JP3700621B2 - 画像形成ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に使用される画像形成ユニットに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、画像形成関与手段のいくつかを一体化したプロセスユニット方式が知られている。このプロセスユニット方式では、画像形成関与手段としての現像剤収容部やクリーニングされた回収現像剤収容部が1つのユニットもしくは別々のユニットに配設され提供される。ユニットの使用により消耗品としての現像剤が消費され現像剤収容部はやがて空になる。これに対し、回収現像剤収容部においては、回収される回収現像剤の量が増えて、回収現像剤で一杯になる。このような時期がユニットの交換時期となる。尚、現像剤収容部の一部空間に回収現像剤収容部を配設してユニットとしたものも知られている。
【0003】
いずれにしても、このようなユニットが交換時期となった場合に、ユニットを構成する他の部材がまだ使える可能性がある。このため、ユニット毎使い捨てるのは無駄であり、再生使用が望まれる。
このようなユニットの再生には、そのユニットの組み立て工程と逆の分解工程を経て、使える部品を点検し、クリーニング等を行って再度組み立て直し、新規な現像剤を再充填する。そして、さらに所定の点検・検査を行い、この点検・検査に合格したものが新品同様なユニットとして再度市場へ提供することが望ましい。
【0004】
図11〜図14に上記再生産の一例として、TS(トナーセット)の再生産工程を示す。ここで、TS中のトナー回収袋には廃トナーが存在している。このため、トナーを再充填するだけでなく、トナー回収袋を取り換えるなどして廃トナーをなくす必要がある。
【0005】
図11(a)は、従来例の画像形成ユニットの外観斜視図である。また、同図(b)は、画像形成ユニット中での回収袋46及びこの回収袋46を支持する廃トナー受入パイプ61の位置と、この回収袋46に回収される廃トナー48の搬送経路とを示すために、同図(a)を透視した図である。
【0006】
再生のため、この画像形成ユニットを分解して、その後、組み立てていく工程を以下に示す。
図11(a)の画像形成ユニットは、図12(a)に示すように、DS(ドラムセット)とTS(トナーセット)に分解できる。
【0007】
そして、TSは図12(b)に示すようにさらに、サイドカバー66a、66bと、前部ステー58を取り外して分解できる。
従来は、この後さらに、図12(b)のTSカバー44を外し、中の回収袋46と、この回収袋46を支持する廃トナー受入パイプ61を取り出し、この廃トナー受入パイプ61から廃トナーが入っている回収袋を取り外し、新品の回収袋と取り換えていた。
【0008】
新品の回収袋46を廃トナー受入パイプ61に取り付ける工程を図13に示す。同図の回収袋46は、例えばポリエチレン等の柔軟な素材から成る。この回収袋46は、筒状のフィルムを裁断し、熱こて、高周波ミシン等で鍵型に溶着して形成される。この鍵型の溶着部46aには、スリット46dが形成されており、このため、溶着部46aは同時に振袖部46aでもある。そして、振袖部46aは胴部46cから分断されている。
【0009】
図13(a)に示すように、回収袋46は、首と裾が閉じた丈の短い横長のTシャツ形状をしている。この回収袋46の筒袖部46bを廃トナー受入パイプ61に通して一方の端を合わせる。この際、回収袋46は廃トナー受入パイプ61より長いため、廃トナー受入パイプ61の他端が回収袋46の他端と合わない。
【0010】
これを合わせるため、図13(b)に示すように、廃トナー受入パイプ61の両端に形成された凹凸61bに回収袋の両端を巻きつける。そして、その後、両面接着テープ46eで固定する。
そして、図13(c)に示すようにさらに、廃トナー受入パイプ61の一方の端部開口を蓋61cで塞ぎ、他端の開口から空気を吹き込む。吹き込まれた空気は廃トナー受入パイプ61の出口穴61aを通って回収袋46内に流れ込む。このとき、回収袋46が膨らむかチェックする。膨らんだ場合には、回収袋46に穴が開いていないことが確認できる。
【0011】
以上の工程を経て、回収袋46は廃トナー受入パイプ61に取り付けられる。そして、図14に示すように、TSの上部67aに組みつけられる。その後、上部67aと下部67bは超音波融着などで接合される。この後、キャップ73をはずした状態で不図示のトナー充填機によりトナーを充填する。そしてさらに、サイドカバー66a、66b及び前部ステー58と接合され、TSは組みあがる。
