JP3536538B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置

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JP3536538B2 JP17104596A JP17104596A JP3536538B2 JP 3536538 B2 JP3536538 B2 JP 3536538B2 JP 17104596 A JP17104596 A JP 17104596A JP 17104596 A JP17104596 A JP 17104596A JP 3536538 B2 JP3536538 B2 JP 3536538B2
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    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車両に
係り、特に、エンジンストールを防止する技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】燃料の燃焼によって作動するエンジン
と、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行
時の動力源として備えているハイブリッド車両が、例え
ば特開平7−67208号公報等に記載されている。こ
のようなハイブリッド車両においては、例えば運転状態
に応じてエンジンと電動モータとを使い分けて走行する
ことにより、所定の走行性能を維持しつつ燃料消費量や
排出ガス量を低減できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のハイブリッド車両においては、エンジンを動力源
とする走行中に何らかの理由でエンジンストールを生じ
る可能性があった。例えば前進走行中にシフトレバーが
後進レンジへ切り換えられ、それに伴って自動変速機が
後進段へ切り換わろうとすると、エンジンに過大な負荷
がかかってエンジンストールする可能性がある。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、エンジンおよび電動
モータを動力源として備えているハイブリッド車両にお
いて、エンジンストールを未然に防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、燃料の燃焼によって作動するエンジ
ンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走
行時の動力源として備えているハイブリッド車両におい
て、(a) 前記エンジンの作動時に、エンジン回転数N E
およびエンジン回転数の変化量ΔN E に基づいてエンジ
ンストールの可能性を判断するエンジンストール判断手
段と、(b) そのエンジンストール判断手段によってエン
ジンストールの可能性があると判断された場合に、前記
電動モータによって前記エンジンの負荷を軽減するエン
ジンストール防止モータ制御手段とを有することを特徴
とする。第2発明は、第1発明のハイブリッド車両の制
御装置において、前記エンジンストール判断手段は、前
記エンジンの作動時に、前記エンジン回転数N E が所定
値N E * 以下で且つ前記エンジン回転数の変化量ΔN E
が負の場合にエンジンストールの可能性があると判断す
ることを特徴とする。第3発明は、燃料の燃焼によって
作動するエンジンと、電気エネルギーで作動する電動モ
ータとを車両走行時の動力源として備えているハイブリ
ッド車両において、 (a) 前記エンジンおよび前記電動モ
ータと駆動輪との間に配設されて前後進を切り換える前
後進切換え手段と、 (b) 前記エンジンを動力源とする車
両走行中に前記前後進切換え手段により前後進が切り換
えられる時に、エンジンストールの可能性を判断するエ
ンジンストール判断手段と、 (c) そのエンジンストール
判断手段によってエンジンストールの可能性があると判
断された場合に、前記電動モータによって前記エンジン
の負荷を軽減するエンジンストール防止モータ制御手段
とを有することを特徴とする。第4発明は、第3発明の
ハイブリッド車両の制御装置において、前記エンジンス
トール判断手段は、車速Vが所定値V * 以上で前記前後
進切換え手段により前後進が切り換えられる場合にエン
ジンストールの可能性があると判断することを特徴とす
る。第5発明は、第1発明〜第4発明の何れかのハイブ
リッド車両の制御装置において、前記エンジンおよび前
記電動モータは遊星歯車装置を介して出力が合成、分配
されることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】このようなハイブリッド車両の制御装置
においては、エンジンストールの可能性がある時に電動
モータによってエンジンの負荷が軽減されるため、エン
ジンストールが未然に防止される。すなわち、第1発明
では、エンジン回転数N E およびエンジン回転数の変化
量ΔN E に基づいて、例えば第2発明のようにN E ≦N
E * で且つΔN E <0の場合にエンジンストールの可能
性が高いと判断し、電動モータによりエンジンの負荷を
軽減するため、過負荷によるエンジン回転数N E の低下
に伴うエンジンストールが未然に防止される。また、第
3発明では、前後進切換え手段によって前後進が切り換
えられる時にエンジンストールの可能性を判断し、エン
ジンストールの可能性があれば電動モータによりエンジ
ンの負荷を軽減するため、過負荷によるエンジンストー
ルが未然に防止される。第4発明では、V≧V * で前後
進が切り換えられる場合にエンジンストールの可能性が
あると判断し、電動モータによりエンジンの負荷を軽減
するため、実際にエンジン回転数が低下してからエンジ
ンの負荷を軽減する場合に比較して応答性に優れ、エン
ジンストールを一層確実に防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は、例えばクラッ
チにより動力伝達を接続、遮断することによって動力源
を切り換える切換タイプや、遊星歯車装置などの合成、
分配機構によってエンジンおよび電動モータの出力を合
成したり分配したりするミックスタイプなど、エンジン
と電動モータとを車両走行時の動力源として備えている
種々のタイプのハイブリッド車両に適用され得る。電動
モータを駆動輪毎に配設することも可能である。
【0008】本発明はエンジンの作動時、主としてエン
ジンを動力源とする走行時の制御に関するもので、エン
ジンのみで走行する場合は勿論であるが、エンジンおよ
び電動モータの両方を用いて走行する場合、エンジンで
走行しながら電動モータを回転駆動して蓄電装置を充電
