JP2000005399A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2000005399A
JP2000005399A JP10179839A JP17983998A JP2000005399A JP 2000005399 A JP2000005399 A JP 2000005399A JP 10179839 A JP10179839 A JP 10179839A JP 17983998 A JP17983998 A JP 17983998A JP 2000005399 A JP2000005399 A JP 2000005399A
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JP
Japan
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game ball
game
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prize
special
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JP10179839A
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English (en)
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Eiji Ishimaru
鋭二 石丸
Kazuhiro Watanabe
和弘 渡辺
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Mitsuboshi Inc
Original Assignee
Mitsuboshi Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大入賞口に入賞した遊技球が複数有る通過口
のうち何れを通過するかによって条件装置の連続作動回
数と賞球数とが異なるパチンコ遊技機を提供すること。 【解決手段】 大入賞口6に第一の遊技球通過口である
大入賞口6bと第二の遊技球通過口である特定領域入賞
口7を設け、特定領域入賞口7上に設けた特定領域扉7
aの開閉動作をもって大入賞口6に入賞した遊技球を前
記第一及び第二の遊技球通過口へ振分ける。この大入賞
口通過口6b及び特定領域入賞口7の何れに遊技球が入
賞するかによって各々異なった条件装置の連続作動回数
と払出される賞球数が設定され、どちらか最初に遊技球
の入賞が検知された方の前記連続作動回数と賞球数が設
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機に関
し、更に詳しくは、遊技盤面に設けられる図柄表示装置
の「大当たり」に伴って開閉動作する大入賞口の連続作
動回数と、その入賞に伴って払出される賞品球数を遊技
状況に応じて設定制御するパチンコ遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ遊技機においては、遊技
盤の中央に設けられる特別図柄表示装置や可変表示部に
表示される図柄の組合せ等の表示画面によって遊技者に
特別な利益を発生させるものが知られている。例えば、
特別図柄表示装置の図柄が変動し停止した時の図柄の組
合せによって「大当たり」と称される遊技状況が発生す
る。これによって条件装置が作動し、遊技盤面の下方に
設けられる大入賞口が連続して開放され、その開放した
大入賞口に多数の遊技球を入賞することによって遊技者
に大量の賞品球(以下「賞球」とする)が払出されると
いうものである。
【0003】このようなパチンコ遊技機における大入賞
口の連続開放回数の設定は、遊技状況の如何を問わずに
一定回数が設定されたものと、「大当たり」図柄を予め
開放回数の少ない通常図柄と開放回数の多い特定図柄と
に分類し、表示された「大当たり」図柄が前記通常図柄
か特定図柄かによって大入賞口の開放回数を設定するも
のとがある。
【0004】このように、大入賞口の連続開放回数が一
定なものと、遊技状況に応じて連続開放回数が異なるも
のとでは、遊技者に与える賞球獲得への期待感が異な
る。後者のように大入賞口の開放回数が複数設定されて
いるものについては、その開放回数が異なることによっ
て遊技にめりはりが付くことになり、もし開放回数が多
く設定された特定図柄が表示されれば、その分、多数の
賞球が得られることになり、遊技者は表示される「大当
たり」図柄の組合せに注目し関心が集まることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパチンコ遊技機においては、特別図柄表示装置に特
定図柄が表示されればよいが、通常図柄ばかりが連続す
ると次第に遊技に飽きてしまう。又、前記のような連続
作動回数の設定方法は、特別図柄表示装置に表示される
図柄の組合せをもって連続作動回数を設定することか
ら、遊技状況がパターン化し易い。そして、遊技を重ね
ていくうちに、せっかく「大当たり」が発生しても遊技
自体に飽きがきてしまい、次第に期待感や遊興性が損な
われてしまうといった問題があった。
