JP3613616B2 - 蓄積機能付きファクシミリ装置 - Google Patents

蓄積機能付きファクシミリ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は蓄積機能付きファクシミリ装置、すなわち、送受信用画像情報の蓄積機能を有するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファクシミリ装置の急速な普及に伴い、その価格も数万円程度のものから百数十万円するものまでと、プライベート化と高級化の二極化が進んでいる。また、高級機については、ファクシミリ装置と他のOA機器との複合化が進み、使い易さを重視するとともに、付加価値の強化が進んでいる。更に、半導体の低コスト化の実現により、大容量メモリを搭載した機種も多数普及している。
従来の、蓄積機能付きファクシミリ装置は、記録紙切れ時におけるメモリでの代行受信、または、通常の直接受信時においても、受信した画像情報を受信した順番に格納するように構成されている。このため、メモリに蓄積された情報を取り出す際には、
(1)受信した画像情報のファイルリストを一度紙に出力し、出力したいファイル
を識別コード等を用いて指定して紙に出力するか、
(2)受信したすべての画像情報を紙に出力する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、受信した順番に格納されている大量の画像情報から迅速に応答すべき画像情報を検索するのに時間がかかるという問題があった。また、メモリに蓄積されている大量の受信画像情報を紙に出力する場合、通信時間に比べて出力時間が大幅にかかり、更に、紙に出力した画像情報を分別する手間がかかるという問題もあった。
また、上記従来技術には、画像情報の送信時、相手側のファクシミリ装置がポーリング受信の操作をして、送信側がポーリング送信待機中の場合には、原稿を読み取り装置にセットした状態で待機することが必要であるため、他の送信相手に緊急に送信したい原稿があっても、上述のポーリング送信待機中の原稿を取り外せないという問題もあった。
上述のポーリング送信待機中の原稿を取り外してしまった場合には、ポーリング送信機能がキャンセルされ、再度、操作をやり直さなければならなくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、従来の技術における上述の如き問題を解消し、メモリ内に蓄積されている受信情報を、迅速に取り出して処理することを可能とする蓄積機能付きファクシミリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の蓄積機能付きファクシミリ装置は、送受信用画像情報の蓄積手段と、送信相手先を指定するワンタッチダイヤル機構および短縮ダイヤル機構を有する蓄積機能付きファクシミリ装置であって、受信した画像情報を、該画像情報の送信元識別情報に予め対応付けられたホルダーに分類して蓄積する手段と、各ホルダー毎に予め対応付けられた上記ワンタッチダイヤル機構および短縮ダイヤル機構のボタンを含むホルダー選択指示ボタンのオペレータによる押下に基づき、当該ホルダーに分類して蓄積した画像情報の検索を行う手段とを有することを特徴とする。
【0005】
【作用】
本発明に係るファクシミリ装置においては、例えば、大量に受信した画像情報を自動的にホルダーに分類して蓄積し、受信した画像情報を蓄積できるホルダーの選択をワンタッチダイヤルボタンによって行うようにしたので、ホルダー単位で格納画像情報の検索を行うことことが可能になり、検索時間を大幅に短縮することが可能になり、紙に出力した情報の分別に要する処理時間を省略することが可能になる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置(以下、「装置」ともいう)のブロック構成図である。図中、100は本装置全体を制御するための制御装置であり、101は格納した画像情報の送信元識別コード,受信した日時およびオペレータへの指示等のメッセージを表示する液晶表示装置(LCD)、また、102はプログラムの格納と、自動的にホルダーに分類する際に必要となる管理テーブル情報(詳細は後述する)の格納、および、受信した画像情報を蓄積するための大容量メモリ装置である。
また、103は送信原稿を読み取るためのスキャナ、104は受信した画像情報を出力するためのプリンタ、105は外部から操作可能なスイッチおよびキー等で構成されている入力装置を示している。
【0007】
なお、106は相手ファクシミリ装置115との間で、ファクシミリ制御信号の交換を行い、制御手順を実行する通信制御部、107は送信時、画像情報を外部回線110に適した形態に変調し、受信時、外部回線110から送られてきた変調信号を復調するモデム、108は音声情報の入出力を行うハンドセット、109は外部回線110とハンドセット108の接続と、モデム107の切り替えを行う網制御部を示している。