する場合にも適用され得る。車両停止時にエンジンで電
動モータを回転駆動して蓄電装置を充電する場合などに
も適用可能である。なお、アクセル操作量や車速、蓄電
装置の蓄電量(蓄電状態)SOCなどの運転状態によ
り、電動モータのみを動力源として走行するモータ運転
モードなど他の運転モードが実施されるようになってい
ても良い。
【0009】エンジンストール判断手段は、例えばエン
ジンを動力源とする走行時にエンジン回転数が所定値以
下で且つそのエンジン回転数の変化が負の場合にエンジ
ンストールの可能性があると判断したり、所定のシフト
操作に従って摩擦係合手段により前後進を切り換える前
後進切換え手段(自動変速機など)を有する場合に、所
定の車速以上で前後進を切り換えるようにシフト操作さ
れた時にエンジンストールの可能性があると判断したり
するなど、エンジンの作動状態やアクセル操作量、車速
など種々の運転状態に基づいて判断するように構成され
る。
【0010】電動モータによってエンジンの負荷を軽減
するエンジンストール防止モータ制御手段は、例えばエ
ンジンおよび電動モータを動力源とする走行時には電動
モータのモータトルクを上昇させ、エンジンのみを動力
源とする走行時に電動モータがフリー回転している場合
は電動モータに回転トルクを与え、エンジンのみを動力
源とする走行時に電動モータが発電機として充電制御を
行っている場合はモータトルク(回生制動トルク)を低
下させるなど、電動モータの作動状態に応じて種々の態
様で実施できる。エンジンと電動モータとが直結されて
いる場合は、電動モータによってエンジン回転数を強制
的に上昇させるようにしても良い。
【0011】なお、エンジンストールしてしまった場合
に、電動モータのみを動力源とする走行状態へ速やかに
切り換えるエンジンストール時モータ制御手段を設ける
ことが望ましく、その場合は緊急時等にNレンジやPレ
ンジ等へシフトしてエンジンを再始動することなく速や
かに車両を発進させることができる。
【0012】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である制御
装置を備えているハイブリッド車両のハイブリッド駆動
装置10の骨子図である。このハイブリッド駆動装置1
0はFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車両用の
もので、燃料の燃焼によって作動するエンジン12と、
電動モータおよび発電機として使用されるモータジェネ
レータ14と、シングルピニオン型の遊星歯車装置16
と、自動変速機18とを車両の前後方向に沿って備えて
おり、出力軸19から図示しないプロペラシャフトや差
動装置などを介して左右の駆動輪(後輪)へ動力を伝達
する。遊星歯車装置16は機械的に力を合成分配する合
成分配機構で、モータジェネレータ14と共に電気式ト
ルコン24を構成しており、そのリングギヤ16rは第
1クラッチCE1 を介してエンジン12に連結され、サ
ンギヤ16sはモータジェネレータ14のロータ軸14
rに連結され、キャリア16cは自動変速機18のイン
プットシャフト26に連結されている。また、サンギヤ
16sおよびキャリア16cは第2クラッチCE2 によ
って連結されるようになっている。なお、エンジン12
の出力は、回転変動やトルク変動を抑制するためのフラ
イホイール28およびスプリング、ゴム等の弾性部材に
よるダンパ装置30を介して第1クラッチCE1に伝達
される。第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2
は、何れも油圧アクチュエータによって係合、解放され
る摩擦式の多板クラッチである。
【0013】自動変速機18は、前置式オーバードライ
ブプラネタリギヤユニットから成る副変速機20と、単
純連結3プラネタリギヤトレインから成る前進4段、後
進1段の主変速機22とを組み合わせたものである。具
体的には、副変速機20はシングルピニオン型の遊星歯
車装置32と、油圧アクチュエータによって摩擦係合さ
せられる油圧式のクラッチC0 、ブレーキB0 と、一方
向クラッチF0 とを備えて構成されている。主変速機2
2は、3組のシングルピニオン型の遊星歯車装置34、
36、38と、油圧アクチュエータによって摩擦係合さ
せられる油圧式のクラッチC1 , C2 、ブレーキB1
2 ,B3 ,B4 と、一方向クラッチF 1 ,F2 とを備
えて構成されている。そして、図2に示されているソレ
ノイドバルブSL1〜SL4の励磁、非励磁により油圧
回路44が切り換えられたり、シフト操作手段としての
シフトレバー40に機械的に連結されたマニュアルシフ
トバルブによって油圧回路44が機械的に切り換えられ
たりすることにより、係合手段であるクラッチC0 ,C
1 ,C2 、ブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 ,B4がそ
れぞれ係合、解放制御され、図3に示されているように
ニュートラル(N)と前進5段(1st〜5th)、後
進1段(Rev)の各変速段が成立させられる。なお、
上記自動変速機18や前記電気式トルコン24は、中心
線に対して略対称的に構成されており、図1では中心線
の下半分が省略されている。
【0014】図3のクラッチ、ブレーキ、一方向クラッ
チの欄の「○」は係合、「●」はシフトレバー40がエ
ンジンブレーキレンジ、すなわち「3」、「2」、また
は「L」レンジ、或いは「DM(ダイレクトモード)」
レンジへ操作された場合に係合、そして、空欄は非係合
を表している。その場合に、ニュートラルN、後進変速
段Rev、及びエンジンブレーキレンジは、シフトレバ
ー40に機械的に連結されたマニュアルシフトバルブに
よって油圧回路44が機械的に切り換えられることによ
って成立させられ、シフトレバー40がD(前進)レン
ジへ操作された場合の1st〜5thの相互間の変速や
DMレンジでのエンジンブレーキの有無はソレノイドバ
ルブSL1〜SL4によって電気的に制御される。ま
た、前進変速段の変速比は1st(第1変速段)から5
th(第5変速段)となるに従って段階的に小さくな
り、4thの変速比i4 =1(直結)である。図3に示
されている変速比は一例である。
【0015】シフトレバー40は、図8に示すように
「P(パーキング)」、「R(リバース)」、「N(ニ
ュートラル)」、「D(ドライブ)」、「DM(ダイレ
クトモード)」、「4」、「3」、「2」、「L」の計
9つの操作レンジへ操作することが可能で、このうち図
の上下方向(車両前後方向)に位置する6つの操作位置
に対応してマニュアルシフトバルブは移動させられ、そ
の6つの操作位置はシフトポジションセンサ46によっ
て検知される。「DM」レンジは、前記5つの前進変速
段(エンジンブレーキ作動)を手動で切換操作できるレ
