JP3579177B2 - 分離型空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は1台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図30は、1台の室外機に複数台の室内機が接続された従来の分離型空気調和機の冷媒回路図である。図において、1は圧縮機、2は冷媒の流れる方向を変化させ冷房/暖房運転の切り換えを行なう四方弁、3は室外熱交換器、4a,4bはそれぞれの室内熱交換器への冷媒の流量を調整する電子膨張弁、5a,5bは室内熱交換器6a,6bは室内機の熱交換器の温度を検知する管温サーミスター、7、8は冷媒を分配・合流する分配部である。
【0003】
冷房運転時、冷媒は図30の実線矢印の方向に流れ、圧縮機1から吐出された冷媒は、室外熱交換器3にて凝縮、分配部7にて分配、電子膨張弁4a,4bにて減圧され、室内熱交換器5a,5bにおいて蒸発し、分配部8で合流し圧縮機1に戻る。室内熱交換器5a,5bにて冷媒が蒸発する際、吸収する熱で被空調室の空気調和をしている。また暖房運転時の冷媒の流れは図30の点線矢印の方向で冷房時の逆となり、室内熱交換器5a,5bにて凝縮する際に放出する熱で被空調室の空調調和をしている。
【0004】
吐出冷媒量は、圧縮機1の運転と停止により調節するタイプと、それだけでなく圧縮機1の回転数を可変させ調節するタイプの2種類ある。
【0005】
電子膨張弁4a,4bは複数の室内機の各熱交換器5a,5bに対応し冷媒回路中に設けられ、その弁の開度により、減圧量や各室内熱交換器5a,5bへの冷媒流量を調整している。
【0006】
管温サーミスター6a,6bは各室内熱交換器5a,5bに設けられ、室内熱交換器5a,5bの温度を検知し、冷房時は凍結防止用として、暖房時はその温度の上昇による冷媒回路の高圧防止の保護に用いられている。
【0007】
また室内機の各々には、電源の入/切、冷房/暖房運転切替え、室内送風機の回転数切替えにより風速を調整するスイッチがある。
室内機AまたはBのみの運転だけでなく、2台の室内機の運転内容が同様の場合、接続された複数台の室内機同時運転が可能である。
室内機AまたはBのみの運転の場合、電子膨張弁の弁固定による動作不良防止を目的とし、停止中の室内機の電子膨張弁をわずかに開き熱交換器に冷媒を流している。
【0008】
次に室内機について説明する。
図31は従来の分離型空気調和機室内機の断面側面図である。図において、5は室内熱交換器、6は管温サーミスター、9は室内機本体筺体、10は吸込グリル、11はフィルター、12は室内送風機、13は吹出口である。
【0009】
被空調室の空気は、吸込グリル10を介して空気調和機室内機に吸込まれ、フィルター11にてほこりを除去、熱交換器5にて熱交換され、室内送風機12の回転する速さに応じ吹出口13から吹出される。室内機の送風量を空調機本体により自動調節する場合、設定温度と室温の差が大きい場合送風量を増加し、設定温度と室温の差が小さい場合送風量を減らしている。また暖房運転時は管音サーミスターの温度による送風量の上限規制をしている。
【0010】
しかしながら、室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機Aの本体筺体は、電子膨張弁4aがわずかに開いているため圧縮機1から吐出された冷媒が熱交換器5aに流れ込み、冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合や、室内機の据付け場所が浴室近傍で、連続的に長時間水蒸気が発生した場合に、結露水がその水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し、結露し滴下するという現象があった。
【0011】
1台の室外機に複数台の室内機を接続した空気調和機において、停止中の室内機からの結露水滴下防止の対策が、特開平6−213497号公報にて提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の分離型空気調和機は、以上のように構成されているので、室内機Bのみ冷房運転中、停止中の室内機A本体はその熱交換器5aに流れ込む冷媒により冷却され、停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み結露し滴下するため室内機筺体下の床面を濡らすという問題点があった。
【0013】
また滴下を防ぐ手段として、室内送風機12を連続運転する手段もあるが、常に室内送風機12を運転するため消費電力も大きくなるという問題点があった。
【0014】
この発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、停止中の室内機から結露水の滴下を防止し、消費電力を低減した空気調和機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機を所定時間(T1)運転することを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機を結露センサーが結露を検出しなくなるまで運転することを特徴とする。
【0017】
請求項3の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機を所定時間(T2)運転し、その後再び室内機の結露センサーが結露を検出した場合は、室内機の送風機の回転数を増加して所定時間(T3)運転することを特徴とする。
【0018】
請求項4の発明に係る分離型空気調和機は、請求項3記載のものにおいて、室内機の送風機の回転数を増加した後、結露センサーが結露を検出しない場合は、室内機の送風機を停止することを特徴とする。
【0019】
請求項5の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機を所定時間(T4)運転し、その後再び室内機の結露センサーが結露を検出した場合は、室内機の送風機の回転数を増加して所定時間(T5)運転し、なお室内機の結露センサーが結露を検出した場合は、室内機の送風機の回転数を下げて所定時間(T6)運転することを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明に係る分離型空気調和機は、請求項5記載のものにおいて、室内機の送風機の回転数を下げた後、結露センサーが結露を検出しない場合は、室内機の送風機を停止することを特徴とする。
【0021】
請求項7の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機を停止することを特徴とする。
【0022】
請求項8の発明に係る分離型空気調和機は、請求項7記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機を停止したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると同時に圧縮機の運転を再開することを特徴とする。
【0023】
