JPH05282642A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH05282642A JPH05282642A JP4080998A JP8099892A JPH05282642A JP H05282642 A JPH05282642 A JP H05282642A JP 4080998 A JP4080998 A JP 4080998A JP 8099892 A JP8099892 A JP 8099892A JP H05282642 A JPH05282642 A JP H05282642A
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- JP
- Japan
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- magnetic disk
- magnetic
- magnetic head
- suspension
- slider
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライダの小型化に伴うリード線の接続作業
の煩雑さを回避し、またリード線自体の剛性による浮上
量変動や装置の耐久性低下の問題を回避する。 【構成】 磁気ディスク上に移動するサスペンションの
先端部に磁気ヘッドが設けられ、このサスペンションの
バネ圧によって磁気ヘッドが磁気ディスクから受ける浮
上圧力に抗して磁気ディスク側に押し付けられて一定の
浮上量をもって磁気ヘッドが磁気ディスク上に浮上する
ようになされる磁気ディスク装置において、磁気ヘッド
２８の入出力用端子２７と接続する端子導出部を、薄膜
パターン２４によりサスペンション２０の表面に形成し
て構成する。
の煩雑さを回避し、またリード線自体の剛性による浮上
量変動や装置の耐久性低下の問題を回避する。 【構成】 磁気ディスク上に移動するサスペンションの
先端部に磁気ヘッドが設けられ、このサスペンションの
バネ圧によって磁気ヘッドが磁気ディスクから受ける浮
上圧力に抗して磁気ディスク側に押し付けられて一定の
浮上量をもって磁気ヘッドが磁気ディスク上に浮上する
ようになされる磁気ディスク装置において、磁気ヘッド
２８の入出力用端子２７と接続する端子導出部を、薄膜
パターン２４によりサスペンション２０の表面に形成し
て構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク又は光磁
気ディスク上に一定の浮上量をもって磁気ヘッドを対向
させて記録再生を行う磁気ディスク装置に係わる。
気ディスク上に一定の浮上量をもって磁気ヘッドを対向
させて記録再生を行う磁気ディスク装置に係わる。
【０００２】
【従来の技術】電子計算機等の例えば外部記憶装置とし
て用いられるハードディスク装置等の磁気ディスク装置
において、その磁気記録再生には、磁気ディスクと磁気
ヘッドとの相対的走行によって生じる空気流による浮上
圧力に抗して、磁気ヘッドを磁気ディスク側に弾性的に
押し付けて、磁気ヘッドの浮上量、即ち磁気ヘッドの磁
気ギャップと磁気ディスクとの間隔を微小な一定量に保
つようになされている。
て用いられるハードディスク装置等の磁気ディスク装置
において、その磁気記録再生には、磁気ディスクと磁気
ヘッドとの相対的走行によって生じる空気流による浮上
圧力に抗して、磁気ヘッドを磁気ディスク側に弾性的に
押し付けて、磁気ヘッドの浮上量、即ち磁気ヘッドの磁
気ギャップと磁気ディスクとの間隔を微小な一定量に保
つようになされている。
【０００３】この磁気ヘッドを弾性的に押し付けるサス
ペンション部分の一例を図４の略線的斜視図に示す。１
１は磁気ヘッドが設けられて成るスライダで、磁気記録
媒体と対向する側と反対の面がステンレス等より成るジ
ンバル２１に固定され、更にこのジンバル２１が溶接等
によってロードビーム２２に固定されて、サスペンショ
ン２０が構成される。ロードビーム２２は、所要のバネ
圧を生じさせる弾性率を有する三角形状の金属板等より
成り、接続部２３においてＶＣＭ（ボイスコイルモータ
ー）等のモータ部に接続されたアーム（図示せず）にネ
ジ止め等により固定されている。そして、記録再生時に
は、このアームをモータ部によって磁気記録媒体上の所
