JP2009094728A - テレビインターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 インターホン子機からの呼び出しに対して、インターホン親機とは別に応答可能とした電話端末或いは携帯端末においても、呼出音の鳴動に合わせて来訪者映像を出画できるテレビインターホンシステムを提供する。
【解決手段】 IP変換アダプタ3をインターホン子機1及びインターホン親機2に接続すると共に、ゲートウェイ6を介して公衆IP通信網10に接続されているSIPサーバ7と通信を可能とし、公衆IP通信網10を使用してIP通信を実施する携帯端末8とIP変換アダプタ3との間でIP通信を可能とした。IP変換アダプタ3に携帯端末8の電話番号を記憶する電話番号記憶部42を設け、携帯端末8に呼出信号を受信したら受信信号を返信すると共に、その後映像信号が送信されたら呼出動作させると共に映像を出画制御する携帯端末制御部を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 IP変換アダプタ3をインターホン子機1及びインターホン親機2に接続すると共に、ゲートウェイ6を介して公衆IP通信網10に接続されているSIPサーバ7と通信を可能とし、公衆IP通信網10を使用してIP通信を実施する携帯端末8とIP変換アダプタ3との間でIP通信を可能とした。IP変換アダプタ3に携帯端末8の電話番号を記憶する電話番号記憶部42を設け、携帯端末8に呼出信号を受信したら受信信号を返信すると共に、その後映像信号が送信されたら呼出動作させると共に映像を出画制御する携帯端末制御部を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、来訪者からの呼び出しに対して来訪者映像を見ながら応答できるテレビインターホンシステムに関し、特に専用の親機以外でも応答できるテレビインターホンシステムに関する。
従来より、玄関に設置されたインターホン子機を来訪者が操作して住戸内に設置されたインターホン親機に呼び出しをかけ、呼び出しに応答した居住者は来訪者映像を見ながら通話できるテレビインターホンシステムにおいて、携帯電話等の電話を接続してインターホン子機から呼び出しがなされたら、インターホン親機以外の電話に呼び出しがかかり、電話により応答ができるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−236083号公報
しかしながら、インターホン親機以外の機器でも応答できる従来のシステムは、来訪者映像を見ながらの応答が可能であっても、呼出音が鳴動に合わせて映像が表示されることはなく、通話ボタン等が操作されて通話路が形成されて初めて来訪者映像が表示された。
そのため、インターホン親機から応答する場合は、呼出音の報音に合わせてモニタに来訪者映像が表示されるため、この映像を見て来訪者を確認した後、通話ボタンを操作して応答するといった操作ができたのに対し、応答したくない来訪者の場合でも応答してしまうといった問題があった。
そのため、インターホン親機から応答する場合は、呼出音の報音に合わせてモニタに来訪者映像が表示されるため、この映像を見て来訪者を確認した後、通話ボタンを操作して応答するといった操作ができたのに対し、応答したくない来訪者の場合でも応答してしまうといった問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、インターホン子機からの呼び出しに対して、インターホン親機とは別に応答可能とした電話端末或いは携帯端末においても、呼出音の鳴動に合わせて来訪者映像を出画できるテレビインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、インターホン子機からの呼び出しに応答する機能及びカメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、インターホン子機とインターホン親機の双方に接続されて通信信号をIP変換するIP変換アダプタと、映像を出画可能なモニタを備えて公衆電話網に接続された電話端末と、IP変換アダプタに電話端末を接続するためのゲートウェイとを備え、IP変換アダプタは、電話端末の電話番号を記憶する電話番号記憶部を有して、インターホン子機から呼び出しが成されたら、電話番号に基づく呼出信号をゲートウェイに出力して電話端末を呼出制御する一方、電話端末には、呼出信号を受けてゲートウェイを介してIP変換アダプタに受信信号を返信する呼出・応答制御手段を設け、更にIP変換アダプタは、受信信号を受けてカメラが撮像した映像信号をゲートウェイを介して電話端末に送信する映像信号制御手段を有する一方、呼出・応答制御手段は、映像信号を受信したら呼出音を鳴動させると共に受信した映像信号を電話端末のモニタに表示させることを特徴とする。
この構成によれば、モニタ付の電話端末において、インターホン子機から呼び出しが成されたら呼出報音すると同時に来訪者映像をモニタに出画させることができ、応答操作することなく映像で来訪者を確認することができる。
