JP3726549B2 - ドアホン子機アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付きのドアホン子機とテレビ電話機とを接続するためのドアホン子機アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ付きのドアホン子機および専用のモニタテレビ(画面)付きの親機がドアホンシステムとして種々市販され、特に住宅などで、来訪者の映像を確認しながらの双方向の通話に使用されている。
【0003】
図2はこのようなドアホンシステムの例を示す図、図3は図2に示すテレビ電話機の構成図、図4は図2に示すドアホン子機の構成図、図5は図2に示す親機の構成図で、これらの図を用いて以下に従来のドアホンシステムの説明を行う。
【0004】
図2において、例えばカメラ付きのドアホン子機3は玄関などに設置され、モニタ画面付きの親機5は居室に設置され、それらは接続線(2線平衡ケーブル)L3で接続される。また、ドアホン子機アダプタ(以下、単にアダプタ)6は、親機5の近傍に設置され、その親機5と接続線(2線平衡ケーブル)L4で接続されるとともに、接続線(2線平衡ケーブル)L1を介して公衆回線Nに接続される。さらに、テレビ電話機2は接続線(2線平衡ケーブル)L2でアダプタ6に接続される。ただし、アダプタ6には、テレビ電話機2ではなく、画面を有さない通常の電話機が接続される場合もある。
【0005】
図3において、テレビ電話機2は、接続線L2を介してアダプタ6に接続される一対の接続端子201と、着信を報知するリンガー202と、公衆回線Nと接続するとともに通話信号を分離するスピーチネットワーク203と、公衆回線Nとデータの送受信を行うモデム204と、映像信号および通話信号を通話相手のテレビ電話機と整合の取れたデータ信号に圧縮伸張するコーデック205と、受信映像表示用のモニタテレビユニット206と、相手と双方向に通話するために使用されるマイク207およびスピーカ208と、マイク207からの音声信号増幅用のマイクアンプ209と、通話相手からの音声信号を増幅してスピーカを駆動するスピーカアンプ210と、ダイアル番号などの入力を行う10キー211と、入力したダイアル番号を出力するダイアラー212と、接点221,222を有し、マイクアンプ209およびスピーカアンプ210を、通話相手が一般電話であればスピーチネットワーク203に切換接続する一方、通話相手がテレビ電話であればコーデック205に切換接続するスイッチ220と、スイッチ220の駆動を行うスイッチ制御回路213と、当該テレビ電話機2の各部の制御を行うCPU200と、交流電源から直流電圧が所定レベルで安定する直流電力を得て当該テレビ電話機2の各部に供給する電源回路214とを備えている。
【0006】
図4において、ドアホン子機3は、接続線L3を介して親機5に接続される一対の接続端子301と、来訪者を撮影して映像信号を出力するテレビカメラユニット302と、映像信号を送信する映像送信回路303と、送話音声を入力するマイク304と、音声出力用のスピーカ305と、マイク304からの音声信号増幅用のマイクアンプ306と、受話音声信号を増幅してスピーカ305を駆動するスピーカアンプ307と、送話および受話を一対の配線によって行うために4線を2線に変換する2線4線変換回路308と、映像信号および送受話の音声信号を多重化するとともに親機5からの多重化された信号を直流電圧などに分離する多重分離回路309と、来訪者の来訪を報知するための押し釦スイッチ310と、当該ドアホン子機3の各部に電力を供給する電源回路311とを備えている。
【0007】
図5において、親機5は、接続線L3を介してドアホン子機3に接続される一対の接続端子501と、接続線L4を介してアダプタ6に接続される一対の接続端子502と、ドアホン子機3への音声信号、映像信号および電源出力の多重化および分離を行う多重分離回路503と、ドアホン子機3からの映像信号を受信する映像受信回路504と、来訪者の映像を映し出すモニタテレビユニット505と、ドアホン子機3と通話するためのマイク506およびスピーカ507と、マイク506からの音声信号を増幅するマイクアンプ508と、ドアホン子機1からの音声信号を増幅してスピーカ507を駆動するスピーカアンプ509と、送話および受話を一対の配線によって行うために4線を2線に変換する2線4線変換回路510と、操作入力用の操作スイッチ511と、この操作スイッチ511が接続されて当該親機5の各部の制御を行うCPU500と、ドアホン子機3からの信号によって押し釦スイッチ310が押下されたか否かの検出を行う押し釦検出回路512と、アダプタ6への通話信号とドアホン子機3からの呼出信号を多重する多重回路513と、交流電源から直流電圧が所定レベルで安定する直流電力を得て当該親機5の各部に供給する電源回路514とを備えている。この電源回路514の出力は、多重分離回路503でドアホン子機3への信号と多重化される。
【0008】
