JP3572977B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の自動的な操舵制御を行う車両用走行制御装置に関し、特に、分岐路や合流路のように、レーンマーカの分岐や合流が生じる場面においても、本線上のレーンマーカを安定して抽出可能することができる車両用走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用走行制御装置としては、例えば特開平9−91440号公報に記載されたものが報告されている。
この発明は、図12(a)に示すように、路面上の分岐部に描かれているレーンマーカ41を自動的に認識して、車両の走行制御を行うものであり、車両の進行方向を特定しておき、路面上の複数の白線の中から進行方向に向かう白線を選択する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用走行制御装置にあっては、白線を1本のラインと想定して検出するように構成されているため、例えばゼブラゾーンのように不規則な描画が施された分岐路や合流路では、安定した白線検出性能を発揮させるのは難しい。
【0004】
図12(b)に示すように、分岐部にレーンマーカが描かれていない場合、あるいは分岐部のレーンマーカに汚れやかすれがある場合には、操舵制御が分岐路側に振られてしまうことが考えられる。
また、安全を確保するためには、常に全ての白線を検出した後、操舵制御に必要な白線を選択する必要があるため、全ての白線を検出するのに要する計算処理の負担が大きいといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的としては、計算機側に多大の負担をかけることなく、分合流位置での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる車両用走行制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、走行路に表示されたレーンマーカを検出するレーンマーカ検出手段を備え、検出したレーンマーカに追随するように車両の進行方向を操舵制御する車両用走行制御装置において、道路の分合流位置を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、車両の現在位置及び進行方向を検出する現在位置検出手段と、この現在位置及び進行方向に基づいて、地図情報記憶手段から進行方向の分合流位置を読み出し、現在位置から当該分合流位置までの所要距離を算出する距離算出手段と、この所要距離が所定の基準距離に到達したか否かを判断する距離判断手段と、この所要距離が所定の基準距離に到達した場合には、地図情報記憶手段から進行方向に対する分合流路の存在方向を抽出する分合流位置方向抽出手段と、分合流位置で、かつ抽出した分合流路の存在方向とは逆方向のみを前記レーンマーカ検出手段に設定する観測方向設定手段とを備えることを要旨とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、前記進行方向の操舵制御に用いるレーンマーカの位置に関する情報を表示する表示手段を備えることを要旨とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、前記走行路に沿って設けられ、走行レーンを特定するための識別信号を発信する識別発信器から送信される識別信号を受信し、走行レーンを特定する走行レーン特定手段を備え、前記観測方向設定手段は、抽出された分合流路の存在方向と前記走行レーン特定手段が特定した走行レーン情報とに基づいて、前記検出すべきレーンマーカの存在方向を設定することを要旨とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、上記課題を解決するため、前記観測方向設定手段は、分合流路の存在方向が左側でありかつレーン情報が分合流側の左側レーンである場合は右側に存在するレーンマーカのみを、あるいは分合流路の存在方向が右でありかつレーン情報が分合流側の右側レーンである場合は左側に存在するレーンマーカのみを、検出すべきことを設定することを要旨とする。
【0010】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、道路の分合流位置を含む地図情報を記憶しておき、車両の現在位置及び進行方向を検出して進行方向の分合流位置位置を読み出し、現在位置から当該分合流位置までの所要距離を算出する。ここで、この所要距離が所定の基準距離に到達した場合には、地図情報記憶手段から進行方向に対する分合流路の存在方向を抽出し、分合流位置で、かつ抽出した分合流路の存在方向とは逆方向のみを検出すべきレーンマーカの存在方向として設定することで、分合流路の存在方向とは逆方向に表示されたレーンマーカを検出して操舵制御するので、分合流位置での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【0011】
