JP3552644B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の転送先がある場合に、通話や画像のような通信情報の転送処理に要する時間を短縮した通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置においては、コピ−機能を併せ持つ複合機として構成されるものが知られている。このような複合機は、一般にオ−トドキュメントフィ−ダ(ADF)や、フラットベッドスキャナ(FBS)として機能するフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備え付けられている。
【0003】
複合機で原稿をコピ−する際には、コピ−部数や原稿の種類(通常の文字や図形のイメ−ジ情報か写真か)に応じた読み取りモ−ド(解像度)を指定してから、スタ−トボタンを押して原稿の読み取りを開始し、指定した部数の記録紙にコピ−プリントしている。
【0004】
前記複合機等の通信端末装置においては、通話機能を有するものや、発信元から送信される画像を受信して、受信した画像を予め設定されている転送先に転送する機能を有するものが知られている。
【0005】
図9は、前記のような画像の転送機能を有する通信端末装置を配置した例を示すブロック図である。図9において、1、1aは発信元、2は交換機、3は通信端末装置、4、5は転送先である。発信元1または1aから送信された画像を交換機2を通して通信端末装置3が受信して画像メモリに記憶する。通信端末装置3は転送元となって、受信した画像を必要に応じて交換機2を通して転送先4、5に転送する。
【0006】
通信端末装置3から画像を転送先4、5に転送する際には、転送受付時間帯を定めて、該時間帯内に受信して画像メモリに記憶している画像を読み出して転送するようにしている。この時間帯は、業務内容等を考慮してユ−ザが適宜の時間を設定している。なお、図9では転送先は2個所設定されているが、転送先はユ−ザが所定数設定できるものである。
【0007】
また、通話機能を有する通信端末装置においては、回線業者がサ−ビスする転送機能を用いて、通信端末装置3で着信した発信元1、1aからの通話を、転送先4、5に転送する構成とすることができる。通信端末装置3は、異なる時間に着信した通話をそれぞれ指定された転送先に順次転送する。
【0008】
例えば、通信端末装置3で着信した発信元1または発信元1aからの通話を先に転送先4に転送し、次に転送先5に転送するような転送順位の設定がなされる。通信端末装置3で前記先の通話の転送処理が終了すると、通信端末装置3は次の通話が転送可能状態となっている。
【0009】
このため、通信端末装置3において、発信元1からの最初の通話を転送先4に転送した直後に発信元1aから次の転送指定の通話が着信されると、通信端末装置3は設定された転送順位にしたがい、転送先4に前記次の通話の転送処理を行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、転送先4は先の通話の転送処理がなされているので通話中の状態であり、通信端末装置3は次の通話を転送先5へ転送するための処理を再度行なう必要がある。このため、転送処理に時間がかかるという問題があった。同様に、画像を転送する場合にも転送順位が固定されていると、転送先を再設定しなければならず、転送処理に時間がかかるという問題があった。
【0011】
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、複数の転送先がある場合に、通話や画像のような通信情報の転送処理に要する時間を短縮した通信端末装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に係る発明において、通信端末装置を、発信元および複数の転送先と交換機を介して接続され、発信元から送信される通話または画像の通信情報を受信して、予めメモリに登録されている複数の転送先の電話番号を読み出し、該通信情報を各転送先に順次転送する通信端末装置であって、前記通信情報を転送する制御手段を備え、着信した第1の通信情報を第1の転送先に転送後、第2の通信情報を着信したとき、前記制御手段がその着信が第1の通信情報の第1の転送先への転送から所定時間以内かどうかを判定し、所定時間以内の場合には、着信した第2の通信情報を前記第1の転送先とは異なる転送先に転送する構成とすることによって達成することができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の通信端末装置において、前記所定時間内に着信した第2の通信情報の発信元が前記第1の通信情報の発信元と同じときには、第1の転送先に転送することを特徴としている。