図2に戻って、アダプタ6は、接続線L1を介して公衆回線Nに接続される一対の接続端子601と、接続線L2を介してテレビ電話機2に接続される一対の接続端子602と、接続線L4を介して親機5に接続される一対の接続端子603と、ドアホン子機3からの呼出を検出するドアホン呼出検出回路604と、テレビ電話機2を接続する電話ラインインターフェース回路605と、テレビ電話機2を駆動する電力を供給するテレビ電話給電回路606と、親機5側および公衆回線N側にテレビ電話機2を切換接続するスイッチ607と、このスイッチ607の駆動を行うスイッチ制御回路608と、停電を検出するとスイッチ607を切り換えてテレビ電話機2を公衆回線N側に強制的に接続する停電検出回路609と、テレビ電話機2のフックの検出を行ってこの検出結果を後述のCPU600に渡すフック検出回路610と、公衆回線Nからの着信を検出する電話着信検出回路611と、音源として各呼出を生成する呼出音発生回路612と、その音源を増幅して出力するアンプ・スピーカ613と、当該アダプタ6の各部の制御を行うものであって、例えばドアホン子機3および公衆回線Nからの呼出を検出してスイッチ607の切換制御を行うCPU600と、交流電源から直流電圧が所定レベルで安定する直流電力を得て当該アダプタ6の各部に供給する電源回路614とを備えている。
【0009】
このように構成されるドアホンシステムでは、外部映像を見ながらその外部との双方向の通話がドアホン子機3を介した親機5で可能になるほか、外部との双方向の通話がドアホン子機3、親機5およびアダプタ6を介したテレビ電話機2で可能になる。また、公衆回線Nを介したリモート側のテレビ電話機と本システム側のテレビ電話機2との間で、映像を見ながらの双方向の通話が可能になる。
【0010】
なお、特開平8−195821号公報には、回線/ドアホン切換スイッチを備えるとともに、ドアホンおよび電話回線からの着信を通知する手段と、オフフック検出手段とを備えるドアホンシステムが開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示す従来のドアホンシステムでは、ドアホン子機3、親機5およびアダプタ6を介したテレビ電話機2で、外部との双方向の通話が可能になるものの、ドアホン子機3からの呼出をテレビ電話機2で受けた際、来訪者の確認を行いたい場合には、親機5の画面にその外部映像を表示させる必要があり、手間となる場合があった。また、ドアホン子機3で撮影される外部映像のリモート確認または監視を行うことができなかった。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、テレビ電話機で呼出を受けた際、来訪者の確認を行いたい場合に親機の画面に外部映像を表示させる手間が生ぜず、またドアホン子機で撮影される外部映像のリモート確認または監視が可能なドアホン子機アダプタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明のドアホン子機アダプタは、公衆回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備えるのである。
【0014】
この構成では、ドアホン子機から呼出があった際に、スイッチによって、テレビ電話機が電話インターフェースを介してモデムに接続されると、ドアホン子機からの外部映像がテレビ電話機の画面に表示されるようになる。この結果、テレビ電話機で呼出を受けた際、来訪者の確認を行いたい場合に、従来のような親機の画面に外部映像を表示させる手間を省くことが可能になる。また、公衆回線に接続されたリモート側のテレビ電話機と接続する際に、スイッチによって、その公衆回線が回線インターフェースを介してモデムに接続されると、ドアホン子機からの外部映像がリモート側のテレビ電話機の画面に表示されるようになる。この結果、ドアホン子機で撮影される外部映像のリモート確認または監視が可能になる。
【0015】
なお、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段を備え、この電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続する構成でもよい(請求項2)。この構成では、テレビ電話機でローカル接続用のダイアル番号を入力して、このダイアル番号が電話側検出手段によって検出されると、テレビ電話機が電話インターフェースを介してモデムに接続されるようになる。この結果、テレビ電話機のダイアル番号の入力操作で、ドアホン子機で撮影される外部映像をテレビ電話機の画面に表示させることができる。
【0016】
また、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段とを備え、このフック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続する構成でもよい(請求項3)。この構成では、フックする毎に、公衆回線およびテレビ電話機がそれぞれ回線インターフェースおよび電話インターフェースを介してモデムに交互に切換接続されるようになる。これにより、ドアホン子機または公衆回線からの呼出が、例えば電話通話中または外部との通話中にあっても、簡単なフック操作をするだけで、所望する接続先にテレビ電話機を切換接続させることが可能になる。
【0017】
また、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段とを備える構成でもよい(請求項4)。この構成では、種々の文字情報がテレビ電話機の画面にインポーズされるようになる。これにより、例えば、ドアホン子機を介してテレビ電話機で外部と通話中に電話呼出があると、その旨をオンスクリーンで通知することが可能になる。
【0018】
また、前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有する構成でもよい(請求項5)。この構成によれば、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で一元的に確認する(見る)ことができる。
【0019】