請求項2記載の本発明によれば、進行方向の制御に利用しているレーンマーカの位置に関する情報を表示する。この結果、車両の運転が自動的な操舵制御であってもレーンマーカを確認でき、分合流位置での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【0012】
請求項3記載の本発明によれば、走行路に沿って設けられ、走行レーンを特定するための識別信号を発信する識別発信器から送信される識別信号を受信し、走行レーンを特定するようにしておき、前記抽出された分合流路の存在方向とこの特定した走行レーン情報とに基づいて、検出すべきレーンマーカの存在方向を設定することで、分合流路の存在方向とは逆方向に表示されたレーンマーカを検出して操舵制御するので、分合流位置での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【0013】
請求項4記載の本発明によれば、分合流路の存在方向が左でありかつレーンマーカ情報が分合流側の左側レーンである場合は右側に存在するレーンマーカのみを、あるいは分合流路の存在方向が右でありかつレーンマーカ情報が分合流側の右側レーンである場合は左側に存在するレーンマーカのみを、検出すべきレーンマーカとして設定することで、車両の運転が自動的な操舵制御であっても分合流位置での高度の安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用走行制御装置のブロック構成を示す図である。
操舵制御開始スイッチ1は、操舵制御の開始を指示するために車室内に設けられた機械式スイッチからなり、自動運転モード開始時にドライバの操作により車両用走行制御装置に入力される。
【0015】
現在位置算出部3は、GPS受信機16を介して複数のGPS衛星から受信される時間情報に基づいて、車両の現在位置を表す緯度経度を算出するとともに、単位時間当たりの現在位置の変化量に基づいて進行方向を算出する。
また、現在位置算出部3は、走行中の道路リンクが後述する操舵制御可否情報を有していない道路の場合には、操舵制御を許可しないことを表す操舵制御不可情報Tを操舵制御解除報知部37に出力する。
【0016】
なお、現在位置算出部3では、現在位置から分合流位置までの所要距離を算出するために、GPS受信機16からの時間情報を用いたが、道路に設置された電波ビーコンや光ビーコン、道路に埋設された磁気ネイル等から前方の分合流位置までの距離情報を送信するようにしておき、車両側ではこれらの距離情報を受信して必要な情報を獲得するようにすれば、同様の機能を実現することができる。
【0017】
地図データベース4は、地図データ内の道路リンクに、インターチェンジヘの出入口や高速バスのバス停出入口、非常停止ゾーンヘ出入口等の分流点の位置と方向、合流点の位置と方向を予め記憶している。また、地図データとして道路リンクやノード等の情報、道路区間毎に操舵制御を許可する高速道路や有料道路等の道路か否かを表す操舵制御可否情報、さらに操舵制御を許可する道路に関して分岐路Nや合流路Mがあるか否かを表す分岐合流路情報、道路上の分合流位置及び存在方向を表す分岐合流位置方向情報(緯度、経度、右または左)等が記録されている。
【0018】
分合流位置方向抽出部5は、現在位置算出部3により検出された車両の現在位置及び進行方向に基づいて、地図データベース4から現在の道路リンクと進行方向の道路リンク上にある分合流位置方向情報を読み出し、現在位置からその分合流位置43までの所要距離を算出し、分合流路の存在方向を抽出する。
【0019】
レーンマーカ観測方向設定部7は、車両が追随すべきレーンマーカの観測方向(左のみ、右のみ、または左右双方)、すなわち、検出すべきレーンマーカの存在方向をレーンマーカ検出部11に設定する。
着目レーン情報表示部9は、モニタからなり、レーンマーカ観測方向設定部7で設定した車両が追随すべきレーンマーカを画面に表示する。このモニタは、ナビゲーション装置に用いられるモニタと共通して用いてもよい。
【0020】
レーンマーカ検出部11には、車両前方を撮像するCCDカメラ等からなる撮像部10と、この撮像部10により撮影された前方画像から例えば画像中のエッジ情報を抽出する画換処理部12とが接続されている。また、レーンマーカ検出部11は、レーンマーカ観測方向設定部7により設定された車両が追随すべきレーンマーカの観測方向(左のみ、右のみ、または左右双方)に対応する画像領域のレーンマーカを検出する。レーンマーカ検出部11は、抽出されたエッジ画像の方向性に基づいて、レーンマーカらしさを評価し、確実性の高いエッジ点をレーンマーカ41の構成点として検出する。
