JP3634134B2 - サスペンション、ヘッドスライダ支持装置、及びディスク装置 - Google Patents

サスペンション、ヘッドスライダ支持装置、及びディスク装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサスペンション、ヘッドスライダ支持装置及びディスク装置に関する。
情報処理装置が扱う信号の周波数の向上に伴って、磁気ディスク装置は、信号書き込み周波数を現在の70MHzを越えて例えば200〜300MHzにまで上げることが求められている。信号書き込み周波数を上げるには、磁気ヘッドスライダからヘッドICまでの信号伝送経路のインダクタンス及び静電容量を小さくすることが必要である。また、一方では、磁気ディスク装置の薄型化が求められており、ヘッドICは、磁気ディスク装置の薄型化を妨げず、且つ、磁気ディスク装置に衝撃が加わった場合にも磁気ディスク等と接触しない位置に搭載されること必要である。また、磁気ディスク装置の信頼性を向上させるためには、ヘッドICは、磁気ヘッドスライダ支持装置の等価質量を増加させない位置に搭載されることが望ましい。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヘッドからの読み出し信号を増幅するためのヘッドICをアームに取り付けてなる構成の磁気ディスク装置が、特開平5−143949号、特開平3−272015号、特開平3−108120号、特開平3−25717号等に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の磁気ディスク装置は、ヘッドからヘッドICまでの距離が長いため、ヘッドからヘッドICまでの伝送経路のインダクタンス及び静電容量を小さくすることは困難であった。また、ヘッドICは合成樹脂でパッケージされた構成のものであり、厚みがあり、よって、場合によっては、磁気ディスク装置に衝撃が加わった場合にも磁気ディスク等と接触しないように上下の磁気ディスク間の間隔を広げる必要があり、磁気ディスク装置がその分厚くなってしまう。また、ヘッドICは合成樹脂でパッケージされた構成のものであるので重量があり、よって、磁気ヘッドスライダ支持装置の等価質量が増加し、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性が損なわれ、且つ、磁気ディスク装置に強い衝撃が加わって、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに接触する場合の衝撃が大きくなって磁気ディスクを傷めてしまうおそれがあった。
【0004】
そこで、本発明は、上記課題を解決したサスペンション、ヘッドスライダ支持装置及びディスク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置される磁気ヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に、折り曲げて形成してある舌部を有するサスペンションにおいて、該舌部に、ヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものである。
【0006】
請求項2の発明は、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に、折り曲げて形成してある舌部を有し、上記部に配線パターンを有するサスペンションにおいて、該舌部に、ヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものである。
【0008】
請求項3の発明は、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有し、基部側をアクチュエータによって駆動されるアームに固定される構成のサスペンションと、該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、該サスペンションの舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたものである。
【0009】
請求項4の発明は、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成のサスペンションと、該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、該サスペンションの舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたものである。
【0011】
請求項5の発明は、アクチュエータと、
回転される磁気ディスクと、
上記アクチュエータによって駆動されるアームと、
該アームに取り付けてあるヘッドスライダ支持装置とよりなり、
該ヘッドスライダ支持装置は、先端に、ヘッドを一体に有する磁気ヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成のサスペンションと、該サスペンションの該磁気ヘッドスライダ配置予定部に配置された磁気ヘッドスライダと、該サスペンションの舌部のICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成であり、
該ヘッドスライダ支持装置を構成する上記サスペンションの上記取付け部が上記アームに取り付けてある構成としたものである。
【0015】
請求項6の発明は、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、
基部側に取付け部を有し、
該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の両側の縁のうち一の縁より張り出している舌部を折り曲げて形成してある第1の舌部を有し、
該取付け部の上記一の縁とは反対側の縁より張り出している舌部を折り曲げて形成してある第2の舌部を有し、
上記第1の舌部を通る第1の配線パターンを有し、
上記第1の舌部から上記取付け部を横切って上記第2の舌部に到る第2の配線パターンを有し、
上記第1の舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものである。
【0016】
外部接続予定部をヘッドICチップ実装予定部が形成してある舌部とは別の舌部に設けたことによって、同じ舌部内に外部接続予定部とヘッドICチップ実装予定部とを設けた場合に比べて、電線を外部接続予定部へ接続する作業及びヘッドICチップをヘッドICチップ実装予定部へ実装する作業を作業性良く行なうことが可能となる。
【0017】
請求項7の発明は、第1の舌部と第2の舌部とは、サスペンションの長手方向上、ずれている構成としたものである。
第1の舌部と第2の舌部とがサスペンションの長手方向上ずれて配されているため、二つの磁気ヘッドスライダ支持装置を背向かいに配した場合に、外部接続予定部とヘッドICチップ実装予定部とが高さ方向上重ならないようになる。これによって、組み立ての治具が挿入し易くなり、磁気ヘッドスライダ支持装置の組み立てがし易くなる。
【0018】