この構成によれば、モニタ付の電話端末において、インターホン子機から呼び出しが成されたら呼出報音すると同時に来訪者映像をモニタに出画させることができ、応答操作することなく映像で来訪者を確認することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、IP変換アダプタ及び電話端末には、通信信号をSIP仕様に変換或いはインターホン子機又はインターホン親機を制御するためのインターホン制御信号に変換する機能を有し、IP変換アダプタと電話端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることを特徴とするもので、この構成により既存のインターホンを使用して電話端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、呼出音鳴動を受けて電話端末が応答操作されると、呼出・応答制御手段がゲートウェイを介してIP変換アダプタに応答信号を送信し、IP変換アダプタは、応答信号を受けてインターホン子機と電話端末間の通話路を形成して通話を可能とすることを特徴とするもので、この構成によりインターホン子機からの呼び出しに対して電話端末から応答することができ、来訪者映像を見ながら通話できる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、IP変換アダプタは、応答信号を受信して所定時間経過しても電話端末で終話操作が行われない場合に、電話端末に対して切断信号を送信する通話路制御手段を有し、通話状態が所定時間継続したら通話路を切断して電話端末を待受状態に移行させることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン子機との間で通話路を形成した電話端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、電話端末は自動で待受け状態に戻るため、利便性が良い。
この構成によれば、インターホン子機との間で通話路を形成した電話端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、電話端末は自動で待受け状態に戻るため、利便性が良い。
請求項5の発明は、請求項4に記載の発明において、通話路制御手段は、呼出信号及び映像信号を送信して所定時間経過しても電話端末で応答操作が行われない場合には、電話端末に対して切断信号を送信し、電話端末を呼出状態から待受状態に移行させることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、電話端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
この構成によれば、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、電話端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、電話端末は、インターホン子機の少なくともカメラを起動させる所定の信号を前記IP変換アダプタに送出するモニタ操作部を有し、所定の信号が送出されたら、IP変換アダプタが受信した所定の信号をインターホン子機が受信可能な起動信号に変換して前記インターホン子機に送信し、起動信号を受けたインターホン子機が、カメラの撮像映像及びマイクが収音した送話音を、電話端末に送信することを特徴とする。
この構成によれば、電話端末側の操作でインターホン子機を起動し、撮像映像の出画及び送話音の報音を行うことができるので、インターホン親機以外でも玄関等の監視をすることができる。
この構成によれば、電話端末側の操作でインターホン子機を起動し、撮像映像の出画及び送話音の報音を行うことができるので、インターホン親機以外でも玄関等の監視をすることができる。
請求項7の発明は、請求項6に記載の発明において、IP変換アダプタには複数のインターホン子機が接続されると共に、電話端末はモニタするインターホン子機を選択するモニタ選択操作部を有し、起動させるインターホン子機を選択できることを特徴とする。
この構成によれば、電話端末からモニタ選択操作としてのテンキー等の操作によりIP変換アダプタの内線番号を選択することで、インターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ映像をインターホン親機以外から確認でき利便性が良い。
この構成によれば、電話端末からモニタ選択操作としてのテンキー等の操作によりIP変換アダプタの内線番号を選択することで、インターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ映像をインターホン親機以外から確認でき利便性が良い。
請求項8の発明は、請求項1に記載の発明において、モニタ無し電話端末がゲートウェイに接続されて成り、モニタ無し電話端末は呼出信号を受けて呼出音を鳴動するが、映像信号を破棄して応答を可能とする呼出・応答制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、電話端末において映像を出画する機能が無くても、カメラ付インターホン子機からの呼び出しに対して良好に応答できる。
この構成によれば、電話端末において映像を出画する機能が無くても、カメラ付インターホン子機からの呼び出しに対して良好に応答できる。
請求項9の発明は、居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、インターホン子機からの呼び出しに応答する機能及びカメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、インターホン子機とインターホン親機の双方に接続されて通信信号をIP変換するIP変換アダプタと、公衆IP通信網にインターホン子機及びインターホン親機を接続するためのサーバと、サーバとIP変換アダプタの通信を可能とするゲートウェイと、公衆IP通信網に接続可能であって映像を出画可能なモニタを備えた携帯端末とを備え、IP変換アダプタには、携帯端末の電話番号を記憶する電話番号記憶部を有して、インターホン子機から呼び出しが成されたら、電話番号信号に基づく呼出信号をゲートウェイに出力して、公衆IP通信網を介して携帯端末を呼出制御する一方、携帯端末には呼出信号を受けて公衆IP通信網、ゲートウェイを介してIP変換アダプタに受信信号を返信する呼出・応答制御手段を設け、更にIP変換アダプタは、受信信号を受けてカメラが撮像した映像信号をゲートウェイ、公衆IP通信網を介して携帯端末に送信する映像信号制御手段を有する一方、呼出・応答制御手段は、映像信号を受信したら呼出音を鳴動させると共に受信した撮像映像を携帯端末のモニタに出画させることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン子機から呼び出しが成されて携帯端末において呼出報音した際に、所定の受信操作により通話路形成前に来訪者映像を携帯端末のモニタに出画させることができ、居住者は応答する前に携帯端末で来訪者を映像で確認することができる。