【0021】
レーン曲率算出部13は、レーンマーカの複数の構成点に基づいて、カメラパラメータ14を参照しながら前方の道路のレーン曲率を算出する。
制御量算出部21には、現在の車速を検出する車速検出部15と、現在の操舵角を検出する操舵角検出部17と、現在のスロットル開度を検出するスロットル開度検出部19とが接続されている。この制御量算出部21は、現在の車速と操舵角とスロットル開度及びレーン曲率に基づいて、車両の制御に必要な車両パラメータの制御量を算出する。
【0022】
操舵部23は、制御量算出部21で算出された制御量に基づいてステアリング等を操舵制御する。スロットル開度調整部25は、制御量算出部21で算出された制御量に基づいてスロットル開度を調整する。
【0023】
操舵制御解除判断部33には、ドライバによる操舵介入を検出する操舵介入検出部27と、ドライバによる加速意図を検出する加速意図検出部29と、ドライバによる減速意図を検出する減速意図算出部31とが接続されている。操舵制御解除判断部33は、ドライバによる操舵介入、加速意図、減速意図等の割り込み信号に応じて操舵制御を解除することを判断する。
【0024】
操舵制御解除部35は、操舵制御の解除信号をスロットル開度調整部25及び操舵部23に出力してドライバに操舵を任せ、さらに、解除報知信号Rを操舵制御解除報知部37に出力する。操舵制御解除報知部37は、操舵制御を解除することを例えばインジケータやブザーやチャイムを用いてドライバに報知する。
【0025】
CPU2は、内部ROM及びタイマを有し、上述した現在位置算出部3、分合流位置方向抽出部5、レーンマーカ観測方向設定部7、レーンマーカ検出部11、画換処理部12、レーン曲率算出部13、カメラパラメータ14、制御量算出部21、操舵制御解除判断部33等の内部ROMに記憶されているソフトウエアモジュールに従って装置を制御する。また、CPU2には演算処理に用いるRAM8が接続されており、装置の制御状態を表す変数が変更可能に記憶されている。
【0026】
次に、図2、5、6に示す説明図、図3、4、7に示すフローチャートを参照して車両用走行制御装置の動作を説明する。
図2に示すように、路面39には白線のレーンマーカ41が複数本レーン毎に表示されている。白線のレーンマーカ41は路面39の両側では連続した線であり、内部レーンでは連続した破線である。
【0027】
分合流位置43について図2(a)では分岐路Nを、図2(b)には合流路Mをそれぞれ示し、これらを総称簡略して分合流路と称し、その位置を以下単に分合流位置ということとする。
なお、図5、図6は図2と同様に分合流位置43を有する道路を示しており、路面39には白いレーンマーカ41が記されてる。
【0028】
まず、図3においてステップS10では、CPU2は、ドライバにより操舵制御開始スイッチ1が操作され、操舵制御を開始するための指示を受け付けたか否かを判断する。
そして、操舵制御開始を表す指示を受け付けた場合には、ステップS20では、現在位置算出部3は、車両の現在位置と進行方向を算出する。すなわち、現在位置算出部3は、GPS受信機16を介して検出した車両の現在位置での緯度経度情報と前回のサンプリング時での緯度経度情報とを参照して車両の進行方向情報を算出し、さらに、地図データベース4に記憶されている道路リンク情報とマップマッチングして車両の現在位置と進行方向を道路リンク上に補正して決定する。
【0029】
決定された車両の現在位置は、図5に示すように、ナビゲーション装置と共通に使用可能な着目レーン情報表示部9の画面左側の地図上に表示される。
ここで、ステップS30では、現在位置算出部3はマップマッチングした現在走行中の道路について、地図データベース4から操舵制御可否情報を読み出し、操舵制御が可能(許可)な道路か否かを判断するとともに、操舵制御可否情報Tを分合流位置方向抽出部5と操舵制御解除報知部37に送る。
【0030】
操舵制御不可情報Tは、分合流位置方向抽出部5では無視されるが操舵制御解除報知部37では受け付けられる。操舵制御が不可能な道路の場合には、ステップS40では、操舵制御解除報知部37は、操舵制御を行えない旨(操舵解除)をドライバに報知し、ステップS10に戻る。また操舵制御が不可能な道路は市街地や町村の一般道路であり、ドライバによる手動運転となる。
【0031】
一方、操舵制御が可能な道路の場合には、操舵制御可情報、分岐路合流路情報(左、右)、分合流位置情報(緯度経度値)とが分合流位置方向抽出部5に送られ、以下のステップS50〜S80までの処理が行われる。
ここで、ステップS50では、分合流位置情報(緯度経度値)と進行方向の道路リンクとに基づいて、前方に分合流位置があるか否かを判断する。
