JPH0856379A - マルチpcカード通信システム - Google Patents

マルチpcカード通信システム

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JPH0856379A
JPH0856379A JP6188425A JP18842594A JPH0856379A JP H0856379 A JPH0856379 A JP H0856379A JP 6188425 A JP6188425 A JP 6188425A JP 18842594 A JP18842594 A JP 18842594A JP H0856379 A JPH0856379 A JP H0856379A
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JP
Japan
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card
communication
slot
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unit
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Application number
JP6188425A
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English (en)
Inventor
Noboru Einaga
昇 永長
Hiromi Wada
浩美 和田
Noritake Okada
憲武 岡田
Hideaki Fukushima
秀晃 福嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機と通信する無線チャネルの増設や、複数
のデータ通信ネットワークへの接続の追加、変更が可能
なマルチPCカードを使用したディジタル通信システム
の親機等を提供する。 【構成】 PSTN公衆回線を利用するディジタルコー
ドレス電話親機システムは、通信制御部と、プロトコル
スタック情報管理部と、カード情報管理部と、PCカー
ド接続部とを有する。PCカード接続部は、カード入出
力のインターフェイスとなる。カード情報管理部は、ス
ロットとカード種別とを対応づける情報を保持する。プ
ロトコルスタック情報管理部は、カード間の相互接続に
必要なプロトコルスタック情報を保持する。通信制御部
は、PSTN公衆回線と、子機ネットワークと、カード
入出力部からの接続要求に応じて、必要なカードを選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ディジタルコードレ
ス電話の親機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】子機に情報端末を付加して音声通信及び
無線データ通信を行なうディジタルコードレス電話シス
テムとして、従来図19に示すシステムがある。本シス
テムでは、子機3にはパソコン1が結合されており、子
機4にはパソコン2が結合されている。子機3及び子機
4と親機5とはPHP(Personal Handy Phone、パーソ
ナルハンディフォン、個人用携帯電話,PHS)無線通
信プロトコル(通信規約)によって通信し、子機間内線
通信によって、パソコン1とパソコン2との間でディジ
タルデータ通信を行なう。(日経コミュニケーション1
994年4月18日号172号、16〜17頁、その他
同1994年6月6日号、38〜42頁,同じく199
3年8月16日号、65〜75頁参照) 次に、コードレス電話の子機との無線通信チャネルを増
設することができるシステムとしては、従来図20に示
すようなコードレス電話の親機を束ねるPBX(構内交
換機)がある。PBXでは、接続親機自体を増設するこ
とにより、子機との無線通信チャネルを増設する。また
PBXは、コードレス電話親機システムとLAN(Loca
l Area Network、地域情報通信網)ネットワークとの両
方に接続する。ここに、LANネットワーク10はPB
Xどうしのデータ交換通信や、PBXに制御信号を送信
するのに用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタルコードレス電話の親機では、法規制等の
ため同時に通信可能な子機数が制限されている。そし
て、それ以上の数の子機を同時に利用したい場合には、
より多くの子機との無線通信チャネルをもつ別の親機を
用意する必要があった。
【0004】また、ディジタルコードレス電話では、子
機にLANネットワーク接続機能をもつ情報機器を付加
することができるが、肝腎の親機がLANネットワーク
と接続できないため、そのままではLANネットワーク
が利用できない。また、ディジタルコードレス電話を束
ねるPBXを用いるシステムでは、相互接続機能がない
ため、子機が無線通信によってLANネットワークとデ
ータ通信することができない。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑み、子機を多数
増設することが可能、またLANネットワークを利用す
ることが可能、また、複数のデータ通信ネットワークへ
の接続が可能なマルチPCカード通信システムを提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、通信用PC(IC)カ
ードのスロット(挿入取入部)を複数具備する通信シス
テムにおいて、スロットに挿入されたカードから所定の
手順でカードの種別を読み取るカード種別読み取り手段
と、前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受け
てスロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係
を対応づけて保持するカード情報保持手段と、前記カー
ド情報保持手段の保持結果に基づいてユーザにより指定
された送信先ネットワークと結合するのに必要な(情報
の記憶された)カードを選択するカード選択手段と、前
記カード選択手段の選択したカードに含まれる情報を利
用してカードに結合されたネットワーク上の通信端末間
の通信を所定の手順で確立する通信確立手段とを有して
いることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明においては、通信用PCカ
ードのスロットを複数具備する通信システムにおいて、
スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
種別を読み取るカード種別読み取り手段と、前記カード
種別読み取り手段の読み取り結果を受けてスロットとス
ロットに挿入されたカードの種別の関係を対応づけて保
持するカード情報保持手段と、同じく、カード種別から
カード間を相互接続するソフトウェアのプロトコルスタ
ックを所定の手順で作成するプロトコルスタック作成手
段と、前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユ
ーザにより指定された送信先ネットワークと結合するの
に必要なカードを選択するカード選択手段と、前記プロ
トコルスタック作成手段の作成したプロトコルスタック
と前記カード選択手段の選択したカードに含まれる情報
とを利用して異なるカードに結合されたネットワーク上
の通信端末間の通信を所定の手順で確立する通信確立手
段とを有していることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明においては、前記通信用P
CカードのスロットはLAN接続用PCカードのスロッ
トであり、前記マルチカードPC通信システムはデジタ
ルコードレス電話の親機システムであることを特徴とし
ている。請求項4の発明においては、前記通信用PCカ
ードのスロットはLAN接続用PCカードのスロットで
あり、前記マルチカードPC通信システムはデジタルコ
ードレス電話の親機システムであることを特徴としてい
る。
【0009】請求項5の発明においては、前記通信用P
Cカードのスロットは公衆回線接続用PCカードのスロ
ットであり、前記マルチカードPC通信システムはデジ
タルコードレス電話の親機システムであることを特徴と
している。請求項6の発明においては、前記通信用PC
カードのスロットは公衆回線接続用PCカードのスロッ
トであり、前記マルチカードPC通信システムはデジタ
ルコードレス電話の親機システムであることを特徴とし
ている。
【0010】請求項7の発明においては、子機(含む、
