JP3674810B2 - 接触端子の固定構造 - Google Patents

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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は接触端子の固定構造に係り、接触端子に対して負荷が生じることなく基板に取り付け可能な接触端子の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、自動車のドア60は、図示しない車体に対して開閉可能なドアフレーム61と、ドアフレーム61の車室側(図中手前側)に取り付けられるトリム62とを含んで構成されている。
ドアフレーム61にはドアフレーム側ハーネス63が設けられているとともに、トリム62にコーテシランプ64のケース65およびスイッチパネル66に接続されたトリム側ハーネス67が設けられている。ドアフレーム側ハーネス63,ケース65およびトリム側ハーネス67には、それぞれ所定長さを有する帯状の接触端子68が設けられている。接触端子68は、例えば平坦に形成された帯状の金属部材の任意位置を折り返すとともに、折り返した部分を略弓状に湾曲させてばね部としているものが多い。
このようなドア60は、ドアフレーム61にトリム62を取り付けることにより、自動的に各接触端子68のばね部同士が弾性的に相互圧接され、これらによりコーテシランプ64およびスイッチパネル66が電気的に接続される。
【0003】
一方、本願出願人は、端子収容室内に端子を斜めに挿入してから押し下げることにより、端子を二重係止するコネクタハウジングを提案している(実公平2-47568号公報参照:従来例)。
この従来例によれば、収容室内に端子を斜めに挿入してから押し下げるという簡単な操作を行うだけで端子を二重係止でき、その作業性を著しく向上できるという効果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すように、前述したコネクタハウジング70を圧接端子68の固定構造として適用する場合には、例えばコーテシランプ64のケース65等の適宜な基板にコネクタハウジング70を固定しておき、コネクタハウジング70内に接触端子68を挿入すればよい。 しかしながら、この場合には、圧接端子68をコネクタハウジング70内に挿入するにあたって、接触端子68のばね部69がコネクタハウジング70の壁体71により撓み、これにより接触端子68が劣化あるいは破損する虞れがある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は接触端子に対して負荷を加わえることなく基板に固定可能な接触端子の固定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載したように、所定長さを有する帯状の接触端子を基板表面に固定するために、前記基板表面に第1固定部および第2固定部が離間して設けられ、前記接触端子を前記第1,2固定部に係合・固定させることにより、接触端子を前記基板表面に固定する接触端子の固定構造であって、前記第1固定部は、前記接触端子の先端部を前記基板の面方向に対して交差する方向に沿って差し込むことにより、前記先端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、前記第2固定部は、前記第1固定部を支点として回動させた前記接触端子の基端部を前記基板に立設された一対の爪部間に嵌入することにより、前記基端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、前記接触端子には、前記前記第1固定部および前記第2固定部に係合する係合手段が形成されており、前記接触端子は、前記第1固定部および前記第2固定部に係合することにより、長手方向に沿った移動を規制する規制手段を有していることを特徴としている。
【0006】
ここで、第1固定部としては、凹部および凸部を相互係合する構造等が採用でき、例えば基板の面方向あるいは厚み方向に沿って設けられた挿通孔に接触端子の先端部を挿入する構造や、接触端子の先端部に形成された貫通孔に係合可能な鍵部材を基板に立設させておく構造等を例示できる。
また、この第1固定部は、接触端子の先端部を基板の面方向に対して斜めあるいは直角に差し込むことにより、接触端子の先端部を基板から離れないように係合するとともに、接触端子の先端部における幅方向移動を規制する。
【0007】
一方、第2固定部としては、各爪部を略倒立L字状に形成しておくとともに、それぞれの端部を先細りに形成しておき、かつ、それぞれの端部が対向するように配置しておけばよい。
このような第2固定部は、各爪部が可撓性を有していれば、接触端子の基端部が押し付けられれば互いに離れる方向に撓むことにより、端部間を通過させ、次いで初期状態に復帰することにより基端部が基板から離れないように保持可能となる。この基端部は、各爪部により幅方向移動が規制する。
【0008】
そして、規制手段としては、接触端子の任意位置から幅方向に突出する鍔部を一体成形しておく構造等が採用でき、第1固定部あるいは第2固定部に接触する適宜な形成位置を選択しておけばよい。
【0009】
