JP3583860B2 - 情報通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信継電装置単体の通信試験機能と、通信リレー保護システム全体の総合通信試験機能とを兼ね備えた通信リレー保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、通信リレー保護システム(以下、リレー保護システムと呼ぶ)に配置された通信継電装置(以下、継電装置と呼ぶ)の通信試験は、電力系統から継電装置単体を一旦取り外してから、これに通信機能を模擬した試験装置に接続することによって行われる。尚、ここでいう通信機能を模擬した試験装置(以下、通信模擬送と呼ぶ)とは、故障の種類や故障発生の時間間隔等の試験条件が任意に設定された故障シーケンスに従って継電装置単体の通信試験を実行することが可能な(即ち、実際の継電装置からの出力データと等価な模擬通信データを出力することが可能な)装置のことである。このような機能を有する通信模擬送を採用すれば、通信不良状態における継電装置の通信機能を、より信頼性高く評価検証することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記通信模擬送による通信継電装置の通信試験には、以下に示すような欠点がある。
【0004】
(1)試験対称である通信継電器を一旦リレー保護システムから取り外す必要があるため、通信試験の前処理や後処理に手間がかかる。
【0005】
(2)実際の通信継電器と等価な通信機能を有する通信模擬送を必要とするため、これの作成に多大な時間と多大なコストが費やされる。
【0006】
(3)通信継電器の通信試験を行う際に、その都度、作業者が膨大なデータを入力して、故障の種類や故障発生の時間間隔等の試験条件を設定し直す必要がある。そして、こうした煩雑な作業が、リレー保護システムに従事する作業者の大きな負担となっている。
【0007】
(4)通信継電器単体の通信試験を行うことはできるが、リレー保護システム全体の総合試験を行うことはできない。
【0008】
そこで、本発明は、既存のリレー保護システムに、通信継電装置単体の通信試験機能と、リレー保護システム全体の総合通信試験機能とを付加することを一つの目的とする。また、リレー保護システムの現場試験に従事する作業者の負担を軽減することを一つの目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
複数の情報通信装置を備え、前記複数の情報通信装置が検出したデータを所定のフォーマットを有する伝送フレームを用いて前記複数の情報通信装置間で順次伝送する伝送システムに用いられる情報通信装置であって、
前記伝送フレーム中の特定の領域を表す試験用情報を記憶する記憶手段と、
他の情報通信装置から伝送される前記伝送フレームを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記伝送フレームに、当該情報通信装置が検出したデータを格納する格納手段と、
前記記憶手段に記憶された前記位置情報が表す前記伝送フレーム中の領域に、前記格納手段が格納するデータの値を変更する変更手段と、
前記格納手段により前記変更手段が変更したデータが格納された前記伝送フレームを、他の情報通信装置に伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする情報通信装置を提供する。
【0010】
また、こうした情報通信装置を複数備えた処理伝送システムであって、
前記複数の情報通信装置は、それぞれ、
互いに異なる前記伝送フレーム中の領域を表す試験用情報を複数記憶する前記記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記複数の試験情報の内の任意の試験用情報の選択を受け付ける受付手段とを備え、
前記変更手段は、前記受付手段が受け付けた選択により選択された試験用情報が表す前記伝送フレーム中の領域に、前記格納手段が格納するデータの値を変更することを特徴とする伝送システムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る実施の形態について、PCM伝送系を利用した、電力系統のリレー保護システムに適用した場合を一例に挙げて説明する。
【0012】
最初に、図1により、本実施の形態に係るリレー保護システムの基本構成について説明する。
【0013】