【0012】
ところで、このユニット再生に当たり、純正のメーカーによる再生の場合には、当然ながらユニット生産設備も有しているから、上記工程を行うことや、また必要に応じて新品部品への置き換え、純正現像剤の再充填を行うことができる。このような純正のメーカーによる再生では、提供される再生ユニットの品質も保証されるため、不良品ユニットによるトラブル等が発生することもなく、ユーザにも迷惑が掛からない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、ユニットの再生を、純正メーカーではない所謂再生業者が行うことが多くなってきた。この場合、再充填される現像剤は純正メーカーが規定している純正現像剤ではないものがある。そして、それらの現像剤の品質は劣悪である場合が多くあり、また、上記再生工程を順当に実施していない場合も多くあり、このために不良再生品が氾濫するという問題があった。
【0014】
すなわち、例えばユニットの一部を分解する程度で十分な点検をせずに、外見上ユニットをクリーニングして、単に現像剤を詰め替えて市場に提供する業者も多い。このようなユニットは、装置全体への悪影響による装置トラブルを引き起こし延いては装置全体の寿命が短命化するという問題があった。
【0015】
詳細は後述するが、本件が適用される現像剤ユニットの場合は、上記従来例と同様に、現像剤ホッパーの上部空間にクリーナで回収した廃棄トナーを回収する回収袋を配設してある。従って、この現像剤ユニットを再生する場合には、現像剤の再充填に先駆けて回収袋内に回収された廃棄トナーを抜き取るか、新しい空の回収袋に取り替える必要がある。
【0016】
この場合、新しい空の回収袋へ取り替えるのなら問題ないが、単に回収袋から廃棄トナーを例えば掃除機のような吸引具により抜き取ることが考えられる。作業を簡略化するために上述の再生業者がこのような方法を取る場合も考えられる。
【0017】
ところが、このような手法をとると、吸引時に回収袋にキズがついたり、また、すでに使用中の回収袋であるため、元々ある程度痛んでいるので、その後さらに使用し続けた場合に回収袋から廃棄トナーが現像ホッパーに漏出し混色する結果、とりわけカラー画像形成の場合には、正しい色合いの画像が提供できないという問題が発生していた。
【0018】
本発明は、上記のような現像剤ユニットを正しい再生工程でのみ再生可能なようにユニット構成を改良し、再生業者による必ずしも正しい手順を踏んでいない不良再生ユニットの氾濫を阻止しユーザに対してより好ましいユニットを提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題は請求項1記載の発明によれば、像担持体上に担持され画像形成に寄与しなかった廃棄トナーを回収する廃棄トナー回収部と、該廃棄トナー回収部へ前記廃棄トナーを排出する廃棄トナー排出手段とを少なくとも有する廃棄トナー回収装置を備え画像形成装置に着脱自在の画像形成ユニットにおいて、前記廃棄トナー排出手段が、両端部の一方が閉塞され、両端部の間の中間領域に少なくとも1つの排出口を有する筒と、該筒の両端部の他方に接続され前記排出口に前記廃棄トナーを搬送する廃棄トナー搬送部材と、前記筒の排出口に配設された弁から成り、前記廃棄トナー回収部に存在する廃棄トナーを所定位置へ吸引回収すべく吸引力を作用させた際に前記廃棄トナーの吸引を阻止する阻止部材と、
を備えることを特徴とする画像形成ユニットを提供することによって達成できる。
【0020】
ここで、上記阻止部材は例えば掃除機などの吸引具による廃棄トナーの吸引を阻止するため、従来例で述べたような好ましくない再生工程を経て再生された不良再生ユニットの氾濫を抑えることが可能となる
【0022】
また、請求項記載の発明によれば、前記画像形成ユニットは、DS(ドラムセット)と結合可能なTS(トナーセット)である。
【0023】
また、請求項記載の発明によれば、請求項廃棄トナー回収部が、筒を覆い筒の両端部で筒に連結されたトナー回収袋から成り、回収袋はTシャツ形状をしていて、廃棄トナーを搬送する筒に固定された回収袋である。
また、請求項記載の発明によれば、請求項3のトナー回収袋は合成樹脂により形成されている。
【0024】
また、請求項記載の発明によれば、請求項1の廃棄トナー搬送部材は筒と筒中で回転する搬送スクリューとを含んで構成される。
このように、請求項1が最も上位の内容となっていて、請求項3、5が請求項1をより具体的に規定して、請求項4が請求項3をさらに具体化する構成となっている。一方、請求項は、別の視点から請求項1を具体的に規定している。すなわち、請求項2は、画像形成ユニットがTS(トナーセット)であるとしている。