【0006】本発明の解決しようとする課題は、遊技盤
面に設けられる図柄表示装置に「大当たり」図柄が表示
されることに伴って大入賞口が開放されるパチンコ遊技
機にあって、開放した大入賞口内に設けられた複数の遊
技球通過口のうち遊技球が通過した該通過口に応じて、
条件装置の連続作動回数とその入賞に伴なって払出され
る賞球数を設定制御し、より遊興性の高いパチンコ遊技
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る請求項1のパチンコ遊技機は、遊技盤面
に設けられる図柄表示装置に「大当たり」図柄が確定す
ることによって開放される大入賞口内に複数の遊技球通
過口が設けられ、前記大入賞口内に入賞した遊技球を前
記複数の遊技球通過口に振り分ける遊技球振分け手段
と、前記遊技球通過口を遊技球が通過したことを検知す
る遊技球通過検知手段と、該検知手段からの検出信号に
基づいて特別の利益が付与される遊技状況が設定される
特別遊技状況設定手段が設けられることを要旨とするも
のである。
【0008】上記構成を有するパチンコ遊技機によれ
ば、大入賞口内に入賞した遊技球を遊技球振分け手段を
もって複数の遊技球通過口に振分けると共に、この遊技
球通過口には遊技球の通過を遊技球通過検知手段をもっ
て検知し、更にこの検知結果に基づいて遊技状況を切換
制御する。ここで切換制御された遊技状況は特別の利益
が付与される遊技状況であることから、新たな興趣を有
する遊技機を提供できると共に、どのような遊技状況が
設定されるかは大入賞口に設けられたどの遊技球通過口
を通過するかに依存することから、遊技者は設定される
遊技状況に期待感を持つことができる。
【0009】そして、前記請求項2に記載の発明のよう
に、遊技球通過検知手段からの検出信号に基づいて大入
賞口内に設けられる複数の遊技球通過口である第一の遊
技球通過口と第二の遊技球通過口のうちの何れの通過口
を通過したかを遊技球通過口判定手段により判定し、該
通過口判定手段により、遊技球が最初に通過した遊技球
通過口が何れであるかを判定した結果に基づいて遊技状
況を切り換えるようにするとよい。これによって特別の
利益が得られる遊技状況の動作設定がパターン化し難く
なり、新たな興趣が得られることになる。
【0010】更に、請求項3に記載の発明のように、図
柄表示装置の「大当たり」発生に伴う条件装置の連続作
動回数を設定する連続作動回数設定手段と、該連続作動
回数設定手段による連続作動回数との関連において前記
遊技球通過口への入賞に伴って払出される賞品球の払出
数を設定する賞品球払出数設定手段とを備え、前記特別
遊技状況設定手段により設定された遊技状況に応じて前
記連続作動回数設定手段により設定される条件装置の連
続作動回数と、前記賞品球払出数設定手段により設定さ
れる賞品球払出数とが設定されるようにすれば、「大当
たり」発生時に大入賞口の何れの通過口を遊技球が通過
したかによって条件装置の連続作動回数が多く設定され
たり少なく設定されたりし、又、賞品球の払出数も増減
するものであるから、遊技者の遊技に対する真剣度は増
し、遊技の継続性も高まることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は本実施例のパ
チンコ遊技機における遊技盤の正面図((a)遊技盤面上
の各種入賞装置及び図柄表示装置等の配置、(b)図柄表
示装置、(c)第一種特別電動役物である大入賞口部)を
示したものである。このパチンコ遊技機では、遊技盤1
0に構成された遊技領域の中央部に特別図柄表示装置2
が設けられ、その表示画面の上半分領域には、各々個別
に変動可能な左図柄2a、右図柄2b、中図柄2cが設
けられると共に、下半分領域には、各種のキャラクタ図
柄等が表示される図柄表示領域2dが設けられる。
【0012】更に、前記特別図柄表示装置2の周囲を囲
む装飾枠体15の上部に形成された半円弧形状の装飾枠
部には、7セグメントデジタル表示により数字、アルフ
ァベット、記号等が表示される普通図柄表示装置5が備
えられる。また、この特別図柄表示装置2の真下位置に
は、普通電動役物である可変翼タイプの第一種始動入賞
口4が設けられ、更にその下方位置には、通常は閉じて
いる第一種特別電動役物である大入賞口6と、該大入賞
口6が開放された時に入賞可能となる特定領域入賞口7
が設けられる。
【0013】また、前記大入賞口6の左右には、普通入
賞口である左落し入賞口11、右落し入賞口12が設け
られると共に、その上部には、左袖入賞口13、右袖入
賞口14が各々備えられる。これらの入賞口に遊技球が
入賞すると、第一種始動入賞口4及び左右落し入賞口1
1,12、左袖入賞口13においては6個、右袖入賞口
14においては8個の球が払い出される。尚、前記大入
賞口6及び特定領域入賞口7において払出される賞球数
は、各々7個(又は13個)が設定される。但し、この
賞球数は後述する所定の遊技状況によって切換設定され
るように構成される。
【0014】そして、遊技盤10面における前記特別図
柄表示装置2の左右側には左ゲート20、右ゲート21
が設けられる。この左右ゲート20,21には、遊技球
の通過を検知する検知スイッチ(図示せず)が各々設け