本システムは、2つの光伝送ルート1000,1001を利用して電気系統の各端子から収集した系統電気量データ(系統電圧及び系統電流)を用いて作動保護演算を行う、3つのリレー装置10a,10b,10cを備える。そして、後述の共通フレームが伝送されるループ伝送路が形成されるように、予め、3つのリレー装置10a,10b,10cは、それぞれ、後述の他局10b,10cに共通フレームを発行する親局10a、伝送された共通フレームを次局10cに中継する子局10b、共通フレームを折り返す折返し局10cの内のいずれかに設定されている。その結果、親局10aから発行された共通フレームは、一方の光伝送ルート(以下、下りルートと呼ぶ)1000を通過中に、途中の局10b,10cの系統電気量データを収集した後、折り返し局10cを経由して、他方の光伝送ルート(以下、上りルートと呼ぶ)1001を通過中に、下りルート1000で収集した全端子の系統電気量データを途中の各局10c,10bへと伝送する。尚、ここでいう共通フレームとは、図2に示すような形式を有するパケットのことである。即ち、共通フレームは、図2(a)に示すように、m個(本実施の形態では、12個)のマルチフレーム20a,..,20mから構成されており、各マルチフレーム20a,..,20mは、図2(b)に示すように、それぞれ、受信した信号と同期をとるために必要なプリアンブルF0と、電力系統の各端子毎のデータを格納するn個(本実施の形態では、12個)の端子用データフレームF1,..,Fnから構成されている。そして、各端子用フレームF1,..,Fnは、図2(c)に示すように、所定のデータ(本実施例では、0)を格納したフレームヘッダw0と、既定のデータを格納するためのワードw1,...,w21から構成されており、各ワード22a,...,22wは、図2(d)に示すように、それぞれ、固定ビットデータB0(本実施例では、1)と、8ビットのデータ領域B1,...,B8とから構成されている。ここでいうワードに格納される既定のデータとは、例えば、ワードw20,w21に格納されるCRCデータや、ワードw1に格納される当該フレームに割り当てられたフレーム番号や、ワードw2に格納される当該フレームを格納するマルチフレームに割り当てられたマルチフレーム番号等のことであり、本実施の形態では、これらのデータを利用して、目的とするリレー保護システムの伝送系の試験(後述)を実行する。尚、各局間の共通フレームの伝送においては、左側のフィールドから右側のフィールドへ順番に、各フィールドに格納されたデータが、最下位ビットを先頭として順次送信される。
【0014】
さて、3つのリレー装置10a,10b,10cは、それぞれ、内蔵するサンプリング信号発生回路が発生するサンプリング信号に同期して電力系統の端子から取り込んだ系統電気量データA1,A2,A3をデジタル変換するアナログ入力部11aと、下りルート1000側から伝送された共通フレームを処理する第一伝送制御部12aと、上りルート1001側から伝送された共通フレームを処理する第二伝送制御部12bと、電力系統の保護のために周知のリレー動作判定を実行するリレー演算部13と、下りルート1000及び上りルート1001との入出力インターフェースである電気/光変換器15及び光/電気変換器14と、リレー演算部13のリレー動作判定に応じて電力系統の遮断器にトリップ指令を出力するトリップ回路(不図示)とから構成されている。尚、本実施の形態では、下りルート1000及び上りルート1001との入出力インターフェースの仕様は、各リレー装置10a,10b,10c間の結合形態に応じて定まるものであるので、必ずしも、本実施の形態のように電気/光変換器と光/電気変換器とが使用される訳ではない。
【0015】
以下、上記リレー装置10a,10b,10cの構成の内の主要部について説明する。
【0016】
まず、アナログ入力部11について簡単に説明する。
【0017】
アナログ入力部11は、電力系統の端子から取り込まれた系統電気量データA1,A2,A3の高周波成分を減衰させる折返し誤差防止用アナログフィルタ110と、折返し誤差防止用アナログフィルタ110から出力される信号を所定の周波数でサンプリングするサンプルホールド回路(不図示)と、サンプルホールド回路から出力される複数チャネルの信号を順次を切り換えるマルチプレクサ111と、マルチプレクサ111から出力される信号をデジタル変換するAD変換器112と、AD変換器112から出力される信号の高調波成分を除去するデジタルフィルタ113とから構成されている。尚、本リレー保護システムでは、電力系統の全端子から系統電力データを同時刻に取り込むことができるように、親局10a側からループ伝送路へと定期的にサンプリング同期フラグを送信させて、親局10a以外の他局10b,10cのサンプリング信号発生回路のサンプリング信号の発生周期を、親局10aのサンプリング信号発生回路のサンプリング信号の発生周期に合わせるサンプリング同期制御を行っている。