【0014】
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の通信端末装置において、前記所定時間内に着信した第2の通信情報の着信時刻から所定時間経過した場合には、前記制御手段が第2の通信情報を前記第1の転送先に転送することを特徴としている。
【0015】
請求項1に係る発明によれば、第1の通信情報を第1の転送先に転送後、第2の通信情報を着信したとき、制御手段がその着信が第1の通信情報の第1の転送先への転送から所定時間以内かどうかを判定し、所定時間以内の場合には、着信した第2の通信情報を前記第1の転送先とは異なる転送先に転送する構成としている。このため、通話中である可能性の高い転送先に無駄な発呼をしないので、通信情報の転送処理を迅速に行なうことができる。
【0016】
直近の転送から所定時間内であっても、直近の転送の発信者と今回の通話転送の発信者が同じであれば、当該発信者からの通話(直近転送)は終了していることになり、請求項2に係る発明によれば、このような場合に、転送要求を許容し、前記第2の通信情報を第1の転送先に転送するので、転送処理を円滑に行なうことができる。
【0017】
請求項3に係る発明によれば、第2の通信情報を転送する際に、すべての転送先の選択が終了していない場合であっても、第2の通信情報の着信時刻から所定時間が経過すると第1の転送先に転送している。このため、第2の通信情報が第1の転送先に転送できるかどうかを確認することにより、間接的に第1の通信情報が第1の転送先に転送済みであるかどうかをチェックできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図4は本発明の通信端末装置の制御装置を示す概略のブロック図である。次にこのブロック図について説明する。図4において、通信端末装置の制御装置11は、各種信号やデ−タを処理するための制御部12を有している。この制御部12は、例えばCPU(中央処理装置)により構成されている。
【0019】
制御部12には、回線制御部(NCU)14、SVFモデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM18、表示部19、操作部20、読取部21、記録部22、時計部23、音声コ−デック26、フックスイッチ27が接続されている。制御部12は後述するように、通話や画像を転送する際に、転送テ−ブルに予め登録された複数の転送先から最適な転送先を選定する。
【0020】
回線制御部14は図示を省略した交換機を介して外部回線13と接続され、相手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を検出する。SVFモデム15は、ITU(国際通信連合)のT.svf(音声ファクシミリ同時通信端末)勧告に基づいて構成されており、画像と音声の通信を可能としている。
【0021】
画像メモリ16は、前記回線制御部14とモデム15からなる通信部により送受信される画像を格納する。RAM17は予約送信またはメモリ受信における管理デ−タが格納される。また、後述するように転送テ−ブルや、直近転送履歴テ−ブルが格納される。ROM18には通信端末装置の各種動作に必要なデ−タやプログラムが格納される。
【0022】
陰極線管(CRT)や液晶表示器(LCD)を用いた表示部19には、通信端末装置の動作に必要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマウス等からなる操作部20は通信端末装置の各種動作、停止を指示する。また、原稿の画像の拡大倍率を設定する。
【0023】
読取部21は、送信側から送信されてきた原稿の画像を読み取る。両面原稿を読み取る場合は、表面の画像の読み取りと、裏面の画像の読み取りを行なう。記録部22は送信側から送信されてきた画像を記録紙に記録する。画像の記録は、記録紙の両面に行なう場合と記録紙の片面に行なう場合がある。
【0024】
前記記録部22には電子写真方式のプリンタを設け、受信画像や光学読取系で読み取られた画像を、図示しない給紙カセットから供給される定形サイズの記録紙上にコピ−する。なお、プリンタでは各種デ−タを記録紙に記録することができる。また、時計部23で現在時刻をカウントし、その出力を用いて受信した原稿にその時点の時刻を印字することも可能である。
【0025】
ハンドセット24は、通信端末装置の通話用補助電話器を構成し、A/D、D/A変換部25を介して、デジタル音声信号を符号化・復合化処理する音声コ−デック26に接続される。フックスイッチ27は、ハンドセット24のオンフック、オフフックを検出する。