この構成によれば、インターホン子機から呼び出しが成されて携帯端末において呼出報音した際に、所定の受信操作により通話路形成前に来訪者映像を携帯端末のモニタに出画させることができ、居住者は応答する前に携帯端末で来訪者を映像で確認することができる。
請求項10の発明は、請求項9に記載の発明において、IP変換アダプタ及び携帯端末には、通信信号をSIP仕様に変換或いはインターホン子機又はインターホン親機を制御するためのインターホン制御信号に変換する機能を有すると共に、サーバはSIPサーバであり、IP変換アダプタと携帯端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることを特徴とするもので、この構成により既存のインターホンを使用して携帯端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
請求項11の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、呼出音鳴動を受けて携帯端末が応答操作されると、呼出・応答制御手段が公衆IP通信網、ゲートウェイを介してIP変換アダプタに対して応答信号を送信し、IP変換アダプタは、応答信号を受けてインターホン子機と携帯端末間の通話路を形成して通話を可能とすることを特徴とするもので、この構成によりインターホン子機からの呼び出しに対して携帯電話から来訪者映像を見ながら応答でき、便利である。
請求項12の発明は、請求項11に記載の発明において、IP変換アダプタは、応答信号を受信して所定時間経過しても携帯端末で終話操作が行われない場合に、携帯端末に対して切断信号を送信する通話路制御手段を有し、通話状態が所定時間継続したら通話路を切断して携帯端末を待受状態に移行させることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン子機との間で通話路を形成した携帯端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、携帯端末は自動で待受け状態に戻るため、利便性が良い。
この構成によれば、インターホン子機との間で通話路を形成した携帯端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、携帯端末は自動で待受け状態に戻るため、利便性が良い。
請求項13の発明は、請求項12に記載の発明において、通話路制御手段は、呼出信号及び映像信号を送信して所定時間経過しても携帯端末で応答操作を行われない場合には、携帯端末に対して切断信号を送信し、携帯端末を呼出状態から待受状態に移行させることを特徴とする。
この構成によれば、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、携帯端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
この構成によれば、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、携帯端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
請求項14の発明は、請求項9乃至13の何れかに記載の発明において、携帯端末は、インターホン子機のカメラを起動させる所定の信号をIP変換アダプタに送出するためのモニタ操作部を有し、所定の信号が送出されたら、IP変換アダプタは受信した所定の信号をインターホン子機が受信可能な起動信号に変換してインターホン子機に送信し、起動信号を受けたインターホン子機が、カメラの撮像映像及びマイクが収音した送話音を、前記携帯端末に送信することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末側の操作でインターホン子機を起動でき、撮像映像及び送話音を携帯端末が受信できるので、インターホン親機以外でも玄関等の監視をすることができる。
この構成によれば、携帯端末側の操作でインターホン子機を起動でき、撮像映像及び送話音を携帯端末が受信できるので、インターホン親機以外でも玄関等の監視をすることができる。
請求項15の発明は、請求項14に記載の発明において、IP変換アダプタには複数のインターホン子機が接続されると共に、携帯端末はモニタするインターホン子機を選択するモニタ選択操作部を有し、起動させるインターホン子機を選択できることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末でモニタするインターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ撮像映像をインターホン親機以外で確認でき、利便性が良い。
この構成によれば、携帯端末でモニタするインターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ撮像映像をインターホン親機以外で確認でき、利便性が良い。