請求項8の発明は、第1の舌部は、該取付け部の一の側縁より張り出している舌部を該取付け部に対して下方に略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、上記ヘッドICチップ実装予定部を有する構成としたものである。
【0019】
取付け部と段差を有して張り出したテーブル部分にヘッドICチップ搭載予定部を設けた構成は、搭載されるヘッドICチップが水平の向きとなるようになる。よって、ヘッドICチップのサイズが大きくても、上下のディスクの間の隙間内に収まるようになる。
請求項9の発明は、請求項6、7、8のうちいずれか一項記載のサスペンションと、該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、該サスペンションの第1の舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたものである。
【0020】
組み立てがし易くなる。特に、請求項8のサスペンションを使用した場合には、ヘッドICチップのサイズが大きい場合にも高さを抑えることが可能となる。
請求項10の発明は、アクチュエータと、回転されるディスクと、上記アクチュエータによって駆動されるアームと、基部側を該アームに固定されて該アームに取り付けてある請求項9記載のヘッドスライダ支持装置とよりなる構成としたものである。
【0021】
請求項9記載のヘッドスライダ支持装置を使用しているため、組み立てがし易く、且つ、薄型化が図られたディスク装置を実現できる。
請求項11の発明は、サスペンションであって、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、
基部側に取付け部を有し、
該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、
上記舌部に配線パターンを有し、
該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、
該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものである。
請求項12の発明は、ヘッドスライダ支持装置であって、先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部側に取付け部を有し、該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成であるサスペンションと、
該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
該サスペンションの該ICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたものである。
請求項13の発明は、ディスク装置であって、アクチュエータと、
回転されるディスクと、
上記アクチュエータによって駆動されるアームと、
該アームに取り付けてあるヘッドスライダ支持装置とよりなり、
該ヘッドスライダ支持装置は、
先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部側に取付け部を有し、該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成であるサスペンションと、
該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
該サスペンションの該ICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成であり、
該ヘッドスライダ支持装置を構成する上記サスペンションの上記取付け部が上記アームに取り付けてある構成としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例〕
図1は本発明の第1実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置20を示す。図3(A),(B)は図1の磁気ヘッドスライダ支持装置20を有する磁気ディスク装置21を示す。
【0023】
磁気ディスク装置21は、ハウジング22内に、回転する2枚の磁気ディスク23−1,23−2と、コイル及び永久磁石を有し電磁駆動されるアクチュエータ24と、アクチュエータ24によって回動されるアーム25−1、25−2、25−3と、各アーム25−1、25−2、25−3の先端に取り付けてある磁気ヘッドスライダ支持装置20−1〜20−4とが収容されている構成である。磁気ディスク23−1,23−2が回転し、アクチュエータ24が駆動されアーム25−1、25−2、25−3が回動され磁気ヘッドスライダ支持装置20−1〜20−4がアーム25−1〜25−3と一体に移動されて磁気ディスク23−1,23−2の所定のトラックにアクセスされて、情報の記録再生が行われる。磁気ディスク23−1,23−2の間の隙間は、約2mmと狭い。
【0024】
磁気ヘッドスライダ支持装置20−1〜20−4は同じ構成であり、一つの磁気ヘッドスライダ支持装置を示す場合には符号20を使用する。
磁気ヘッドスライダ支持装置20は、図1に示すように、ロードビーム(以下サスペンションという)30と、中継部材(スペーサ)70と、磁気ヘッドスライダ80と、ベアのヘッドICチップ90と、配線用のフレキシブルプリント基板100とを有する。
【0025】
次に、磁気ヘッドスライダ支持装置20を構成する各部材について説明する。先ず、サスペンション30について説明する。サスペンション30は、厚さが25μmのステンレス板製であり、先端側(X1側)の部分にジンバル構造の磁気ヘッドスライダ搭載予定部31を有し、基部側(X2側)に中継部材70に載って取り付けられる取付け部32を有し、且つ磁気ヘッドスライダ搭載予定部31に続く剛性を有し湾曲しない剛性部33と、剛性部33と取付け部32との間を占め弾性的に湾曲する弾性湾曲部34とを有する。サスペンション30の長手方向上、取付け部32の片側には直角に折り曲げてある舌部35を有する。舌部35の取付け部32から突き出ている幅寸法aは約1mmである。この幅寸法aはベアのヘッドICチップ90のサイズによって決まり、小さい。サスペンション30には、複数の開口36、37、38及び複数のスリット39、40が形成してある。スリット39、40は、弾性湾曲部34の個所に平行に形成してあり、弾性湾曲部34が弾性湾曲し易くなっている。剛性部33の剛性は、サスペンション30の幅方向の両側(図6(B)参照)に下方に折り曲げて形成してあるリブ部41(他方は図示せず)によって得ている。サスペンション30のうち弾性湾曲部34のうち取付け部32側の端と磁気ヘッドスライダ搭載予定部31との間の長さLは約7mmと短い。
【0026】
サスペンション30の図1中上面30aには、銅製の4本の信号伝送用の配線パターン42、43、44、45が、磁気ヘッドスライダ搭載予定部31の個所から、剛性部33、弾性湾曲部34を経て取付け部32にまで延在して形成してある。図2に示すように、配線パターン42、43、44、45の終端側は、舌部35上に位置しており、配線パターン42、43、44、45の終端には微小パッド46、47、48、49を有する。配線パターン42、43、44、45は、サスペンション30の上面30aのポリイミド製の基層50上に形成してあり、同じくポリイミド製の覆い層51で覆われており保護されている。サスペンション30のうち弾性湾曲部34のうち取付け部32側の端と磁気ヘッドスライダ搭載予定部31との間の長さLは約7mmと短いため、配線パターン42、43、44、45の長さは短く、よって、各配線パターン42、43、44、45のインダクタンスは小さく、隣合う配線パターン42、43、44、45間の静電容量も小さい。
