JP3624869B2 - 呼接続システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は緊急事態が発生した場合のように、緊急に電話をかける場合に使用される呼接続システムに係わり、特に無線を使用して緊急に電話をかける場合に好適な呼接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
急病人や火事が発生した場合のように、緊急を要する事件が発生した場合には電話でそれに対応する連絡先に一刻も早く通知するのが通常である。このような場合に、相手先に至るまでの回線部分が塞がっているとその間は相手先に電話をかけることができない。固定式の電話回線を使用する場合には、相手先に至るまでの回線部分が塞がっているというような事態は滅多に発生しない。
【0003】
ところが、携帯電話機やPHS(Prsonal Handyphone System)のように無線を使用し、かつTDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続方式)で通話を行う無線端末装置は、開きスロットを確保してこれに無線端末装置の音声信号を挿入することで通話を可能にしている。これらのスロットは、無線基地局の配下に収容されているそれぞれの無線端末装置で共用されている。したがって、1つの無線基地局に通話を希望する無線端末装置がスロットの数以上収容されていると、全スロットが同時に使われるといった状況が発生する。このようなときに、ある者が緊急を要する通話を行おうとしても、スロットが開くまでの間、通話を行うことができない。
【0004】
本明細書では、説明の都合上、このような緊急に接続を行うべき呼あるいは他に優先して接続すべき呼を一括して「緊急呼」と呼ぶことにする。また、通常の接続を行う無線端末装置が接続の際に発生するこれ以外の呼を「一般呼」と呼ぶことにする。
【0005】
そこで、従来から緊急呼を確保する提案が行われている。たとえば特表2001−505018号公報では、特別の移動局(無線端末装置)に対して専用スロットを割り当てて、これらの無線端末装置が必要に応じてこれらのスロットを使用できるようにしている。しかしながら、この提案では無線端末装置単位で呼の順位を定めるので、一般の無線端末装置に緊急事態が発生しても緊急呼による優先的な取り扱いを受けることができない。
【0006】
そこで特開2000−350252号公報では、順位の低い呼としての一般呼で全スロットが占められたときでも、緊急呼に対して緊急呼独自のスロット(トラフィック)を割り当てておけば、その数と一致するチャネルを緊急呼に確保することができる。
【0007】
しかしながら、この提案ではそれぞれの順位にスロットを割り当てたときには、それらのスロットは該当する順位以外では使用することができない。したがって、緊急呼を割り当てたスロットが満員になったときにこれよりも順位の低い呼用のスロットが空いている場合でも、これを緊急呼に割り当てることができないという問題がある。
【0008】
このような問題を解決するために、特開平11−150577号公報では、緊急呼を割り当てたスロットが満員になったときにこれよりも順位の低い呼用のスロットが空いている場合には、これら順位の低い呼用のスロットを使用して緊急呼ができるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、緊急呼に対してこのような工夫を行っても、更に次のような問題が発生した。
【0010】
まず、第1点として、緊急呼に対して割り当てたスロットが空いていて、それ以外の一般呼のスロットが満員となっている場合に一般呼が生じた場合である。この場合に、順位の低い一般呼が緊急呼に割り当てられたスロットを使用して通話を行うことができないことは当然である。しかしながら、緊急呼に割り当てられたスロットについては常にある程度の余裕を設けて設定する現実を考えると、空いているこれらの緊急呼のスロットを一般呼に対して有益に活用させることが必要である。
【0011】
次に第2点として、ハンドオーバ時の制御がある。緊急呼を行った無線端末装置が1つの無線基地局のエリアから他の無線基地局のエリアに移動したとき、従来の提案では緊急呼の状態を確保することができなかった。
【0012】
そこで本発明の目的は、緊急呼に対して特別の呼用スロットを割り当てたときでこれ以外の呼用スロットに空きがなくなったような場合に、この特別の呼用スロットを有効に活用できる呼接続システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、(ロ)一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに空きがなく、緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達するアナウンス伝達手段と、(ハ)このアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段とを呼接続システムに具備させる。
【0014】
すなわち請求項1記載の発明では、発呼側端末が通信のために確保する呼用スロットを一般呼用スロットと緊急呼用スロットに振り分けておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットのうちの空いている呼用スロットを利用して行うようにしている場合に、一般呼用スロットに空きがなく緊急呼用スロットに空きがあった場合には、緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達するようにしている。このアナウンスが終了した後は呼用スロット開放手段で、発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放するようにしているので、緊急呼に対する影響はほとんど生じる事はなく、むしろ一般呼の接続が行えない状態であることを緊急呼用スロットを活用して発呼側端末に知らせることができる。
【0015】
