JPH11234730A - 緊急呼管理を行なうワイヤレス通信方法及び装置 - Google Patents

緊急呼管理を行なうワイヤレス通信方法及び装置

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Publication number
JPH11234730A
JPH11234730A JP10043002A JP4300298A JPH11234730A JP H11234730 A JPH11234730 A JP H11234730A JP 10043002 A JP10043002 A JP 10043002A JP 4300298 A JP4300298 A JP 4300298A JP H11234730 A JPH11234730 A JP H11234730A
Authority
JP
Japan
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call
emergency call
wireless
base station
radio
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Withdrawn
Application number
JP10043002A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Toda
光治 戸田
Masahide Morozumi
昌英 両角
Naoya Morita
直哉 守田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス通信装置において警察や消防署な
どを呼び出す緊急呼番号がダイヤルされたならば、空き
チャネルが無くても現在確立中の呼を切断するなどして
緊急呼用に無線チャネルを確保し、緊急呼の優先的な通
話路接続を実現する。 【解決手段】 利用者がダイヤル操作を行なうことによ
り、無線端末4mは無線にてチャネル確立要求を行な
う。利用者が緊急呼番号のダイヤル操作を行なったなら
ば、無線端末4mは、送出するメッセージに緊急呼であ
ることを示すフラグを挿入しメッセージを送出する。通
知を受けた無線基地局制御装置2は空きチャネルを検索
し空きチャネルが存在しない場合、他の端末が使用して
いるチャネルを切断・解放し、解放したチャネルを使用
して緊急呼の無線リンク確立を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急呼管理を行な
うワイヤレス通信方法及び装置に関し、特に無線基地局
より通知された無線リンク確立メッセージから緊急呼で
あることが無線基地局制御装置において抽出されたなら
ば無線チャネルの空きの有無を判定し、空きがない場合
には既存の通話チャネルの切断・解放或いは再接続を行
ない、緊急呼用に無線チャネルを確保するよう構成した
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の緊急呼管理を行なうワイヤレス通
信装置の構成を図5に示す。図5において、ワイヤレス
通信装置は、局市内交換機1と、無線基地局制御装置2
と、無線基地局3と、無線端末4とから構成されてい
る。そして、無線基地局3及び無線端末4は複数個存在
するので、各々3a、3b…、3n(n=a、b、c
…)、4a、4b…、4m(m=a、b、c…)と表記
する。
【0003】無線基地局制御装置2内には、中央制御装
置(CPU−R)21と、メモリ22と、回線制御回路23
と、基地局通信回路24と、通話路ハイウエイ25が配備さ
れる。CPU−R21内には、呼状態管理手段211及び呼
制御手段212が設けられ、さらにメモリ22には呼状態管
理メモリ221を設ける。無線基地局3nには無線部3n
1と通信回路3n2が設けられる。
【0004】無線端末4m内には、中央制御装置(CP
U−F)4m1と、メモリ4m2と、利用者との間でイ
ンタフェースとなる入出力手段4m3と、無線部4m4
とが設けられ、CPU−F4m1内には、無線リンク確
立手段4m12を配備する。
【0005】利用者が入出力手段4a3を介して電話機
操作を行なうことにより、無線端末4aはCPU−F4
a1内の無線リンク確立手段4a12により、無線基地
局3aに対し無線によりチャネル確立要求を行なう。無
線基地局3aは、これを検出し通信回路3a2を介して
無線基地局制御装置2に通知を行なう。無線基地局制御
装置2においてはCPU−R21が呼状態管理手段211を
起動し空きチャネルの検索を行ない、空きがあるならば
そのチャネルを割り当て、CPU−R21が基地局通信回
路24を介して無線基地局3aに応答を通知し、無線によ
り無線端末4aにメッセージ通知を行なう。無線端末4
aは無線部4a4を介して応答メッセージを受信し、無
線リンク確立手段4a12により無線リンクの確立を行
なう。また、無線基地局制御装置2においてはCPU−
R21内の呼制御手段212により回線制御回路23を起動
し、局市内交換機1との間で回線設定するとともに通話
路ハイウェイ25を制御して通話路の接続を行なう。これ
により利用者は無線端末4aから局市内交換機1に有線
電話とかわりなくアクセスすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のワ