【0027】
図2に拡大して示すように、舌部35上には、上記の配線パターン42、43、44、45の終端部分及び複数の微小パッド46、47、48、49に加えて、複数の微小パッド52、53、54、55と複数のパッド56、57、58、59と、信号伝送用の配線パターン61、62、63、64が形成してある。
舌部35の長手方向上、X1側寄りの部分に、微小パッド46、47、48、49及び微小パッド52、53、54、55が、幅寸法aの方向上対向して配してある。また。舌部35の長手方向上、X2側寄りの部分及び中央の部分にかけてパッド56、57、58、59がX1、X2方向に並んでいる。パッド56〜59の大きさは微小パッド52〜55の数倍大きい。配線パターン61、62、63、64は、微小パッド52、53、54、55とパッド56、57、58、59とを接続しており、上記の配線パターン42〜45と同じくポリイミド製の基層上に形成してあり、ポリイミド製の覆い層で覆われて保護されている。
【0028】
対向している微小パッド46〜49及び微小パッド52〜55を含む部分が、ベアのヘッドICチップ実装予定部65を構成する。パッド56、57、58、59を含む部分が、フレキシブルプリント基板接続予定部66を構成する。
なお、舌部35上の微小パッド46、47、48、49及び微小パッド52、53、54、55とパッド56、57、58、59との配置はX1、X2方向上逆でもよく、且つ他の配置でもよい。
【0029】
次に、中継部材70について説明する。図1に示すように、中継部材70は、厚さが0.20mmのステンレス板製であり、先端側(X1側)の部分にサスペンション取付け部71を有し、基部側(X2側)にアーム25に取り付けるための取付け部72を有する。サスペンション取付け部71は凸部73を有し、取付け部72は、かしめのための穴74を有する。中継部材70は、サスペンション40をアーム25に固定する役割、即ち、磁気ヘッドスライダ支持装置20をアーム25に固定する役割を有する。
【0030】
次に、磁気ヘッドスライダ80について説明する。図1に示すように、磁気ヘッドスライダ80は、所謂ピコスライダであり、一の端面81に、薄膜成形によって形成されたヘッド82(記録用のインダクタンスヘッドと再生用の磁気抵抗効果素子又は巨大磁気抵抗効果素子を利用したヘッドとよりなる)と、各ヘッドから2本づつ引き出されている配線パターン(図示せず)と、各配線パターン(図示せず)の先端の電極83とを有する。
【0031】
次に、ベアのヘッドICチップ90について説明する。図2に示すように、ベアのヘッドICチップ90は、下面91側に集積回路92が形成され、集積回路が保護膜93で覆われ、且つ、下面に微小バンプ94が整列している構成である。微小バンプ94の配列と上記の微小パッド46〜49、52〜55の配列とは一致している。集積回路92はヘッド82が再生した信号を増幅する回路を有する。ベアのヘッドICチップ90の一辺の寸法bは、例えば1mmより少し短い寸法であり、合成樹脂によって封止された構造の従来のヘッドICの一辺の寸法(5mm)より格段に短い。ベアのヘッドICチップ90の厚さcは、例えば0.3mmであり、合成樹脂によって封止された構造の従来のヘッドICの厚さ(2mm)より格段に薄い。ベアのヘッドICチップ90の重量は、0.5mgであり、合成樹脂によって封止された構造の従来のヘッドICの重量(10mg)より格段に軽い。
【0032】
次に、フレキシブルプリント基板100について説明する。フレキシブルプリント基板100は幅eが1mm程度の帯状体であり、X1、X2方向に延在する4本の配線パターン101〜104を有し、且つ、配線パターン101〜104のX1方向端側に4つのパッド105〜108を有し、配線パターン101〜104のX2方向端側に4つのパッド109〜112を有する。パッド105〜108は一列であり、パッド105〜108と上記のパッド56、57、58、59とは同じ配置である。
【0033】
次に、磁気ヘッドスライダ支持装置20の構成について説明する。
図1に示すように、サスペンション40は、開口38を凸部73に嵌合させて位置決めされて、取付け部32を中継部材70のサスペンション取付け部71に載った状態で溶接等によって固定してある。舌部35は、中継部材70の側面側に位置している。中継部材70からは弾性湾曲部34が突き出ている。磁気ヘッドスライダ80は、サスペンション30の磁気ヘッドスライダ搭載予定部31に接着されて搭載してあり、熱圧着されたAuボール84によって各電極83と各配線パターン42〜45の端のパッド67との間が接続されている。ベアのヘッドICチップ90は、フェイスダウンのフリップチップ方式で、微小バンプ94を微小パッド46〜49、52〜55と接続させて、舌部35のうちベアのヘッドICチップ実装予定部65に、熱圧着、超音波、又は接着によって実装されている。また、フレキシブルプリント基板100は、そのパッド105〜108をパッド56〜59と接続させて舌部35のうちフレキシブルプリント基板接続予定部66に接続されており、X2方向に延在している。
【0034】
ここで、ベアのヘッドICチップ90のサイズは合成樹脂によって封止された構造の従来のヘッドICのサイズに比べて格段に小さいため、舌部35の幅aの寸法は約1mmであり、舌部35が中継部材70の下面から下方に突き出ている寸法fは約0.8mmと短い。
上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20は、中継部材70の取付け部72のかしめのための穴74を利用して、アーム25の先端に固定してあり、アーム25の先端よりアーム25の軸線方向にのびている。
【0035】
フレキシブルプリント基板100の他端のパッド109〜112は、磁気ディスク装置21の回路基板(図示せず)と接続してあり、回路基板(図示せず)上に実装してある合成樹脂で封止された構造の一つのメインIC120と接続してある。メインIC120は、記録、再生回路及び増幅回路等を有する。
他の磁気ヘッドスライダ支持装置も上記の磁気ヘッドスライダ支持装置20と同じ構成を有する。
【0036】
メインIC120には、他の磁気ヘッドスライダ支持装置のフレキシブルプリント基板の他端が接続してある。
上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20(磁気ディスク装置21)は以下の特長を有する。
▲1▼ 配線パターン42、43、44、45の長さは短く、よって、各配線パターン42、43、44、45のインダクタンスは小さく、隣合う配線パターン42、43、44、45間の静電容量も小さい。このため、磁気ディスク装置21は、現在の70MHzを越えて例えば200MHzまでの信号を書き込んで、読みだすことが可能となる。
【0037】