【0026】
着信した通信情報(通話または画像)を、通信端末装置から複数の転送先に順次転送する際に、先の通信情報を転送後の所定時間内に、同じ転送先を選定して次の通信情報を転送すると、当該転送先は回線が使用中であるために、次順位の転送先に再度の転送設定が必要になる。本発明においては、このような場合に自動的に次の転送先を選定して通信情報を転送することにより、転送処理の時間を短縮することを基本的な構成とするものである。
【0027】
図1は、本発明の通話転送の構成を示すブロック図である。図1において、1、1aは発信元、2は交換機、3は通信端末装置、4〜7は転送先でA〜Dはその電話番号である。転送順位は転送先4〜7の順で設定されている。通信端末装置3は、交換機2を介して発信元1、1aから受信した通話と画像の通信情報を、交換機2を介して転送先4〜7に転送する。
【0028】
通信端末装置3で、着信した発信元1からの通話を直近で転送先4に転送した後の所定時間内に、発信元1aからの転送指定の通話を通信端末装置3で着信した場合の転送処理を、本発明においては次のようにしている。すなわち、通信端末装置3は転送順位が最先の転送先4ではなく、次順位の転送先5に通話を転送している。
【0029】
このため、従来のように、転送先として設定した転送先4が通話中であるために転送先5に再度の通話転送を設定する必要がないので、転送処理の時間を短縮することができる。なお、図1の例では、直近に転送順位が最終である転送先7に通話を転送した後に前記所定時間内に着信した通話の転送は、転送順位が最先の転送先4に対してなされる。
【0030】
図2は、通信端末装置で着信した通話を転送するための転送テ−ブルの一例を示す説明図である。この転送テ−ブルは、ユ−ザが作成してRAM17に格納する。図2において、このテ−ブルの(a)欄には番号1、2、・・、(b)欄には転送時間帯X、Y、・・、(c)欄〜(f)欄には第1〜第4転送先の電話番号A〜Dを設定する。第1〜第4転送先は、転送順位を示している。
【0031】
転送時間帯は、例えば17:00〜22:00のように、転送開始の時刻から転送終了の時刻までの時間帯をユ−ザが適宜設定する。また、図2の例では転送順位を転送時間帯毎に異なる設定としているが、同一の転送順位とすることもできる。
【0032】
図3は、通信端末装置の直近転送履歴のテ−ブルの一例を示す説明図である。図3において、(a)欄には転送開始時刻が、(b)欄には発信者電話番号が設定される。すなわち図3のテ−ブルは、通信端末装置の直近の転送処理が、どの発信者からの通話を何時に転送したかを示すものであり、転送処理を行なう毎に転送開始時刻と発信者電話番号が自動的に更新される。
【0033】
図5は、図2の転送テ−ブルへの登録処理の手順を示すフロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについて説明する。
【0034】
(1)ステップS1で転送時間帯登録の処理プログラムを開始し、ステップS2で第1転送時間帯、第1転送先、第n転送先を登録する。次に、ステップS3で第2時間帯登録有かどうかを判定する。
【0035】
(2)ステップS3の判定結果がNO(以下、Nと略記する)であれば、ステップS8で処理プログラムを終了する。ステップS3の判定結果がYES(以下、Yと略記する)であれば、ステップS4の処理に移行し第2転送時間帯、第1転送先、第n転送先を登録する。
【0036】
(3)次に、ステップS5の処理で第N時間帯登録有かどうかを判定する。この判定結果がNであればステップS8で処理プログラムを終了する。ステップS5の判定結果がYであれば、ステップS6の処理において第N転送時間帯、第1転送先、第n転送先を登録する。
【0037】
(4)続いて、ステップS7の処理で時間帯登録は終了したかどうかを判定する。この判定結果がYであればステップS8で処理プログラムを終了する。ステップS7の判定結果がNであれば、ステップS5の処理に戻りステップS5〜ステップS7のル−プ処理を繰り返す。
【0038】
図6〜図8は、通話の転送処理の手順を示すフロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについて説明する。
【0039】
(1)ステップS10で処理プログラムを開始し、ステップS11で呼出信号有かどうかを判定する。この判定結果がYであれば、次にステップS12で発信者番号を検出する。ステップS11の判定結果がNであれば、呼出信号有かどうかを判定する処理の待機状態となる。
【0040】