請求項2記載の発明では、(イ)有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、(ロ)一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに空きがなく、緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達する第1のアナウンス伝達手段と、(ハ)この第1のアナウンス伝達手段がアナウンスを伝達することにより所定の時間が経過した後に一般呼用スロットに空きが生じたかを再度確認する一般呼用スロット空き再度確認手段と、(ニ)この一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときにはその空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続する待ち時間後呼接続手段と、(ホ)一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されなかった場合には、一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達する第2のアナウンス伝達手段と、(ヘ)この第2のアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段とを呼接続システムに具備させる。
【0016】
すなわち請求項2記載の発明では、発呼側端末が通信のために確保する呼用スロットを一般呼用スロットと緊急呼用スロットに振り分けておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットのうちの空いている呼用スロットを利用して行うようにしている場合に、一般呼用スロットに空きがなく緊急呼用スロットに空きがあった場合には、緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達するようにしている。このアナウンスによってある程度短い時間だけ一般呼用スロットに空きが生じたかどうか待機することができる。したがって、この後に待ち時間後呼接続手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときには、その空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続することができる。この待機によっても一般呼用スロットに空きが確認されなかった場合には、一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達し、伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放することにしている。このように請求項2記載の発明では、緊急呼用スロットを最大で第1のアナウンスと第2のアナウンスに使用するので緊急呼に対する影響はほとんど生じる事はない。そして、一般呼用スロットの再確認を行うことで一般呼の接続の可能性を高め、これでもだめなときは一般呼の接続が行えない状態であることを緊急呼用スロットを活用して発呼側端末に知らせることにしている。なお、回線が混み合っていることを知らせるアナウンスは第1のアナウンスとして行われてもよいことはもちろんである。
【0017】
請求項3記載の発明では、(イ)有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、発呼側端末と同一サービスエリア内の着呼側端末を指定して一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きがあるときこれらを1個ずつ使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに同様の空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、(ロ)一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に対する空きがなく、緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達するアナウンス伝達手段と、(ハ)このアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段とを呼接続システムに具備させる。
【0018】
すなわち請求項3記載の発明では、発呼側端末と着呼側端末が同一サービスエリア内の呼用スロットを使用する場合における制御を取り扱っている。この場合には、これらの端末で通信を行わせるために2個の呼用スロットの確保が必要になる。したがって、一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に対する空きがない場合にはこれらの間で通話を行うことができないので緊急呼用スロットに空きがあるかどうかを調べ、空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットを使用して回線が混み合い発呼側端末に対して一般呼の接続が行えない状態であることをアナウンスすることにしている。緊急呼用スロットはこのアナウンスの後に緊急呼用スロットを開放することにしているので、緊急呼に対する影響はほとんど発生しない。
【0019】
請求項4記載の発明では、(イ)有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、発呼側端末と同一サービスエリア内の着呼側端末を指定して一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きがあるときこれらを1個ずつ使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに同様の空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、(ロ)一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに空きがなく、緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達する第1のアナウンス伝達手段と、(ハ)この第1のアナウンス伝達手段がアナウンスを伝達することにより所定の時間が経過した後に一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に空きが生じたかを再度確認する一般呼用スロット空き再度確認手段と、(ニ)この一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときにはその空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続する待ち時間後呼接続手段と、(ホ)一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きが確認されなかった場合には、一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達する第2のアナウンス伝達手段と、(へ)この第2のアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段とを呼接続システムに具備させる。
