JP3595311B2 - エンジンのエアクリーナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車などに搭載されて、エンジンに吸入される空気を浄化するためのエアクリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般に、エアクリーナは、図6の従来例に示すように、クリーナケース81と、その内部に支持されるホルダ82と、このホルダ82に保持されるクリーナエレメント83を備え、前記クリーナケース81の吸気口84から吸入した空気Aをクリーナエレメント83を通過させて浄化し、この浄化した空気A1をエンジン(図示せず)に供給する。前記クリーナエレメント83の材料の一つとして、安価で加工し易い通気性に富むウレタンフォームを使用したものが用いられている。しかし、ウレタンフォーム製のクリーナエレメント83は、軟らかくて型崩れを起し易いので、平面視で、四角形、円形、楕円形、長円形のような、型崩れを起こさないよう引張り力(張設力)を付加し易い単純な形状にされている。そのために、エアクリーナの周囲の機器との干渉を避けながら容量を増大させるのに複雑な形状とするのが有利な場合でも、そのような形状に形成するのが困難である。
【0003】
また、ホルダ82を2つのホルダ部材82a,82bで構成し、クリーナエレメント83を保持した第1のホルダ部材82aを第2のホルダ部材82bにねじ体85によって連結するにあたり、クリーナエレメント83と第2のホルダ部材82bの間にウレタンフォーム製のシール材86を介在させて、浄化する前の空気Aを、確実にクリーナエレメント83を通過させるようにしていた。しかし、クリーナエレメント83と共に第1のホルダ部材82aの端部が、ウレタンフォーム製のシール材86に直接接触するので、ウレタンフォームのシール材86は早期にへたって弾性力が失われるために、シール機能が低下したり、ウレタンフォーム自体がボロボロになってしまうために、シール材86と第2のホルダ部材82bとの間からごみが侵入することもある。また、シール材86はクリーナエレメント83に接着されているために、上記のようにシール機能が低下したシール材86を交換する際に、クリーナエレメント83も一緒に交換する必要が生じるので、結局、クリーナエレメント83の寿命が短くなってしまう。
【0004】
そこで、本発明の目的は、クリーナエレメントをウレタンフォームなどの軟らかい材料で形成した場合でも、クリーナエレメントを所定の形状に保形して、大形化によりクリーニング能力を高めることができるエアクリーナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1構成に係るエアクリーナは、無端の壁状に形成されて、壁の厚さ方向に空気を通過させて浄化するクリーナエレメントを有し、このクリーナエレメントは、壁の上端面と下端面の少なくとも一方にゴムからなる保持プレートが接合され、クリーナケース内に収納されて、ホルダによって保持され、前記ホルダと保持プレートの間にシール材が挟圧されている。
【0008】
この構成によれば、クリーナエレメントを、その上端面と下端面の少なくとも一方に接合された保持プレートにより所定の形状に保持できるから、例えばクリーナエレメントをエアクリーナ用のスペースを最大限に利用できる異形状とすることで、安価で簡単な構造でありながら、クリーナエレメントの吸入空気に対する通過面積を増大させてクリーニング能力を向上させることができる。また、この構成の場合、クリーナエレメントに保持プレートを取り付けて、この保持プレートとホルダとの間でシール材を挟圧させているから、つまり、ホルダがシール材に直接接触するのを無くしているから、シール材のへたりが防止されて、シール機能が高く維持される。さらに、保持プレートが、ウレタンフォームよりもへたりにくいゴムにより形成されているから、保持プレートとこれが接合されたクリーナエレメントとを早期に交換する必要をなくして、実質的にクリーナエレメントの長寿命化を図ることができる。
【0009】