請求項9の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機に結露センサーが結露を検出した場合圧縮機を停止し、所定時間(T7)経過後停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合は、停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T8)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、圧縮機の運転を再開することを特徴とする。
【0024】
請求項10の発明に係る分離型空気調和機は、請求項9記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転した後、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると共に、圧縮機の運転を再開することを特徴とする。
【0025】
請求項11の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機の運転周波数を低減することを特徴とする。
【0026】
請求項12の発明に係る分離型空気調和機は、請求項11記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機の運転周波数を低減したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると同時に圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする。
【0027】
請求項13の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合圧縮機の運転周波数を低下し、所定時間(T9)経過後停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合は、停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T10)経過後停止中の室内機の送風機を停止すると共に、圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする。
【0028】
請求項14の発明に係る分離型空気調和機は、請求項13記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転した後、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると共に、圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする。
【0029】
請求項15の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に運転中の室内機用の電子膨張弁を開き、停止中の室内機の電子膨張弁を閉じることを特徴とする。
【0030】
請求項16の発明に係る分離型空気調和機は、請求項15記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時に運転中の室内機用の電子膨張弁を開き、停止中の室内機の電子膨張弁を閉じたあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると同時に電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする。
【0031】
請求項17の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設け、停止中の室内機に結露センサーが結露を検出した場合、運転中の室内機用の電子膨張弁を開くと共に、停止中の室内機の電子膨張弁を閉じ、所定時間(T11)経過後停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合は停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T12)経過後停止中の室内機の送風機を停止すると共に、電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする。
【0032】
請求項18の発明に係る分離型空気調和機は、請求項17記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると共に、電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする。
【0033】
請求項19の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、ガス管側の室内熱交換器と分配部間にバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機の運転と同時にバルブを閉じることを特徴とする。
【0034】
請求項20の発明に係る分離型空気調和機は、請求項19記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機の運転と同時にバルブを閉じたあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると同時にバルブを開くことを特徴とする。
【0035】
請求項21の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設けると共に、ガス管側の室内熱交換器と分配部間にバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、バルブを開き、所定時間(T13)経過後停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合は停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T14)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バルブを閉じることを特徴とする。
【0036】
請求項22の発明に係る分離型空気調和機は、請求項21記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バルブを閉じることを特徴とする。
【0037】
請求項23の発明に係る分離型空気調和機は、請求項1記載のものにおいて、室内熱交換器のバイパス回路とバイパスバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、停止中の室内機の送風機の運転と同時にバイパスバルブを開くことを特徴とする。
【0038】
請求項24の発明に係る分離型空気調和機は、請求項23記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると同時にバイパスバルブを閉じることを特徴とする。
【0039】
請求項25の発明に係る分離型空気調和機は、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、室内機に結露センサーを設けると共に、室内熱交換器のバイパス回路とバイパスバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、バイパスバルブを開き、所定時間(T15)経過後停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合は停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T16)経過後停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バイパスバルブを閉じることを特徴とする。