パソコンに一体に組み込まれた子機や装着可能なカード
形状化された子機)との無線通信チャネル増設用PCカ
ードのスロットを複数具備するディジタルコードレス電
話の親機システムにおいて、スロットに挿入されたカー
ドから所定の手順でカードの種別を読み取るカード種別
読み取り手段と、前記カード種別読み取り手段の読み取
り結果を受けてスロットとスロットに挿入されたカード
の種別の関係を対応づけて保持するカード情報保持手段
と、前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユー
ザにより接続先として指定された子機と接続するカード
を選択するカード選択手段と、前記カード情報保持手段
の選択したカードに含まれる情報に基づいてカードにま
たがる子機間通信を所定の手順で確立する通信確立手段
とを有していることを特徴としている。
【0011】請求項8の発明においては、子機との無線
通信チャネル増設用PCカードのスロットを複数具備す
るディジタルコードレス電話の親機システムにおいて、
スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
種別を読み取るカード種別読み取り手段と、前記カード
種別読み取り手段の読み取り結果を受けてスロットとス
ロットに挿入されたカードの種別の関係を対応づけて保
持するカード情報保持手段と、前記カード情報保持手段
の保持結果に基づいてユーザにより接続先として指定さ
れた子機と接続するカードを選択するカード選択手段
と、前記カード選択手段の選択したカードに含まれる情
報に基づいて既存の無線通信チャネルとカードによって
増設された無線通信チャネルとを介する子機間通信を所
定の手順で確立する通信確立手段とを有していることを
特徴としている。
【0012】請求項9の発明においては、スロットへの
PCカードの挿入の有無、種類の少なくも一を検出する
検出手段と、該検出手段の検出結果に応じて所定の手順
で前記カード情報保持手段の保持するカード情報をあら
かじめ定められたプログラム等により所定の手順で変更
するカード情報変更手段と、同じく前記検出手段の検出
結果に応じて上記プロトコルスタックを変更することに
より、PCカードの変更に応じて機能発揮を維持させる
プロトコルスタック変更手段とを有していることを特徴
としている。
【0013】請求項10の発明においては、子機として
のパソコン等が使用する所定のプログラムやデータを記
録されたROMカード用の複数のスロットと、前記スロ
ットに挿入されたROMカードの情報を読み取るROM
読み取り手段と、前記ROM読み取り手段の読み取った
情報をもとに、前記通信確立手段内のプロトコル変換プ
ログラムを所定のプログラム等に従って追加変更するプ
ロトコル変更手段とを有していることを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
カード種別読み取り手段が、スロットに挿入されたカー
ドから電磁気信号等の所定の手順、方法でカードの種別
を読み取る。カード情報保持手段が、前記カード種別読
み取り手段の読み取り結果を受けてスロットとスロット
に挿入されたカードの種別の関係を対応づけて保持記憶
等する。カード選択手段が、前記カード情報保持手段の
保持結果に基づいて、ユーザにより指定された送信先ネ
ットワークと結合するのに必要なカードを選択する。通
信確立手段が、前記カード選択手段の選択したカードに
含まれる情報を利用してカードに結合されたネットワー
ク上の通信端末間の通信をプロトコル(通信規約)にの
っとった所定の手順で確立する。
【0015】請求項2の発明においては、カード種別読
み取り手段が、スロットに挿入されたカードから所定の
手順でカードの種別を読み取る。カード情報保持手段
が、前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受け
てスロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係
を対応づけて保持する。同じく、プロトコルスタック作
成手段が、カード種別から各カード間を相互接続するソ
フトウェアのプロトコルスタック(階層)を所定の手順
で作成する。カード選択手段が、前記カード情報保持手
段の保持結果に基づいてユーザにより指定された送信先
ネットワークと結合するのに必要なカードを選択する。
通信確立手段が、前記プロトコルスタック作成手段の作
成したプロトコルスタックと前記カード選択手段の選択
したカードに含まれる情報とを利用して異なるカードに
結合されたネットワーク上の通信端末間の通信を所定の
手順で確立する。
【0016】請求項3の発明においては、前記通信用P
CカードのスロットはLAN接続用PCカードのスロッ
トであり、前記通信システムはデジタルコードレス電話
の親機システムである。請求項4の発明においては、前
記通信用PCカードのスロットはLAN接続用PCカー
ドのスロットであり、前記通信システムはデジタルコー
ドレス電話の親機システムである。
【0017】請求項5の発明においては、前記通信用P
Cカードのスロットは公衆回線接続用PCカードのスロ
ットであり、前記通信システムはデジタルコードレス電
話の親機システムである。請求項6の発明においては、
前記通信用PCカードのスロットは公衆回線接続用PC
カードのスロットであり、前記通信システムはデジタル
コードレス電話の親機システムである。
【0018】請求項7の発明においては、子機との無線
通信チャネル増設用PCカードのスロットを複数具備す
るディジタルコードレス電話の親機システムにおいて、
カード種別読み取り手段が、スロットに挿入されたカー
ドから所定の手順でカードの種別を読み取る。カード情
報保持手段が、前記カード種別読み取り手段の読み取り
結果を受けてスロットとスロットに挿入されたカードの
種別の関係を対応づけて保持する。カード選択手段が、
前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
より接続先として指定された子機と接続するカードを選
択する。通信確立手段が、前記カード情報保持手段の選
択したカードに含まれる情報に基づいてカードにまたが
る子機間通信を所定の手順で確立する。
【0019】請求項8の発明においては、子機との無線
通信チャネル増設用PCカードのスロットを複数具備す
るディジタルコードレス電話の親機システムにおいて、
カード種別読み取り手段が、スロットに挿入されたカー
ドから所定の手順でカードの種別を読み取る。カード情
報保持手段が、前記カード種別読み取り手段の読み取り
結果を受けてスロットとスロットに挿入されたカードの
種別の関係を対応づけて保持する。カード選択手段が、
前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
より接続先として指定された子機と接続するカードを選
択する。通信確立手段が、前記カード選択手段の選択し
たカードに含まれる情報に基づいて既存の無線通信チャ
ネルとカードによって増設された無線通信チャネルとを
介する子機間通信を所定の手順で確立する。
【0020】請求項9の発明においては、検出手段が、
スロットへのPCカードの挿入の有無、種類の少なくも
一を検出する。カード情報変更手段が、該検出手段の検
出結果に応じて所定の手順で前記カード情報保持手段の
保持するカード情報を所定の手順で変更する。同じくプ
ロトコルスタック変更手段が、前記検出手段の検出結果
に応じて上記プロトコルスタックを変更することによ
り、PCカードの変更に応じて機能発揮を維持させる。
【0021】請求項10の発明においては、ROM読み
取り手段が、前記スロットに挿入されたROMカードの
情報を読み取る。プロトコル変更手段が、前記ROM読
み取り手段の読み取った情報をもとに、前記通信確立手
段内のプロトコル変換プログラムを追加変更する。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
なお、以下の実施例では、親機―子機間は、PHP無線
通信プロトコルによる通信が行なわれるものとする。そ
して、PHP無線通信プロトコルによって無線通信が行
なわれるネットワークを子機ネットワークと呼ぶことと
し、PHPカードの結合により、子機との無線通信チャ
ネルを増設する。また、PHPカードの増設により追加
された無線通信チャネルを用いる子機を、特に増設子機
と呼ぶこととする。
【0023】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例の構成図である。本図に示すようにディジタルコード