【0032】
分合流位置方向抽出部5は現在位置算出部3を介して地図データベース4から得た道路リンク上の分合流位置を表す分合流位置情報(緯度経度値)を検索することによって、得られた情報に基づいて判断する。現在位置から目的地までの道路リンク間には複数の分合流位置が存在する可能性があり、複数ある場合はそのうち現在位置に最も近い分合流位置を算出し選定する。
【0033】
進行方向前方に分合流位置がある場合には、ステップS60では、分合流位置方向抽出部5は、さらに、ステップS20で受信した現在位置情報(緯度経度値)と、ステップS50で得た分合流位置情報(緯度経度値)に基づいて、現在位置から前方の分合流位置43までの所要距離Dを算出する。そして、分合流位置方向抽出部5は、算出した分合流位置43までの所要距離DをRAM8に格納する。
【0034】
そして、ステップS70では、分合流位置方向抽出部5は、分合流位置43までの所要距離Dが予め記憶してある所定のしきい値Dthよりも小さいか否かを判断する。なお、しきい値Dthは、分合流位置におけるレーンマーカ検出処理に移行する距離しきい値で、例えば200mが予めセットされている。ここで、所要距離Dがしきい値Dthより小さい場合にはステップS80に進み、分合流位置43に接近していると判断され場合には、分合流位置方向抽出部5は再び地図データベース4から分合流方向を検出する。すなわち、分合流位置方向抽出部5は、分岐路や合流路の存在方向(進行路の右側にあるのか左側にあるのか)を検出する。
【0035】
ステップS90では、レーンマーカ観測方向設定部7は、ステップS50、ステップS70、ステップS80での処理結果に基づいて、追随すべきレーンマーカが左右いずれか、または左右同時か等の検出すべきレーンマーカの存在方向をレーンマーカ検出部11に設定する。
【0036】
次に、図4を参照して、図3に示すステップS90の動作を詳しく説明する。ここでは、ステップS80又は、ステップS50又は、ステップS70での処理実行された後、ステップS90に進む。
まず、ステップS80からステップS200に進むと、地図データベース4から読み出した前方の分合流方向が左側にある場合は、ステップS210に進む。ステップS210では、図2、図5、図6において分合流のために、左(分合流位置43)側のレーンマーカ41が間もなく消え、左側のレーンマーカ41に追随すると走行目的路から外れるおそれがあるので、連続している右側のレーンマーカ41のみを検出する(右側のレーンマーカ41のみに追随して車両を走行させるため)ようにレーンマーカ検出部11に設定する。
【0037】
ステップS200で、地図データベース45から読み出した前方の分合流方向が(図示しないが)右側にある場合は、ステップS220に進み、分合流のために、同様に右(分合流位置43)側のレーンマーカが間もなく消えるので、連続している左側のレーンマーカのみを検出する(左側のレーンマーカ41のみに追随して車両を走行させるため)ようにレーンマーカ検出部11に設定する。
【0038】
一方、ステップS50で前方に分合流点がないと判断された時、又はステップS70で分合流点まで遠いと判断された時は、ステップS230に進み、分合流位置が遠くにあり、暫らく左右両側のレーンマーカ41が安定して連続しており、連続している左右両側の双方のレーンマーカ41を検出する(左右両側のレーンマーカ41に追随して車両を走行させるため)ようにレーンマーカ検出部11に設定する。
【0039】
ステップS90で検出すべきレーンマーカ41の存在方向がレーンマーカ検出部11に設定された後に、ステップS100では、着目するレーンマーカ41を着目レーン情報表示部9に表示する。これは、操舵制御システムが、どちら側のレーンマーカに着目して動作しているかをドライバに報知するためであるので、画面に図5、図6に示すように表示してドライバに視認させる。
【0040】
図5は、着目しているレーン情報を、ナビゲーション装置による地図表示とともに、着目レーン情報表示部9に表示した例である。同図では左半分に地図を右半分に着目しているレーンマーカ41をそれぞれ表示する。左分岐路手前であるため、右側のレーンマーカ41に着目していることを、レーンマーカ検出部11の撮像部10で撮影した画像情報の右下部を特に網掛けすることによって表現している。
【0041】
ステップS110では、レーンマーカ検出部11は、道路上のレーンマーカ41の位置を検出する。すなわち、車両前方に向けて設置された撮像部10で撮像された前方風景を画像処理部12に送り、画像処理部12で入力画像に対してエッジ検出を行う。さらに、レーンマーカ検出部11では、エッジの方向性を用いてレーンマーカらしさを評価し、確実性の高いエッジ点の集合をレーンマーカ41として検出する。
