JP3655238B2 - エアバッグモジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳まれた膨張可能エアバッグを備えている自動車用エアバッグモジュールに関する。
【0002】
【従来技術】
この種のエアバッグモジュールは原理的にはよく知られており、折り畳まれたエアバッグを、車両内でエアバッグを膨張させるためのガス発生器と共に搭載する役目を果たす。
【0003】
サイドエアバッグでは、エアバッグは、例えば車両のルーフと側壁の間の移行領域に配置される細長いエアバッグモジュールの構成要素である。事故発生時には、ガス発生器がトリガされ、エアバッグがカーテンのように垂直下向きに展開して、車両の側壁と各車両乗員との間に保護用の空気クッションを作り出す。この種のサイドエアバッグは、従って「サイドカーテン」とも呼ばれる。
【0004】
特にサイドエアバッグの場合には、エアバッグモジュールは、車両インテリアの設計上、視覚的な理由でぴったりと納まっていなければならないだけでなく、事故発生時には所定の方式で支障なく確実にエアバッグが展開できなければならないことから、折り畳まれたエアバッグ又は折り畳まれたエアバッグを含むモジュールそれぞれの位置付けが重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的(課題)は、エアバッグ展開の信頼性を損なうことなく車両内の所定位置に簡単な方法で取り付けることができ、特に、製造が簡素で構造上の寸法ができる限り小さい、冒頭の名称をもつ類のエアバッグモジュールを作ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載の特徴により、厳密には、折り畳まれた膨張可能なエアバッグ用の少なくとも1つの収納部と、少なくとも1つの形状付与要素と、が設けられ、この形状付与要素はモジュールが組み付けられる際に収納部内にエアバッグと共に配置される点において、実現される。
【0007】
エアバッグ用の収納部の中に形状付与要素を設けることにより、エアバッグモジュールの構造上の寸法を実質的に増大させることなく、エアバッグモジュールに形状安定性を与えることができるようになる。形状付与要素の形態は、エアバッグモジュールが搭載される車両それぞれに適合していることが望ましい。組み付けられたエアバッグモジュールは、本発明による形状付与要素のおかげで寸法的に安定しており、その結果支障なく車両にぴったりと納まる。エアバッグモジュールの形状安定性により、この搭載が極めて簡素化される。本発明によるエアバッグモジュールのコンパクトさは、内部に敷設された形状付与要素により達成され、その空間要件を最小限にする。
【0008】
エアバッグのための収納部は、ホース又はチューブの形状に形成できるが、これは例えば「サイドカーテン」の形態をしたサイドエアバッグの構成要素とすることができる。しかしながら、収納部は、例えば運転者のエアバッグ及び前席乗員のエアバッグで使用されているもののような筒状又はポット状のハウジングであってもよい。この種のハウジングが、例えば織物材料などでできた柔軟性のある壁領域を有する場合には、対応して形成された形状付与要素を使用することによって、この種のハウジングに対しても形状安定性を与えることができる。
【0009】
収納部を形成する際には、少なくとも形状付与要素の領域を二重壁構造にして形成するのが望ましい。エアバッグモジュールが組み付けられるとき、形状付与要素は、収納部の2枚の壁の間に配置され、同様に収納部内に配置されるエアバッグには直接接触しないようにされる。二重壁構造領域は、形状付与要素のためのポケット又はポケット状の領域を形成するような様式に形成することができる。形状付与要素は、二重壁構造領域とポケット状領域とのうち少なくとも1つの領域に単に敷設するか又はその中に挿入すればよい。その場合、形状付与要素は、収納部の製作中にその中に配置してもよいし、エアバッグモジュールの組み付け中にのみ収納部内に配置するようにしてもよい。
【0010】
少なくとも実質的に織物材料から成る収納部では、二重壁構造領域又はポケット状領域はそれぞれ、既に収納部の製作中に、収納部を形成する材料の対応する縫合により形成してもよい。
【0011】
本発明の特に好適な代表的実施形態では、形状付与要素は、収納部に縫い込まれる。これにより、収納部には製作中に既に形状安定性を付与されることになる。
【0012】
形状付与要素は、プラスチック製であることが望ましいが、例えば略矩形であるか、又は少なくとも矩形の基本形状を有する平坦な帯状体として形成することができる。本発明の好適な変型例では、この種の形状付与要素が少なくとも2つ設けられ、エアバッグは、モジュールを組み付ける際に、収納部の2つの形状付与要素の間に配置される。
【0013】
原理的には、形状付与要素は、個々の用途に要求されるどのような形態でも有することができ、また矩形でなくともよい。これに関し、形状付与要素は、原理的にはどのような外形輪郭であってもよいし、具体的には不規則な外形輪郭であってもよい。更に、形状付与要素は、例えばポット状の収納ハウジングの柔軟性のある側壁領域に形状安定性を与えるためなどに、湾曲した形になっていてもよい。