【0040】
請求項26の発明に係る分離型空気調和機は、請求項25記載のものにおいて、停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バイパスバルブを閉じることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。この実施の形態で説明する分離型空気調和機は、1台の室外機に複数台の室内機を接続したもので、ここでは2台の室内機A,Bを接続したケースについて説明する。図1は、この発明の実施の形態1を示す空気調和機室内機の断面側面図である。図において、14は結露センサーで、その他は図31と同一である。
【0042】
図2はこの実施の形態1の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、冷媒回路の電子膨張弁の弁固定による動作不良防止を目的とし、停止中の室内機Aの電子膨張弁をわずかに開くため、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機のAの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS1〜S5に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12を所定時間運転するため、その結露の表面に強制的に風を当て蒸発させるため、室内機からの滴下を防止できる。
【0043】
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図について説明する。図3はこの発明の実施の形態2の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS11〜S14に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12を所定時間運転するため、その結露水の表面に強制的に風を当て蒸発させるため、室内機からの滴下を防止できる。またステップS15〜S17に示す通り、結露センサー14の結露水の有無を判定することにより、必要な時間に限り室内送風機の運転できるため、消費電力を抑えることができる。
【0044】
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図について説明する。図4はこの発明の実施の形態3の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS21〜S28に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12を所定時間運転後、なお結露センサー14に結露を感知していれば送風機12の回転数を上げ所定時間運転し停止することにより、その結露水の表面に当てる風を増加し蒸発させるため、室内機からの滴下を防止できるだけでなく、室内送風機12の運転時間を短縮することができる。
【0045】
また、図5はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS29,S30を追加することにより、室内送風機12の運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0046】
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。図6はこの発明の実施の形態4の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS31〜S41に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合や、室内機の据付け場所が浴室近傍で、連続的に長時間水蒸気が発生している場合に、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12を所定時間運転後、なお結露センサー14が結露を感知していれば送風機12の回転数を上げ所定時間運転後、まだ結露センサー14に結露水が付着していた場合、送風機12の回転数を低減し運転することにより、その結露水の表面に当てる風を増加し蒸発させ、その後も結露水の成長を防ぐことが可能なため、室内機からの滴下を防止できる。
【0047】
また、図7はこの実施の形態4の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS42,S43を追加することにより、室内送風機12の運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0048】
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図について説明する。図8はこの発明の実施の形態5の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12の運転と同時に圧縮機の運転を停止し、所定時間経過後、送風機12の運転停止と圧縮機の運転を再開するため、室内送風機12の運転により結露水の蒸発だけでなく、発生も防ぐことが可能であるため、室内機からの滴下を防止できる。圧縮機から吐出する冷媒量を運転あるいは停止にて調整するタイプの空気調和機に効果がある。
【0049】
また、図9はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS56,S57を追加することにより、室内送風機12の運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0050】
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6を図について説明する。図10はこの発明の実施の形態6の制御方法を示すフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS61〜S68に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し圧縮機を停止し、所定時間経過後、結露センサー14が結露を感知している場合に、停止中の室内機の送風機12を運転し、所定時間経過後、送風機12を停止し圧縮機の運転を再開するため、結露水の付着量が少量の場合、送風機12を運転することなく室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量を運転あるいは停止にて調整するタイプの空気調和機で有効である。
【0051】
また、図11はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS69を追加することにより、室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0052】
実施の形態7.