ンジで、「DM」レンジへ操作されたことはダイレクト
モードスイッチ41(図2参照)によって検出されるよ
うになっている。「DM」レンジでは、前後方向(図の
上下方向)へシフトレバー40を操作することが可能
で、「DM」レンジでのそのシフトレバー40の前後操
作が+スイッチ42および−スイッチ43によって検出
されるとともに、自動変速機18は+スイッチ42の操
作回数に応じてアップシフトされ、−スイッチ43の操
作回数に応じてダウンシフトされる。
【0016】油圧回路44は図4に示す回路を備えてい
る。図4において符号70は1−2シフトバルブを示
し、符号71は2−3シフトバルブを示し、符号72は
3−4シフトバルブを示している。これらのシフトバル
ブ70、71、72の各ポートの各変速段での連通状態
は、それぞれのシフトバルブ70、71、72の下側に
示している通りである。なお、その数字は各変速段を示
す。
【0017】2−3シフトバルブ71のポートのうち第
1変速段および第2変速段で入力ポート73に連通する
ブレーキポート74に、第3ブレーキB3 が油路75を
介して接続されている。この油路にはオリフィス76が
介装されており、そのオリフィス76と第3ブレーキB
3 との間にダンパーバルブ77が接続されている。この
ダンパーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン圧P
Lが急激に供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝
作用を行うものである。
【0018】符号78はB−3コントロールバルブであ
って、第3ブレーキB3 の係合圧を制御するようになっ
ている。すなわち、このB−3コントロールバルブ78
は、スプール79とプランジャ80とこれらの間に介装
したスプリング81とを備えており、スプール79によ
って開閉される入力ポート82に油路75が接続され、
またこの入力ポート82に選択的に連通させられる出力
ポート83が第3ブレーキB3 に接続されている。さら
にこの出力ポート83は、スプール79の先端側に形成
したフィードバックポート84に接続されている。一
方、上記スプリング81を配置した箇所に開口するポー
ト85には、2−3シフトバルブ71のポートのうち第
3変速段以上の変速段でDレンジ圧(ライン圧PL)を
出力するポート86が油路87を介して連通させられて
いる。また、プランジャ80の端部側に形成した制御ポ
ート88には、リニアソレノイドバルブSLUが接続さ
れ、信号圧PSLU が作用させられるようになっている。
したがって、B−3コントロールバルブ78は、スプリ
ング81の弾性力とポート85に供給される油圧とによ
って調圧レベルが設定され、且つ制御ポート88に供給
される信号圧PSLU が高いほどスプリング81による弾
性力が大きくなるように構成されている。
【0019】図4における符号89は、2−3タイミン
グバルブであって、この2−3タイミングバルブ89
は、小径のランドと2つの大径のランドとを形成したス
プール90と第1のプランジャ91とこれらの間に配置
したスプリング92とスプール90を挟んで第1のプラ
ンジャ91とは反対側に配置された第2のプランジャ9
3とを有している。2−3タイミングバルブ89の中間
部のポート94に油路95が接続され、また、この油路
95は2−3シフトバルブ71のポートのうち第3変速
段以上の変速段でブレーキポート74に連通させられる
ポート96に接続されている。油路95は途中で分岐し
て、前記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポー
ト97にオリフィスを介して接続されており、上記ポー
ト94に選択的に連通させられるポート98は油路99
を介してソレノイドリレーバルブ100に接続されてい
る。そして、第1のプランジャ91の端部に開口してい
るポートにリニアソレノイドバルブSLUが接続され、
また第2のプランジャ93の端部に開口するポートに第
2ブレーキB2 がオリフィスを介して接続されている。
【0020】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。また、この油路87から
分岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧す
る場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス1
04が介装され、この油路103は以下に説明するオリ
フィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0021】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。第2ブレーキB2 を接続してあるポート107より
図での上側に形成したポート109は、ドレインポート
に選択的に連通させられるポートであって、このポート
109には、油路110を介して前記B−3コントロー
ルバルブ78のポート111が接続されている。尚、こ
のポート111は、第3ブレーキB3 を接続してある出
力ポート83に選択的に連通させられるポートである。
【0022】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、3−4シフトバルブ72のポート114に接続
されている。このポート114は、第3変速段以下の変
速段で第3ソレノイドバルブSL3の信号圧を出力し、
また、第4変速段以上の変速段で第4ソレノイドバルブ
SL4の信号圧を出力するポートである。さらに、この
オリフィスコントロールバルブ105には、前記油路9
5から分岐した油路115が接続されており、この油路
115を選択的にドレインポートに連通させるようにな
っている。
【0023】なお、前記2−3シフトバルブ71におい
て第2変速段以下の変速段でDレンジ圧を出力するポー
ト116が、前記2−3タイミングバルブ89のうちス
プリング92を配置した箇所に開口するポート117に
油路118を介して接続されている。また、3−4シフ
トバルブ72のうち第3変速段以下の変速段で前記油路
87に連通させられるポート119が油路120を介し
てソレノイドリレーバルブ100に接続されている。
【0024】符号121は第2ブレーキB2 用のアキュ
ームレータを示し、その背圧室にはリニアソレノイドバ
ルブSLNが出力する信号圧PSLN に応じて調圧された
アキュームレータコントロール圧Pacが供給されるよう
になっている。2→3変速時に前記2−3シフトバルブ
71が切り換えられると、第2ブレーキB2 には油路8
7を介してDレンジ圧(ライン圧PL)が供給される
が、このライン圧PLによってアキュムレータ121の
