JP3523053B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3523053B2 JP06003398A JP6003398A JP3523053B2 JP 3523053 B2 JP3523053 B2 JP 3523053B2 JP 06003398 A JP06003398 A JP 06003398A JP 6003398 A JP6003398 A JP 6003398A JP 3523053 B2 JP3523053 B2 JP 3523053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全自動洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、全自動洗濯機にあっては、洗濯
機本体の内部に、外槽とその外槽の内側に脱水槽となる
回転槽とを有し、前記外槽は、前記回転槽及びその駆動
機構を取付ける取付部材を兼用しており、ばねで弾性支
持するよう構成されたサスペンション装置によって吊下
げ支持されている。
【0003】サスペンション装置は、投入する洗濯衣類
と洗濯水の総重量に比例して下降する。その下降量は、
概略(総投入重量)/(サスペンションの本数×サスペ
ンションばねのばね定数)であらわされる。
【0004】外槽が最も高い位置となる無負荷の状態か
ら、ばねが押し縮められて密着し、最も低い位置となる
最大負荷の状態まで外槽が下降する最大下降量は、設計
時に予め所定の値に設定されたばねのストロークに等し
い。
【0005】一方、外槽が最下位置にある時、外槽の底
部に設けられた駆動機構と床面との距離は、安全性のた
めに、一定値以上確保されている。したがって、前記床
面との距離とばねストロークの合計値分が駆動機構と床
面との間に設けられた空間となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サスペンション装置の
ばねのばね定数は、一般的に、脱水行程時の起動時の振
幅が小さく抑えられ、かつ、定常運転時の振動伝達力も
小さくなるようバランスのとれた最適な値に設定され
る。
【0007】一方で、伸び、縮みするばねのストローク
は、衣類が多く水分を含んで重量の大きい脱水起動開始
時には、衣類の量が定格量であっても、衣類のアンバラ
ンスによって脱水中に生じた振動・振幅によってばねが
押し縮められ、密着し衝撃が発生することがないよう、
密着までに、なお所定の縮み代が残るよう設定しなけれ
ばならない。
【0008】以上のように、ばねのストロークは、各諸
条件から必然的に決まってしまい、駆動機構下方の空間
を小さくすることが出来ない問題があった。
【0009】これを解消するために、例えば、特開平8
−215477号公報の第4実施例にみられる如く、振
動振幅でばねが密着しようとすると、前記ばねの内側に
設けられた第3防振ばねが作用して、合成ばね定数が大
きくなり、荷重に対するばねの縮み量が小さくなる方法
が考えられている。
【0010】しかしながら、この方法では、第3防振ば
ねにより、合成ばね定数を大きくしているため、第3防
振ばねの密着長分のスペースと、ばねのストローク分を
設定する必要があり、ストロークを十分に短くできな
い。
【0011】また、最低3つのばねが必要なためコスト
も割高となる。
【0012】そこで、この発明は、駆動機構から床面ま
で空間を小さくでき、定格容量を同じとした場合、本体
外形寸法の小型化が可能となる全自動洗濯機を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、回転可能な回転槽とその駆動機構とを
有し、前記回転槽及び駆動機構を取付けた取付部材を、
サスペンション装置によって支持した全自動洗濯機にお
いて、前記サスペンション装置を、上端側が洗濯機筺体
側に支持され、下端側が下方支持部を介して外槽に支持
された滑動体を貫通し、滑動体と相対移動可能な吊り棒
