JP3560569B2 - Phs自動親子登録システム及びphs自動親子登録方法 - Google Patents

Phs自動親子登録システム及びphs自動親子登録方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PHS親子通信機能を用いた電力、水道、ガス等のテレメトリングシステムを設置又は保守する技術に関し、特にPHS親子登録の効率を向上させるPHS自動親子登録システム及びPHS自動親子登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレメトリングシステムは、電力、水道、ガス等のメータに取り付けられた検針用の装置がメータの指針値を自動的に読み取り、通信回線を利用して読み取った指針値を、管理センタに設置された管理用のサーバやパソコンに送信する事で、検針を自動的に行うシステムである。
【0003】
従って、検針の担当者が各家宅を一軒ずつまわらなくても良いが、通信回線は各家宅の一般加入電話回線を顧客と共用する為、システム導入時に顧客から一般加入電話回線の共用の承諾を得る必要や、システム設置時に電話線の引き回し工事を行う必要や、顧客が電話回線を使用中の場合に検針が出来ない制限や、一般加入電話回線に加入していない家宅には導入出来ない等の問題点があった。なお前記一般加入電話回線に加入していない家宅にシステムを導入出来ない問題点は、最近の携帯電話やPHSの普及に伴い顕在化している。
【0004】
近年になりPHS回線を利用したテレメトリングシステムが開発されたが、PHS回線を利用した場合、PHS回線は事業者が専用出来、各家宅の一般加入電話回線を顧客と共用する必要が無いので、上述した一般加入電話回線を利用する場合の問題がなくなるという利点があった。
【0005】
しかし、PHS回線を利用したテレメトリングシステムの場合、1家宅につき1回線分のPHS回線基本料金を支払う必要があり、一般加入電話回線を顧客と共用する場合と比較して割高となってしまうという問題点があった。
【0006】
そこで、PHS中継器を用いる方式が開発された。PHS中継器はPHS通信を中継する装置であり、PHS中継器と親子関係を登録した任意の1台のPHSモジュールとのPHS通信の中継を行う。
【0007】
PHS中継器を使用すると、PHS回線1回線の契約でも複数のPHSモジュールによる通信が可能となる。即ち、PHS中継器はPHS基地局とは公衆モードで通信を行い、これは通常のPHS回線契約と同等である。従って、PHS回線1回線分の基本料金の負担が発生する。しかし、PHS中継器とPHSモジュールは自営モードで通信を行い、自営モードの通信はPHS回線契約が不要なので基本料金の負担が発生しない。
【0008】
例えば、PHS中継器にPHSモジュールを子機として20台登録した場合でも基本料金は1回線分で済む。
【0009】
従って、PHS中継器をテレメトリングシステムに利用する事で、上記PHS回線基本料金の負担を軽減出来る。
【0010】
PHS中継器は、テレメトリングシステムを、例えば集合住宅に導入する場合に使用され、各家宅に設置されたPHS端末と自営モードで通信可能な場所に、1台または電波状況に応じた必要分の台数が設置される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のPHS中継器を用いたテレメトリングシステムでは、PHS中継器が故障した場合、PHS中継器を保守交換するが、保守交換で新たに設置されるPHS中継器は、既に各家宅に設置されているPHS端末とは親子登録がされていないので、各家宅のPHS端末が新たに設置されるPHS中継器と自営モードで通信を行う為には、新たに設置されるPHS中継器と各家宅のPHS端末で1組ずつ親子登録を行う必要があるが、従来は、現地で保守員が1組ずつ手動で親子登録を行っていた。更に、各家宅に設置されているPHS端末は取り外しが出来ない為、PHS端末を操作する保守員は各家宅を1軒ずつまわって作業を行う必要があった。この場合、保守員がPHS用中継器及びPHS端末を手動で直接電源オフ/オンする必要があり、且つ前記PHS用中継器の電源オフ/オンと前記PHS端末の電源オフ/オンのタイミングは同期させる必要があった。これらの結果、保守員1人当たりでPHS親子登録が行える台数に限界があり、極めて効率が低いものであった。
【0012】
また従来のPHSモジュールは、親子登録でPHS中継器を登録するエリアが1つしかない為、前述のようにPHS中継器の保守交換を行った場合、保守交換後のPHS中継器との親子登録が完了するまでは管理センタと通信が出来ないという問題点があった。
【0013】
さらに、従来のPHS端末は、着信時に管理センタを識別する手段が無い為、他の事業者の管理センタでの誤操作により登録モードが誤動作してしまう可能性があるという問題点があった。
【0014】