以下、この発明の実施の形態7を図について説明する。図12はこの発明の実施の形態7の制御方法を示したフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12の運転と同時に圧縮機の運転回転数を低減し、所定時間経過後、送風機12の運転停止と圧縮機の運転回転数を増加するため、送風機12の運転により結露水の蒸発だけでなく、結露の成長も防ぐことが可能で、室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量をその回転数により調節するタイプの場合に有効で、圧縮機の回転を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0053】
また、図13はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS76を追加することにより、室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0054】
実施の形態8.
以下、この発明の実施の形態8を図について説明する。図14はこの発明の実施の形態8の制御方法を示したフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS81〜S88に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し圧縮機の運転回転数を低減し、所定時間経過後、結露センサー14が結露を感知している場合に、停止中の室内機の送風機12を運転し、所定時間経過後、送風機12を停止し圧縮機の回転数を増加するため、結露水の付着量が少量の場合、送風機12を運転することなく室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量をその回転数により調節するタイプの場合に有効で、圧縮機を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0055】
また、図15はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS89を追加することにより、室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0056】
実施の形態9.
以下、この発明の実施の形態9を図について説明する。図16はこの発明の実施の形態9の制御方法を示したフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS91〜S95に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12の運転と同時に運転している室内機用の電子膨張弁4bを開き、停止中の室内機用の電子膨張弁4aを閉じ、所定時間経過後、その送風機12を停止し電子膨張弁4を通常制御にするため、送風機12の運転により結露水の蒸発だけでなく、結露の成長も防ぐことが可能で、室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機の回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0057】
また、図17はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS96を追加することにより室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0058】
実施の形態10.
以下、この発明の実施の形態10を図について説明する。図18はこの発明の実施の形態10の制御方法を示したフローチャート図である。
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS101〜S108に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し運転している室内機用の電子膨張弁4bを開き、停止中の室内機用の電子膨張弁4aを閉じ、所定時間経過後、結露センサー14が結露を感知している場合に、停止中の室内機の送風機12を運転し、所定時間経過後、送風機12を停止し電子膨張弁4を通常制御にするため、結露水の付着量が少量の場合、送風機12を運転することなく室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機に回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0059】
また、図19はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS109を追加することにより室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0060】
実施の形態11.
以下、この発明の実施の形態11を図について説明する。図20はこの発明の実施の形態11による空気調和機の冷媒回路図であり、図において、15a,15bはガス管側の室内熱交換器5a,5bと分配部8の間に設けたバルブである。また図21はこの発明の実施の形態11の制御方法を示すフローチャート図である。
【0061】
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS111〜S115に示すように、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12の運転と同時にバルブ15aを閉じ、所定時間経過後、その送風機12を停止しバルブ15を開けるため、送風機12の運転により結露水の蒸発だけでなく、熱交換器への冷媒の流れを防止するため、結露の成長も防ぐことが可能で、室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機に回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0062】
また、図22はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS116を追加することにより、室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0063】
実施の形態12.
以下、この発明の実施の形態12を図について説明する。図20はこの発明の実施の形態12による空気調和機の冷媒回路図であり、15a,15bはガス管側の室内熱交換器5a,5bと分配部8の間に設けたバルブである。また図23はこの発明の実施の形態12の制御方法を示したフローチャート図である。
【0064】
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS121〜S128に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知しバルブ15aを閉じ、所定時間経過後、結露センサーが結露を感知している場合に、停止中の室内機の送風機12を運転し、所定時間経過後、その送風機12を停止しバルブ15aを開けるため、結露水の付着量が少量の場合、送風機12を運転することなく室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機に回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機の回転を止めないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0065】
また、図24はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS129の追加により、室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0066】
実施の形態13.