【0025】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1はいわゆるタンデム方式のカラープリンタの例である。このプリンタ装置は図示しないケーブルによってパーソナルコンピュータなどのホスト機器に接続されている。
【0026】
同図のプリンタ装置1の内部構成は、画像形成部2、両面印刷用搬送ユニット3、及び給紙部4で構成されている。ここで、画像形成部2は、4個の画像形成ユニット5〜8を並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かってマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に配設されている。この中で、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット5〜7は、減法混色によりカラー印刷を行う構成であり、ブラック(K)の画像形成ユニット8は、モノクロ印刷に使用する。
【0027】
ここで、上記各画像形成ユニット5〜8は、それぞれドラムセットC1とトナーセットC2で構成され、現像容器に収納された現像剤を除いて同じ構成である。したがって、イエロー(Y)用の画像形成ユニット7を例にして、構成を説明する。ドラムセットC1には、感光体ドラム9、帯電器10a、クリーナ10eなどが収納され、またドラムセットC1の上方には印字ヘッド10bが配置されている。トナーセットC2には、現像ロール10cやトナーが収納されている。
【0028】
感光体ドラム9は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム9の周面近傍には、帯電器10a、印字ヘッド10b、現像ロール10c、転写器10d、クリーニングブレード10eが順次配設されている。感光体ドラム9は、矢印方向に回動し、まず、帯電器10aからの電荷付与により、感光体ドラム9の周面に一様に帯電する。そして、印字ヘッド10bからの印字情報にもとづく光書き込みにより、感光体ドラム9の周面に静電潜像を形成し、現像ロール10cによる現像処理によりトナー像を形成する。このとき、感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、トナーセットC2に収納したイエロー(Y)色のトナーによる。このようにして、感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム9の矢印方向の回動に伴って転写器10dの位置に達し、感光体ドラム9の真下を矢印方向に移動する用紙に転写される。
【0029】
一方、用紙の搬送は、前述の給紙部4を構成する給紙カセット11、待機ロール12、搬送ベルト13、駆動ロール14などで構成され、給紙コロ11aの回動により、給紙カセット11から搬出された用紙は、待機ローラ対12まで送られ、さらに、トナー像に一致するタイミングで搬送ベルト13上に送られ、各転写器10dに達する。そして、各転写器10dにおいてトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト13の移動に従って、搬送ベルト13上を矢印方向に移動し、定着ユニット15において熱定着処理が施される。
【0030】
また、用紙の上面には、上記イエロー(Y)のトナー像のみならず、マゼンダ(M)、およびシアン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色にしたがった色の印刷が行われる。
尚、上述の用紙は給紙カセット11から搬出される用紙のみならず、MPFトレー16から供給される用紙も含まれ、この場合には、用紙は給紙コロ16aによって搬入され、前述の経路によって印刷処理が行われる。
【0031】
また、上記定着ユニット15は、熱ロール15a(以下では定着ロールと呼ぶ)、プレスロール15bおよびオイル塗布ロール15cで構成され、用紙が上述の定着ロール15aとプレスロール15bの間を挟持搬送される間、用紙に転写された例えば複数色のトナー像は溶融して用紙に熱定着する。また、オイル塗布ロール15cは、定着ロール15a周面に離型性オイルを塗布すると共に定着ロール15aに残るトナーを除去する機能を有する。尚、定着ユニット15によってトナー像が定着された用紙は切換フラップ17を介して上方、または、紙面左方向に搬送される。そして、排紙ロール対20を介して排紙部21へ用紙を案内する。