と、吊り棒に設けられたばね受けと前記滑動体との間に
設けられたコイル状の圧縮ばねとで構成し、圧縮ばね
は、脱水起動開始時は、ばね有効巻き数の略半分以上が
密着し合う密着領域と、密着しない領域が確保されると
共に、通常の脱水運転中は、全密着が発生しない一方、
前記吊り棒が貫通した滑動体の少なくとも貫通孔面を、
摺動抵抗を有する摩擦面とする
【0014】具体的には、圧縮ばねを、ピッチが粗い巻
き領域とピッチが密の巻き領域とで構成する。
【0015】
【0016】さらに、ピッチの違いによる座屈の発生を
防止するため、ピッチが粗い巻き領域とピッチが密の巻
き領域との境界部に、密着巻き領域を形成する。
【0017】かかる全自動洗濯機によれば、圧縮ばね
は、負荷重量の大きい脱水起動開始時には、ばね有効巻
き数の略半分以上に設定された密の巻き領域が密着し、
密着しない粗い巻き領域により振動を吸収するため、ば
ねの全密着による衝撃は発生しない。また、脱水起動開
始後は脱水運転中を通じて圧縮ばねの全密着は発生せ
ず、振動は小さく抑えられる。
【0018】この時、ピッチが密の巻き領域Aの有効巻
数とピッチが粗の巻き領域Bの有効巻数とはA>Bの関
係にあるため、圧縮ばね全体の平均ピッチとしては、従
来の等ピッチばねよりもピッチを狭くすることが可能と
なる。
【0019】これにより、無負荷状態でのばねの全長
を、等ピッチばねに比べて短くできるため、結果として
全密着までのストロークが短くなる。この結果、外槽の
最大下降量を小さくでき、駆動機構から床面までの空間
を縮小することが可能となり、本体外形寸法を小さくで
きる。
【0020】また、この発明にあっては、振幅を、抑え
るために、吊り棒が貫通した滑動体の少なくとも貫通孔
面を、摺動抵抗の大きい摩擦面とする。
【0021】あるいは、大きな振幅のみを抑えるため
に、吊り棒が貫通した滑動体に、有底の筒体を設け、そ
の筒体内に、前記滑動体と筒体の底部との間に所定の遊
びを有し、前記吊り棒に対して摺動抵抗の大きい摺動摩
擦体を設ける。
【0022】そして、摺動摩擦体の当接音を小さく抑え
るために、摺動摩擦体が当接し合う筒体の底部側又は滑
動体側のいずれか一方に緩衝体を設ける。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5の図面を参照
しながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説
明する。
【0030】図1において、1は、全自動洗濯機3の外
箱となる洗濯機筺体を示しており、4箇所に配置された
支脚部5によって床面等の設置面7に支持されている。
洗濯機筺体1の内部には外槽9と、この外槽9の内側に
脱水槽となる回転槽11が設けられ、外側の外槽9は、
4箇所(図面では1箇所)のサスペンション装置15を
介して吊設支持されている。
【0031】外槽9の底部には、排水ホース17が接続
された配水管19が設けられ、配水管19には開閉可能
な排水弁21が設けられている。
【0032】一方、回転槽11の上部にはバランサ23
が、底部となる下部にはパルセータ25がそれぞれ設け
られ、パルセータ25は、二重軸となる第1伝導軸27
に固着されている。回転槽11の底部は、リング状の制
動面を備えた第2伝導軸29のフランジ31に結合支持
され、外槽9の底部には、駆動機構36となる駆動モー
タM等が装着され、駆動モータMからVベルト33を介
して入力される駆動力は、クラッチ35を切換えること
で前記第1,第2伝導軸27,29にそれぞれ伝達され
る。したがって、第1伝導軸27に駆動力が伝達される
ことで、パルセータ25の回転が可能となり、第2伝導
軸29に駆動力が伝達されることで回転槽11の高速回
転が可能となっている。そして、外槽9は、回転槽11
及び駆動機構36の取付部材となっている。
【0033】サスペンション装置15は、洗濯機本体1
に設けられた上方支持部37に支持された吊り棒39
と、下方支持部41を介して外槽9に支持され、前記吊
り棒39の下端側が貫通した滑動体43と、滑動体43