以下、この発明の実施の形態13を図について説明する。図25はこの発明の実施の形態13による空気調和機の冷媒回路図であり、16a,16bは室内熱交換器に冷媒を流さないように設けたバイパス回路であり、17a,17bはバイパス回路の開閉をするバイパスバルブである。また図26はこの発明の実施の形態13の制御方法を示したフローチャート図である。
【0067】
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS131〜S135に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知し室内機の送風機12の運転と同時にバイパスバルブ17aを開け、所定時間経過後、その送風機12を停止しバイパスバルブ17aを閉じるため、送風機12の運転により結露水の蒸発だけでなく、冷媒の流れを変更し室内熱交換器への冷媒流量を削減するため、結露の成長も防ぐことが可能で、室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機に回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機を停止しないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能なため連続空調ができる。
【0068】
また、図27はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS136を追加することにより室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0069】
実施の形態14.
以下、この発明の実施の形態14を図について説明する。図25はこの発明の実施の形態14による空気調和機の冷媒回路図であり、図において16a,16bは室内熱交換器に冷媒を流さないように設けたバイパス回路であり、17a,17bはバイパス回路の開閉をするバイパスバルブである。また図28はこの発明の実施の形態14の制御方法を示すフローチャート図である。
【0070】
室内機Bのみを冷房運転した場合、停止中の室内機A本体はその熱交換器に流れる冷媒により冷却される。停止中の室内機Aの下で大量の水蒸気が発生した場合、その水蒸気は停止中の室内筺体内に入り込み露点に達し結露し滴下するが、本実施の形態では、ステップS141〜S148に示す通り、水蒸気により本体内面内側に結露が発生した場合、結露センサー14が結露を感知しバイパスバルブ17aを開け、所定時間経過後、結露センサー14が結露を感知している場合に、停止中の室内機の送風機12を運転し、所定時間経過後、その送風機12を停止しバイパスバルブ17aを閉じるため結露水の付着量が少量の場合、送風機12を運転することなく室内機からの滴下を防止できるだけでなく、圧縮機から吐出する冷媒量の調節を運転あるいは停止によるタイプや圧縮機に回転数によるタイプの両方に有効で、圧縮機の回転を止めないため、運転中の室内機Bに連続して冷媒を流すことが可能であり連続空調ができる。
【0071】
また、図29はこの実施の形態の他の制御方法を示すフローチャート図である。ステップS149を追加することにより室内送風機運転時間を結露センサー14の感知により最適に調節でき消費電力を低減できる。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜26の発明に係る分離型空気調和機は、停止中の室内機から結露水の滴下を防止し、消費電力を低減できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による分離型空気調和機の断面側面図である。
【図2】この発明の実施の形態1による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図3】この発明の実施の形態2による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図4】この発明の実施の形態3による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図5】この発明の実施の形態3による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図6】この発明の実施の形態4による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図7】この発明の実施の形態4による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図8】この発明の実施の形態5による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図9】この発明の実施の形態5による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図10】この発明の実施の形態6による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図11】この発明の実施の形態6による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図12】この発明の実施の形態7による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図13】この発明の実施の形態7による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図14】この発明の実施の形態8による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図15】この発明の実施の形態8による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図16】この発明の実施の形態9による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図17】この発明の実施の形態9による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図18】この発明の実施の形態10による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図19】この発明の実施の形態10による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図20】この発明の実施の形態11による分離型空気調和機の冷媒回路図である。
【図21】この発明の実施の形態11による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図22】この発明の実施の形態11による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図23】この発明の実施の形態12による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図24】この発明の実施の形態12による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図25】この発明の実施の形態13による分離型空気調和機の冷媒回路図である。
【図26】この発明の実施の形態13による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図27】この発明の実施の形態13による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図28】この発明の実施の形態14による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図29】この発明の実施の形態14による分離型空気調和機のフローチャート図である。
【図30】従来の分離型空気調和機の冷媒回路図である。
【図31】従来の分離型空気調和機の断面側面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、4a,4b 電子膨張弁、5 室内熱交換器、9 室内機、12室内送風機、14 結露センサー、15a,15b バルブ、16a,16b
バイパス回路、17a,17b バイパスパルプ。
Claims (26)