本発明は、上記課題を解決する事により、PHS親子登録の効率を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、PHS用中継器と一群のPHS端末とのPHS親子登録を行う場合のPHS自動親子登録システムにおいて、PHS公衆モード無線通信により前記PHS親子登録の自動制御を行う登録制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とは前記PHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とはPHS自営モード無線通信を行う登録用中継器と、前記登録制御装置から受信した通信データに基づきシリアルインタフェース通信により前記PHS端末にコマンドを送信する事によって前記PHS端末を制御する端末制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とはPHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とは前記PHS自営モード無線通信を行い前記PHS公衆モード無線通信によって着信した時に発信番号を取得し取得した前記発信番号に基づいて自身が登録モードへ移行するPHS親子登録用中継器と、前記登録制御装置から前記登録用中継器を介して受信した通信データに基づき前記端末制御装置が前記シリアルインタフェース通信によって送信してきた前記コマンドに基づいて自身が登録モードへ移行し前記登録モードへ移行した前記PHS親子登録用中継器と親子登録を行う前記PHS端末とを含んで構成されることを特徴とする。
【0016】
本願の第2の発明は、第1の発明の前記PHS端末は親子登録により自身に登録する前記PHS用中継器のCSIDを複数個CSID記憶部に登録ならしめる複数CSID登録手段と、前記複数個のCSIDの何れか1個のCSIDをオープンサーチにより選択し選択した前記CSIDの前記PHS用中継器とのPHS自営モード無線通信を行う中継器自自動選択手段を備えることを特徴とする。
【0017】
本願の第3の発明は、第2の発明の前記複数CSID登録手段により登録される複数個の前記PHS用中継器の前記CSIDを記憶する複数個の前記CSID記憶部の1個以上は前記登録用中継器に割り当てて、前記登録用中継器の前記CSIDは予め前記CSID記憶部に登録しておくことを特徴とする。
【0018】
本願の第4の発明は、第1の発明の前記登録制御装置は前記PHS親子登録用中継器に発信する時に、親子登録用の特定のサブアドレス番号(以下「登録用サブアドレス」と記す)を前記PHS親子登録用中継器の電話番号に付加して前記発信番号としてダイヤルし、前記PHS親子登録用中継器は前記登録用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS公衆モード無線通信によって着信時に前記発信番号からサブアドレス番号を取得し前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている登録用サブアドレスが一致した場合のみ前記登録モードへ移行することを特徴とする。
【0019】
本願の第5の発明は、第1の発明の前記PHS端末は親子登録の結果を前記端末制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した端末制御装置は前記受信した親子登録の結果を前記登録制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した前記登録制御装置は前記受信した親子登録の結果と該PHS端末の内線番号を表示装置に一覧表示することを特徴とする。
【0020】
本願の第6の発明は、第1の発明の前記登録制御装置は前記端末制御装置に発信する時に、システム認証用の特定のサブアドレス番号(以下「認証用サブアドレス」と記す)が付加された前記発信番号をダイヤルし、前記端末制御装置は前記認証用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS自営モード無線通信によって着信時に前記発信番号から前記サブアドレス番号を取得し、前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている前記認証用サブアドレスが一致した場合のみ前記PHS端末へ前記登録モードへの移行を前記コマンドにより指示することを特徴とする。
【0021】
本願の第7の発明は、PHS用中継器と一群のPHS端末とのPHS親子登録を行う場合のPHS自動親子登録方法において、PHS公衆モード無線通信により前記PHS親子登録の自動制御を行う登録制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とは前記PHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とはPHS自営モード無線通信を行う登録用中継器と、前記登録制御装置から受信した通信データに基づきシリアルインタフェース通信により前記PHS端末にコマンドを送信する事によって前記PHS端末を制御する端末制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とはPHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とは前記PHS自営モード無線通信を行い前記PHS公衆モード無線通信によって着信した時に発信番号を取得し取得した前記発信番号に基づいて自身が登録モードへ移行するPHS親子登録用中継器とを予め具備し、前記PHS端末は、前記登録制御装置から前記登録用中継器を介して受信した通信データに基づき前記端末制御装置が前記シリアルインタフェース通信によって送信してきた前記コマンドに基づいて自身が登録モードへ移行し前記登録モードへ移行した前記PHS親子登録用中継器と親子登録を行うことを特徴とする。
【0022】
本願の第8の発明は、第7の発明の前記PHS端末は親子登録により自身に登録する前記PHS用中継器のCSIDを複数個記憶するCSID記憶部を有し、前記複数個のCSIDの何れか1個のCSIDをオープンサーチにより選択し選択した前記CSIDの前記PHS用中継器とのPHS自営モード無線通信を行うことを特徴とする。
【0023】