レス電話親機システム10は、通信制御部200と、プ
ロトコルスタック(Ether,TCP/IP等のプロトコルの階
層)情報管理部300と、カード情報管理部400と、
PCカード接続部500とを備えている。そして、PS
TN(公衆電話通信網)公衆回線5000に接続され、
子機ネットワーク1000と無線通信する。更に、PC
カード接続部500は、カード入出力部510と、カー
ド情報読み取り部520とを備えている。
【0024】次に、PHPカード20と、Etherネ
ットのLANカード30(以下、単に「LANカード」
とも言う)と、ISDNカード40とは、ディジタルコ
ードレス電話親機システム10の左より順に第1、第
2、第3、…スロット(カードとの接合部。ただし図示
せず)に挿入されたPCカード(PCMCIAカード)
である。そして、PHPカード20は、子機ネットワー
ク2000と結合され、LANカード30は、LAN3
000と結合され、ISDNカード40は、ISDN公
衆回線4000と結合されている。また、子機11は、
子機ネットワーク1000により通信を行ない、子機2
1は、子機ネットワーク2000により通信を行なうも
のである。
【0025】カード入出力部510は、カード20、3
0、40と通信制御部200との間の制御データ通信パ
ス(回路)と、カード間相互あるいは、カードと通信制
御部200内の相互接続部220(図2参照)との間の
データ通信パスとを設定する。また、カード間のデータ
通信のフロー制御を行なうためのデータバッファリング
機能をもつ。ただし、バッファの図示は省略する。
【0026】カード情報読込部520は、スロット(図
示せず)に挿入されたカード20、30、40からカー
ド種別情報を読みとる。カード情報管理部400は、各
スロットとそれに挿入されたカード種別とを対応づける
カード情報を作成し、保持する。プロトコルスタック情
報管理部400は、カード間相互接続に必要なプロトコ
ルスタック情報を作成し、保持する。
【0027】通信制御部200は、PSTN公衆回線5
000と子機ネットワーク1000とカード入出力部5
10とから、呼設定等の接続要求を受信し、接続先ネッ
トワークと結合するカードを選択し、ネットワーク間の
相互接続を可能とする。図2は、通信制御部200の構
成図である。本図に示すように、通信制御部200は、
PSTN入出力部250と、子機ネットワーク入出力部
260と、各種通信制御モジュールからなる通信制御モ
ジュール群240と、相互接続部220と、カード選択
部230と、プロトコル変換ロードモジュール群210
を有している。
【0028】PSTN入出力部250は、PSTN公衆
回線との通信パスの管理を行なう。子機ネットワーク入
出力部260は、子機の無線チャネル確立、解放等の子
機との通信パスの管理を行なう。通信制御モジュール群
240は、各ネットワーク固有の通信プロトコルに基づ
いた呼制御処理等の制御データ処理を行なう。
【0029】例えば、構成要素の一たるPHP通信制御
モジュール241は、RCR−STD−28(第2世代
コードレス電話システム標準規格,電波システム開発セ
ンター作成)に基づくCC(Call Control、子機から
の)呼設定、CC呼切断等の呼制御を行なう。同じく、
PSTN通信制御モジュール242は、(電話をあげた
ときの)オフフック、ダイヤル送出等の呼制御処理を行
なう。また同じく、PHP通信制御モジュールは、すべ
ての子機のPS番号とCS(親機)−ID(識別子)の
対応を管理する機能を持つ。
【0030】カード選択部230は、接続先ネットワー
クの結合されたカードを選択する。プロトコル変換ロー
ドモジュール群210は、各種プロトコル変換モジュー
ルの集合である。そして、例えば、構成要素の一たるP
HP・Ether(イーサ)プロトコル変換モジュール
211は、あらかじめ作成されたプログラムに従ってP
HPプロトコルとEtherネットプロトコルとの制御
データの相互変換を行う機能を有する。
【0031】相互接続部220は、接続元ネットワーク
と、接続先ネットワークとを相互接続するため、制御デ
ータのプロトコル変換を所定のプロトコル変換モジュー
ルに依頼する。また同じく、データ通信パスをリンク
し、データのフロー制御を行なうためにデータのバッフ
ァリング機能をもつ。このため、子機ネットワーク10
00とのデータ通信パスと、PSTN公衆回線5000
とのデータ通信パスとを保持しており、カード入出力部
に指示して、各カードとのデータ通信パスを獲得する機
能を有している。また、各カードとPSTN公衆回線5
000と子機ネットワーク1000とは音声通信用バス
で結ばれており、これを利用する音声通信パスは、カー
ド入出力部510とPSTN入出力部250と子機ネッ
トワーク入出力部260とが管理する。
【0032】次に、本実施例の動作について説明する。 (動作1.0) まず、カード情報と、プロトコルスタ
ック情報の作成について説明する。図11は、上記動作
中に各部でやりとりされるメッセージのシーケンス例で
ある。
【0033】本図において、電源投入時、あるいはリセ
ット時に、カード情報読込部520は、すべてのスロッ
トに、逐次カード種別要求メッセージを送信する。スロ
ットには、識別子としてスロット番号が付けられてい
る。スロットにカードが結合されている場合には、カー
ドはカード種別要求メッセージを受け取り、カード種別
要求応答メッセージを送信する。カード種別応答メッセ
ージには、カードに結合されたネットワーク種別とカー
ドに与えられた電話番号、Etherネットアドレス、
CS−ID等のネットワーク内でのアドレスとが含まれ
る。
【0034】これにより、カード情報読込部520は、
カード種別要求応答メッセージの内容とスロット番号を
含むカード情報通知メッセージとを、カード情報管理部
400とカード入出力部510とに送信する。次いで、
カード情報管理部400では、カード情報通知メッセー
ジから、図3に示すような表を作成し、高速半導体メモ
リーあるいは磁気デバイス等の記憶媒体に記憶して保持
する。カード情報管理部400は、受信したカード情報
通知メッセージが表に記録されていない新しいネットワ
ーク種別を含んでいる場合には、そのネットワーク種別
を含むネットワーク種別通知メッセージをプロトコルス
タック情報管理部300に送信する。
【0035】次いで、プロトコルスタック情報管理部3
00は、ネットワーク種別通知メッセージから、図4に
示すような表を作成し、高速半導体メモリーあるいは磁
気デバイス等の記憶媒体に保持する。また、カード入出
力部510は、カード情報通知メッセージをもとにカー
ドと各通信制御モジュールとの対応づけを行なう。図1
1では、PHPカード20がスロット1に、LANカー
ド30がスロット2に、ISDNカード40とがスロッ
ト3に挿入されている場合の上記動作を表している。
【0036】なお、プロトコルスタック情報の作成は、
上記動作以外に例えば、テンキーなどから入力操作され
たプロトコルスタック情報をプロトコルスタック情報管
理部300が管理してもよい。また、同じくネットワー
ク上の端末からダウンロードした(入力された)プロト
コルスタック情報を、プロトコルスタック情報管理部3
00が管理するようにしてもよい。
【0037】(動作1.1) 次に、カード間相互の接
続を行う通信の確立の動作を説明する。図12は、子機
ネットワーク2000内の子機21からLAN3000
への接続動作中に、各部でやりとりされるメッセージの
シーケンスの一例である。本図において、子機21が送
信したLAN接続要求の呼設定は、PHPカード20か
ら、カード入出力部510が設定した制御データパスに
よりPHP通信制御モジュール241に受信される。こ
れにより、PHP通信制御モジュール241は、接続先
ネットワーク種別がLANであるという情報と、接続元
ネットワークに結合されたカードがスロット1に挿入さ
れているという情報を含む相互接続要求メッセージを相
互接続部220に送信する。
【0038】次いで、相互接続部220は、接続先ネッ
トワーク種別がLANであるという情報を含むカード選
択要求メッセージをカード選択部230に送信する。次
いで、カード選択部230は図3に示したカード情報を
参照して、LANカードがスロット2に挿入されている
という情報を含むカード選択要求応答メッセージを、相
互接続部220に送信する。
【0039】次いで、相互接続部220は、カード間デ
ータ通信を確立するため、接続元のネットワークと結合
されたカードがスロット1に挿入され、接続先のネット
ワークと結合されたカードがスロット2に挿入されてい
るという情報を含むデータ通信パス要求メッセージをカ
