JP3583932B2 - 復調装置及び復調方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信信号から変調方式を判定し、その変調方式に応じてデータを復調する復調装置及び復調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の変調方式の中から1つを特定してデータ通信を行うシステムとしては、例えば、特開平5−130082号公報及び特開平7−123017号公報に記載されたものが知られている。
【0003】
前者の特開平5−130082号公報のものは、図20に示すように、基地局1に近い移動端末2,3に対しては周波数利用効率の高い変調方式であるQPSKを用い、基地局1から遠く離れた移動端末4,5に対しては雑音に強い変調方式である16QAMを用いて通信を行う可変変調通信方式を使用したもので、各移動端末2〜4は基地局1からの制御信号を受信してその品質をチェックし、その品質に基づいて基地局1に希望の変調方式を通知し、基地局1では受信信号の品質をチェックして希望の変調方式で通信ができるかを判断して変調方式を指定し通信を開始するようになっている。
【0004】
また、後者の特開平7−123017号公報のものは、図21に示すように、受信装置にFM復調部11、PM復調部12、BPSK復調部13を設け、アンテナ14で受けた受信波を、受信部15にて低雑音増幅及び中間周波信号へ周波数変換した後、各復調部11,12,13へ分配送出し、各復調部11,12,13では、対応する変調信号が入力されるとその信号を復調しビデオ信号を信号切替器16に出力するとともに復調判定信号を復調判定回路17に出力するようになっている。そして、復調判定回路17は各復調部からの復調判定信号を受けて現在どの復調部が動作中であるかを判定し、信号切替器16に切替制御信号を送出するようになっている。信号切替器16は各復調部からのビデオ信号を受け、復調判定回路17からの復調判定信号によりビデオ信号を選択してモニタ装置18やデータ処理装置19に出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の公報のものは、移動端末が基地局に対して希望の変調方式を通知しなければならず、従って、変調方式の変更希望がある度に希望の変調方式を通知することになり、基地局と移動端末との間の変調方式の設定が面倒であった。
【0006】
また、後者の公報のものは、受信装置側に各種変調方式に対応した複数の復調部とこの各復調部からのビデオ信号を選択的に出力する信号切替器を設けなければならず、受信装置の構成が複雑化する問題があった。
【0007】
そこで、請求項1乃至3記載の発明は、受信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の簡単化を図ることができる復調装置を提供する。
また、請求項3記載の発明は、さらに、変調方式をより確実に判定できる復調装置を提供する。
【0008】
また、請求項4乃至6記載の発明は、受信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の簡単化を図ることができる復調方法を提供する。
また、請求項6記載の発明は、さらに、変調方式をより確実に判定できる復調方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定する判定手段と、この判定手段が判定した変調方式に合わせてデータを復調するデータ復調手段を備えた復調装置にある。
【0010】
請求項2記載の発明は、受信した変調信号から複数の段階に検波された同相成分及び直交成分をそれぞれビットデータに変換して両者を合わせたデータを、変調シンボルを表わす各信号点を連続した数値で表わしたデータのうち、現在の信号点を示す該当するデータに変換すると共に1つ前の信号点を表わしていたデータと比較演算を行い、この演算結果と位相偏移量と復調データの対応関係を示した復調データテーブルを基に、現時点の信号点と1つ前の信号点間の位相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した位相偏移量により変調方式を判定する判定手段と、位相偏移量を判定手段が判定した変調方式に合わせて復調するデータ復調手段を備えた復調装置にある。
【0011】
請求項3記載の発明は、受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定する第1の判定手段と、受信した変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した位相偏移量により変調方式を判定する第2の判定手段と、各判定手段の判定結果に応じてデータを復調するデータ復調手段を備えた復調装置にある。
【0012】
請求項4記載の発明は、受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、この判定した変調方式に合わせてデータを復調する復調方法にある。