図2は、上述の大容量メモリ装置102上に格納されているホルダー管理テーブル300の一例を示す図である。
ホルダー管理テーブル300は、各ホルダーに蓄積した画像情報の件数を登録する項目300a,後述(図4参照)する、各ホルダーが受信した画像情報を管理する受信情報管理テーブル500を示すアドレス情報を登録する項目300bから成っている。
【0008】
ホルダー管理テーブル300の最終エントリは、後述(図3参照)する、ホルダー識別コード管理テーブル400に予め登録されていない送信元識別コードを送出した端末機から受信した画像情報を蓄積するための、後述(図4参照)する、ノンホルダー受信情報管理テーブル500を示すアドレス情報を登録する。
従って、後述する如く、オペレータが入力装置105上のワンタッチダイヤルボタンを術下すると、そのワンタッチダイヤルボタンに対応するホルダーに蓄積されている画像情報を管理する、上述の受信情報管理テーブル500の検索が可能になる。
図3は、前述の大容量メモリ装置102上に格納されているホルダー識別コード管理テーブル400の一例を示す図である。
ホルダー識別コード管理テーブル400は、送信元識別コードを登録する項目400a,上記送信元識別コードがどのワンタッチダイヤルボタンに属するかを示す、上記ホルダー管理テーブル300のポインター情報を登録する項目400bから成っている。
【0009】
従って、後述する如く、制御プログラムは、最初に、相手ファクシミリ装置との間の制御手順のフェーズB中に受信した送信元識別コードがどのホルダーに属するかを、上記ホルダー識別コード管理テーブル400を用いてチェックし、受信した画像情報をどのホルダーに蓄積するかを判断することが可能になる。
図4は、前述の大容量メモリ装置102上に格納されている受信情報管理テーブル500の一例を示す図である。
受信情報管理テーブル500は、送信元識別コードを登録する項目500a,上記送信元識別コードの受信日時を登録する項目500b,受信画像情報が大容量メモリ装置102内のどこに格納されているかを示すアドレス情報を登録する項目500cから成っている。
従って、後述する如く、オペレータが、入力装置105上のワンタッチダイヤルボタンを押下すると、そのワンタッチダイヤルボタンに対応するホルダーに蓄積されている受信画像情報の検索を容易にし、蓄積した画像情報の内容を紙に出力することが可能になる。
【0010】
図5は、前述の大容量メモリ装置102上に格納されている上記各テーブル情報と実際の受信画像情報の蓄積の関連を説明するための関連図である。
図中、600がこの関連図であり、400は受信した画像情報がどのホルダーに属するかを示す、前述のホルダー識別コード管理テーブルである。
相手ファクシミリ装置からEOP信号を受信したとき、相手ファクシミリ装置から送出された送信元識別コードを、上記ホルダー識別コード管理テーブル400内の項目400aの送信元識別コードと比較して、一致した送信元識別コードが存在した場合、項目400bで示すホルダー管理テーブル300のポインター情報から、受信した画像情報を蓄積するホルダーのエントリが得られ、ホルダー管理テーブル300の項目300bで示すポインタから受信した画像情報の管理情報を登録する受信情報管理テーブル500のエントリが得られる。
また、受信画像情報管理テーブル500の項目500aに上記送信元識別コードを登録し、項目500bに受信日時を登録し、項目500cにこの受信画像情報が大容量メモリ装置102内のどこに蓄積されているかを示すアドレス情報を登録し、受信情報管理テーブル500を更新する。
【0011】
なお、図5中の項目6000,6001,60002および6004は、蓄積した画像情報を示している。
図6は、前述の大容量メモリ装置102上に格納されているポーリング送信管理テーブル800の一例を示す図である。
本ポーリング送信管理テーブル800は、受信元IDコードを登録する項目800a,ポーリング送信を行う画像情報が前述の大容量メモリ装置102内のどこに格納されているかを示すアドレス情報を登録する項目800bから成っている。但し、フリーポーリングの場合は、項目800aには0が登録される。
以下、上述の如く構成された本実施例の動作を、図7〜図 に示す動作フロー図に基づいて説明する。
まず、受信した画像情報をホルダーに自動的に分類して格納する動作について説明する。
発呼局の端末機から被呼局の端末機にダイヤリングを実行し、被呼局の端末機を呼び出す(ステップT200)。
【0012】
回線の接続後、被呼局の端末機から送出された(NSF),(CSI),DIS信号を受信した発呼局の端末機は、被呼局の端末機との互換性,性能等のチェックを行った後、ステップT201で、送信元識別コード(TSI)信号を被呼局の端末機に送出する。被呼局の端末機は、発呼局の端末機から送出された送信元識別コード(TSI)信号を受信後、送信元識別コードTSIを保存する(ステップR200)。