本発明によれば、モニタ付の電話端末或いは携帯端末において、インターホン子機から呼び出しが成されたら呼出報音すると同時に来訪者映像をモニタに出画させることができる。よって、応答しなくても映像で来訪者を確認することができるし、応答操作すれば来訪者映像を見ながら通話できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るテレビインターホンシステムの構成図の一例を示し、1は居住者を呼び出して通話するためのインターホン子機(第1インターホン子機1aと第2インターホン子機1b)、2はインターホン子機1からの呼び出しに応答するためのインターホン親機、3は通信信号をIP変換(Internet Protocolに変換)或いはその逆変換を行うIP変換アダプタ、4a,4bは携帯電話網Pに接続され外部と通話するための電話端末、6はIP変換アダプタ3に電話端末4a,4bや他の機器を接続するためのゲートウェイ、7はサーバ管理業者に備えられて交換機能を有し、SIP(Session Initiation Protocol)仕様に基づいてデータのやり取りを行なうSIPサーバ、8は居住者が携行する携帯端末、9は携帯端末8と通信するために携帯電話網P上に設けられている基地局である。尚、携帯電話網Pと公衆IP通信網10とは連携され、相互通信が可能となっている。
第1及び第2の2台のインターホン子機1a,1bは、玄関等の住戸外に設置されて来訪者を撮像するためのカメラ12、呼出ボタン13、マイク及びスピーカを備えた通話部(図示せず)を有している。また、居室内に設置されたインターホン親機2は、カメラ12の撮像映像を出画するためのモニタ14、応答するための通話ボタン15、マイク及びスピーカを備えた通話部(図示せず)を有している。両者はIP変換アダプタ3を介して伝送線L1で接続されている。
一方、電話端末4a、4bは、一方が映像を出画可能なモニタ16を備えたモニタ付電話端末4a、他方がモニタ無し電話端末4bであり、双方ともゲートウェイ6に伝送線L2で接続されている。ゲートウェイ6は、公衆IP通信網10に通信線L4を介して接続され、公衆IP通信網10上に配置されているSIPサーバ7にアクセスできるよう構成されている。
モニタ付電話端末4aは、図2の回路ブロック図に示すように構成されている。即ち、ゲートウェイ6と通信を行うための送受信回路20、呼出音を発生するリンガー回路21、ハンドセット22による通話を可能とする通話回路23、通話路を形成/切断する通話路スイッチ24、電話を掛ける際に操作するダイヤルボタン25、呼出信号を発生させるダイヤラー回路26、受信した映像信号を復調等処理する映像処理回路27、映像を出画するためのモニタ16、電話端末を制御するCPUを備えた電話端末制御部28を具備している。尚、モニタ無し電話端末4bは、映像処理回路及びモニタが無い点以外はモニタ付電話端末4aと同様の構成となっている。
更に携帯端末8は、図3の回路ブロック図に示すように構成されている。即ち、基地局9と通信するためのアンテナ31を備えた送受信回路32、呼出音を発生するリンガー回路33、マイク34a及びスピーカ34bを制御する通話回路34、呼び出しに応答するための通話ボタン35、通話路を形成/切断する通話路スイッチ36、電話を掛ける等各種操作を行うための操作部37、受信した映像信号を復調等処理する映像処理回路38、映像を出画するためのモニタ39、携帯端末を制御するCPUからなる携帯端末制御部40を具備している。
このように構成されたテレビインターホンシステムの呼び出し/応答動作を以下説明する。尚、図1に示すように、IP変換アダプタ3は、インターホン子機1、インターホン親機2、電話端末4a,4b、携帯端末8の夫々の電話番号を記憶する記憶部42を有し、呼出制御や接続制御する際、IP変換アダプタ制御部43が電話番号に基づくSIP使用の呼出信号を生成して接続制御を実施する。また、ゲートウェイ6は、接続された機器に適合するよう設定されたホームゲートウェイであり、玄関端末1から伝送された映像信号を出力する際に、呼出対象のモニタ特性に合わせて映像の解像度等を制御して出力する。
まず、インターホン子機1の呼出操作を受けてモニタ付電話端末4aで応答する動作を図4の動作シーケンス図に基づいて説明する。来訪者等によりインターホン子機1の呼出ボタン13が押されると、呼出信号(S1)がIP変換アダプタ3に伝送される。この呼出信号はIP変換アダプタ3においてモニタ付電話端末4aを呼び出すSIP仕様呼出信号(S2)に変換されて、ゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aに送信される。SIP仕様呼出信号(S2)を受信したモニタ付電話端末4aでは、電話端末制御部28の制御によりSIP仕様受信信号(S3)が生成され、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に返信される。この返信を受けてIP変換アダプタ3は、インターホン子機1から伝送された呼出音/音声/映像信号(S4)を、ゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aへ送信し、片方向通話路/映像路を形成する。こうして、モニタ付電話端末4aが呼出状態となり、通話前にモニタ16にカメラ12の撮像映像が出画される。
この呼出動作を受けて、居住者によりモニタ付電話端末4aのハンドセット22を取り上げる等の通話操作が行なわれると、モニタ付電話端末4aからSIP仕様応答信号(S5)が送信され、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に送られる。IP変換アダプタ3は、受信したSIP仕様応答信号をインターホン子機1で受信可能な応答信号(S6)に変換してインターホン子機1に伝送する。こうして、インターホン子機1とモニタ付電話端末4aの間で双方向通話路が形成されて通話状態(S7)となり、居住者はモニタ付電話端末4aのモニタ映像を見ながら来訪者と通話を実施できる。
その後、通話状態を終了させる為にモニタ付電話端末4aのハンドセット22を置く等の終話操作を行うと、SIP仕様切断信号(S8)がゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に伝送される。このSIP仕様切断信号は、IP変換アダプタ3によってインターホン子機1で受信可能な切断信号(S9)に変換されて、インターホン子機1に送られる。同時にIP変換アダプタ3から、SIP仕様切断応答信号(S10)がゲートウェイ4を介してモニタ付電話端末4aに伝送され、インターホン子機1とモニタ付電話端末4a間の通話路、映像路が切断されて待受け状態に戻る。