と前記吊り棒39の下部に設けられたばね受け45との
間に介装された圧縮ばね47とを有している。
【0034】滑動体43は、吊り棒39と相対移動可能
となっていて、吊り棒39が貫通した貫通孔面43aは
吊り棒39に対して摺動抵抗の大きい摩擦面とすること
も出来る。
【0035】この場合、滑動体43は、全体を摺動抵抗
の大きい弾性部材で形成してもよく、あるいは、貫通孔
面43aの領域のみを、摺動抵抗の大きい弾性部材で形
成するようにしてもよい。
【0036】図2に示すように、滑動体43には、前記
吊り棒39が貫通した底部49bを有する筒体49が固
着され、底部49bと吊り棒39とは若干の遊びを有
し、摺動抵抗が起きることなく円滑な相対移動が可能と
なっている。
【0037】筒体49の内部には、前記吊り棒39が貫
通した摺動摩擦体51が配置されている。摺動摩擦体5
1は、吊り棒39に対して摺動抵抗の大きいゴム等の材
質で作られ、筒体49の内部には、所定の遊び代が確保
されている。
【0038】遊び代Δd=d1−d2は、回転が安定す
る定常運転時の振幅よりも大きく設定されている。この
場合、図5に示す如く、遊び代となる摺動摩擦体51の
上方と下方に緩衝体53,53を配置し、摺動摩擦体5
1の上下動時に発生する当接音を防いで品質感を高める
ようにすることが望ましい。
【0039】緩衝体53としては、高分子発泡材料で形
成された弾性部材がある。あるいは、図示していないが
コイルスプリング又はゴム等がある。
【0040】なお、滑動体43又は筒体49の底部49
bの少なくとも一方を高分子材料等の弾性部材で形成す
る手段としてもよい。この手段の場合には、緩衝体5
3,53の少なくとも一方を省略できるメリットが得ら
れる。
【0041】一方、圧縮ばね47は、ピッチPが密の巻
き領域47aとピッチPが粗い巻き領域47bとで形成
され、ピッチPが密の巻き領域47aの上端部は筒部4
9のフランジ部49aと接触している。ピッチPが粗い
巻き領域47bの下端部はばね受け45と接触し、ピッ
チPが密の巻き領域47aは、ばねの全有効巻き数NT
の略半分以上を占める形状となっていて、47aの有効
巻数>47bの有効巻数の関係に設定されている。
【0042】即ち、脱水初期時に、振動振幅によるばね
の全密着が発生することなく正常な運転を行なうには、
脱水起動開始時においてストロークの余裕がばねの一部
にあればよく、ピッチPが密の巻き領域47aが密着す
るようにし、ピッチPが粗い巻き領域47bは密着しな
いようにピッチPが設定されている。
【0043】前記ストロークの余裕は、ピッチPが粗い
巻き領域47bのストロークにおいて確保されている。
【0044】このような状態においては、圧縮ばね47
の実質的なばね有効巻き数Nが少なくなっているため、
ばね定数は大きくなっている。なぜなら、圧縮ばね47
のばね定数Kは、 K=(Gd4 /8ND3 ) G:ばね素線の横弾性係数 d:ばね素線径 N:有効巻数 D:コイル状に巻かれたばねの中心径 で表わされるからである。
【0045】したがって、ピッチPが粗い巻き領域47
bの密着までの余裕ストロークは、従来の余裕ストロー
クより小さくとることが可能となる。
【0046】また、ピッチPが密の巻き領域47aは脱
水起動開始時における密着が可能となるため、従来の等
ピッチのばねに比べてピッチPを狭くするこができる。
なお、ピッチPの粗い巻き領域47bは、少ない巻き数
でストロークを確保しなければならないため、ストロー
クを短くしても、従来の等ピッチばねより広く取らなけ
ればならない場合もある。しかしながら、ばねの有効巻
数が、ピッチPの粗い巻き領域47bよりピッチPが密
の巻き領域47aの方が大きく設定されているため、圧
縮ばね全体の平均ピッチとしては、従来の等ピッチばね
よりも狭くすることが可能となる。
【0047】これらのことから、洗濯機の無負荷状態
(図2)での圧縮ばね47の全長を、同じ有効巻数の等
ピッチばねに比べて短く出来るため、結果として密着ま