▲2▼ ベアのヘッドICチップ90はサスペンション30のうち取付け部32の片側の舌部35に実装してあるため、ベアのヘッドICチップ90の重量は、磁気ヘッドスライダ80の磁気ディスク21への接触圧とは無関係である。よって、ベアのヘッドICチップ90の重量が、磁気ヘッドスライダ80の磁気ディスク21に対する浮上の安定性に悪い影響を及ぼすおそれは全く無い。また、磁気ディスク装置20に強い衝撃が加わって、磁気ヘッドスライダ80の磁気ディスク磁気ディスク21に接触するヘッドクラッシュが発生した場合でも、ヘッドクラッシュのエネルギーを小さく抑えることが可能である。
【0038】
▲3▼ 舌部35に実装してあるのはベアのヘッドICチップ90であるため、舌部35の幅寸法aは約1mmと短く、舌部35が中継部材70の下面から下方に突き出ている寸法fは約0.8mmと短くて済む。よって、舌部35(ベアのヘッドICチップ90)が隣合う磁気ヘッドスライダ支持装置の舌部(ベアのヘッドICチップ)と干渉しあうおそれはない。
【0039】
次に、上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20の組み立て方法について説明する。
磁気ヘッドスライダ支持装置20は、磁気ヘッドスライダ80のヘッド82が静電破壊することが起きないようにした手順で組み立てられる。
図4に示すように、先ず、サスペンション40を中継部材70に取り付ける(工程130)。
【0040】
次いで、即ち、磁気ヘッドスライダ80を搭載する前に、ベアのヘッドICチップ90を実装する(工程131)。
次いで、フレキシブルプリント基板100を接続する(工程132)。
次いで、磁気ヘッドスライダ80を搭載する(工程133)。これにより、磁気ヘッドスライダ支持装置20の形が完成する。ここで、既にベアのヘッドICチップ90が実装されているため、磁気ヘッドスライダ80を搭載する作業中及び磁気ヘッドスライダ80を搭載したのちの取り扱い中に、ヘッド82が静電破壊することが防止される。
【0041】
次いで、磁気ヘッドスライダ80の浮上試験を行う(工程134)。ベアのヘッドICチップ90が実装されているため、磁気ヘッドスライダ80の浮上試験中に、ヘッド82が静電破壊することが防止される。
この後で、磁気ヘッドスライダ支持装置20をアーム25に取り付ける(工程135)。
【0042】
図5は、上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20の別の組み立て方法、即ち、ダミー回路チップを使用した組み立て方法を示す。
ダミー回路チップは、上記のベアのヘッドICチップ90のサイズと同じサイズを有し、且つ、ベアのヘッドICチップ90の微小バンプ94と同じ配列の微小バンプを有し、且つ、対向する微小バンプ間が配線パターンで接続されたショート回路を有する構成である。ダミー回路チップがベアのヘッドICチップ実装予定部65に実装されると、対向している微小パッド46〜49及び微小パッド52〜55間が接続されてショートされる。
【0043】
図5中、図4に示す工程と同じ工程には同じ符号を付す。
工程130の後に、ダミー回路チップをベアのヘッドICチップ実装予定部65に実装する(工程140)。
続いて、工程132、工程133、工程134を行う。ダミー回路チップがベアのヘッドICチップ実装予定部65に実装されて対向している微小パッド46〜49及び微小パッド52〜55間が接続されてショートされているため、磁気ヘッドスライダ80を搭載する作業中、磁気ヘッドスライダ80を搭載したのちの取り扱い中、及び磁気ヘッドスライダ80の浮上試験中に、ヘッド82が静電破壊することが防止される。
【0044】
工程134を終了した後に、ダミー回路チップを取り外す(工程141)。
次に、ベアのヘッドICチップ90を実装する(工程142)。
この後で、工程135を行う。
〔第2実施例〕
次に、本発明の第2実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置20Aについて、図6(A),(B)を参照して説明する。
【0045】
磁気ヘッドスライダ支持装置20Aは、ベアのヘッドICチップ90が実装された場所を除いて、図1の磁気ヘッドスライダ支持装置20と実質上同じ構成である。対応する部分には同じ符号を付す。
サスペンション30には、図6中下面30b(リブ部41が立ち上がっている側の面)に、銅製の4本の配線パターン42、43、44、45が形成してある。サスペンション30には、下面30bのうち剛性部33内の部分に、ベアのヘッドICチップ実装予定部65が形成されており、この部分にベアのヘッドICチップ90が実装されている。図6(B)に示すように、ベアのヘッドICチップ90はリブ部41の高さhの範囲内に収まっており、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉することは起きない。ヘッドからベアのヘッドICチップまでの配線パターンの長さは、図1の磁気ヘッドスライダ支持装置20における長さより短くなり、よって、各配線パターンのインダクタンスは小さく、隣合う配線パターン間の静電容量も小さくなる。このため、磁気ディスク装置21Aは、図1の磁気ヘッドスライダ支持装置20よりも信号書き込み周波数を上げることが可能であり、例えば200〜300MHzの周波数の信号を書き込んで読みだすことが出来る。
【0046】
〔第3実施例〕
以下の第3、第4、第5実施例は、サスペンションのうち基部側にある中継部材への取付け部の片側に一つづつ両側に計二つの舌部を設け、この一方の舌部にベアのヘッドICチップ90が実装され、他方の舌部に配線用のフレキシブルプリント基板100の端が半田付けされて接続された構成である。
【0047】
図7乃至図10は本発明の第3実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置20Bを示す。各図中、図1及び図2に示す構成部分と同じ部分には、同じ符号を付し、図1及び図2に示す構成部分とに示す構成部分と対応する部分には、添字Bを付した同じ符号を付す。
磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1は、サスペンション30Bを有する。図8、図9及び図10に示すように、サスペンション30Bの基部側の中継部材70Bへの取付け部32Bは、第1の舌部151と第2の舌部152とを有する。第1の舌部151は、取付け部32Bの両側の側縁(サスペンション30Bの長手方向の中心線153と直交するY1,Y2方向上の両側の側縁)のうちY2方向側の側縁より張り出している舌部151aを下方向(Z2方向)に90度折り曲げて形成してある。第2の舌部152は、Y1方向側の側縁より張り出している舌部152aを下方向(Z2方向)に90度折り曲げて形成してある。
【0048】
第1の舌部151には、図9に示すように、微小パッド46B、47B、48B、49B及び微小パッド52B、53B、54B、55Bが対向して形成してある。第2の舌部152には、図8に示すように、パッド56B、57B、58B、59Bが並んで形成してある。