また、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定する番号設定手段とを備え、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続する構成でもよい(請求項6)。この構成では、公衆回線に接続されたリモート側からリモート接続用のダイアル番号が送られてくると、そのダイアル番号が回線側検出手段によって検出され、その公衆回線が回線インターフェースを介してモデムに接続されるようになる。これにより、例えば、自宅の所望する外部映像を外出先のテレビ電話機の画面に表示させることが可能になる。
【0020】
また、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段とを備え、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続する構成でもよい(請求項7)。この構成では、テレビ電話機で切換用のダイアル番号を入力して、このダイアル番号が電話側検出手段によって検出されると、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースがコーデック側に接続されるようになる。この結果、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で選択的に確認する(見る)ことが可能となる。
【0021】
さらに、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備える構成でもよい(請求項8)。この構成では、停電すると、公衆回線とテレビ電話機とが電気的に直結されるので、停電でも、公衆回線を介したテレビ電話機による通話が可能になる。
【0022】
請求項9記載の発明のドアホン子機アダプタは、公衆回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備えるとともに、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段と、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段と、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定するとともに、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段と、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備え、前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続し、前記フック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続し、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係るドアホン子機アダプタなどを示す構成図で、この図を用いて以下に本実施形態の説明を行う。ただし、図1に示す識別のために設けた括弧内の符号を適宜使用しながら説明する。
【0024】
図1の例では、ドアホン子機アダプタ(以下、単にアダプタ)1は、公衆回線Nに接続され、1台のテレビ電話機2、2台のカメラ付きのドアホン子機3および1台の監視カメラ4とともに使用されている。ただし、本実施形態では、監視カメラ4は、ドアホン子機3と同様の音声入出力機能を有しているものとする。
【0025】
まず、本実施形態の基本部分について説明すると、アダプタ1は、公衆回線Nに接続される当該アダプタ1、1台のテレビ電話機2、2台のドアホン子機3および1台の監視カメラ4により構成されるシステム全般の制御を行うCPU10と、交流電源から直流電圧が所定レベルで安定する直流電力を得て当該アダプタ1の各部に供給する電源回路11と、この電源回路11の出力電力から所定電力を得てテレビ電話機2に供給するテレビ電話給電回路12とを備えているほか、接続線L1を介して公衆回線Nに接続される一対の接続端子101と、この接続端子101などを介して公衆回線Nに接続される回線インターフェース102と、接続線L2を介してテレビ電話機2に接続される一対の接続端子103と、この接続端子103などを介してテレビ電話機2に接続される電話ラインインターフェース104(電話インターフェース)と、2台のドアホン子機3および1台の監視カメラ4に接続される子機インターフェース110と、この子機インターフェース110からの映像信号を公衆回線Nおよびテレビ電話機2用の伝送方式に整合させ、またドアホン子機3用の通話信号を公衆回線Nおよびテレビ電話機2用の伝送方式に整合させる、つまり整合の取れたデータ信号に圧縮伸張するコーデック120と、このコーデック120における公衆回線Nおよびテレビ電話機2側に接続されるデータ送受信用のモデム121と、接点131〜135を有し、回線インターフェース102および電話ラインインターフェース104を介して公衆回線Nおよびテレビ電話機2をそれぞれモデム121に切換接続するスイッチ130とを備えている。
【0026】
なお、150は音源としてのチャイム音声ガイダンス回路で、151はその音源を増幅して出力するアンプ・スピーカである。また、CPU10の詳細な制御動作例については順次後述する。
【0027】