【0020】
すなわち請求項4記載の発明では、発呼側端末と着呼側端末が同一サービスエリア内の呼用スロットを使用する場合における制御を取り扱っている。この場合には、これらの端末で通信を行わせるために2個の呼用スロットの確保が必要になる。したがって、一般呼の接続が要請されたときで一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に対する空きがない場合にはこれらの間で通話を行うことができないので緊急呼用スロットに空きがあるかどうかを調べ、空きがあった場合には発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達するようにしている。このアナウンスによってある程度短い時間だけ一般呼用スロットに空きが生じたかどうか待機することができる。したがって、この後に待ち時間後呼接続手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときには、その空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続することができる。この待機によっても一般呼用スロットに2個分の空きが確認されなかった場合には、一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達し、伝達が終了した時点で一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた緊急呼用スロットを開放することにしている。このように請求項4記載の発明では、緊急呼用スロットを最大で第1のアナウンスと第2のアナウンスに使用するので緊急呼に対する影響はほとんど生じる事はない。そして、一般呼用スロットの再確認を行うことで一般呼の接続の可能性を高め、これでもだめなときは一般呼の接続が行えない状態であることを緊急呼用スロットを活用して発呼側端末に知らせることにしている。なお、回線が混み合っていることを知らせるアナウンスは第1のアナウンスとして行われてもよいことはもちろんである。
【0021】
請求項5記載の発明では、請求項1〜請求項4いずれかに記載の呼接続システムで、呼接続用処理手段によって呼が接続された後に発呼側端末または着呼側端末が異なったサービスエリアに移動したときで、移動後のサービスエリアにおける一般呼用スロットに空きがあったとき、必要な呼用スロットを確保してハンドオーバし、元の一般呼用スロットを開放することを特徴としている。
【0022】
すなわち請求項5記載の発明では、請求項1〜請求項4いずれかに記載の呼接続システムで呼の接続があった後に一方の端末が管理される呼用スロットの異なるサービスエリアに移動したときには、移動後のサービスエリアにおける一般呼用スロットに空きがあったとき、必要な呼用スロットを確保してハンドオーバを完了し、不要となった元の一般呼用スロットを開放することにしている。
【0023】
請求項6記載の発明では、請求項5記載の呼接続システムで、一般呼用スロットに空きがないときには移動前のサービスエリアにおける一般呼用スロットを継続して占有して通信を継続することを特徴としている。
【0024】
すなわち請求項6記載の発明では、移動後のサービスエリアに一般呼用スロットの空きがなかったときには、通信を切断させることはせず、前のサービスエリアの一般呼用スロットを継続して使用することで通信を当面継続できるようにしている。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0027】
図1は本発明の一実施例における呼接続システムの構成の概要を表わしたものである。この簡略化された例を示すシステムでは、電話等の通信を行うネットワーク11に、固定式電話12や、第1および第2のNMS(Network Management System)13、13ならびにネットワーク11にアクセスするための第1および第2のアクセスノード(Access Node)14、14が接続されている。第1のアクセスノード14には、第1〜第3の無線基地局15〜15が接続されている。第2のアクセスノード14には、第4の無線基地局15等の無線基地局が接続されている。それぞれの無線基地局15、15……の管轄するサービスエリア(セル)17、17、……は、一部重複するようにして地理的に隙間なく配置されている。これにより、各無線端末装置16、16、……はいずれの場所からでも固定式電話12や無線端末装置16、16、……のうちの他の端末装置と通信を行うことができる。
【0028】
図2は、本実施例のTDMA方式で使用されるスロットの構成を示したものである。ここでは、一例として第1の無線基地局15のスロットの構成を示している。第1の無線基地局15は無線機を1つ搭載している。1つの無線機当たりの使用可能スロット数をmとし、緊急呼用スロット数をnとする。説明を分かりやすくするために、本実施例では使用可能スロット数mが“8”で、緊急呼用スロット数nが“2”であるとする。図で細かく区切られたそれぞれの単位がスロット21であり、本実施例ではこれが8個連続したものが使用可能スロット数22である。一般呼用スロット23の数は、値m−nとなるので、本実施例ではこれは“6”となる。本実施例では第1〜第6のスロットを一般呼用スロット23とし、第7および第8のスロットを緊急呼用スロット24としているが、どのスロットにどれを割り当てるかについて特に制限はない。
【0029】
図3は、一般呼用スロットと緊急呼用スロットの割り当てのパターンの他の例を示したものである。この例では第1、第2、第4、第5、第7および第8の各スロットを一般呼用スロット23とし、残りの第3および第6のスロットを緊急呼用スロット24としている。緊急呼用スロット24をどのような割合あるいは数で設けるかも、実際の呼接続システムの状況に応じて自由に設定することができ、また必要に応じて緊急呼用スロット24の数を増減することもできる。たとえば第1の無線基地局15が無線機を2つ持つようになるものとし、使用可能スロットがこの例の場合の倍の16スロットに増加したような場合、緊急呼用スロット24の使用実績が低ければ、これを現在の倍の4スロットにまで増加する必要はない。ただし、緊急呼はかなり高い確率で確保する必要があるので、緊急呼用スロット24の数の設定には十分な余裕を設ける必要がある。
