JP3524612B2 - 空調装置およびその制御方法 - Google Patents

空調装置およびその制御方法

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JP3524612B2
JP3524612B2 JP02502795A JP2502795A JP3524612B2 JP 3524612 B2 JP3524612 B2 JP 3524612B2 JP 02502795 A JP02502795 A JP 02502795A JP 2502795 A JP2502795 A JP 2502795A JP 3524612 B2 JP3524612 B2 JP 3524612B2
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  • Radiation Pyrometers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体に対して正確に最
適な送風を行うことができる扇風機等の空調装置および
その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、室内にいる人間の有無や活動量を
検知することによって、セキュリティや空調制御を行お
うという要求が高まりつつある。すなわち、人体から放
出された赤外線を検知することにより人体を検知し、そ
の信号を空気調和機・照明器具等の環境制御機器や防犯
システム等の制御に用いる目的で、赤外線センサを用い
て赤外線発生源を検出する装置が使用されるようになっ
てきた。この赤外線センサとしては、赤外線を光子とし
てとらえる量子型センサと、赤外光の吸収によって素子
の温度が上昇した結果生じる素子の物性変化を利用する
熱型センサの2種類が知られているが、前者については
通常液体窒素等による冷却が必要なため、一般的には熱
型センサが用いられている。熱型センサの中でも、焦電
型赤外線センサは他に比べて感度が高いため、赤外線発
生源検知には適しているが、焦電型赤外線センサは基本
的には赤外線の変化を検出するものであるため、静止し
た赤外線発生源を検知しようとした場合、何等かの方法
で赤外線が断続的にセンサ受光部に入射するように工夫
する必要があり、通常はスリット付き円板や平板等のチ
ョッパーを回転あるいは振動させることにより赤外線の
断続入射(チョッピング)を実現している。
【0003】図4は、従来の扇風機を前面から見た時の
概略模式図を示している。この扇風機を使用し、スライ
ドパイプ73を中心に扇風機の頭部を回転させることに
よって、水平方向120゜程度の領域に送風することが
できる。従って、人は扇風機の風にあたろうとすると、
この領域に入って、120゜の長い回転周期の間、風が
来るのを待っていなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の空調
装置である扇風機では、人を中心としてではなく、扇風
機を中心として、扇風機の周辺のある範囲内の領域に均
等に送風を行うことしかできず、送風を強く望んでいる
人は、扇風機の長い回転周期の間、風がくるのを待つ時
間の方が多くなることがある。また、逆に風を望んでい
ない人は風がくることによって不快感を示すことがあ
る。すなわち、従来の扇風機では人が手によって扇風機
の回転方向や向きを望みの方向にかえることが必要であ
る。また、さらに風の強弱も人がボタンを押すことによ
って調整するわずらわしさがある。すなわち、現在の扇
風機は人の望みにかなった送風を行うことができていな
い。ところで、前述したように、焦電型の赤外線センサ
を用いる場合は、そのセンサ前面に回転するチョッパー
等を設けなければならないという課題がある。
【0005】本発明は、従来の扇風機等の空調装置のこ
のような課題を考慮し、赤外線センサ用のチョッパー等
を必要とせず、人体に最適な送風を行うことができる空
調装置及びその制御方法を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、送
風するための羽根を有する送風機構部と、その送風方向
を変えるための首振り機構部と、前記羽根の回転をチョ
ッパーとして利用可能な、前記羽根の位置を基準として
前記羽根が送風する側とは反対側の前記送風機構部の
位に設けられた赤外線センサと、前記羽根を回転させ、
前記首振り機構部を首振り動作させることによって、
赤外線センサにより人体の存在範囲を検知し、その検
知された人体存在範囲に応じて、その人体存在範囲を含
む所定の範囲に送風できるように、前記首振り機構部の
首振り範囲を制御する制御手段とを備えた空調装置であ
る。
【0007】請求項2の本発明は、送風するための羽根
を有する送風機構部と、前記羽根の回転をチョッパーと
して利用可能な、前記羽根の位置を基準として前記羽根
が送風する側とは反対側の前記送風機構部の部位に設け
られた赤外線センサと、その赤外線センサにより人体の
存在を検知し、その検知結果に応じて、前記送風機構部
の運転・停止等の運転状態を制御する制御手段とを備え