上記基本部分において、子機インターフェース110には、接続線L3を介してドアホン子機3aに接続される一対の接続端子111、およびドアホン子機3aの呼出の検出を行ってこの検出結果をCPU10に渡す押し釦検出回路112を有し、映像信号の取込みおよび通話信号の双方向転送を行うドアホンインターフェース113と、接続線L3を介してドアホン子機3bに接続される一対の接続端子114、およびドアホン子機3bの呼出の検出を行ってこの検出結果をCPU10に渡す押し釦検出回路(図示せず)を有し、映像信号の取込みおよび通話信号の双方向転送を行うドアホンインターフェース116と、接続線L3を介して監視カメラ4に接続される一対の接続端子117を有し、映像信号の取込みおよび通話信号の双方向転送を行うカメラインターフェース118と、ドアホンインターフェース113,116およびカメラインターフェース118のいずれか1つをコーデック120側に切換接続するスイッチ119(切換手段)とが具備されている。
【0028】
また、接点131により開閉される両端の一方はモデム121に接続され、他方は接点132,133を介して回線インターフェース102および電話ラインインターフェース104にそれぞれ接続されている。また、接点134によって公衆回線Nが回線インターフェース102および内部配線ILの一端のいずれかに切換接続される一方、接点135によってテレビ電話機2が電話ラインインターフェース104および内部配線ILの他端のいずれかに切換接続される構成になっている。
【0029】
ただし、スイッチ130の各接点は、これら各接点の開閉駆動を行うスイッチ制御回路136を介したCPU10の制御によって開閉される。また、接点134,135は、通常、回線インターフェース102および電話ラインインターフェース104にそれぞれ接続されており、公衆回線Nとテレビ電話機2とを接続する場合に、内部配線IL側に切換接続される。
【0030】
さらに、子機インターフェース110とコーデック120との間には、コーデック120から子機インターフェース110への通話信号に電源回路11からの出力を乗せる多重化を行う一方、子機インターフェース110からの多重化された映像信号および通話信号を分離する多重分離回路122と、多重分離回路122で分離された映像信号の受信処理を行う映像受信回路123と、コーデック120と多重分離回路122との間における通話信号の双方向転送処理を行う音声送受信回路124とが具備されている。
【0031】
このようにアダプタ1を構成すれば、従来と同様の外部との双方向の通話がドアホン子機3およびアダプタ1を介したテレビ電話機2で可能になるほか、ドアホン子機3からの外部映像をテレビ電話機2の画面で見ることが可能になる。また、ドアホン子機3からの外部映像をアダプタ1および公衆回線Nを介したリモート側のテレビ電話機の画面で見ることも可能になる。さらに、テレビ電話機2およびリモート側のテレビ電話機の双方で、その画面にドアホン子機3および監視カメラ4からの外部映像を切換表示させることが可能になる。
【0032】
次に、上記構成に付加される種々の機能ブロックについて順次説明すると、アダプタ1には、テレビ電話機2からのダイアル番号の検出を行い、この検出結果をCPU10に渡すダイアルNO検出回路140(電話側検出手段)がさらに具備されている。
【0033】
ここで、CPU10は、ダイアルNO検出回路140によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、スイッチ130を切り換えて、すなわち接点132を開にして接点131,133を閉にし、電話ラインインターフェース104を介してテレビ電話機2をモデム121に接続するとともに、スイッチ119を切り換えて、子機インターフェース110の各インターフェースのうち、そのダイアル番号で特定されるインターフェースを多重分離回路122に接続する制御を行うように構成される。
【0034】
これにより、テレビ電話機2は、モデム121に接続されるとともにこのモデム121などを介してドアホン子機3および監視カメラ4のうちの所望する機器に接続されるので、テレビ電話機2の画面に所望する外部映像を表示させることが可能になる。
【0035】
また、アダプタ1には、公衆回線Nからの着信の検出を行い、この検出結果をCPU10に渡す電話着信検出回路141(着信検出手段)と、ドアホン子機3および公衆回線Nからの呼出を報知すべく、テレビ電話機2で呼出音を発生させるための電話呼出信号を生成してテレビ電話機2側に送信する電話呼出信号発生回路142(報知手段)と、テレビ電話機2のフックの検出を行い、この検出結果をCPU10に渡すフック検出回路143(フック検出手段)とがさらに具備されている。
【0036】
ここで、CPU10は、公衆回線Nからの電話呼出やドアホン子機3からの呼出があれば、電話呼出信号発生回路142によって電話呼出信号をテレビ電話機2に送信させるほか、フック検出回路143によってフックが検出される毎に、回線インターフェース102および電話ラインインターフェース104を介して公衆回線Nおよびテレビ電話機2をそれぞれモデム121に交互に切換接続する制御を行うように構成される。
【0037】
これにより、公衆回線Nおよびドアホン子機3からの呼出を知ることができるとともに、そのような呼出が、例えば電話で通話中に、外部と話し中にまたは監視カメラ4で監視中にあっても、簡単なフック操作をするだけで、所望する接続先にテレビ電話機2を切換接続させることが可能になる。
【0038】
また、アダプタ1には、CPU10からの信号に従って、文字情報をテレビ電話機2の画面にインポーズするための信号を生成してコーデック120などを介してテレビ電話機2に向けて送出するオンスクリーン回路144(通知手段)が具備されている。
【0039】