でのストロークを短くでき、駆動機構36から床面7ま
での空間Hの縮小が図れる。
【0048】このように構成された全自動洗濯機3の無
負荷時にあっては、図2の如く、ピッチPが密の巻き領
域47aとピッチPが粗い巻き領域47bにおいて密着
領域はなく、外槽9は最大上昇位置にある。
【0049】次に、回転槽11内に、洗濯物及び洗濯水
が入れられた時に、最大荷重となり、荷重は圧縮ばね4
7によって支持される。この時、圧縮ばね47は、図3
に示す如く全密着状態となり、洗濯あるいはすすぎが行
なわれる。
【0050】洗濯終了後、排水が行なわれ、排水終了直
後には、図4に示す状態となる。
【0051】次に、脱水工程に入り、起動開始直後の振
動振幅は、図4に示す如く、密着しない粗の巻き領域4
7bによって吸収されるためばねの全密着は発生しな
い。
【0052】その後、定常脱水運転までは、脱水により
重量が減少するため、圧縮ばね47の全密着は起きな
い。
【0053】同時に、振幅の大きい共振点通過時は、摺
動摩擦体51が吊り棒39と相対運動する時の摩擦力が
作用し、振幅を抑えて通過することが可能となる。
【0054】また、回転が安定した定常運転中において
は摺動摩擦体51は、摺動抵抗が発生しないため、この
部分の振動の伝達が無くなり、騒音を小さく抑えること
ができる。
【0055】なお、過度のアンバランスによる異常振動
については、従来と同様センサ等で検知し、対応するも
のである。
【0056】図6は、圧縮ばね47の設計を容易にした
第2実施形態を示したものである。
【0057】即ち、ピッチPが密の巻き領域47aと、
ピッチPが粗い巻き領域47bとの境界部に、密着巻き
領域47cを形成した圧縮ばね47とするものである。
圧縮ばね47の上端側は、滑動体43と接触し、下端側
は吊り棒39に設けられたばね受け45と接触し合う構
造となっている。
【0058】なお、他の構成要素は、第1実施形態と同
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
【0059】かかる第2実施形態によれば、第1実施形
態の効果に加えてピッチPが変化する境界47cが明確
となるため、設計が容易となる。しかも、密の巻き領域
47aと粗い巻き領域47bの確実な動作状態が得られ
ると共に、ピッチの変化による圧縮ばね47の座屈防止
を図ることが出来る。
【0060】図7は、圧縮ばね47を1本のばねでな
く、2本のばね構成とする第3実施形態を示したもので
ある。
【0061】即ち、圧縮ばね47を、ピッチPが密の巻
き領域47aと、ピッチPが粗い巻き領域47bとを別
々に構成し、密の巻き領域47aと粗い巻き領域47b
との間に中間ばね受け55を設けるものである。
【0062】なお、他の構成要素は図6と同一のため、
同一符号を符して詳細な説明を省略する。
【0063】したがって、この第3実施形態によれば、
第1実施形態の効果に加えて、ピッチPが密の巻き領域
47aとピッチPが粗い巻き領域47bを別々に作るこ
とができるため、圧縮ばね47の作成が容易となる。
【0064】図8は、第3実施形態の組付けの変形例を
示したものである。
【0065】即ち、圧縮ばね47を、ばね有効巻き数の
略半分以上を占めるピッチPが密の巻き領域47aとピ
ッチPが粗い巻き領域47bとを別々に構成する。
【0066】粗い巻き領域47bは、密の巻き領域47
aのばね径より小さく設定されている。密の巻き領域4
7aの上端側は、滑動体43と接触し、下端側は、円筒
状に形成された中間ばね受け57のフランジ部59と接
触している。
【0067】粗い巻き領域47bの上端側は、前記中間
ばね受け57の内部天井面57aと接触し、下端側は、
吊り棒39に設けられたばね受け45と接続し合う構造
となっているものである。
【0068】したがって、第3実施形態と同様に、圧縮
ばね47の作成が容易となる。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の全自
動洗濯機によれば、圧縮ばねの総ストロークを短く出来