4本の信号伝送用の第1の配線パターン42B、43B、44B、45Bが、磁気ヘッドスライダ搭載予定部31Bの個所から、剛性部33B、弾性湾曲部34B、取付け部32Bを経て、第1の舌部151にまで延在しており、夫々の終端に微小パッド46B、47B、48B、49Bを有する。また、別の4本の信号伝送用の第2の配線パターン61B、62B、63B、64Bが、微小パッド52B、53B、54B、55Bから出て、取付け部32BをY1方向に延びて横切り、第2の舌部152に到り、パッド59B、56B、57B、56Bに到っている。
【0049】
図9中、二点鎖線で囲んだ対向している微小パッド46B〜49B及び微小パッド52B〜55Bを含む部分が、ベアのヘッドICチップ実装予定部65Bを構成する。図8中、二点鎖線で囲んだパッド56B〜59Bを含む部分が、外部への外部接続予定部としてのフレキシブルプリント基板接続予定部66Bを構成する。
【0050】
磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1は、図7に示すように、サスペンション30Cの先端に磁気ヘッドスライダ80が搭載され、基部側の取付け部32Bが中継部材70Bへ溶接によって固定され(155は溶接箇所を示す)、ベアのヘッドICチップ実装予定部65BにベアのヘッドICチップ90が実装され、フレキシブルプリント基板接続予定部66Bにフレキシブルプリント基板100の一端が半田付けされた構成を有する。
【0051】
磁気ヘッドスライダ支持装置20B−2は、上記の磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1と同じものである。
磁気ディスク装置21は、磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1が、その中継部材70Bをアーム25の上面側に固定されて取り付けられ、磁気ヘッドスライダ支持装置20B−2が、上下反転した向きでアーム25の下面側に固定されて取り付けられ、磁気ディスク23−1,23−2の間に入り込んでいる。
【0052】
磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1、20B−2は背向かいの関係にあり、ベアのヘッドICチップ90が実装されている部分とフレキシブルプリント基板100が接続された部分とが同じ側に位置している。
ここで、サスペンション30C及び磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1、20B−2についてみるに、ベアのヘッドICチップ実装予定部65Bとフレキシブルプリント基板接続予定部66Bとが別々の舌部に形成してあるため、フレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Bに半田付けして接続する場合に、実装してあるベアのヘッドICチップが邪魔となることが起きない。よって、フレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Bに半田付けして接続する作業を作業性良く円滑に行なわれる。
【0053】
また、ベアのヘッドICチップ90をベアのヘッドICチップ実装予定部65Bに実装する場合にもフレキシブルプリント基板100が邪魔とはならず、ベアのヘッドICチップ90をベアのヘッドICチップ実装予定部65Bに実装する作業は作業性良く円滑に行なわれる。
なお、上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20B−1、20B−2が組み込まれることによって、現在の70MHzを越えて例えば200MHzまでの信号を書き込んで、読みだすことが可能とな磁気ディスク装置を実現出来る。
〔第4実施例〕
図11は本発明の第4実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1,20C−2を示す。各図中、図1及び図2に示す構成部分と同じ部分には、同じ符号を付し、図1及び図2に示す構成部分と対応する部分には、添字Cを付した同じ符号を付す。
【0054】
磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1は、サスペンション30Cを有する。図12に示すように、サスペンション30Cは、図10に示すサスペンション30Bとは、第1の舌部161(161a)と第2の舌部162(162a)とが長手方向の中心線153の方向上、距離iずれていることが相違し、それ以外は図10に示すサスペンション30Bと同じである。距離iは、第1の舌部161(161a)の長さjに対応する距離であり、第2の舌部162(162a)の一端162bと第1の舌部161(161a)の一端161bとがX1,X2方向上略同じ位置に位置している。
【0055】
第1の舌部161(161a)に、ベアのヘッドICチップ実装予定部65Cが形成してあり、第2の舌部162(162a)に、外部への外部接続予定部としてのフレキシブルプリント基板接続予定部66Cが形成してある。第1の配線パターン42C〜45Cが、磁気ヘッドスライダ搭載予定部31Cの個所からベアのヘッドICチップ実装予定部65Cまで延びている。第2の配線パターン61C〜64Cが、取付け部32Cを横切ってフレキシブルプリント基板接続予定部66Cまで延びている。
【0056】
磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1は、図11に示すように、サスペンション30Cの先端に磁気ヘッドスライダ80が搭載され、基部側の取付け部32Cが中継部材70Cへ溶接によって固定され、ベアのヘッドICチップ実装予定部65CにベアのヘッドICチップ90(磁気ヘッドスライダ支持装置20C−2を参照)が実装され、フレキシブルプリント基板接続予定部66Cにフレキシブルプリント基板100の一端が半田付けされた構成を有する。
【0057】
磁気ヘッドスライダ支持装置20C−2は、上記の磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1と同じものである。
磁気ディスク装置は、磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1が、その中継部材70Cをアーム25の上面側に固定されて取り付けられ、磁気ヘッドスライダ支持装置20C−2が、上下反転した向きでアーム25の下面側に固定されて取り付けられ、磁気ディスク23−1,23−2の間に入り込んでいる構成である。
【0058】
磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1、20C−2は背向かいの関係にあり、ベアのヘッドICチップ90が実装されている部分とフレキシブルプリント基板100が接続された部分とは、同じ側に位置している。しかし、第1の舌部161(ベアのヘッドICチップ実装予定部65C)と第2の舌部162(フレキシブルプリント基板接続予定部66C)とはX1,X2方向上完全にずれた位置関係にあるため、例えば、フレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Cに半田付けするに際して、フレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Cに押さえ付けるための治具(図示せず)をZ1又はZ2方向に差し込んでフレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Cに押さえ付ける場合に、実装されているベアのヘッドICチップ90によって邪魔されることなく治具(図示せず)を差し込むことが可能となり、フレキシブルプリント基板100をフレキシブルプリント基板接続予定部66Cに接続する作業を確実に且つ容易に行なうことが出来る。