た空調装置である。
【0008】
【作用】本発明は、送風機構部の羽根の回転を赤外線セ
ンサのチョッパーとして利用し、首振り機構部を首振り
動作させることによって、赤外線センサにより人体の存
在範囲を検知し、その検知された人体存在範囲に応じ
て、その人体存在範囲を含む所定の範囲に送風できるよ
うに、首振り機構部の首振り範囲を制御する。
【0009】また本発明は、送風機構部の羽根の回転を
赤外線センサのチョッパーとして利用して赤外線センサ
により人体の存在を検知し、その検知結果に応じて、送
風機構部の運転・停止等の運転状態を制御する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。 (実施例1)図1は、本発明にかかる第1の実施例の空
調装置を示す概略模式図である。図1に示すような空調
装置としての首振り機構部を備えた扇風機は、首振りを
行う送風機構部の後面に赤外線により人体を検知する赤
外線センサ11が配置されており、送風機構部の羽根1
2を赤外線センサ11のチョッパーとして利用してい
る。前述の送風機構部は羽根12、前ガード13、後ガ
ード14、ガードリング15、羽根回転モ−タ等から構
成され、首振り機構部は、その送風機構部をスライドパ
イプ16に対して首振りさせる部分である。又、扇風機
を支持するスタンド17にはリモコンポケット18、受
光部19などが設けられ、図示しないが、スタンド17
には、羽根12の回転、首振り動作等を制御する制御手
段が内蔵されている。
【0011】この扇風機が首を振る時に同時に赤外線セ
ンサ11により人体の存在範囲を検知し、この赤外線セ
ンサ11によって検知した人体検知範囲を首振り機構部
にフィードバックさせることによって、人体の存在範囲
を中心に首振り機構部を制御する。さらに、赤外線セン
サ11によってセンサ信号出力から人体の活動量、代謝
量等の人体の活動に関する量を測定すれば、この測定し
た活動量等を扇風機の送風機構部にフィードバックさせ
ることによって、センサ出力の大きな人体、すなわち代
謝量の大きな人に対しては強い風を送ることができ、送
風の強弱を制御することができる。このようにすること
によって、人体に最適な送風を行うことができる。
【0012】この時の人体検知の様子と、それを扇風機
の首振り機構部にフィードバックさせた時の様子を図2
に示す。図2(a)は扇風機の最初の首振り範囲を示し
たものであり、図2(b)は扇風機の首振り範囲が人体
の検知領域のみになったことを示すための模式図であ
る。図2において、最初の首振りによって人体23の存
在範囲を検知し、次からの首振りはその人体23を中心
に首振りを行い、無駄な領域に送風を行うことをなくす
ことにより省エネルギーにもなる。また、たとえ人体2
3が動いたとしても、常に赤外線センサ11によって人
体23を検知しているので、人体23の動きに追従して
首振り機構部を制御することができる。この時、この赤
外線センサ11が焦電型やサーモパイル型の赤外線セン
サであってもよく、またこの赤外線センサ11が1素
子、2素子または多素子からなっていてもよい。
【0013】さらに、この赤外線センサ11によって検
知された人体検知範囲がフィードバックされた扇風機の
首振り機構部を、上下方向に制御することができるよう
にしても良い。また、この赤外線センサ11を用いて人
体を検知した際、人体の存在位置で首振り動作を止めた
り、また人体検知範囲に対して非対称に首振り機構部を
制御したりすることによって、人体に最適な送風を行う
こともできる。また人体を検知しなくなった時、送風を
自動的に停止することもできる。
【0014】以上のように、本実施例によれば、扇風機
の後面に人体検知可能な赤外線センサ11を設置し、首
振り機構部にフィードバックさせることによって、人体
を中心とした送風を行うことができ、さらに、人体の代
謝量、活動量等を検知することによって送風の強弱を制
御することができ、人体に対して最適な風を送ることが
できる扇風機を得ることができる。 (実施例2)図3は、本発明にかかる第2の実施例の空
調装置の概略模式図であり、図3(a)は略示平面図、
図3(b)は略示側面図である。図3に示すような首振
り機構部を備えていない天井扇のような扇風機は、送風
機構部の羽根32の後面に赤外線により人体を検知する
赤外線センサ31が配置されており、その赤外線センサ
31により人体の存在を検知した後、送風機構部を動作
させる。ここで、送風機構部は、羽根32及びその羽根
32を駆動する図示しないモ−タ等から構成され、その
モ−タの駆動等を制御する制御手段が図示しない場所に
設けられている。さらに、送風機構部の羽根32を赤外
線センサ31のチョッパーとして利用することによっ
て、センサ信号出力から人体の活動量、代謝量等の人体
の活動に関する量を測定することができ、この測定した
活動量等を扇風機の送風機構部にフィードバックさせる
ことによって、センサ出力の大きな人体、すなわち代謝
量の大きな人に対しては強い風を送ることができ、送風
の強弱を制御することができる。このようにすることに