イヤレス通信装置においては、以下の課題があった。す
なわち、警察や消防などを呼び出す緊急呼が発生した
時、無線リンクチャネルに空きがない場合、ワイヤレス
通信装置は処理を継続することができず、緊急性を要す
る通話に対し適切な処理が行なえなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するため無線端末内に緊急呼番号判定手段及び緊急呼
番号蓄積メモリを設け、ダイヤルされた番号を判定し緊
急呼である場合は、無線リンク確立手段から送出するメ
ッセージに緊急呼情報を付加し、一方無線基地局制御装
置にはその情報により適切な制御を行なう緊急呼要求制
御手段を配備し、緊急呼である場合には現在使用中の呼
を切断・解放もしくは他の無線基地局への再接続によ
り、緊急呼に対しチャネルを割り付け、無線チャネルの
リンク確立を行なうよう構成したものである。
【0008】上記した構成を採ることにより、空いてい
る無線チャネルが存在しなくても優先度の高い緊急呼を
識別し他の呼を切断・解放もしくは他の無線基地局への
再接続することで、緊急呼用の無線チャネルのリンク確
立を行なうことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、緊急呼管理を行なう複数の無線端末並びに、単一の
無線基地局及び無線基地局制御装置等からなるワイヤレ
ス通信装置において、利用者が行なったダイヤル操作が
緊急呼であるか否かを判定する段階と、緊急呼であれば
緊急呼識別情報を無線リンク確立メッセージに付加して
前記無線基地局に通知する段階と、前記無線基地局経由
で受け取った前記無線リンク確立メッセージから緊急呼
であることが抽出されたら無線チャネルの空きの有無を
判定する段階と、空きがない場合には既存の通話チャネ
ルの切断・解放を行ない、緊急呼用に無線チャネルを確
保する段階と、を含むことを特徴とするワイヤレス通信
方法としたものであり、空きチャネルが無くても現在確
立中の呼を切断して緊急呼用に無線チャネルを確保し、
緊急呼の優先的な通話路接続を実現するという作用を有
する。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
緊急呼管理を行なう複数の無線端末並びに、単一の無線
基地局及び無線基地局制御装置等からなるワイヤレス通
信装置において、各無線端末内の中央制御装置に少なく
とも緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手段を設け、
また各無線端末内のメモリに少なくとも緊急呼番号蓄積
メモリを設け、また前記無線基地局制御装置内の中央制
御装置に少なくとも緊急呼要求制御手段、呼状態管理手
段及び呼制御手段を設け、また無線基地局制御装置内の
メモリに少なくとも呼状態管理メモリを設け、利用者が
行なったダイヤル操作が緊急呼であるか否かを前記各無
線端末の前記緊急呼番号判定手段で判定し、緊急呼であ
れば緊急呼識別情報を前記無線リンク確立手段が送出す
る無線リンク確立メッセージに付加して前記無線基地局
に送出し、この緊急呼識別情報が付加された無線リンク
確立メッセージを前記無線基地局経由で受け取った前記
無線基地局制御装置の前記緊急呼要求制御手段は前記呼
状態管理手段に問い合わて前記呼状態管理メモリからリ
ンク接続状態を読み出し無線チャネルの空きの有無を判
定し、もし空きがないならば、前記緊急呼要求制御手段
は前記呼制御手段を起動して、既存の通話チャネル上の
呼の切断・解放を行ない緊急呼用に無線チャネルを確保
するように構成したことを特徴とするワイヤレス通信装
置としたものであり、空きチャネルが無くても現在確立
中の呼を切断して緊急呼用に無線チャネルを確保し、緊
急呼の優先的な通話路接続を実現するという作用を有す
る。
【0011】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手段を少なくとも
備える中央制御装置と、少なくとも緊急呼番号蓄積エリ
アを備えるメモリと、無線基地局との間でアンテナを介
して信号のやり取りを行なう無線部と、利用者との間で
インタフェースとなる入出力手段を設け、利用者が前記
入出力手段からダイヤル操作を行なうことで前記緊急呼
番号判定手段が起動され、メモリ内に蓄積されている緊
急呼番号と利用者が行なったダイヤル番号との照合を行
ない、緊急番号ダイヤルと合致した場合には、前記無線
リンク確立手段により前記無線部から送出する無線リン
ク確立メッセージに緊急呼識別情報を付加して前記無線
基地局に通知しるようにしたことを特徴とする無線端末
としたものであり、無線端末において緊急呼であるか否
かを判定し、緊急呼であると判定したならば無線リンク
確立メッセージに緊急呼識別情報を付加して無線基地局
に通知することができるという作用を有する。
【0012】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手段を少なくとも
備える中央制御装置と、少なくとも緊急呼番号蓄積エリ
アを備えるメモリと、無線基地局との間でアンテナを介
して信号のやり取りを行なう無線部と、利用者との間で
インタフェースとなる入出力手段を有する無線端末にお
いて、利用者が前記入出力手段からダイヤル操作を行な
うことで前記緊急呼番号判定手段が起動される段階と、