【0042】
ここで、図5、図6を参照して、車両前方より右側に位置するレーンマーカ41を検出する方法について説明する。
図6に示すように、レーンマーカ41を検出するための対象領域としては、レーンマーカ観測方向設定部7によりレーンマーカ検出部11に前もって設定されているので、画面上でのレーンマーカ41を明確に捕捉可能な線分B−Bより下部の画像領域に限定する。
【0043】
車両前方より右側のレーンマーカ41に着目するために、画面中央の線分A−Aから右側に向かって、レーンマーカ41を構成するエッジ点を探索する。図6に示すように、右横方向の矢印で示す5個のエッジ点を検出しているので、これらをレーンマーカ41の構成点とする。なお、車両前方より左側のレーンマーカも同様の手順で検出することができる。
【0044】
そして、図2に移り、ステップS120では、レーン曲率算出部13は、レーンマーカ検出部11により検出したレーンマーカの構成点に基づいて、レーンマーカ41の曲がり量を調べて道路前方の曲率を算出する。すなわち、検出されたレーンマーカ41の画像上の構成点列に基づいて、実曲率に換算する処理を行う。この換算では、レーンマーカを撮像している撮像部10のカメラパラメータ14に依存するため、予め換算率を求めて変換テーブルを作成しておき、この変換テーブルに基づいて換算すればよい。
【0045】
そして、ステップS130では、操舵制御を行うために必要な現在の車両状態として、速検出部15、操舵角検出部17及びスロットル開度検出部19からそれぞれ速度、操舵角及びスロットル開度が制御量算出部21に送られモニタされる。
そして、ステップS140では、制御量算出部21は、現在の車両状態と道路前方のレーン曲率とに基づいて、変動させるべき操舵量とスロットル開度を周知の演算方法を用いて算出する。
【0046】
ここで、ステップS150では、制御量算出部21は、算出した各種制御量が所定の範囲内にあるか否かを判断する。制御範囲内である場合にはステップS160に進み、操舵部23とスロットル開度調整部25にそれぞれ制御信号を送る。この結果、操舵部23とスロットル開度調整部25では所定の操舵制御が行われる。
【0047】
他方、ステップS150で制御量算出部21により制御範囲外であると判断された場合にはステップS170に進み、操舵制御解除判断部33に操舵制御を強制的に解除するための強制解除信号Yを出力する。この強制解除信号Yを受けた操舵制御解除判断部33は、この先操舵制御を解除するための解除信号Qを操舵制御解除部35に送る。そして、操舵制御解除部35はスロットル開度調整部25及び操舵部23に解除信号を出力して操舵制御を解除しドライバに操舵を任せるとともに、解除報知信号Rを操舵制御解除報知部37に出力する。この結果、操舵制御が解除され、続いてステップS40で、操舵制御が解除された旨がドライバに報知される。
【0048】
このようにして、車両の運転を連続しているレーンマーカ41に従って自動的に追随させることができる。この結果、分合流位置43での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【0049】
ここで、図7を参照して、車両が高速道路や有料道路を自動制御で走行中に行われる割り込み処理について説明する。なお、これら割り込みは分岐路を離脱する時、レーンチェンジを行う時、加速、減速時に発生する。
なお、操舵介入検出部27はステアリング回転軸から回動信号がある場合には操舵制御解除判断部33に割り込み信号を送り、また、加速意図検出部29はアクセルペダルから踏み込み信号ある場合には操舵制御解除判断部33に割り込み信号を送り、さらに、減速意図算出部31はブレーキペダルから踏み込み信号ある場合には操舵制御解除判断部33に割り込み信号を送るようになっており、これらの割り込み信号が操舵制御解除判断部33に受け付けられたときには、図7に示す割り込み処理ルーチンに進む。
【0050】
まず、ステップS180では、操舵介入検出部27から操舵制御解除判断部33に操舵介入を表す割り込み信号が送られたか否かを判断する。操舵介入がある場合には、操舵制御解除判断部33は操舵制御解除部35に解除信号Qを送り、ステップS170に進み、操舵制御解除部35はスロットル開度調整部25及び操舵部23に解除信号を出力して操舵制御を解除してドライバによる手動操作に移行する。
また、ステップS190では、加速意図検出部29から操舵制御解除判断部33に加速意図を表す割り込み信号が送られたか否かを判断する。加速意図がある場合には、操舵制御解除判断部33は操舵制御解除部35に解除信号Qを送り、ステップS170に進み、操舵制御解除部35はスロットル開度調整部25及び操舵部23に解除信号を出力して操舵制御を解除してドライバによる手動操作に移行する。