られ、この左右ゲート20,21の何れかへ遊技球が通
過すると、普通図柄表示装置5が変動を開始する。普通
図柄表示装置5は7セグメントデジタルで表示される数
字、アルファベット、記号等の図柄を表示し、左右ゲー
ト20,21における遊技球の通過球数分の変動を繰返
す。
【0015】なお、前記左右ゲート20,21を通過し
た遊技球数はカウントされ、普通図柄表示装置5の側部
に備えられた図示しない普通図柄用記憶表示LEDにお
いて最大4個まで記憶される。その記憶個数は、ランプ
の点灯によって表示される。この左右ゲート20,21
は遊技球の入賞口として設け遊技球が通過した際に賞球
(例えば6個)が払い出されるようにしてもよい。
【0016】そして、前記左右ゲート20,21を通過
した遊技球は、装飾枠体15の内部を通過した後、下側
枠縁上に誘導される。この装飾枠体15の内側した枠縁
部はすり鉢状に構成され、その中央には奥側が固定され
手前側が上下に変動可能な誘導部材22が設けられる。
この誘導部材22の手前側は、通常は装飾枠体15より
も低い位置にあり、一定時間経過毎に装飾枠体15の高
さまでせり上がるようにモータ駆動をもって上下動作が
繰り返される。これにより、遊技球は誘導部材22が装
飾枠体15よりも低い位置にある間はその下枠縁上に滞
留されるが、誘導部材22の上昇動作に伴って押し出さ
れて遊技盤10面を再び落下されることになる。
【0017】また、この遊技盤10面には、前記各装置
及び入賞口等の他に、遊技者によって弾発発射された遊
技球の落下方向を無作為に変更させたり、その流下速度
を変化させる風車25,25及びランプ風車26,26
等が設けられている。これにより、弾発発射された遊技
球は遊技盤10の遊技域内で転動しつつ下方へ落下し、
上記した各装置及び入賞口に入賞するか、何処にも入賞
しなければ遊技域最下部に開口された排出口27から遊
技盤10の裏側へ排出される。
【0018】図2は、前記図1に示した遊技盤10面に
設けられる各種入賞口やゲートを通過した遊技球の遊技
盤裏面における流出経路及び各種スイッチ類やソレノイ
ド類等の配置状態を示した図である。図示されるよう
に、第一種始動入賞口4における入賞球の流出経路には
第一種始動口用スイッチ30が設けられ、更に前記大入
賞口6における入賞球の流出経路には、その入賞球数を
カウントするカウント用スイッチ31が設けられる。
【0019】そして、前記特定領域入賞口7における入
賞球の流出経路には、その入賞を検知する特定領域用ス
イッチ32が設けられ、前記左右ゲート20,21にお
ける遊技球の通過経路には、その通過を検知する左ゲー
ト用スイッチ33及び右ゲート用スイッチ34が設けら
れる。
【0020】更に、第一種始動入賞口4を開閉動作する
普通電動役物用ソレノイド35、大入賞口6を開閉動作
させる大入賞口開放用ソレノイド36、特定領域入賞口
7を開閉動作させる特定領域扉開放用ソレノイド37が
設けられ、装飾枠体15の内側下部に設けられた誘導部
材22を上下動作するための誘導部材駆動用モータ38
も設けられる。
【0021】一方、前記右袖入賞口14における入賞球
の流出経路には入賞検出用スイッチ40が設けられ、前
記左右落し入賞口11,12及び左袖入賞口13におけ
る入賞球の流出経路には入賞検出用スイッチは設けられ
ていないが、セーフ球排出機構部41に設けられるセー
フ球排出ソレノイド42により入賞球が1個ずつ排出さ
れ、そこに設けられるセーフ球検出スイッチ43により
入賞球の合計個数がカウントされるので、その個数差分
だけ6個ずつの賞球が払出されるようになっている。
【0022】図3は前記図1(c)に示した大入賞口6
の詳細を示した斜視図である。尚、この大入賞口6内の
中央部分に備えられる特定領域入賞口7は、大入賞口6
の開放に伴う開放状態と閉鎖状態の2つの状態を有する
ことから、図3は、大入賞口6が開放と共に特定領域入
賞口7も開放された状態を図示し、図4は、前記特定領
域入賞口7が閉鎖された状態を図示する。尚、図中の矢
印は開放した大入賞口6に入賞した遊技球の通過経路を
示している。
【0023】この図3に示すように、大入賞口6の内部
には、第一の遊技球通過口である大入賞口通過口6bと
第二の遊技球通過口である特定領域入賞口7が設けら
れ、これらは各々遊技球が一個ずつ通過可能なように構
成される。そして前記大入賞口通過口6bにはカウント
用スイッチ31が設けられ、該通過口6bへの遊技球の
通過を検知すると所定個数の賞球が払出されるように構
成される。
【0024】また、前記特定領域入賞口7の上部には所
定の遊技状況に応じて開閉動作する特定領域扉7aが設
けられる。尚、図3は特定領域扉7aが開放され特定領
域入賞口7を遊技球が通過する状態を図示している。こ
の特定領域入賞口7には遊技球の通過を検知する特定領
域用検出スイッチ32が設けられ、該検出スイッチ32
に遊技球の通過が検出されると、所定個数の賞球が払出
されると共に、大入賞口6の大入賞口扉6cが一旦閉鎖
される。
【0025】この特定領域扉7aが開放されている際に
大入賞口6内へ入賞した遊技球は、前記大入賞口通過口
6b又は、特定領域入賞口7の何れかを通過することに
なる。そして、その通過は各々に設けられたスイッチ3
1,32に検出され、所定個数の賞球が払出されると共