但し、IP変換アダプタ3は、通話状態(S7)中に例えば10分等の所定時間が経過、又は呼出音/音声/映像信号(S4)を送信している呼出状態中に例えば2分等の所定時間が経過すると、終話操作された時と同じ動作を実施してモニタ付電話端末4aは待受け状態となる。
但し、IP変換アダプタ3は、通話状態(S7)中に例えば10分等の所定時間が経過、又は呼出音/音声/映像信号(S4)を送信している呼出状態中に例えば2分等の所定時間が経過すると、終話操作された時と同じ動作を実施してモニタ付電話端末4aは待受け状態となる。
このように、モニタ付の電話端末に、インターホン子機から呼び出しが成されたら呼出報音すると同時に来訪者映像をモニタに出画させることができ、応答操作することなく映像で来訪者を確認することができる。そして、来訪者映像を見ながら電話端末で応答することができ、インターホン親機と同様に操作でき便利である。
また、インターホン子機との間で通話路を形成した電話端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、電話端末は自動で待受け状態に戻るし、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、電話端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
更に、IP変換アダプタと電話端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることで、既存のインターホンを使用して電話端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
また、インターホン子機との間で通話路を形成した電話端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、電話端末は自動で待受け状態に戻るし、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、電話端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
更に、IP変換アダプタと電話端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることで、既存のインターホンを使用して電話端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
次に、モニタ付電話端末4a操作によるインターホン子機1を起動させてモニタするモニタ動作を図5のシーケンス図を元に説明する。まず、モニタ付電話端末4aに予め設定されているIP変換アダプタ3の内線番号をテンキー等を操作して選択し、第1インターホン子機1aを選択する。この操作によりSIP仕様モニタ信号(S15)が生成され、モニタ付電話端末4aからゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に送信される。
IP変換アダプタ3は、このSIP仕様モニタ信号を受けてインターホン制御信号に変換し、選択された第1インターホン子機1aに起動信号を生成して送信すると共に、第1インターホン子機1aからの音声/映像信号(S16)をゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aに送信できるように片方向通話路/映像路を形成する。こうして、モニタ付電話端末4aにおいて、第1インターホン子機1aのカメラ撮像映像を出画すると共に、送話音を報音するモニタ状態になる。
IP変換アダプタ3は、このSIP仕様モニタ信号を受けてインターホン制御信号に変換し、選択された第1インターホン子機1aに起動信号を生成して送信すると共に、第1インターホン子機1aからの音声/映像信号(S16)をゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aに送信できるように片方向通話路/映像路を形成する。こうして、モニタ付電話端末4aにおいて、第1インターホン子機1aのカメラ撮像映像を出画すると共に、送話音を報音するモニタ状態になる。
その後、モニタ付電話端末4aのテンキー等の所定のボタン操作で子機切替操作を行なうと、モニタ付電話端末4aからPB信号等の子機切替信号(S17)がゲートウェイ6に送信される。ゲートウェイ6は、この子機切替信号をIP変換アダプタ3に送信し、IP変換アダプタ3は、第1インターホン子機1aからの音声/映像信号を終了させて片方向通話路を切断すると共に、第2インターホン子機1bからの音声/映像信号(S18)をゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aに送信できるように片方向通話路/映像路を形成する。こうして、第2インターホン子機1bに切り替えて撮像映像の出画及び送話音を報音するモニタ状態になる。
このモニタ状態の終了は、上記通話の終了と同様である。即ち、通話状態を終了させる為にモニタ付電話端末4aで終話操作すると、SIP仕様切断信号(S8)がゲートウェイを介してIP変換アダプタに伝送される。このSIP仕様切断信号は、IP変換アダプタによってインターホン子機1で受信可能な切断信号(S9)に変換され、インターホン子機1に伝送される。同時にIP変換アダプタは、SIP仕様切断応答信号(S10)を生成してゲートウェイ6を介してモニタ付電話端末4aに伝送する。こうしてインターホン子機1とモニタ付電話端末4a間の通話路、映像路が切断されて待受け状態に戻る。
このように、電話端末側の操作でインターホン子機カメラの撮像映像をモニタできるし、送話音を報音できる。また、電話端末からインターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ映像をインターホン親機以外から確認でき利便性が良く、セキュリティの向上を図ることができる。