【0018】
本システムでは、各局10a,10b,10cのアナログ入力部の上記構成によって、電力系統の全端子から系統電気量データA1,A2,A3が同時刻に取り込まれ、更に、以下に説明する第一伝送制御部12a及び第二伝送制御部12b等において処理可能なデジタルデータに変換される。
【0019】
次に、リレー演算部13とトリップ回路(不図示)とについて、簡単に説明する。
【0020】
リレー演算部13は、第一伝送制御部のシリアル/パラレル変換器123から出力されるリレー演算データ(即ち、各端子から取り込まれた系統電気量のサンプリングデータ)に、位相演算処理等の前処理を必要に応じて施した後、これを用いて周知のリレー動作判定式による動作判定を行い、その結果に応じて、トリップ回路に対する制御信号を出力する。そして、トリップ回路(不図示)は、リレー演算部13からの制御信号に応じて、電力系統の遮断器にトリップ指令を出力する。
【0021】
次に、図3により、下りルート1000側から伝送されてくる共通フレームを処理する第一伝送制御部12a、及び、上りルート1001側から伝送されてくる共通フレームを処理する第二伝送制御部12bについて説明する。
【0022】
第一伝送制御部12a及び第一伝送制御部12bは、伝送されてくる共通フレームの受信クロック信号に同期した送信クロック信号をカウントするカウンタ120と、伝送されてくる共通フレームに含まれる自局の端子用フレームの所定のワードに自局の系統電気量データを付加するパラレル/シリアル変換器121と、後述の試験用情報テーブルが格納されたRAM126と、試験実行時にRAM126に格納された試験情報テーブルを基に伝送誤りを含んだ試験用伝送データを作成する試験用伝送データ作成部と、伝送系の不良を検出する検出回路122と、検出回路122が伝送系の不良を検出した場合に後述のループバック制御を実行するループバック制御回路125とを備える。以下、主要部について、それぞれ説明する。
【0023】
まず、試験用情報テーブルと、これらを格納するRAM126について説明する。
【0024】
語長32ビットのRAM126に格納された試験用情報テーブルには、図4に示すように、各試験項目毎に、それぞれ、試験を実行するか否かを表すCRLTデータと、伝送されてくる共通フレームを基に所定の伝送誤りを含む試験用伝送データを作成するために必要な試験情報が設定されている。即ち、各試験項目の試験情報には、試験実行時に誤データを生じさせるべきデータを含むマルチフレームの番号MFと、当該データを含む自局の端子用フレームのフレーム番号Fと、当該データを含むワードのワード番号Wと、当該データのビット番号Bとが予め設定されており、実行すべき試験項目のCRLTデータには、所定のデータ(本実施の形態では、1)が設定されている。尚、本実施の形態では、作業者が、必要に応じて、当該RAM126にアクセス可能な外部端末16aを用いて各試験項目のCRLTデータを任意に変更することができるようになっている。
【0025】
次に、カウンタ120について説明する。
【0026】
カウンタ120は、伝送されてくる共通フレームの受信クロック信号に同期した送信クロック信号をカウントする9進カウンタ120a(以下、第一カウンタと呼ぶ)と、第一カウンタのキャリア信号をカウントする22進カウンタ120b(以下、第二カウンタと呼ぶ)と、第二カウンタのキャリア信号をカウントする13進カウンタ120c(以下、第三カウンタと呼ぶ)と、第三カウンタのキャリア信号をカウントする12進カウンタ120b(以下、第四カウンタと呼ぶ)とから構成されており、各カウンタ120a,120b,120c,120dが、それぞれ、リセット時点からカウントした信号数を、4ビットのビット管理情報、5ビットのワード管理情報、4ビットのフレーム管理情報、4ビットのマルチフレーム管理情報として出力するようになっている。即ち、パラレル/シリアル変換器121及びCRC演算回路124は、カウンタ120から出力される各管理情報を監視することにより、伝送されてくるデータのアドレスを検出するようになっている。