このように構成された接触端子の固定構造においては、離間配置された第1固定部および第2固定部が接触端子の先端部および基端部の幅方向移動および厚み方向移動を規制し、かつ、接触端子の長手方向移動を規制手段が規制する。
すなわち、このような接触端子の固定構造においては、まず第1固定部に接触端子の先端部を係合し、次いで第2固定部に接触端子の基端部を嵌入するという極めて簡単な操作を行うことにより、従来のような接触端子に対する負荷を回避しながら、接触端子が厚み方向,幅方向および長手方向に移動しないように固定でき、これらにより前記目的が達成される。
【0010】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記規制手段が前記接触端子の幅方向に突出する鍔部を有し、前記鍔部が前記爪部に係合可能であってもよい。ここで、鍔部としては、接触端子の幅方向両側に突出していてもよく、あるいは幅方向片側にのみ突出していてもよく、爪部に接触することにより接触端子の長手方向移動を規制できればよい。このような鍔部は、接触端子に対して一体成形であってもよく、あるいは別体成形でもよい。
このように構成された接触端子の固定構造においては、あらかじめ接触端子の幅方向に突出する鍔部を所定位置に設けておくという極めて簡単な構造により、接触端子の長手方向移動を規制できるため、全体の構造を簡略化できることになる。
【0011】
一方、本発明は、請求項3に記載したように、前記第1固定部が、前記基板から立ち上がる略倒立L字状の係止部材を一対有し、前記各係止部材の端部が対向配置されているとともに、前記各係止部材に対応した切欠部が前記接触端子に形成されていてもよい。
ここで、切欠部としては、第2固定部に接触端子の基端部を嵌入するために、接触端子を先端部に向かって若干移動させると、係止部材に対して一致しないような適宜な位置に形成しておけばよい。
【0012】
また、本発明は、請求項4に記載したように、前記第1固定部が、前記接触端子の前記先端部を挿通可能な略トンネル状の挿通部と、前記接触端子の前記先端部を突き当て可能な突当部とを有していてもよい。
ここで、挿通部および突当部としては、一体成形されていてもよく、あるいは別体成形されていてもよい。
【0013】
さらに、本発明は、請求項5に記載したように、前記第1固定部が前記基板に設けられた貫通孔を有しているとともに、前記接触端子の前記先端部が厚み方向に屈曲された略クランク状に形成されていてもよい。
ここで、貫通孔としては、接触端子の先端部を挿入可能であるとともに、接触端子の基端部を第2固定部に近づく方向に回動できるように、接触端子の幅寸法および厚み寸法よりも若干大きく形成しておけばよい。
【0014】
そして、本発明は、請求項6に記載したように、前記第1固定部が前記基板から立ち上がる略倒立L字状の鍵部材を有し、前記鍵部材の先端が前記第2固定部から離れる方向を向いているとともに、前記鍵部材に対応する係合孔が前記接触端子の前記先端部に形成されていてもよい。
ここで、鍵部材および係合孔としては、あたかも鍵部材に接触端子を引っ掛けるように形成し、かつ、配置しておけばよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施の形態を示す全体斜視図、図2は第1実施の作用を示す模式側面図、図3は本発明に係る第2実施の形態を示す全体斜視図、図4は本発明に係る第3実施の形態を示す全体斜視図、図5は本発明に係る第4実施の形態を示す全体斜視図である。
【0016】
図1に示すように、第1実施の形態である接触端子の固定構造10は、所定長さを有する帯状の接触端子11を基板12に沿って固定するために、基板12に沿って離間配置された第1固定部13および第2固定部14と、接触端子11に設けられた規制手段15とを有している。
【0017】
接触端子11は、導電性を有する適宜な金属製とされ、その略中央部が厚み方向に向かって弓状に湾曲するばね部11Aとされている。この接触端子11は、先端部16(図中右方)が一対の切欠部17,17により略T字状に形成されているとともに、基端部18(図中左方)にケーブル19を接続するための噛合部20A,20Bが設けられている。
噛合部20Aはケーブル19の外皮19Aに噛合しているとともに、噛合部20Bはケーブル19から露出した導線19Bに噛合し、噛合部20A,20Bは接触端子11の長手方向に沿って離間形成されている。
【0018】
第1固定部13は、基板12から立ち上がる一対の係止部材21,21を有している。各係止部材21,21は略倒立L字形状とされ、それぞれの端部が対向するように、所定寸法離間配置されている。
このような第1固定部13は、各係止部材21,21の寸法,形状,配置位置等が接触端子11の切欠部17,17に対応して設定されている。
【0019】
第2固定部14は、基板に立設された一対の爪部22,22を有している。これらの爪部22,22は、略倒立L字状に形成されているとともに、互いに対向接触する端部が先細り形状とされている。そして、これらの爪部22,22の厚み寸法は、噛合部20Bに対応して設定されている。
【0020】
規制手段15は、接触端子11の幅方向両側に突出する第1鍔部15Aおよび第2鍔部15Bを有している。第1鍔部15Aは噛合部20A,20B間に設けられ、第2鍔部15Bは噛合部20Bに隣接して設けられている。