本願の第9の発明は、第8の発明の複数個の前記PHS用中継器の前記CSIDを記憶する複数個の前記CSID記憶部の1個以上は前記登録用中継器に割り当てて、前記登録用中継器の前記CSIDは予め前記CSID記憶部に登録しておくことを特徴とする。
【0024】
本願の第10の発明は、第7の発明の前記登録制御装置は前記PHS親子登録用中継器に発信する時に、親子登録用の特定のサブアドレス番号(以下「登録用サブアドレス」と記す)を前記PHS親子登録用中継器の電話番号に付加して前記発信番号としてダイヤルし、前記PHS親子登録用中継器は前記登録用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS公衆モード無線通信によって着信時に前記発信番号からサブアドレス番号を取得し前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている登録用サブアドレスが一致した場合のみ前記登録モードへ移行することを特徴とする。
【0025】
本願の第11の発明は、第7の発明の前記PHS端末は親子登録の結果を前記端末制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した端末制御装置は前記受信した親子登録の結果を前記登録制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した前記登録制御装置は前記受信した親子登録の結果と該PHS端末の内線番号を表示装置に一覧表示することを特徴とする。
【0026】
本願の第12の発明は、第7の発明の前記登録制御装置は前記端末制御装置に発信する時に、システム認証用の特定のサブアドレス番号(以下「認証用サブアドレス」と記す)が付加された前記発信番号をダイヤルし、前記端末制御装置は前記認証用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS自営モード無線通信によって着信時に前記発信番号から前記サブアドレス番号を取得し、前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている前記認証用サブアドレスが一致した場合のみ前記PHS端末へ前記登録モードへの移行を前記コマンドにより指示することを特徴とする。
【0027】
[作用]
登録制御装置に親子登録を指示すると自動的に親子登録が行われるので、親子登録の操作の煩雑さが解消される。更に、同時に複数台の端末を対象にして、登録制御装置に親子登録を指示すると、前記指示した全端末の親子登録が自動的に行われ、且つ前記指示した全端末の親子登録の結果が登録制御装置の表示装置に一覧表示されるので、前記親子登録の間に保守員は別の作業を行う事が可能となり、親子登録の操作の煩雑さを解消すると共に、保守員1人当たりの親子登録の時間効率が改善される。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0029】
図1は、本発明の第一の実施の形態を示すシステム構成図である。
【0030】
図1を参照すると、本実施の形態は、登録制御装置4と登録用中継器5と中継器7と端末10と端末制御装置11から構成されるPHS親子自動登録システム1と、PHS基地局2から構成される。端末10の台数は、親子登録を行う端末の台数である。本実施例は、端末10が4台の場合である。端末制御装置11は、端末10と一対一で接続される。従って、端末制御装置11の台数は、端末10の台数と同一になる。本実施例では端末10が4台なので、端末制御装置11も4台である。前記端末10の台数は、親子登録を行う端末の台数なので、本実施例の様にその台数が4台に限定される訳ではない。同様に前記端末制御装置11の台数も4台に限定される訳ではない。
【0031】
PHS親子自動登録システム1は、親子登録を行う施設、例えば保守センタ、に設置されている。PHS基地局2は、PHS回線業者により全国に配置されている。
【0032】
PHS基地局2はPHS基地局アンテナ3を備えている。登録用中継器5はPHSアンテナ6を備えている。中継器7はPHSアンテナ8を備えている。端末10はPHSアンテナ9を備えている。
【0033】
登録制御装置4はISDN通信回線網12を経由してPHS基地局2と接続されており、登録制御装置4とPHS基地局2はPIAFSモードでISDN通信を行う。PHS基地局2がPHS基地局アンテナ3を使用し、登録用中継器5がPHSアンテナ6使用し、PHS基地局2と登録用中継器5はPHS公衆モード無線通信を行う。PHS基地局2がPHS基地局アンテナ3を使用し、中継器7がPHSアンテナ8を使用し、PHS基地局2と中継器7はPHS公衆モード無線通信を行う。登録用中継器5がPHSアンテナ6を使用し、端末10がPHSアンテナ9を使用し、登録用中継器5と端末10はPHS自営モード無線通信を行う。同様に、中継器7がPHSアンテナ8を使用し、端末10がPHSアンテナ9を使用し、中継器7と端末10はPHS自営モード無線通信を行う。端末10と端末制御装置11は、データ通信インタフェース、本実施例ではRS−232Cシリアルインタフェースで接続され、RS−232Cシリアル通信を行う。前記端末10と端末制御装置11を接続するデータ通信インタフェースは、本実施例の様にRS−232Cシリアルインタフェースに限定される訳ではない。例えば、端末10と端末制御装置11をブルートゥースで接続しても良い。
【0034】
図2に、登録制御装置4の構成を示す。
【0035】