【0013】
請求項5記載の発明は、受信した変調信号から複数の段階に検波された同相成分及び直交成分をそれぞれビットデータに変換して両者を合わせたデータを、変調シンボルを表わす各信号点を連続した数値で表わしたデータのうち、現在の信号点を示す該当するデータに変換すると共に1つ前の信号点を表わしていたデータと比較演算を行い、この演算結果と位相偏移量と復調データの対応関係を示した復調データテーブルを基に、現時点の信号点と1つ前の信号点間の位相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により変調方式を判定し、位相偏移量を判定した変調方式に合わせて復調する復調方法にある。
【0014】
請求項6記載の発明は、受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、判定不能な場合には、続いて、受信した変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により変調方式を判定し、変調方式を判定した時点でその判定結果に応じてデータを復調する復調方法にある。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は変調方式としてMSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の2つの変調方式を使用した場合を例として述べる。
【0016】
先ず、MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の信号点配置について述べる。
図1は、受信信号の同相成分(I)の受信レベルと直交成分(Q)の受信レベルを直交座標軸上に表わしたもので、4個の「×」がMSK変調の信号配置点を表わし、8個の「○」がπ/4シフトQPSK変調の信号配置点を表わしている。同相成分(I)と直交成分(Q)は、それぞれ3段階「+1,0,−1」にレベル付けされ、さらに、この3段階のレベルは2ビットのデータ「01,00,10」に変換され、同相成分(I)が「a1,a3」の2ビット、直交成分(Q)が「a2,a4」の2ビットとして、最終的には、図2に示すように、「a1,a2,a3,a4」の4ビットで1つの変調シンボルを表わす信号点となっている。
【0017】
(第1の実施の形態)
図3は復調装置の構成を示すブロック図で、無線電波を受信する受信アンテナ21、このアンテナ21が受信した受信信号を増幅し、必要に応じて周波数変換を行う受信部22、この受信部22からの受信信号を分岐する分岐部23、この分岐部23にて分岐した受信信号から基準搬送波を使用して同相成分(I)の検波を行う同期検波器(I)24、前記分岐部23にて分岐した受信信号から基準搬送波を使用して直交成分(Q)の検波を行う同期検波器(Q)25、受信信号からクロックの同期をとり、基準搬送波を再生するクロック同期・基準搬送波再生部26を設けている。そして、前記クロック同期・基準搬送波再生部26からの基準搬送波を前記同期検波器(I)24に直接供給するとともにπ/2位相をずらせて前記同期検波器(Q)25に供給している。
【0018】
また、前記クロック同期・基準搬送波再生部26にて受信信号から同期をとったクロックにより、変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出するとともにクロックを整数倍あるいは位相をずらすことで変調シンボル間の任意のタイミングで振幅レベルを検出する振幅検出手段としての振幅レベル検出部27、前記同期検波器(I)24にて同期検波された3段階のレベル信号「+1,0,−1」を2ビットのデータ「01,00,10」に変換する3値−2値変換部(I)28、前記同期検波器(Q)25にて同期検波された3段階のレベル信号「+1,0,−1」を2ビットのデータ「01,00,10」に変換する3値−2値変換部(Q)29を設けている。
【0019】
また、前記各3値−2値変換部28,29からの2ビットのデータを合わせて4ビットにし、前記振幅レベル検出部27により検出された受信信号の変調シンボル間の任意のタイミングの振幅レベル情報と、メモリ30に記憶されている変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報とを比較して変調方式を判定し、合成した4ビットのデータから判定した変調方式に合わせてデータを復調し出力する判定手段とデータ復調手段を兼ね備えた受信バッファ31と、前記クロック同期・基準搬送波再生部26、振幅レベル検出部27、メモリ30及び受信バッファ31を制御する制御部32を設けている。
【0020】
