JP3693188B2 - フラットケーブル用クランプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットケーブルを例えば自動車のシャーシ等に布線する際に適用されるフラットケーブル用クランプに関し、特にフラットケーブルの幅や厚みに関わりなく確実に固定することができるフラットケーブル用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、自動車には各種制御等のために多数の電子機器が搭載されており、当然のことながらワイヤーハーネスやフラットケーブルが多用されている。
一方、自動車には様々な振動が常に作用しており、例えばフラットケーブルが振動によって跳ねたりするとシャーシ等と干渉してケーブルの切断や被覆の剥けよる短絡事故等が発生する心配がある。従って、実開昭58−60074号公報等にはフラットケーブルをシャーシやフレーム等に固定させるフラットケーブル用のクランプが開示されている。
【0003】
以下、図6及び図7を参照して従来のフラットケーブル用クランプ(以下、単にクランプと略称する)の一例を説明する。
図6に示すようにクランプ41は、全体が概略矩形の枠体に形成されており、上面部42は図7に実線及び点線で示すように一端42aを支点として開閉自在に構成され、底面部には弾性爪43が設けられている。
このクランプ41は、弾性爪43を基板44に設けた取付穴45に圧入係止させることにより基板44に取付け、上面部42を開いてフラットケーブル46を挿入した後、上面部42を閉じてフラットケーブル46を押さえ付けて固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フラットケーブル46の幅は、電線の極数により異なり一様ではなく、上記構成のクランプ41の上面部42の幅は一定であるから、フラットケーブル46の幅に合った専用のクランプを用意する必要があった。このため、フラットケーブルの幅に対応して何種類ものクランプを準備しなければならず、部品管理が煩雑化するという問題があった。
また、上記構成のクランプ41は、フラットケーブル46の厚さ方向の固定が充分ではなく、フラットケーブル46が厚さ方向にガタ付き、異音等が発生する問題があった。
本発明の目的は、フラットケーブルの幅や厚みに関わらず、シャーシやフレームに確実に固定し得るフラットケーブル用クランプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る上記目的は、下記1)〜4)項に記載するフラットケーブル用コネクタにより達成される。
1)シャーシ等に固定するフラットケーブルの一側面を支えると共に、その形状が前記フラットケーブルの幅寸法に対応して変形可能な円環状の弾性部と、前記弾性部の一端に設けられた固定部材から張出した状態で前記フラットケーブルの側面を前記弾性部側に押圧するバネ片と、前記固定部材から前記弾性部を横切るようにして延設され、その端部を前記弾性部の他端に設けたロック固定部に前記フラットケーブルの幅寸法に対応して調整されて係止される係止部材と、前記固定部材及び前記ロック固定部を前記シャーシ等に係止するための弾性爪部材とを備えたことを特徴とするフラットケーブル用クランプ。
2)前記1)項のフラットケーブル用クランプにおいて、前記弾性部で形成される環状枠の内部に前記フラットケーブルの一側面を前記弾性部と共に支えるリブが設けられている。
【0006】
3)シャーシ等に固定するフラットケーブルの一側面を支えると共に、前記フラットケーブルの幅寸法に対応してその直径を調整可能な弾性部と、前記弾性部の一端に移動自在に設けられた移動部材から張出した状態で前記フラットケーブルの側面を前記弾性部側に押圧するバネ片と、係止位置を前記フラットケーブルの幅寸法に対応して調整されて前記幅用弾性部の他端を係止するロック固定部と、前記移動部材及び前記ロック固定部を前記シャーシ等に係止する弾性爪部材とを備えたことを特徴とするフラットケーブル用クランプ。
4)前記3)項のフラットケーブル用クランプにおいて、前記弾性部で形成される環状枠の内部に前記フラットケーブルの一側面を前記弾性部と共に支えるリブが設けられている。
【0007】
上記1)及び2)項に記載したフラットケーブル用クランプによれば、弾性的に変形可能な円環状の弾性部と、この弾性部の一端に一体に設けた固定部材から中心方向に張出すように設けたバネ片との間にフラットケーブルが差し込まれる。このフラットケーブルの一側面は弾性部によって支えられ、且つバネ片により弾性部側に押圧される。
そして、バネ片の基部を支持する固定部材と対向する位置に設けたロック固定部との間隔に対しフラットケーブルの幅が大きい場合は、弾性部がフラットケーブルの幅方向に楕円形に弾性変形してフラットケーブルを幅方向の両側から押圧した状態で保持する。従って、フラットケーブルは幅方向については弾性部により弾性的に、厚さ方向については弾性部とバネ片とにより弾性的に挟持される。