【0032】
一方、両面印刷用搬送ユニット3は、装置本体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ装置1によって両面印刷を行う際、装着するユニットであり、内部に複数の逆搬送ローラ対18a〜18eが配設されている。両面印刷の場合には、上記切換フラップ17によって一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端が搬送ロール19に達したとき、用紙の搬送を停止し、さらに用紙を逆方向に搬送する。この制御によって、用紙は点線で示す位置に設定された両面印刷用搬送ユニット3の用紙搬送路に搬入され、逆搬送ローラ対18a〜18eによって用紙が逆方向に送られ、待機ローラ対12に達し、前述したように、トナー像と一致するタイミングで転写部に送られ、トナー像が用紙の裏面に転写される。
【0033】
図2に図1のプリンタ装置1の外観斜視図を示す。同図のプリンタ装置1は、装置本体上部22と装置本体下部23によって構成され、装置本体上部22には、操作パネル33が配設され、またその上面には印字用紙の排出部21も形成されている。操作パネル33は、複数のキーが配設されたキー操作部33aと、後述する図3のCPU30から出力される表示情報に基づき表示を行う液晶ディスプレイなどである表示部33bとで構成されている。また、排紙部21には、排紙ロール20の回動によって、画像形成ユニットにより作成された印刷用紙が出力され、排紙部21上に順次積載される。
【0034】
また、装置本体下部23には、その前面に開閉可能なフロントカバー24が設けられている。このフロントカバー24は例えばジャム処理やメンテナンス時に開放される。
図3は、上記構成のプリンタ装置1における回路ブロック図である。図3において、回路ブロックは、インターフェイスコントローラ(以下I/Fコントローラという)26、プリンタコントローラ28、プリンタ印字部29、CPU30、ROM31、操作パネル33、EEPROM32で構成されている。I/Fコントローラ26は、ホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ27に展開する。フレームメモリ27は、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)ごとに記憶エリアが設定され、対応するエリアに各色のデータが展開される。
【0035】
フレームメモリ27に展開されたデータはプリンタコントローラ28に出力され、CPU30の制御にしたがってプリンタ印字部29に出力される。このとき、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のデータは、それぞれ対応する図1の印字ヘッド10bに供給される。
【0036】
尚、ROM31には、本例のシステムプログラムが記憶され、CPU30は、このシステムプログラムに従って処理を行う。
図4に、本発明の画像形成ユニットの側断面図を示す。この画像形成ユニットはカラー画像形成装置1に着脱自在であり、上記TS(トナーセット)及びDS(ドラムセット)により構成される。そして、前部ステー58により位置決めされている。
【0037】
TSは、その下部開口部に導電性ゴムローラからなる現像ローラ10cを回転可能に保持し、その内部には、トナー41を収容し、このトナー41に埋没するように配設されたトナーを攪拌するアジテータ43を備えている。このアジテータ43のさらに上方のTSカバー44内には、廃トナー受入パイプ61と回収袋46がある。廃トナー受入パイプ61内には搬送スクリュー47があり、また、回収袋46内には、この搬送スクリュー47により廃トナー受入パイプ61中を通ってきた廃トナー48が堆積している。
【0038】
また、TSの最下部には、スポンジ体から成る供給ローラ51が現像ローラ10cに圧接して配置されている。現像ローラ10cには、その斜め右上周面に圧接して金属製の板バネ状のドクターブレード52が配設されている。このドクターブレード52には、バイアス電源から「−600V」のドクターバイアスを印加する。また、下部周面に当接して導電性部材(103Ω)のスクイシート(導電性規制シート)53が配設されている。このスクイシート53には、バイアス電源からシートバイアスを0V〜下記の現像バイアスの範囲で印加する。
【0039】