【0030】
ところで、本実施例の各無線基地局15、15……は、図示しないがCPU(中央処理装置)や所定の制御用プログラムを格納した記憶媒体としてのROM(リード・オンリ・メモリ)および作業用メモリとしてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を備えている。そして、それぞれ担当する無線基地局15、15……での使用スロットを管理するための使用スロット管理装置25、25……を、ソフトウェア的に実現している。これらの使用スロット管理装置25、25……がそれぞれの無線基地局15、15……での使用スロットの管理を行っている。管轄のサービスエリア17でいずれかの無線端末装置16が発呼した際の使用スロット管理装置25の制御を次に説明する。ここでは、図4を用いて図1における第1の無線端末装置16が発呼したものとして説明を行う。
【0031】
第1のサービスエリア17で第1の無線端末装置16が発呼すると、第1の無線基地局15内の使用スロット管理装置25内の前記したCPUは相手先の電話番号を図示しない緊急呼用照合テーブルと照合することで、それが緊急呼であるかどうかを判別する(ステップS31)。この緊急呼用照合テーブルには、110番、119番等の優先的に相手先に接続すべき電話番号の一覧が格納されている。
【0032】
緊急呼であった場合には(Y)、図2に示した一般呼用スロット23に空きがあるかどうかを判別する(ステップS32)。空きがあれば(Y)、その1個にその緊急呼を割り当てる(ステップS33)。空きがなかった場合には(ステップS32:N)、図2に示した緊急呼用スロット24に空きがあるかどうかを判別する(ステップS34)。空きがあれば(Y)、その1個にその緊急呼を割り当てる(ステップS35)。空きがなかった場合には(ステップS34:N)使用可能スロット22のすべてが使用不可能な状態なので、スロットの割り当てを行うことなく処理が終了する(エンド)。
【0033】
一方、ステップS31で緊急呼でないと判別された場合(N)、この場合は一般呼なので、一般呼用スロット23に空きがあるかどうかの判別が行われる(ステップS36)。この結果、一般呼用スロット23に空きがあれば(Y)、一般呼用スロット23の1個にその一般呼を割り当てる(ステップS37)。一般呼用スロット23に空きがなかった場合には(ステップS36:N)、本発明の特長ともいえる一般呼用通知処理が行われる(ステップS38)。
【0034】
図5は、ステップS38で示した一般呼用通知処理の詳細を表わしたものである。一般呼用通知処理ではまず緊急呼用スロット24(図2)に空きがあるかどうかを判別する(ステップS51)。空きがなければ(N)、処理を終了させる(エンド)。これに対して緊急呼用スロット24に空きがあった場合には、予め図示しない音声出力用のROM等によって設定しておいた所定のアナウンスを、その緊急呼用スロット24の1個を使用して発呼側に送出する(ステップS52)。アナウンスは、相手先に接続することができない旨を知らせるものである。たとえば「現在、回線が混み合い相手先につながりにくい状態となっています。時間をおいてかけ直してください。」というようなアナウンスが発呼側に伝えられる。この短い期間だけ緊急呼用スロット24の1個が使用される。アナウンスが終了すると、その緊急呼用スロット24の開放が行われる(ステップS53)。したがって、緊急呼用スロット24が一般呼のために使用される時間は極めてわずかであり、緊急呼に対する影響は実質的に発生しない。しかも本実施例では、一般呼の発呼側端末に対して回線が混み合い相手先に接続することができない旨の通知が行われるので、話中で接続することができないことではない等のように、通知を受けた者が状況を認識することができる。
【0035】
図6は本実施例で一般呼用スロット23の空きがなくなった状況で一般呼が発生した場合と緊急呼が発生した場合のスロットの状況を表わしたものである。同図(a)は使用可能スロット数22が“8”(M=8)において、6個の一般呼用スロット23がすべて使用中であり、2個の緊急呼用スロット24がすべて空きとなっている状態を表わしている。
【0036】
同図(b−1)は、この状態で一般呼が発生した状況を表わしている。2個の緊急呼用スロット24のうちの1個のスロットSがアナウンスの送出用に使用される。同図(b−2)は、アナウンスの送出が終了した状態を示している。スロットSが使用中から再び空き状態に戻る。なお、緊急呼用スロット24のうちのもう1つのスロットSがスロットSの代わりにアナウンスの送出用に使用されてもよい。
【0037】
これに対して同図(c)は同図(a)の状態で緊急呼が発生した場合を示している。この例の場合には6個の一般呼用スロット23がすべて使用中なので、2個の緊急呼用スロット24のうちの1個のスロットSが緊急呼のために割り当てられる。したがって、他のスロットSのみが空きスロットとなる。このスロットSを使用して同図(b−1)に示したアナウンスの送出が可能である。なお、2個の緊急呼用スロット24が空いている場合には、もう1つのスロットSがスロットSの代わりに緊急呼用に割り当てられてもよい。
【0038】
第1の変形例
【0039】
図7は、本発明の第1の変形例における一般呼用通知処理の内容を示したものである。この変形例では、図4のステップS36で一般呼用スロット23に空きがないと判別された場合、緊急用スロット24に2以上の空きがあるかどうかをチェックする(ステップS61)。2以上の空きがあれば(Y)、緊急呼にある程度の余裕がある。そこで、この場合にはそのうちの1個を使用して発呼側端末に第1のアナウンスを送出する(ステップS62)。このアナウンスは、「ただいま回線の空きを待っています。しばらくお待ちください。」というような発呼者をわずかの時間待機させる内容となる。その後、前記したCPUは一般呼用スロット23に空きが生じたかどうかをチェックする(ステップS63)。このわずか10秒〜20秒程度の間に一般呼用スロット23に空きが生じれば(Y)、その一般呼を一般呼用スロット23に割り当て直して、相手先との通話を可能にする(ステップS64)。
【0040】
これに対して、ステップS63で一般呼用スロット23に依然として空きが生じなかった場合には(ステップS63:N)、緊急呼用スロット24を更に使用して第2のアナウンスを行い(ステップS65)、続いて緊急呼用スロット24を開放する(ステップS66)。ステップS65で用いられるアナウンスは、基本的には先の実施例のステップS52で説明したと同様のものであってよい。