前記メモリ内に蓄積されている緊急呼番号と利用者が行
なった前記ダイヤル番号との照合を行なう段階と、照合
の結果緊急番号ダイヤルと合致した場合には、前記無線
リンク確立手段により前記無線部から送出する無線リン
ク確立メッセージに緊急呼識別情報を付加して前記無線
基地局に通知する段階と、を含むことを特徴とする無線
端末通信制御方法としたものであり、無線端末において
緊急呼であるか否かを判定し、緊急呼であると判定した
ならば無線リンク確立メッセージに緊急呼識別情報を付
加して無線基地局に通知することができるという作用を
有する。
【0013】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
緊急呼要求制御手段、呼状態管理手段及び呼制御手段を
少なくとも備える中央制御装置と、少なくとも呼状態管
理エリアを備えるメモリと、無線基地局との間で通信リ
ンクを設定する基地局通信回路と、局市内交換機との間
で回線設定制御を行なう回線制御回路と、通話路の設定
を行なう通話路ハイウエイを設け、前記無線基地局から
の無線リンク確立メッセージを解析し緊急呼である旨の
判定がされたならば前記緊急呼制御手段を起動し、前記
緊急呼制御手段は前記呼状態管理手段に問い合わせを行
ないメモリ上の呼状態管理エリアからリンク接続状態を
読み出し無線チャネルの空きを判定し、もし空きがない
ならば、前記緊急呼要求制御手段は、前記呼制御手段を
起動することにより今まで通話していた呼の切断・解放
を行なって通話チャネルを空きにし、緊急呼用に無線チ
ャネルを確保するよう構成したことを特徴とする無線基
地局制御装置としたものであり、無線基地局からの無線
リンク確立メッセージを解析して、緊急呼の無線チャネ
ルの確立要求であれば確立中の呼を切断・解放して、緊
急呼用に無線チャネルを確保するようにしうるという作
用を有する。
【0014】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
緊急呼要求制御手段、呼状態管理手段及び呼制御手段を
少なくとも備える中央制御装置と、少なくとも呼状態管
理エリアを備えるメモリと、無線基地局との間で通信リ
ンクを設定する基地局通信回路と、局市内交換機との間
で回線設定制御を行なう回線制御回路と、通話路の設定
を行なう通話路ハイウエイを有する無線基地局制御装置
において、前記無線基地局からの無線リンク確立メッセ
ージを解析し緊急呼であるか否かの判定を行なう段階
と、判定の結果緊急呼であると判定されたならば前記緊
急呼制御手段を起動して、前記メモリ上の呼状態管理エ
リアからリンク接続状態を読み出し無線チャネルの空き
か否かを前記前記呼状態管理手段に問い合わせる段階
と、問い合わせの結果もし空きがないならば、前記緊急
呼要求制御手段は前記呼制御手段を起動することにより
今まで通話していた呼の切断・解放を行なって通話チャ
ネルを空きにし、緊急呼用に無線チャネルを確保する段
階と、を含むよう構成したことを特徴とする無線基地局
制御装置の通信制御方法としたものであり、無線基地局
からの無線リンク確立メッセージを解析して、緊急呼の
無線チャネルの確立要求であれば確立中の呼を切断・解
放して、緊急呼用に無線チャネルを確保するようにしう
るという作用を有する。
【0015】また、本発明の請求項7に記載の発明は、
緊急呼管理を行なう無線端末と緊急呼管理を行なう無線
基地局制御装置の間にあって、少なくとも前記無線端末
との間でアンテナを介して信号のやり取りを行なう無線
部と、前記無線基地局制御装置との間で通信リンクの設
定を行なう通信回路を少なくとも備え、前記無線端末か
ら送出された緊急呼の確立のための無線リンク確立メッ
セージを受け取り、これを前記通知回路を介して前記無
線基地局制御装置に通知しうるように構成したことを特
徴とする無線基地局としたものであり、無線端末から送
出された緊急呼の確立のための無線リンク確立メッセー
ジを無線基地局制御装置に通知しうるという作用を有す
る。
【0016】また、本発明の請求項8に記載の発明は、
緊急呼管理を行なう複数の無線端末並びに、複数の無線
基地局及び単一の無線基地局制御装置等からなるワイヤ
レス通信装置において、各無線端末内の中央制御装置に
少なくとも緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手段を
設け、また各無線端末内のメモリに少なくとも緊急呼番
号蓄積メモリを設け、また前記無線基地局制御装置内の
中央制御装置に少なくとも緊急呼要求制御手段、呼状態
管理手段及び呼制御手段を設け、また前記無線基地局制
御装置内のメモリに少なくとも呼状態管理メモリを設
け、利用者が行なったダイヤル操作が緊急呼であるか否
かを前記無線端末の前記緊急呼番号判定手段で判定し、
緊急呼であれば緊急呼識別情報を前記無線リンク確立手
段が送出する無線リンク確立メッセージに付加して前記
無線基地局に送出し、この緊急呼識別情報が付加された
無線リンク確立メッセージを前記無線基地局経由で受け
取った前記無線基地局制御装置の前記緊急呼要求制御手
段は前記呼状態管理手段に問い合わて前記呼状態管理メ
モリからリンク接続状態を読み出し無線チャネルの空き
の有無を判定し、もし空きがないならば前記緊急呼要求
制御手段は、前記呼制御手段を起動して既存の通話チャ