に、所定の遊技状況が設定されることになる。
【0026】また、図4に示すように前記特定領域扉7
aが閉鎖されている場合は、大入賞口6内に入賞した遊
技球は、図中矢印にて示すように、閉鎖した特定領域扉
7a上を介して大入賞口通過口6bへと誘導されること
になる。つまり、特定領域扉7aが閉鎖している際に大
入賞口6に入賞した遊技球は、全て大入賞口通過口6b
を通過し、その通過はカウント用スイッチ31に検出さ
れ、所定個数の賞球が払出されると共に所定の遊技状況
が設定されることになる。
【0027】このように、第二の遊技球通過口である特
定領域入賞口7の上部に設けられた特定領域扉7aは開
放状態と閉鎖状態を有することから、該特定領域扉7a
が開放されている際に大入賞口6に入賞した遊技球は、
第一の遊技球通過口である大入賞口通過口6bか第二の
遊技球通過口である特定領域入賞口7の何れかを通過す
ることになり、一方、前記特定領域扉7aが閉鎖されて
いる際に大入賞口六に入賞し遊技球は、前記大入賞口通
過口6bのみを通過することになる。よって、特定領域
扉7aの開閉動作に伴って大入賞口6に入賞した遊技球
が振り分けられるように構成される。
【0028】図5は、本実施例の説明に必要な各種制御
基板やスイッチ類、ソレノイド類等の電気的接続関係を
示す制御ブロック図である。この制御ブロック図からわ
かるように、特別図柄表示装置2の特別図柄制御基板2
eは、主制御基板50aに接続され、その表示される図
柄等に関する制御指示が相互に行われるようになってい
る。また、普通図柄表示装置5の普通図柄制御基板5a
は、中継基板51を介して主制御基板50に接続され、
その表示される図柄の変動制御、或いは動作等は、この
主制御基板50と中継基板51との間における各種のデ
ータ授受を用いて処理され制御指示される。
【0029】そして、前記大入賞口6の大入賞口扉6c
を開閉動作する大入賞口基板6aは、前記中継基板51
を介して主制御基板50に接続される。この大入賞口基
板6aには、大入賞口6内に設けられた第一遊技球通過
口である大入賞口通過口6bへの遊技球の通過を検知す
るカウント用スイッチ31、第二の遊技球通過口である
特定領域入賞口7への遊技球の通過を検知する特定領域
用スイッチ32が各々接続される。更に前記大入賞口基
板6aには、前記主制御基板50及び中継基板51から
の制御指示を受けて、「大当たり」発生による条件装置
の作動と共に大入賞口扉6aを開閉動作する大入賞口開
放用ソレノイド36、特定領域入賞口7の特定領域扉7
aを開閉動作する特定領域扉開放用ソレノイド37が接
続される。
【0030】また、前記中継基板51には、第一種始動
入賞口4への遊技球の通過を検知する第一種始動入賞口
スイッチ30が接続されると共に、左右ゲート20,2
1における遊技球の通過を検知する左ゲート用スイッチ
33、右ゲート用スイッチ34が各々接続される。これ
らのスイッチによる検知信号等のデータは、中継基板5
1を介して主制御基板50に出力し、処理されるように
構成される。また、該中継基板51には、普通電動役物
である第一種始動入賞口4を開閉動作する普通電動役物
開放用ソレノイド35や、装飾枠体15の誘導部材22
を上下動作する誘導部材駆動用モータ38が接続され
る。
【0031】一方、CR賞球払出制御基板52は、直接
主制御基板50と接続される。このCR賞球払出制御基
板62には、セーフ球排出機構部41に設けられるセー
フ球検出スイッチ43及び、セーフ球排出ソレノイド4
2等が賞球払出分配基板57介して接続される。更に図
示しないが、賞球払出機構部に設けられる賞球モータ5
5及び、賞球払出個数を検知するフォトセンサ56等が
間接的に接続されている。そして、前記セーフ球検出ス
イッチ51によって検出されたデータは、前記したよう
に主制御基板50及びCR賞球払出制御基板52に出力
されて処理される。
【0032】尚、本遊技機には上記説明した以外にも、
各種の制御基板及び検出スイッチ等が接続されている
が、その図示及び説明については割愛する。
【0033】図6は、本遊技機の遊技動作を示した制御
フローチャートである。遊技開始に伴って発射された遊
技球が遊技盤10に設けられた左右ゲート20,21の
何れかを通過すると(S10、S12「YES」)、そ
れに伴って普通図柄表示装置5が変動を開始する(S1
4)。この普通図柄表示装置5には「0」から「9」ま
での何れかの数字のうちの一つが選択されて表示され
る。尚、前記図柄のうち「1,3,5,7,9」は「当
たり」図柄と称され、これらの図柄が表示されると第一
種始動入賞口4が短時間開放されるように構成される。
【0034】この普通図柄表示装置5が前記「当たり」
図柄の何れかを表示する確率は、5/10が設定され
る。又、前記第一種始動入賞口4は、特別図柄表示装置
2に係る抽選確率によってその開放時間と開放回数が異
なるように設定され、特別図柄表示装置2の抽選確率が
後述する低確率であった場合は約0.3秒間の開放を1
回、高確率であった場合は約1.7秒間の開放を3回行
うように設定される。
【0035】そして、普通図柄表示装置5が変動を開始
してから所定時間(例えば6秒)が経過した後、表示し
た図柄が前記「当たり」図柄(1,3,5,7,9の何