(2)ステップS13の処理では、予め設定されている転送時間帯であるかどうかを判定する。ステップS13の判定結果がYであれば、次にステップS14の処理で回線を閉結する。ステップS13の判定結果がNであれば、呼出信号は転送時間帯ではない時間に発生しているので、次にステップS15の処理に移行して、オフフックであるかどうかを検討する。
【0041】
(3)ステップS15の判定結果がNであれば、ステップS11の処理に戻り呼出信号有かどうかを判定する処理の待機状態となる。ステップS15の判定結果がYであればオフフックとなっているので、次にステップS18の処理で発信者と通話する。通話が終了すれば続いてステップS19の処理で回線を開放し、ステップS32で処理プログラムを終了する。
【0042】
(4)ステップS14の処理で外部回線を閉結すると、次にステップS16の処理で、着信時刻として現在時刻を保存する。続いてステップS17の処理に移行し、直近の転送から所定時間以内かどうか、例えば1分以内かどうかを判定する。
【0043】
(5)ステップS17の判定結果がYであれば、次にステップS20の処理に移行し、今回の発信者は直近の発信者と同じ発信者かどうかを判定する。ステップS20の判定結果がNであれば、続いてステップS21の処理で次の転送先を選択する。この際に、直近の転送先が最終候補である場合には、次の転送先として第1転送先を選択する。
【0044】
(6)次に、ステップS22の処理で着信時刻から所定時間経過したかどうかを判定する。この所定時間は、転送先に対する通話転送の必要時間を設定するものであり、例えば、20秒に設定する。ステップS22の判定結果がYであれば、ステップS24で第1転送先を選択し、次にステップS23の処理でフッキングする。
【0045】
(7)ステップS22の判定結果がNであれば、次にステップS23の処理でフッキングする。続いてステップS25の処理で、前記ステップS21またはステップS24の処理で決定した転送先の電話番号を回線に送出する。
【0046】
(8)次にステップS26の処理で、転送先は応答したかどうかを判定する。この判定結果がYの場合には、ステップS30の処理に移行し転送が成功したものとして回線を開放する。ステップS26の判定結果がNの場合には、当該転送先が通話中であるものと判定する。この場合には、次にステップS33の処理で通話を転送したのは第1転送先かどうかを判定する。
【0047】
(9)ステップS33の判定結果がNであれば、ステップS21の処理に戻り、次の転送先を選択する。そして、ステップS21〜ステップS26のル−プ処理を繰り返して複数の転送先を順次選択していく。すべての転送先が話中である場合には、最終的には第1転送先が選定されるので、ステップS33でル−プ処理を抜けて次の処理に移行する。また、すべての転送先が選択されない場合であっても、ステップS22の処理で着信時刻から所定時間が経過したものと判定されると、ステップS24の処理で第1転送先を選択する。
【0048】
(10)ステップS33の判定結果がYの場合には、次にステップS34の処理でフッキングして発信者と回線を接続する。続いて、ステップS35の処理で”ただ今不在です”のメッセ−ジを音声で発信者に送出し、通話の転送先が応答しない旨を伝える。その後、ステップS36で回線を開放し、ステップS32で処理プログラムを終了する。
【0049】
(11)なお、図示を省略しているが、第2以降の転送先(図3の例では、転送先5、6、7)については、ステップS26で該当の転送先が応答しない場合は、同一の転送先について再度の転送は行なわず、”ただ今不在です”のメッセ−ジを音声で発信者に送出する構成とすることができる。
【0050】
(12)前記ステップS17の処理で、直近の転送から所定時間以内かどうかの判定結果がNの場合には、次にステップS27の処理で回線をフッキングし、続いてステップS28の処理で第1転送先番号を回線に送出する。その後、ステップS29の処理に移行し、転送先は応答したかどうかを判定する。
【0051】
(13)ステップS29の判定結果がNの場合には、ステップS21の処理に移行し、次の転送先を選択する。ステップS29の判定結果がYの場合には通話転送が成功したことになるので、次にステップS30の処理で回線を開放する。続いて、ステップS31の処理で発信者の電話番号と現在の時刻を図3に示した直近転送履歴のテ−ブルに格納する。最後にステップS32で処理プログラムを終了する。
【0052】
(14)前記ステップS20の処理において、判定結果がYであれば、ステップS17の処理で直近の転送から所定時間内と判定された場合であっても、直近転送の発信者と今回の通話転送の発信者とが同じであるために、当該発信者からの通話(直近転送)は終了していることになる。このため、通話の転送要求を禁止する理由はないこととなり、ステップS27の処理に移行して回線のフッキング処理を行なう。