【0027】
次に、パラレル/シリアル変換器121について説明する。
【0028】
パラレル/シリアル変換器121は、アナログ入力部11でデジタル変換された系統電気量データをシリアル変換した後、これを用いて、伝送されてくる共通フレームの自局の端子用フレームの所定のワードに格納されているデータを更新する。その結果、次局に伝送すべき共通フレームには、自局の系統電気量データが付加される。
【0029】
次に、試験用伝送データ作成部について説明する。
【0030】
試験用伝送データ作成部では、比較回路127が、RAM126の試験情報テーブルに設定された各試験項目の試験情報とカウンタ120から出力された各管理情報とを順次比較し、その結果に応じて、2つの変更回路128,129が、伝送誤りを含む試験用送信データを生成する。
【0031】
具体的には、比較回路127は、カウンタ120から出力されるビット管理情報とRAM160の試験用情報テーブルに設定された各試験項目のビット番号とを比較して両者が一致した時点でアクティブレベルの信号を出力する第一比較器1270aと、カウンタ120から出力されるワード管理情報とRAM160の試験用情報テーブルに設定された各試験項目のワード番号とを比較して両者が一致した時点でアクティブレベルの信号を出力する第二比較器1270bと、カウンタ120から出力される各試験項目のフレーム管理情報とRAM160の試験用情報テーブルに設定されたフレーム番号とを比較して両者が一致した時点でアクティブレベルの信号を出力する第三比較器1270cと、カウンタ120から出力されるマルチフレーム管理情報とRAM160の試験用情報テーブルに設定されたマルチフレーム番号とを比較して両者が一致した時点でアクティブレベルの信号を出力する第四比較器1270dと、上記4つの比較器1270a,1270b,1270c,1270dから出力される信号が全てアクティブレベルの場合にのみアクティブレベルの信号を出力する第一ANDゲート1271と、カウンタ120から出力されるワード管理情報の値が20又は21の何れか一方の値である場合にアクティブレベルの信号を出力するデコード回路1274と、デコード回路1274から出力された信号を反転するインバータ1275とを備えており、後段の第二ANDゲート1272は、RAM120の試験用情報テーブルにCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)が設定されており、且つ、第一ANDゲート1271とインバータ1275とから共にアクティブレベルの信号が出力されている場合に、一方の変更回路128にデータ変更指令を出力するようになっている。一方、後段の第三ANDゲート1273は、RAM120の試験用情報テーブルにCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)が設定されており、且つ、第一ANDゲート1271とデコード回路1274とから共にアクティブレベルの信号が出力されている場合に、他方の変更回路129にCRC変更指令を出力するようになっている。
【0032】
さて、一方の変更回路128は、次局へと伝送すべき共通フレームと第二ANDゲート1272から出力されるデータ変更指令とを入力とする排他的論理和回路1280により構成されており、第二ANDゲート1272からデータ変更指令が出力された時点で、伝送されてくる共通フレームの自局の端子用フレームの所定のワードに格納されているデータを反転するようなっている。つまり、一方の変更回路128は、実行すべき各試験項目の試験情報が示す位置に誤データを持った試験用伝送データを生成する。また、他方の変更回路129は、第三ANDゲート1273から出力されたCRCデータ変更指令と、CRC演算回路124が試験用伝送データから抽出した自局の系統電気量データを用いて作成したCRCコードとを入力とする排他的論理和回路1290から構成されており、第三ANDゲート1273からCRCデータ変更指令が出力された場合にのみ、CRC演算回路124が作成したCRCコードを変更するようになっている。つまり、他方の変更回路129は、試験用情報テーブルの試験項目「CRCチェックエラー」のCTRLデータに所定に値(本実施の形態では、1)が設定されている場合のみ、誤りを持つCRCコードを生成する。
【0033】
