JPH01240029A - 携帯型コードレス電話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、携帯型コードレス電話システムに関し、特に
携帯端末の位置を表示する行先表示装置を備えた携帯型
コードレス電話システムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の携帯型コードレス電話システムでは、携
帯端末の位置を表示する行先表示装置と、この行先表示
装置に携帯端末の位置を示す位置登録情報を送る転送装
置とは単純にケーブルで直結され、情報伝送を行うよう
になっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

すなわち、従来の携帯型コードレス電話システムでは、
行先表示装置を配置するに当たって位置登録情報の転送
装置から専用のケーブルを直接布設する必要があった。

そのため、両装置を同一建物の同一フロアに設置する場
合は大きな問題はないが、両装置を同一建物内の異なる
階にそれぞれ設置する場合や、異なる建物内にそれぞれ
設置する場合には、装置を接続する専用ケーブルの布設
コストが高くなるという問題があった。

本発明の目的は、このような問題を解決し、電話回線網
を利用することにより、行先表示装置と情報転送装置と
を接続する専用ケーブルを不要とした携帯型コードレス
電話システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、携帯端末の位置を表示する行先表示装置を備
えた携帯型コードレス電話システムにおいて、 携帯端末の位置情報を網制御ユニー／　トを通じて交換
機に送出する情報転送装置を備え、前記行先表示装置は
、網制御ユニットを介して交換機に接続され、交換機を
通じて受け取った前記位置情報により携帯端末の位置を
表示することを特徴とする。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明による携帯型コードレス電話システムの
一実施例を示すブロック図である。このシステムは２つ
のゾーン１，２に対してサービスを行い、２ケ所に設置
された行先表示装置１０１゜１０２で携帯端末の位置を
表示するよう構成されている。

図において、各ゾーンに配備される携帯端末ＰＳ１〜Ｐ
Ｓ３は無線回線で無線回線接続装置ＲＢ１、ＲＢ２と接
続され、各携帯端末はゾーン内およびゾーン間を自由に
移動できる。

無線回線接続装置ＲＢＩ、ＲＢ２はトランクＴ１、Ｔ２
を通じて通話路部ＳＷと接続され、通話路部ＳＷは、携
帯端末Ｐｓｉ−ＰＳ３にそれぞれ対応する加入者回路Ｌ
ＣＩ〜ＬＣ３を介して上位局交換機ＥＸＣＨ１に接続さ
れている。トランクインターフェース回路ＴＩＮＦはト
ランクＴＩ。

Ｔ２と接続され、携帯端末Ｐｓｉ〜ＰＳ３から送られて
くる位置登録情報、呼処理に必要となる情報を検出して
記憶する。

主制御部１０３は呼に応じて通話路部ＳＷを制御し、ト
ランクＴＩ、Ｔ２と加入者回路ＬＣＩ−ＬＣ３とを接続
する。位置登録情報転送装置ＬＴＳは自動ダイヤル機能
を有し、モデム内蔵型網制御ユニッ１−ＮＣＵ１を通じ
、加入者線を介して交換機ＥＸＣＨ１に接続されている
。

一方、行先表示装置１０１．１０２はそれぞれモデム内
蔵型網制御ユニットＮＣＵ２．ＮＣＵ３を通じて上位局
交換機ＥＸＣＨ１および交換機ＥＸＣＨ２に収容されて
おり、交換機を介して転送されてくる携帯端末Ｐｓｉ〜
ＰＳ３の位置登録情報を行先情報として表示する。また
、交換機Ｅ　Ｘ　ＣＨ１。

ＥＸＣＨ２はトランクＴＲＫＩ、ＴＲＫ２により接続さ
れている。

なお、電話装置Ｉ、置２はそれぞれ網 制御ユニットＮＣＵ２．ＮＣＵ３に収容されており、こ
れら電話機から通常の呼の発着信も行うことができる。

次に動作を説明する。携帯端末ｐｓｉ〜ＰＳ３は自動的
に（または手動で）位置登録を行うようになっており、
Ｐｓｉ〜ＰＳ３を呼び出す場合は、無線回線で被呼携帯
端末がすでに位置登録を行ったゾーンに対してのみ呼び
出し動作を行う。

具体的に説明すると、例えばゾーン２内を移動中の携帯
端末ＰＳ３がゾーン２で位置登録を行う場合、この端末
ＰＳ２は無線回線を通じて自己の識別コードＩＤ３を送
出する。送出された識別コードＩＤ３は接続装置ＲＢ２
で受信され、トランクＴ２を経由してトランクインター
フェース回路ＴＩＮＦに送られる。

トランクＴＩ、Ｔ２とゾーン１およびゾーン２との対応
はあらかじめ定められているので、トランクインターフ
ェース回路ＴＩＮＦはトランクＴ２から識別コードＩＤ
３を受け取ることにより携帯端末ＰＳ３がゾーン２に所
在することを認識し、ゾーン番号を識別コードＩＤ３と
対応させて記憶する。