現像ローラ10cは、芯金とこの芯金を取り巻く円筒状の半導電性(106Ω)のウレタンゴムとで形成され、芯金には「−350V」の現像バイアスをバイアス電源から印加する。
供給ローラ51は、芯金とこの芯金を取り巻く円筒状の半導電性(106Ω)のウレタンスポンジとで形成され、芯金には「−550V」の供給バイアスをバイアス電源から印加する。また、供給ローラ51は、現像ローラ10cに圧接している。そして、この供給ローラ51は、感光体ドラム9への現像を終わった後の現像ローラ10c周面上に残留する未現像トナーを、現像メモリーの解消のため、掻き落としている。
【0040】
尚、供給ローラ51に印加するバイアス電圧(−550V)の絶対値は、現像ローラ10cに印加するバイアス電圧(−350V)の絶対値よりも大きく、且つその電圧差は200V〜500Vの範囲内に収まるように設定されている。
また、上記現像ローラ、スクイシート、供給ローラ、ドクターブレードの各バイアス電源は個別に設けてもよいし、電源ユニット内に抵抗素子を含む分圧回路を備えることで共通化してもよい。
【0041】
DS(ドラムセット)は、DSカバー56及びドラムカバー57により保護され、感光体ドラム9、クリーニングブレード10e、帯電器10aなどにより構成されている。ここで、ドラムカバー57は前後に移動自在である。
印字処理において、感光体ドラム9上に形成され、用紙に転写されたトナーの中で、転写後もまだ感光体ドラム9上に残るトナーがある。
【0042】
このようなトナーはクリーニングブレード10eにより感光体ドラム9の周面上より掻き落とされ廃トナー48となり、DSケーシング54内に落下する。
この廃トナー48は間もなく廃トナー排出パイプ55により搬送され、搬送パイプ60により搬送を引き継がれ、廃トナー受入パイプ61を介して上記回収袋46に到達し、そこで、堆積する。
【0043】
図5に上記廃トナー受入パイプ61と回収袋46に搬送スクリュー47がついた図を示す。同図に示すように、搬送スクリュー47を駆動する駆動軸62は、廃トナー受入パイプ61の端部に位置する軸受63に支持されている。この同じ端部には、ギヤ64が固定されている。そして、軸受63とギヤ64との間にパッキング65を挿入して、廃トナー受入パイプの内部を外部から封止している。また、駆動軸62は廃トナー受入パイプ61のほぼ中央で搬送スクリュー47に連結している。
【0044】
不図示のモータなどの駆動手段によりギヤ64が駆動されると、駆動軸62を介して搬送スクリュー47が回動して廃トナーの搬送(回収)を開始する。
このとき矢印A及びBで示すように搬送されてくる廃トナー48は、廃トナー受入パイプ61のほぼ中央から図13の出口穴61aを介して排出され、回収袋46のほぼ中央から堆積していく。廃トナー48の回収が進むと、この回収袋内の堆積は中央部からしだいに両側に広がっていく。
【0045】
このようなTS装置本体でトナーが使用され寿命がきたときには、このTS本体装置は再生される。その際の再生方法としては、トナーを再充填するだけでなく、トナー回収袋46を新品に交換するか、トナー回収袋46中に回収された廃棄トナー48を抜き取る必要がある。これは、図4に示すように、トナーを消費するに従ってトナー回収袋46の中には廃棄トナー48が堆積していくからである。
【0046】
図6(a)は、本発明の画像形成ユニットの外観斜視図である。また、同図(b)は、画像形成ユニット中での回収袋46及びこの回収袋46を支持する廃トナー受入パイプ61の位置と、この回収袋46に回収される廃トナー48の搬送経路と、この廃トナー受入パイプ61に取り付けられた阻止部材49を示すために、同図(a)を透視した図である。
【0047】
再生のため、この画像形成ユニットを分解して、その後、組み立てていく工程を以下に示す。
図6(a)の画像形成ユニットは、図7(a)に示すように、DS(ドラムセット)とTS(トナーセット)に分解できる。
【0048】
そして、TSは図7(b)に示すようにさらに、サイドカバー66a、66bと、前部ステー58を取り外して分解できる。また、必要に応じて上部67aと下部67bとの接合部に穴を開けるなどして分離することも可能である。
従来例で述べたように、一部の再生業者はこの後さらに、図8(a)に示すように、搬送パイプ60を廃トナー受入パイプ61の一方の端より抜き取っていた。尚、駆動軸62は、他方の端より抜き取ってもよいし、抜き取らなくてもよい。
【0049】