ード入出力部510に送信する。次いで、カード入出力
部510は、未使用の内部バスを確保し、データフロー
制御のためのバッファをはさんで、PHPカード20
と、EtherネットのLANカード30との間のデー
タ通信パスを確立し、データ通信パス要求応答メッセー
ジを相互接続部220に送信する。
【0040】次いで、相互接続部220は、確立された
データ通信パスを認識する。さらに、相互接続部220
は、接続先ネットワークと結合されたカードがスロット
2に挿入されているという情報を含む通信制御要求メッ
セージをEther通信制御モジュール243に送る。
この状態で、Ether通信制御モジュール243は、
カード入出力部510が設定した制御データパスでスロ
ット2に挿入されたEtherネットのLANカード3
0と、制御データの通信を行なうことが可能となる。そ
して、通信制御要求応答メッセージを、相互接続部22
0に送る。さらに、相互接続部220は、接続元が子機
ネットワークで、接続先がLANであるという情報を含
むプロトコルスタック情報要求メッセージを、プロトコ
ルスタック情報管理部300に送信する。
【0041】次いで、プロトコルスタック情報管理部3
00は、図4に示したプロトコルスタック情報をもと
に、プロトコル変換モジュールとしてPHP・Ethe
rプロトコル変換モジュール211を選択する。そし
て、そのメモリー・アドレス情報を含むプロトコルスタ
ック情報応答メッセージを相互接続部220に送信す
る。次いで、相互接続部220は、PHP・Ether
プロトコル変換モジュール211を起動し、呼制御など
の制御データの変換をPHP・Etherプロトコル変
換モジュールに依頼することにより、PHP通信制御モ
ジュール241とEther通信制御モジュール243
との間のプロトコル変換がなされる。
【0042】同じく、上記相互接続の手順が終了したこ
とによりPHPカードとEtherネットのLANカー
ド30とのデータ通信パスが確立されたことを意味する
相互接続要求応答メッセージを、PHP通信制御モジュ
ールに送信する。以上より、制御データ通信が、PHP
カード20―PHP通信制御モジュール241―相互接
続部220―Ether通信制御モジュール243―L
ANカード30を通じて行なわれ、データ通信が、カー
ド間のデータ通信パスを通じて行なわれる。これによ
り、子機21と、LAN3000との通信が確立され
る。
【0043】また、子機21からISDN公衆回線40
00への接続要求があった場合にも、PHP通信制御モ
ジュール241がこれを受信し、同様の作用でISDN
カード40への通信パスが確立され、ISDN公衆回線
4000への通信がなされる。このとき、カード選択部
は230は、スロット3に挿入されているISDNカー
ド40を選択し、相互接続部220はPHP・ISDN
プロトコル変換212を起動する。そして、制御データ
通信は、PHPカード20―PHP通信制御モジュール
241―相互接続部220―ISDN通信制御モジュー
ル243―ISDNカード40を通じて行なわれる。
【0044】なお、公衆回線上の音声通信の場合には、
上記データ通信パス要求メッセージに換えて、相互接続
部220は、音声通信パス要求メッセージをカード入出
力部500に送信する。これにより、カード入出力部5
00が、音声通信用バスの空きチャネルを獲得し、PH
Pカード20とISDNカード40の間に音声通信パス
が確立される。
【0045】また、同様にLAN3000から接続要求
があった場合には、LANカード30とカード入出力部
510とを介してEther通信制御モジュール243
がこれを受信し、子機ネットワーク2000や、ISD
N公衆回線4000との通信が確立される。また、同様
にISDN公衆回線4000から接続要求があった場合
には、ISDNカード40とカード入出力部510とを
介してISDN通信制御モジュール244がこれを受信
し、子機ネットワーク2000や、ISDN公衆回線4
000との通信が確立される。図12で説明した上記動
作により、カードに結合されたネットワーク間の相互接
続通信が実現される。
【0046】(動作1.2) 次に、子機からカードに
結合されたネットワークへの相互接続通信を確立する動
作を説明する。図13は、子機ネットワーク1000内
の子機11からLAN3000への接続動作中に各部で
やりとりされるメッセージのシーケンス例である。本図
において、子機11が送信したLAN接続要求の呼設定
メッセージは、子機ネットワーク1000との制御デー
タパスにより、PHP通信制御モジュール241に受信
される。これにより、PHP通信制御モジュール241
は、接続先ネットワークがLANで接続元ネットワーク
が子機ネットワーク1000であるという情報を含む相
互接続要求メッセージを、相互接続部220に送信す
る。
【0047】次いで、相互接続部220は、接続先ネッ
トワークがLANであるという情報を含むカード選択要
求メッセージをカード選択部230に送信する。次い
で、カード選択部230は、図3に示したカード情報を
参照して、LANカード30がスロット3に挿入されて
いるという情報を含むカード選択要求応答メッセージ
を、相互接続部220に送信する。
【0048】次いで、相互接続部220は、カードに結
合されたネットワークとのデータ通信を確立するため、
LANカード30がスロット3に挿入されているという
情報を含むデータ通信パス要求メッセージを、カード入
出力部510に送信する。次いで、カード入出力部51
0は、LANカード30と相互接続部220との間のデ
ータ通信パスを確立し、データ通信パス要求応答メッセ
ージを相互接続部220に送信する。これにより、相互
接続部220は、EtherネットのLANカード30
との間に確立されたデータ通信パスを認識し、子機ネッ
トワーク1000とのデータ通信パスとデータ通信パス
とを、フロー制御のためのバッファをはさんでリンクす
る。これにより、子機ネットワーク1000と、Eth
erネットのLANカード30との間のデータ通信パス
が確立される。以後は上記カード間通信と同様に、子機
11からLAN3000への通信が確立される。
【0049】また、子機11から、ISDN公衆回線4
000への接続要求があった場合にも、PHP通信制御
モジュール241がこれを受信し、同様の作用でISD
Nカードへの通信パスが確立される。また、子機11か
らISDN公衆回線4000への接続要求があった場合
にも、PHP通信制御モジュール241がこれを受信
し、同様の動作でISDNカード40への通信パスが確
立され、ISDN公衆回線4000への通信が可能とな
る。このとき、カード選択部は230は、スロット3に
挿入されているISDNカード40を選択し、相互接続
部220は、PHP・ISDNプロトコル変換212を
起動する。なお、公衆回線上の音声通信の場合には、相
互接続部220は、上記データ通信パス要求メッセージ
に換えて、音声通信パス要求メッセージをカード入出力
部500に送信する。これにより、カード入出力部50
0が音声通信用バスの空きチャネルを獲得し、子機ネッ
トワーク1000とISDNカード40との間に音声通
信パスが確立される。
【0050】(動作例1.3) 次に、カードに結合さ
れたネットワークから子機への相互接続通信を確立する
動作を説明する。図14は、子機ネットワーク1000
内の子機11からLAN3000への接続動作中に各部
でやりとりされるメッセージのシーケンス例である。本
図において、LAN3000からの接続要求は、カード
入出力部510が設定した制御データパスにより、Et
herネットのLANカード30からEther通信制
御モジュール243に受信される。これにより、Eth
er通信制御モジュール243は、接続先ネットワーク
が子機ネットワークであるという情報と、PS番号と、
接続元ネットワークに結合されたカードがスロット1に
挿入されているという情報とを含む相互接続要求メッセ
ージを相互接続部220に送信する。
【0051】次に、相互接続部220は、PS番号を含
むCS−ID要求メッセージを、PHP通信制御モジュ
ール241に送信する。次に、PHP通信制御モジュー
ル241は、PS番号に対応するCS−IDを含むCS
−ID要求応答メッセージを相互接続部に送信する。次
に、相互接続部220は、接続先ネットワークが子機ネ
ットワークであるという情報と接続先のCS−ID情報
とを含むカード選択要求メッセージをカード選択部23
0に送信する。
【0052】次に、カード選択部230は図3に示した
カード情報を参照して、接続先ネットワークが子機ネッ
トワーク1000であるという情報を含むカード選択要
求応答メッセージを相互接続部220に送信する。さら