ネル上の呼の再接続を他の前記無線基地局を使用して実
施し、空きとさせられた無線チャネルを緊急呼用に確保
するように構成したことを特徴とするワイヤレス通信装
置としたものであり、空きチャネルが無くても現在確立
中の呼を再接続して緊急呼用に無線チャネルを確保し、
緊急呼の優先的な通話路接続を実現するという作用を有
する。
【0017】また、本発明の請求項9に記載の発明は、
緊急呼管理を行なう複数の無線端末並びに、複数の無線
基地局及び単一の無線基地局制御装置等からなるワイヤ
レス通信装置において、各無線端末内の中央制御装置に
少なくとも緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手段を
設け、また各無線端末内のメモリに少なくとも緊急呼番
号蓄積メモリを設けると共に標準電話機を接続できるよ
うにするためのアダプタとしての電話機制御回路を設
け、また前記無線基地局制御装置内の中央制御装置に少
なくとも緊急呼要求制御手段、呼状態管理手段及び呼制
御手段を設け、また前記無線基地局制御装置内のメモリ
に少なくとも呼状態管理メモリを設け、利用者が標準電
話機を介して行なったダイヤル操作が緊急呼であるか否
かを前記電話機制御回路を通して前記緊急呼番号判定手
段で判定し、緊急呼であれば緊急呼識別情報を前記無線
リンク確立手段が送出する無線リンク確立メッセージに
付加して前記無線基地局に送出し、この緊急呼識別情報
が付加された無線リンク確立メッセージを前記無線基地
局経由で受け取った前記無線基地局制御装置の前記緊急
呼要求制御手段は前記呼状態管理手段に問い合わて前記
呼状態管理メモリからリンク接続状態を読み出し無線チ
ャネルの空きの有無を判定し、もし空きがないならば前
記緊急呼要求制御手段は、前記呼制御手段を起動して既
存の通話チャネル上の呼の再接続を他の前記無線基地局
を使用して実施し、空きとさせられた無線チャネルを緊
急呼用に確保するように構成したことを特徴とするワイ
ヤレス通信装置としたものであり、標準電話機を接続で
きるようにするためのアダプタを無線端末に備えさせる
ことにより、標準電話機からの緊急呼であって空きチャ
ネルが無くても現在確立中の呼を再接続して緊急呼用に
無線チャネルを確保し、緊急呼の優先的な通話路接続を
実現するという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態のワイヤレス通信装置の構成を示すもので
ある。図1においてワイヤレス通信装置は、局市内交換
機1と、無線基地局制御装置2と、無線基地局3と、無
線端末4とから構成されている。そして、無線端末4は
複数個存在するので、4a、4b…、4m(m=a、
b、c…)と表記する。さらに、無線基地局制御装置2
内には、中央制御装置(CPU−R)21と、メモリ22
と、回線制御回路23と、基地局通信回路24と、通話路ハ
イウェイ25が配備されるが、CPU−R21内には、本発
明により備えられる緊急呼要求制御手段211と、呼状態
管理手段212及び呼制御手段213が設けられ、また、メモ
リ22には、呼状態管理メモリ221を設ける。また、無線
基地局3には、無線部31と通信回路32が設けられてい
る。
【0020】無線端末4m内には、中央制御装置(CP
U−F4m1)と、メモリ4m2と、利用者との間でイ
ンタフェースとなる入出力手段4m3と、無線部4m4
が設けられるが、CPU−F4m1内には、本発明によ
り備えられる緊急呼番号判定手段4m11と、無線リン
ク確立手段4m12が設けられ、またメモリ4m2内に
は、本発明により備えられる緊急呼番号蓄積メモリ4m
21を設ける。
【0021】利用者が入出力手段4a3よりダイヤル操
作を行なった場合無線端末4aはCPU−F4a1内に
ある緊急呼番号判定手段4a11を起動し緊急呼番号蓄
積メモリ4a21にある番号と一致するかどうかの判定
を行なう。一致しない場合、無線端末4aは、CPU−
F4a1内の無線リンク確立手段4a12により無線基
地局3に対し無線を利用してチャネル確立要求を行な
う。無線基地局3は、これを検出し通信回路32を介し無
線基地局制御装置2に通知を行なう。
【0022】無線基地局制御装置2においてCPU−R
21は呼状態管理手段212を起動しメモリ22上の呼状態管
理メモリ221から空きチャネルを検索し、空きがあるな
らばそのチャネルを割り当て、CPU−R21から基地局
通信回路24を介して無線基地局3に応答を通知し、無線
基地局3は無線により無線端末4aヘ応答通知を行な
う。無線端来4aは無線部4a4を介して応答メッセー
ジを受信し、無線リンク確立手段4a12により無線リ
ンクの確立を行なう。また、無線基地局制御装置2は、
CPU−R21内の呼制御手段212が回線制御回路23を起
動し、局市内交換機1と通話路ハイウェイ25を接続す
る。これにより利用者は無線端末4aから局市内交換機
1に有線電話とかわりなくアクセスすることができる。
【0023】利用者が入出力手段4a3を利用してダイ
ヤル操作を行ない無線端末4aがCPU−F4a1内に
ある緊急呼番号判定手段4a11を起動し、緊急呼番号
蓄積メモリ4a21にある番号と一致するかどうかの判
定を行なった時、ダイヤル番号が一致したならば、CP
U−F4a1は無線リンク確立手段4a12が送出する
メッセージ(無線リンク確立メッセージ)に図4に示す
ようなフォーマットで緊急呼であることを示すフラグを