登録制御装置4は、ディスプレイ20と、パーソナルコンピュータ21と、キーボード23と、プリンタ24と、ターミナルアダプタ25と、マウス26から構成される。パーソナルコンピュータ21には、親子登録の自動制御行う親子登録制御用アプリケーション(以下「登録アプリ」と記す)22がインストールされている。パーソナルコンピュータ21には、ディスプレイ20と、キーボード23と、プリンタ24と、ターミナルアダプタ25と、マウス26が接続されている。ディスプレイ20は登録アプリ22の実行画面を表示する。キーボード23及びマウス26は、登録アプリ22への指示やデータの入力に使用する。ターミナルアダプタ25は、ISDN通信回線網12に接続されており、登録アプリ22の制御によりPIAFSモードでISDN通信を行う。プリンタ24は、ディスプレイ20の表示内容を印刷する。前記プリンタ24によるディスプレイ20の表示内容の印刷を行わなくとも本発明の親子登録は可能であり、登録制御装置4は、プリンタ24が無い構成でも良い。
【0036】
図3に、登録用中継器5の構成を示す。
【0037】
登録用中継器5は、登録用中継器本体30と、PHSアンテナ6から構成される。
【0038】
登録用中継器本体30には登録用中継器制御ソフトウェア31がインストールされており、PHS無線親子通信に於けるPHS無線通信の中継を行う。登録用中継器制御ソフトウェア31は、中継器側登録モード移行手段32と登録用サブアドレス記憶部33を備える。中継器側登録モード移行手段32及び登録用サブアドレス記憶部33は、登録用中継機5を中継器7に流用する事を可能ならしめる為のものであり、本実施例では登録用中継機5と中継器7の構成は同一である。前記の様に登録用中継器5と中継器7の構成が同一でなく、前記登録用中継器制御ソフトウェア31が中継器側登録モード移行手段32と登録用サブアドレス記憶部33を備えなくとも本発明の親子登録は可能であり、登録用中継器5は、登録用中継器制御ソフトウェア31が中継器側登録モード移行手段32と登録用サブアドレス記憶部33を備えない構成でも良い。
【0039】
図4に、中継器7の構成を示す。
【0040】
中継器7は、中継器本体40と、PHSアンテナ8から構成される。
【0041】
中継器本体40には中継器制御ソフトウェア41がインストールされており、PHS無線親子通信に於けるPHS無線通信の中継を行う。中継器制御ソフトウェア41は、中継器側登録モード移行手段42と登録用サブアドレス記憶部43を備える。登録用サブアドレス記憶部43は、登録用サブアドレスを予め登録し記憶しておく。中継器側登録モード移行手段42は、PHS公衆モード無線通信手段によって着信があった場合に前記登録用サブアドレス記憶部43に記憶されている登録用サブアドレスと前記着信時の着信番号に含まれるサブアドレス番号を比較する。前記比較結果が一致した場合、中継器側登録モード移行手段42は中継器7を登録モードへ移行させる。前記比較結果が一致しなかった場合、中継器側登録モード移行手段42は中継器7を登録モードへ移行させない。
【0042】
図5に、端末10の構成を示す。
【0043】
端末10は、端末本体50と、PHSアンテナ9から構成される。端末本体50には端末制御ソフトウェア51がインストールされており、PHS自営モード無線通信又はRS−232Cシリアル通信を行う。端末制御ソフトウェア51は、端末側登録モード移行手段52と、複数CSID同時登録手段53と、中継器自動選択手段54と、CSID1記憶部55と、CSID2記憶部56と、CSID3記憶部57を備える。端末側登録モード移行手段52は、RS−232Cシリアル通信手段によって端末制御装置11から端末側登録モード移行要求を受信した場合、端末10を登録モードへ移行させる。複数CSID同時登録手段53は、3個のCSID、例えばCSID1と、CSID2と、CSID3に、それぞれ別個の記憶部、CSID1記憶部55と、CSID2記憶部56と、CSID3記憶部57を割り当てる。前記記憶部の割り当ては、CSID1をCSID1記憶部55に割り当てて、CSID2をCSID2記憶部56に割り当てて、CSID3をCSID3記憶部57に割り当てる。複数CSID同時登録手段53は、CSID1をCSID1記憶部55に登録し、CSID2をCSID2記憶部56に登録し、CSID3をCSID3記憶部57に登録する。CSID1記憶部55は前記登録されたCSID1を記憶し、CSID2記憶部56は前記登録されたCSID2を記憶し、CSID3記憶部57は前記登録されたCSID3を記憶する。端末10は、3個のCSIDを同時に登録し記憶するが、前記複数個同時に登録し記憶するCSIDの個数は、3個に限定される訳ではない。通常運用に使用する1個のCSIDに加えて、本発明の親子登録に使用するCSIDが1個以上あれば良いので、前記複数個同時に登録し記憶するCSIDの個数は、2個以上であれば良い。前記中継器自動選択手段54は、前記記憶されている3個のCSIDの中から自動的に1個のCSIDを選択する。端末10は、前記中継器自動選択手段54によって選択されたCSIDの中継器又は登録用中継器とPHS自営モード無線通信を行う。中継器自動選択手段54は、前記記憶されているCSIDが3個でない場合も、前記と同様に記憶されている全てのCSIDの中から自動的に1個のCSIDを選択する。
【0044】
図6に、端末制御装置11の構成を示す。
【0045】
端末制御装置11では、端末制御装置制御ソフトウェア60が実行されており、RS−232Cシリアル通信手段によって端末10とRS−232Cシリアル通信を行い、端末10の制御を行う。端末制御装置制御ソフトウェア60は、端末側登録モード移行指示受信手段61と、端末側登録モード移行要求手段62を備える。端末側登録モード移行指示受信手段61は、端末10からRS−232Cシリアル通信手段によって、登録制御装置4からPHS無線親子通信手段によって送信される端末側登録モード移行指示を受信する。端末側登録モード移行要求手段62は、前記端末側登録モード移行指示受信手段61によって前記端末側登録モード移行指示を受信した場合、RS−232Cシリアル通信手段によって端末側登録モード移行要求を端末10へ送信する。