よって、人体に最適な送風を行うことができる。また、
人体を検知しなくなったら、送風機構を自動的に停止す
るようにすれば、省エネルギー効果も向上させることが
できる。
【0015】この時、この赤外線センサ31が焦電型や
サーモパイル型の赤外線センサであってもよく、また、
この赤外線センサ31が1素子、2素子または多素子か
らなっていてもよい。
【0016】以上のように、本実施例によれば、首振り
機構部を持っていない扇風機の送風機構部の後面に人体
検知可能な赤外線センサ31を設置し、人体検知を行っ
た後に送風機構を動作させることができ、また、人体の
代謝量、活動量等を検知することによって送風の強弱を
制御することができ、人体に対して最適な風を送ること
ができ、さらに、人体を検知しなくなったら送風機構を
自動的に停止することができる扇風機を得ることができ
る。 (実施例3)以下、本発明にかかる第3の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0017】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する赤外線センサと集光レンズとを設置
し、この扇風機の運転開始直後に赤外線センサにより人
体の存在範囲を検知し、この赤外線センサによって検知
した人体検知範囲を首振り機構部にフィードバックさせ
ることによって、人体の存在範囲を中心に首振り機構部
を制御し、人体の存在しない領域は送風を行わないよう
にし、省エネ効果を向上させることができる。 (実施例4)以下、本発明にかかる第4の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0018】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する多素子一次元アレイセンサと集光レ
ンズとをセンサアレイが横になるように設置し、この扇
風機の運転開始直後に多素子一次元アレイセンサにより
人体の存在範囲を検知し、この多素子一次元アレイセン
サによって検知した人体検知範囲を首振り機構部にフィ
ードバックさせることによって、人体の存在範囲を中心
に首振り機構部を制御し、かつこの多素子一次元アレイ
センサによって人体の体動を測定し、この測定した体動
を空調装置の送風機構部にフィードバックさせることに
よって、送風の強弱を制御し、人体に最適な送風を行う
ことができる。 (実施例5)以下、本発明にかかる第5の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0019】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する多素子一次元アレイセンサと集光レ
ンズとをセンサアレイが横になるように設置し、この扇
風機の運転開始直後に多素子一次元アレイセンサにより
人体の存在範囲を検知し、この多素子一次元アレイセン
サによって検知した人体検知範囲を首振り機構部にフィ
ードバックさせることによって、人体の存在範囲を中心
に首振り機構部を制御し、かつこの多素子一次元アレイ
センサに超音波センサ等の距離測定が可能なセンサを備
えることによって、人体との距離を測定し、この測定し
た距離を空調装置の送風機構部にフィードバックさせる
ことによって、送風の強弱を制御し、人体に最適な送風
を行うことができる。 (実施例6)以下、本発明にかかる第6の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0020】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する多素子一次元アレイセンサと集光レ
ンズとをセンサアレイが横になるように設置し、この扇
風機の運転開始直後に多素子一次元アレイセンサにより
人体の存在範囲を検知し、この多素子一次元アレイセン
サによって検知した人体検知範囲を首振り機構部にフィ
ードバックさせる際、人体の存在位置で首振り動作を止
めたり、また人体検知範囲に対して非対称に首振り機構
部を制御したりすることによって、人体に最適な送風を
行うことができ、また人体を検知しなくなった時、送風
を自動的に停止することができる。 (実施例7)以下、本発明にかかる第7の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0021】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する1素子赤外線センサと集光レンズと
を設置し、この扇風機の運転開始直後に1素子赤外線セ
ンサにより人体の存在範囲を検知し、この1素子赤外線
センサによって検知した人体検知範囲を首振り機構部に
フィードバックさせる際、1素子赤外線センサを用いて
人体の検知した位置で首振り動作を一時止め、ある一定
期間が経過したり、また人体を検知しなくなった時、再
度首振りを行い、人体検知を行ったりすることによっ