に、相互接続部220は、カードに結合されたネットワ
ークとのデータ通信を確立するため、接続元のネットワ
ークが結合されたカードがスロット2に挿入されている
という情報を含むデータ通信パス要求メッセージをカー
ド入出力部510に送信する。
【0053】次に、カード入出力部510は、Ethe
rネットのLANカード30と相互接続部との間のデー
タ通信パスを確立し、データ通信パス要求応答メッセー
ジを相互接続部220に送信する。次に、相互接続部2
20は、EtherネットのLANカード30との間に
確立されたデータ通信パスを認識し、子機ネットワーク
1000とのデータ通信パスとLANカード30との間
に確立されたデータ通信パスとをデータフロー制御のた
めのバッファをはさんでリンクする。これにより、LA
Nカード30と、子機11との間のデータ通信パスが確
立される。同じく、接続先ネットワークが子機ネットワ
ーク1000であるという情報を含む通信制御要求メッ
セージを、PHP通信制御モジュール241に送信す
る。
【0054】以上のもとで、PHP通信制御モジュール
241は、子機ネットワーク1000との制御データ通
信を行なうことが可能となり、通信制御要求応答メッセ
ージを、相互接続部220に送信する。さらに、相互接
続部220は、接続元が子機ネットワークで、接続先が
LANであるという情報を含むプロトコルスタック情報
要求メッセージを、プロトコルスタック情報管理部30
0に送信する。
【0055】次いで、プロトコルスタック情報管理部3
00は、図4に示したプロトコルスタック情報をもと
に、プロトコル変換モジュールとして、PHP・Eth
erプロトコル変換モジュール211を選択する。その
上で、そのメモリー・アドレス情報を含むプロトコルス
タック情報応答メッセージを、相互接続部220に送信
する。
【0056】次いで、相互接続部220は、PHP・E
therプロトコル変換モジュール211を起動し、呼
制御などの制御データの変換をPHP・Etherプロ
トコル変換モジュールに依頼し、PHP通信制御モジュ
ール241とEther通信制御モジュール243との
間のプロトコル変換がなされる。さらに、相互接続部2
20は、上記相互接続の手順が終了し、PHPカードと
LANカード30とのデータ通信パスが確立されたこと
を通知する相互接続要求応答メッセージをPHP通信制
御モジュールに送信する。以上より、子機ネットワーク
入出力部―PHP通信制御モジュール241―相互接続
部220―Ether通信制御モジュール243―LA
Nカード30を通じて制御データ通信が行なわれ、デー
タ通信がカード間のデータ通信パスを通じて行なわれ
る。これにより、子機21からLAN3000への通信
が確立される。
【0057】また、同様にISDN公衆回線4000か
ら子機11への接続要求があった場合は、ISDN通信
制御モジュール244がこれを受信し、子機ネットワー
ク1000への通信パスが確立され、子機11への通信
が確立される。このとき、相互接続部220は、PHP
・ISDNプロトコル変換212を起動する。なお、公
衆回線上の音声通信の場合には、相互接続部220は、
上記データ通信パス要求メッセージに換えて、音声通信
パス要求メッセージをカード入出力部500に送信す
る。これにより、カード入出力部500が、音声通信用
バスの空きチャネルを獲得し、子機ネットワーク100
0とISDNカード30との間に音声通信パスが確立さ
れる。
【0058】以上の動作により、子機とカードに結合さ
れたネットワーク間の相互接続通信がなされる。 (動作1.4) 次に、子機からカードにより増設され
た子機への通信を確立する動作を説明する。図15は、
子機ネットワーク1000内の子機11から子機ネット
ワーク2000内の子機21への接続動作中に各部でや
りとりされるメッセージのシーケンス例である。
【0059】本図において、子機11からの接続要求
は、子機ネットワークとの制御データパスにより、PH
P通信制御モジュール241に受信される。これによ
り、PHP通信制御モジュール241は、接続先ネット
ワークが子機ネットワークであるという情報とPS番号
と接続元が子機ネットワーク1000であるという情報
を含む相互接続要求メッセージを相互接続部220に送
信する。これにより、PS番号を含むCS−ID要求メ
ッセージを、PHP通信制御モジュール241に送信す
る。
【0060】次いで、PHP通信制御モジュール241
は、PS番号に対応するCS−IDを含むCS−ID要
求応答メッセージを、相互接続部に送信する。次いで、
相互接続部220は、接続先ネットワークが子機ネット
ワークであるという情報と、接続先のCS−ID情報と
を含むカード選択要求メッセージを、カード選択部23
0に送信する。
【0061】次いで、カード選択部230は、図3に示
したカード情報を参照して、接続先のネットワークに結
合されているPHPカード20がスロット1に挿入され
ているという情報を含むカード選択要求応答メッセージ
を、相互接続部220に送信する。次いで、相互接続部
220は、カードに結合されたネットワークとのデータ
通信を確立するため、接続先のネットワークに結合され
ているPHPカード20がスロット1に挿入されている
という情報を含むデータ通信パス要求メッセージをカー
ド入出力部510に送信する。
【0062】次いで、カード入出力部510は、PHP
カード20と相互接続部220との間のデータ通信パス
を確立し、データ通信パス要求応答メッセージを相互接
続部220に送信する。次いで、相互接続部220は、
PHPカード20との間に確立されたデータ通信パスを
認識し、子機ネットワーク1000とのデータ通信パス
と上記データ通信パスとをリンクすることにより、子機
ネットワーク1000とPHPカード20との間のデー
タ通信パスを確立する。
【0063】同じく、相互接続部220は、PHPカー
ド20がスロット1に挿入されているという情報を含む
通信制御要求メッセージを、PHP通信制御モジュール
241に送る。次いで、PHP通信制御モジュール24
1は、カード入出力部510が設定した制御データパス
で、スロット1に挿入されたPHPカード20と制御デ
ータの通信を行なうことが可能となり、通信制御要求応
答メッセージを相互接続部220に送る。
【0064】さらに、相互接続部220は、接続元と接
続先が共に子機ネットワークであるため、プロトコル変
換モジュールは起動せずに、上記相互接続の手順が終了
する。この上で、PHPカードと子機ネットワーク10
00とのデータ通信パスが確立されたことを通知する相
互接続要求応答メッセージをPHP通信制御モジュール
に送信する。
【0065】以上によって、制御データが、PHP通信
制御モジュール241によって折り返され、相互接続部
によってリンクされたデータ通信パスを通じてデータ通
信が行なわれる。これにより、子機ネットワーク100
0内の子機11と子機ネットワーク2000内の子機2
1との通信が確立される。
【0066】なお、通常の音声通信の場合には、上記デ
ータ通信パス要求メッセージに換えて、相互接続部22
0が、接続元が子機ネットワーク1000であるという
情報と、接続先のネットワークに結合されているPHP
カード20がスロット1に挿入されているという情報を
含む音声通信パス要求メッセージを、カード入出力部5
00に送信する。これにより、カード入出力部500
が、音声通信用バスの空きチャネルを獲得し、子機ネッ
トワーク入出力部260との間に音声通信パスが確立さ
れる。
【0067】(動作1.5) 次に、カードにより増設
された増設子機から子機への通信を確立する動作を説明
する。図16は、子機ネットワーク2000内の子機2
1から子機ネットワーク1000内の子機11への接続
動作中に各部でやりとりされるメッセージのシーケンス
例である。
【0068】本図において、子機21からの接続要求
は、カード入出力部510が設定した制御データパスに
より、PHPカード20からPHP通信制御モジュール
241に受信される。これにより、PHP通信制御モジ
ュール241は、接続先ネットワークが子機ネットワー
クであるという情報とPS番号と接続元ネットワークに
結合されたカードがスロット1に挿入されているという
情報とを含む相互接続要求メッセージを、相互接続部2
20に送信する。これにより、PS番号を含むCS−I
D要求メッセージを、PHP通信制御モジュール241
に送信する。
【0069】次いで、PHP通信制御モジュール241
は、PS番号に対応するCS−IDを含むCS−ID要
求応答メッセージを相互接続部220に送信する。次い
で、相互接続部220は、接続先ネットワークが子機ネ