【0051】
さらに、ステップS200では、減速意図算出部31から操舵制御解除判断部33に減速意図を表す割り込み信号が送られたか否かを判断する。減速意図がある場合には、操舵制御解除判断部33は操舵制御解除部35に解除信号Qを送り、ステップS170に進み、操舵制御解除部35はスロットル開度調整部25及び操舵部23に解除信号を出力して操舵制御を解除してドライバによる手動操作に移行する。
また、減速意図を表す割り込み信号がない場合には、ステップS180に戻り割り込み信号を待つ。
【0052】
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態に係る車両用走行制御装置のブロック構成を示す図である。第1の実施の形態と同一構成となる部分には同一番号を付して説明は省略し、同じ動作のステップ部分の説明は簡略する。
【0053】
図9(a)、(b)には左からA、B、C、Dの4レーンの道路を示し、路面39には白線のレーンマーカ40、41、42が複数本のレーン毎に表示されている。白線のレーンマーカ40、41は路面39の両側では連続した幅のある帯線であり、内部レーンでは連続した幅のある帯破線である。
【0054】
道路には、これらレーンマーカ40、41、42に沿って電波ビーコン、光ビーコンや磁気ネイルを備え、各レーンマーカ固有の識別信号を発信する識別発信器が設けてある。
【0055】
一方、車両側の車両用走行制御装置には、図8に示すように、電波ビーコン、光ビーコンや磁気ネイル等の走行路に沿って設けられた識別発信器から発信される識別信号を受信する走行レーン特定部6を設ける。
【0056】
次に、図9、図5及び図6に示す説明図と、図10及び図11に示すフローチャートを参照して、車両用走行制御装置の動作を説明する。
まず、ステップS300では、CPU2は、ドライバにより操舵制御開始スイッチ1が操作されか否かを判断する。
【0057】
そして、操舵制御開始を受け付けた場合には、ステップS310では、現在位置算出部3は、GPS受信機16を介して複数のGPS衛星から受信される時間情報に基づいて、車両の現在位置を表す緯度経度を算出するとともに、地図データベース4を参照して地図上の位置と、単位時間当たりの現在位置の変化量に基づいて進行方向を算出する。車両の現在位置は図5の左側に示すように、ナビゲーション装置の画面に地図上に表示される。
【0058】
ここで、ステップS320では、現在位置算出部3は走行中の道路について、地図データベース4から操舵制御可否情報を読み出し、操舵制御が可能(許可)な道路か否かを判断するとともに、操舵制御可否情報Tを分合流位置方向抽出部5と操舵制御解除報知部37に送る。
【0059】
操舵制御不可情報Tは、操舵制御解除報知部37では受け付けられ、ステップS330では、操舵制御解除報知部37は、操舵制御を行えない旨をドライバに報知し、ステップS300に戻る。
【0060】
一方、操舵制御が可能な道路の場合には、操舵制御可情報、分岐路合流路情報(左、右)、分合流位置情報(緯度経度値)とが分合流位置方向抽出部5に送られ、以下のステップS340に進む。
【0061】
ステップS340では、走行レーン特定部6は、図9において、レーンAとレーンBのうちどのレーン上を走行中であるかを特定する。レーンAやレーンB等の頭上に一定間隔毎にそれぞれ設けた識別発信器から発信される電波ビーコンに走行レーン情報(レーン識別番号A、B、C、D等)を付加して送信するようにしておき、この走行レーン情報を走行レーン特定部6で受信し、その真下を通過した時、特定のレーン上を走行していると判断する。
【0062】
ステップS350では、分合流位置情報(緯度経度値)と進行方向の道路リンクとに基づいて、前方に分合流位置があるか否かを判断する。
【0063】
進行方向前方に分合流位置がある場合には、ステップS360では、分合流位置方向抽出部5は、現在位置から前方の分合流位置43までの所要距離Dを算出する。
【0064】
そして、ステップS370では、分合流位置方向抽出部5は、分合流位置43までの所要距離Dがしきい値Dthよりも小さいか否かを判断する。
【0065】
ここで、所要距離Dがしきい値Dthより小さい場合にはステップS380に進み、分合流位置方向抽出部5は再び地図データベース4にアクセスし、分合流方向を抽出する。
すなわち、地図データベース4には高速道路や有料道路の分流・合流、サービスエリア、レーン数等の詳しい道路データが予め格納されており、当然分岐路や合流路の存在方向(進行路の右側にあるのか左側にあるのか)も格納されているので、現在位置の近傍の道路データを、全ファイルの中からデータベース検索の手法で抽出する。
【0066】