そして、上述した回収袋46内の廃棄トナー48を抜き取るために、図8(b)に示すように、搬送スクリュー47を一旦抜き取った円筒状の廃トナー受入パイプの一端に掃除機などの吸引部材71を装着し、所定の吸引力により吸引していた。この場合、他方の端部からエアーが漏れるので、この方法のように吸引しても極度な減圧とはならない。また、トナーは粉体で軽いので、この方法により容易に吸引できる。
【0050】
このように上部67aについては、再生が容易に行える。しかし、この再生は必ずしも正しい手順を踏んでいないため、不良再生ユニットが氾濫する原因となっていたことは従来例において述べた通りである。
そこで、このような好ましくない再生を阻止しユーザに対してより好ましいユニットを提供するにあたって、本実施例では以下の構成としている。
【0051】
すなわち、回収袋46を支持する廃トナー受入パイプ61の廃棄トナー出口穴61aにシート状の阻止部材49を貼り付けている。この阻止部材49は例えばマイラーなどをその材料としている。図4(a)に示すように、出口穴61aに対し阻止部材49は一部浮かした状態で貼り付けておき、回収袋46への回収動作に支障のないよう(廃棄トナーが詰まらないよう)にしておく。この状態で、TSライフまで印字動作させると、当然ながら回収袋46に廃棄トナー48が一杯となる。このTSを再利用する場合、回収袋46の廃棄トナー48を抜き出す操作が必要になってくる。具体的な排出方法は、上述したように、廃トナー受入パイプ61と搬送パイプ60のジョイント部を外し、廃トナー受入パイプ61のジョイント穴から掃除機などの吸引具71をあてがい、廃棄トナー48を吸い出すというものである。本発明では、図4(b)に示すように、阻止部材49が吸引具71の吸引力によって出口穴61aを塞ぐ状態になる。その結果、廃棄トナー48が吸い出し難くなる。このことは、上記従来例において述べたTSの望ましくない再生が困難になることを示している。尚、出口穴61aは、例えば図6(b)に示される。同図において、(61a)と括弧が符号に付いているのは、出口穴61aが阻止部材49に隠れて見えなくなっているからである。
【0052】
以下に本実施例の変形例について述べる。変形例においては、廃棄トナー回収部において、図9に示すように、廃トナー受入パイプ61のジョイント穴に弁50を取り付ける。弁50は、廃トナー受入パイプ61に接着しておき、形状は先端が穴の開いた円錐形状をしており、材質は極薄のマイラーやゴムなどが適当といえる。回収袋46の廃棄トナー48を抜き出す操作をする場合、図10のようにジョイント穴に掃除機などの吸引具71をあてがい、廃棄トナー48を吸い出そうとすると、弁50が吸引力により変形して穴を塞ぐ状態となる。その結果、廃棄トナー48が吸い出し難くなり、TSの望ましくない再生が非常に困難になってくる。
【0053】
尚、上記例では、トナー回収部が合成樹脂製の袋の形態で示したが、トナー回収部はホッパー内に仕切られた空間の場合であってもよい。
また、本発明では、現像装置の現像ホッパーにクリーニング機構から回収される廃棄トナーを回収する回収部があるために、現像装置へのトナーの再充填という現像器ユニットの再生の例で示したが、現像器ユニットに限るものではない。
【0054】
例えば、画像形成ユニットのクリーニング機構部に回収トナー部(空間でもよい)を配設した画像形成ユニットの場合の再生にも適用できる。例えば、回収トナー部に溜まったトナーを吸引し、ドラムを新品と交換するような例である。
【0055】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、廃棄トナーの回収袋に通じる搬送パイプの出口穴にシートを貼り付けることで、廃棄トナーを吸引具などで吸引しても外部へ抜き難くした、という効果がある。このため、TSの望ましくない再生を困難とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ装置の側断面図である。
【図2】本発明のプリンタ装置の外観斜視図である。
【図3】本発明のプリンタ装置の回路ブロック図である。
【図4】(a)は本発明のTS(トナーセット)、DS(ドラムセット)の側断面図であり、(b)は本発明のTS(トナーセット)の上部の側断面図である。
【図5】本発明の廃トナー回収部を示す図である。
【図6】(a)は本発明のTSおよびDSの外観斜視図であり、(b)は回収袋および回収袋を支持する円筒に取り付けられた阻止部材を示すために、(a)の外観斜視図を透視した図である。
【図7】(a)、(b)は、本発明の画像形成ユニットの再生工程を示す図である。
【図8】(a)は本発明の画像形成ユニットの再生工程を示す図であり、(b)は本発明の画像形成ユニットの一端に吸引部材を取り付け、吸引しているところを示す図である。