そして、例えばＰＳ３に対する着信があったときは主制
御部１０３は、トランクインターフェース回路ＴＩＮＦ
より被呼携帯端末ＰＳ３が所在するゾーン番号を読み出
し、そのゾーンの接続装置ＲＢ２を通じて端末ＰＳ３の
呼び出しを行う。

次に携帯端末の位置、すなわち端末が所在するゾーンの
番号を行先表示装置１０１．１０２に表示するための動
作を説明する。情報転送装置ＬＩＳは各携帯端末ＰＳ１
〜ＰＳ３が上述した位置登録を行うごとにトランクイン
ターフェース回路ＴＩＮＦが記憶する位置登録情報、す
なわちゾーン番号を主制御部１０３を通じて読み出す。

そして、自動発信であらかじめ決められたダイヤル信号
を交換機ＥＸＣＨ１に網制御ユニッＩ−ＮＣＵＩを通じ
て送出する。

このとき交換機ＥＸＣＨＩは通常の呼処理と同様に呼処
理動作を実行し、網制御ユニッ）ＮＣＵｌと網制御ユニ
ソＩ−ＮＣＵ２との間を接続する。

この接続動作が完了すると、情報転送装置ＬＩＳは前記
ゾーン番号をこれら網制御ユニットＮＣＵ１、ＮＣＵ２
を通じて交流信号で行先表示装置１０１に送る。行先表
示装置１は受け取ったゾーン番号を携帯端末ＰＳ３の行
先案内として表示する。

行先表示装置１０２に表示する場合も情報転送装置ＬＩ
Ｓは同様に動作するが、この場合には交換機ＥＸＣＨ１
に出接続を実行させ、交換機ＥＸＣＨ２に収容された行
先表示装置１０２にトランクＴＲＫＩ、ＴＲＫ２ならび
に網制御ユニットＮＣＵ３を通じてゾーン番号を送出す
る。

このように本携帯型コードレス電話システムでは、携帯
端末の位置情報が交換機を通じて行先表示装置に送られ
るので、行先表示装置と情報転送装置とを専用ケーブル
で接続する必要がない。

なお、本実施例では交換機を２段接続としたので特に交
換機ＥＸＣＨ２が収容する行先表示装置１０２は情報転
送装置ＬＩＳに対して遠方に設置することができる。ま
た、交換機をさらに多段に接続することも可能であり、
その場合には行先表示装置をより遠方に設置することが
可能となる。

また、位置情報の表示はいずれか一方の行先表示装置で
しか行えないということはなく、情報転送装置ＬＩＳの
自動発信機能による制御を変更することにより複数の行
先表示装置に同時に位置情報を表示させることも可能で
ある。

また、上述した例では、情報転送装置ＬＩＳは携帯端末
が位置の登録を行うごとに位置情報の表示動作を行うと
したが、これを一定の時間間隔で周期的に行うようにし
て最新の端末の所在位置を時々刻々表示させることも勿
論可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、携帯端末の位置を表示す
る行先表示装置を備えた携帯型コードレス電話システム
において、携帯端末の位置情報を網制御ユニットを通じ
て交換機に送出する情報転送装置を備え、行先表示装置
は、網制御ユニットを介して交換機に接続され、交換機
を通じて受け取った位置情報により携帯端末の位置を表
示する。

従って本発明により、行先表示装置と情報転送装置とを
接続する専用ケーブルを不要とした携帯型コードレス電
話システムを実現できる。その結果、専用ケーブルの布
設に伴う費用を削減でき、行先表示装置を電話回線網が
存在する範囲で自由に設置することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １０１、１０２・・・行先表示装置 １０３　・・・・・主制御部 ＳＷ・・・・・通話路部 ＬＣＩ〜ＬＣ３・・・加入者回路 ＴＩＮＦ・・・トランクインターフェース回ＬＩＳ・・
・・位置登録情報転送装置 ＮＣＵ１〜ＮＣＵ３・・・網制御ユニットＲＢＩ、ＲＢ
２・・・無線回線接続装置Ｐｓｉ〜ＰＳ３・・・携帯端
末 ＥＸＣＨ１・・・・・上位局交換機 ＥＸＣＨ２・・・・・交換機 Ｔｌ、Ｔ２゜ ＴＲＫ１．ＴＲＫ２・・・トランク 置Ｌ、置２・・・電話機 代理人　弁理士　　岩　佐　　義　幸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）携帯端末の位置を表示する行先表示装置を備えた
   携帯型コードレス電話システムにおいて、携帯端末の位
   置情報を網制御ユニットを通じて交換機に送出する情報
   転送装置を備え、 前記行先表示装置は、網制御ユニットを介して交換機に
   接続され、交換機を通じて受け取った前記位置情報によ
   り携帯端末の位置を表示することを特徴とする携帯型コ
   ードレス電話システム。