れか)であった(S22「YES」)場合は、第一種始
動入賞口4が所定時間開放する(S24)。この開放し
た第一種始動入賞口4へ遊技球が入賞する(S26「Y
ES」)と、前記第一種始動口用スイッチ30からの検
知信号により6個の賞球が払出され、更に、特別図柄表
示装置2の各図柄2a、2b、2cが変動を開始する
(S28)。
【0036】更に前記特別図柄表示装置2の各図柄2
a、2b、2cが変動を開始してから5.8秒が経過す
ると変動は停止し、図柄を表示する。ここで表示された
図柄の組合せが表1(a)に示す通常図柄(非特定図
柄)であるか、又は表1(b)に示す特定図柄の何れか
の組合せであった場合(S30「YES」)は、「大当
たり」と称される特別の遊技状況が発生し、条件装置が
作動する(S32)。
【0037】
【表1】
【0038】この表1(a)に示した通常図柄(非特定
図柄)による組合せは、左図柄2aと右図柄2bとが同
一図柄にて一致し、中図柄2cに表示された図柄が
「L」が表示された場合が設定されるの12種類が設定
される。又、表1(b)に示す特定図柄の組合せは、左
図柄2a、右図柄2b、中図柄2cに表示される全ての
図柄(数字)が一致した場合のみの12種類が設定され
る。
【0039】前記特別図柄表示装置2に「大当たり」図
柄が表示される抽選確率は、1/337(低確率)と5
/337(高確率)の二つが設定される。この抽選確率
が低確率であれば各図柄2a、2b、2cの各図柄が変
動を開始してから停止するまでの図柄変動時間は5.8
秒が設定され、高確率であれば5.0秒が設定されるこ
とになる。
【0040】尚、本フローチャートにおいて、前記S1
0にて発射した遊技球がゲート20,21を通過せずに
遊技盤10に設けられた前記各入賞口の何れかに入賞し
た場合(S12「NO」、S16)、又は、前記S26
にて示したように、開放した第一種始動入賞口4に遊技
球が入賞しなかった場合(S26「NO」)は、その入
賞口毎に設定された個数の賞球が払出され(S16「Y
ES」、S18)、入賞しなければ「はずれ」となり
(S20)、排出口27から遊技盤10面外へ排出され
ることになる。
【0041】また、前記S22において普通図柄表示装
置5が「当たり」図柄を表示しなかった場合(S22
「NO」)及び、前記S28において特別図柄表示装置
2に表示される図柄の組合せが、前記表1(a)及び表
1(b)に示した「大当たり」図柄の組合せの何れにも
一致しなかった場合(S30「NO」)は、「はずれ」
と称され(S20)、遊技状況は変化しない。
【0042】図7は、前記図6に示したS32によって
「大当たり」が発生し、それに伴って作動する条件装置
の作動を示したフローチャートである。前記「大当た
り」の発生に伴って条件装置が作動すると、特別電動役
物である大入賞口6が開放され(S40)、「大当た
り」に伴う特別の遊技状況が開始する。この条件装置の
作動回数は、前記大入賞口6が開放してから閉鎖される
までを「1ROUND」として計数し、この「ROUN
D」数が所定の連続作動回数(ROUND数)を終了す
ると条件装置の作動が終了するように設定される。
【0043】そして、前記大入賞口6が開放してから2
0秒間が経過するか、又は、前記大入賞口6内に設けら
れた大入賞口通過口6bを遊技球が10個通過(S42
「YES」)しその通過がカウント用スイッチ31に検
出されると、その通過個数に応じた個数の賞球が払出さ
れると共に「1ROUND」が終了し、それまで開放さ
れていた前記大入賞口扉6aは閉鎖され大入賞口6は一
旦閉じられる(S46)。
【0044】また、前記特定領域入賞口7を遊技球が1
個通過する(S42「NO」、S44「YES」)と、
特定領域用スイッチ32にその通過が検出され所定個数
の賞球が払出されると共に前記連続作動回数における
「1ROUND」が終了する。そして、大入賞口6は一
旦閉じられるように設定される(S46)。
【0045】この連続作動回数(ROUND数)の設定
は、「大当たり」の発生による条件装置の作動に伴って
開放される大入賞口6に入賞した遊技球が何れの検出ス
イッチに検出されたかによって設定される。つまり、第
一の遊技球通過口である大入賞口通過口6bと第二の遊
技球通過口である特定領域入賞口7は、予め各々異なっ
た連続作動回数(ROUND数)と、大入賞口通過口6
b及び特定領域入賞口7への通過に伴って払出される賞
球数が設定される。
【0046】ここで、例えば大入賞口6内に入賞した遊
技球が最初に第一の遊技球通過口である大入賞口通過口
6bを通過して、その通過がカウント用スイッチ31に
検出されれば、該大入賞口通過口6bに設定された連続
作動回数(ROUND数)が設定され(例えば、ROU
ND数8回、賞球数13個)、前記遊技球が最初に第二
の遊技球通過口である特定領域入賞口7を通過して、特
定領域検出用スイッチ32に検出されれば、該特定領域
入賞口7に設定された連続作動回数(ROUND数)が
設定(例えば、ROUND数13回、賞球数7個)され
ることになる。
【0047】前記S44に示したように特定領域入賞口
7を遊技球が通過しない(S44「NO」)場合は、前
記S42及びS44に示した遊技状況が発生するまで前