て、人体に最適な送風を行うことができる。 (実施例8)以下、本発明にかかる第8の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0022】空調装置の送風機構部の後面に、赤外線に
より人体を検知する2素子赤外線センサと集光レンズと
をセンサアレイが横になるように設置し、この扇風機の
運転開始直後に2素子赤外線センサにより人体の存在範
囲を検知し、この2素子赤外線センサによって検知した
人体検知範囲を首振り機構部にフィードバックさせる
際、2素子赤外線センサを用いて人体の検知した位置で
首振り動作を一時止め、人が移動したらその移動方向に
追随して首振りを制御することによって、人体に最適な
送風を行うことができる。 (実施例9)以下、本発明にかかる第9の実施例の空調
装置の制御方法について説明する。
【0023】首振り機構部のない空調装置の送風機構部
の後面に、赤外線により人体を検知する多素子赤外線セ
ンサと集光レンズとをセンサアレイが羽根と平行になる
ように設置し、この多素子赤外線センサにより人体の検
知を行った後、送風機構部を動作させ、さらに、この多
素子赤外線センサによって人体の体動や活動量を測定
し、この測定した体動や活動量を空調装置の送風機構部
にフィードバックさせることによって、送風の強弱を制
御し、人体に最適な送風を行うことができ、また、人体
を検知しなくなったら送風を自動的に停止させることが
でき、省エネ効果を向上させることができる。
【0024】以上のように、赤外線センサを送風機構部
の後面に設置することによって、送風機構部の羽根を赤
外線センサのチョッパーとして利用することができ、低
コストに容易に人体検知を行うことができる。さらに、
人体検知後の首振り制御として、人体検知領域のみに送
風を行ったり、人体検知をしなくなった時は自動的に送
風が止まるようにすることによって、省エネルギーを実
践することができる。また、人体検知用の赤外線センサ
以外に超音波センサ等の距離を測定することができるセ
ンサを備えることによって、容易に高精度に人体検知領
域のみに、送風を行うことができ、さらに、人体の活動
量や代謝量を正確に測定することにより、人体の温度が
高い人程、強い風が送られるので、常に人体に対して最
適の風を送ることができ、より正確に送風の強弱を自動
制御することが可能である。
【0025】このように、送風機構部の後面に赤外線セ
ンサを設置することによって低コストに正確な信頼性の
高い人体検知を常に行うことができ、非常に容易に人体
を検知し、人体に対して最適の送風を容易に正確に行う
ことができる。従って、容易に、高精度に、信頼性の高
い送風機構部を持った空調装置を構成することができ
る。
【0026】なお、上記実施例では、いずれも空調装置
として扇風機を例に説明したが、これに限らず、羽根な
どのようにチョッパー利用が可能な送風機構部を有する
空調装置であれば、扇風機以外の空調装置にも適用可能
である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、赤外線センサ用のチョッパー等を必要とせず、
人体に最適な送風を行うことができるという長所を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例の空調装置を示す
概略模式図である。
【図2】同図(a)は、同第1の実施例における最初の
首振り範囲を示す模式図、同図(b)は、人体検知後の
首振り範囲を示す模式図である。
【図3】同図(a)は、本発明にかかる第2の実施例の
空調装置の略示平面図、同図(b)は、その略示側面図
である。
【図4】従来の空調装置を示す概略模式図である。
【符号の説明】
11、31 赤外線センサ 12、32、71 羽根 16、73 スライドパイプ 17、74 スタンド 21
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森仲 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−18819(JP,A) 特開 平6−147600(JP,A) 特開 平5−33795(JP,A) 特開 平2−5793(JP,A) 特開 平6−174546(JP,A) 特開 平7−180693(JP,A) 実開 平5−24996(JP,U) 実開 平6−8796(JP,U) 実開 平6−25596(JP,U) 実開 平4−42298(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風するための羽根を有する送風機構部
    と、その送風方向を変えるための首振り機構部と、前記
    羽根の回転をチョッパーとして利用可能な、前記羽根の
    位置を基準として前記羽根が送風する側とは反対側の前
    記送風機構部の部位に設けられた赤外線センサと、前記
    羽根を回転させ、前記首振り機構部を首振り動作させる
    ことによって、前記赤外線センサにより人体の存在範囲
    を検知し、その検知された人体存在範囲に応じて、そ
    の人体存在範囲を含む所定の範囲に送風できるよう