尚、インターホン子機1からの呼び出しをモニタ無し電話端末4bで応答する場合、動作シーケンスは上述したモニタ付電話端末4aと同様である。但し、モニタ無し電話端末4bは、インターホン子機1からの映像信号を受信した時には、自身の電話端末制御部28の制御により映像信号が破棄されて通話のみ可能となる。従って、電話端末において映像を出画する機能が無くても、カメラ付インターホン子機からの呼び出しに対して良好に応答できる。
インターホン子機1からの呼び出しを携帯端末8で応答する場合は以下のようである。図6はこの場合の動作シーケンス図であり、この図に基づいて順に説明する。来訪者等によりインターホン子機1の呼出ボタン13が押されると、呼出信号(S21)がIP変換アダプタ3に伝送される。この呼出信号はIP変換アダプタ3においてSIP仕様呼出信号(S22)に変換されて、ゲートウェイ6、公衆IP通信網10を介してSIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、携帯電話網Pに対して携帯端末呼出信号(S221)を送信し、携帯端末8に呼び出しが成される(電話がかかる)。
呼び出しを受けた携帯端末8を「♯」ボタンを押す等の所定の受信操作すると、携帯端末制御部40の制御により携帯端末受信信号(S231)がSIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、受信した携帯端末受信信号をSIP仕様受信信号(S23)に変換してゲートウェイ6を介してIP変換アダプタに返信する。この返信を受けて、IP変換アダプタ3は片方向通話路/映像路を形成し、インターホン子機1から音声/映像信号(S24)を、ゲートウェイ6を介して携帯端末8へ送信させる。こうして携帯端末8が呼出状態となる。
このときに、携帯端末8で通話操作を行なうと、携帯端末制御部40の制御により携帯端末応答信号(S251)がSIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、受信した携帯端末応答信号をSIP仕様応答信号(S25)に変換して、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に送信する。IP変換アダプタ3は、受信したSIP仕様応答信号を、インターホン子機1で受信可能な応答信号(S26)に変換してインターホン子機1に伝送する。こうして、インターホン子機1と携帯端末8の間で双方向通話路が形成されて通話状態(S27)となる。
その後、携帯端末8で終話操作を行うと、携帯端末切断信号(S281)がSIPサーバ7に送信される。SIPサーバは、受信した携帯端末切断信号をSIP仕様切断信号(S28)に変換してゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に伝送する。このSIP仕様切断信号は、IP変換アダプタ3によってインターホン子機1で受信可能な切断信号(S29)に変換されて、インターホン子機1に送られる。同時にIP変換アダプタ3からSIP仕様切断応答信号(S30)が、ゲートウェイ6、公衆IP通信網10を介してSIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、携帯電話網Pに対して携帯端末切断応答信号(S301)を送信し、インターホン子機1と携帯端末8の間の通話路、映像路が切断されて待受け状態に戻る。
但し、IP変換アダプタ3は、通話状態(S27)中に、例えば10分等の所定時間が経過、又は呼出音/音声/映像信号(S24)を送信している呼出状態中に、例えば2分等の所定時間が経過すると、終話操作された時と同じ動作を実施して携帯端末8は待受け状態となる。
但し、IP変換アダプタ3は、通話状態(S27)中に、例えば10分等の所定時間が経過、又は呼出音/音声/映像信号(S24)を送信している呼出状態中に、例えば2分等の所定時間が経過すると、終話操作された時と同じ動作を実施して携帯端末8は待受け状態となる。
次に、携帯端末8の操作によるインターホン子機1を起動させてモニタするモニタ動作を図7のシーケンス図を基に説明する。まず、携帯端末8に予め設定されているIP変換アダプタ3の内線番号から、第1インターホン子機1aを起動させる内線番号をテンキー等を操作して選択する。この操作により、携帯端末制御部40の制御により携帯端末モニタ信号(S351)が生成され、SIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、受信した携帯端末モニタ信号をSIP仕様モニタ信号(S35)に変換し、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に送信する。このSIP仕様モニタ信号を受けて、IP変換アダプタ3はインターホン制御信号に変換し、選択された第1インターホン子機1aに起動信号を送信すると共に、第1インターホン子機1aからの音声/映像信号(S36)をゲートウェイ6を介して携帯端末8に送信できるように片方向通話路/映像路を形成する。こうして、第1インターホン子機1aのカメラ撮像映像を出画すると共に、送話音を報音するモニタ状態になる。
その後、携帯端末8の所定のボタン操作で子機切替操作を行なうと、携帯端末8からPB信号等の携帯端末子機切替信号(S371)が送信され、SIPサーバ7にて受信される。SIPサーバ7は、受信した携帯端末子機切替信号をSIP仕様子機切替信号(S37)に変換して、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に送信する。IP変換アダプタ3は、第1インターホン子機1aからの音声/映像信号を終了させて片方向通話路を切断すると共に、第2インターホン子機1bからの音声/映像信号(S38)をゲートウェイ6を介して携帯端末8に送信できるように片方向通話路/映像路を形成する。こうして、第2インターホン子機1bに切り替えて撮像映像の出画及び送話音の報音を行うモニタ状態になる。