記動作を繰り返し、又、前記設定した連続作動回数(R
OUND数)が終了するまで前記条件装置の作動を繰り
返す(S48「NO」)。そして、この連続作動回数
(ROUND数)が終了すれば(S48「YES」)、
条件装置の作動も終了し「大当たり」動作も終了する
(S50)。
【0048】尚、前記「大当たり」動作が終了した後は
抽選確率が更新設定され、前記「大当たり」動作が表1
(a)に示した通常図柄によって発生した場合には低確
率(1/337)が設定され、表1(b)に示した特定
図柄によって発生した場合には、高確率(5/337)
が各々設定されることになる。
【0049】図8は、本遊技機における条件装置の連続
作動回数(ROUND数)と大入賞口通過口6b及び特
定領域入賞口7への遊技球の通過に伴って払出される賞
球数の設定を示したフローチャートである。既述したよ
うに、「大当たり」の発生に伴って条件装置が作動する
と大入賞口6が開放される(S60)。この開放された
大入賞口6に遊技球が入賞し(S61「YES」)、該
遊技球が第一の遊技球通過口である大入賞口通過口6b
を通過する(S62「YES」)と、その通過はカウン
ト用スイッチ31によって検知される(S63)。
【0050】この検知によって、条件装置の連続作動回
数(ROUND数)は8回、大入賞口通過口6b及び特
定領域入賞口7への入賞に伴って払出される賞球数は各
13個が各々設定され(S64)、13個の賞球が払出
される(S68)。
【0051】一方、前記S62にて示したように、大入
賞口6に入賞した遊技球が第二の遊技球通過口である特
定領域入賞口7を最初に通過する(S62「NO」)
と、その通過は特定領域用スイッチ32に検出される
(S66)。そして、前記条件装置の連続作動回数(R
OUND数)は13回、大入賞口通過口6b及び特定領
域入賞口7への通過に伴って払出される賞球数は各7個
が設定される(S67)と共に、7個の賞球が払出され
る(S68)。
【0052】これらの連続作動回数(ROUND数)及
び払出される賞球数の設定は、既述したようにカウント
用スイッチ31又は特定領域用スイッチ32のうち、ど
ちらか早く遊技球の通過を検知した方が有するの連続作
動回数(ROUND数)と賞球数が設定される。よっ
て、大入賞口6に遊技球が入賞しない間(S61[N
O])は、前記連続作動回数(ROUND数)と賞球数
は設定されない。
【0053】また、前記カウント用スイッチ31又は特
定領域用スイッチ32の何れかが最初に遊技球の通過を
検知し、連続作動回数(ROUND数)と賞球数が設定
された後は、前記設定した連続作動回数(ROUND
数)が終了するまで、その設定は更新されない。そし
て、大入賞口通過口6b及び特定領域入賞口7への遊技
球の通過個数に応じて前記設定した個数の賞球が払出さ
れ、前記図7に示したように設定した連続作動回数(R
OUND数)が終了するまで条件装置の作動を繰り返
す。
【0054】図9は、前記図8に示したように、最初に
遊技球の通過をカウント用スイッチ31によって検知さ
れ、条件装置の連続作動回数(ROUND数)が8回、
払出される賞球数は13個が各々設定された場合におけ
る条件装置の作動を示したフローチャートである。前記
したように、条件装置の連続作動回数(ROUND数)
が8回、払出される賞球数が13個に各々設定された
(S70)後に、大入賞口6に入賞した遊技球が第一の
遊技球通過口である大入賞口通過口6bを通過する(S
71「YES」)と、その通過に伴って13個の賞球が
払出される(S72)。更に、ここで前記大入賞口通過
口6bを通過した遊技球はカウント(N←N+1)され
る(S73)。
【0055】そして、前記図7にて示したように、前記
大入賞口通過口6bを遊技球が10個通過するか、又は
大入賞口6が開放してから20秒以上経過するかの何れ
かの遊技状況が生じれば、連続作動回数(ROUND
数)における1ROUNDが終了(S74「YES」)
し、大入賞口6は一旦閉鎖する(S75)。尚、この大
入賞口6の閉鎖回数はカウントされるように構成される
(M←M+1)。
【0056】また、前記S71に示したように、大入賞
口6に入賞した遊技球が特定領域入賞口7を通過した
(S71「NO」、S76「S76「YES」)場合
も、13個の賞球が払出される(S77)と共に、大入
賞口6は一旦閉じられ連続作動回数(ROUND数)に
おける1ROUNDが終了する(S75)。尚、このR
OUNDの終了回数はカウントされ、カウント数が8回
に至るまで上記動作を繰り返すことになる(S78「N
O」)。
【0057】そして、前記連続作動回数(ROUND
数)が8回に至る(S78「YES」、S79)と、条
件装置の作動は終了し、これに伴って「大当たり」動作
も終了することになる。
【0058】図10は、前記図8に示した特定領域用ス
イッチ32によって遊技球の入賞が最初に検知され、条
件装置の連続作動回数(ROUND数)が13回、払出
される賞球数は7個が設定された場合における条件装置
の作動を示したフローチャートである。前記したよう
に、前記連続作動回数(ROUND数)が13回、入賞
に伴って払出される賞球数が13個に各々設定され(S
90)た後、遊技球が大入賞口通過口6bを通過する