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機を所定時間(T1)運転することを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機を前記結露センサーが結露を検出しなくなるまで運転することを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機を所定時間(T2)運転し、その後再び該室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は、該室内機の送風機の回転数を増加して所定時間(T3)運転することを特徴とする分離型空気調和機。
- 室内機の送風機の回転数を増加した後、結露センサーが結露を検出しない場合は、前記室内機の送風機を停止することを特徴とする請求項3記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機を所定時間(T4)運転し、その後再び該室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は、該室内機の送風機の回転数を増加して所定時間(T5)運転し、なお前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は、該室内機の送風機の回転数を下げて所定時間(T6)運転することを特徴とする分離型空気調和機。
- 室内機の送風機の回転数を下げた後、結露センサーが結露を検出しない場合は、前記室内機の送風機を停止することを特徴とする請求項5記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機を停止することを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機を停止したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると同時に前記圧縮機の運転を再開することを特徴とする請求項7記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合圧縮機を停止し、所定時間(T7)経過後前記停止中の室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は、該停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T8)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記圧縮機の運転を再開することを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転した後、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると共に、圧縮機の運転を再開することを特徴とする請求項9記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機の運転周波数を低減することを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に圧縮機の運転周波数を低減したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると同時に前記圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする請求項11記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合圧縮機の運転周波数を低下し、所定時間(T9)経過後前記停止中の室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は、該停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T10)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転した後、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記圧縮機の運転周波数を上昇させることを特徴とする請求項13記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に運転中の室内機用の電子膨張弁を開き、前記停止中の室内機の電子膨張弁を閉じることを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時に運転中の室内機用の電子膨張弁を開き、前記停止中の室内機の電子膨張弁を閉じたあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると同時に前記電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする請求項15記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、運転中の室内機用の電子膨張弁を開くと共に、前記停止中の室内機の電子膨張弁を閉じ、所定時間(T11)経過後前記停止中の室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は該停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T12)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると共に、電子膨張弁を通常制御に戻すことを特徴とする請求項17記載の分離型空気調和機。
- ガス管側の室内熱交換器と分配部間にバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機の運転と同時に前記バルブを閉じることを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機の運転と同時にバルブを閉じたあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると同時に前記バルブを開くことを特徴とする請求項19記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設けると共に、ガス管側の室内熱交換器と分配部間にバルブを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、前記バルブを開き、所定時間(T13)経過後前記停止中の室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は該停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T14)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記バルブを閉じることを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バルブを閉じることを特徴とする請求項21記載の分離型空気調和機。
- 室内熱交換器のバイパス回路とバイパスバルブを設け、停止中の室内機の結露センサーが結露を検出した場合、前記停止中の室内機の送風機の運転と同時に前記バイパスバルブを開くことを特徴とする請求項1記載の分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると同時にバイパスバルブを閉じることを特徴とする請求項23記載の分離型空気調和機。
- 一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、前記室内機に結露センサーを設けると共に、室内熱交換器のバイパス回路とバイパスバルブを設け、停止中の前記室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合、前記バイパスバルブを開き、所定時間(T15)経過後前記停止中の室内機の前記結露センサーが結露を検出した場合は該停止中の室内機の送風機を運転し、所定時間(T16)経過後該停止中の室内機の送風機を停止すると共に、前記バイパスバルブを閉じることを特徴とする分離型空気調和機。
- 停止中の室内機の送風機を運転したあと、結露センサーが結露を検出しなくなった場合は、前記停止中の室内機の送風機を停止すると共に、バイパスバルブを閉じることを特徴とする請求項25記載の分離型空気調和機。
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