【0041】
一方、ステップS61で一般呼があったときに緊急用スロット24に2以上の空きがなかった場合には(N)、緊急用スロット24に1個の空きがあるかどうかをチェックする(ステップS67)。空きがなければ(N)、接続を行うことなく処理を終了させ(エンド)、空きがあれば(ステップS67:Y)、第2のアナウンスを送出して(ステップS65)、その後、緊急呼用スロット24を開放する(ステップS66)。すなわち、このときの処理は先の実施例と実質的に同一のものとなる。
【0042】
このようにこの変形例では、緊急用スロット24にある程度の空きが存在した場合には、これを使用スロット管理装置25側の一方的なアナウンスに限定して使用し、ここで若干の時間が経過した後に一般呼用スロット23の空きが生じた場合にはその発呼を有効に生かすようにしている。緊急用スロット24を使用して一般呼に対して通話を開始させてしまうと、通話に時間を要した場合の緊急呼に影響が生じる。しかしながらこの第1の変形例では通話自体は行わず、使用スロット管理装置25側の一方的なアナウンスが流れるだけである。したがって、第1のアナウンスと第2のアナウンスが連続して流れる場合でも、これらは比較的短時間であり、かつ一般呼の発呼の段階で緊急用スロット24には若干の余裕が存在したので、緊急呼に対する影響は実際上ほとんどない。
【0043】
また、第2のアナウンスを送出する段階で緊急用スロット24が1個だけとなり、一般呼用にこれが使用される場合には、緊急呼のための緊急用スロット24が一時的に1個もなくなってしまうことが可能性としてあり得る。しかしながら、この場合に緊急用スロット24が一般呼用に使用される時間は第2のアナウンスが流れている時間だけであり、先の実施例の場合と同様に緊急呼に対する接続がこれによって待たされる時間は極めてわずかな長さである。したがって、接続をわずかな時間だけ待機させることでこの問題を解決することができるし、緊急呼の発生の頻度は一般呼に対して一般に少ないので、現実にこのようなわずかな影響が生じる事態も多くないと考えられる。
【0044】
図8は、この第1の変形例で第1の無線基地局が2つの無線機を搭載し、合計の使用可能スロット数が16個であるとした場合のスロットの状況を表わしたものである。同図(a)は、使用可能スロット数22が第1の使用可能スロット数22と、第2の使用可能スロット数22の2組となって合計で16個(m=16)となり、このうちの2個が緊急呼用スロット24で、残りの14個が一般呼用スロット23として割り当てられたことを示している。
【0045】
同図(b)は、先の同図(a)の一変形を示したもので、緊急呼用スロット24が第1の使用可能スロット数22と、第2の使用可能スロット数22のそれぞれに1個ずつ割り当てられている。これらの図に示すように使用可能スロット数22がある程度多くなれば緊急呼用スロット24の数をこれに比例して増加させなくても緊急呼に十分対応できるようになる。しかもこの変形例で説明したように、緊急呼用スロット24が2以上であれば、ある程度余裕をもって一般呼に接続のチャンスを与えることができるようになる。
【0046】
第2の変形例
【0047】
図9は、本発明の第2の変形例における呼接続システムで固定式電話から着信があった場合の処理の様子を示したものである。図1に示したネットワーク11に接続された固定式電話12が、第1の無線基地局15の管轄するサービスエリア17に位置する第1の無線端末装置16を相手先として発呼したとする。この場合には、一般接続シーケンスで、ネットワークにより第1の無線基地局15に対して接続処理が行われる(ステップS71)。第1の無線基地局15に接続された使用スロット管理装置25は、この接続処理を受けて、一般呼用スロット23が使用できるかどうかを判別する(ステップS72)。すなわち、一般呼用スロット23における空きスロットの存在を確認する。
【0048】
この確認のときに一般呼用スロット23に空きがあれば、そのスロットが割り当てられて第1の無線端末装置16との間で接続が完了する。これにより、ネットワーク11に接続された固定式電話と第1の無線端末装置16との間で通信が開始される。空きがないような場合には、接続が不可能である。そこで、図9に示したように第1の無線基地局15とネットワーク11の間で切断処理が行われることになる(ステップS73)。
【0049】
第3の変形例
【0050】
図10は、本発明の第3の変形例として同一のサービスエリア内における呼接続システムを説明するためのものである。第1のサービスエリア17内に位置する第1の無線端末装置16が同じサービスエリア内に位置する第2の無線端末装置16を相手先として一般呼を発呼したものとする。
【0051】
図11は、同じサービスエリア内における一般呼の接続処理の流れを表わしたものである。第1の無線基地局15に接続された使用スロット管理装置25は、この条件で一般呼の接続が要求されたら、一般呼用スロット23が2個以上空いているかどうかをチェックする(ステップS81)。2個以上空いていれば(Y)、その1個を第1の無線端末装置16に割り当て、他の1個を第2の無線端末装置16に割り当てて、これらの間で通信が開始される(ステップS82)。
【0052】
これに対して一般呼用スロット23が1個だけ空いている場合や全然空いていない場合には第1の無線端末装置16と第2の無線端末装置16が通信を開始することができない。そこで使用スロット管理装置25内の前記したCPUは一般呼用スロット23が1個だけ空いているかどうかをチェックする(ステップS83)。そして1個だけ空いている場合には(Y)、この一般呼用スロット23を使用して先の実施例のアナウンス(ステップS52参照)を流して(ステップS84)、その後この一般呼用スロット23を開放し(ステップS85)、処理を終了させる(エンド)。
【0053】
一方、一般呼用スロット23に空きがない場合には(ステップS83:N)、緊急呼用スロット24に空きがあるかどうかを判別する(ステップS86)。そしてこれに空きがある場合には(Y)、ステップS84に進んでこのスロットにアナウンスを流し、その緊急呼用スロット24を開放して(ステップS85)、処理を終了させる(エンド)。緊急呼用スロット24に空きがない場合には(ステップS86:N)、直ちに処理を終了させることになる(エンド)。
【0054】
第4の変形例
【0055】