これらの第1鍔部15Aおよび第2鍔部15Bは、あらかじめ接触端子11と一体成形されていて、第2固定部14の爪部22,22に対して挟持するように接触可能とされている。
【0021】
次に、基板12に対する接触端子11の固定手順を図2に基づいて説明する。
図2(A)に示すように、図示しない作業者が接触端子11を基板12の面方向に対して所定の角度で交差するように保持し、次いで、図2(B)に示すように、各係止部材21,21を各切欠部17,17に通過させながら先端部16を基板12に接触させる。
その後、図2(C)に示すように、基板12および各係止部材21,21間を先端部16が通過するように、接触端子11を先端部16側に若干移動させるとともに、第1固定部13を中心として接触端子11を図中反時計廻りに回動させることにより、噛合部20Bを爪部22,22間に嵌入し、これにより接触端子11の基端部18を基板から離れないように保持させる。
【0022】
このような接触端子の固定構造10によれば、第1固定部13および第2固定部14により接触端子11が基板から離れないように保持され、かつ、爪部22,22を挟持する第1鍔部15Aおよび第2鍔部15Bにより接触端子11の長手方向移動が規制されるため、接触端子11が基板12に対する所定位置に確実に固定される。
そして、このような接触端子の固定構造によれば、第1固定部13に接触端子11の先端部16を係合させ、次いで第2固定部14の爪部22,22間に接触端子11の基端部18を嵌入するという極めて簡単な操作を行うことにより、接触端子11を基板12に固定できるため、従来のような接触端子に対する負荷が生じる虞れがないとともに、基板12に対する接触端子11の取付作業を簡略化できる。
【0023】
図3には、本発明に係る第2実施の形態が示されている。なお、以下に説明する各実施の形態において、既に図1あるいは図2において説明した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
図3に示す接触端子の固定構造30は、接触端子31の先端部36が矩形状に形成されている。そして、第1固定部33は、接触端子31の先端部36を挿通可能な略トンネル状の挿通部34と、接触端子31の先端部36を突き当て可能な突当部35とを有している。この第1固定部33は、突当部35が挿通部34における一方の開口を閉鎖するように、挿通部34および突当部35が一体成形されている。
また、規制手段15は、噛合部20Bに隣接配置された一対の鍔部15Bのみを有している。
【0024】
このような接触端子の固定構造30によれば、第1固定部33が突当部35を有しているため、第1固定部33に接触端子31の先端部36を係合させれば、自動的に接触端子31における先端部36側への移動が規制される。
従って、この接触端子の固定構造30によれば、規制手段15が接触部材31を基端部38側にのみ移動しないように規制するために、鍔部15Bのみを有していればよく、前述した第1実施の形態に比較して接触端子31の形状を簡略化できる。
【0025】
図4には、本発明に係る第3実施の形態が示されている。この図に示す接触端子の固定構造40は、接触端子41の先端部46が矩形状に形成されているとともに、厚み方向に屈曲された略クランク状の屈曲部47が設けられている。
そして、第1固定部43は、基板12を厚み方向に貫通する略長方形の貫通孔44を有し、この貫通孔44に接触端子41の屈曲部47が挿通可能とされている。
【0026】
このような接触端子の固定構造40は、作業者が接触端子41を基板12の面方向に対して略直角に保持し、その先端部46を屈曲部47の段差部分まで貫通孔44に挿入した後、第1固定部43を中心として回動させた基端部48を第2固定部14に係合させれば、接触端子41の先端部46が基板12から離れないように保持されるとともに、屈曲部47の段差部分が貫通孔44の内面に接触することにより接触端子41の長手両方向移動を規制する規制手段45となる。
従って、この接触端子の固定構造40によれば、前述した第1実施の形態あるいは第2実施の形態において例示された鍔部が必要なく、接触端子の形状を一層簡略化できる。
【0027】
図5には、本発明に係る第4実施の形態が示されている。この図に示す接触端子の固定構造50は、接触端子51の先端部56が矩形状に形成されているとともに、厚み方向に貫通する係合孔57が設けられている。
そして、第1固定部53は、基板12から立ち上がる略倒立L字状の鍵部材54を有し、鍵部材54の先端が第2固定部14から離れる方向を向いている。
【0028】
このような接触端子の固定構造50は、係合孔57に鍵部材54を挿通させるように接触端子51の先端部56を第1固定部53に係合させ、次いで接触端子51を基端部58側に若干移動させるとともに、第1固定部53を中心として回動させた基端部58を第2固定部14に係合する。 この接触端子の固定構造50によっても、前述した前述した第1実施の形態,第2実施の形態および第3実施の形態と同様な効果が得られる。
【0029】