前記振幅レベル検出部27は、図4に示すように、分岐部23から出力された受信信号から包絡線を取出す帯域フィルタ271、この帯域ファイルタ271を通過した信号から包絡線のレベルを検出する包絡線検出器272、前記制御部32からの制御信号によって前記クロック同期・基準搬送波再生部26から出力される同期クロックを取込んで変調シンボル間の任意のタイミングの振幅レベルと変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出するためのサンプルクロックを生成するサンプルクロック生成部273及びこのサンプルクロック生成部273からのサンプルクロックのタイミングで振幅レベルをサンプリングし、前記受信バッファ31に振幅レベル信号を供給するレベル判定器274によって構成している。
【0021】
次に、復調装置の作用について述べる。
受信アンテナ21からの受信信号はMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かによって包絡線の特性が異なる。図5はMSK変調の包絡線の特性を示し、図6はπ/4シフトQPSK変調の包絡線の特性を示している。
【0022】
MSK変調の場合は、変調シンボルを表わす信号点が図5の(a) に示すように、A点→B点→C点と位相偏移しても、包絡線レベルは図5の(b) に示すように常に一定のままとなる。これに対し、π/4シフトQPSK変調の場合は、変調シンボルを表わす信号点が図6の(a) に示すように、X点→Y点→Z点と位相偏移すると、包絡線レベルは図6の(b) に示すようにX点からY点並びにY点からZ点への偏移の間にそれぞれ包絡線レベルが一旦小さくなり、再びもとのレベルに戻る。
【0023】
従って、例えば、前記振幅レベル検出部27において前記クロック同期・基準搬送波再生部26にて同期をとったクロックの2倍の間隔で変調シンボルを表わしている時点(A、B、C点あるいはX、Y、Z点)の振幅レベルと変調シンボル間の中間点(AB、BC点あるいはXY、YZ点)での振幅レベルを交互に検出して2つの検出結果を比較し、検出したレベルに変化がなければMSK変調、レベルに変化があればπ/4シフトQPSK変調であると判定することができる。
【0024】
そこで、前記受信バッファ31では、振幅レベル検出部27にて検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベル情報と、1つ前に検出し前記メモリ30に記憶してある変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を比較し、ある閾値以上の変化がある場合にはπ/4シフトQPSK変調、閾値以上の変化がない場合にはMSK変調と判定し、その変調方式に合わせて復調を行い、復調データを出力する。
【0025】
この復調装置での一連の処理を流れ図で示せば図7に示すようになる。すなわち、S1にて、振幅レベル検出部27は、受信アンテナ21が受信した受信信号の振幅レベルをクロック同期・基準搬送波再生部26にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で検出する。続いて、S2にて、受信バッファ31は、検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルと、1つ前に検出し予めメモリ30に記憶してある変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルとを比較する。そして、S3にて、振幅レベルにある閾値以上の変化があるか否かをチェックし、閾値以上の変化があればS4にてπ/4シフトQPSK変調であると判定し、また、閾値以上の変化がなければS5にてMSK変調であると判定する。
【0026】
続いて、S6にて、受信部22、各同期検波器24,25、各3値−2値変換部28,29を介して入力する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータから受信バッファ31にて現時点の変調シンボルを表わす信号点を検出する。続いて、S7にて、予め、1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点から次に検出される信号点に対応する復調データを求め、メモリ30に格納してある復調データテーブルをもとにデータを復調する。
【0027】
そして、S8にて、現時点の変調シンボルを表わす信号点から次に検出される信号点に対応する復調データを求め、復調データテーブルとしてメモリ30に格納しておく。例えば、図8の(a) に示すように、現時点の変調シンボルを表わす信号点が「2」である場合に、次の信号点が「0」であれば復調データは「1」、また、次の信号点が「1」であれば復調データは「10」、また、次の信号点が「3」であれば復調データは「00」のように、次に検出される信号点に対応する復調データを求めることができ、図8の(b) に示すような復調データテーブルを作成することができる。
【0028】