定位置上に移動させて、スライダ１１上の磁気ヘッドを
所定トラック上に位置させるようになされている。そし
てロードビーム２２のバネ圧により磁気ヘッドが一定の
浮上量をもって浮上圧力に抗して磁気記録媒体側に押し
付けられるようになされている。
ペンション部分の一例を図４の略線的斜視図に示す。１
１は磁気ヘッドが設けられて成るスライダで、磁気記録
媒体と対向する側と反対の面がステンレス等より成るジ
ンバル２１に固定され、更にこのジンバル２１が溶接等
によってロードビーム２２に固定されて、サスペンショ
ン２０が構成される。ロードビーム２２は、所要のバネ
圧を生じさせる弾性率を有する三角形状の金属板等より
成り、接続部２３においてＶＣＭ（ボイスコイルモータ
ー）等のモータ部に接続されたアーム（図示せず）にネ
ジ止め等により固定されている。そして、記録再生時に
は、このアームをモータ部によって磁気記録媒体上の所
定位置上に移動させて、スライダ１１上の磁気ヘッドを
所定トラック上に位置させるようになされている。そし
てロードビーム２２のバネ圧により磁気ヘッドが一定の
浮上量をもって浮上圧力に抗して磁気記録媒体側に押し
付けられるようになされている。
【０００４】この場合スライダ１１には誘導型磁気ヘッ
ドが組み込まれて成る場合を示し、１２はその巻線コイ
ルで、スライダ１１の一端からは入出力用のリード線１
３が導出される。１４はリード線を通す管部で、アンプ
（図示せず）に接続される。このように、通常の磁気ヘ
ッドにおいては入力及び出力用の対のリード線が導出さ
れて成る。
ドが組み込まれて成る場合を示し、１２はその巻線コイ
ルで、スライダ１１の一端からは入出力用のリード線１
３が導出される。１４はリード線を通す管部で、アンプ
（図示せず）に接続される。このように、通常の磁気ヘ
ッドにおいては入力及び出力用の対のリード線が導出さ
れて成る。
【０００５】またこのような磁気ディスク装置におい
て、記録ヘッドと再生ヘッドとを別体に設ける構成が提
案されている。この場合はヘッドから導出されるリード
線はそれぞれ２本ずつとなり、計４本のリード線導出が
なされる。
て、記録ヘッドと再生ヘッドとを別体に設ける構成が提
案されている。この場合はヘッドから導出されるリード
線はそれぞれ２本ずつとなり、計４本のリード線導出が
なされる。
【０００６】また更に、再生ヘッドとして磁気抵抗効果
（ＭＲ）素子を用いたいわゆるＭＲヘッドが用いられる
ときは、バイアス電流を印加したり抵抗値を測定したり
するために、その端子が５本程度以上必要となる。従っ
て、この場合記録用ヘッドの端子も含めると、導出する
リード線の本数は更に増大することとなる。
（ＭＲ）素子を用いたいわゆるＭＲヘッドが用いられる
ときは、バイアス電流を印加したり抵抗値を測定したり
するために、その端子が５本程度以上必要となる。従っ
て、この場合記録用ヘッドの端子も含めると、導出する
リード線の本数は更に増大することとなる。
【０００７】一方、近年スライダの走行の安定化と浮上
量の低減化等をはかるためにスライダの小型化がはから
れており、例えばその一辺が１〜２ｍｍ程度の小型スラ
イダが種々提案されている。このような小型スライダ
に、上述したような複数本のリード線を接続するのは非
常に困難となる。
量の低減化等をはかるためにスライダの小型化がはから
れており、例えばその一辺が１〜２ｍｍ程度の小型スラ
イダが種々提案されている。このような小型スライダ
に、上述したような複数本のリード線を接続するのは非
常に困難となる。
【０００８】また、特にスライダの浮上量が０．１μｍ
以下程度と非常に微小な浮上量となった場合には、現状
ではリード線の直径が最小でも３０μｍ程度と比較的大
きく、その弾性がバネとして作用する場合がある。この
ため、サスペンションの弾性率に影響を及ぼして浮上量
の変動を招来したり、磁気ディスクとの接触を惹き起こ
したりする場合があり、磁気ディスク装置の耐久性を低
下させる恐れがある。
以下程度と非常に微小な浮上量となった場合には、現状
ではリード線の直径が最小でも３０μｍ程度と比較的大
きく、その弾性がバネとして作用する場合がある。この
ため、サスペンションの弾性率に影響を及ぼして浮上量
の変動を招来したり、磁気ディスクとの接触を惹き起こ
したりする場合があり、磁気ディスク装置の耐久性を低