ットワークであるという情報と、接続先のCS−ID情
報とを含むカード選択要求メッセージを、カード選択部
230に送信する。
【0070】次いで、カード選択部230は、図3に示
したカード情報を参照して、接続先ネットワークが子機
ネットワーク1000であるという情報を含むカード選
択要求応答メッセージを、相互接続部220に送信す
る。さらに、相互接続部220は、カードに結合された
ネットワークとのデータ通信を確立するため、接続元の
ネットワークに結合されているPHPカード20がスロ
ット1に挿入されているという情報を含むデータ通信パ
ス要求メッセージをカード入出力部510に送信する。
【0071】次いで、カード入出力部510は、PHP
カード20と相互接続部220との間のデータ通信パス
を確立し、データ通信パス要求応答メッセージを相互接
続部220に送信する。次いで、相互接続部220は、
PHPカード20との間に確立されたデータ通信パスを
認識し、子機ネットワーク1000とのデータ通信パス
と上記データ通信パスとをリンクし、子機ネットワーク
1000とPHPカード20との間のデータ通信パスを
確立する。さらに、接続先ネットワークが子機ネットワ
ーク1000であるという情報を含む通信制御要求メッ
セージを、PHP通信制御モジュール241に送信す
る。
【0072】以上のもとで、PHP通信制御モジュール
241は、子機ネットワーク1000との制御データ通
信を行なうことが可能になり、通信制御要求応答メッセ
ージを相互接続部220に送信する。さらに、相互接続
部220は、接続元も接続先も子機ネットワークである
ため、プロトコル変換モジュールは起動せず、相互接続
の手順が終了する。この上で、PHPカードと子機ネッ
トワーク1000とのデータ通信パスが確立されたこと
を通知する相互接続要求応答メッセージを、PHP通信
制御モジュールに送信する。以上によって、制御データ
がPHP通信制御モジュール241によって折り返さ
れ、相互接続部によってリンクされたデータ通信パスを
通じてデータ通信が行なわれることとなる。その結果、
子機ネットワーク1000内の子機11と子機ネットワ
ーク2000内の子機21との通信が確立される。
【0073】なお、通常の音声通信の場合には、相互接
続部220は、上記データ通信パス要求メッセージに換
えて、接続先が子機ネットワーク1000であるという
情報と接続元のネットワークに結合されているPHPカ
ード20がスロット1に挿入されているという情報を含
む音声通信パス要求メッセージを、カード入出力部50
0に送信する。
【0074】これにより、カード入出力部500が、音
声通信用バスの空きチャネルを獲得し、子機ネットワー
ク入出力部260との間に音声通信パスが確立される。
以上の動作により、子機とカードに結合された子機ネッ
トワーク内の子機との子機間通信が確立される。上記例
では、PHPカードが、子機通信チャネル増設用PCカ
ードとなる。
【0075】2つのカードにまたがる子機間通信では、
接続要求の際に、接続先のPS番号と接続元のスロット
番号とがPHP通信制御モジュール241に渡される。
これにより、図16で説明した動作例と同様に、PS番
号によってCS−IDが決定され、接続先ネットワーク
に結合されたカードの挿入されたスロット番号が選択さ
れる。
【0076】これらの結果、動作例1.1と同様に、接
続元ネットワークに結合されたカードと、接続先ネット
ワークに結合されたカードのスロット番号から、データ
通信パスあるいは、音声通信パスがカード間に確立され
る。制御データは、PHP通信制御モジュール241が
解釈することにより、カード間の子機間通信が確立され
る。
【0077】なお、本実施例において、子機11及び子
機21は、通常の電話子機やPHP無線通信機能をもつ
情報端末であってもよいのは勿論である。また、同じく
音声通信用バスは、ハイウェイバスあるいは時分割され
たタイムスロットに複数の信号を分割してのせることに
より多重化し、同時に複数のリアルタイム通信を行なう
バスであってもよい。
【0078】(第2実施例)図5は、本発明の他の実施
例の構成図である。本図において、ディジタルコードレ
ス電話親機システム10は、PSTN公衆回線5000
に接続され、子機ネットワーク1000と無線通信す
る。そして、通信制御部200と、プロトコルスタック
情報管理部300と、カード情報管理部400と、PC
カード接続部500とを備えている。
【0079】更に、PCカード接続部500は、カード
入出力部510と、カード情報読み取り部520と、カ
ード接続検知部530とを備えている。 カード入出力
部510は、カード20、30、40と通信制御部20
0との間の制御データ通信パスや、データ通信パスを確
立する。カード情報読込部520は、カード20、3
0、40からカード種別情報を読みとる。
【0080】カード情報管理部400は、スロットとカ
ード種別とを対応づけるカード情報を作成し、保持す
る。プロトコルスタック情報管理部300は、カード間
相互接続に必要なプロトコルスタック情報を作成し、保
持する。通信制御部200は、PSTN公衆回線500
0と、子機ネットワーク1000と、カード入出力部5
10とから、呼設定等の接続要求を受信し、接続先ネッ
トワークと結合するカードを選択し、ネットワーク間の
相互接続を行なう。
【0081】次に、PHPカード20と、LANカード
30と、ISDNカード40とは、ディジタルコードレ
ス電話親機システム10のスロットに挿入されたPCカ
ードである。そして、PHPカード20は、子機ネット
ワーク2000と結合され、LANカード30は、LA
N3000と結合され、ISDNカード40は、ISD
N公衆回線4000と結合されている。
【0082】次に、検出手段により、カード情報と、プ
ロトコルスタック情報が変更される動作について説明す
る。図17は、カード挿入時に各部でやりとりされるメ
ッセージのシーケンス例であり、図5に示した親機シス
テムのスロット4に、新たにEtherネットのLAN
カードを挿入する場合の動作シーケンスである。本図に
おいて、カード接続検知部530は、電気的な接触、光
センサー、その他カードからの所定の機械的、電磁気的
な信号等によって、カードの挿入を検知する。そして、
カードの挿入されたスロットの番号を含むカード挿入通
知メッセージを、カード情報読込部520に送信する。
【0083】次いで、カード情報読込部520は、カー
ドの挿入されたスロットに対して、カード種別要求メッ
セージを送信する。これにより、カードは、カード種別
読込部520にカード種別要求応答メッセージを送信す
る。この際、カード種別応答メッセージには、カードに
結合されたネットワーク種別とカードに与えられた電話
番号、Etherネットアドレス等のネットワーク内で
のアドレスとが含まれている。
【0084】次いで、カード種別読込部520は、カー
ド種別要求応答メッセージの内容とスロット番号を含む
カード情報通知メッセージを、カード情報管理部400
とカード入出力部510に送信する。次いで、カード情
報管理部400では、カード情報通知メッセージに含ま
れるスロット番号がすでに表に記録されて場合には、そ
のスロットに関する項をカード情報通知メッセージに含
まれる情報に更新する。スロット番号が表に記録されて
いない場合には、そのスロット番号に関する項を新規に
付け加える。本実施例では、図3に示す表にスロット4
の情報が新たに付け加わわり、図6のような表に変更さ
れる。
【0085】カード情報管理部400は、受信したカー
ド情報通知メッセージが、表に記録されていない新しい
ネットワーク種別を含んでいる場合には、そのネットワ
ーク種別を含むネットワーク種別通知メッセージをプロ
トコルスタック情報管理部300に送信する。次いで、
プロトコルスタック情報管理部300は、ネットワーク
種別通知メッセージからプロトコルスタック情報の表を
更新する。また、カード入出力部510は、カード情報
通知メッセージをもとにカードと通信制御部との対応づ
けを変更する。
【0086】図18は、カード排出時に、各部でやりと
りされるメッセージのシーケンスの一例である。具体的
には、図5の親機システムにおいて、第2スロット(図
示せず)のLANカード30を排出する場合の動作シー
ケンスである。カード接続検知部530は、排出の押し
ボタン操作、電磁気的なセンサー、カードから発信され
る所定の信号等によって、カードの排出を検知する。そ
して、カードの排出されたスロットの番号を含むカード
排出通知メッセージをカード情報管理部400に送信す
る。これにより、カード情報管理部400では、カード
情報の表からカード情報通知メッセージに含まれるスロ