ステップS390では、レーンマーカ観測方向設定部7は、ステップS350、ステップS370、ステップS380の結果に基づいて、追随すべきレーンマーカの存在方向(検出すべきレーンマーカはどれか)をレーンマーカ検出部11に設定する。
【0067】
図11を参照して、ステップS390に示す動作を詳しく説明する。ここでは、図10に示すステップS380又は、ステップS350又はステップS370での処理が実行された後、ステップS390に進む。
【0068】
まず、ステップS380からステップS500に進むと、地図データベース4から読み出した前方の分合流方向が左側にある場合は、ステップS510に進み、図9、図5において分合流側のレーンAを走行中か分合流反対側のレーンBを走行中か判断する。分合流側のレーンAを走行中ならステップS520に進む。分合流のために、左側のレーンマーカが間もなく消えるので、レーンマーカ検出部11は連続している右側のレーンマーカ41のみを検出するようにレーンマーカ検出部11に設定し、右側のレーンマーカ41のみに追随して車両を走行させる。
【0069】
ステップS500で、地図データベース45から読み出した前方の分合流方向が右にある場合は、ステップS530に進み、図示しないが容易に予想できるように右側の分合流側のレーンを走行中か、右側の分合流反対側のレーンを走行中か判断する。右側の分合流側のレーンを走行中の場合にはステップS540に進む。分合流のために右側のレーンマーカが間もなく消えるので、レーンマーカ検出部11は連続している左側のレーンマーカ41のみを検出するようにレーンマーカ検出部11に設定し、左側のレーンマーカ41のみに追随して車両を走行させる。
【0070】
ステップS350及びステップS370からの継続と、ステップS510で図9、図5において左側の分合流反対側のレーンBを走行中の場合と、ステップS530で右側の分合流反対側のレーンを走行中の場合には、ステップS550に進む。
【0071】
分合流位置が遠くにあるか、または分合流反対側にある場合も左右のレーンマーカ41が連続しており、レーンマーカ検出部11は連続している左右の双方のレーンマーカ41を検出し、左右のレーンマーカ41に追随して車両を走行させる。
【0072】
なお、3車線以上の道路について、図9(a)、(b)に示すレーンCやレーンD等中央レーンを走行中の時は、分合流位置にかかわらず左右両方のレーンマーカが連続するので、これらを検出対象とすればよい。
【0073】
ステップS390で検出すべきレーンマーカ41が選定された後のステップS400〜S470までの動作、及び割り込み動作は第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0074】
なお、第1または第2の実施の形態は、ナビゲーション装置でよく利用される経路誘導機能を併用して実施することも可能である。この場合、基本的な作用は第1または第2の実施の形態と共通であり、誘導経路が分岐賂に近づいた時、「そろそろ左(右)分岐です」という音声ガイドを出力し、ドライバに操舵を委ねる警告情報を報知することができる。
【0075】
また、第1または第2の実施の形態に記載した現在位置算出部3は必ずしも必要でなく、例えば、走行レーン特定部6が利用した電波、光ビーコンや磁気ネイルから、前方の分岐合流情報を車両に送信し、車両側ではこれを受信して必要な情報を獲得すれば、同様の機能を実現できる。
【0076】
以上説明したように、本発明によると、走行中に、進行方向前方のインターチェンジ出入口や高速バスのバス停への出入非常停止ゾーンヘの出入口等の分岐情報や合流情報を獲得して、分岐路や合流路付近では、ゼブラゾーン等によるレーンマーカを検出する際の画像ノイズに惑わされることなく、本線レーンマーカに沿った、安定した操舵制御が可能となる。また、分岐合流部分にレーンマーカが描かれていない場合や不鮮明であっても、本線レーンマーカに沿った、安定した操舵制御が可能となる。
【0077】
さらに、第2の実施の形態によると、左右両側のレーンマーカ情報を利用して操舵制御を行わせることにより、より信頼性の高いレーントレースが可能となる。
さらにまた、常に必要な方向のレーンマーカの検出しか行わないため、計算処理に要する負荷低減に寄与することができる。また、現在の検出対象となるレーンマーカの存在方向を表示するため、操舵制御時の安心感の向上や、ドライバの介入判断がし易くなる。
【0078】