ピストン121pが上昇を開始する。このピストン12
1pが上昇している間は、ブレーキB2 に供給される油
圧(係合圧)PB2は、スプリング121sの下向きの付
勢力およびピストン121pを下向きに付勢する上記ア
キュムレータコントロール圧Pacと釣り合う略一定、厳
密にはスプリング121sの圧縮変形に伴って漸増させ
られ、ピストン121pが上昇端に達するとライン圧P
Lまで上昇させられる。すなわち、ピストン121pが
移動する変速過渡時の係合圧PB2は、アキュムレータコ
ントロール圧Pacによって定まるのである。
【0025】アキュムレータコントロール圧Pacは、第
3変速段成立時に係合制御される上記第2ブレーキB2
用のアキュムレータ121の他、図示は省略するが第1
変速段成立時に係合制御されるクラッチC1 用のアキュ
ムレータ、第4変速段成立時に係合制御されるクラッチ
2 用のアキュムレータ、第5変速段成立時に係合制御
されるブレーキB0 用のアキュムレータにも供給され、
それ等の係合・解放時の過渡油圧が制御される。
【0026】図4の符号122はC−0エキゾーストバ
ルブを示し、さらに符号123はクラッチC0 用のアキ
ュームレータを示している。C−0エキゾーストバルブ
122は2速レンジでの第2変速段のみにおいてエンジ
ンブレーキを効かせるためにクラッチC0 を係合させる
ように動作するものである。
【0027】このような油圧回路44によれば、第2変
速段から第3変速段への変速、すなわち第3ブレーキB
3 を解放すると共に第2ブレーキB2 を係合する所謂ク
ラッチツウクラッチ変速において、入力軸26の入力ト
ルクなどに基づいて第3ブレーキB3 の解放過渡油圧や
第2ブレーキB2 の係合過渡油圧を制御することによ
り、変速ショックを好適に軽減することができる。その
他の変速についても、リニアソレノイドバルブSLNの
デューティ制御によってアキュムレータコントロール圧
acを調圧することにより、クラッチC1 、C2 やブレ
ーキB0 の過渡油圧が制御される。
【0028】ハイブリッド駆動装置10は、図2に示さ
れるようにハイブリッド制御用コントローラ50及び自
動変速制御用コントローラ52を備えている。これらの
コントローラ50、52は、CPUやRAM、ROM等
を有するマイクロコンピュータを備えて構成され、アク
セル操作量センサ62、車速センサ63、インプットシ
ャフト回転数センサ64、パターンセレクトスイッチ6
5からそれぞれアクセル操作量θAC、車速V(自動変速
機18の出力軸19の回転数NO に対応)、自動変速機
18の入力軸26の回転数NI 、選択パターンを表す信
号が供給される他、エンジントルクTE やモータトルク
M 、エンジン回転数NE 、モータ回転数NM 、蓄電装
置58の蓄電量SOC、ブレーキのON、OFF、シフ
トレバー40の操作レンジなどに関する情報が、種々の
検出手段などから供給されるようになっており、予め設
定されたプログラムに従って信号処理を行う。アクセル
操作量θACは、アクセルペダルなど運転者により出力要
求量に応じて操作されるアクセル操作手段48の操作量
である。パターンセレクトスイッチ65はパターン選択
手段で、動力性能を重視した走行を行うパワーパターン
および通常のノーマルパターンの何れかを選択できる。
なお、エンジントルクTE はスロットル弁開度や燃料噴
射量などから求められ、モータトルクTM はモータ電流
などから求められ、蓄電量SOCはモータジェネレータ
14がジェネレータとして機能する充電時のモータ電流
や充電効率などから求められる。
【0029】前記エンジン12は、ハイブリッド制御用
コントローラ50によってスロットル弁開度や燃料噴射
量、点火時期などが制御されることにより、アクセル操
作量θAC等の運転状態に応じて出力が制御される。モー
タジェネレータ14は、図5に示すようにM/G制御器
(インバータ)56を介してバッテリー等の蓄電装置5
8に接続されており、ハイブリッド制御用コントローラ
50により、その蓄電装置58から電気エネルギーが供
給されて所定のトルクで回転駆動される回転駆動状態
と、回生制動(モータジェネレータ14自体の電気的な
制動トルク)によりジェネレータとして機能して蓄電装
置58に電気エネルギーを充電する充電状態と、ロータ
軸14rが自由回転することを許容する無負荷状態とに
切り換えられる。また、前記第1クラッチCE1 及び第
2クラッチCE2 は、ハイブリッド制御用コントローラ
50により電磁弁等を介して油圧回路44が切り換えら
れることにより、係合或いは解放状態が切り換えられ
る。自動変速機18は、自動変速制御用コントローラ5
2によって前記ソレノイドバルブSL1〜SL4、リニ
アソレノイドバルブSLU、SLT、SLNの励磁状態
が制御され、油圧回路44が切り換えられたり油圧制御
が行われたりすることにより、運転状態(例えばアクセ
ル操作量θACおよび車速Vなど)に応じて予め設定され
た変速パターンに従って変速段が自動的に切り換えられ
る。この変速パターンは、前記パターンセレクトスイッ
チ65によって選択されるパワーパターンおよびノーマ
ルパターンに対応して2種類が用意されている。
【0030】ハイブリッド制御用コントローラ50は、
例えば本願出願人が先に出願した特願平7−29414
8号に記載されているように、図6に示すフローチャー
トに従って図7に示す9つの運転モードの1つを選択
し、その選択したモードでエンジン12及び電気式トル
コン24を作動させる。
【0031】図6において、ステップS1ではエンジン
始動要求があったか否かを、例えばエンジン12を動力
源として走行したり、エンジン12によりモータジェネ
レータ14を回転駆動して蓄電装置58を充電したりす
るために、エンジン12を始動すべき旨の指令があった
か否か等によって判断し、始動要求があればステップS
2でモード9を選択する。モード9は、図7から明らか
なように第1クラッチCE1 を係合(ON)し、第2ク
ラッチCE2 を係合(ON)し、モータジェネレータ1
4により遊星歯車装置16を介してエンジン12を回転
駆動すると共に、燃料噴射などのエンジン始動制御を行
ってエンジン12を始動する。このモード9は、車両停
止時には前記自動変速機18をニュートラルにして行わ
れ、モード1のように第1クラッチCE1 を解放したモ
ータジェネレータ14のみを動力源とする走行時には、
第1クラッチCE1 を係合すると共に走行に必要な要求
出力以上の出力でモータジェネレータ14を作動させ、
その要求出力以上の余裕出力でエンジン12を回転駆動
することによって行われる。また、車両走行時であって
も、一時的に自動変速機18をニュートラルにしてモー
ド9を実行することも可能である。
【0032】ステップS1の判断が否定された場合、す