ここで、CPU10は、例えば電話着信検出回路141によって着信が検出されると、オンスクリーン回路144によってその旨をオンスクリーンでテレビ電話機2に通知させる制御を行うように構成される。
【0040】
これにより、例えばドアホン子機3を介してテレビ電話機2で外部と話し中に公衆回線Nからの電話呼出があると、その旨がオンスクリーンでテレビ電話機2の画面に通知されることになる。
【0041】
また、アダプタ1には、留守設定部145(留守設定手段)と、公衆回線Nからのダイアル番号の検出を行い、この検出結果をCPU10に渡すダイアルNO検出回路146(回線側検出手段)と、ダイアル番号を設定するダイアルNO設定部147(番号設定手段)とが具備されている。
【0042】
例えば、ダイアルNO設定部147で、ドアホン子機3および監視カメラ4の各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定することができ、また所望するリモート接続用のダイアル番号(つまり暗証番号)を設定することができる。ただし、ダイアルNO検出回路140によって検出されたダイアル番号が切換用のダイアル番号であれば、そのダイアル番号は上述したローカル接続用のダイアル番号として取り扱われる。
【0043】
ここで、CPU10は、留守設定部145の設定が留守である場合に、ダイアルNO検出回路146によって検出されたダイアル番号がリモート接続用のダイアル番号であれば、スイッチ130を切り換えて、つまり接点133を開にして接点131,132を閉にし、回線インターフェース102を介して公衆回線Nをモデム121に接続する一方、ダイアルNO検出回路140,146によって検出されたダイアル番号が切換用のダイアル番号であれば、スイッチ119を切り換えて、子機インターフェース110の各インターフェースのうち、その切換用のダイアル番号で特定されるインターフェースを多重分離回路122に接続する制御を行うように構成される。
【0044】
これにより、公衆回線Nは、モデム121に接続されるとともにこのモデム121などを介してドアホン子機3および監視カメラ4のうちの所望する機器に接続されるので、例えば、自宅の所望する外部映像を外出先のテレビ電話機の画面に表示させることが可能になる。
【0045】
さらに、アダプタ1には、停電の検出を行い、停電を検出すると、公衆回線Nとテレビ電話機2とを電気的に直結、すなわち接点134,135の双方を内部配線ILに強制的に接続させる停電検出回路148が具備されている。これにより、停電時でも、テレビ電話機2による公衆回線Nを介した通話が可能となる。
【0046】
次に、本アダプタ1の動作例の幾つかを説明する。例えば、ドアホン子機3aの押し釦が押下されると、その押し釦が押下された旨の検出結果が押し釦検出回路112からCPU10に渡され、ドアホンインターフェース113が多重分離回路122に接続されるとともに、テレビ電話機2が電話ラインインターフェース104を介してモデム121に接続される。この結果、テレビ電話機2で、ドアホン子機3aにより撮影される外部映像を見ながら、外部と双方向に会話をすることができる。
【0047】
また、ドアホン子機3bの押し釦が押下されると、その押し釦が押下された旨の検出結果がドアホンインターフェース116の押し釦検出回路からCPU10に渡され、ドアホンインターフェース116が多重分離回路122に接続されるとともに、テレビ電話機2が電話ラインインターフェース104を介してモデム121に接続される。この結果、テレビ電話機2で、ドアホン子機3bにより撮影される外部映像を見ながら、外部と双方向に会話をすることができる。
【0048】
また、テレビ電話機2で、監視カメラ4に割当設定された切換用のダイアル番号を入力して、このダイアル番号がダイアルNO検出回路140によって検出されると、カメラインターフェース118が多重分離回路122に接続されるとともに、テレビ電話機2が電話ラインインターフェース104を介してモデム121に接続される。この結果、テレビ電話機2で、監視カメラ4で撮影される外部映像を確認することができる。また、本実施形態では、その外部近傍の音や音声を聴くことができるとともに、その外部に向けて声をかけることができる。
【0049】
また、公衆回線Nから着信があると、接点134,135の双方が内部配線ILに切換接続される。この後、公衆回線Nに接続されたリモート側のテレビ電話機からリモート接続用のダイアル番号が送られてくると、このダイアル番号がダイアルNO検出回路146によって検出され、公衆回線Nが、回線インターフェース102に切換接続されるとともにその回線インターフェース102を介してモデム121に接続される。このとき、スイッチ119によって多重分離回路122に接続されている方の機器によって撮影される外部映像が、リモート側のテレビ電話機の画面に表示される。この後、リモート側のテレビ電話機から切換用のダイアル番号が送られてくると、このダイアル番号がダイアルNO検出回路146によって検出され、その切換用のダイアル番号に対応する子機インターフェース110内のインターフェースが多重分離回路122に接続される。これにより、リモート側のテレビ電話で外部映像を選択的に切り換えて見ることが可能になる。
【0050】
さらに、テレビ電話機2で、ローカル接続用のダイアル番号、すなわち本実施形態では切換用のダイアル番号を入力すると、このダイアル番号がダイアルNO検出回路140によって検出され、そのダイアル番号に対応する子機インターフェース110内のインターフェースが多重分離回路122に接続される。この結果、テレビ電話機2で、外部映像を選択的に切り換えて見ることが可能になる。
【0051】