このモニタ状態の終了は、上記通話の終了と同様である。即ち、通話状態を終了させる為に携帯端末8で終話操作すると、携帯端末切断信号(S281)がSIPサーバ7に送信される。SIPサーバ7は、受信した携帯端末切断信号をSIP仕様切断信号(S28)に変換し、ゲートウェイ6を介してIP変換アダプタ3に伝送する。このSIP仕様切断信号は、IP変換アダプタ3によってインターホン子機1で受信可能な切断信号(S29)に変換され、インターホン子機1に伝送される。同時にIP変換アダプタ3から、SIP仕様切断応答信号(S30)が、ゲートウェイ6、公衆IP通信網10を介してSIPサーバに送信される。SIPサーバ7は、携帯電話網Pに対して携帯端末切断応答信号(S301)を送信し、インターホン子機1と携帯端末8の間の通話路、映像路が切断されて待受け状態に戻る。
このように、携帯端末に、インターホン子機から呼び出しが成されたら呼出報音すると同時に来訪者映像をモニタに出画させることができ、応答操作することなく映像で来訪者を確認することができる。そして、来訪者映像を見ながら携帯端末で応答することができ、インターホン親機と同様に操作でき便利である。
また、インターホン子機との間で通話路を形成した携帯端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、携帯端末は自動で待受け状態に戻るし、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、携帯端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
更に、携帯端末側の操作でインターホン子機を起動させてカメラの撮像映像をモニタして送話音を報音できる。また、携帯端末からインターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ映像をインターホン親機以外から確認でき利便性が良く、セキュリティの向上を図ることができる。
また、通信プロトコルとしてSIPを用いることで、既存のインターホンを使用して携帯端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
また、インターホン子機との間で通話路を形成した携帯端末が一定時間経過しても終話操作されなければ、携帯端末は自動で待受け状態に戻るし、インターホン子機からの呼出状態となっている時に、携帯端末で一定時間応答することがなければ待受け状態に戻るので利便性が良い。
更に、携帯端末側の操作でインターホン子機を起動させてカメラの撮像映像をモニタして送話音を報音できる。また、携帯端末からインターホン子機のカメラを選択できるので、複数のインターホン子機を備えていても夫々のカメラ映像をインターホン親機以外から確認でき利便性が良く、セキュリティの向上を図ることができる。
また、通信プロトコルとしてSIPを用いることで、既存のインターホンを使用して携帯端末との間で音声/映像の伝送を実現できる。
尚、上記実施形態は、携帯端末8を1台として説明しているが、家族構成に合わせて複数使用することも容易に実施できる。また、上記携帯電話網Pとしては、FOMA(登録商標)網等の携帯電話向けテレビ電話プロトコルによる携帯電話網が好適である。
1・・インターホン子機、2・・インターホン親機、3・・IP変換アダプタ、4a・・モニタ付電話端末、4b・・モニタ無し電話端末、6・・ゲートウェイ、7・・SIPサーバ、8・・携帯端末、10・・IP通信網、16・・モニタ、25・・ダイヤルボタン(モニタ起動操作部、モニタ選択操作部)、28・・電話端末制御部(呼出・応答制御手段)、37・・操作部(モニタ起動操作部、モニタ選択操作部)39・・モニタ、40・・携帯端末制御部(呼出・応答制御手段)、42・・記憶部(電話番号記憶部)、43・・IP変換アダプタ制御部(映像信号制御手段、通話路制御手段)、P・・携帯電話網。
Claims (15)
- 居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、前記インターホン子機からの呼び出しに応答する機能及び前記カメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、前記インターホン子機と前記インターホン親機の双方に接続されて通信信号をIP変換するIP変換アダプタと、映像を出画可能なモニタを備えて公衆電話網に接続された電話端末と、前記IP変換アダプタに前記電話端末を接続するためのゲートウェイとを備え、
前記IP変換アダプタは、前記電話端末の電話番号を記憶する電話番号記憶部を有して、前記インターホン子機から呼び出しが成されたら、電話番号に基づく呼出信号を前記ゲートウェイに出力して前記電話端末を呼出制御する一方、前記電話端末には、前記呼出信号を受けて前記ゲートウェイを介して前記IP変換アダプタに受信信号を返信する呼出・応答制御手段を設け、
更に前記IP変換アダプタは、前記受信信号を受けて前記カメラが撮像した映像信号を前記ゲートウェイを介して前記電話端末に送信する映像信号制御手段を有する一方、前記呼出・応答制御手段は、前記映像信号を受信したら呼出音を鳴動させると共に受信した映像信号を前記電話端末のモニタに表示させることを特徴とするテレビインターホンシステム。 - 前記IP変換アダプタ及び前記電話端末には、通信信号をSIP仕様に変換或いは前記インターホン子機又はインターホン親機を制御するためのインターホン制御信号に変換する機能を有し、前記IP変換アダプタと前記電話端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることを特徴とする請求項1記載のテレビインターホンシステム。
- 呼出音鳴動を受けて前記電話端末が応答操作されると、前記呼出・応答制御手段が前記ゲートウェイを介して前記IP変換アダプタに応答信号を送信し、前記IP変換アダプタは、前記応答信号を受けて前記インターホン子機と前記電話端末間の通話路を形成して通話を可能とすることを特徴とする請求項1又は2記載のテレビインターホンシステム。