下させる恐れがある。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うなスライダの小型化に伴うリード線の接続作業の煩雑
さを回避し、またリード線自体の弾性による浮上量変動
や装置の耐久性低下の問題を回避することを目的とす
る。
うなスライダの小型化に伴うリード線の接続作業の煩雑
さを回避し、またリード線自体の弾性による浮上量変動
や装置の耐久性低下の問題を回避することを目的とす
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明磁気ディスク装置
は、磁気ディスク上に移動するサスペンションの先端部
に磁気ヘッドが設けられ、このサスペンションのバネ圧
によって磁気ヘッドが磁気ディスクから受ける浮上圧力
に抗して磁気ディスク側に押し付けられて一定の浮上量
をもって磁気ヘッドが磁気ディスク上に浮上するように
なされる磁気ディスク装置において、その一例の略線的
構成図を図１に示すように、磁気ヘッド２８の入出力用
端子２７と接続する端子導出部を、薄膜パターン２４に
よりサスペンション２０の表面に形成して構成する。
は、磁気ディスク上に移動するサスペンションの先端部
に磁気ヘッドが設けられ、このサスペンションのバネ圧
によって磁気ヘッドが磁気ディスクから受ける浮上圧力
に抗して磁気ディスク側に押し付けられて一定の浮上量
をもって磁気ヘッドが磁気ディスク上に浮上するように
なされる磁気ディスク装置において、その一例の略線的
構成図を図１に示すように、磁気ヘッド２８の入出力用
端子２７と接続する端子導出部を、薄膜パターン２４に
よりサスペンション２０の表面に形成して構成する。
【００１１】
【作用】上述したように、本発明磁気ディスク装置にお
いては、磁気ヘッド２８の入出力用端子２７と接続する
端子導出部を、薄膜パターン２４によりサスペンション
２０の表面に形成するものであるが、このような薄膜パ
ターンの形成はプリント基板を作製する場合と同様のパ
ターニング方法をもって簡単に行うことができ、リード
線を直接的にヘッド２８の入出力用端子２７と接続する
従来構成の磁気ディスク装置に比して、その組立て作業
の大幅な簡易化をはかることができる。
いては、磁気ヘッド２８の入出力用端子２７と接続する
端子導出部を、薄膜パターン２４によりサスペンション
２０の表面に形成するものであるが、このような薄膜パ
ターンの形成はプリント基板を作製する場合と同様のパ
ターニング方法をもって簡単に行うことができ、リード
線を直接的にヘッド２８の入出力用端子２７と接続する
従来構成の磁気ディスク装置に比して、その組立て作業
の大幅な簡易化をはかることができる。
【００１２】また、リード線をスライダ１１の近傍に設
けることなく端子を導出することができることから、こ
の部分の弾性率に影響を及ぼすことがなく、浮上量の変
動を抑制することができる。従って、０．１μｍ程度の
微小な浮上量とされた磁気ディスク装置においても、ヘ
ッドとディスクとが接触する確率を低減化することがで
きて、装置の耐久性の向上をはかり、また信頼性の向上
をはかることができる。
けることなく端子を導出することができることから、こ
の部分の弾性率に影響を及ぼすことがなく、浮上量の変
動を抑制することができる。従って、０．１μｍ程度の
微小な浮上量とされた磁気ディスク装置においても、ヘ
ッドとディスクとが接触する確率を低減化することがで
きて、装置の耐久性の向上をはかり、また信頼性の向上
をはかることができる。
【００１３】
【実施例】本発明磁気ディスク装置の一例を図面を参照
して詳細に説明する。図１に示すように、スライダ１１
の一側面には薄膜磁気ヘッド２８が被着されて成り、ま
た磁気ディスク（図示せず）と対向する側にレール状の
浮上面１５が形成されて成り、その一端に薄膜磁気ヘッ
ド２８の磁気ギャップが臨むようになされている。そし
てこの磁気ヘッド２８のコイル部から対の入力用端子２
７が薄膜パターンにより被着形成されて導出される。
して詳細に説明する。図１に示すように、スライダ１１
の一側面には薄膜磁気ヘッド２８が被着されて成り、ま
た磁気ディスク（図示せず）と対向する側にレール状の
浮上面１５が形成されて成り、その一端に薄膜磁気ヘッ
ド２８の磁気ギャップが臨むようになされている。そし
てこの磁気ヘッド２８のコイル部から対の入力用端子２