続いて、S9にて、振幅レベル検出部27は変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出する。そして、S10にて、検出した振幅レベルをメモリ30に格納し、ルーチンを再びS1の処理に戻す。
【0029】
このように、受信側の復調装置において受信信号から変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルとを比較してレベル変化を見ることにより変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができる。しかも、MSK変調及びπ/4シフトQPSK変調の2つの変調方式から1つを判定し、その判定に基づいてデータを復調する制御を1つの復調装置で行うことができ、構成の簡単化を図ることができる。
【0030】
なお、この実施の形態では、変調方式を判定する判定手段を受信バッファに持たせたが必ずしもこれに限定するものではなく、振幅レベル検出部に持たせることもできる。この場合、変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を記憶するメモリを振幅レベル検出部内に設けるか、あるいは振幅レベル検出部が変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を必要な都度メモリ30から読出すようにすればよい。
【0031】
(第2の実施の形態)
この実施の形態は、図9に示すように、振幅レベル検出部を省略した点、受信バッファの機能及びメモリに記憶するデータを除いては前述した第1の実施の形態と基本的に同じ構成である。受信バッファ311は、MSK変調とπ/4シフトQPSK変調の受信シンボル間の位相偏移量の違いから変調方式を判定するものである。
【0032】
すなわち、受信アンテナ21からの受信信号はMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かによって位相偏移量が異なる。図10はMSK変調の位相偏移量を表わし、図11はπ/4シフトQPSK変調の位相偏移量を表わしている。MSK変調では、位相偏移量がπ/2であれば「0」のデータを表わし、−π/2であれば「1」のデータを表わす。また、π/4シフトQPSK変調では、位相偏移量がπ/4であれば「00」のデータを表わし、3π/4であれば「01」のデータを表わし、−π/4であれば「10」のデータを表わし、−3π/4であれば「11」のデータを表わす。
【0033】
例えば、MSK変調の変調シンボルを表わす信号点が図10に示すように、A点→B点→C点→B点と偏移した場合、それに対する位相の偏移量は、π/2→π/2→−π/2となり、復調データは「001」となる。また、π/4シフトQPSK変調の変調シンボルを表わす信号点が図11に示すように、X点→Y点→Z点→W点と偏移した場合、それに対する位相の偏移量は、3π/4→π/4→−3π/4となり、復調データは「010011」となる。
【0034】
従って、前記受信バッファ311では、3値−2値変換部(I)28からの同相成分(I)の2ビットのデータと3値−2値変換部(Q)29からの直交成分(Q)の2ビットのデータを合わせて4ビットにし、その4ビットデータから現時点の変調シンボルを表わす信号点を導き、予めメモリ30に記憶してある1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点情報と比較演算を行い、受信シンボル間の位相偏移量を求め、偏移量が±π/2であればMSK変調、±π/4、±3π/4であればπ/4シフトQPSK変調と判定し、この判定した変調方式に合わせて受信データを復調し出力する。
【0035】
次に、復調装置の作用について述べる。
受信アンテナ21からの受信信号は受信部22で増幅、周波数変換され、分岐部23で2つに分岐されて同期検波器(I)24と同期検波器(Q)25にそれぞれ供給される。そして、同期検波器(I)24にて同相成分(I)が同期検波され、同期検波器(Q)25にて直交成分(Q)が同期検波される。
【0036】
前記同期検波器(I)24は、受信信号を3段階のレベル「+1,0,−1」に分け3値−2値変換部(I)28に供給する。また、前記同期検波器(Q)25は、受信信号を3段階のレベル「+1,0,−1」に分け3値−2値変換部(Q)29に供給する。
【0037】
そして、図12に示すように、前記3値−2値変換部(I)28は、同期検波器(I)24から入力される3段階のレベルを同相成分(I)の2ビットのデータ「a1,a3」に変換する。すなわち、3段階のレベルが、+1であれば2ビットのデータ「01」に変換し、0であれば2ビットのデータ「00」に変換し、−1であれば2ビットのデータ「10」に変換して前記受信バッファ311に供給する。また、前記3値−2値変換部(Q)29は、同期検波器(Q)25から入力される3段階のレベルを直交成分(Q)の2ビットのデータ「a2,a4」に変換する。すなわち、3段階のレベルが、+1であれば2ビットのデータ「01」に変換し、0であれば2ビットのデータ「00」に変換し、−1であれば2ビットのデータ「10」に変換して前記受信バッファ311に供給する。