挿入してメッセージを送出する。通知を受けた無線基地
局3は、通信回路32を介して無線基地局制御装置2に通
知する。
【0024】無線基地局制御装置2はそのメッセージを
解析し、緊急呼要求制御手段211により緊急呼である旨
が確認されたならば、呼制御手段213を起動する。呼制
御手段213はメモリ22上に配備される呼状態管理メモリ2
21を確認し空きチャネルの確認を行なう。
【0025】ここで空きチャネルが存在しない場合、ま
ず呼状態管理手段212は、呼状態管理メモリ221により得
られた他の端末が使用しているチャネル番号を取得す
る。次に呼制御手段213がこの端末のチャネルを切断・
解放制御を実施する。
【0026】緊急呼のための無線リンクは、解放させら
れた端末が使用していたチャネルを使用することとして
CPU−R21は基地局通信回路24を介して無線基地局3
に応答を通知し、無線を利用して無線端末4aに通知す
る。無線端末4aは無線部4a4を介して応答メッセー
ジを受信し、無線リンク確立手段4a12により無線リ
ンクの確立を行なう。
【0027】また、無線基地局制御装置2においてはC
PU−R21内の呼制御手段213により回線制御回路23を
起動し、局市内交換機1との間で回線設定するとともに
通話路ハイウェイ25を制御して通話路の接続を行なう。
【0028】このように本発明の第1の実施の形態のワ
イヤレス通信装置によれば、たとえ空いている無線チャ
ネルが存在しなくても優先度の高い緊急呼を識別し他の
呼を切断・解放することで、緊急呼用の無線チャネルの
リンク確立を行なうことが可能となるという効果を奏す
る。
【0029】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態のワイヤレス通信装置の構成を示すもので
ある。図2においてワイヤレス通信装置は、局市内交換
機1と、無線基地局制御装置2と、無線基地局3と、無
線端末4とから構成されている。そして、無線基地局3
と無線端末4は複数個存在するので、3a、3b…、3
n(n=a、b、c…)、および4a、4b…、4m
(m=a、b、c…)と表記する。さらに、無線基地局
制御装置2内には、中央制御装置(CPU−R)21と、
メモリ22と、回線制御回路23と、基地局通信回路24と、
通話路ハイウェイ25が配備されるが、CPU−R21内に
は、本発明により備えられる緊急呼要求制御手段211
と、呼状態管理手段212及び呼制御手段213が設けられ、
また、メモリ22には、呼状態管理メモリ221を設ける。
また、無線基地局3には、無線部31と通信回路32が設け
られている。
【0030】無線端末4m内には、中央制御装置(CP
U−F4m1)と、メモリ4m2と、利用者との間でイ
ンタフェースとなる入出力手段4m3と、無線部4m4
が設けられるが、CPU−F4m1内には、本発明によ
り備えられる緊急呼番号判定手段4m11と、無線リン
ク確立手段4m12が設けられ、またメモリ4m2内に
は、本発明により備えられる緊急呼番号蓄積メモリ4m
21を設ける。
【0031】利用者が入出力手段4a3よりダイヤル入
力を行なった場合無線端末4aはCPU−F4a1内に
ある緊急呼番号判定手段4a11を起動し緊急呼番号蓄
積メモリ4a21にある番号と一致するかどうかの判定
を行なう。一致しない場合、無線端末4aは、CPU−
F4a1内の無線リンク確立手段4a12により無線基
地局3aに対し無線を利用してチャネル確立要求を行な
う。無線基地局3aは、これを検出し通信回路3a2を
介し無線基地局制御装置2に通知を行なう。無線基地局
制御装置2においてCPU−R21は呼状態管理手段212
を起動しメモリ22上の呼状態管理メモリ221から空きチ
ャネルを検索し、空きがあるならばそのチャネルを割り
当て、CPU−R21から基地局通信回路24を介して無線
基地局3aに応答を通知し、無線基地局3aは無線によ
り無線端末4aヘ応答通知を行なう。
【0032】無線端末4aは無線部4a4を介して応答
メッセージを受信し、無線リンク確立手段4a12によ
り無線リンクの確立を行なう。また、無線基地局制御装
置2は、CPU−R21内の呼制御手段212が回線制御回
路23を起動し、局市内交換機1と通話路ハイウェイ25を
接続する。これにより利用者は無線端末4aから局市内
交換機1に有線電話とかわりなくアクセスすることがで
きる。
【0033】利用者が入出力手段4a3を介してダイヤ
ル操作を行ない無線端末4aがCPU−F4a1内にあ
る緊急呼番号判定手段4a11を起動し、緊急呼番号蓄
積メモリ4a21にある番号と一致するかどうかの判定
を行なった時、ダイヤル番号が一致したならば、CPU
−F4a1は無線リンク確立手段4a12が送出するメ
ッセージ(無線リンク確立メッセージ)に図4に示すよ
うなフォーマットで緊急呼であることを示すフラグを挿
入してメッセージを送出する。通知を受けた無線基地局
3aは、通信回路3a2を介し無線基地局制御装置2に
通知する。無線基地局制御装置2はそのメッセージを解
析し、緊急呼要求制御手段211により緊急呼である旨が
確認されたならば、呼制御手段213を起動する。呼制御
手段213はメモリ22上に配備される呼状態管理メモリ221
を確認し空きチャネルの確認を行なう。
【0034】ここで空きチャネルが存在しない場合、C