７が薄膜パターンにより被着形成されて導出される。
【００１４】一方、サスペンション２０は三角形状の金
属板より成るロードビーム２２の先端にジンバル２１が
溶接等によって接続されて成る。２６はロードビーム２
２側に即ちこの場合図１の紙面の裏側に例えば半球状に
突き出たピボット２６で、スライダ１１が矢印ａで示す
ようにボンディングされたときに、ロードビーム２２が
このピボット２６を介してフレキシブルにスライダ１１
に接するようになされる。
属板より成るロードビーム２２の先端にジンバル２１が
溶接等によって接続されて成る。２６はロードビーム２
２側に即ちこの場合図１の紙面の裏側に例えば半球状に
突き出たピボット２６で、スライダ１１が矢印ａで示す
ようにボンディングされたときに、ロードビーム２２が
このピボット２６を介してフレキシブルにスライダ１１
に接するようになされる。
【００１５】そして特に本実施例においては、このジン
バル２１のスライダ１１をボンディングする側に、絶縁
層を介して薄膜パターン２４が被着されて成る。そして
この薄膜パターン２４の一端にリード線１３がハンダ等
によりボンディングされて電気的に接続され、このリー
ド線１３が図示しないがアーム等を介してアンプに接続
されて磁気ヘッド２８の入出力端子の導出がなされる。
バル２１のスライダ１１をボンディングする側に、絶縁
層を介して薄膜パターン２４が被着されて成る。そして
この薄膜パターン２４の一端にリード線１３がハンダ等
によりボンディングされて電気的に接続され、このリー
ド線１３が図示しないがアーム等を介してアンプに接続
されて磁気ヘッド２８の入出力端子の導出がなされる。
【００１６】スライダ１１をジンバル２１上に接続した
状態の断面図を図２に示す。ステンレス等より成るジン
バル２１の表面には絶縁層３０が被着され、その上に所
定のＣｕ等より成る薄膜パターン２４が通常のプリント
基板等の製造工程と同様の成膜方法をもって形成されて
成る。そして、スライダ１１の一側面に被着されて成る
入出力用端子２７と薄膜パターン２４の一端部とが、ハ
ンダ等の導電性の接続材料２９を介して例えばレーザを
用いたハンダ付け等によって電気的に接続される。この
入出力用端子２７と接続する部分においては、この端子
２７のピッチと同程度のピッチとなるように薄膜パター
ン２４の幅及びピッチを選定して形成する必要がある。
しかしながら、リード線１３との接続部分においてはそ
の幅等を十分大とできることから、端子数が多い場合や
スライダ１１が小型化された場合においても、リード線
１３の接続を簡単に行うことができる。
状態の断面図を図２に示す。ステンレス等より成るジン
バル２１の表面には絶縁層３０が被着され、その上に所
定のＣｕ等より成る薄膜パターン２４が通常のプリント
基板等の製造工程と同様の成膜方法をもって形成されて
成る。そして、スライダ１１の一側面に被着されて成る
入出力用端子２７と薄膜パターン２４の一端部とが、ハ
ンダ等の導電性の接続材料２９を介して例えばレーザを
用いたハンダ付け等によって電気的に接続される。この
入出力用端子２７と接続する部分においては、この端子
２７のピッチと同程度のピッチとなるように薄膜パター
ン２４の幅及びピッチを選定して形成する必要がある。
しかしながら、リード線１３との接続部分においてはそ
の幅等を十分大とできることから、端子数が多い場合や
スライダ１１が小型化された場合においても、リード線
１３の接続を簡単に行うことができる。
【００１７】また、上述の例においては、サスペンショ
ン２０がジンバル２１とロードビーム２２とにより構成
されている例であるが、図３に示すように、これらが一
体に形成されて成る場合にも本発明を適用することがで
きる。即ち、ステンレス等より成るサスペンション２０
上に、絶縁層を介して薄膜パターン２４が形成され、こ
のパターン２４の一端部と、スライダ１１の入出力用端
子２７とが電気的に接続される。そして、図示しないが
薄膜パターン２４の他端部から直接的にリード線がアン
プ等に導出されて構成される。この場合においても、ス
ライダ１１上の端子２７と接続する部分のパターン２４
をほぼ同じ幅及びピッチとする必要があるが、リード線
と接続する部分においては十分その幅等を大とできて、
端子数が多い場合やスライダ１１が小型化された場合に
おいても、リード線の接続を簡単に行うことができる。