【0038】
前記受信バッファ311は、図13に示すように、前記各3値−2値変換部28,29からの2ビットの同相成分(I)「a1,a3」と2ビットの直交成分(Q)「a2,a4」を合わせて4ビットのデータ「a1,a2,a3,a4」とし、これをさらに8つの信号点を表わす3ビットのデータに変換する。すなわち、4ビットデータが「0010」であれば「000(10進;0)」に変換し、「0011」であれば「001(10進;1)」に変換し、「0001」であれば「010(10進;2)」に変換し、「1001」であれば「011(10進;3)」に変換し、「1000」であれば「100(10進;4)」に変換し、「1100」であれば「101(10進;5)」に変換し、「0100」であれば「110(10進;6)」に変換し、「0110」であれば「111(10進;7)」に変換する。
【0039】
そして、前記受信バッファ311は、現時点の変調シンボルを表わす信号点情報と予めメモリ30に記憶してある1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点情報から、変調シンボル間の位相偏移量を求めるために減算を行い、図14に示すように、演算結果が10進数で+2又は−6であれば位相偏移量がπ/2、−2又は+6であれば位相偏移量が−π/2であってMSK変調と判定し、復調データとして位相偏移量がπ/2のときは「0」を出力し、位相偏移量が−π/2のときは「1」を出力する。
【0040】
また、図15に示すように、演算結果が10進数で+1又は−7であれば位相偏移量がπ/4、+3又は−5であれば位相偏移量が3π/4、−1又は+7であれば位相偏移量が−π/4、−3又は+5であれば位相偏移量が−3π/4であってπ/4シフトQPSK変調と判定し、復調データとして位相偏移量がπ/4のときは「00」を出力し、位相偏移量が3π/4のときは「01」を出力し、位相偏移量が−π/4のときは「10」を出力し、位相偏移量が−3π/4のときは「11」を出力する。
【0041】
この復調装置での一連の処理を流れ図で示せば図16に示すようになる。すなわち、S11にて、受信バッファ311は、受信部22、各同期検波器24,25、各3値−2値変換部28,29を介して入力する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータから現時点の変調シンボルを表わす信号点を検出する。続いて、S12にて、受信バッファ311は、検出した信号点情報と予めメモリ30に記憶している1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点情報とを比較し減算する。
【0042】
そして、減算結果が±2,±6のとき、つまり位相偏移量が±π/2であればS13にてMSK変調と判定し、S14にて、図14に示す関係を格納した復調データテーブルをもとにデータを復調する。すなわち、減算結果が+2又は−6で、位相偏移量がπ/2であれば「0」とデータを復調し、減算結果が−2又は+6で、位相偏移量が−π/2であれば「1」とデータを復調する。そして、S15にて、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS11の処理に戻す。
【0043】
また、減算結果が±1,±3,±5,±7のとき、つまり位相偏移量が±π/4、±3π/4であればS16にてπ/4シフトQPSK変調と判定し、S17にて、図15に示す関係を格納した復調データテーブルをもとにデータを復調する。すなわち、減算結果が+1又は−7で、位相偏移量がπ/4であれば「00」とデータを復調し、減算結果が+3又は−5で、位相偏移量が3π/4であれば「01」とデータを復調し、減算結果が−1又は+7で、位相偏移量が−π/4であれば「10」とデータを復調し、減算結果が−3又は+5で、位相偏移量が−3π/4であれば「11」とデータを復調する。そして、S15にて、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS11の処理に戻す。
【0044】
このように、受信側の復調装置において受信信号の受信シンボル間の位相偏移量を求めることで変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができる。しかも、MSK変調及びπ/4シフトQPSK変調の2つの変調方式から1つを判定し、その判定に基づいてデータを復調する制御を1つの復調装置で行うことができ、構成の簡単化を図ることができる。
【0045】
(第3の実施の形態)