【図9】本発明の画像形成ユニットの一端に取り付けられた弁を示す図である。
【図10】本発明の画像形成ユニットの一端を吸引具で吸引したところを示す図である。
【図11】(a)、(b)は、従来例の画像形成ユニットの再生工程を示す図である。
【図12】(a)、(b)は、従来例の画像形成ユニットの再生工程を示す図である。
【図13】(a)、(b)および(c)は、従来例の画像形成ユニットの再生工程を示す図である。
【図14】従来例の画像形成ユニットの再生工程を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置
2 画像形成部
3 両面印刷用搬送ユニット
4 給紙部
5〜8 画像形成ユニット
9 感光体ドラム
10a 帯電器
10b 印字ヘッド
10c 現像ロール
10d 転写器
10e クリーナ
11 給紙カセット
12 待機ロール
13 搬送ベルト
14 駆動ロール
15 定着ユニット
15a 熱ロール
15b プレスロール
15c オイル塗布ロール
16 MPFトレー
16a 給紙コロ
17 切換フラップ
18a〜18e 逆搬送ローラ対
19 搬送ロール
20 排紙ロール
21 排紙部
22 装置本体上部
23 装置本体下部
24 フロントカバー
26 I/Fコントローラ
27 フレームメモリ
28 プリンタコントローラ
29 プリンタ印字部
30 CPU
31 ROM
32 EEPROM
33 操作パネル
33a キー操作部
33b 表示部
41 トナー
42 TSケーシング
43 アジテータ(トナー攪拌部材)
44 TSカバー
46 回収袋
46a 溶着部(振袖部)
46b 筒袖部
46c 胴部
46d スリット
46e 両面接着テープ
47 搬送スクリュー
48 廃トナー
49 阻止部材
50 弁
51 供給ローラ
52 ドクターブレード
53 スクイシート(規制シート)
54 DSケーシング
55 廃トナー排出パイプ
56 DSカバー
57 ドラムカバー
58 前部ステー
60 搬送パイプ
61 廃トナー受入パイプ
61a 出口穴
61b 凹凸
61c 蓋
62 駆動軸
63 軸受
64 ギヤ
65 パッキング
66a,66b サイドカバー
67a TS上部
67b TS下部
71 吸引部材
72 キャップ

Claims (5)

  1. 像担持体上に担持され画像形成に寄与しなかった廃棄トナーを回収する廃棄トナー回収部と、該廃棄トナー回収部へ前記廃棄トナーを排出する廃棄トナー排出手段とを少なくとも有する廃棄トナー回収装置を備え画像形成装置に着脱自在の画像形成ユニットにおいて、
    前記廃棄トナー排出手段が、
    両端部の一方が閉塞され、両端部の間の中間領域に少なくとも1つの排出口を有する筒と、
    該筒の両端部の他方に接続され前記排出口に前記廃棄トナーを搬送する廃棄トナー搬送部材と、
    前記筒の排出口に配設された弁から成り、前記廃棄トナー回収部に存在する廃棄トナーを所定位置へ吸引回収すべく吸引力を作用させた際に前記廃棄トナーの吸引を阻止する阻止部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成ユニット。
  2. 前記画像形成ユニットは、トナーにより現像される像が形成される像担持体を備えた像担持体ユニットと結合でき、現像に用いるトナーを収容する現像剤収容室の所定空間に前記廃棄トナー回収部を備える現像器ユニットであることを特徴とする請求項1記載の画像形成ユニット。
  3. 前記廃棄トナー回収部が、前記筒を覆い筒の両端部で筒に連結されたトナー回収袋から成り、該トナー回収袋、2つの袖部を有し襟部と裾部が閉塞された実質的にTシャツ形状をしていて、Tシャツの両袖部に対応するトナー回収袋の1対の部分の開口を介して筒が前記トナー回収袋中に挿入され、そしてトナー回収袋の1対の部分が筒の両端部に密着して固定されていることを特徴とする請求項記載の画像形成ユニット。
  4. 前記トナー回収袋が合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項記載の画像形成ユニット。
  5. 前記廃棄トナー搬送部材が外部から筒の他方の端部に向かって延び前記他方の端部に連結されたトナー搬送管と、該トナー搬送管中から筒中まで延びトナー搬送管中及び筒中で回転する搬送スクリューとを含んでいることを特徴とする請求項記載の画像形成ユニット。
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