図12は、ハンドオーバの概念を示したものである。この図12で図1と同一部分には同一の符号付しており、これらの説明を適宜省略する。ハンドオーバとは、ある無線端末装置(ここでは第1の無線端末装置16とする。)が現在のサービスエリア(セル)(ここでは第1のサービスエリア17とする。)から隣接する他のサービスエリア(ここでは第2のサービスエリア17とする。)に移動するときに通信を継続するために行われる処理をいう。この場合にも、使用スロット管理装置25、25による空きスロットの制御が必要となる。
【0056】
今、第1の無線基地局15と第1の無線端末装置16が、通信を行っているものとする。この状態で第1の無線端末装置16が第1のサービスエリア17から第2のサービスエリア17に移動したものとする。このとき、移動先の第2の無線基地局15と第1の無線端末装置16の間で接続処理が行われる。
【0057】
図13は、ハンドオーバに関する接続処理の流れを表わしたものである。第1の無線端末装置16が第1のサービスエリア17から第2のサービスエリア17に移動してくると(ステップS91:Y)、一般呼で通信を行っているか緊急呼で通信を行っているかの判別が行われる(ステップS92)。一般呼で通信を行っているのであれば(Y)、一般呼用スロット23の使用数はm−n未満であるかどうかのチェックが行われる(ステップS93)。これは一般呼用スロット23に空きがあるかどうかの判別である。空きがあれば(Y)、その空いている一般呼用スロット23を使用して第2の無線基地局15は第1の無線端末装置16と接続処理を行って通信を確立する(ステップS94)。そして、これまで第1の無線端末装置16が通信に使用していた第1の無線基地局15の使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23を開放する(ステップS95)。これにより、第1の無線端末装置16は移動後の第2のサービスエリア17で第2の無線基地局15の管轄で通信を行うことになる。
【0058】
一方、ステップS93で第2の無線基地局15の使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23に空きがないと判別された場合には(N)、これを理由に回線を切断するわけにはいかない。そこで、使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23に空きが生じるまで待機し、その間は第1の無線基地局15の使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23が通信に使用されることになる。
【0059】
次に第1の無線端末装置16が第1のサービスエリア17で緊急呼によって通信を行っており、この状態で第2のサービスエリア17に移動してきた場合を説明する。ステップS92で緊急呼と判断されるので(N)、この場合にはまず使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23に空きがあるかどうかのチェックが行われる(ステップS96)。空きがあれば(Y)、この一般呼用スロット23を使用して第2の無線基地局15は第1の無線端末装置16と接続処理を行って通信を確立する(ステップS94)。そして、これまで第1の無線端末装置16が通信に使用していた第1の無線基地局15の使用スロット管理装置25の緊急呼用スロット24を開放する(ステップS95)。ただし、緊急呼の要請があっても一般呼用スロット23に空きがあれば一般呼用スロット23が使用されているので、この場合には一般呼用スロット23の開放が行われる。ハンドオーバにより、第1の無線端末装置16は移動後の第2のサービスエリア17で第2の無線基地局15の管轄で通信を開始することになる。すなわち、移動先の第2のサービスエリア17で一般呼用スロット23に空きがある場合には、その制御は一般呼で通信を行っている無線端末装置と全く同じとなる。
【0060】
一方、ステップS96で移動先の第2のサービスエリア17で一般呼用スロット23に空きがないと判別された場合には(N)、使用スロット管理装置25の緊急用スロット24に空きがあるかどうかの判別が行われる(ステップS97)。空きがあれば(Y)、この緊急用スロット24を使用して第2の無線基地局15は第1の無線端末装置16と接続処理を行って通信を確立する(ステップS98)。そして、これまで第1の無線端末装置16が通信に使用していた第1の無線基地局15の使用スロット管理装置25の一般呼用スロット23あるいは緊急用スロット24を開放する(ステップS99)。これにより、第1の無線端末装置16は移動後の第2のサービスエリア17で第2の無線基地局15の管轄で通信を開始することになる。
【0061】
第5の変形例
【0062】
図14は、使用スロット管理装置がNMSに接続されている場合を示したものである。この変形例では第1および第2のNMS(Network Management System)13、13に、使用スロット管理装置125、125の対応するものが接続されている。たとえば第1のNMS13は第1のアクセスノード14を介して、第1〜第3の無線基地局15、15、15と接続されている。したがって、この第5の変形例の使用スロット管理装置125はこれら第1〜第3の無線基地局15、15、15のすべての管理を一括して行うことになる。使用スロット管理装置125も同様であり、配下のすべての無線基地局15を一括して管理する。こういう意味では、使用スロット管理装置は必ずしもNMS13側に存在する必要はなく、たとえばアクセスノード14側に存在していてもよいし、ネットワーク11の内部に存在していてもよい。
【0063】
図15は、図14に示したようなTDMA通信システムで、無線端末装置が一般呼の発信要求を行った場合の処理の流れを説明するためのものである。たとえば第1の無線端末装置16が一般呼の発信要求を行ったものとする。これを基にして第1の無線端末装置16と第1のアクセスノード14の間で接続処理が行われる(ステップS131)。第1のアクセスノード14に接続された第1のNMS13の使用スロット管理装置125は、該当する第1の無線基地局15の一般呼用スロット23(図2参照)の数に空きがあるかどうかを確認する(ステップS132)。もし、一般呼用スロット23に空きがあれば、これを使用して接続処理を継続する。
【0064】
しかしながら一般呼用スロット23に空きがない状態ではこれらのスロットを使用して通信を行うことができない。そこで、緊急呼用スロット24(図2参照)を使用して、第1の無線端末装置16と第1の無線基地局15の間の接続処理を行う。このとき、接続処理は第1の無線基地局15と第1のアクセスノード14との間で行う。第1のアクセスノード14と第1の無線端末装置16の間で接続が確立したら、第1のアクセスノード14より該当の第1の無線端末装置16に対して、回線が混み合い相手先に接続できない旨を伝えるアナウンスを流す(ステップS133)。その後、第1のアクセスノード14と第1の無線端末装置16の間の切断処理を行い、アナウンスに使用した緊急呼用スロット24を開放する(ステップS134)。