この実施の形態は、図17に示すように、受信バッファの機能及びメモリに記憶するデータを除いては前述した第1の実施の形態と基本的に同じ構成である。受信バッファ312は、振幅レベルからMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かの判定を行うとともに、この判定が不能なときには、受信シンボル間の位相偏移量の違いからMSK変調かπ/4シフトQPSK変調かの判定を行うものである。
【0046】
すなわち、受信アンテナ21からの受信信号はMSK変調であれば包絡線は常に一定のままであり、π/4シフトQPSK変調であれば位相偏移の間に包絡線が一旦小さくなり、再びもとのレベルに戻る。また、受信信号はMSK変調であれば位相偏移量はπ/2又は−π/2であり、π/4シフトQPSK変調であれば位相偏移量はπ/4、3π/4、−π/4及び−3π/4のいずれかである。
【0047】
そこで、先ず、振幅レベル検出部27にて、変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと変調シンボルの中間点での振幅レベルを交互に検出する。そして、受信バッファ312は、前記振幅レベル検出部27が検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベル情報と1つ前に検出し、メモリ30に記憶してある変調シンボルを表わしている時点の振幅レベル情報を比較し、図18の(a) に示すように、レベル変化がπ/4シフトQPSK用閾値以上の場合にはπ/4シフトQPSK変調と判定し、また、図18の(b) に示すように、レベル変化がMSK用閾値以下の場合にはMSK変調と判定し、この判定した変調方式に合わせてデータを復調し出力する。
【0048】
また、ノイズや振幅レベル検出部27における検出タイミングのずれなどにより、図18の(c) に示すように、レベル変化がπ/4シフトQPSK用閾値からMSK用閾値の間に入っていて変調方式の判定が不能な場合には、振幅レベルでの変調方式の判定を行わず、受信シンボル間の位相偏移量から変調方式を判定する。すなわち、3値−2値変換部(I)28からの同相成分(I)2ビット(a1,a3)と3値−2値変換部(Q)29からの直交成分(Q)2ビット(a2,a4)を合わせた4ビットのデータ(a1,a2,a3,a4)から現時点の変調シンボルを表わす信号点を導き、予めメモリ30に記憶してある1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点情報と比較演算し、受信シンボル間の位相偏移量を求め、偏移量が±π/2であればMSK変調と判定し、また、偏移量が±π/4、±3π/4であればπ/4シフトQPSK変調と判定し、この判定した変調方式に合わせてデータを復調し出力する。
【0049】
この復調装置での一連の処理を流れ図で示せば図19に示すようになる。すなわち、S21にて、振幅レベル検出部27は、受信アンテナ21が受信した受信信号の振幅レベルをクロック同期・基準搬送波再生部26にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で検出する。続いて、S22にて、受信バッファ312は、検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルと、1つ前に検出し予めメモリ30に記憶してある変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルとを比較する。そして、S23にて、振幅レベルの変化が、π/4シフトQPSK用閾値以上であればS24にてπ/4シフトQPSK変調であると判定し、また、MSK用閾値以下であればS25にてMSK変調であると判定し、それ以外であれば判定不能と判断する。
【0050】
変調方式の判定が行われた場合には、続いて、S26にて、受信部22、各同期検波器24,25、各3値−2値変換部28,29を介して入力する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータから受信バッファ312は現時点の変調シンボルを表わす信号点を検出する。続いて、S27にて、予め、1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点から次に検出される信号点に対応する復調データを求め、メモリ30に格納してある復調データテーブルをもとにデータを復調する。そして、S28にて、現時点の変調シンボルを表わす信号点から次に検出される信号点に対応する復調データを求め、復調データテーブルとしてメモリ30に格納する。
【0051】
続いて、S29にて、振幅レベル検出部27は変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルを検出する。そして、S30にて、検出した振幅レベルをメモリ30に格納し、ルーチンを再びS21の処理に戻す。
【0052】