【0059】
なお、上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20C−1、20C−2が組み込まれることによって、現在の70MHzを越えて例えば200MHzまでの信号を書き込んで、読みだすことが可能とな磁気ディスク装置を実現出来る。
〔第5実施例〕
図13及び図14は本発明の第5実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1,20D−2を示す。各図中、図1及び図2に示す構成部分と同じ部分には、同じ符号を付し、図1及び図2に示す構成部分と対応する部分には、添字Dを付した同じ符号を付す。
【0060】
磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1は、サスペンション30Dを有する。図15及び図16(A)乃至(C)に示すように、サスペンション30Dは、図11及び図12に示すサスペンション30Cと比較すると、第1の舌部171(171a)が二段階に曲げてある形状である点が相違し、図7乃至図10に示すサスペンション30Bと比較すると、第1の舌部171(171a)と第2の舌部172(172a)とが長手方向の中心線153の方向上距離aずれており、且つ第1の舌部171(171a)が二段階に曲げてある点が相違する。
【0061】
図15及び図16(A)に示すように、舌部171aは、二段階に曲げることから、図12の舌部161aの張り出し寸法lより長い張り出し寸法kを有する。舌部171aは、第1の段階として、図16(B)に示すように、取付け部32Dに対して下方に略90度曲げ、更に、第2の段階として、図16(C)に示すように、逆方向に略90度曲げられて、第1の舌部171が形成される。この第1の舌部171は、中継部材70Dの厚さに略対応する垂直壁部171−1と、取付け部32Dより中継部材70Dの厚さ分低い位置より、即ち、取付け部32Dに対して段差を有して取付け部32Dと平行に張り出たテーブル部分171−2とよりなる。このテーブル部分171−2にベアのヘッドICチップ実装予定部65Dが形成してある。舌部171bは90度に曲げてあり、第2の舌部172が形成されており、ここに、フレキシブルプリント基板接続予定部66Cが形成されている。第1の配線パターン42D〜45Dが、磁気ヘッドスライダ搭載予定部31Dの個所からベアのヘッドICチップ実装予定部65Dまで延びている。第2の配線パターン61D〜64Dが、取付け部32Dを横切ってフレキシブルプリント基板接続予定部66Dまで延びている。
【0062】
磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1は、図13及び図14に示すように、サスペンション30Dの先端に磁気ヘッドスライダ80が搭載され、基部側の取付け部32Cが中継部材70Dへ溶接によって固定され、ベアのヘッドICチップ実装予定部65DにベアのヘッドICチップ90Dが実装され、フレキシブルプリント基板接続予定部66Cにフレキシブルプリント基板100の一端が半田付けされた構成を有する。
【0063】
ベアのヘッドICチップ90Dは水平のテーブル部分171−2上に実装されているため、各辺の長さmが長い場合であっても、この長さmに影響されることなく、所定の厚さ内に収まる。
磁気ヘッドスライダ支持装置20D−2は、上記の磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1と同じものである。
【0064】
磁気ディスク装置は、磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1が、その中継部材70Dをアーム25の上面側に固定されて取り付けられ、磁気ヘッドスライダ支持装置20D−2が、上下反転した向きでアーム25の下面側に固定されて取り付けられ、磁気ディスク23−1,23−2の間に入り込んでいる構成である。ベアのヘッドICチップ90Dがサイズが大きいものである場合にも、実装されたベアのヘッドICチップ90Dと磁気ディスク23−1,23−2の間には十分な余裕が形成されている。
【0065】
なお、上記の第1の舌部171と第2の舌部172とがサスペンションの長手方向上、略同じ位置に配された構成とすることも可能である。
なお、上記構成の磁気ヘッドスライダ支持装置20D−1、20D−2が組み込まれることによって、現在の70MHzを越えて例えば200MHzまでの信号を書き込んで、読みだすことが可能となる磁気ディスク装置を実現出来る。
【0066】
〔変形例〕
なお、上記の各実施例において、サスペンション30の基部側を直接にアーム25に取り付けることも可能である。
なお、磁気ヘッドスライダ80等に代えて、光学ヘッドを搭載したヘッドスライダを適用することも可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の発明によれば、サスペンションの基部の側面側に折り曲げて形成してある舌部に存在するヘッドICチップ搭載予定部にヘッドICチップを搭載することによって、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性を少しも損なわない特性を有し、且つ、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉しない構成の磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。
【0068】
請求項2の発明によれば、舌部に存在するヘッドICチップ搭載予定部にヘッドICチップを搭載することによって、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性を少しも損なわない特性を有し、且つ、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉しない磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来、且つ、舌部に配線パターンを有する構成によって信号書き込み周波数を現在の70MHzを越えて例えば200〜300MHzにまで上げることが可能である磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。
【0070】
請求項3の発明によれば、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性を少しも損なわない特性を有し、且つ、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉せず、且つ、信号書き込み周波数を現在の70MHzを越えて例えば200MHz以上にまで上げることが可能である磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。
