11の表面から離隔させてもよ
いが、該ブラシ27の回転停止前にクリーニングブラシ
27を中間転写ベルト11から離隔させ、或いはクリー
ニングブラシ27が停止したとき、同時に、このブラシ
27を中間転写ベルト11から離すようにしても良い。
【0032】いずれにしても、ばね33やソレノイド3
4などは、クリーニング領域がクリーニングブラシを通
過したあとであって、クリーニングブレードが被クリー
ニング体の表面から離隔する前、又はこれと同時に、ク
リーニングブラシを被クリーニング体の表面から離隔さ
せるクリーニングブラシ変位駆動手段の一例を構成する
ものである。
【0033】なお、クリーニングブラシ27が自在継手
を介してモータ41に連結される場合は、ソレノイド3
4の励磁により、クリーニングブラシ27のみが変位駆
動される。いずれにしても、クリーニングブレード28
を被クリーニング体である中間転写ベルト11から離す
前、又はこれと同時に、実際のクリーニング動作を終了
したクリーニングブラシ27を停止及び離隔させるよう
にしているので、この間で、トナーの飛散がおさまり、
ブラシ27からのトナーの飛散を抑えることができる。
特に、スキマ32(図4)から、クリーニング装置26
外へのトナーの飛散を効果的に抑えることができ、長期
に亘って画像形成装置内にトナーの汚れが発生すること
を阻止できる。
【0034】なお、図3は、当該クリーニング装置26
のクリーニング終了状態を示したものであり、クリーニ
ングブラシ27と、クリーニングブレード28とは共
に、中間転写ベルト11から離れている。
【0035】以上が、請求項1に対応するクリーニング
装置の実施例であるが、請求項2に対応するクリーニン
グ装置の実施例においては、中間転写ベルト11上のク
リーニング領域の後端部がクリーニングブラシ27を通
過したあとであって、クリーニングブレード28が中間
転写ベルトの表面から離隔する前、又はこの離隔と同時
に、クリーニングブラシ27を低速回転駆動して、この
ブラシ27を停止させるように、クリーニングブラシ回
転駆動手段が構成されている。他の構成は先の実施例と
変りはない。
【0036】図1乃至図3に示したモータ41は、かか
るクリーニングブラシ回転駆動手段の一構成例を成す。
この実施例においても、クリーニングブレード28が中
間転写ベルト11から離隔する前、又はこれと同時に、
実際のクリーニング動作を終えたクリーニングブラシ2
7が低速回転し、しかるのち、その回転が止められるの
で、トナーの飛散を効果的に抑制できる。トナーの飛散
が収まるのを見計らってクリーニングブレード28を中
間転写ベルト11から離隔させる。このようにして、ト
ナーの飛散を防止しつつ、長期に亘って画像形成装置内
のトナーの汚れを防止することができる。なお、クリー
ニングブラシ27による通常のクリーニング動作時に
は、トナーの掻き取り除去機能を遂行できるように、上
述の低速回転時より速い速度で、ブラシ27が回転駆動
される。
【0037】なお、上述の2つの実施例ではクリーニン
グ対象を中間転写ベルトとしたものであるが、この他、
トナー像を担持するベルト状又はドラム状の感光体や、
感光体上のトナー像が転写されるドラム状の中間回転体
なども、その適用対象とすることができる。例えば、図
4に示したクリーニング装置50も、感光体5に当接し
て、トナー像転写後の感光体5上の残留トナーを除去す
るローラ状のクリーニングブラシ50aと、クリーニン
グブレード50bを有し、かかるクリーニング装置50
を、前述の各実施例と全く同様に構成することによっ
て、トナーの飛散を防止できる。この場合、一連の複写
動作、すなわち複数枚分のコピー動作を行ったあとに、
クリーニングブレード50bとクリーニングブラシ50
aを感光体5から離隔させるときは、「被クリーニング
体の表面のクリーニング領域」は、一連のコピー動作の
全体におけるクリーニング領域となり、かかる領域の後
端部がクリーニングブレード50bないしはクリーニン
グブラシ50aを通過したあとに、これらがそれぞれ感
光体5から離隔される。
【0038】
【発明の効果】請求項1及び2に記載の構成によれば、
クリーニングブラシとクリーニングブレードとを用いる
クリーニング装置において、クリーニング終了期におけ
る、クリーニング装置外へのトナーの飛散を効果的に防
止することができるので、長期亘って画像形成装置内を
トナーで汚すおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のクリーニング装置の要部を示
す概略構成図である。
【図2】クリーニングブラシが中間転写ベルトから離隔
した状態を示す図1からの作用図である。
【図3】クリーニングブレードが中間転写ベルトから離
隔した状態を示す図2からの作用図である。
【図4】本発明のクリーニング装置が具備される画像形
成装置の全体構成図である。
【図5】本発明一実施例に対応したタイミングチャート
である。
【図6】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 被クリーニング体としての中間転写ベルト 26 クリーニング装置 27 クリーニングブラシ 28 クリーニングブレード 28a エッジ部
フロントページの続き (72)発明者 荒井 誠 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被クリーニング体の表面を摺擦するよう
    に回転駆動されるクリーニングブラシと、被クリーニン
    グ体の表面の移動方向に対し、クリーニングブラシより
    も下流側に設けられ、エッジ部が前記表面に当接するク
    リーニングブレードと、被クリーニング体の表面のクリ
    ーニング領域がクリーニングブレードを通過したあと
    に、クリーニングブレードを前記表面から離隔させるク
    リーニングブレード変位駆動手段と、前記クリーニング
    領域がクリーニングブラシを通過したあとであって、ク
    リーニングブレードが前記表面から離隔する前、又はこ
    れと同時に、クリーニングブラシを回転停止させるクリ
    ーニングブラシ回転駆動手段と、前記クリーニング領域
    がクリーニングブラシを通過したあとであって、クリー
    ニングブレードが前記表面から離隔する前、又はこれと
    同時に、クリーニングブラシを前記表面から離隔させる
    クリーニングブラシ変位駆動手段とを具備することを特
    徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 被クリーニング体の表面を摺擦するよう
    に回転駆動されるクリーニングブラシと、被クリーニン
    グ体の表面の移動方向に対し、クリーニングブラシより
    も下流側に設けられ、エッジ部が前記表面に当接するク
    リーニングブレードと、被クリーニング体の表面のクリ
    ーニング領域がクリーニングブレードを通過したあと
    に、クリーニングブレードを前記表面から離隔させるク
    リーニングブレード変位駆動手段と、前記クリーニング
    領域がクリーニングブラシを通過したあとであって、ク
    リーニングブレードが前記表面から離隔する前、又はこ
    れと同時に、クリーニングブラシを低速回転駆動して、
    該クリーニングブラシを停止させるクリーニングブラシ
    回転駆動手段と、前記クリーニング領域がクリーニング
    ブラシを通過したあとであって、クリーニングブレード
    が前記表面から離隔する前、又はこれと同時に、クリー
    ニングブラシを前記表面から離隔させるクリーニングブ
    ラシ変位駆動手段とを具備することを特徴とする画像形
    成装置のクリーニング装置。
JP14852592A 1992-05-16 1992-05-16 画像形成装置のクリーニング装置 Pending JPH05323835A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6078772A (en) * 1996-09-27 2000-06-20 Sharp Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus
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