ット番号の項を削除する。
【0087】本実施例では、図3に示す表からスロット
番号2の欄の情報が削除され、図7のような表に変更さ
れる。また、電源投入時に、上記カード接続検知部を作
動させることにより、カード情報読込部520に、カー
ドが挿入されているスロットの情報を含むカード挿入通
知メッセージが送信される。これにより、カード情報読
込部520は、カードが挿入されているスロットにのみ
カード種別要求メッセージを送信することができる。
【0088】(第3実施例)図8は、本発明の他の実施
例の構成図である。本ディジタルコードレス親機システ
ムは、PCカード接続部500に、ROMカード入力部
530を備えた以外は、図1と同じ構成である。なお、
第2スロットには、ネットワークA7000を結合する
ためのAカード70が、第3スロットにはROMカード
80が挿入されている。ROMカード80には、子機ネ
ットワーク1000、2000とネットワークA700
0間のプロトコル変換を行なうプロトコル変換モジュー
ルが内蔵されている。ROMカード入出力部530は、
ROMカード80のプログラムをRAM(図示せず)に
ロードするためのバスを制御し、また通信制御部200
の指示によりロードを行なう。
【0089】次に、動作について説明する。ROMカー
ド80は、カード情報管理部400が送信するカード種
別要求メッセージに答えて、ROMカードであるという
情報と、ROMに内蔵されたプロトコル変換モジュール
が通信プロトコルの相互変換を行なうことができる2つ
のネットワークの種別と、ロードモジュールのROM内
のアドレスを含むカード種別要求応答メッセージをカー
ド情報管理部400に送信する。図9は、この際、カー
ド情報管理部400が作成するカード情報の一例を表し
たものである。さて、カード種別がROMカードの場合
には、カード情報管理部400は、ROMに内蔵された
プロトコル変換モジュールが通信プロトコルの相互変換
を行なう2つのネットワークの種別とロードモジュール
のROM内のアドレスを含むカード種別通知メッセージ
を、プロトコルスタック情報管理部300に送信する。
図10に、プロトコルスタック情報管理部300が作成
するプロトコルスタック情報の一例を示す。プロトコル
スタック情報管理部300は、この情報により、通信制
御部200内にプロトコル変換モジュールが内蔵されて
いないネットワークの組合せに対しても、ROMカード
の挿入されたスロット番号及びROMカード内のプロト
コル変換モジュールのアドレスを対応させることが可能
となる。この結果、相互接続部220が、子機ネットワ
ーク1000、2000とネットワークA7000との
相互接続であるという情報を含むプロトコルスタック情
報要求メッセージをプロトコルスタック情報管理部30
0に送信したときに、プロトコルスタック情報管理部3
00は、ROMカードがスロット3に挿入されていると
いう情報と、そのROM内アドレスを含むプロトコルス
タック情報要求応答メッセージを相互接続部220に送
信することとなる。このため、相互接続部220は、R
OMカード80内のプロトコルモジュールを起動可能と
なる。
【0090】以上、本発明を実施例に基づいて説明して
きたが、本発明は何も以上の実施例に限定されないのは
勿論である。すなわち、例えば以下のようなものも本発
明に含まれる。 1.製造等の都合で、本発明の必要不可欠な構成部(構
成要件、事項)を物理的、機械的に複数の物とする、逆
に複数の構成部を一体にする、一部を高速半導体メモリ
上にプログラムとして組み込む等する。
【0091】2.子機はいわばカード状としてパソコン
に挿入可能とすることにより、システムとしてCPUに
組み込まれたものとなっている。そして、送受信する情
報は、音声でなく、パソコン通信のデータである。 3.その他、ファクシミリ装置等に組み込まれている。
【0092】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明は、
使用者が用途に応じて、安価なPCカードのみ挿入等す
ることにより接続ネットワークを複数追加することを可
能となる。しかもこの際、PCカードはモジュール化さ
れているため、操作取扱いが容易である。
【0093】また上記スロットを、子機との無線チャネ
ル増設用スロットとすることにより、同時に通信できる
子機数を大幅に増設可能にする。(結果的に、子機のチ
ャネル獲得用の親機の役割を課すこととなる。) また、スロットへのカード挿入の有無を検出する検出手
段を備えることにより、電源投入後に挿入したカードに
結合されているネットワークとも、直ちに通信が可能と
なる。
【0094】さらに、ROMカード入力用スロットを付
加することにより、将来新しいネットワークサービスが
設置された場合にも、高価な親機システム自体(ハー
ド)を取り替えることなく、所定のROMカードのみ挿
入するだけで新規ネットワークと既存ネットワークとの
相互接続、ひいては各種の演算処理やこれに伴うデータ
のやりとり等を可能とする機能を追加しえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるディジタルコード
レス親機システムの構成図である。
【図2】上記実施例の通信制御部の構成図である。
【図3】上記実施例の動作中に作成されるカード情報の
表である。
【図4】上記実施例の動作中に作成されるプロトコルス
タック情報の表である。
【図5】本発明の第2実施例におけるディジタルコード
レス親機システムの構成図である。
【図6】上記実施例の動作中に作成されるカード情報の
表である。
【図7】上記実施例の動作中に作成されるプロトコルス
タック情報の表である。
【図8】本発明の第3実施例におけるディジタルコード
レス親機システムの構成図である。
【図9】上記実施例の動作中に作成されるカード情報の
表である。
【図10】上記実施例の動作中に作成されるプロトコル
スタック情報の表である。
【図11】第1実施例におけるカード情報とプロトコル
情報作成時の動作シーケンスの説明図である。
【図12】第1実施例におけるカード間ネットワーク通
信接続開始時の動作シーケンスの説明図である。
【図13】第1実施例で、子機からカードに結合された
ネットワークへの接続要求があった場合の通信開始時の
動作シーケンスの説明図である。
【図14】第1実施例で、カードに結合されたネットワ
ークから子機への接続要求があった場合の通信開始時の
動作シーケンスの説明図である。
【図15】第1実施例で、子機から増設子機への接続要
求があった場合の通信開始時の動作シーケンスの説明図
である。
【図16】第1実施例で、増設子機から子機への接続要
求があった場合の通信開始時の動作シーケンスの説明図
である。
【図17】第2実施例で、PCカードがスロットに挿入
された時のカード情報変更時の動作シーケンスの説明図
である。
【図18】第2実施例で、PCカードがスロットから排
出された時のカード情報変更時の動作シーケンスの説明
図である。
【図19】従来のディジタルコードレス電話の一例であ
る。
【図20】従来のディジタルコードレス電話を束ねるP
BXの一例である。
【符号の説明】
1、2 パソコン 3、4、11、21 子機 5、7、8、9 親機 6 PBX 10 ディジタルコードレス親機システム 20 PHPカード 30 LANカード 40 ISDNカード 70 Aネットワークカード 80 ROMカード 200 通信制御部 210 プロトコル変換ロードモジュール群 211 PHP・Etherプロトコル変換モジュール 212 PHP・ISDNプロトコル変換モジュール 213 Ether・ISDNプロトコル変換モジュー
ル 220 相互接続部 230 カード選択部 240 通信制御モジュール群 241 PHP通信制御モジュール 242 PSTN通信制御モジュール 243 Ether通信制御モジュール 244 ISDN通信制御モジュール 250 PSTN入出力部 260 子機ネットワーク入出力部 300 プロトコルスタック情報管理部 400 カード情報管理部 500 PCカード入出力部 510 カード入出力部 520 カード情報読込部 530 カード接続検知部 540 ROMカード入力部 1000 子機ネットワーク 2000 子機ネットワーク 3000 LAN 4000 ISDN公衆回線 5000 PSTN公衆回線 7000 ネットワークA
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9466−5K H04L 11/20 B (72)発明者 福嶋 秀晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用PCカードのスロットを複数具備