【0071】
請求項4の発明によれば、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性を少しも損なわない特性を有し、且つ、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉せず、且つ、信号書き込み周波数を現在の70MHzを越えて例えば200MHz以上にまで上げることが可能であり、且つ、中継部材を有することによって組み立てし易い磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。
【0073】
請求項5の発明によれば、磁気ヘッドスライダの磁気ディスクに対する浮上の安定性を少しも損なわない特性を有し、且つ、隣の磁気ヘッドスライダ支持装置と干渉せず、且つ、信号書き込み周波数を現在の70MHzを越えて例えば200〜300MHzにまで上げることが可能である磁気ディスク装置を実現出来る。
【0075】
項6の発明によれば、ヘッドICチップをヘッドICチップ搭載予定部へ実装する作業を作業性良く行なうことが出来る。
【0076】
請求項7の発明によれば、第1の舌部と第2の舌部とは、サスペンションの長手方向上、ずれている構成であるため、二つの磁気ヘッドスライダ支持装置を背向かいに配した場合に、第1の舌部と第2の舌部とが高さ方向上重ならないようになり、これによって、組み立ての治具が挿入し易くなり、磁気ヘッドスライダ支持装置の組み立てをし易く出来る。
【0077】
請求項8の発明は、第1の舌部は、該取付け部の一の側縁より張り出している舌部を該取付け部に対して下方に略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、上記ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものであるため、実装されるヘッドICチップが水平の向きとなるようになり、よって、ヘッドICチップのサイズが大きくても、上下のディスクの間の隙間内に収まるように出来る。即ち、ヘッドICチップのサイズが大きい場合に有効である。
【0078】
請求項9の発明は、請求項6、7、8のうちいずれか一項記載のサスペンションと、該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、該サスペンションの第1の舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたものであるため、組み立てがし易い磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。また、特に、請求項8のサスペンションを使用した場合には、ヘッドICチップのサイズが大きい場合にも高さを抑えた磁気ヘッドスライダ支持装置を実現出来る。
【0079】
請求項10の発明は、請求項9記載のヘッドスライダ支持装置を使用している構成であるため、組み立てがし易く、且つ、薄型化が図られたディスク装置を実現できる。
請求項11,12,13の発明は、取付け部の側縁より張り出している舌部を取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、取付け部と段差を有して且つ取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、上記ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたものであるため、搭載されるヘッドICチップが水平の向きとなるようになり、よって、ヘッドICチップのサイズが大きくても、上下のディスクの間の隙間内に収まるように出来る。即ち、ヘッドICチップのサイズが大きい場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置を示す図である。
【図2】図1中の一部を拡大して且つ分解して示す図である。
【図3】磁気ディスク装置を示す図である。
【図4】磁気ヘッドスライダ支持装置の組み立て工程図である。
【図5】磁気ヘッドスライダ支持装置の別の組み立て方法の工程図である。
【図6】本発明の第2実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置を示す図である。
【図8】図7中、円Aで囲んだ部分を拡大して且つ分解して示す図である。
【図9】図7中、矢印IXの方向からみて分解して示す図である。
【図10】サスペンションを展開して示す図である。
【図11】本発明の第4実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置を示す図である。
【図12】サスペンションを展開して示す図である。
【図13】本発明の第5実施例になる磁気ヘッドスライダ支持装置を示す図である。
【図14】磁気ヘッドスライダ支持装置の一部を拡大して示す図である。
【図15】サスペンションを展開して示す図である。
【図16】サスペンションの製造を説明する図である。
【符号の説明】
20、20A、20B−1、20B−2、20C−1、20C−2、20D−1、20D−2 磁気ヘッドスライダ支持装置
21,21A,21B,21C,21D 磁気ディスク装置
23−1,23−2 磁気ディスク
24 アクチュエータ
25 アーム
30 サスペンション
31 磁気ヘッドスライダ搭載予定部
32 取り付け部
33 剛性部
34 弾性湾曲部
35 舌部
41 リブ部
42〜45,42B〜45B,42C〜45C,42D〜45D,61〜64,61B〜64B,61C〜64C,61D〜64D 配線パターン
46〜49、46B〜49B、52〜55,52B〜55B 微小パッド
50 ポリイミド製の基層
51 ポリイミド製の覆い層
56〜59,56B〜59B パッド
65,65B〜65D ベアのヘッドICチップ実装予定部
66,66B〜66D フレキシブルプリント基板接続予定部
70,70B〜70D 中継部材(スペーサ)
71 サスペンション取付け部
72 取付け部
73 凸部
74 かしめ穴
80 磁気ヘッドスライダ
81 端面
82 ヘッド
83 電極
90 ベアのヘッドICチップ
91 下面
92 集積回路
93 保護膜
94 微小バンプ
100 配線用のフレキシブルプリント基板
101〜104 配線パターン
105〜108、109〜112 パッド
120 メインIC
151,161,171 第1の舌部
171−1 垂直壁部
171−2 テーブル部分
152,162,163 第2の舌部
153 中心線
155 溶接箇所

Claims (13)

  1. 先端に、ヘッドを一体に有する磁気ヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に、折り曲げて形成してある舌部を有するサスペンションにおいて、
    該舌部に、ヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたことを特徴とするサスペンション。