【0053】
以上の説明は、発信者から通信端末装置に着信した通話をリアルタイムで転送先に転送する例であるが、本発明は、画像の転送にも適用することができる。画像を転送する場合にも、所定の時間内は通信端末装置と転送先との回線が使用中となる。このため、先の画像転送後の所定時間内に、同じ転送先を選定して次の画像を転送すると、当該転送先は回線が使用中であるために、次順位の転送先に再度の転送設定が必要になる。
【0054】
このように、画像を転送する際にも転送先を再設定する必要があるために、転送処理の時間が長くなるという問題が生じる。しかしながら、前記通話の転送で説明したように、このような場合には自動的に次の転送先を選定して画像をリアルタイムで転送することにより、転送処理の時間を短縮することができる。本発明は、通話や画像のような通信情報の転送処理に要する時間を短縮するものである。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、第1の通信情報を第1の転送先に転送後、第2の通信情報を着信したとき、制御手段がその着信が第1の通信情報の第1の転送先への転送から所定時間以内かどうかを判定し、所定時間以内の場合には、着信した第2の通信情報を前記第1の転送先とは異なる転送先に転送する構成としている。このため、通話中である可能性の高い転送先に無駄な発呼をしないので、通信情報の転送処理を迅速に行なうことができる。
【0056】
また、直近の転送から所定時間内であっても、直近の転送の発信者と今回の通話転送の発信者が同じであれば、当該発信者からの通話(直近転送)は終了していることになり、請求項2に係る発明によれば、このような場合に、転送要求を許容し、前記第2の通信情報を第1の転送先に転送するので、転送処理を円滑に行なうことができる。
【0057】
また、請求項3に係る発明によれば、第2の通信情報を転送する際に、すべての転送先の選択が終了していない場合であっても、第2の通信情報の着信時刻から所定時間が経過すると第1の転送先に転送している。このため、第2の通信情報が第1の転送先に転送できるかどうかを確認することにより、間接的に第1の通信情報が第1の転送先に転送済みであるかどうかをチェックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通話転送の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による転送テ−ブルの一例を示す説明図である。
【図3】直近転送履歴のテ−ブルの一例を示す説明図である。
【図4】通信端末装置に用いられる制御装置のブロック図である。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図8】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図9】画像転送の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 制御装置
12 中央演算制御部(CPU)
13 外部回線
14 回線制御部(NCU)
15 SVFモデム
16 画像メモリ
19 表示部
20 操作部
21 読取部
22 記録部
Claims (3)
- 発信元および複数の転送先と交換機を介して接続され、発信元から送信される通話または画像の通信情報を受信して、予めメモリに登録されている複数の転送先の電話番号を読み出し、該通信情報を各転送先に順次転送する通信端末装置であって、前記通信情報を転送する制御手段を備え、着信した第1の通信情報を第1の転送先に転送後、第2の通信情報を着信したとき、前記制御手段がその着信が第1の通信情報の第1の転送先への転送から所定時間以内かどうかを判定し、所定時間以内の場合には、着信した第2の通信情報を前記第1の転送先とは異なる転送先に転送することを特徴とする通信端末装置。
- 前記所定時間内に着信した第2の通信情報の発信元が前記第1の通信情報の発信元と同じときには、第1の転送先に転送することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記所定時間内に着信した第2の通信情報の着信時刻から所定時間経過した場合には、前記制御手段が第2の通信情報を前記第1の転送先に転送することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
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