なお、本実施形態では、アダプタ1、1台のテレビ電話機2、2台のドアホン子機3および1台の監視カメラ4によってシステムが構成されているが、最小のシステムを構成するには、アダプタ1、1台のテレビ電話機2および1台のドアホン子機3があればよい。
【0052】
また、本実施形態では、アダプタ1には、ドアホン子機3と同様の音声入出力機能を有する監視カメラ4が接続されるが、これに限らず、音声入出力機能を有さない監視カメラを接続可能にドアホン子機アダプタを構成するようにしてもよいのは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、公衆回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備えるので、テレビ電話機で呼出を受けた際、来訪者の確認を行いたい場合に、従来のような親機の画面に外部映像を表示させる手間を省くことが可能になるとともに、ドアホン子機で撮影される外部映像のリモート確認または監視が可能になる。
【0054】
請求項2記載の発明によれば、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段を備え、この電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続するので、テレビ電話機のダイアル番号の入力操作で、ドアホン子機で撮影される外部映像をテレビ電話機の画面に表示させることができる。
【0055】
請求項3記載の発明によれば、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段とを備え、このフック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するので、ドアホン子機または公衆回線からの呼出が、例えば電話通話中または外部との通話中にあっても、簡単なフック操作をするだけで、所望する接続先にテレビ電話機を切換接続させることが可能になる。
【0056】
請求項4記載の発明によれば、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段とを備えるので、例えば、ドアホン子機を介してテレビ電話機で外部と通話中に電話呼出があると、その旨をオンスクリーンで通知することが可能になる。
【0057】
請求項5記載の発明によれば、前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有するので、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で一元的に確認する(見る)ことができる。
【0058】
請求項6記載の発明によれば、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定する番号設定手段とを備え、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続するので、例えば、自宅の所望する外部映像を外出先のテレビ電話機の画面に表示させることが可能になる。
【0059】
請求項7記載の発明によれば、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段とを備え、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続するので、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で選択的に確認する(見る)ことが可能となる。
【0060】
請求項8記載の発明によれば、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備えるので、停電でも、公衆回線を介したテレビ電話機による通話が可能になる。
【0061】
請求項9記載の発明によれば、公衆回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備えるとともに、前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段と、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段と、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定するとともに、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段と、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備え、前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続し、前記フック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続し、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続するもので、請求項1〜8の作用・効果全てを奏することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドアホン子機アダプタなどを示す構成図である。
【図2】従来のドアホンシステムの例を示す図である。
【図3】図2に示すテレビ電話機の構成図である。
【図4】図2に示すドアホン子機の構成図である。
【図5】図2に示す親機の構成図である。
【符号の説明】
1 ドアホン子機アダプタ(アダプタ)
2 テレビ電話機