ン２０がジンバル２１とロードビーム２２とにより構成
されている例であるが、図３に示すように、これらが一
体に形成されて成る場合にも本発明を適用することがで
きる。即ち、ステンレス等より成るサスペンション２０
上に、絶縁層を介して薄膜パターン２４が形成され、こ
のパターン２４の一端部と、スライダ１１の入出力用端
子２７とが電気的に接続される。そして、図示しないが
薄膜パターン２４の他端部から直接的にリード線がアン
プ等に導出されて構成される。この場合においても、ス
ライダ１１上の端子２７と接続する部分のパターン２４
をほぼ同じ幅及びピッチとする必要があるが、リード線
と接続する部分においては十分その幅等を大とできて、
端子数が多い場合やスライダ１１が小型化された場合に
おいても、リード線の接続を簡単に行うことができる。
【００１８】更にこれら本発明磁気ディスク装置におい
ては、スライダ１１の周辺にリード線が接続されないこ
とから、小型のスライダ１１においても浮上量への影響
を回避することができ、０．１μｍ程度の微小な浮上量
とする場合においても、ヘッドとディスクとの接触を抑
制することができる。これにより、磁気ディスク装置の
耐久性の向上をはかって、信頼性の向上をはかることが
できる。
ては、スライダ１１の周辺にリード線が接続されないこ
とから、小型のスライダ１１においても浮上量への影響
を回避することができ、０．１μｍ程度の微小な浮上量
とする場合においても、ヘッドとディスクとの接触を抑
制することができる。これにより、磁気ディスク装置の
耐久性の向上をはかって、信頼性の向上をはかることが
できる。
【００１９】尚、上述の各例においては、スライダ１１
に記録再生兼用の薄膜磁気ヘッドが形成された場合を示
したが、その他例えば記録再生分離型の磁気ヘッドや又
は再生用ヘッドとしてＭＲ素子を用いる場合等、各種の
磁気ヘッドの入出力用端子に対して、サスペンション上
の薄膜パターンを適切に選定して被着することによっ
て、種々の磁気ディスク装置に本発明を適用することが
できる。
に記録再生兼用の薄膜磁気ヘッドが形成された場合を示
したが、その他例えば記録再生分離型の磁気ヘッドや又
は再生用ヘッドとしてＭＲ素子を用いる場合等、各種の
磁気ヘッドの入出力用端子に対して、サスペンション上
の薄膜パターンを適切に選定して被着することによっ
て、種々の磁気ディスク装置に本発明を適用することが
できる。
【００２０】また、本発明は上述の実施例に限ることな
く、例えば絶縁性材料より成るサスペンションを用いる
場合は、絶縁層を介することなく薄膜パターンを直接的
に被着し得る等、その他種々の材料構成を採り得ること
はいうまでもない。
く、例えば絶縁性材料より成るサスペンションを用いる
場合は、絶縁層を介することなく薄膜パターンを直接的
に被着し得る等、その他種々の材料構成を採り得ること
はいうまでもない。
【００２１】
【発明の効果】上述したように、本発明磁気ディスク装
置においては、磁気ヘッド２８の入出力用端子２７と接
続する端子導出部を、薄膜パターン２４によりサスペン
ション２０の表面に形成するものであるが、このような
薄膜パターンの形成はプリント基板を作製する場合と同
様のパターニング方法をもって簡単に行うことができる
ことから、リード線を直接的にヘッド２８の入出力用端
子２７と接続する従来の磁気ディスク装置に比して、そ
の組立て作業の大幅な簡易化をはかることができる。
置においては、磁気ヘッド２８の入出力用端子２７と接
続する端子導出部を、薄膜パターン２４によりサスペン
ション２０の表面に形成するものであるが、このような
薄膜パターンの形成はプリント基板を作製する場合と同
様のパターニング方法をもって簡単に行うことができる
ことから、リード線を直接的にヘッド２８の入出力用端
子２７と接続する従来の磁気ディスク装置に比して、そ
の組立て作業の大幅な簡易化をはかることができる。
【００２２】また、リード線をスライダ１１の近傍に設
けることなく端子を導出することができることから、こ
の部分の弾性率に影響を及ぼすことがなく、浮上量の変
動を抑制することができる。従って、０．１μｍ程度の
微小な浮上量とされた磁気ディスク装置においても、ヘ
ッドとディスクとの接触を抑制することができて、装置
の耐久性の向上をはかり、信頼性の向上をはかることが
できる。