(S91「YES」)と、その通過に伴って7個の賞球
が払出される(S92)と共に、その通過個数がカウン
トされる(S93)ように構成される。
【0059】そして、大入賞口6に入賞した遊技球が、
前記大入賞口通過口6bを10個通過するか、又は大入
賞口6が開放してから20秒以上経過するかの何れかの
遊技状況が生じると、前記設定した13回の連続作動回
数(ROUND数)のうちの1ROUNDが終了し(S
94「YES」)、大入賞口6は一旦閉鎖する(S9
5)。尚、この大入賞口6の閉鎖回数もカウントされる
ように構成される(M←M+1)。
【0060】また前記S91に示したように、大入賞口
6に入賞した遊技球が特定領域入賞口7を通過し(S9
1「NO」、S96「S76「YES」)特定領域用ス
イッチ32にその通過が検知された場合も7個の賞球が
払出される(S97)。そして大入賞口6は一旦閉じら
れ、前記連続作動回数(ROUND数)における1RO
UNDが終了する(S95)。この1ROUNDが終了
し大入賞口6が閉鎖されるとその毎に閉鎖回数をカウン
トし、カウント数が13回に至るまで上記動作を繰り返
す(S98「NO」)。
【0061】そして、前記連続作動回数(ROUND
数)が13回に至る(S98「YES」、S99)と、
大入賞口6は閉鎖されると共に条件装置の作動は終了
し、「大当たり」動作も終了することになる。
【0062】このように、開放した大入賞口内に入賞し
た遊技球を特定領域扉の開閉動作をもって振分け、振分
けられた遊技球は大入賞口通過口を通過してカウント用
スイッチにその入賞が検知されるか、又は特定領域入賞
口を通過して特定領域用スイッチに入賞が検知される。
そして、「大当たり」が発生して条件装置が作動してか
ら前記入賞を最初に検知したのがカウント用スイッチで
あれば、条件装置の連続作動回数は8回が設定され、更
に該設定を受けて、大入賞口通過口及び特定領域入賞口
への入賞に伴って払出される賞球は各々13個が設定さ
れる。又、前記入賞を最初に検知したのが特定領域用ス
イッチであれば、条件装置の連続作動回数は13回が設
定されると共に、払出される賞球は7個が設定されるこ
とになる。
【0063】つまり、条件装置の連続作動回数と、大入
賞口(大入賞口通過口及び特定領域入賞口)への入賞に
伴って払出される賞球数は、「大当たり」が発生してか
ら最初に遊技球の入賞を検知したスイッチによって設定
されることから、「大当たり」が発生する度に前記連続
作動回数と賞球数が異なって設定されることになる。こ
の際に、カウント用スイッチによって入賞が検知されて
条件装置の連続作動回数が8回と少なく設定されても、
払出される賞球数が多く(13個)設定されることから
遊技者に損失感はない。一方、前記連続作動回数が13
回に設定された場合には払出される賞球数が少なく(7
個)設定されるが、その分該連続作動回数が多く設定さ
れるので、こちらも遊技者に損失感を与えない。
【0064】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、本実施例においては
条件装置の連続作動回数は8回及び13回に設定した
が、この作動回数の増減、及び払出される賞球数の増
減、またこれらを設定する条件となる遊技球の入賞口の
増減及び変更並びにその検知方法、更にはこれらを設定
する条件自体の変更、増減等は随時可能である。それに
よって更に遊興性が増し、遊技者の興趣を一層高める効
果が得られる。
【0065】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のパチンコ遊技
機によれば、「大当たり」が発生した際に開放される大
入賞口内に入賞した遊技球が通過可能な遊技球通過口を
複数設けて、この通過口の何れを通過したかをもって
「大当たり」における条件装置の遊技状況を設定する。
更に、この大入賞口内に入賞した遊技球は振り分けられ
ることから、遊技球が通過する遊技球通過口が一定にな
ることがない。これにより「大当たり」が発生する度に
「大当たり」における遊技状況が更新されて設定される
ことから、遊技状況がパターン化せず新たな興趣をもっ
た遊技機が提供できると共に、設定される遊技状況に期
待感をもって遊技を楽しむことができる。
【0066】この時に、請求項2に記載の発明のよう
に、前記遊技球が第一の遊技球通過口と第二の遊技球通
過口の何れを先に通過したかによって特別の利益が得ら
れる遊技状況が異なるようにすれば、遊技者は遊技を一
層楽しむことができる。又、その遊技状況が何れの通過
口を先に通過したかによって決定されるものであるか
ら、人為的な操作を用いることなく遊技者に公正な遊技
状況を提供することが可能となる。
【0067】そして、更に請求項3に記載の発明のよう
に、前記遊技球通過口の各々に予め異なった「大当た
り」発生に伴う条件装置の遊技状況を設定し、どちらが
設定されるかは前記検出スイッチに何れを先に通過する
かによって条件装置の連続作動回数と、入賞に伴って遊
技者に払出す賞球数を設定すれば、条件装置の遊技状況
の設定がパターン化することなく設定できると共に、こ
れによって新たな興趣を有する遊技機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)、(b)(c)】本発明の一実施の形態に