【0008】
また、固定部材とロック固定部との間隔に対しフラットケーブルの幅が小さい場合は、固定部材から弾性部の中心部を横切るようにして設けた係止部材をロック固定部に係止させ、固定部材とロック固定部とでフラットケーブルの両幅を押圧する程度まで弾性部をフラットケーブルの長手方向に沿って楕円形に弾性変形させる。
この際、バネ片は前記同様に作用するので、フラットケーブルの幅寸法に関わりなく、しかもガタ付きなくフラットケーブルを挟持できる。また、固定部材及びロック固定部には、クランプをシャーシ等に係止する弾性爪部材が設けられているので、フラットケーブル及びクランプが一体的にシャーシに固定される。
【0009】
上記3)及び4)項に記載したフラットケーブル用クランプによれば、弾性部の一端に設けたロック固定部に、弾性部の他端を係止すると共に、この係止位置を調整することにより弾性部の直径がフラットケーブルの幅に対応して調節される。また、バネ片は上記同様にフラットケーブルを弾性部側に弾性的に押圧する。
従って、フラットケーブルの幅が大きい場合は、幅に対応して弾性部の直径を拡大し、逆に幅が小さい場合は直径を縮小して幅方向のガタ付きを防止すると共に、バネ片により厚み方向のガタ付きを防止する。また、ロック固定部と移動部材に弾性爪部材が設けられているので、フラットケーブルとクランプとを一体的にシャーシ等に固定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したフラットケーブル用クランプの実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明のクランプの一実施の形態を示す斜視図、図2は図1におけるクランプの断面構造を示す斜視図、図3は図1におけるクランプの変形作用を示す平面図、図4は図1におけるフラットケーブル差し込み時のクランプの作用を示す斜視図である。
【0011】
図1及び図2に示すように本実施の形態のクランプ1は、合成樹脂を用いて一体成型したものであり、定常状態にあっては円形状に形状保持している幅用弾性部2と、フラットケーブル3を厚さ方向に押圧すると共にクランプ1をシャーシ等に固定する機能とを有する厚さ用弾性部4と、厚さ用弾性部4に設けたベルト状の係止部材11を係止すると共にクランプ1をシャーシ等に固定する機能を有するロック固定部5とを備えている。
【0012】
図3に示すように幅用弾性部2は、図中実線で示すように円環状に形成されており、円環の中心を通る対向した位置に厚さ用弾性部4とロック固定部5が一体的に設けられている。また、円環の中心を通り前記厚さ用弾性部4とロック固定部5に直交する幅用弾性部2の内側面の対向した位置には、リブ6a,6bが設けられている。このリブ6a,6bは、幅用弾性部2の倒れや変形を防止すると共に、幅用弾性部2と協働してフラットケーブル3の一側面を支える機能を有している。
【0013】
厚さ用弾性部4は略L字状に形成されており、柱状の固定部材12の内側面が幅用弾性部2の一端と一体に構成され、下端にシャーシ等に係止する楔型の弾性爪部材13aが設けられている。また、固定部材12の上端には幅用弾性部2の中心方向に張出部材14が延設されており、幅用弾性部2の上端と張出部材14の下側面とで形成される隙間がフラットケーブル3の一方の側端3aを挟み込む挟持部15aとなっている。
【0014】
また、張出部材14の略中央部には開口部16が設けられており、張出部材14の先端部の下方から開口部16の下方に向けてバネ片17が設けられ、このバネ片17とは反対方向に向けて帯状の係止部材11が設けられている。この係止部材11の上面は鋸歯状部11aに形成されている。
【0015】
また、ロック固定部5は柱状に形成されており、内側面が幅用弾性部2の一端と一体に構成され、下端部にシャーシ等に係止する楔型の弾性爪部材13bが設けられている。
更に、ロック固定部5の上部には係止部材11を係止する係止孔19が形成され、係止孔19の上面には鋸歯状部11aを係止させるための鋸歯状面19aが形成されている。また、ロック固定部5上部の幅用弾性部2の上側の隙間がフラットケーブル3の他方の側端3bを挟み込む挟持部15bとなっている。
【0016】
次に、上述した構成のクランプ1の作用について説明する。図3に示すようにこのクランプ1の定常状態にあっては幅用弾性部2が図中実線で示すように円形状であるが、例えば図中横方向の両側から付勢すると、図中想像線2a,2bで示すように楕円形になる。この結果、厚さ用弾性部4及びロック固定部5が、実線で示す位置から想像線で示す位置に移動し、図2に示す挟持部15a,15bの間隔Aが広がり、リブ6a,6bの間隔が狭まる。
【0017】