【0065】
図16は、この第5の変形例で一般呼用スロットに空きのない無線基地局の配下の無線端末装置に対して、ネットワークに接続されている電話機より一般呼で着信がある場合の制御を示したものである。ここでは図14におけるネットワーク11に接続された固定式電話12が第1の無線端末装置16を相手先として一般呼で発信したものとして説明する。まず、ネットワーク11から第1のアクセスノード14へ接続処理が行われる(ステップS141)。第1のアクセスノード14に第1のNMS13を介して接続された使用スロット管理装置125は、第1の無線端末装置16の一般呼用スロット23に空きがあるかをチェックする(ステップS142)。空きがあれば、相手先としての第1の無線端末装置16と第1のアクセスノード14の間で接続を確立して、ネットワーク11に接続されている固定式電話12と第1の無線端末装置16の間で通信を行うことになる。
【0066】
この図16では、一般呼用スロット23に空きがない場合を示している。この場合には第1の無線端末装置16と第1の無線基地局15との間で接続を確立することができない。そこで第1のアクセスノード14とネットワークに接続されている電話機の間で切断処理を行うことになる(ステップS143)。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1または請求項3記載の発明によれば、一般呼の接続が要請されたときに一般呼用スロットがこの新たな通信に必要な個数だけ空いていない場合に、緊急呼用スロットに空きがあれば、発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達することにしたので、緊急呼用スロットをこのアナウンスのために短時間使用することで発呼者に適切な情報を提供することができる。しかも、アナウンスの時間は比較的短時間であり、また一方的にその長さを設定することができるので、緊急呼に対して障害となることがない。また、一般呼の接続が行えない状態が回線が混み合ったことによるもので、たとえば相手先が話中ではないということが分かるので、再度電話をかけるタイミングを考慮することができる。
【0068】
また、請求項2または請求項4記載の発明によれば、一般呼の接続が要請されたときに一般呼用スロットがこの新たな通信に必要な個数だけ空いていない場合に、緊急呼用スロットに空きがあれば、緊急呼用スロットを使用して、とりあえず一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを発呼側端末に対して通知して一般呼用スロットに通信のための空きが生じるのを比較的短期間待機できるようにした。このため、この期間内に一般呼用スロットに空きが生じれば、発呼者の負担を軽減することができる。また、この期間が終了しても一般呼用スロットに通信のための空きが生じなければ第2のアナウンスで、発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを通知することにしたので、緊急呼用スロットをこれらのアナウンスのために短時間使用することで発呼者に適切な情報を提供することができる。しかも、第1および第2アナウンスの時間は比較的短時間であり、また一方的にその長さを設定することができるので、緊急呼に対して障害となることがない。更に、一般呼の接続が行えない状態が回線が混み合ったことによるもので、たとえば相手先が話中ではないということが分かるので、再度電話をかけるタイミングを考慮することができる。
【0069】
更に請求項5または請求項6記載の発明では、請求項1〜請求項4に記載の呼接続システムでもハンドオーバを確実に行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における呼接続システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例のTDMA方式で使用されるスロットの構成を示した説明図である。
【図3】本実施例で適用し得る一般呼用スロットと緊急呼用スロットの割り当てのパターンの他の例を示したスロットの構成説明図である。
【図4】本実施例で第1の無線基地局内の無線端末装置が発呼した際の使用スロット管理装置の制御の概要を示す流れ図である。
【図5】図4のステップS38で示した一般呼用通知処理の詳細を表わした流れ図である。
【図6】本実施例で一般呼用スロットに空きがなくなった状況で一般呼が発生した場合と緊急呼が発生した場合のスロットの各状況を示した説明図である。
【図7】本発明の第1の変形例における一般呼処理用通知処理の内容を示した流れ図である。
【図8】第1の変形例で第1の無線基地局が2つの無線機を搭載し、合計の使用可能スロット数が16個であるとした場合のスロットの状況を表わした説明図である。
【図9】本発明の第2の変形例における呼接続システムで固定式電話から着信があった場合の処理の様子を示した説明図である。
【図10】本発明の第3の変形例として同一のサービスエリア内における呼接続システムを示したシステム配置図である。
【図11】第3の変形例における同じサービスエリア内における一般呼の接続処理の流れを表わした流れ図である。
【図12】本発明の第4の変形例で取り扱うハンドオーバの概念を示した説明図である。
【図13】第4の変形例でハンドオーバに関する接続処理の流れを表わした流れ図である。
【図14】本発明の第5の変形例として使用スロット管理装置がNMSに接続されている場合を示した呼接続システムのシステム構成図である。
【図15】第5の変形例で無線端末装置が一般呼の発信要求を行った場合の処理の流れを示した説明図である。
【図16】第5の変形例で一般呼用スロットに空きのない無線基地局の配下の無線端末装置に対して、ネットワークに接続されている電話機より一般呼で着信がある場合の制御を示した説明図である。
【符号の説明】
11 ネットワーク
12 固定式電話
13 NMS
14 アクセスノード
15 無線基地局
16 無線端末装置
17 サービスエリア(セル)
23 一般呼用スロット
24 緊急呼用スロット
25、125 使用スロット管理装置

Claims (6)

  1. 有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、