発呼局の端末機は、トレーニング信号を被呼局の端末機に送出(ステップT202)した後、被呼局の端末機からのCFR信号の受信を待ち、被呼局の端末機からのCFR信号を受信すると、実際の画像情報の被呼局の端末機への送出を開始する(ステップT203)。被呼局の端末機は、発呼局の端末機から送出された画像情報の受信を、MPS信号またはEOP信号を受信するまで続ける(ステップR201)。
被呼局の端末機は、発呼局の端末機から送出されたMPS信号(ステップT204)を受信し、伝送中にエラーが発生しない場合、発呼局の端末機にMCF信号を送出し(ステップR204)、発呼局の端末機からの次の画像情報の送出を待つ。
【0013】
発呼局の端末機は、EOP信号を送出し(ステップT207)、発呼局の端末機から送出されたEOP信号を受信した被呼局の端末機は、受信した画像情報をどのホルダーに格納するかを判断するため、ステップR200で保存した送信元識別コードと前述のホルダー識別コード管理テーブル400の項目400aの内容とを比較し(ステップR205)、一致した識別コードが存在した場合、一致したホルダー識別コード管理テーブル400のエントリ項目400bのホルダー管理テーブル300のポインター情報から、ホルダー管理テーブルエントリを得て、このホルダー管理テーブル300のエントリ項目300bに登録されている受信情報管理テーブル500のアドレス情報から、受信した画像情報の蓄積と管理情報の登録を行う受信情報管理テーブル500のエントリを得る(ステップR208)。
次に、受信情報管理テーブル500のエントリ項目500aに送信元識別コードを、項目500bに受信日時を登録し、項目500cに受信した画像情報が大容量メモリ装置102のどこに格納されているかを示すアドレス情報を登録し、受信情報管理テーブル500を更新する(ステップR210)。
【0014】
被呼局の端末機は、受信情報管理テーブル500の更新が終了すると、発呼局の端末機にMCF信号を送出する(ステップR211)。次に、ホルダー管理テーブル300の項目300aの受信件数カウンタを1加算し、発呼局の端末機からのDCN信号の受信を待ち(ステップR212)、発呼局の端末機からDCN信号を受信すると、回線を切断して処理を終了する(ステップR213)。
また、受信した送信元識別コードがホルダー識別コード管理テーブル400に存在しない、ホルダー管理テーブル300の最後のエントリの項目300cに登録されているノンホルダー受信情報管理テーブル500のアドレス情報から、格納すべきノンホルダー受信情報管理テーブル500を得て、ノンホルダー受信情報管理テーブル500の項目500aに送信元識別コードを、項目500bに受信日時を、また、項目500cに受信画像情報が大容量メモリ装置102内のどこに格納されているかを示すアドレス情報を登録し、ノンホルダー受信情報管理テーブル500を更新する(ステップR207,R209)。
【0015】
次に、上述の実施例において用いたワンタッチダイヤルボタンをホルダーの選択手段として、ホルダーに蓄積されている画像情報の検索と出力を可能にする構成について説明する。
まず、図9に基づいて、入力装置105上のワンタッチダイヤルボタンを含む操作パネルを説明する。図中、700が操作パネルであり、701は前述の大容量メモリ102に格納されている画像情報を検索し、液晶表示装置(LCD)101上に表示する検索スイッチを、702は液晶表示装置101上に表示されている画像情報を出力するための印刷スイッチを示している。また、703はホルダーに対応するワンタッチダイヤルボタンを示している。
上述の如く構成された本実施例の操作パネルの操作は、検索スイッチ701を押下した後、ホルダーに対応したワンタッチダイヤルボタンを押下することで、ホルダーに蓄積されている画像情報の検索を行い、検索された画像情報は液晶表示装置101に表示後、印刷ボタン702を押下することにより、蓄積情報を印刷出力するものである。
【0016】
もちろん、ワンタッチダイヤルボタンは、ワンタッチダイヤルボタンを始めに押下することにより、従来通り、ダイヤル発信が可能であることは言うまでもない。オペレータが、入力装置105の操作パネル上の検索スイッチ701を押下すると、図10に示す動作フローに従って検索タスクが起動し、ホルダーの選択を指示するワンタッチダイヤルボタン703が押下されるまで、検索タスクは待機状態になる。
オペレータがホルダーの選択を指示するためのワンタッチダイヤルボタンの押下を行ったか否かを監視し(ステップS200)、ワンタッチダイヤルボタンが押下されたことを検知すると、押下されたワンタッチダイヤルボタン番号に対応するホルダーのホルダー管理テーブル300のエントリから、ホルダー管理テーブル300に登録されている受信件数,蓄積されている画像情報の管理情報が格納されている受信情報管理テーブル500のアドレスを得る(ステップS201,S202)。ステップS202で得た受信件数に基づいて、液晶表示装置101上に、ホルダー番号と受信件数を表示する(ステップS203)。