また、図3に示すように幅用弾性部2の両側、例えば厚さ用弾性部4とロック固定部5との形成位置を内側方向に付勢すると、幅用弾性部2が図中想像線2c,2dで示すように横方向に偏平状に変形する。この結果、厚さ用弾性部4とロック固定部5とが接近し、図2に示す挟持部15a,15bの間隔Aが狭まり、リブ6a,6bの間隔は広がる。
【0018】
次に、フラットケーブル3のクランプ作用について説明する。図4に示すようにフラットケーブル3をクランプする場合、係止部材11を係止孔19から抜き出し、フラットケーブル3を張出部材14の下側に挿入させるための隙間を形成する。この状態で、矢印Bで示すように係止部材11の下側から張出部材14の下側に向けてフラットケーブル3を挿入し、側端3aを挟持部15a内に差し込む。次いで、フラットケーブル3の側端3bを挟持部15b上に位置決めし、係止部材11を係止孔19内に挿通する。
【0019】
以上のようにしてフラットケーブル3が図1の想像線で示すようにクランプ1に保持された状態では、フラットケーブル3の下側は幅用弾性部2とリブ6a,6bとにより下支えされる。そして、リブ6a,6b間の略中央位置において上部からバネ片17により押圧される。
従って、フラットケーブル3の幅方向は挟持部15a,15bにより位置規制され、長手方向については上下からの挟み付けにより位置規制されるのですり抜けや持ち上がり等を確実に防止することができる。
【0020】
次に、弾性爪部材13a,13bをシャーシやフレームに形成した図示されていない係止孔に圧入することでフラットケーブル3を所定位置に固定させることができる。従って、クランプ1は2個の弾性爪部材13a,13bにより2か所でシャーシ等に固定されるので回動することがないのでフラットケーブル3の固定が確実に行われる。
【0021】
ところで、クランプ1をシャーシ等に固定した状態では、幅用弾性部2の側面が円環状にシャーシに当接するのでシャーシとの接触面積が広くなり、幅用弾性部2が安易に変形することもなく、フラットケーブル3を広い範囲で下支えすることができる。従って、フラットケーブル3のすり抜け等の事故を確実に防止することができ、安定した固定状態を維持することができる。
【0022】
なお、図1にはフラットケーブル3の幅寸法と、幅用弾性部2の直径とが略一致した場合の保持形態を示したが、実際にはフラットケーブル3の幅寸法や厚みは多種にわたる。
例えば、フラットケーブル3の幅が幅用弾性部2の直径より大きい場合は、図3に想像線2a,2bで示したように幅用弾性部2をフラットケーブル3の長手方向に直角な方向に沿った楕円形に変形させてフラットケーブル3を保持する。この場合、フラットケーブル3の幅寸法によっては、係止部材11が係止孔19に掛からない場合もある。しかし、幅用弾性部2とリブ6a,6bの下支え作用と、バネ片17の押圧作用とによりフラットケーブル3を確実に保持することができる。
【0023】
また、フラットケーブル3の幅が幅用弾性部2の直径より小さい場合は、図3に想像線2c,2dで示すように幅用弾性部2をフラットケーブル3の長手方向に沿った楕円形に変形させ、係止部材11を係止孔19に係止させて円形への形状復帰を阻止する。この場合、フラットケーブル3は長手方向に沿って広い範囲で下支えされ、間隔の開いたリブ6a,6b間でバネ片17により押圧される。従って、フラットケーブル3の保持は確実に行われ、シャーシ等にフラットケーブル3の幅寸法に合わせて予め形成された係止孔に弾性爪部材13a,13bを圧入することにより、フラットケーブル3を保持したクランプ1がシャーシ等に確実に固定される。
【0024】
また、フラットケーブル3の厚みも一様ではなく様々であるが、バネ片17全体が弾性を有し、しかも押し上げられた場合は先端が開口部16内に入り込まれるようにている。従って、フラットケーブル3の幅だけでなく、厚みの変化にも対応することができる。
このように、本発明を適用した本実施の形態のクランプ1は、フラットケーブル3の幅寸法や厚み寸法の如何に関わらずシャーシ等に確実に固定することができ、寸法に合わせて多種類のクランプを用意する必要がなく、煩雑な部品管理が不要となると共に、作業効率の向上を図ることができる。
【0025】
なお、本発明を適用したクランプは、上述した実施の形態に限定されるものではなく、図5に示すようなバンド状のクランプも実施可能である。即ち、クランプ21は円形状に撓み可能な幅用弾性部22と、幅用弾性部22に沿って矢印X,Y方向に往復動可能な厚さ用弾性部24と、幅用弾性部22の基部に一体的に設けられたロック固定部25等を備えている。
【0026】
前記厚さ用弾性部24は、柱状の移動部材32と張出部材34、移動部材32の下端に設けた弾性爪部材33a、固定部材32と張出部材34との曲げ位置に凹状に設けた挟持部35a、張出部材34の先端から開口部36方向に向けて設けられたバネ片37等を備えている。そして、移動部材32に挿通口32aが設けられ、この挿通孔32aに帯状に形成された幅用弾性部22が挿通されることで、厚さ用弾性部24全体が矢印X,Y方向に移動し得るように構成されている。
【0027】