【0046】
図7に、親子登録の手順を示す。
【0047】
先ず、通常運用で使用する中継器のCSIDは、CSID1記憶部55に登録し記憶しておき、登録用中継器5のCSIDは、CSID2記憶部56に予め登録し記憶しておく。CSID3記憶部57には、図示しない別の登録用中継器のCSIDを予め登録し記憶しておく。端末10は、中継器自動選択手段54によって、前記記憶されている3個のCSIDの中から自動的に1個のCSIDを選択し、前記選択されたCSIDの登録用中継器又は中継器とPHS無線親子通信を行う。従って、端末10は、前記通常運用で使用する中継器が故障した場合、前記CSID2記憶部56に記憶されているCSIDにより、登録用中継器5とPHS無線親子通信を行う事が可能である。又、前記登録用中継器5の代わりに前記図示しない別の登録用中継器を使用した場合、前記CSID3記憶部57に記憶されているCSIDにより、前記図示しない別の登録用中継器とPHS無線親子通信を行う事が可能である。
【0048】
図8に、中継器自動選択の手順を示す。
【0049】
中継器自動選択が開始されると、自営モードでオープンサーチが行われる(100)。前記オープンサーチは、通常のPHS端末が自営モードで行うオープンサーチと同様である。前記オープンサーチは、端末10で受信される電界強度レベルが最大且つ前記電界強度レベルが端末10で待ち受け可能なレベル以上のPHS用中継器を検索し、前記検索されたPHS用中継器のCSIDを取得する。登録用中継器5及び中継器7もPHS用中継器の1種であるので、前記オープンサーチの検索対象となる。前記取得したCSIDとCSID1を比較し(101)、前記比較結果が一致した場合、端末10はCSID1のCSIDを有する中継器に待ち受ける(102)。前記101の比較結果が一致しなかった場合は前記100で取得したCSIDとCSID2を比較し(103)、前記比較結果が一致した場合、端末10はCSID2のCSIDを有する中継器に待ち受ける(104)。前記103の比較結果が一致しなかった場合は前記100で取得したCSIDとCSID3を比較し(105)、前記比較結果が一致した場合、端末10はCSID3のCSIDを有する中継器に待ち受ける(106)。前記105の比較結果が一致しなかった場合はオープンサーチに戻る(100)。以上の手順で端末10が待ち受ける中継器が選択され、前記選択された中継器と端末10はPHS無線親子通信を行う。端末10に複数個同時に登録し記憶出来るCSIDが3個でない場合も、上記手順と同様に、オープンサーチで取得したCSIDと、端末10に記憶されている全てのCSIDを、1個づつ順番に比較し、前記比較結果が一致したCSIDを有する中継器と端末10がPHS無線親子通信を行う。親子登録を行う作業者、例えば保守員が、登録制御装置4の登録アプリ22に親子登録を指示すると、登録制御装置4は、PHS無線親子通信手段によって、端末側登録モード移行指示を端末制御装置11へ送信する(▲1▼)。前記端末側登録モード移行指示は、登録制御装置4から送信されると登録用中継器5でPHS無線親子通信の中継が行われて端末10へ送信され、端末10は、前記登録用中継器5で中継された端末側登録モード移行指示を受信し、前記受信した端末側登録モード移行指示をRS−232Cシリアル通信手段によって端末制御装置11へ送信する。前記登録制御装置4からの端末側登録モード移行指示を受信した端末制御装置11は、登録制御装置4へ応答を送信し(▲2▼)、その後、端末10へ端末側登録モード移行要求を送信する(▲3▼)。
【0050】
図9に、端末側登録モード移行指示受信及び端末側登録モード移行要求の手順を示す。
【0051】
端末10は、待ち受けを行い(200)、着信したか判定する(201)。前記判定結果が着信であった場合、データ受信を行う(202)。前記判定結果が着信でなかった場合は待ち受けに戻る(200)。次に、前記受信したデータが登録制御装置4からの端末側登録モード移行指示かどうか判定し(203)、前記判定結果が登録制御装置4からの端末側登録モード移行指示であった場合、登録制御装置4へ応答を送信し(204)、その後、端末10へ端末側登録モード移行要求を送信する(205)。前記判定結果が登録制御装置4からの登録モード移行指示でなかった場合は待ち受けに戻る(200)。
【0052】
端末制御装置11からの端末側登録モード移行要求を受信した端末10は、登録モードへ移行する(▲4▼)。登録モードへ移行した端末10は、PHS自営モード無線通信手段によって、一定の時間、例えば3分間、登録モードへ移行している中継器を検索する。次に、前記端末制御装置11からの応答を受信した登録制御装置4は、PHS無線親子通信手段によって、中継器側登録モード移行要求を中継器7へ送信する(▲5▼)。前記登録制御装置4からの中継器側登録モード移行要求を受信した中継器7は、登録モードへ移行する(▲6▼)。
【0053】
図10に、中継器側登録モード移行の手順を示す。
【0054】
中継器7は、待ち受けを行い(300)、着信したか判定する(301)。前記判定結果が着信であった場合、着信番号のサブアドレス番号を取得する(302)。前記判定結果が着信でなかった場合は待ち受けに戻る(300)。次に、前記取得したサブアドレス番号が中継器7に予め記憶されている登録用サブアドレスと一致するか判定し(303)、前記判定結果が一致した場合、中継器7は登録モードへ移行し(304)する。前記判定結果が一致しなかった場合は待ち受けに戻る(300)。