【0017】
次に、ステップS204で、受信情報管理テーブル500のエントリを基に、蓄積されている画像情報の管理情報が登録されている受信情報管理テーブル500の登録情報を編集して、送信元識別コード,受信した日時を、液晶表示装置101上に表示する。
そして、表示中の蓄積情報を出力するか否かをチェックし(ステップS205)、蓄積情報を出力しない場合は、次の蓄積情報の検索のため、ホルダー中に蓄積されている画像情報をすべて表示したか否かのチェックを続行する(ステップS205)。蓄積情報が存在する場合は、受信件数カウンタを1減算し(ステップS208)、ステップS204に制御を移して処理を続行する。
なお、ホルダーに蓄積されている画像情報をすべて表示した場合は、検索タスクを終了する。
蓄積情報を紙に出力する場合は、紙に画像情報を出力して(ステップS206)、次の蓄積情報の検索のため、制御をステップS207に移して処理を続行する。
【0018】
上記実施例によれば、大量に受信した画像情報を自動的にホルダーに分類して蓄積し、上述のホルダーの選択をワンタッチダイヤルボタンで行うようにしたので、ホルダー単位で格納画像情報の検索を行うことが可能になり、検索時間を大幅に短縮することが可能になり、紙に出力した情報の分別に要する処理時間を省略することが可能になるという効果が得られる。
次に、前述の大容量メモリ装置102に蓄積されている画像情報をポーリング送信用原稿として、蓄積ポーリング送信を行う動作を、図11,図12に基づいて説明する。
まず、ポーリング送信予約の処理について、図11に基づいて説明する。
入力装置105上に外部から操作可能なスイッチ等で構成されている操作パネル(図9参照)のポーリング送信スイッチ704を押下することにより、送信予約タスクが起動され、ポーリング送信予約機能の設定が行われる(ステップP200)。次に、ポーリング送信が従来の(通常の)ポーリング送信か否かをオペレータに問い合わせ(ステップP201)、従来のポーリング送信の場合は、従来のポーリング送信の処理手順を実行する(ステップP202)。
【0019】
また、ステップP201でのチェックの結果、蓄積ポーリング送信の場合は、ポーリング送信がフリーポーリング送信か、IDコードポーリング送信かをオペレータに問い合わせる(ステップP203)。もし、IDコードポーリング送信の場合は、オペレータは、相手側(受信元)IDコードを操作パネル上のキーにより入力し、ポーリング送信管理テーブル800の項目800aに入力したIDコードを登録する(ステップP204)。
また、フリーポーリング送信の場合は、制御をステップP205に移し、処理を実行する。原稿の読み取り条件を設定し、スキャナ103上にセットされている原稿を大容量メモリ装置102上に読み込む。原稿の読み込みが終了したら、読み込んだ原稿が大容量メモリ装置102に格納されているアドレス情報を登録して(ステップP205)、処理を終了し、相手側からのポーリング送信を待機する。
最後に、上述の処理で登録された蓄積ポーリング送信の動作について、図12に基づいて説明する。
【0020】
発呼局の端末機からポーリング送信の機能を受信した(ステップP400)被呼局の端末機は、当該発呼局の端末機がポーリング送信予約待機中か否かをチェックし(ステップP401)、発呼局の端末機がポーリング送信予約待機中の場合、ポーリング送信予約が従来のポーリング送信か否かをチェックし(ステップP403)、ポーリング送信予約が従来のポーリング送信である場合は、スキャナ103上の原稿を読み取り、従来のポーリング送信処理手順を実行する(ステップP404)。
また、ポーリング送信予約が蓄積ポーリング送信の場合は、更に、ポーリング送信がフリーポーリング送信か否かをチェックし(ステップP405)、フリーポーリング送信の場合は、制御をステップP408に移して処理を続ける。一方、ポーリング送信がIDコードポーリング送信の場合は、ポーリング送信予約設定でポーリング送信管理テーブル800の項目800aに登録されたIDコードと発呼局の端末機からのIDコードが一致するか否かをチェックし(ステップP406,P407)、IDコードが不一致の場合、不一致で画像情報は送信されない。
【0021】
また、IDコードが一致した場合には、ポーリング送信管理テーブル800の項目800bに格納されているアドレスを基に、大容量メモリ装置102上の画像情報が終了するまで、発呼局の端末機に送出を続ける(ステップP408,P410)。画像情報の送出が終了したら、処理を終了する。
上記実施例によれば、送信用原稿を蓄積しておき、これをポーリング送信するようにしたので、他の送信相手に緊急に送信したい原稿がある場合等にも、ポーリング送信待機中の原稿を意識することなく、送信操作を行うことができるという効果が得られる。