ロック固定部25の一端に幅用弾性部22の始端が一体的に形成され、ロック固定部25の下端に弾性爪部材33bが一体的に形成され、上部の内側面側に段差状の挟持部35bが形成されている。また、挟持部35bから内側に向かってリブ26が設けられ、その一部はバネ片37と重なり合うように構成されている。また、固定部25には、幅用弾性部22の先端部に形成した鋸歯状部22aを係止するための係止孔38が設けられている。
【0028】
上述した構成のクランプ21においては、ロック固定部25の上部からリブ26とバネ片37の間にフラットケーブルを差し込む。この時、フラットケーブルの側端が挟持部35bに嵌まり込まない場合は、ロック固定部25から幅用弾性部22を繰り出し、幅用弾性部22の直径を拡大させることで、フラットケーブルを挟持部35a,35b間に保持させるものである。
また、逆にフラットケーブルの側端が挟持部35bに掛からない状態では、幅用弾性部22の端部をロック固定部25内に引き込み、幅用弾性部22の直径を縮小させることで、フラットケーブルを挟持部35a,35b間に保持させるものである。
【0029】
上述した本発明の実施の形態のフラットケーブル用クランプにおいては、フラットケーブル3の幅の如何に関わらず確実に保持させることができる。また、1個のクランプに複数のフラットケーブルを重ね合わせて保持させることも可能であり、汎用性の向上と共に、作業効率の向上とコスト低減を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るフラットケーブル用クランプは、フラットケーブルの幅に対応して変形する幅用弾性部の互いに対向する位置に固定部材とロック固定部とを設け、固定部材とロック固定部とによりフラットケーブルを幅方向から挟持すると共に、固定部材から張出するように設けたバネ片によりフラットケーブルを厚さ方向に押圧するものである。
従って、フラットケーブルの幅や厚みに関わりなく、一種のクランプでシャーシ等に確実に固定することができ、クランプの汎用性が向上すると共に、作業効率の向上とコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すフラットケーブル用クランプの斜視図である。
【図2】図1におけるクランプの構成を示す一部切欠斜視図である。
【図3】図1における幅用弾性部の変形を示すクランプの平面図である。
【図4】図1におけるフラットケーブルのクランプ作用を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すフラットケーブル用クランプの斜視図である。
【図6】従来のクランプの構成を示す斜視図である。
【図7】図6における断面図である。
【符号の説明】
1,21 フラットケーブル用クランプ
2,22 幅用弾性部(弾性部)
3 フラットケーブル
4,24 厚さ用弾性部
5,25 ロック固定部
6a,6b,26 リブ
11 係止部材
12 固定部材
13a,13b,33a,33b 弾性爪部材
15a,15b,35a,35b 挟持部
17,37 バネ片

Claims (4)

  1. シャーシ等に固定するフラットケーブルの一側面を支えると共に、その形状が前記フラットケーブルの幅寸法に対応して変形可能な円環状の弾性部と、前記弾性部の一端に設けられた固定部材から張出した状態で前記フラットケーブルの側面を前記弾性部側に押圧するバネ片と、前記固定部材から前記弾性部を横切るようにして延設され、その端部を前記弾性部の他端に設けたロック固定部に前記フラットケーブルの幅寸法に対応して調整されて係止される係止部材と、前記固定部材及び前記ロック固定部を前記シャーシ等に係止するための弾性爪部材とを備えたことを特徴とするフラットケーブル用クランプ。
  2. 前記弾性部で形成される環状枠の内部に前記フラットケーブルの一側面を前記弾性部と共に支えるリブが設けられていることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル用クランプ。
  3. シャーシ等に固定するフラットケーブルの一側面を支えると共に、前記フラットケーブルの幅寸法に対応してその直径を調整可能な弾性部と、前記弾性部の一端に移動自在に設けられた移動部材から張出した状態で前記フラットケーブルの側面を前記弾性部側に押圧するバネ片と、係止位置を前記フラットケーブルの幅寸法に対応して調整されて前記幅用弾性部の他端を係止するロック固定部と、前記移動部材及び前記ロック固定部を前記シャーシ等に係止する弾性爪部材とを備えたことを特徴とするフラットケーブル用クランプ。
  4. 前記弾性部で形成される環状枠の内部に前記フラットケーブルの一側面を前記弾性部と共に支えるリブを設けたことを特徴とする請求項3記載のフラットケーブル用クランプ。
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