この構成の好ましい実施形態では、前記シール材がゴムで形成されている。このようにすれば、シール材によるシール機能を高く維持しながら、シール材の長寿命化を実現でき、シール材が接合されたクリーナエレメントも長寿命化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るエアクリーナの第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1はエアクリーナの一部を切り欠いて示す側面図、図2はその平面断面図である。図1に示すエアクリーナACは、クリーナケース1と、その内部に支持されるクリーナエレメントアセンブリ2を備えている。前記クリーナケース1は、上部ケース11と下部ケース12からなり、これらケース11,12を上下に組み付けて構成されている。また、前記下部ケース12には、吸気口13と、浄化された空気を下方のエンジン(図示せず)へ供給する供給口14が設けられている。下部ケース12にはさらに、エンジンに接続されるブリーザパイプの接続口15、ドレンパイプが接続される接続口16、および前記クリーナケース1を車体フレームにボルト止めするための図2に示す2つの固定部17が設けられている。
【0011】
前記クリーナエレメントアセンブリ2は、図4の分解斜視図に示すように、無端の壁状に形成されて、壁の厚さ方向に空気Aを通過させて浄化するクリーナエレメント3と、このクリーナエレメント3を保持するホルダ4とを有している。ホルダ4は、クリーナエレメント3が嵌め込まれる筒部40を備えた第1ホルダ部材5と、この第1ホルダ部材5との間でクリーナエレメント3を保持する第2ホルダ部材6とを備えている。
【0012】
前記クリーナエレメント3は、図4のように、上方、つまり壁の高さ方向から見て異形(円形、楕円形、長円形、正多角形を除く形状)を呈するように形成され、このクリーナエレメント3の上端面と下端面には、壁の異形状を保形する第1および第2の保持プレート7,8が取り付けられている。図の実施形態では、前記クリーナエレメント3として、目の粗いウレタンフォームからなる異形の第1のエレメント31と、目の細かいウレタンフォームからなり、第1のエレメント31内周面に重合される第2のエレメント32とを有する2層構造のものを用いている。勿論、一層構造としてもよい。これらエレメント31,32の上下両端面に、これらと同一の異形状とされた薄肉の前記第1、第2保持プレート7,8が接着されている。これら保持プレート7,8としては、各エレメント31,32の異形状を保形可能なゴム板、樹脂板、金属板などの材質のものが用いられる。特に後述するように、各保持プレート7,8を利用してクリーナエレメント3のシールを行うときには、各保持プレート7,8として弾性体からなるもの、とりわけ、ゴム製のものが好適に使用される。
【0013】
前記クリーナエレメント3が嵌め込まれる筒部40は、クリーナエレメント3と同一の異形状に形成されており、多数の円形孔41を有する例えば金属製のパンチングプレート42と、その内周面に重合された、図3に示す細かい網目の金網43とを有している。
【0014】
前記第1ホルダ部材5は、前記クリーナエレメント3の第1保持プレート7を含む上面全体を覆う金属板からなる蓋部50を有しており、この蓋部50の下面に前記筒体40が溶接により接合されている。第1ホルダ部材5の蓋部50には、図4に示すように、その複数個所に上方へ突出した円形のねじ取付座52が形成されて、これに蝶ねじ53を挿通させるための複数の挿通孔54が設けられている。また、蓋部50の上面には、ねじ取付座52を補強する形で縦横に延びる複数のリブ51が形成されている。前記蝶ねじ53により、図3に示すように、クリーナエレメント3が嵌め込まれた第1ホルダ部材5を第2ホルダ部材6に組付けて、クリーナエレメントアセンブリ2が組み立てられる。
【0015】
前記第2ホルダ部材6は樹脂により形成されて、図4のように、クリーナエレメント3と同一異形状に形成された環状の支持枠61と、これから上方に立設された複数の支持脚62を備え、その上端部に各支持脚62を互いに連結する連結部63が設けられ、この連結部63の複数個所に形成したボス64に、前記蝶ねじ53と螺合するナット65が埋め込まれている。
【0016】
前記支持枠61をクリーナケース1(図3)に取り付けるために、支持枠61の複数個所にフランジ66を設けて、図2に示すように、このフランジ66に挿通した固定ボルト67を下部ケース12にねじ込むことにより、クリーナエレメントアセンブリ2の全体を前記下部ケース12の内底部に取り付けている。また、図3に示すように、前記下部ケース12の内底面の外周囲に上方に突出する突部18を設け、一方、前記第2ホルダ部材6の支持枠61の下面外周部には前記突部18に嵌合する溝69を形成している。この溝69にシールリング70を嵌入しておき、前記突部18の先端と溝69の内底面との間でシールリング70を挟圧することにより、前記クリーナエレメントアセンブリ2の下部が下部ケース12に対してシールされている。
【0017】