例えば、図4に示したような試験用情報テーブルを用いた場合には、以上の試験用伝送データ作成部の各部は、以下のように動作する。即ち、図5(a)に示すように第一カウンタ120aからビット管理情報「0」が出力されている場合に、図5(f)に示すように第一比較器1270aがアクティブレベルの信号を出力し、図5(b)に示すように第二カウンタ120bからワード管理情報「5」が出力されている場合に、図5(g)に示すように第二比較器1270bがアクティブレベルの信号を出力し、図5(c)に示すように第三カウンタ120cからフレーム管理情報「3」が出力されている場合に、図5(h)に示すように第三比較器1270cがアクティブレベルの信号を出力し、図5(d)に示すように第四カウンタ120dからマルチフレーム管理情報「1」が出力されている場合に、図5(i)に示すように第四比較器1270dがアクティブレベルの信号を出力する。そして、上記4つの比較器1270a,1270b,1270c,1270dから共にアクティブレベルの信号が出力されている場合に、図5(j)に示すように第一ANDゲート1271がアクティブレベルの信号を出力する。一方、図5(b)に示すように第二カウンタ120bからワード管理情報「21」が出力されている場合に、図5(k)に示すように、デコード回路1274がアクティブレベルの信号を出力し、後段のインバータ1275が、その信号を反転する。そして、図5(a)のCTRLデータ信号がアクティブレベルであり、且つ、第一ANDゲート1271とインバータ1275とから共にアクティブレベルの信号が出力されている場合に、図5(l)に示すように第二ANDゲート1272が、一方の変更回路128にデータ変更指令を出力する。また、図5(a)のCTRLデータ信号がアクティブレベルであり、且つ、第一ANDゲート1271とデコード回路1274とから共にアクティブレベルの信号が出力されている場合に、図5(m)に示すように第三ANDゲート1273が、他方の変更回路129にCRT変更指令を出力する。
【0034】
その結果、例えば、図5(n)に示すような共通フレームが入力されると、試験用伝送データ作成部は、図5(o)に示すような信号を出力する。
【0035】
次に、検定回路122について説明する。
【0036】
検定回路122では、伝送されてくる試験用伝送データのフォーマットが適正であるか否かの検査と、伝送されてくる試験用伝送データにループ伝送路の障害を表す伝送誤りが含まれるか否かの検査を行い、その結果に応じて、ループバック制御回路125に対して、ループバック指令3028と、リレーロック指令3027を出力する。尚、ここでいうループ伝送路の障害とは、具体的には、いずれかのリレー装置10a,10b,10cの第一伝送制御部12a又は第二伝送制御部12bに発生した障害や、上りルート1000又は下りルート1001自体に発生した障害等のことである。
【0037】
ここで、本実施の形態で行う試験の一例を挙げておく。
【0038】
(1)CRCチェック:伝送されてくる試験用伝送データに適正なCRCデータが格納されているか否かを検査する。
【0039】
尚、本チェックを行うためには、図4に示すように、RAM160に格納された試験情報テーブルの試験項目「CRCビットエラー」のCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)を設定する。その結果、前述の試験用伝送データ作成部において、マルチフレーム番号「1」のマルチフレームMF1に含まれるフレーム番号「3」の端子用フレームF3のワード番号「20」のワードw20に格納されたCRCデータB7に伝送誤りが与えられる。
【0040】
(2)固定ビットチェック:伝送されてくる試験用伝送データに適正な固定ビットが含まれているか否かを検査する。
【0041】
尚、本チェックを行うためには、図4に示すように、RAM160に格納された試験情報テーブルの試験項目「固定ビットエラー」のCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)を設定する。その結果、前述の試験用伝送データ作成部において、マルチフレーム番号「1」のマルチフレームMF1に含まれるフレーム番号「3」の端子用フレームF3のワード番号「3」のワードw2に格納された固定ビットデータB0に伝送誤りが与えられる。
【0042】
(3)フレームヘッダチェック:伝送されてくる試験用伝送データに適正なフレームヘッダが含まれているか否かを検査する。
【0043】