  2. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に、折り曲げて形成してある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有するサスペンションにおいて、
    該舌部に、ヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたことを特徴とするサスペンション。
  3. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有し、基部側をアクチュエータによって駆動されるアームに固定される構成のサスペンションと、
    該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
    該サスペンションの舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたことを特徴とするヘッドスライダ支持装置。
  4. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成のサスペンションと、
    該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
    該サスペンションの舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたことを特徴とするヘッドスライダ支持装置。
  5. アクチュエータと、
    回転される磁気ディスクと、
    上記アクチュエータによって駆動されるアームと、
    該アームに取り付けてあるヘッドスライダ支持装置とよりなり、
    該ヘッドスライダ支持装置は、先端に、ヘッドを一体に有する磁気ヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部の側面側に折り曲げてある舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成のサスペンションと、該サスペンションの該磁気ヘッドスライダ配置予定部に配置された磁気ヘッドスライダと、該サスペンションの舌部のICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成であり、
    該ヘッドスライダ支持装置を構成する上記サスペンションの上記取付け部が上記アームに取り付けてある構成としたことを特徴とするディスク装置。
  6. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、
    基部側に取付け部を有し、
    該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の両側の縁のうち一の縁より張り出している舌部を折り曲げて形成してある第1の舌部を有し、
    該取付け部の上記一の縁とは反対側の縁より張り出している舌部を折り曲げて形成してある第2の舌部を有し、
    上記第1の舌部を通る第1の配線パターンを有し、
    上記第1の舌部から上記取付け部を横切って上記第2の舌部に到る第2の配線パターンを有し、
    上記第1の舌部にヘッドICチップが搭載されるヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたことを特徴とするサスペンション。
  7. 上記第1の舌部と上記第2の舌部とは、サスペンションの長手方向上、ずれている構成としたことを特徴とする請求項6記載のサスペンション。
  8. 上記第1の舌部は、該取付け部の一の側縁より張り出している舌部を該取付け部に対して下方に略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、
    該張り出したテーブル部分に、上記ヘッドICチップ実装予定部を有する構成としたことを特徴とする請求項6又は7記載のサスペンション。
  9. 請求項6、7、8のうちいずれか一項記載のサスペンションと、
    該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
    該サスペンションの第1の舌部のベアのICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたことを特徴とするヘッドスライダ支持装置。
  10. アクチュエータと、
    回転されるディスクと、
    上記アクチュエータによって駆動されるアームと、
    基部側を該アームに固定されて該アームに取り付けてある請求項9記載のヘッドスライダ支持装置とよりなる構成としたことを特徴とするディスク装置。
  11. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、
    基部側に取付け部を有し、
    該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、
    上記舌部に配線パターンを有し、
    該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、
    該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成としたことを特徴とするサスペンション。
  12. 先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部側に取付け部を有し、該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成であるサスペンションと、
    該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
    該サスペンションの該ICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成としたことを特徴とするヘッドスライダ支持装置。
  13. アクチュエータと、
    回転されるディスクと、
    上記アクチュエータによって駆動されるアームと、
    該アームに取り付けてあるヘッドスライダ支持装置とよりなり、
    該ヘッドスライダ支持装置は、
    先端に、ヘッドを一体に有するヘッドスライダが配置されるヘッドスライダ配置予定部を有し、基部側に取付け部を有し、該取付け部のサスペンションの長手方向と直交する方向上の縁より張り出している舌部を有し、上記舌部に配線パターンを有し、該舌部は、該取付け部に対して略90度曲げ、更に、逆方向に略90度曲げて、該取付け部と段差を有して且つ該取付け部と平行となるテーブル部分が張り出した構成であり、該張り出したテーブル部分に、ヘッドICチップ搭載予定部を有する構成であるサスペンションと、
    該サスペンションの該ヘッドスライダ配置予定部に配置されたヘッドスライダと、
    該サスペンションの該ICチップ搭載予定部に搭載されたヘッドICチップとよりなる構成であり、
    該ヘッドスライダ支持装置を構成する上記サスペンションの上記取付け部が上記アームに取り付けてある構成としたことを特徴とするディスク装置。
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