なお、本発明に係る接触端子の固定構造は、前述した各実施の形態に限定されるものでなく、例えば接触端子,基板,第1固定部,第2固定部,爪部,規制手段,鍔部,係止部材,切欠部,挿通部,突当部,貫通孔,鍵部材,係合孔等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば適宜な変形,改良等も任意である。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の接触端子の固定構造は、所定長さを有する帯状の接触端子を基板表面に固定するために、前記基板表面に第1固定部および第2固定部が離間して設けられ、前記接触端子を前記第1,2固定部に係合・固定させることにより、接触端子を前記基板表面に固定する接触端子の固定構造であって、前記第1固定部は、前記接触端子の先端部を前記基板の面方向に対して交差する方向に沿って差し込むことにより、前記先端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、前記第2固定部は、前記第1固定部を支点として回動させた前記接触端子の基端部を前記基板に立設された一対の爪部間に嵌入することにより、前記基端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、前記接触端子には、前記前記第1固定部および前記第2固定部に係合する係合手段が形成されており、前記接触端子は、前記第1固定部および前記第2固定部に係合することにより、長手方向に沿った移動を規制する規制手段を有しているので、まず第1固定部に接触端子の先端部を係合し、次いで第2固定部に接触端子の基端部を嵌入するという極めて簡単な操作を行うことにより、従来のような接触端子に対する負荷を回避しながら、接触端子が厚み方向,幅方向および長手方向に移動しないように固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】第1実施の作用を示す模式側面図である。
【図3】本発明に係る第2実施の形態を示す全体斜視図である。
【図4】本発明に係る第3実施の形態を示す全体斜視図である。
【図5】本発明に係る第4実施の形態を示す全体斜視図である。
【図6】自動車のドアを示す分解斜視図である。
【図7】従来例を示す斜視図および模式断面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 接触端子の固定構造
11,31,41,51 接触端子
12 基板
13,33,43,53 第1固定部
14 第2固定部
15 規制手段
15A,15B 鍔部
16,36,46,56 先端部
17 切欠部
18,38,48,58 基端部
21 係止部材
22 爪部
34 挿通部
35 突当部
44 貫通孔
54 鍵部材
57 係合孔

Claims (6)

  1. 所定長さを有する帯状の接触端子を基板表面に固定するために、前記基板表面に第1固定部および第2固定部が離間して設けられ、前記接触端子を前記第1,2固定部に係合・固定させることにより、接触端子を前記基板表面に固定する接触端子の固定構造であって、
    前記第1固定部は、前記接触端子の先端部を前記基板の面方向に対して交差する方向に沿って差し込むことにより、前記先端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、
    前記第2固定部は、前記第1固定部を支点として回動させた前記接触端子の基端部を前記基板に立設された一対の爪部間に嵌入することにより、前記基端部を前記基板から離れないように係合可能とされ、
    前記接触端子には、前記前記第1固定部および前記第2固定部に係合する係合手段が形成されており、
    前記接触端子は、前記第1固定部および前記第2固定部に係合することにより、長手方向に沿った移動を規制する規制手段を有していることを特徴とする接触端子の固定構造。
  2. 前記規制手段が前記接触端子の幅方向に突出する鍔部を有し、前記鍔部が前記爪部に係合可能であることを特徴とする請求項1に記載した接触端子の固定構造。
  3. 前記第1固定部が、前記基板から立ち上がる略倒立L字状の係止部材を一対有し、前記各係止部材の端部が対向配置されているとともに、前記各係止部材に対応した切欠部が前記接触端子に形成されていることを特徴とする請求項1に記載した接触端子の固定構造。
  4. 前記第1固定部が、前記接触端子の前記先端部を挿通可能な略トンネル状の挿通部と、前記接触端子の前記先端部を突き当て可能な突当部とを有していることを特徴とする請求項1に記載した接触端子の固定構造。
  5. 前記第1固定部が前記基板に設けられた貫通孔を有しているとともに、前記接触端子の前記先端部が厚み方向に屈曲された略クランク状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載した接触端子の固定構造。
  6. 前記第1固定部が前記基板から立ち上がる略倒立L字状の鍵部材を有し、前記鍵部材の先端が前記第2固定部から離れる方向を向いているとともに、前記鍵部材に対応する係合孔が前記接触端子の前記先端部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載した接触端子の固定構造。
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