尚、本チェックを行うためには、図4に示すように、RAM160に格納された試験情報テーブルの試験項目「フレームヘッダエラー」のCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)を設定する。その結果、前述の試験用伝送データ作成部において、マルチフレーム番号「1」のマルチフレームMF1に含まれるフレーム番号「3」の端子用フレームF3のワード番号「0」のワードw0に格納されたフレームヘッダB7に伝送誤りが与えられる。
【0044】
(4)フレーム同期チェック:伝送されてくる試験用伝送データに順番通りのフレーム番号が含まれているか否かを検査する。
【0045】
尚、本チェックを行うためには、図4に示すように、RAM160に格納された試験情報テーブルの試験項目「フレーム番号エラー」のCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)を設定する。その結果、前述の試験用伝送データ作成部において、マルチフレーム番号「1」のマルチフレームMF1に含まれるフレーム番号「3」の端子用フレームF3のワード番号「1」のワードw1に格納されたフレーム番号データB7に伝送誤りが与えられる。
【0046】
(5)マルチフレーム同期チェック:伝送されてくる試験用伝送データに順番通りのマルチフレーム番号が含まれているか否かを検査する。
【0047】
尚、本チェックを行うためには、図4に示すように、RAM160に格納された試験情報テーブルの試験項目「マルチフレーム番号エラー」のCTRLデータに所定の値(本実施の形態では、1)を設定する。その結果、前述の試験用伝送データ作成部において、マルチフレーム番号「1」のマルチフレームMF1に含まれるフレーム番号「3」の端子用フレームF3のワード番号「2」のワードw2に格納されたマルチフレーム番号データB7に伝送誤りが与えられる。
【0048】
次に、ループバック制御回路125について簡単に説明する。
【0049】
検出回路122からループバック指令3028とリレーロック指令3027とが出力されると、ループバック制御回路125は、接点回路をロックした後、主局、子局、折返し局の設定を切り替えるループバック制御を開始して、伝送不可能となった区間を迂回する新たなループ伝送路を形成する。そして、その後、障害の復旧が確認されたら、再度ループバック制御を開始して、当初のループ伝送路を再形成するようになっている。
【0050】
以上で、本実施の形態に係るリレー保護システムの基本構成についての説明を終る。尚、本実施の形態では、RAM126に格納された試験用情報テーブルには、試験実行時に誤データを生じさせるべきデータの位置を設定しているが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、伝送されてくる共通フレームの自局の端子用フレームに格納する系統電気量データ等の数値を直接設定しても構わない。尚、このようにする場合には、上記設定されたデータを2ビットに換算する演算回路を追加して、変更回路が、演算回路から出力されるデータを、伝送されてくる共通データにのせるようにすればよい。
【0051】
ここで、こうした基本構成を備えたリレー保護システムを採用することにより得られる効果について纏めておく。
【0052】
(1)伝送系の不良を検出する検出回路をリレー装置自体に搭載しているため、試験対称であるリレー装置を一旦電力系統から取り外す必要がないので、電力系統の現場試験を、手際よく行うことができる。また、現場試験のために予め定期的に停電日を設定しておく必要もなくなる。
【0053】
(2)実際の電力系統を試験環境とすることが可能なので、実系統を模擬した模擬送が必要ない。従って、試験環境を作成するために、多大な時間と多大なコストが費やされることはない。また、実際の電力系統を試験環境とすることにより、継電器単体の動作試験のみならず、リレー保護システムの制御ループ全体の総合試験を行うことができる。従って、リレー保護システムの制御ループにおけるデータの伝送不良等も検出することができる。
【0054】
(3)試験用情報テーブルから所望の試験情報を選択すれば、故障の種類や故障発生の時間間隔等の試験条件を設定することができるので、膨大なデータの入力をその都度必要とする模擬送による動作試験に比べて、電力系統の現場試験に従事する作業者の負担が大幅に軽減される。
【0055】