【0055】
登録モードへ移行した中継器7は、PHS自営モード無線通信手段によって、一定の時間、例えば1分間、登録モードへ移行している端末を検索する。次に、登録モードへ移行している端末10が登録モードへ移行している中継器7を登録相手として見つけ、登録モードへ移行している中継器7が登録モードへ移行している端末10を登録相手として見つけ、端末10と中継器7は、親子登録を行う(▲7▼)。親子登録を行うと、端末10のCSID1記憶部55には、親子登録を行った中継器7の有するCSIDが登録し記憶される。端末10は、中継器自動選択手段54と前記CSID1記憶部55に記憶されているCSIDによって、中継器7とPHS無線親子通信を行えるようになる。
【0056】
端末10は、親子登録の結果を端末制御装置11へ送信する(▲8▼)。前記親子登録の結果は、例えば親子登録成功時に”登録OK”、親子登録失敗時に”登録NG”を送信する。前記送信内容は、親子登録の成功か失敗かを端末制御装置へ送信するものであり、具体的な電文の内容は前記の通りに限定される訳ではない。前記親子登録の結果を受信した端末制御装置11は、前記受信した親子登録の結果を登録制御装置4へ送信する(▲9▼)。登録制御装置4は、端末制御装置11から受信した親子登録の結果と該端末の内線番号をディスプレイ20に表示する(▲9▼’)。▲1▼で複数台の端末の親子登録を指示した場合、登録制御装置4は、端末制御装置11から受信した前記複数台の親子登録の結果と該端末の内線番号をディスプレイ20に一覧表示する。又、前記ディスプレイ20に表示している内容をプリンタ24で印刷する事も可能である。
【0057】
以上、本実施例で説明した様に、PHS親子自動登録システム1は、作業者が登録制御装置4に親子登録の指示を行うだけで、自動的に親子登録を行い、親子登録の結果をディスプレイ20に一覧表示する。作業者は、親子登録の結果を全てディスプレイ上で確認する事が出来るので、親子登録を指示した後に親子登録が完了するまで立ち会っている必要がなく、他の作業を行える。
【0058】
次に、本発明の第2の実施の形態を示す。
【0059】
本実施の形態は、端末制御装置11の構成が第1の実施の形態と異なる。又、図2に示したターミナルアダプタ25に、認証用サブアドレスを予め登録し記憶しておく。ターミナルアダプタ25の発信時、第1の実施の形態では、ターミナルアダプタ25が接続されているNTT電話回線の電話番号が発信先に通知されるが、本実施例では、前記NTT電話回線の電話番号の後に前記認証用サブアドレスが付加された番号が発信先に通知される。
【0060】
図11に、本実施の形態に於ける、端末制御装置11の構成を示す。
【0061】
本実施の形態に於ける端末制御装置11は、第1の実施の形態に於ける端末制御装置制御ソフトウェア60に、登録制御装置識別手段63を追加したものである。前記登録制御装置識別手段63は、端末10の着信時に、発信者が登録制御装置4であるか判定し、判定結果が登録制御装置4の場合、データ受信を行う。判定結果が登録制御装置4でなかった場合は待ち受けに戻りデータ受信を行わない。
【0062】
図12に、登録制御装置識別の手順を示す。
【0063】
端末10は、待ち受けを行い(400)、着信したか判定する(401)。前記判定結果が着信であった場合、端末制御装置11は、発信番号のサブアドレス番号を取得する(402)。前記判定結果が着信でなかった場合は待ち受けに戻る(400)。次に、前記取得したサブアドレス番号が予め端末制御装置11に記憶されている認証用サブアドレス番号と一致するか判定し(403)、前記判定結果が一致した場合、端末制御装置11はデータ受信を行う(404)。前記判定結果が一致しなかった場合は待ち受けに戻る(400)。
【0064】
以上、本実施の形態で説明した様に、PHS親子自動登録システム1に於いて、端末制御装置11の登録制御装置識別手段63によって、端末10への他者からの間違い電話や悪戯電話等による誤動作を防ぐ事が可能となる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明により以下の効果がある。
【0066】
第1の効果は、作業者が、中継器と端末の電源オフ/オンを同期させる必要がない事にある。この結果、親子登録の操作の煩雑さが解消される。その理由は、登録制御装置に親子登録を指示するだけで、親子登録が完了する為である。
【0067】
第2の効果は、複数台の端末の親子登録を行う場合に1台ずつ親子登録を行う必要がない事にある。この結果、親子登録の時間効率が改善される。その理由は、登録制御装置の登録アプリに、親子登録を行う全ての端末の親子登録を一括指示するだけで、前記指示した全ての端末の親子登録が完了する為である。
【0068】
第3の効果は、端末の複数CSID同時登録による可用性の向上にある。この結果、運用に使用している中継器が故障した場合でも、別の中継器を準備するだけで、前記別に準備した中継器による運用が可能となる。その理由は、端末が、中継器のCSIDを複数個同時に記憶し、複数個記憶しているCSIDから1個のCSIDを自動的に選択し、通信を行う為である。
【0069】
第4の効果は、中継器の登録モード移行に関する正確性とセキュリティ機能の向上にある。この結果、他の事業者の登録制御装置での誤操作や間違い電話等による親子登録の誤動作を防止し、親子登録の誤動作による親子登録の誤登録や中継器が登録モード移行中は通信が出来なくなってしまうこと等を防ぐ事が出来る。その理由は、中継器が、登録用サブアドレスによって、登録モード移行の可否の判定を行っている為である。