るため、取付部材の下降量を小さくすることが可能とな
り、駆動機構と床面との空間を小さくできる結果、同じ
定格容量に対して本体外形寸法の小型化が図れる。
た、圧縮ばねと摺動抵抗の大きい貫通孔面を備えた滑動
体との組合せによって、脱水時の振幅を小さく抑えるこ
とができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる全自動洗濯機の概要説明図。
【図2】圧縮ばねの拡大説明図。
【図3】洗い行程時の圧縮ばねの動作図。
【図4】脱水工程初期時の圧縮ばねの動作図。
【図5】筒体内に摺動摩擦体の当接音を防ぐ緩衝体を設
けた図2と同様の拡大説明図。
【図6】ピッチが密の巻き領域とピッチが粗い巻き領域
の境界部に密着領域を設けた圧縮ばねの第2実施形態を
示した拡大説明図。
【図7】ピッチが密の巻き領域とピッチが粗い巻き領域
とを別々に構成した圧縮ばねの第3実施形態を示した拡
大説明図。
【図8】別々に構成されたピッチが密の巻き領域とピッ
チが粗い巻き領域の組付け変形例を示した図7と同様の
圧縮ばねの拡大説明図。
【符号の説明】
9 外槽 15 サスペンション装置 39 吊り棒 43 滑動体 45 ばね受け 47 圧縮ばね 47a ピッチが密の巻き領域 47b ピッチが粗い巻き領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−15091(JP,A) 特開 平6−277389(JP,A) 特開 平8−215477(JP,A) 特開 平8−243294(JP,A) 実開 昭51−76967(JP,U) 実開 昭54−170078(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な回転槽とその駆動機構とを有
    し、前記回転槽及び駆動機構を取付けた取付部材を、サ
    スペンション装置によって支持した全自動洗濯機におい
    て、 前記サスペンション装置を、上端側が洗濯機筺体側に支
    持され、下端側が下方支持部を介して外槽に支持された
    滑動体を貫通し、滑動体と相対移動可能な吊り棒と、吊
    り棒に設けられたばね受けと前記滑動体との間に設けら
    れたコイル状の圧縮ばねとで構成し、圧縮ばねは、脱水
    起動開始時は、ばね有効巻き数の略半分以上が密着し合
    う密着領域と、密着しない領域が確保されると共に、通
    常の脱水運転中は、全密着が発生しない一方、前記吊り
    棒が貫通した滑動体の少なくとも貫通孔面を、摺動抵抗
    を有する摩擦面としたことを特徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 圧縮ばねは、ピッチが粗い巻き領域とピ
    ッチが密の巻き領域とで構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 ピッチが粗い巻き領域とピッチが密の巻
    き領域との境界部に、密着巻き領域を形成したことを特
    徴とする請求項2記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 吊り棒が貫通した滑動体に、有底の筒体
    を設け、その筒体内に、前記滑動体と筒体の底部との間
    に所定の遊びを有し、前記吊り棒に体して摺動抵抗を有
    する摺動摩擦体を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の全自動洗濯機。
  5. 【請求項5】 摺動摩擦体が当接し合う筒体の底部側又
    は滑動体側の少なくとも一方に緩衝体を設けたことを特
    徴とする請求項4記載の全自動洗濯機。
  6. 【請求項6】 緩衝体は、高分子発泡材料からなる弾性
    部材で形成されていることを特徴とする請求項5記載の
    全自動洗濯機。
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