なわちエンジン始動要求がない場合には、ステップS3
を実行することにより、制動力の要求があるか否かを、
例えばブレーキがONか否か、シフトレバー40の操作
レンジがLや2などのエンジンブレーキレンジ或いはD
Mレンジで、且つアクセル操作量θACが0か否か、或い
は単にアクセル操作量θACが0か否か、等によって判断
する。この判断が肯定された場合にはステップS4を実
行する。ステップS4では、蓄電装置58の蓄電量SO
Cが予め定められた最大蓄電量B以上か否かを判断し、
SOC≧BであればステップS5でモード8を選択し、
SOC<BであればステップS6でモード6を選択す
る。最大蓄電量Bは、蓄電装置58に電気エネルギーを
充電することが許容される最大の蓄電量で、蓄電装置5
8の充放電効率などに基づいて例えば80%程度の値が
設定される。
【0033】上記ステップS5で選択されるモード8
は、図7に示されるように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、モ
ータジェネレータ14を無負荷状態とし、エンジン12
を停止状態すなわちスロットル弁を閉じると共に燃料噴
射量を0とするものであり、これによりエンジン12の
引き擦り回転やポンプ作用による制動力、すなわちエン
ジンブレーキが車両に作用させられ、運転者によるブレ
ーキ操作が軽減されて運転操作が容易になる。また、モ
ータジェネレータ14は無負荷状態とされ、自由回転さ
せられるため、蓄電装置58の蓄電量SOCが過大とな
って充放電効率等の性能を損なうことが回避される。
【0034】ステップS6で選択されるモード6は、図
7から明らかなように第1クラッチCE1 を解放(OF
F)し、第2クラッチCE2 を係合(ON)し、エンジ
ン12を停止し、モータジェネレータ14を充電状態と
するもので、車両の運動エネルギーでモータジェネレー
タ14が回転駆動されることにより、蓄電装置58を充
電するとともにその車両にエンジンブレーキのような回
生制動力を作用させるため、運転者によるブレーキ操作
が軽減されて運転操作が容易になる。また、第1クラッ
チCE1 が解放されてエンジン12が遮断されているた
め、そのエンジン12の回転抵抗によるエネルギー損失
がないとともに、蓄電量SOCが最大蓄電量Bより少な
い場合に実行されるため、蓄電装置58の蓄電量SOC
が過大となって充放電効率等の性能を損なうことがな
い。
【0035】ステップS3の判断が否定された場合、す
なわち制動力の要求がない場合にはステップS7を実行
し、エンジン発進が要求されているか否かを、例えばモ
ード3などエンジン12を動力源とする走行中の車両停
止時か否か、すなわち車速V≒0か否か等によって判断
する。この判断が肯定された場合には、ステップS8に
おいてアクセルがONか否か、すなわちアクセル操作量
θACが略零の所定値より大きいか否かを判断し、アクセ
ルONの場合にはステップS9でモード5を選択し、ア
クセルがONでなければステップS10でモード7を選
択する。
【0036】上記ステップS9で選択されるモード5
は、図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合
(ON)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、
エンジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14
の回生制動トルクを制御することにより、車両を発進さ
せるものである。具体的に説明すると、遊星歯車装置1
6のギヤ比をρE とすると、エンジントルクTE :遊星
歯車装置16の出力トルク:モータトルクTM =1:
(1+ρE ):ρE となるため、例えばギヤ比ρEを一
般的な値である0.5程度とすると、エンジントルクT
E の半分のトルクをモータジェネレータ14が分担する
ことにより、エンジントルクTE の約1.5倍のトルク
がキャリア16cから出力される。すなわち、モータジ
ェネレータ14のトルクの(1+ρE )/ρE 倍の高ト
ルク発進を行うことができるのである。また、モータ電
流を遮断してモータジェネレータ14を無負荷状態とす
れば、ロータ軸14rが逆回転させられるだけでキャリ
ア16cからの出力は0となり、車両停止状態となる。
すなわち、この場合の遊星歯車装置16は発進クラッチ
およびトルク増幅装置として機能するのであり、モータ
トルク(回生制動トルク)TM を0から徐々に増大させ
て反力を大きくすることにより、エンジントルクTE
(1+ρE )倍の出力トルクで車両を滑らかに発進させ
ることができるのである。
【0037】ここで、本実施例では、エンジン12の最
大トルクの略ρE 倍のトルク容量のモータジェネレー
タ、すなわち必要なトルクを確保しつつできるだけ小型
で小容量のモータジェネレータ14が用いられており、
装置が小型で且つ安価に構成される。また、本実施例で
はモータトルクTM の増大に対応して、スロットル弁開
度や燃料噴射量を増大させてエンジン12の出力を大き
くするようになっており、反力の増大に伴うエンジン回
転数NE の低下に起因するエンジンストール等を防止し
ている。
【0038】ステップS10で選択されるモード7は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 を係合(O
N)し、第2クラッチCE2 を解放(OFF)し、エン
ジン12を運転状態とし、モータジェネレータ14を無
負荷状態として電気的にニュートラルとするもので、モ
ータジェネレータ14のロータ軸14rが逆方向へ自由
回転させられることにより、自動変速機18のインプッ
トシャフト26に対する出力が零となる。これにより、
モード3などエンジン12を動力源とする走行中の車両
停止時に一々エンジン12を停止させる必要がないとと
もに、前記モード5のエンジン発進が実質的に可能とな
る。
【0039】ステップS7の判断が否定された場合、す
なわちエンジン発進の要求がない場合にはステップS1
1を実行し、要求出力Pdが予め設定された第1判定値
P1以下か否かを判断する。要求出力Pdは、走行抵抗
を含む車両の走行に必要な出力で、アクセル操作量θAC
やその変化速度、車速V(出力回転数NO )、自動変速
機18の変速段などに基づいて、予め定められたデータ
マップや演算式などにより算出される。また、第1判定
値P1はエンジン12のみを動力源として走行する中負
荷領域とモータジェネレータ14のみを動力源として走
行する低負荷領域の境界値であり、エンジン12による
充電時を含めたエネルギー効率を考慮して、排出ガス量
や燃料消費量などができるだけ少なくなるように実験等
によって定められている。