    前記一般呼の接続が要請されたときで前記一般呼用スロットに空きがなく、前記緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達するアナウンス伝達手段と、
    このアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた前記緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段
    とを具備することを特徴とする呼接続システム。
  2. 有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、
    前記一般呼の接続が要請されたときで前記一般呼用スロットに空きがなく、前記緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達する第1のアナウンス伝達手段と、
    この第1のアナウンス伝達手段がアナウンスを伝達することにより所定の時間が経過した後に前記一般呼用スロットに空きが生じたかを再度確認する一般呼用スロット空き再度確認手段と、
    この一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときにはその空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続する待ち時間後呼接続手段と、
    前記一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されなかった場合には、前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達する第2のアナウンス伝達手段と、
    この第2のアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた前記緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段
    とを具備することを特徴とする呼接続システム。
  3. 有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、発呼側端末と同一サービスエリア内の着呼側端末を指定して一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きがあるときこれらを1個ずつ使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに同様の空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、
    前記一般呼の接続が要請されたときで前記一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に対する空きがなく、前記緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示すアナウンスを伝達するアナウンス伝達手段と、
    このアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた前記緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段とを具備することを特徴とする呼接続システム。
  4. 有限の個数の呼用スロットの中の特定の1または複数の呼用スロットを他に優先すべき緊急呼を処理するための緊急呼用スロットに割り振ると共に、残りの呼用スロットをそれ以外の一般の呼としての一般呼を処理するための一般呼用スロットに割り振っておき、発呼側端末と同一サービスエリア内の着呼側端末を指定して一般呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きがあるときこれらを1個ずつ使用して呼の接続処理を行い、緊急呼の接続が要請されたときには一般呼用スロットあるいは緊急呼用スロットに同様の空きがあるときにはこれを使用して呼の接続処理を行う呼接続用処理手段と、
    前記一般呼の接続が要請されたときで前記一般呼用スロットに空きがなく、前記緊急呼用スロットに空きがあった場合にはこの緊急呼用スロットの1つを前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てて、この発呼側端末に対して一般呼の接続について待機している状態であることを示す第1のアナウンスを伝達する第1のアナウンス伝達手段と、
    この第1のアナウンス伝達手段がアナウンスを伝達することにより所定の時間が経過した後に前記一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方に空きが生じたかを再度確認する一般呼用スロット空き再度確認手段と、
    この一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに空きが確認されたときにはその空きの生じた一般呼用スロットを使用してその要請のあった呼を接続する待ち時間後呼接続手段と、
    前記一般呼用スロット空き再度確認手段によって一般呼用スロットに発呼側端末用と着呼側端末用の双方用に空きが確認されなかった場合には、前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に対して回線が混み合い一般呼の接続が行えない状態であることを示す第2のアナウンスを伝達する第2のアナウンス伝達手段と、
    この第2のアナウンス伝達手段による伝達が終了した時点で前記一般呼の接続を要請した発呼側端末に割り当てた前記緊急呼用スロットを開放する呼用スロット開放手段
    とを具備することを特徴とする呼接続システム。
  5. 前記呼接続用処理手段によって呼が接続された後に発呼側端末または着呼側端末が異なったサービスエリアに移動したときで、移動後のサービスエリアにおける前記一般呼用スロットに空きがあったとき、必要な呼用スロットを確保してハンドオーバし、元の一般呼用スロットを開放することを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の呼接続システム。
  6. 前記一般呼用スロットに空きがないときには移動前のサービスエリアにおける前記一般呼用スロットを継続して占有して通信を継続することを特徴とする請求項5記載の呼接続システム。
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