PU−R21内の呼制御手段213は呼管理状態メモリ221に
より現無線基地局3aで使用している他の端末のチャネ
ル情報を得る。次にCPU−R21は、得られた他の端末
4bが使用している現無線基地局3aのチャネルを解放
するため、他の無線基地局3bに再接続を行なうよう無
線端末4bに要求し、無線端末4bの再接続制御を行な
うことで現無線基地局3aの無線リンクチャネルの解放
を行なう。こののち解放したチャネルを使用することと
してCPU−R21は基地局通信回路24を介して無線基地
局3aに応答を通知し、無線を利用して無線端末4aに
通知する。無線端末4aは無線部4a4を介して応答メ
ッセージを受信し、無線リンク確立手段4a12により
無線リンクの確立を行なう。
【0035】また、無線基地局制御装置2においてはC
PU−R21内の呼制御手段213により回線制御回路23を
起動し、局市内交換機1との間で回線設定するとともに
通話路ハイウェイ25を制御して通話路の接続を行なう。
【0036】このように本発明の第2の実施の形態のワ
イヤレス通信装置によれば、たとえ空いている無線チャ
ネルが存在しなくても優先度の高い緊急呼を識別し他の
無線基地局に再接続することで、緊急呼用の無線チャネ
ルのリンク確立を行なうことが可能となるという効果を
奏する。
【0037】(第3の実施の形態)図3は本発明におけ
る第3の実施の形態のワイヤレス通信装置の構成を示す
ものである。第3の実施の形態のワイヤレス通信装置
は、上記した第2の実施の形態のワイヤレス通信装置の
構成と同じであるが、第3の実施の形態では、無線端末
4m内には、中央制御装置(CPU−F)4m1と、メ
モリ4m2と、標準電話機5m(m=a、b、…)を接
続できるようにするためのアダプタとしての電話機制御
回路4n3と、無線部4m4が設けられており、電話機
制御回路4n3を介して標準電話機5m(m=a、b、
…)を接続するようにしている点が異なるものである。
なお、無線基地局、無線端末及び標準電話機は複数個存
在するので、各々3a、3b…、3n(n=a、b、c
…)、4a、4b…、4m(m=a、b、c…)、5a、5b
…、5m(m=a、b、c…)と表記する。
【0038】次に第3の実施の形態のワイヤレス通信装
置における動作を説明する。上記第2の実施の形態のワ
イヤレス通信装置の動作においては、利用者が入出力手
段4a3よりダイヤル入力を行なうようにしていたが、
第3の実施の形態のワイヤレス通信装置の動作において
は、利用者が標準電話機5aからダイヤルしこれを電話
機制御回路4a3にて検出するようにする。すると、無
線端末4aはCPU−F4a1内にある緊急呼番号判定
手段4a11を起動し緊急呼番号蓄積メモリ4a21に
ある番号と一致するかどうかの判定を行なう。以下の動
作は、上記した第2の実施の形態のワイヤレス通信装置
における動作と同じなので説明を省略することにする。
【0039】このように本発明の第3の実施の形態のワ
イヤレス通信装置によれば、利用者は標準電話機から無
線端末を経由して優先度の高い緊急呼を発信でき、この
場合には、たとえ空いている無線チャネルが存在しなく
ても優先度の高い緊急呼を識別し他の無線基地局に再接
続することで、緊急呼用の無線チャネルのリンク確立を
行なうことが可能となるという効果を奏する。
【0040】
【発明の効果】本発明は、無線端末が緊急呼番号判定手
段と緊急呼番号蓄積メモリにより緊急呼であることを判
断し、緊急呼であることを無線リンク確立要求メッセー
ジに付加することにより無線基地局制御装置に通知し、
無線基地局制御装置の緊急呼要求手段と呼制御手段によ
り緊急呼用無線リンクチャネルの切断・解放や他の無線
基地局への再接続を行ない無線リンクを確保すること
で、より優先度の高い緊急呼の無線リンクを実現し通話
を実現することを可能にする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるワイヤレス
通信装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるワイヤレス
通信装置の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるワイヤレス
通信装置の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第1および第2の実施の形態における
緊急呼情報を含むメッセージフォーマットを示す図、
【図5】従来のワイヤレス通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 局市内交換機 2 無線基地局制御装置 3、3n 無線基地局 4 無線端末 21 中央制御装置(CPU−R) 22 メモリ 23 回線制御回路 24 基地局通信回路 25 通話路ハイウェイ 211 緊急呼要求制御手段 212 呼状態管理手段 213 呼制御手段 221 呼状態管理メモリ 31、3n1 無線部 32、3n2 通信回路 4m1 中央制御装置(CPU−F) 4m2 メモリ 4m3 入出力手段 4m4 無線部 4m11 緊急呼番号判定手段 4m12 無線リンク確立手段 4m21 緊急呼番号蓄積メモリ 4n3 電話機制御回路 5m 標準電話機

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急呼管理を行なう複数の無線端末並び