この結果、分合流位置での安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。特に、高速道路上のジャンクションでの安全運転を確保することができ、操舵制御の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る車両用走行制御装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る車両用走行制御装置の分岐路での動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る車両用走行制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る車両用走行制御装置の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の車両用走行制御装置の分岐路で地図とレーンマーカー表示の様子を示す図である。
【図6】本発明の車両用走行制御装置のレーンマーカを認識する動作を説明するための図である。
【図7】本発明の車両用走行制御装置の割り込み動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施の形態に係る車両用走行制御装置のブロック構成を示す図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に係る車両用走行制御装置の分岐路での動作を説明するための図である。
【図10】本発明の第2実施の形態に係る車両用走行制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施の形態に係る車両用走行制御装置の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来の車両用走行制御装置の分岐路での動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 操舵制御開始スイッチ
2 CPU
3 現在位置算出部
4 地図データベース
5 分合流位置方向抽出部
6 走行レーン特定部
7 レーンマーカ観測方向設定部
8 RAM
9 着目レーン情報表示部
10 CCDカメラ
11 レーンマーカ検出部
12 画像処理部
13 レーン曲率算出部
14 カメラパラメータ
15 車速検出部
16 GPS受信機
17 操舵角検出部
19 スロットル開度合検出部
21 制御量算出部
23 操舵部
24 モニター
25 スロットル開度調整部
27 操舵介入検出部
29 加速意図検出部
31 減速意図検出部
33 操舵制御解除判断部
35 操舵制御解除部
37 操舵制御解除報知部
39 路面
41、42 レーンマーカ
43 分合流位置
D 所要距離
Dth 所定値
Q 解除信号
R 解除報知信号
T 操舵制御不可信号

Claims (4)

  1. 走行路に表示されたレーンマーカを検出するレーンマーカ検出手段を備え、検出したレーンマーカに追随するように車両の進行方向を操舵制御する車両用走行制御装置において、
    道路の分合流位置を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    車両の現在位置及び進行方向を検出する現在位置検出手段と、
    この現在位置及び進行方向に基づいて、地図情報記憶手段から進行方向の分合流位置を読み出し、現在位置から当該分合流位置までの所要距離を算出する距離算出手段と、
    この所要距離が所定の基準距離に到達したか否かを判断する距離判断手段と、
    この所要距離が所定の基準距離に到達した場合には、地図情報記憶手段から進行方向に対する分合流路の存在方向を抽出する分合流位置方向抽出手段と、
    前記分合流位置で、かつ抽出した分合流路の存在方向とは逆方向のみを前記レーンマーカ検出手段に設定する観測方向設定手段とを備えることを特徴とする車両用走行制御装置。
  2. 前記進行方向の操舵制御に用いるレーンマーカの位置に関する情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用走行制御装置。
  3. 前記走行路に沿って設けられ、走行レーンを特定するための識別信号を発信する識別発信器から送信される識別信号を受信し、走行レーンを特定する走行レーン特定手段を備え、
    前記観測方向設定手段は、
    抽出された分合流路の存在方向と前記走行レーン特定手段が特定した走行レーン情報とに基づいて、前記検出すべきレーンマーカの存在方向を設定することを特徴とする請求項1記載の車両用走行制御装置。
  4. 前記観測方向設定手段は、
    分合流路の存在方向が左側でありかつレーン情報が分合流側の左側レーンである場合は右側に存在するレーンマーカのみを、あるいは分合流路の存在方向が右でありかつレーン情報が分合流側の右側レーンである場合は左側に存在するレーンマーカのみを、検出すべきことを設定することを特徴とする請求項3記載の車両用走行制御装置。
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