おけるパチンコ遊技機の遊技盤正面図である。
【図2】本遊技機の裏面における入賞球(セーフ球)の
流出経路及び、各種スイッチ類やソレノイド類等の配置
状態を示した図である。
【図3】本遊技機の大入賞口が開放された際に特定領域
入賞口が開放された状態を示した斜視図である。
【図4】本遊技機の大入賞口が開放された際に特定領域
入賞口が閉鎖された状態を示した斜視図である。
【図5】本遊技機における各種制御基板やスイッチ類、
ソレノイド類等の電気的接続関係を示す制御ブロック図
である。
【図6】本遊技機の動作を示した制御フローチャートで
ある。
【図7】本遊技機における条件装置の作動を示したフロ
ーチャートである。
【図8】本遊技機における大入賞口通過口、又は特定領
域入賞口による遊技球の入賞検知によって設定される条
件装置の連続作動回数(ROUND数)と払出される賞
球数の設定を示したフローチャートである。
【図9】図8に示したカウント用スイッチによって遊技
球の入賞が検知された場合の条件装置の作動を示したフ
ローチャートである。
【図10】図8に示した特定領域用スイッチによって遊
技球の入賞が検知された場合の条件装置の作動を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
2 特別図柄表示装置 4 第一種始動入賞口 5 普通図柄表示装置 6 大入賞口 6b 大入賞口通過口(第一の遊技球通過口) 6c 大入賞口扉 7 特定領域入賞口(第二の遊技球通過口) 7a 特定領域入賞口扉 10 遊技盤 31 カウント用スイッチ 32 特定領域用スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和弘 名古屋市西区中小田井4丁目396番地 株 式会社三星内 Fターム(参考) 2C088 AA02 AA17 AA25 EB15 EB48

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に設けられる図柄表示装置に
    「大当たり」図柄が確定することによって開放される大
    入賞口内に複数の遊技球通過口が設けられ、前記大入賞
    口内に入賞した遊技球を前記複数の遊技球通過口に振り
    分ける遊技球振分け手段と、前記遊技球通過口を遊技球
    が通過したことを検知する遊技球通過検知手段と、該検
    知手段からの検出信号に基づいて特別の利益が付与され
    る遊技状況が設定される特別遊技状況設定手段が設けら
    れることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技球通過検知手段からの検出信号
    に基づいて、前記大入賞口内に設けられる複数の遊技球
    通過口である第一の遊技球通過口と第二の遊技球通過口
    のうちの何れの通過口を通過したかを判定する遊技球通
    過口判定手段と、該通過口判定手段により、遊技球が最
    初に通過した遊技球通過口が何れであるかにより前記特
    別の遊技状況設定手段により設定される遊技状況が切り
    換えられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    されるパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 図柄表示装置の「大当たり」発生に伴う
    条件装置の連続作動回数を設定する連続作動回数設定手
    段と、該連続作動回数設定手段による連続作動回数との
    関連において前記遊技球通過口への入賞に伴って払出さ
    れる賞品球の払出数を設定する賞品球払出数設定手段と
    を備え、前記特別遊技状況設定手段により設定された遊
    技状況に応じて前記連続作動回数設定手段により設定さ
    れる条件装置の連続作動回数と、前記賞品球払出数設定
    手段により設定される賞品球払出数とが設定されるよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチン
    コ遊技機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263278A (ja) * 2001-03-09 2002-09-17 Maruhon Ind Co Ltd 遊技機
JP2014054527A (ja) * 2013-08-28 2014-03-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015003254A (ja) * 2014-09-25 2015-01-08 株式会社三洋物産 遊技機
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JP2017221834A (ja) * 2017-10-02 2017-12-21 株式会社三洋物産 遊技機
JP2022048261A (ja) * 2020-02-10 2022-03-25 株式会社三洋物産 遊技機

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