【0070】
第5の効果は、端末の登録モード移行に関する正確性とセキュリティ機能の向上になる。この結果、他の事業者の登録制御装置での誤操作や間違い電話等による親子登録の誤動作を防止し、親子登録の誤動作による親子登録の誤登録や端末が登録モード移行中は通信が出来なくなってしまうこと等を防ぐ事が出来る。その理由は、端末を制御する端末制御装置が、認証用サブアドレスによって、登録制御装置からのデータ受信の可否の判定を行っている為である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】第一の実施の形態における登録制御装置の構成図である。
【図3】第一の実施の形態における登録用中継器の構成図である。
【図4】第一の実施の形態における中継器の構成図である。
【図5】第一の実施の形態における端末の構成図である。
【図6】第一の実施の形態における端末制御装置の構成図である。
【図7】第一の実施の形態における親子登録の手順の説明図である。
【図8】第一の実施の形態における中継器自動選択手段の動作フローチャートである。
【図9】第一の実施の形態における端末側登録モード移行指示受信手段、及び端末側登録モード移行要求手段の動作フローチャートである。
【図10】第一の実施の形態における中継器側登録モード移行手段の動作フローチャートである。
【図11】本発明の第二の実施の形態に於ける端末制御装置の構成図である。
【図12】第二の実施の形態に於ける登録制御装置識別手段の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 PHS親子自動登録システム
2 PHS基地局
3 PHS基地局アンテナ
4 登録制御装置
5 登録用中継器
6 PHSアンテナ
7 中継器
8 PHSアンテナ
9 PHSアンテナ
10 端末
11 端末制御装置
12 ISDN通信回線網
20 ディスプレイ
21 パーソナルコンピュータ
22 親子登録制御用アプリケーション
23 キーボード
24 プリンタ
25 ターミナルアダプタ
26 マウス
30 登録用中継器本体
31 登録用中継器制御ソフトウェア
32 中継器側登録モード移行手段
33 登録用サブアドレス記憶部
40 中継器本体
41 中継器制御ソフトウェア
42 中継器側登録モード移行手段
43 登録用サブアドレス記憶部
50 端末本体
51 端末制御ソフトウェア
52 端末側登録モード移行手段
53 複数CSID同時登録手段
54 中継器自動選択手段
55 CSID1記憶部
56 CSID2記憶部
57 CSID3記憶部
60 端末制御装置制御ソフトウェア
61 端末側登録モード移行指示受信手段
62 端末側登録モード移行要求手段
63 登録制御装置識別手段

Claims (12)

  1. PHS用中継器と一群のPHS端末とのPHS親子登録を行う場合のPHS自動親子登録システムにおいて、PHS公衆モード無線通信により前記PHS親子登録の自動制御を行う登録制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とは前記PHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とはPHS自営モード無線通信を行う登録用中継器と、前記登録制御装置から受信した通信データに基づきシリアルインタフェース通信により前記PHS端末にコマンドを送信する事によって前記PHS端末を制御する端末制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とはPHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とは前記PHS自営モード無線通信を行い前記PHS公衆モード無線通信によって着信した時に発信番号を取得し取得した前記発信番号に基づいて自身が登録モードへ移行するPHS親子登録用中継器と、前記登録制御装置から前記登録用中継器を介して受信した通信データに基づき前記端末制御装置が前記シリアルインタフェース通信によって送信してきた前記コマンドに基づいて自身が登録モードへ移行し前記登録モードへ移行した前記PHS親子登録用中継器と親子登録を行う前記PHS端末とを含んで構成されることを特徴とするPHS自動親子登録システム。
  2. 前記PHS端末は親子登録により自身に登録する前記PHS用中継器のCSIDを複数個CSID記憶部に登録ならしめる複数CSID登録手段と、前記複数個のCSIDの何れか1個のCSIDをオープンサーチにより選択し選択した前記CSIDの前記PHS用中継器とのPHS自営モード無線通信を行う中継器自自動選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載のPHS自動親子登録システム。
  3. 前記複数CSID登録手段により登録される複数個の前記PHS用中継器の前記CSIDを記憶する複数個の前記CSID記憶部の1個以上は前記登録用中継器に割り当てて、前記登録用中継器の前記CSIDは予め前記CSID記憶部に登録しておくことを特徴とする請求項2記載のPHS自動親子登録システム。
  4. 前記登録制御装置は前記PHS親子登録用中継器に発信する時に、親子登録用の特定のサブアドレス番号(以下「登録用サブアドレス」と記す)を前記PHS親子登録用中継器の電話番号に付加して前記発信番号としてダイヤルし、前記PHS親子登録用中継器は前記登録用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS公衆モード無線通信によって着信時に前記発信番号からサブアドレス番号を取得し前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている登録用サブアドレスが一致した場合のみ前記登録モードへ移行することを特徴とする請求項1記載のPHS自動親子登録システム。