【0040】ステップS11の判断が肯定された場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1以下の場合に
は、ステップS12で蓄電量SOCが予め設定された最
低蓄電量A以上か否かを判断し、SOC≧Aであればス
テップS13でモード1を選択する一方、SOC<Aで
あればステップS14でモード3を選択する。最低蓄電
量Aはモータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に蓄電装置58から電気エネルギーを取り出すこと
が許容される最低の蓄電量であり、蓄電装置58の充放
電効率などに基づいて例えば70%程度の値が設定され
る。
【0041】上記モード1は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 を解放(OFF)し、第2クラ
ッチCE2 を係合(ON)し、エンジン12を停止し、
モータジェネレータ14を要求出力Pdで回転駆動させ
るもので、モータジェネレータ14のみを動力源として
車両を走行させる。この場合も、第1クラッチCE1
解放されてエンジン12が遮断されるため、前記モード
6と同様に引き擦り損失が少なく、自動変速機18を適
当に変速制御することにより効率の良いモータ駆動制御
が可能である。また、このモード1は、要求出力Pdが
第1判定値P1以下の低負荷領域で且つ蓄電装置58の
蓄電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、エンジン12を動力源として走行する場合よりもエ
ネルギー効率が優れていて燃費や排出ガスを低減できる
とともに、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量A
より低下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0042】ステップS14で選択されるモード3は、
図7から明らかなように第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回生制動によ
り充電状態とするもので、エンジン12の出力で車両を
走行させながら、モータジェネレータ14によって発生
した電気エネルギーを蓄電装置58に充電する。エンジ
ン12は、要求出力Pd以上の出力で運転させられ、そ
の要求出力Pdより大きい余裕動力分だけモータジェネ
レータ14で消費されるように、そのモータジェネレー
タ14の電流制御が行われる。
【0043】ステップS11の判断が否定された場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1より大きい場合
には、ステップS15において、要求出力Pdが第1判
定値P1より大きく第2判定値P2より小さいか否か、
すなわちP1<Pd<P2か否かを判断する。第2判定
値P2は、エンジン12のみを動力源として走行する中
負荷領域とエンジン12およびモータジェネレータ14
の両方を動力源として走行する高負荷領域の境界値であ
り、エンジン12による充電時を含めたエネルギー効率
を考慮して、排出ガス量や燃料消費量などができるだけ
少なくなるように実験等によって予め定められている。
そして、P1<Pd<P2であればステップS16でS
OC≧Aか否かを判断し、SOC≧Aの場合にはステッ
プS17でモード2を選択し、SOC<Aの場合には前
記ステップS14でモード3を選択する。また、Pd≧
P2であればステップS18でSOC≧Aか否かを判断
し、SOC≧Aの場合にはステップS19でモード4を
選択し、SOC<Aの場合にはステップS17でモード
2を選択する。
【0044】上記モード2は、前記図7から明らかなよ
うに第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2 を共
に係合(ON)し、エンジン12を要求出力Pdで運転
し、モータジェネレータ14を無負荷状態とするもの
で、エンジン12のみを動力源として車両を走行させ
る。また、モード4は、第1クラッチCE1 および第2
クラッチCE2 を共に係合(ON)し、エンジン12を
運転状態とし、モータジェネレータ14を回転駆動する
もので、エンジン12およびモータジェネレータ14の
両方を動力源として車両を高出力走行させる。このモー
ド4は、要求出力Pdが第2判定値P2以上の高負荷領
域で実行されるが、エンジン12およびモータジェネレ
ータ14を併用しているため、エンジン12およびモー
タジェネレータ14の何れか一方のみを動力源として走
行する場合に比較してエネルギー効率が著しく損なわれ
ることがなく、燃費や排出ガスを低減できる。また、蓄
電量SOCが最低蓄電量A以上の場合に実行されるた
め、蓄電装置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aより低
下して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0045】上記モード1〜4の運転条件についてまと
めると、蓄電量SOC≧Aであれば、Pd≦P1の低負
荷領域ではステップS13でモード1を選択してモータ
ジェネレータ14のみを動力源として走行し、P1<P
d<P2の中負荷領域ではステップS17でモード2を
選択してエンジン12のみを動力源として走行し、P2
≦Pdの高負荷領域ではステップS19でモード4を選
択してエンジン12およびモータジェネレータ14の両
方を動力源として走行する。また、SOC<Aの場合に
は、要求出力Pdが第2判定値P2より小さい中低負荷
領域でステップS14のモード3を実行することにより
蓄電装置58を充電するが、要求出力Pdが第2判定値
P2以上の高負荷領域ではステップS17でモード2が
選択され、充電を行うことなくエンジン12により高出
力走行が行われる。
【0046】ステップS17のモード2は、P1<Pd
<P2の中負荷領域で且つSOC≧Aの場合、或いはP
d≧P2の高負荷領域で且つSOC<Aの場合に実行さ
れるが、中負荷領域では一般にモータジェネレータ14
よりもエンジン12の方がエネルギー効率が優れている
ため、モータジェネレータ14を動力源として走行する
場合に比較して燃費や排出ガスを低減できる。また、高
負荷領域では、モータジェネレータ14およびエンジン
12を併用して走行するモード4が望ましいが、蓄電装
置58の蓄電量SOCが最低蓄電量Aより小さい場合に
は、上記モード2によるエンジン12のみを動力源とす
る運転が行われることにより、蓄電装置58の蓄電量S
OCが最低蓄電量Aよりも少なくなって充放電効率等の
性能を損なうことが回避される。
【0047】ハイブリッド制御用コントローラ50はま
た、上記モード切換制御とは別に図9に示すフローチャ