また、振幅レベルによる変調方式の判定が不能であると判断したときには、S31にて、受信バッファ312は、受信部22、各同期検波器24,25、各3値−2値変換部28,29を介して入力する同相成分(I)と直交成分(Q)のデータから現時点の変調シンボルを表わす信号点を検出する。続いて、S32にて、受信バッファ312は、検出した信号点情報と予めメモリ30に記憶している1つ前の変調シンボルを表わしていた信号点情報とを比較し減算する。
【0053】
そして、減算結果が±2,±6のとき、つまり位相偏移量が±π/2であればS33にてMSK変調と判定し、S34にて、復調データテーブルをもとにデータを復調する。すなわち、減算結果が+2又は−6で、位相偏移量がπ/2であれば「0」とデータを復調し、減算結果が−2又は+6で、位相偏移量が−π/2であれば「1」とデータを復調する。そして、S35にて、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS21の処理に戻す。
【0054】
また、減算結果が±1,±3,±5,±7のとき、つまり位相偏移量が±π/4、±3π/4であればS36にてπ/4シフトQPSK変調と判定し、S37にて、復調データテーブルをもとにデータを復調する。すなわち、減算結果が+1又は−7で、位相偏移量がπ/4であれば「00」とデータを復調し、減算結果が+3又は−5で、位相偏移量が3π/4であれば「01」とデータを復調し、減算結果が−1又は+7で、位相偏移量が−π/4であれば「10」とデータを復調し、減算結果が−3又は+5で、位相偏移量が−3π/4であれば「11」とデータを復調する。そして、S35にて、検出した現時点の信号点情報をメモリ30に格納し、ルーチンを再びS21の処理に戻す。
【0055】
このように、受信側の復調装置において受信信号から変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと検出した変調シンボル間の中間点での振幅レベルとを比較してレベル変化を見ることにより変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができる。また、レベル変化による変調方式の判定が不能なときには、受信信号の受信シンボル間の位相偏移量を求めることで変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができる。従って、変調方式の判定がより確実にできる。
【0056】
しかも、MSK変調及びπ/4シフトQPSK変調の2つの変調方式から1つを判定し、その判定に基づいてデータを復調する制御を1つの復調装置で行うことができ、構成の簡単化を図ることができる。
【0057】
なお、前述した各実施の形態においては、MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の2つの変調方式から1つを判定して復調する場合について述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、例えば、CPFSK変調とQPSK変調のように包絡線の特性が異なる別の2つの変調方式やBPSK変調とπ/4シフトQPSK変調、あるいはCPFSK変調とMSK変調、あるいはGMSK変調とπ/4シフトQPSK変調とBPSK変調などのように位相偏移量が異なっている2つあるいは3つ以上の変調方式から1つを判定して復調する場合であってもよい。
【0058】
また、前述した第1、第3の実施の形態においては、振幅レベル検出部がクロック同期・基準搬送波再生部にて同期をとった再生クロックの2倍の間隔で変調シンボルを表わしている時点の振幅レベルと変調シンボル間の中間点での振幅レベルを検出するようにしたが、受信信号の変調シンボル間の任意のタイミングで振幅レベルが検出できれば必ずしもこれに限定するものではない。
【0059】
【発明の効果】
請求項1乃至3記載の発明によれば、受信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の簡単化を図ることができる復調装置を提供できる。
また、請求項3記載の発明によれば、さらに、変調方式をより確実に判定できる復調装置を提供できる。
【0060】
また、請求項4乃至6記載の発明によれば、受信側で変調方式を判定し、その判定に応じてデータの復調ができ、しかも、使用する復調部を1個にして構成の簡単化を図ることができる復調方法を提供できる。
また、請求項6記載の発明によれば、さらに、変調方式をより確実に判定できる復調方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MSK変調方式とπ/4シフトQPSK変調方式の信号点配置について説明するための図。
【図2】変調シンボルを表わす信号点を示すデータ構成を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図4】同実施の形態における振幅レベル検出部の構成を示すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるMSK変調の包絡線の特性を説明するための図。