【0014】
収納部では、形状付与要素が縫い込まれるか、又はエアバッグモジュールの組み付け中に挿入されることになるポケット状又は二重壁構造の領域は、それぞれ形状付与要素に合わせて設けられるのが望ましい。組み付けられたモジュールでは、2つの形状付与要素は、平らな側が互いに向き合うように収納部内に配置され、収納部内に折り畳まれたエアバッグが利用できる空間を画定していることが望ましい。形状付与要素の領域は、実質的に収納部の長さ全体に亘って伸張していてもよいし、単に収納部の一部に沿って伸張していてもよいが、少なくともこの形状付与要素の領域には、次に、折り畳まれたエアバッグが形状付与要素の間に確かに配置される。
【0015】
本発明では、自動車用エアバッグモジュールの製作の方法に関し、折り畳まれた膨張可能なエアバッグ用のホース又はチューブ状収納部において、少なくとも1つの二重壁構造とポケット状の領域とのうち少なくとも1つの領域が形成され、少なくとも1つの形状付与要素が当該領域に配置される方法が開示されている。
【0016】
形状付与要素は、収納部に縫い込まれることが望ましいが、この場合形状付与要素の縫い込みは収納部の製作時に既に行われるようにするのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態は、従属請求項中に、或いは以下の説明の中に、そして図面の中にも表示されている。
以下、代表的実施形態を取り上げ、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
【0018】
図1a及び1bのエアバッグモジュールは、織物材料のホース状収納部12、平らな矩形帯状体として形成される2つの形状付与要素18、及び、導ガス管22が中に設けられているエアバッグ14を備えている。導ガス管22はエアバッグモジュールの図示していないガス発生器と接続されており、事故が起きたとき、エアバッグ14は、このガス発生器によって、導ガス管22及び導ガス管22内に形成されているガス出口開口部23を介して膨張する。エアバッグ14は、例えば車両のルーフフレームの領域に配置され、事故発生時にガス発生器がトリガされた後、カーテン型式で下向きに展開するサイドエアバッグである。膨張した状態で、エアバッグ14は、車両の側壁と各車両乗員との間にマットレスのような保護用クッションを形成する。エアバッグ14は「ルーフレールエアバッグ」又は「サイドカーテン」とも呼ばれる。
【0019】
更に、収納部12には、図1a及び図1bに示していないが、収納部12の長手方向に伸張する引裂開放継目又は目打ちが設けられている。事故発生時には、エアバッグ14の展開を通して収納部12が引裂開放継目又は目打ちの箇所で引き裂き開放され、これによりエアバッグ14が収納部12から現れて完全に展開する。
【0020】
収納部12は、プラスチックから形成、又は押し出し成型することができる。収縮フィルムを収納部12として使用することもできる。原理的には、ホース状又はチューブ状構造が作り出せる材料であれば、どのような材料でも本発明に従って使用することができる。収納部12には、縫製できる材料を使用するのが望ましい。
【0021】
更に、収納部12には、帯状の形状付与要素18のための二重壁構造の領域を設けているが、これは図1a及び1bには示していない。形状付与要素18は、組み付け中に二重壁構造の領域に挿入される。形状付与要素18は、こうして組み付けられたエアバッグモジュール内で、収納部12に対し所定の位置に配置される。
【0022】
形状付与要素18はプラスチック製であるが、これに関しても原理的には他の材料を使用してもよい。形状付与要素18の材料及び寸法は、形状付与要素18の剛性ができる限り高くなると共に重量ができる限り軽くなるようにその都度選定される。組み付けられたエアバッグモジュールでは、その形状はこのように要素18の形状により決まる。
【0023】
図1bに示すエアバッグモジュールの組み付けの間に、エアバッグ14と導ガス管22は、2つの形状付与要素18の間に敷設される。形状付与要素18は、平らな側を互いに向かい合わせにした状態で、収納部12の図示していない二重壁構造領域内に挿入される。形状付与要素18とエアバッグ14の間には、このように収納部12を形成する少なくとも1つの織物材料の層を備えた収納部12の壁がある。
【0024】
図1bで既に形状付与要素18同士の間に部分的に押し込まれ収納部12に挿入されているエアバッグ14は、エアバッグモジュールの組み付け中に互いに折り畳まれる。その際、適切な手段で、エアバッグエンベロープが決められた様式で折り畳まれるように配慮される。しかしながら、エアバッグエンベロープを収納部12に詰め込み、ある工程で不規則な様式にまとめて押しつぶし、結果的にいわゆる「無秩序な」折り畳み結果を作り出すということもできる。事故発生時にエアバッグ14の確実且つ迅速な展開を保証する、アンダーカットのない、又は少なくとも殆どアンダーカットのない無秩序な折り畳みが実現できる。
【0025】