ートに従ってモータジェネレータ14によるアシスト制
御を行う。ハイブリッド制御用コントローラ50による
一連の信号処理のうち図9のステップSA3およびSA
4を実行する部分はエンジンストール判断手段に相当
し、ステップSA5を実行する部分はエンジンストール
防止モータ制御手段に相当する。
【0048】図9のステップSA1では各種の信号の読
込み処理などを行い、ステップSA2ではエンジン走行
モード(前記モード2)か否かを判断する。そして、エ
ンジン走行モードの場合には、ステップSA3でエンジ
ン回転数NE が予め定められた所定値NE * 以下か否か
を判断するとともに、ステップSA4でエンジン回転数
E の変化量ΔNE が負か否か、すなわちエンジン回転
数NE が下降傾向か否かを判断し、何れの判断もYES
であればステップSA5を実行する。所定値N E * は例
えばアイドル回転数よりも所定量だけ高い回転数が設定
され、変化量ΔNE は例えば1サイクル前に読み込んだ
エンジン回転数NE1と今回のエンジン回転数NE2との差
(NE2−NE1)である。
【0049】ステップSA5では、モータジェネレータ
14を作動させてトルクアシストを行う。モード2で
は、第1クラッチCE1 および第2クラッチCE2 が共
に係合状態で、モータジェネレータ14およびエンジン
12は直結状態にあり、モータジェネレータ14から正
のトルクが加えられることにより、エンジン12の負荷
が軽減されるとともにエンジン回転数NE が強制的に上
昇させられる。これにより、エンジン12のストールが
防止される。この場合のモータジェネレータ14のアシ
ストトルクは予め定められた一定値であっても良いが、
アクセル操作量θ ACや車速V、エンジン回転数NE など
の運転状態をパラメータとして設定したり、エンジン回
転数NE が所定回転数になるようにフィードバック制御
したりすることも可能である。
【0050】このように、本実施例ではNE ≦NE *
且つΔNE <0の場合には、エンジンストールの可能性
が高いと判断してモータジェネレータ14によりトルク
アシストを行うようになっているため、過負荷などによ
るエンジン回転数NE の低下に伴うエンジンストールが
未然に防止される。
【0051】ハイブリッド制御用コントローラ50は更
に、エンジンストール時モータ制御手段を備えており、
図10のフローチャートに従って信号処理を行うことに
より、エンジンストールした場合にはモータジェネレー
タ14を用いて走行するようになっている。
【0052】図10のステップSB1では各種の信号の
読込み処理などを行い、ステップSB2ではエンジン走
行モード(前記モード2)か否かを判断する。エンジン
走行モードの場合には、ステップSB3で例えばエンジ
ン回転数NE ≒0か否かなどによりエンジンストールか
否かを判断し、エンジンストールでなければステップS
B8でエンジン走行モードである旨をインストルメント
パネル等に表示するが、エンジンストールの場合にはス
テップSB4以下を実行する。
【0053】ステップSB4では、蓄電装置58の蓄電
量SOCが最低蓄電量A以上か否か、すなわちモータジ
ェネレータ14を車両走行の動力源として使用可能か否
かを判断し、SOC<Aの場合は直ちにステップSB7
を実行してエンジンストールである旨をインストルメン
トパネル等に表示する。ステップSB4の判断がYES
の場合、すなわちSOC≧Aの場合には、ステップSB
5でモータ走行モード(前記モード1)に切り換えると
ともに、モータ走行モードである旨をインストルメント
パネル等に表示する。
【0054】このように、エンジンストールしてしまっ
た場合には速やかにモータ走行モードに切り換えられる
ため、緊急時等にNレンジやPレンジ等へシフトしてエ
ンジン12を再始動することなく速やかに車両を発進さ
せることができる。
【0055】次に、シフトレバー40のD→Rシフトに
伴うエンジンストールを防止するための実施例を、図1
1のフローチャートを参照して説明する。これはハイブ
リッド制御用コントローラ50によって実行され、その
うちのステップSC2およびSC3を実行する部分はエ
ンジンストール判断手段に相当し、ステップSC5およ
びSC8を実行する部分はエンジンストール防止モータ
制御手段に相当する。
【0056】図11のステップSC1では各種の信号の
読込み処理などを行い、ステップSC2でシフトレバー
40が比較的短い所定時間内にDレンジからRレンジへ
切換え操作されたか否かを、シフトポジションセンサ4
6からの信号等に基づいて判断するとともに、ステップ
SC3で車速Vが予め定められた所定車速V* 以上か否
かを判断する。所定車速V* は、D→Rシフトに伴って
自動変速機18が前進段から後進段へ切り換えられる際
に、エンジン12に過大な負荷がかかってエンジンスト
ールを生じるか否かを基準として設定され、例えば5〜
10km/h程度の車速が定められる。
【0057】上記ステップSC2およびSC3の判断が
共にYESの場合、すなわちD→Rシフトで且つV≧V
* の場合には、ステップSC4でエンジン走行モード
(前記モード2)か否かを判断し、エンジン走行モード
であればステップSC5でモータジェネレータ14を作
動させてトルクアシストを行う。モード2では、第1ク
ラッチCE1 および第2クラッチCE2 が共に係合状態
で、モータジェネレータ14およびエンジン12は直結
状態にあり、モータジェネレータ14から正のトルクが
加えられることにより、エンジン12の負荷が軽減さ
れ、これによりエンジン12のストールが防止される。
【0058】ステップSC4の判断がNOの場合、すな
わちエンジン走行モードでない場合には、ステップSC
6でモータ走行モード(前記モード1)か否かを判断
し、モータ走行モードであればステップSC7でモータ
トルクTM を上昇させる。また、モータ走行モードでな
い場合、すなわちエンジン+モータ走行モード(前記モ
ード4)の場合には、ステップSC8でモータトルクT
M を上昇させる。モータ走行モード、エンジン+モータ
走行モードは、何れも動力源としてモータジェネレータ
14を使用しているため、そのモータジェネレータ14
のモータトルクT M をアップすれば良い。
【0059】なお、上記ステップSC5、SC8におけ
るモータジェネレータ14のアシストトルクは予め定め
られた一定値であっても良いが、車速Vやエンジン回転
数N E などの運転状態をパラメータとして設定したり、
エンジン回転数NE が所定回転数になるようにフィード
バック制御したりすることも可能である。
【0060】このように、本実施例ではD→Rシフトで
且つV≧V* の場合には、エンジンストールの可能性が
高いと判断してモータジェネレータ14によりトルクア
シストを行う(ステップSC5、SC8)ようになって