なお、上述の実施例においては、ワンタッチダイヤルボタンをホルダー選択の指示手段とした場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、短縮ダイヤルボタンとの組み合わせで使用することにより、ホルダー数を増やすことも可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、メモリ内に蓄積されている受信情報を、迅速に取り出して処理することを可能とする蓄積機能付きファクシミリ装置を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブロック構成図である。
【図2】実施例に係るホルダー管理テーブルの一例を示す図である。
【図3】実施例に係るホルダー識別コード管理テーブルの一例を示す図である。
【図4】実施例に係る受信情報管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】実施例に係る各テーブル情報と実際の受信画像情報の蓄積の関連を説明するための関連図である。
【図6】実施例に係るポーリング送信管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】実施例の動作フロー図の一部である。
【図8】実施例の動作フロー図の他の一部である。
【図9】実施例に係る入力装置上のワンタッチダイヤルボタンを含む操作パネルを示す図である。
【図10】実施例の動作フロー図である。
【図11】実施例の動作フロー図である。
【図12】実施例の動作フロー図である。
【符号の説明】
100:制御装置、101:液晶表示装置(LCD)、102:大容量メモリ装置、103:スキャナ、104:プリンタ、105:入力装置、106:通信制御部、107:モデム、108:ハンドセット、109:網制御部、110:外部回線、115:相手ファクシミリ装置、300:ホルダー管理テーブル、400:ホルダー識別コード管理テーブル、500:受信情報管理テーブル。

Claims (4)

  1. 送受信用画像情報の蓄積手段と、送信相手先を指定するワンタッチダイヤル機構および短縮ダイヤル機構を有する蓄積機能付きファクシミリ装置であって、
    相手ファクシミリ装置から送出される送信元識別情報を該送信元識別情報用のホルダーもしくは他の送信元識別情報と同じホルダーのいずれかに対応付けて登録する手段と、
    該手段で登録した対応付け情報に基づき、受信した画像情報を、該画像情報の送信元識別情報に対応付けられたホルダーに分類して蓄積する手段と、
    上記ホルダーに対応付けて予め登録された上記ワンタッチダイヤル機構および短縮ダイヤル機構のボタンであるホルダー選択指示ボタンのオペレータによる押下操作に基づき、当該ホルダー選択指示ボタンに対応付けられたホルダーに分類して蓄積した画像情報の検索を行う手段と、
    該手段による上記画像情報の検索を行うモードに設定する手段とを有し、
    該手段による検索モードの設定前に上記ホルダー選択指示ボタンが押下された場合には、押下されたホルダー選択指示ボタンに対応して上記ワンタッチダイヤル機構および短縮ダイヤル機構によるダイヤル発信を行い、検索モードの設定後に上記ホルダー選択指示ボタンが押下された場合には、押下されたホルダー選択指示ボタンに対応付けられたホルダーに分類して蓄積した各送信元からの画像情報の検索を行うことを特徴とする蓄積機能付きファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載の蓄積機能付きファクシミリ装置であって、
    各ホルダー毎に、当該ホルダーに分類して蓄積した画像情報の件数を登録する手段と、上記ホルダー選択指示ボタンの押下に基づき、当該ホルダーに分類して蓄積した画像情報の件数を読み出して表示出力する手段とを有することを特徴とする蓄積機能付きファクシミリ装置。
  3. 請求項1、もしくは、請求項2のいずれかに記載の蓄積機能付きファクシミリ装置であって、
    上記ホルダーに分類して蓄積した画像情報毎に、当該画像情報の上記蓄積手段における蓄積アドレス情報と蓄積日時情報および送信元識別情報を登録する手段と、
    上記ホルダー選択指示ボタンの押下に基づき、当該ホルダーに分類して蓄積した画像情報の上記蓄積アドレス情報と蓄積日時情報および送信元識別情報を読み出して表示出力する手段とを有することを特徴とする蓄積機能付きファクシミリ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の蓄積機能付きファクシミリ装置であって、
    オペレータからの印刷指示を入力する手段と、該手段を介して入力されたオペレータからの印刷指示に基づき、検索した画像情報を印刷出力する手段とを有することを特徴とする蓄積機能付きファクシミリ装置。
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