3 ドアホン子機
4 監視カメラ
10 CPU
N 公衆回線
11 電源回路
12 テレビ電話給電回路
101 接続端子
102 回線インターフェース
103 接続端子
104 電話ラインインターフェース
110 子機インターフェース
111 接続端子
112 押し釦検出回路
113 ドアホンインターフェース
114 接続端子
116 ドアホンインターフェース
117 接続端子
118 カメラインターフェース
119 スイッチ
120 コーデック
121 モデム
122 多重分離回路
123 映像受信回路
124 音声送受信回路
130 スイッチ
131〜135 接点
136 スイッチ制御回路
140 ダイアルNO検出回路
141 電話着信検出回路
142 電話呼出信号発生回路
143 フック検出回路
144 オンスクリーン回路
145 留守設定部
146 ダイアルNO検出回路
147 ダイアルNO設定部
148 停電検出回路

Claims (9)

  1. 公衆回線に接続される回線インターフェースと、
    テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、
    カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、
    この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、
    このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、
    前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチと
    を備えるドアホン子機アダプタ。
  2. 前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段を備え、この電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  3. 前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段とを備え、このフック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  4. 前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段とを備える請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  5. 前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  6. 留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定する番号設定手段とを備え、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  7. 前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段とを備え、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続する請求項5記載のドアホン子機アダプタ。
  8. 前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備える請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  9. 公衆回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェースと、この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備えるとともに、
    前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手段と、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン手段と、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号を設定するとともに、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段と、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備え、
    前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを有し、
    前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに接続し、
    前記フック検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線インターフェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続し、
    前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接続し、
    前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデック側に接続する
    ドアホン子機アダプタ。
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