いるため、過負荷によるエンジンストールが未然に防止
される。特に、本実施例ではD→Rシフトの段階でモー
タジェネレータ14によるトルクアシストを始めるた
め、第1実施例のように実際にエンジン回転数NE が低
下してからトルクアシストを行う場合に比較して応答性
に優れ、エンジンストールを一層確実に防止できる。す
なわち、D→Rシフトによって油圧回路44が切り換え
られ、クラッチC2 の油圧が上昇して後進段(Rev)
が成立させられるため、D→RシフトからC2 油圧(ク
ラッチ係合力)の上昇までには多少の時間遅れがあり、
モータジェネレータ14のトルクアシストをクラッチC
2 の油圧上昇に対応させて行うことができるのである。
【0061】なお、上例ではD→Rシフトの場合につい
て説明したが、R→Dシフトの場合に同様な制御を行う
ことも可能である。
【0062】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0063】例えば、前記実施例では後進1段および前
進5段の変速段を有する自動変速機18が用いられてい
たが、図12に示すように前記副変速機20を省略して
主変速機22のみから成る自動変速機60を採用し、図
13に示すように前進4段および後進1段で変速制御を
行うようにすることもできる。
【0064】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である制御装置を備えている
ハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置の構成を説明
する骨子図である。
【図2】図1のハイブリッド駆動装置が備えている制御
系統を説明する図である。
【図3】図1の自動変速機の各変速段を成立させる係合
要素の作動を説明する図である。
【図4】図1の自動変速機が備えている油圧回路の一部
を示す図である。
【図5】図2のハイブリッド制御用コントローラと電気
式トルコンとの接続関係を説明する図である。
【図6】図1のハイブリッド駆動装置の基本的な作動を
説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートにおける各モード1〜9
の作動状態を説明する図である。
【図8】シフトレバーの操作パターンの一例を示す図で
ある。
【図9】本発明が適用された一実施例の特徴となる制御
作動の要部を説明するフローチャートである。
【図10】エンジンストールが生じた時の作動を説明す
るフローチャートである。
【図11】本発明の別の実施例を説明するフローチャー
トである。
【図12】本発明が好適に適用されるハイブリッド車両
のハイブリッド駆動装置の別の例を説明する骨子図であ
る。
【図13】図12の自動変速機の各変速段を成立させる
係合要素の作動を説明する図である。
【符号の説明】
12:エンジン 14:モータジェネレータ(電動モータ)18:自動変速機(前後進切換え手段) 50:ハイブリッド制御用コントローラ ステップSA3〜SA4、SC2〜SC3:エンジンス
トール判断手段 ステップSA5、SC5、SC8:エンジンストール防
止モータ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60K 6/04 530 B60K 6/04 530 733 733 F02D 29/02 F02D 29/02 D (72)発明者 畑 祐志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 三上 強 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−256843(JP,A) 特開 平8−99564(JP,A) 特開 平5−79365(JP,A) 特開 平5−1588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 6/02 - 6/04 B60L 11/00 - 11/18 F02D 29/00 - 29/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行
    時の動力源として備えているハイブリッド車両におい
    て、 前記エンジンの作動時に、エンジン回転数N E およびエ
    ンジン回転数の変化量ΔN E に基づいてエンジンストー
    ルの可能性を判断するエンジンストール判断手段と、 該エンジンストール判断手段によってエンジンストール
    の可能性があると判断された場合に、前記電動モータに
    よって前記エンジンの負荷を軽減するエンジンストール
    防止モータ制御手段とを有することを特徴とするハイブ
    リッド車両の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンストール判断手段は、前記
    エンジンの作動時に、前記エンジン回転数N E が所定値
    E * 以下で且つ前記エンジン回転数の変化量ΔN E
    負の場合にエンジンストールの可能性があると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行
    時の動力源として備えているハイブリッド車両におい
    て、 前記エンジンおよび前記電動モータと駆動輪との間に配
    設されて前後進を切り換える前後進切換え手段と、 前記エンジンを動力源とする車両走行中に前記前後進切
    換え手段により前後進が切り換えられる時に、エンジン
    ストールの可能性を判断するエンジンストール判断手段
    と、 該エンジンストール判断手段によってエンジンストール
    の可能性があると判断された場合に、前記電動モータに
    よって前記エンジンの負荷を軽減するエンジンストール
    防止モータ制御手段とを有することを特徴とするハイブ
    リッド車両の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記エンジンストール判断手段は、車速
    Vが所定値V * 以上で前記前後進切換え手段により前後
    進が切り換えられる場合にエンジンストールの可能性が
    あると判断することを特徴とする請求項3に記載のハイ
    ブリッド車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジンおよび前記電動モータは遊
    星歯車装置を介して出力が合成、分配されることを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項に記載のハイブリッド
    車両の制御装置。
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