図示していない完全に組み付けられた状態のエアバッグモジュールでは、形状付与要素18は全体が、そしてエアバッグ14は一部が、収納部12内に配置されている。収納部12の長さも、エアバッグ14が収納部12内に完全に挿入できるようなやり方で寸法決めすることができる。
【0026】
原理的には、本発明による形状付与要素は、各車両に合わせた所望の形状とすることができる。
直線の形状付与要素の代わりに、どのような所望の様式に屈曲した又は曲がった要素とすることもできる。原理的には、形状付与要素は、どのような所望される規則的又は不規則的外形輪郭としてもよく、例えば波状様式に伸張している縁部を設けてもよい。
【0027】
図2及び図3は単に一例として考えられる変型例をしており、ここでは矩形の基本形状が元の形状として使用された。
図2に示す形状付与要素18は、テーパ型端領域24を備えた矩形帯状体である。
【0028】
図3に示す形状付与要素は、図2に示す要素の凡そ2倍の長さがあり、へこみ部26が設けられている。へこみ部26と端領域28の間には、長手方向の辺が傾斜して伸張するテーパ領域が形成されている。
【0029】
図2の短い方の形状付与要素18は、例えば、自動車の前席又は後席の何れかだけのために設けられるサイドエアバッグ用のエアバッグモジュールの構成要素である。逆に、図3の長い方の形状付与要素18は、例えば、車両の内部空間全体に亘って伸張し、前席及び後席に座っている自動車の乗員を同時に保護するサイドエアバッグに備えたものである。図2の要素18の端領域24、及び図3の要素18のへこみ部26は、エアバッグモジュールが車両に搭載されるときにBピラーのルーフ側端部の領域に配置される。
【0030】
図4及び図5は、それぞれ本発明による組み付け済みのエアバッグモジュールの断面図を示している。2つの実施形態は、エアバッグ14の折り畳み様式の点で基本的に異なる。
【0031】
図4の様式では、エアバッグ14は、エアバッグエンベロープが収納部12の引き裂き開放継目、又は目打ち32から始まって、エアバッグ14がその開口端に締結される導ガス管22まで、蛇行状に伸張するような様式で規則的に折り畳まれている。図5の例では、対照的に、エアバッグ14は「無秩序に」折り畳まれ、即ち、エアバッグエンベロープは収納部12に詰め込まれ、そのとき不規則にまとめて押しつぶされている。
【0032】
両方の実施形態共に、収納部12には、平坦な帯状の形状付与要素18のための二重壁構造の領域16が設けられている。二重壁構造の領域16は、何れも、少なくとも1つの追加の織物層又は布地層17を縫い込むことを通して織物材料から構成される収納部12の製作中に形成されている。層17は、組み付け済みのエアバッグモジュール内のエアバッグ14と各形状付与要素18の間に配置されている。
【0033】
収納部12の、引裂開放継目、又は目打ち32の反対になる側、従って導ガス管22の領域では、収納部12は、何れの場合も、ブラケット又は他の適切な保持機器34により一緒に保持されている。収納部12はこの領域で互いに縫い合わせてもよい。
【0034】
図4及び図5から、形状付与要素18に対する空間要件は最小であることが理解されるであろう。寸法的に安定していると同時にコンパクトでもあるエアバッグモジュールは、こうして本発明により実現される。
【0035】
形状付与要素18及び収納部12の具体的な設計とは無関係に、要素18は、本発明によると、収納部12の全体長に亘って伸張するか、又は収納部12の一部だけに沿って伸張するかの何れであってもよい。その際、収納部12の二重壁構造の領域とポケット状の領域16とのうち少なくとも1つの領域は、収納部12の全体長に亘って設けられるか、又は形状付与要素18のために設けられる領域内だけに形成されるかの何れであってもよい。
【0036】
更に、本発明によれば、原理的には、形状付与要素18を1つだけ収納部12内に配設することも可能である。
形状付与要素18は、収納部12の製作中に収納部12の中に縫い込んでもよく、そうすれば収納部12から外れたり勝手に収納部から滑り出たりすることはなくなる。
【0037】
収納部12の製作時には、両端部が開放されている単なる二重壁構造の領域に代えて、一方の端が開いているポケットを収納部12に形成し、エアバッグモジュールのメーカーが、形状付与要素18をその都度開放された端部側を介してポケット内に挿入できるようにすることも可能である。
【0038】
原理的には、本発明は、所望される如何なるエアバッグと組み合わせて使用することもできる。形状安定性は、本発明によるいわゆる「包み込みハウジング」を用いて、例えば運転者のエアバッグ及び前席乗員のエアバッグにも付与することができる。
【0039】
この種の「包み込みハウジング」は、例えば自動車のダッシュボード内又はステアリングホイール内にそれぞれ収納されている、運転者用の又は前席乗員用のエアバッグのためのハウジング様収納部である。これらハウジングは、基本的な枠組み又は骨組みを形成する安定したフレーム、並びに、少なくとも部分的には包囲された空間を形成するためにこのフレームに接続されている、例えば織物材料などの柔軟性のある材料の壁領域を備えている。これらハウジングのベース及びカバーも、柔軟性のある材料から構成できる。ハウジングは、こうしてテント様の構造を形成する。柔軟性のある壁領域(側壁と、ベースと、カバーとのうち少なくとも1つの領域)では、ハウジングの所望の形状に従って形成される形状付与要素は、ホース状又はチューブ状収納部に関連付けて上に説明してきたやり方で設けられる。このように、ホース状又はチューブ状収納部だけでなく「包み込みハウジング」も、本発明により安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aは、本発明のある実施形態によるエアバッグモジュールの、組み付け前の状態を示す図である。