    に、単一の無線基地局及び無線基地局制御装置等からな
    るワイヤレス通信装置において、利用者が行なったダイ
    ヤル操作が緊急呼であるか否かを判定する段階と、緊急
    呼であれば緊急呼識別情報を無線リンク確立メッセージ
    に付加して前記無線基地局に通知する段階と、前記無線
    基地局経由で受け取った前記無線リンク確立メッセージ
    から緊急呼であることが抽出されたら無線チャネルの空
    きの有無を判定する段階と、空きがない場合には既存の
    通話チャネルの切断・解放を行ない、緊急呼用に無線チ
    ャネルを確保する段階と、を含むことを特徴とするワイ
    ヤレス通信方法。
  2. 【請求項2】 緊急呼管理を行なう複数の無線端末並び
    に、単一の無線基地局及び無線基地局制御装置等からな
    るワイヤレス通信装置において、各無線端末内の中央制
    御装置に少なくとも緊急呼番号判定手段と無線リンク確
    立手段を設け、また各無線端末内のメモリに少なくとも
    緊急呼番号蓄積メモリを設け、また前記無線基地局制御
    装置内の中央制御装置に少なくとも緊急呼要求制御手
    段、呼状態管理手段及び呼制御手段を設け、また無線基
    地局制御装置内のメモリに少なくとも呼状態管理メモリ
    を設け、利用者が行なったダイヤル操作が緊急呼である
    か否かを前記各無線端末の前記緊急呼番号判定手段で判
    定し、緊急呼であれば緊急呼識別情報を前記無線リンク
    確立手段が送出する無線リンク確立メッセージに付加し
    て前記無線基地局に送出し、この緊急呼識別情報が付加
    された無線リンク確立メッセージを前記無線基地局経由
    で受け取った前記無線基地局制御装置の前記緊急呼要求
    制御手段は前記呼状態管理手段に問い合わて前記呼状態
    管理メモリからリンク接続状態を読み出し無線チャネル
    の空きの有無を判定し、もし空きがないならば、前記緊
    急呼要求制御手段は前記呼制御手段を起動して、既存の
    通話チャネル上の呼の切断・解放を行ない緊急呼用に無
    線チャネルを確保するように構成したことを特徴とする
    ワイヤレス通信装置。
  3. 【請求項3】 緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手
    段を少なくとも備える中央制御装置と、少なくとも緊急
    呼番号蓄積エリアを備えるメモリと、無線基地局との間
    でアンテナを介して信号のやり取りを行なう無線部と、
    利用者との間でインタフェースとなる入出力手段を設
    け、利用者が前記入出力手段からダイヤル操作を行なう
    ことで前記緊急呼番号判定手段が起動され、メモリ内に
    蓄積されている緊急呼番号と利用者が行なったダイヤル
    番号との照合を行ない、緊急番号ダイヤルと合致した場
    合には、前記無線リンク確立手段により前記無線部から
    送出する無線リンク確立メッセージに緊急呼識別情報を
    付加して前記無線基地局に通知しるようにしたことを特
    徴とする無線端末。
  4. 【請求項4】 緊急呼番号判定手段と無線リンク確立手
    段を少なくとも備える中央制御装置と、少なくとも緊急
    呼番号蓄積エリアを備えるメモリと、無線基地局との間
    でアンテナを介して信号のやり取りを行なう無線部と、
    利用者との間でインタフェースとなる入出力手段を有す
    る無線端末において、利用者が前記入出力手段からダイ
    ヤル操作を行なうことで前記緊急呼番号判定手段が起動
    される段階と、前記メモリ内に蓄積されている緊急呼番
    号と利用者が行なった前記ダイヤル番号との照合を行な
    う段階と、照合の結果緊急番号ダイヤルと合致した場合
    には、前記無線リンク確立手段により前記無線部から送
    出する無線リンク確立メッセージに緊急呼識別情報を付
    加して前記無線基地局に通知する段階と、を含むことを
    特徴とする無線端末通信制御方法。
  5. 【請求項5】 緊急呼要求制御手段、呼状態管理手段及
    び呼制御手段を少なくとも備える中央制御装置と、少な
    くとも呼状態管理エリアを備えるメモリと、無線基地局
    との間で通信リンクを設定する基地局通信回路と、局市
    内交換機との間で回線設定制御を行なう回線制御回路
    と、通話路の設定を行なう通話路ハイウエイを設け、前
    記無線基地局からの無線リンク確立メッセージを解析し
    緊急呼である旨の判定がされたならば前記緊急呼制御手
    段を起動し、前記緊急呼制御手段は前記呼状態管理手段
    に問い合わせを行ないメモリ上の呼状態管理エリアから
    リンク接続状態を読み出し無線チャネルの空きを判定
    し、もし空きがないならば、前記緊急呼要求制御手段
    は、前記呼制御手段を起動することにより今まで通話し
    ていた呼の切断・解放を行なって通話チャネルを空きに
    し、緊急呼用に無線チャネルを確保するよう構成したこ
    とを特徴とする無線基地局制御装置。
  6. 【請求項6】 緊急呼要求制御手段、呼状態管理手段及
    び呼制御手段を少なくとも備える中央制御装置と、少な