また、図3のように、前記クリーナエレメント3の下端面に取り付けられた第2の保持プレート8と前記第2ホルダ部材6の支持枠61との間では、これらの間の隙間を無くして、クリーナエレメントアセンブリ2の外側と内側の間を、クリーナエレメント3の部分を除いてシールするゴム製の環状のシール材9が挟圧されており、これによって、浄化する前の空気を、確実にクリーナエレメント3を通過させて浄化する。すなわち、前記支持枠61の外周部分に周溝68を形成し、これに前記シール材9を嵌め込んで、このシール材9の上面側に前記第2の保持プレート8を接触させることにより、前記クリーナエレメント3と第2ホルダ部材6の間をシールしている。
【0018】
次に、以上の構成としたエアクリーナACの作用について説明する。図4に示すクリーナエレメント3は、軟らかいウレタンフォームにより異形状に形成されているにもかかわらず、クリーナエレメント3の上下端面に取り付けた保持プレート7,8により型崩れを起したりすることなく、全体が所定の異形状に保形される。したがって、クリーナエレメント3の第1ホルダ部材5への嵌め込みが容易となり、組付け作業性が向上する。しかも、ウレタンフォームを使用するので、クリーナエレメント3が安価で簡単な構造となる。また、クリーナエレメント3は、前記筒部40の外側に嵌め込まれることで、さらに異形が強固に保持される。このように、クリーナエレメント3を異形状に保形することにより、エアクリーナAC用のスペースを有効利用した大形のクリーナエレメント3の設置が可能となり、このクリーナエレメント3の吸入空気に対する通過面積を増大させて、クリーニング能力を向上させることができる。
【0019】
クリーナエレメントアセンブリ2を組み立てるときには、まず、第2ホルダ部材6の支持枠61の複数個所に設けたフランジ66から下部ケース12(図3)に固定ボルト67をねじ込むことにより、第2ホルダ部材6を下部ケース12に取り付ける。つぎに、クリーナエレメント3が筒部40に取り付けられた第1ホルダ部材5を第2ホルダ部材6に被せてから、蝶ねじ53を、第1ホルダ部材5に形成した挿通孔54から前記第2ホルダ部材6に設けたナット65にねじ込む。こうして、クリーナエレメント3を保持した両ホルダ部材5,6を、クリーナケース1(図3)内で組み付けて、クリーナエレメントアセンブリ2を得る。
【0020】
以上のように、クリーナエレメントアセンブリ2がクリーナケース1内に取り付けられたエアクリーナACは、前記下部ケース12の吸気口13から吸入された外気が、矢印Aで示すように、下部ケース12の内部から図1の上部ケース11内のクリーナエレメントアセンブリ2の上部空間を経てクリーナエレメント3の外側方に至り、このクリーナエレメント3を厚さ方向に通過して浄化され、クリーナエレメント3の内側の浄化室71に入る。浄化された空気は、白抜き矢印A1で示すように、下部ケース12の供給口14からエンジン(図示せず)へと供給される。
【0021】
前記クリーナエレメント3により空気を浄化するとき、図3に示すクリーナエレメント3の下端面に取り付けられた第2保持プレート8と第2ホルダ部材6の支持枠61との間には、環状のシール材9が挟圧されているので、このシール材9により前記保持プレート8と第2ホルダ部材6との間の隙間が閉塞されて、浄化する前の空気Aがクリーナエレメント3の浄化室71に侵入するのが防止される。このため、浄化する前の空気Aはクリーナエレメント3を確実に通過して浄化される。
【0022】
また、ホルダ4がシール材9に直接接触するのをなくすことにより、シール材9のへたりが防止されて、シール機能が高く維持される。
【0023】
図5は、本発明の第2実施形態を示す一部省略した側面図である。同図のエアクリーナACは、第1実施形態とは異なり、前記第1ホルダ部材5として樹脂で形成された蓋体を用い、これとは別体の筒体40Aを設けている。この筒体40Aは、第1実施形態における筒部40と同様に、パンチングプレート42と金網43からなる。こうしてホルダ4が、第1ホルダ部材5、第2ホルダ部材6および筒体40Aの3部材からなっている。第1ホルダ部材5の外周下面側に周溝55を形成して、これに環状の上側シール材10を嵌め込み、このシール材10に前記クリーナエレメント3の上端面に取り付けた第1保持プレート7を押し当てることにより、前記クリーナエレメント3の上部側と上部プレート5との間もシールするようにしている。クリーナエレメント3の下部側については、前記第1実施形態と同様に、異形のクリーナエレメント3の下端面の第2保持プレート8と前記第2ホルダ部材6との間に環状の下側のシール材9を挟圧させて、前記クリーナエレメント3の下部側と第2ホルダ部材6との間をシールしている。
【0024】