ところで、サンプリング同期制御の試験(系統電気量データのサンプリングタイミングのずれのチェック)においては、各リレー装置間の距離条件を任意に設定する必要がある。そのためには、図6に示したように、各リレー装置のループバック制御回路125の前段に、伝送すべき試験用伝送データを任意に設定された遅延時間だけ遅延させる遅延回路601を搭載すればよい。具体的は、遅延回路601は、2のn乗ビットのシフトレジスタ6010と、設定された遅延時間Tに応じてシフトレジスタ6010の出力を切り替えるマルチプレクサ6011とから構成されている。即ち、シフトレジスタ6010の各フリッップフロップ6010a,...,6010pは、送信クロックに応じて、現在前段から入力されている信号を自身の出力信号とし、マルチプレクサ6011は、シフトレジスタ6010の出力を、上記設定された遅延時間Tだけ前に1段目のフリップフロップ6010aに入力された信号を現在出力しているm段目のフリップフロップに切り替える(尚、mは、送信クロック周期tに対する遅延時間Tの比(T/t)である)。その結果、伝送すべき試験用伝送データは、設定された遅延時間だけ遅延することができる。尚、本実施の形態では、RAM600に予め遅延時間のデフォルト値が格納されており、作業者が外部端末160aを用いて、これを任意に変更することができるようになっている。
【0056】
また、間欠的に発生する障害に対する動作試験を行う場合には、所定のサイクルまたはランダムに試験用伝送データを伝送する必要がある。そのためには、図7に示すように、試験用伝送データ部の起動回数情報と起動サイクル情報(所定値またはランダム値)とON/OFFパラメータとを格納したRAM700と、試験用伝送データ部を起動するタイマ702と、試験用伝送データ部を停止する制御部701とを搭載する必要がある。より具体的には、タイマ701は、起動サイクル情報により定まる時間間隔で試験用伝送データ部を起動すると共に、試験用伝送データ部を起動する毎にON/OFFパラメータをインクリメントするようになっている。そして、制御部701は、ON/OFFパラメータが起動回数情報と等しくなった時点で、試験用伝送データ部を停止するようになっている。その結果、所定のサイクルまたはランダムなサイクルで試験用伝送データを伝送することが可能となる。
【0057】
尚、本実施の形態では、作業者が、外部端末160aを用いて、RAM700に格納された試験用伝送データ部の起動回数と起動サイクルをそれぞれ任意に変更することができるようになっている。
【0058】
以上で、本発明に係る実施の形態についての説明を終る。尚、ここで説明した機能を組み合わせた総合試験によれば、複数の通信不良に対するリレー保護システムの通信機能を、所定のサイクル又はランダムに試験用送信データ作成部を起動する回数と、タイマ702と、設定されたタイマ情報に応じてタイマ702を制御する制御部701とを搭載する必要がある。尚、ここでいうタイマ情報とは、RAM165に格納された、試験用伝送データを伝送するサイクル値を設定した情報のことであり、本実施の形態では、作業者が外部端末160aを用いて、これを任意に変更することができるようになっている。
【0059】
以上で、本発明に係る実施の形態についての説明を終る。尚、ここで説明した機能を組み合わせた総合試験によれば、複数の通信不良に対するリレー保護システムの通信機能を、より信頼性高く評価することができる。また、一連の動作試験を実行するシーケンシャルプログラムを組んでおけば、上記総合試験の自動化を図ることもできる。
【0060】
【発明の効果】
本発明に係るリレー保護システムによれば、継電装置単体の通信試験と共に、リレー保護システムの制御ループ全体の総合試験を行うことができる。また、電力系統の現場試験に従事する作業者の負担を軽減することができる。加えて、リレー保護システムにかかる費用と時間を削減することができるという経済的な効果もあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るリレー保護システムの基本構成を示した図である。
【図2】共通フレームのフォーマット形式を説明するための図である。
【図3】図1の第一伝送制御部及び第二の伝送制御部の基本的な回路構成を示した図である。
【図4】試験用情報テーブルのデータ構造を説明するための図である。
【図5】試験用伝送データ作成部の処理を説明するための図である。
【図6】図1の第一伝送制御部及び第二の伝送制御部の回路構成の一例を示した図である。
【図7】図1の第一伝送制御部及び第二の伝送制御部の回路構成の一例を示した図である。