    に、前記首振り機構部の首振り範囲を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 送風するための羽根を有する送風機構部
    と、その送風機構部の前記羽根の回転をチョッパーとし
    て利用可能な、前記羽根の位置を基準として前記羽根が
    送風する側とは反対側の前記送風機構部の部位に設けら
    れた赤外線センサと、その赤外線センサにより人体の存
    在を検知し、その検知結果に応じて、前記送風機構部の
    運転・停止等の運転状態を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする空調装置。
  3. 【請求項3】 前記赤外線センサは、焦電型の赤外線セ
    ンサであることを特徴とする請求項1、又は2記載の空
    調装置。
  4. 【請求項4】 前記焦電型赤外線センサは、1素子、
    2素子または多素子からなるものであることを特徴とす
    る請求項3記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 前記赤外線センサは、サーモパイル型の
    赤外線センサであることを特徴とする請求項1、又は2
    記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 前記首振り機構部は、上下方向の首振り
    動作も可能なものであって、前記制御手段は、前記赤外
    線センサの検知結果に応じて、上下方向にも首振り制御
    することを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の存在範囲を検知
    し、この人体検知範囲を前記首振り機構部にフィードバ
    ックさせることによって、人体の存在範囲を中心に前記
    首振り機構部を制御し、人体の存在しない領域は送風を
    行わないようにすることを特徴とする空調装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の存在範囲を検知
    し、この人体検知範囲を前記首振り機構部にフィードバ
    ックさせることによって、人体の存在範囲を中心に前記
    首振り機構部を制御し、かつ前記赤外線センサによって
    人体の体動を測定し、その測定した体動を前記送風機構
    部にフィードバックさせることによって、人体に最適な
    送風を行えるように送風の強弱を制御することを特徴と
    する空調装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の存在範囲を検知
    し、この人体検知範囲を前記首振り機構部にフィードバ
    ックさせることによって、人体の存在範囲を中心に前記
    首振り機構部を制御し、かつ超音波センサ等の距離測定
    が可能なセンサを備えることによって、人体との距離を
    測定し、その測定した距離を前記送風機構部にフィード
    バックさせることによって、人体に最適な送風を行える
    ように送風の強弱を制御することを特徴とする空調装置
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の存在範囲を検知
    し、この人体検知範囲を前記首振り機構部にフィードバ
    ックさせる際、人体に最適な送風を行えるように、人体
    の存在位置で前記首振り機構部を止めたり、また人体検
    知範囲に対して非対称に首振り機構部を制御し、また人
    体を検知しなくなった時、送風を自動的に停止すること
    を特徴とする空調装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の検知した位置で前
    記首振り機構部を一時止め、ある一定期間が経過した
    り、また人体を検知しなくなった時、再度首振り動作を
    行い人体検知を行うことを特徴とする空調装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の検知した位置で前
    記首振り機構部を一時止め、人が移動したらその移動方
    向に追随して首振り動作を制御することを特徴とする空
    調装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項2の空調装置の制御方法におい
    て、前記赤外線センサを用いて人体の存在を検知し、こ
    の人体検知を行った後に前記送風機構部を動作させて、
    前記赤外線センサをチョッピングし、そのチョッピング
    を利用して前記赤外線センサによって人体の活動に関す
    る量を測定し、その測定した活動に関する量に応じて、
    送風の強弱を制御し、又、前記赤外線センサが人体を検
    知しなくなったら送風を自動的に停止することを特徴と
    する空調装置の制御方法。
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