    する通信システムにおいて、 スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
    種別を読み取るカード種別読み取り手段と、 前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受けてス
    ロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係を対
    応づけて保持するカード情報保持手段と、 前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
    より指定された送信先ネットワークと結合するのに必要
    なカードを選択するカード選択手段と、 前記カード選択手段の選択したカードに含まれる情報を
    利用してカードに結合されたネットワーク上の通信端末
    間の通信を所定の手順で確立する通信確立手段とを有し
    ていることを特徴とするマルチPCカード通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 通信用PCカードのスロットを複数具備
    する通信システムにおいて、 スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
    種別を読み取るカード種別読み取り手段と、 前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受けてス
    ロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係を対
    応づけて保持するカード情報保持手段と、 同じく、カード種別からカード間を相互接続するソフト
    ウェアのプロトコルスタックを所定の手順で作成するプ
    ロトコルスタック作成手段と、 前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
    より指定された送信先ネットワークと結合するのに必要
    なカードを選択するカード選択手段と、 前記プロトコルスタック作成手段の作成したプロトコル
    スタックと前記カード選択手段の選択したカードに含ま
    れる情報とを利用して異なるカードに結合されたネット
    ワーク上の通信端末間の通信を所定の手順で確立する通
    信確立手段とを有していることを特徴とするマルチPC
    カード通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信用PCカードのスロットはLA
    N接続用PCカードのスロットであり、 前記マルチカードPC通信システムはデジタルコードレ
    ス電話の親機システムであることを特徴とする請求項1
    記載のマルチPCカード通信システム。
  4. 【請求項4】 前記通信用PCカードのスロットはLA
    N接続用PCカードのスロットであり、 前記マルチカードPC通信システムはデジタルコードレ
    ス電話の親機システムであることを特徴とする請求項2
    記載のマルチPCカード通信システム。
  5. 【請求項5】 前記通信用PCカードのスロットは公衆
    回線接続用PCカードのスロットであり、 前記マルチカードPC通信システムはデジタルコードレ
    ス電話の親機システムであることを特徴とする請求項1
    記載のマルチPCカード通信システム。
  6. 【請求項6】 前記通信用PCカードのスロットは公衆
    回線接続用PCカードのスロットであり、 前記マルチカードPC通信システムはデジタルコードレ
    ス電話の親機システムであることを特徴とする請求項2
    記載のマルチPCカード通信システム。
  7. 【請求項7】 子機との無線通信チャネル増設用PCカ
    ードのスロットを複数具備するディジタルコードレス電
    話の親機システムにおいて、 スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
    種別を読み取るカード種別読み取り手段と、 前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受けてス
    ロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係を対
    応づけて保持するカード情報保持手段と、 前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
    より接続先として指定された子機と接続するカードを選
    択するカード選択手段と、 前記カード情報保持手段の選択したカードに含まれる情
    報に基づいてカードにまたがる子機間通信を所定の手順
    で確立する通信確立手段とを有していることを特徴とす
    るマルチPCカードを使用したディジタルコードレス電
    話の親機システム。
  8. 【請求項8】 子機との無線通信チャネル増設用PCカ
    ードのスロットを複数具備するディジタルコードレス電
    話の親機システムにおいて、 スロットに挿入されたカードから所定の手順でカードの
    種別を読み取るカード種別読み取り手段と、 前記カード種別読み取り手段の読み取り結果を受けてス
    ロットとスロットに挿入されたカードの種別の関係を対
    応づけて保持するカード情報保持手段と、 前記カード情報保持手段の保持結果に基づいてユーザに
    より接続先として指定された子機と接続するカードを選
    択するカード選択手段と、 前記カード選択手段の選択したカードに含まれる情報に
    基づいて既存の無線通信チャネルとカードによって増設
    された無線通信チャネルとを介する子機間通信を所定の
    手順で確立する通信確立手段とを有していることを特徴
    とするマルチPCカードを使用したディジタルコードレ
    ス電話の親機システム。
  9. 【請求項9】 スロットへのPCカードの挿入の有無、
    種類の少なくも一を検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に応じて所定の手順で前記カード
    情報保持手段の保持するカード情報を所定の手順で変更
    するカード情報変更手段と、 同じく前記検出手段の検出結果に応じて上記プロトコル
    スタックを変更することにより、PCカードの変更に応
    じて機能発揮を維持させるプロトコルスタック変更手段
    とを有していることを特徴とする請求項1記載のマルチ
    PCカード通信システム。
  10. 【請求項10】 ROMカード用の複数のスロットと、 前記スロットに挿入されたROMカードの情報を読み取
    るROM読み取り手段と、 前記ROM読み取り手段の読み取った情報をもとに、前
    記通信確立手段内のプロトコル変換プログラムを追加変
    更するプロトコル変更手段とを有していることを特徴と
    する請求項1記載のマルチPCカード通信システム。
JP6188425A 1994-08-10 1994-08-10 マルチpcカード通信システム Pending JPH0856379A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175747B1 (en) 1996-06-28 2001-01-16 Fujitsu Limited Base transceiver station and subscriber unit in wireless local loop system using personal handy-phone system and method for operating same
JP2002152831A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd コードレス電話装置及びデータ通信ユニット
JP2008003822A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Hitachi Ltd 通信装置および通信方法
JP2013206057A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Mitsubishi Electric Corp 集線型通信装置および管理装置

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