【符号の説明】
1000,1001…光伝送ルート
10a,10b,10c…リレー装置
11…アナログ入力部
12a…第一伝送制御部
12b…第二伝送制御部
13…リレー演算部
14…光/電気変換器
15…電気/光変換器
16…外部端末
110…折返し誤差防止用アナログフィルタ
111…マルチプレクサ
112…AD変換器
113…デジタルフィルタ
120…カウンタ
121…パラレル/シリアル変換器
122…検出回路
123…シリアル/パラレル変換器
124…CRC演算回路
125…ループバック制御回路
126…RAM
127…比較回路
128,129…変更回路
Claims (8)
- 複数の情報通信装置を備え、前記複数の情報通信装置が検出したデータを所定のフォーマットを有する伝送フレームを用いて前記複数の情報通信装置間で順次伝送する伝送システムに用いられる情報通信装置であって、
前記伝送フレーム中の特定の領域を表す試験用情報を記憶する記憶手段と、
他の情報通信装置から伝送される前記伝送フレームを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記伝送フレームに、当該情報通信装置が検出したデータを格納する格納手段と、
前記記憶手段に記憶された前記位置情報が表す前記伝送フレーム中の領域に、前記格納手段が格納するデータの値を変更する変更手段と、
前記格納手段により前記変更手段が変更したデータが格納された前記伝送フレームを、他の情報通信装置に伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする情報通信装置。 - 複数の情報通信装置を備え、前記複数の情報通信装置が検出したデータを所定のフォーマットを有する伝送フレームを用いて前記複数の情報通信装置間で順次伝送する伝送システムであって、
前記複数の情報通信装置は、それぞれ、
前記伝送フレーム中の特定の領域を表す試験用情報を記憶する記憶手段と、
他の情報通信装置から伝送される伝送フレームを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記伝送フレームに、当該情報通信装置が検出したデータを格納する格納手段と、
前記記憶手段に記憶された前記位置情報が表す前記伝送フレーム中の領域に、前記格納手段が格納するデータの値を変更する変更手段と、
前記格納手段により前記変更手段が変更したデータが格納された前記伝送フレームを、他の情報通信装置に伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする伝送システム。 - 請求項2記載の伝送システムであって、
前記複数の情報通信装置は、それぞれ、
互いに異なる前記伝送フレーム中の領域を表す試験用情報を複数記憶する前記記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記複数の試験情報の内の任意の試験用情報の選択を受け付ける受付手段とを備え、
前記変更手段は、前記受付手段が受け付けた選択により選択された試験用情報が表す前記伝送フレーム中の領域に、前記格納手段が格納するデータの値を変更することを特徴とする伝送システム。 - 請求項2または3記載の伝送システムであって、
前記複数の情報通信装置は、それぞれ、
前記記憶手段が記憶する前記試験用情報の内容を、入力されたデータを用いて更新する更新手段を備えることを特徴とする伝送システム。 - 請求項2、3または4記載の伝送システムであって、
前記伝送手段が伝送する伝送フレームに格納されたデータの値を検定することにより伝送系の不良を検出する検出手段を備えることを特徴とする伝送システム。 - 請求項2、3、4または5記載の伝送システムであって、
遅延時間を記憶する記憶手段と、
前記伝送手段が伝送する前記伝送フレームを、前記記憶手段が記憶する遅延時間だけ遅延させる遅延手段を備えることを特徴とする伝送システム。 - 請求項6記載の伝送システムであって、
前記記憶手段が記憶する遅延時間を、入力されたデータを用いて更新する遅延時間更新手段を備えることを特徴とする伝送システム。 - 請求項2、3、4、6または7記載の伝送システムであって、
前記変更手段が前記伝送フレームのデータを変更する動作を制御する制御手段を備えることを特徴とする伝送システム。
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