- 前記IP変換アダプタは、前記応答信号を受信して所定時間経過しても前記電話端末で終話操作が行われない場合に、前記電話端末に対して切断信号を送信する通話路制御手段を有し、通話状態が所定時間継続したら通話路を切断して前記電話端末を待受状態に移行させることを特徴とする請求項3記載のテレビインターホンシステム。
- 前記通話路制御手段は、前記呼出信号及び前記映像信号を送信して所定時間経過しても前記電話端末で応答操作が行われない場合には、前記電話端末に対して切断信号を送信し、前記電話端末を呼出状態から待受状態に移行させることを特徴とする請求項4記載のテレビインターホンシステム。
- 前記電話端末は、前記インターホン子機を起動させる所定の信号を前記IP変換アダプタに送出するモニタ操作部を有し、
前記所定の信号が送出されたら、前記IP変換アダプタが受信した前記所定の信号を前記インターホン子機が受信可能な起動信号に変換して前記インターホン子機に送信し、
前記起動信号を受けた前記インターホン子機が、前記カメラの撮像映像及びマイクが収音した送話音を、前記電話端末に送信することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のテレビインターホンシステム。 - 前記IP変換アダプタには複数のインターホン子機が接続されると共に、前記電話端末はモニタする前記インターホン子機を選択するモニタ選択操作部を有し、起動させるインターホン子機を選択できることを特徴とする請求項6記載のテレビインターホンシステム。
- モニタ無し電話端末が前記ゲートウェイに接続されて成り、前記モニタ無し電話端末は前記呼出信号を受けて呼出音を鳴動するが、前記映像信号を破棄して応答を可能とする呼出・応答制御手段を有することを特徴とする請求項1記載のテレビインターホンシステム。
- 居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するためのカメラを備えたインターホン子機と、前記インターホン子機からの呼び出しに応答する機能及び前記カメラの撮像映像を出画するモニタを備えたインターホン親機と、前記インターホン子機と前記インターホン親機の双方に接続されて通信信号をIP変換するIP変換アダプタと、公衆IP通信網に前記インターホン子機及びインターホン親機を接続するためのサーバと、前記サーバと前記IP変換アダプタの通信を可能とするゲートウェイと、前記公衆IP通信網に接続可能であって映像を出画可能なモニタを備えた携帯端末とを備え、
前記IP変換アダプタには、前記携帯端末の電話番号を記憶する電話番号記憶部を有して、前記インターホン子機から呼び出しが成されたら、前記電話番号に基づく呼出信号を前記ゲートウェイに出力して、公衆IP通信網を介して前記携帯端末を呼出制御する一方、前記携帯端末には前記呼出信号を受けて前記公衆IP通信網、前記ゲートウェイを介して前記IP変換アダプタに受信信号を返信する呼出・応答制御手段を設け、
更に前記IP変換アダプタは、前記受信信号を受けて前記カメラが撮像した映像信号を前記ゲートウェイ、公衆IP通信網を介して前記携帯端末に送信する映像信号制御手段を有する一方、前記呼出・応答制御手段は、前記映像信号を受信したら呼出音を鳴動させると共に受信した撮像映像を前記携帯端末のモニタに出画させることを特徴とするテレビインターホンシステム。 - 前記IP変換アダプタ及び前記携帯端末には、通信信号をSIP仕様に変換或いは前記インターホン子機又はインターホン親機を制御するためのインターホン制御信号に変換する機能を有すると共に、前記サーバはSIPサーバであり、前記IP変換アダプタと前記携帯端末の間の通信プロトコルとしてSIPを用いることを特徴とする請求項9記載のテレビインターホンシステム。
- 呼出音鳴動を受けて前記携帯端末が応答操作されると、前記呼出・応答制御手段が前記公衆IP通信網、前記ゲートウェイを介して前記IP変換アダプタに対して応答信号を送信し、前記IP変換アダプタは、前記応答信号を受けて前記インターホン子機と前記携帯端末間の通話路を形成して通話を可能とすることを特徴とする請求項9又は10記載のテレビインターホンシステム。
- 前記IP変換アダプタは、前記応答信号を受信して所定時間経過しても前記携帯端末で終話操作が行われない場合に、前記携帯端末に対して切断信号を送信する通話路制御手段を有し、通話状態が所定時間継続したら通話路を切断して前記携帯端末を待受状態に移行させることを特徴とする請求項11記載のテレビインターホンシステム。
- 前記通話路制御手段は、前記呼出信号及び前記映像信号を送信して所定時間経過しても前記携帯端末で応答操作を行われない場合には、前記携帯端末に対して切断信号を送信し、前記携帯端末を呼出状態から待受状態に移行させることを特徴とする請求項12記載のテレビインターホンシステム。
- 前記携帯端末は、前記インターホン子機を起動させる所定の信号を前記IP変換アダプタに送出するためのモニタ操作部を有し、
前記所定の信号が送出されたら、前記IP変換アダプタは受信した前記所定の信号を前記インターホン子機が受信可能な起動信号に変換して前記インターホン子機に送信し、
前記起動信号を受けた前記インターホン子機が、前記カメラの撮像映像及びマイクが収音した送話音を、前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項9乃至13の何れかに記載のテレビインターホンシステム。 - 前記IP変換アダプタには複数のインターホン子機が接続されると共に、前記携帯端末はモニタする前記インターホン子機を選択するモニタ選択操作部を有し、起動させるインターホン子機を選択できることを特徴とする請求項14記載のテレビインターホンシステム。
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