図1bは、図1のエアバッグモジュールの組み付け中の状態を示す図である。
【図2】 本発明に係るエアバッグモジュール用の形状付与要素のある実施形態を示す図である。
【図3】 本発明に係るエアバッグモジュール用の形状付与要素の別の実施形態を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る、組み付け済みエアバッグモジュールの側断面図である。
【図5】 本発明の別の実施形態に係る、組み付け済みエアバッグモジュールを示す、図4に対応する図である。
【符号の説明】
12・・・収納部
14・・・エアバッグ
16・・・二重壁構造領域
17・・・層
18・・・形状付与要素
22・・・導ガス管
23・・・ガス出口開口部
24・・・端領域
26・・・へこみ部
28・・・端領域
32・・・切裂開放継目、目打ち
34・・・保持機器

Claims (13)

  1. 自動車用のエアバッグモジュールにおいて、折り畳まれた膨張可能なエアバッグ(14)のための少なくとも1つの収納部(12)と、前記エアバッグが組み付けられた状態で前記収納部(12)内に前記エアバッグ(14)とともに配置される少なくとも1つの形状付与要素(18)と、を備え、
    前記収容部(12)は、柔軟性のある材料でできた二重壁構造の領域(16)を備え、前記形状付与要素(18)は、別体の挿入部品として該二重壁構造の領域の壁(17,12)の間に配置されていることを特徴とする、エアバッグモジュール。
  2. 前記収納部(12)がホース又はチューブの形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 前記形状付与要素(18)のための少なくとも1つののポケット状の領域(16)が、前記収納部(12)内に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグモジュール。
  4. 前記形状付与要素(18)は、前記収納部(12)のポケット状の領域と二重壁構造の領域(16)とのうち少なくとも1つの領域内に外側から挿入できることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  5. 前記形状付与要素(18)は、少なくとも実質的には織物材料で構成されることが望ましい前記収納部(12)内に縫い込まれていることを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  6. 前記形状付与要素(18)はプラスチック製であることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  7. 前記形状付与要素(18)は平坦な帯状体として形成されていることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  8. 前記形状付与要素(18)は、略矩形であるか、又は少なくとも矩形の基本形状を有していることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  9. 前記収納部(12)内に配置されている前記形状付与要素(18)は、前記収納部(12)の実質的に全長に亘って伸張していることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  10. 前記収納部(12)内に配置されている前記形状付与要素(18)は、前記収納部(12)の一部だけに沿って伸張していることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  11. 前記収納部(12)の前記ポケット状の領域と二重壁構造の領域(16)とのうち少なくとも1つの領域は、前記形状付与要素(18)用に設けられた領域にのみ形成されていることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  12. 少なくとも2つの形状付与要素(18)が設けられ、モジュールが組み付けられる時に、前記エアバッグ(14)は、前記収納部(12)内の前記2つの形状付与要素(18)の間に配置されることを特徴とする上記請求項のうち何れか1項に記載のエアバッグモジュール。
  13. 前記モジュールが組み付けられる時に、前記形状付与要素(18)は、収納部(12)内に、平らな側が互いに向き合った状態で配置されることを特徴とする請求項12に記載のエアバッグモジュール。
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