    くとも呼状態管理エリアを備えるメモリと、無線基地局
    との間で通信リンクを設定する基地局通信回路と、局市
    内交換機との間で回線設定制御を行なう回線制御回路
    と、通話路の設定を行なう通話路ハイウエイを有する無
    線基地局制御装置において、前記無線基地局からの無線
    リンク確立メッセージを解析し緊急呼であるか否かの判
    定を行なう段階と、判定の結果緊急呼であると判定され
    たならば前記緊急呼制御手段を起動して、前記メモリ上
    の呼状態管理エリアからリンク接続状態を読み出し無線
    チャネルの空きか否かを前記前記呼状態管理手段に問い
    合わせる段階と、問い合わせの結果もし空きがないなら
    ば、前記緊急呼要求制御手段は前記呼制御手段を起動す
    ることにより今まで通話していた呼の切断・解放を行な
    って通話チャネルを空きにし、緊急呼用に無線チャネル
    を確保する段階と、を含むよう構成したことを特徴とす
    る無線基地局制御装置の通信制御方法。
  7. 【請求項7】 緊急呼管理を行なう無線端末と緊急呼管
    理を行なう無線基地局制御装置の間にあって、少なくと
    も前記無線端末との間でアンテナを介して信号のやり取
    りを行なう無線部と、前記無線基地局制御装置との間で
    通信リンクの設定を行なう通信回路を少なくとも備え、
    前記無線端末から送出された緊急呼の確立のための無線
    リンク確立メッセージを受け取り、これを前記通知回路
    を介して前記無線基地局制御装置に通知しうるように構
    成したことを特徴とする無線基地局。
  8. 【請求項8】 緊急呼管理を行なう複数の無線端末並び
    に、複数の無線基地局及び単一の無線基地局制御装置等
    からなるワイヤレス通信装置において、各無線端末内の
    中央制御装置に少なくとも緊急呼番号判定手段と無線リ
    ンク確立手段を設け、また各無線端末内のメモリに少な
    くとも緊急呼番号蓄積メモリを設け、また前記無線基地
    局制御装置内の中央制御装置に少なくとも緊急呼要求制
    御手段、呼状態管理手段及び呼制御手段を設け、また前
    記無線基地局制御装置内のメモリに少なくとも呼状態管
    理メモリを設け、利用者が行なったダイヤル操作が緊急
    呼であるか否かを前記無線端末の前記緊急呼番号判定手
    段で判定し、緊急呼であれば緊急呼識別情報を前記無線
    リンク確立手段が送出する無線リンク確立メッセージに
    付加して前記無線基地局に送出し、この緊急呼識別情報
    が付加された無線リンク確立メッセージを前記無線基地
    局経由で受け取った前記無線基地局制御装置の前記緊急
    呼要求制御手段は前記呼状態管理手段に問い合わて前記
    呼状態管理メモリからリンク接続状態を読み出し無線チ
    ャネルの空きの有無を判定し、もし空きがないならば前
    記緊急呼要求制御手段は、前記呼制御手段を起動して既
    存の通話チャネル上の呼の再接続を他の前記無線基地局
    を使用して実施し、空きとさせられた無線チャネルを緊
    急呼用に確保するように構成したことを特徴とするワイ
    ヤレス通信装置。
  9. 【請求項9】 緊急呼管理を行なう複数の無線端末並び
    に、複数の無線基地局及び単一の無線基地局制御装置等
    からなるワイヤレス通信装置において、各無線端末内の
    中央制御装置に少なくとも緊急呼番号判定手段と無線リ
    ンク確立手段を設け、また各無線端末内のメモリに少な
    くとも緊急呼番号蓄積メモリを設けると共に標準電話機
    を接続できるようにするためのアダプタとしての電話機
    制御回路を設け、また前記無線基地局制御装置内の中央
    制御装置に少なくとも緊急呼要求制御手段、呼状態管理
    手段及び呼制御手段を設け、また前記無線基地局制御装
    置内のメモリに少なくとも呼状態管理メモリを設け、利
    用者が標準電話機を介して行なったダイヤル操作が緊急
    呼であるか否かを前記電話機制御回路を通して前記緊急
    呼番号判定手段で判定し、緊急呼であれば緊急呼識別情
    報を前記無線リンク確立手段が送出する無線リンク確立
    メッセージに付加して前記無線基地局に送出し、この緊
    急呼識別情報が付加された無線リンク確立メッセージを
    前記無線基地局経由で受け取った前記無線基地局制御装
    置の前記緊急呼要求制御手段は前記呼状態管理手段に問
    い合わて前記呼状態管理メモリからリンク接続状態を読
    み出し無線チャネルの空きの有無を判定し、もし空きが
    ないならば前記緊急呼要求制御手段は、前記呼制御手段
    を起動して既存の通話チャネル上の呼の再接続を他の前
    記無線基地局を使用して実施し、空きとさせられた無線
    チャネルを緊急呼用に確保するように構成したことを特
    徴とするワイヤレス通信装置。
JP10043002A 1998-02-10 1998-02-10 緊急呼管理を行なうワイヤレス通信方法及び装置 Withdrawn JPH11234730A (ja)

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