けることなく端子を導出することができることから、こ
の部分の弾性率に影響を及ぼすことがなく、浮上量の変
動を抑制することができる。従って、０．１μｍ程度の
微小な浮上量とされた磁気ディスク装置においても、ヘ
ッドとディスクとの接触を抑制することができて、装置
の耐久性の向上をはかり、信頼性の向上をはかることが
できる。
【図１】本発明磁気ディスク装置の一例の略線的拡大構
成図である。
成図である。
【図２】本発明磁気ディスク装置の一例の要部の略線的
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図３】本発明磁気ディスク装置の他の例の要部の略線
的拡大斜視図である。
的拡大斜視図である。
【図４】従来の磁気ディスク装置の一例の略線的拡大斜
視図である。
視図である。
１１ スライダ ２０ サスペンション ２１ ジンバル ２２ ロードビーム ２４ 薄膜パターン ２７ 入出力用端子 ２８ 磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ディスク上に移動するサスペンショ
ンの先端部に磁気ヘッドが設けられ、上記サスペンショ
ンのバネ圧によって上記磁気ヘッドが上記磁気ディスク
から受ける浮上圧力に抗して上記磁気ディスク側に押し
付けられて一定の浮上量をもって上記磁気ヘッドが上記
磁気ディスク上に浮上するようになされる磁気ディスク
装置において、 上記磁気ヘッドの入出力用端子と接続する端子導出部
が、薄膜パターンにより上記サスペンションの表面に形
成されて成ることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080998A JPH05282642A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080998A JPH05282642A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05282642A true JPH05282642A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13734159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4080998A Pending JPH05282642A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05282642A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996036964A1 (fr) * | 1995-05-16 | 1996-11-21 | Hitachi, Ltd. | Ensemble de tete magnetique, assemblage pour cette derniere, appareil d'assemblage et disque magnetique |
| US5696651A (en) * | 1994-02-18 | 1997-12-09 | Fujitsu Limited | Head assembly for recording and reproducing including a head supporting part having an adhesive adjusting pattern |
| US5754368A (en) * | 1995-10-27 | 1998-05-19 | Tdk Corporation | Suspension, slider-suspension assembly, assembly carriage device and manufacturing method of suspension |
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-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080998A patent/JPH05282642A/ja active Pending
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