また、この第2実施形態では、前記上部ケース11の外周の例えば3ヵ所を下方に凹入させて押え部19を形成し、この押え部19を介して、第1ホルダ部材5の外周部における前記周溝55の外側方に形成された被押え部56を押えることにより、前記下部ケース12の突部18を第2ホルダ部材6の支持枠61の溝69にシールリング70を介して係合させた状態で、前記クリーナエレメントアセンブリ2の全体を下部ケース12に組付けるようにしている。
【0025】
以上のエアクリーナACにおいては、上下端面に保持プレート7、8が接合されたクリーナエレメント3を筒体40Aの外周に嵌め込み、両ホルダ部材5、6の間にクリーナエレメント3を挟んだ状態で連結して、クリーナエレメントアセンブリ2を組み立てる。このクリーナエレメントアセンブリ2をクリーナケース1に組付けるに際しては、このクリーナエレメントアセンブリ2の下部の溝69を下部ケース12の突部18に嵌め込み、上部ケース11に形成した押え部19で前記第1ホルダ部材5の被押え部56を押えることにより、前記クリーナエレメントアセンブリ2の全体をクリーナケース1に固定する。このようにすれば、図4の第1実施形態のように、前記第2ホルダ部材6の支持枠61にフランジ66を形成したり、また下部ケース12側に固定するためのボルト67を用いたりすることなく、図5の上部ケース11に押え部19を形成するだけの簡単な構成により、クリーナエレメントアセンブリ2の全体をクリーナケース1の内部に取り付けることができる。
【0026】
また、図5の実施形態の場合には、前記クリーナエレメント3の下端面に取り付けた第2プレート8と前記第2ホルダ部材6との間に下側シール材9が挟圧され、しかも、前記第1ホルダ部材5と前記クリーナエレメント3の上端面に取り付けた第1プレート7との間に上側シール材10が挟圧されているので、これら2つのシール材9,10によって浄化する前の空気Aを確実にクリーナエレメント3を通過させて浄化させることができる。
【0027】
さらに、ホルダ4を構成する第1および第2ホルダ部材5,6がシール材9、10に直接接触するのをなくすことにより、シール材9、10のへたりが防止されて、シール機能が高く維持される。
【0028】
前記各実施形態のエアクリーナACにおいては、前記第1および第2保持プレート7,8およびシール材9,10は、弾性体からなるもの、とりわけゴムからなるものが好ましい。このようにすれば、各シール材9,10によるシール機能の信頼性がより高められる。また、クリーナエレメント3の保形のためには、前記プレート7,8の2つを必ずしも設ける必要はなく、例えば上部側の第1保持プレート7は省略することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明のエアクリーナによれば、クリーナエレメントを所定の異形に保形して、エアクリーナ用のスペースを有効利用してクリーニング能力を向上させることができる。また、保持プレートによりクリーナエレメントの形状が保持されるから、クリーナエレメントをウレタンフォームのような柔らかい型崩れし易い材料で形成した場合でも、ホルダに容易に取り付けることができ、エアクリーナの組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるエアクリーナの一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】同エアクリーナの上部ケースおよび上側の第1ホルダ部材を取り外した状態で示す平面断面図である。
【図3】同エアクリーナの一部を省略してクリーナエレメントアセンブリの部分を拡大して示す側面図である。
【図4】クリーナエレメントアセンブリの分解斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るエアクリーナの要部を示す側面図である。
【図6】エアクリーナの従来例を示す一部断面した側面図である。
【符号の説明】
1…クリーナケース、3…クリーナエレメント、4…ホルダ、5,6…ホルダ部材、7,8…保持プレート、9,10…シール材、11…上部ケース、12…下部ケース。
Claims (2)
- エンジンに吸入される空気を浄化するエアクリーナであって、
無端の壁状に形成されて、壁の厚さ方向に空気を通過させて浄化するクリーナエレメントを有し、
このクリーナエレメントは、壁の上端面と下端面の少なくとも一方にゴムからなる保持プレートが接合され、クリーナケース内に収納されて、ホルダによって保持され、
前記ホルダと保持プレートの間にシール材が挟圧されているエンジンのエアクリーナ。 - 請求項2において、前記シール材は、ゴムからなるエンジンのエアクリーナ。
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