  5. 前記PHS端末は親子登録の結果を前記端末制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した端末制御装置は前記受信した親子登録の結果を前記登録制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した前記登録制御装置は前記受信した親子登録の結果と該PHS端末の内線番号を表示装置に一覧表示することを特徴とする請求項1記載のPHS自動親子登録システム。
  6. 前記登録制御装置は前記端末制御装置に発信する時に、システム認証用の特定のサブアドレス番号(以下「認証用サブアドレス」と記す)が付加された前記発信番号をダイヤルし、前記端末制御装置は前記認証用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS自営モード無線通信によって着信時に前記発信番号から前記サブアドレス番号を取得し、前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている前記認証用サブアドレスが一致した場合のみ前記PHS端末へ前記登録モードへの移行を前記コマンドにより指示することを特徴とする請求項1記載のPHS自動親子登録システム。
  7. PHS用中継器と一群のPHS端末とのPHS親子登録を行う場合のPHS自動親子登録方法において、PHS公衆モード無線通信により前記PHS親子登録の自動制御を行う登録制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とは前記PHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とはPHS自営モード無線通信を行う登録用中継器と、前記登録制御装置から受信した通信データに基づきシリアルインタフェース通信により前記PHS端末にコマンドを送信する事によって前記PHS端末を制御する端末制御装置と、PHS無線通信を中継する前記PHS用中継器であり前記登録制御装置とはPHS公衆モード無線通信を行い前記PHS端末とは前記PHS自営モード無線通信を行い前記PHS公衆モード無線通信によって着信した時に発信番号を取得し取得した前記発信番号に基づいて自身が登録モードへ移行するPHS親子登録用中継器とを予め具備し、前記PHS端末は、前記登録制御装置から前記登録用中継器を介して受信した通信データに基づき前記端末制御装置が前記シリアルインタフェース通信によって送信してきた前記コマンドに基づいて自身が登録モードへ移行し前記登録モードへ移行した前記PHS親子登録用中継器と親子登録を行うことを特徴とするPHS自動親子登録方法。
  8. 前記PHS端末は親子登録により自身に登録する前記PHS用中継器のCSIDを複数個記憶するCSID記憶部を有し、前記複数個のCSIDの何れか1個のCSIDをオープンサーチにより選択し選択した前記CSIDの前記PHS用中継器とのPHS自営モード無線通信を行うことを特徴とする請求項7記載のPHS自動親子登録方法。
  9. 複数個の前記PHS用中継器の前記CSIDを記憶する複数個の前記CSID記憶部の1個以上は前記登録用中継器に割り当てて、前記登録用中継器の前記CSIDは予め前記CSID記憶部に登録しておくことを特徴とする請求項8記載のPHS自動親子登録方法。
  10. 前記登録制御装置は前記PHS親子登録用中継器に発信する時に、親子登録用の特定のサブアドレス番号(以下「登録用サブアドレス」と記す)を前記PHS親子登録用中継器の電話番号に付加して前記発信番号としてダイヤルし、前記PHS親子登録用中継器は前記登録用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS公衆モード無線通信によって着信時に前記発信番号からサブアドレス番号を取得し前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている登録用サブアドレスが一致した場合のみ前記登録モードへ移行することを特徴とする請求項7記載のPHS自動親子登録方法。
  11. 前記PHS端末は親子登録の結果を前記端末制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した端末制御装置は前記受信した親子登録の結果を前記登録制御装置へ送信し、前記親子登録の結果を受信した前記登録制御装置は前記受信した親子登録の結果と該PHS端末の内線番号を表示装置に一覧表示することを特徴とする請求項7記載のPHS自動親子登録方法。
  12. 前記登録制御装置は前記端末制御装置に発信する時に、システム認証用の特定のサブアドレス番号(以下「認証用サブアドレス」と記す)が付加された前記発信番号をダイヤルし、前記端末制御装置は前記認証用サブアドレスと同一のサブアドレス番号を予め記憶しておき前記PHS自営モード無線通信によって着信時に前記発信番号から前記サブアドレス番号を取得し、前記取得したサブアドレス番号と前記自身に記憶されている前記認証用サブアドレスが一致した場合のみ前記PHS端末へ前記登録モードへの移行を前記コマンドにより指示することを特徴とする請求項7記載のPHS自動親子登録方法。
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