【図6】同実施の形態におけるπ/4シフトQPSK変調の包絡線の特性を説明するための図。
【図7】同実施の形態における復調装置の一連の処理を示す流れ図。
【図8】同実施の形態における復調データテーブルの作成を説明するための図。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図10】同実施の形態におけるMSK変調の位相偏移量を説明するための図。
【図11】同実施の形態におけるπ/4シフトQPSK変調の位相偏移量を説明するための図。
【図12】同実施の形態における3値−2値変換部の作用を説明するための図。
【図13】同実施の形態における受信バッファのデータ変換を説明するための図。
【図14】同実施の形態における受信バッファのMSK変調のときの復調処理を説明するための図。
【図15】同実施の形態における受信バッファのπ/4シフトQPSK変調のときの復調処理を説明するための図。
【図16】同実施の形態における復調装置の一連の処理を示す流れ図。
【図17】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。
【図18】同実施の形態における受信信号の包絡線のレベル検出による変調方式の判定を説明するための図。
【図19】同実施の形態における復調装置の一連の処理を示す流れ図。
【図20】従来のデータ通信システムを示す図。
【図21】従来の受信装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
24,25…同期検波器
26…クロック同期・基準搬送波再生部
27…振幅レベル検出部
28,29…3値−2値変換部
31…受信バッファ

Claims (6)

  1. 受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定する判定手段と、この判定手段が判定した変調方式に合わせてデータを復調するデータ復調手段を備えたことを特徴とする復調装置。
  2. 受信した変調信号から複数の段階に検波された同相成分及び直交成分をそれぞれビットデータに変換して両者を合わせたデータを、変調シンボルを表わす各信号点を連続した数値で表わしたデータのうち、現在の信号点を示す該当するデータに変換すると共に1つ前の信号点を表わしていたデータと比較演算を行い、この演算結果と位相偏移量と復調データの対応関係を示した復調データテーブルを基に、現時点の信号点と1つ前の信号点間の位相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した位相偏移量により変調方式を判定する判定手段と、前記位相偏移量を前記判定手段が判定した変調方式に合わせて復調するデータ復調手段を備えたことを特徴とする復調装置。
  3. 受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の振幅検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定する第1の判定手段と、受信した変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出する位相偏移量検出手段と、この位相偏移量検出手段が検出した位相偏移量により変調方式を判定する第2の判定手段と、前記各判定手段の判定結果に応じてデータを復調するデータ復調手段を備えたことを特徴とする復調装置。
  4. 受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、この判定した変調方式に合わせてデータを復調することを特徴とする復調方法。
  5. 受信した変調信号から複数の段階に検波された同相成分及び直交成分をそれぞれビットデータに変換して両者を合わせたデータを、変調シンボルを表わす各信号点を連続した数値で表わしたデータのうち、現在の信号点を示す該当するデータに変換すると共に1つ前の信号点を表わしていたデータと比較演算を行い、この演算結果と位相偏移量と復調データの対応関係を示した復調データテーブルを基に、現時点の信号点と1つ前の信号点間の位相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により変調方式を判定し、前記位相偏移量を判定した変調方式に合わせて復調することを特徴とする復調方法。
  6. 受信した変調信号の変調シンボル間の任意のタイミングで受信信号の振幅を検出し、この検出結果と変調シンボルを表わしている時点の振幅とを比較して変調方式を判定し、判定不能な場合には、続いて、受信した変調信号の変調シンボル間の位相偏移量を検出し、この検出した位相偏移量により変調方式を判定し、変調方式を判定した時点でその判定結果に応じてデータを復調することを特徴とする復調方法。
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