JPH0824474A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JPH0824474A JPH0824474A JP6161222A JP16122294A JPH0824474A JP H0824474 A JPH0824474 A JP H0824474A JP 6161222 A JP6161222 A JP 6161222A JP 16122294 A JP16122294 A JP 16122294A JP H0824474 A JPH0824474 A JP H0824474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- vibration
- stopper
- washing machine
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は脱水起動時の縦振動を大幅に小さく
しスムーズな起動を得ることができ、更に定常運転時の
振動と騒音も大幅に小さくした全自動洗濯機の防振装置
を提供することにある。 【構成】 サスペンション２３ａは、吊り棒２５と、こ
の吊り棒２５の下端に取付けられたバネ支持筒２８と、
前記吊り棒２５に挿通されバネ支持筒２８を覆う筒状の
バネ抑え２６とを有し、バネ支持筒２８に設けられた上
部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの間で、上下に
摺動可能なスライダ２９の外周に摩擦材３０を有し、摩
擦材３０はバネ抑え２６の内壁に摺動可能に嵌合したも
のである。
しスムーズな起動を得ることができ、更に定常運転時の
振動と騒音も大幅に小さくした全自動洗濯機の防振装置
を提供することにある。 【構成】 サスペンション２３ａは、吊り棒２５と、こ
の吊り棒２５の下端に取付けられたバネ支持筒２８と、
前記吊り棒２５に挿通されバネ支持筒２８を覆う筒状の
バネ抑え２６とを有し、バネ支持筒２８に設けられた上
部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの間で、上下に
摺動可能なスライダ２９の外周に摩擦材３０を有し、摩
擦材３０はバネ抑え２６の内壁に摺動可能に嵌合したも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は防振装置を持つ家庭用の
全自動洗濯機に関するものである。
全自動洗濯機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の全自動洗濯機は図５に示
すような構造になっている。すなわち、脱水時の水を受
けるための外槽１の下部に減速機２が固着されており、
この減速機２は外槽１の下部に固着されたモータ３とベ
ルトで連結されている。減速機２の駆動軸は二重構造に
なっており、外側の軸には、外槽１内部に位置し、脱水
槽を兼ねた洗濯槽４が固定されている。内側の軸には、
洗濯槽４内底部に位置した撹拌翼５が固定されている。
外槽１はサスペンション６を介して洗濯機の本体７の四
隅から防振支持されている。
すような構造になっている。すなわち、脱水時の水を受
けるための外槽１の下部に減速機２が固着されており、
この減速機２は外槽１の下部に固着されたモータ３とベ
ルトで連結されている。減速機２の駆動軸は二重構造に
なっており、外側の軸には、外槽１内部に位置し、脱水
槽を兼ねた洗濯槽４が固定されている。内側の軸には、
洗濯槽４内底部に位置した撹拌翼５が固定されている。
外槽１はサスペンション６を介して洗濯機の本体７の四
隅から防振支持されている。
【０００３】サスペンション６は図６に示す構造になっ
ている。外槽１の下部外周面に設けた支持片９の下面に
は球面状の受面１０を形成しており、この受面１０に形
成した透孔１１を吊り棒８の下方部が挿通して受面１０
の下方に突出している。吊り棒８の下端部にはバネ受け
１２が挿入支持され、この上に圧縮バネ１３が支持さ
れ、さらにこの上にダンパ１４が載置支持されている。
ている。外槽１の下部外周面に設けた支持片９の下面に
は球面状の受面１０を形成しており、この受面１０に形
成した透孔１１を吊り棒８の下方部が挿通して受面１０
の下方に突出している。吊り棒８の下端部にはバネ受け
１２が挿入支持され、この上に圧縮バネ１３が支持さ
れ、さらにこの上にダンパ１４が載置支持されている。
【０００４】ダンパ１４は、上部外周にフランジ１５ａ
を有したシリンダ部１５と、上端部に径大な受け部１６
ａを有したピストン部１６とから成り、シリンダ部１５
の内周面のうち下半部を底部に向かって径小となるテー
パ部１５ｂに形成し、他方ピストン部１６の下半部もシ
リンダ部１５のテーパ部１５ｂに対応してテーパ部１６
ｂに形成している。そして、シリンダ部１５のテーパ部
１５ｂ内には図７に示すような円形の板状をなすダンパ
部材１７を複数枚積み重ね状態に収納している。このダ
ンパ部材１７はフェルト等、軟質材により形成したもの
で、その形成時の外形寸法はシリンダ部１５上部の内径
寸法よりも若干小さくテーパ部１５ｂの最小内径寸法よ
りも大きく定められており、このダンパ部材１７には潤
滑剤として潤滑油が含浸されている。ダンパ１４は吊り
棒８の下方部に上下動可能に貫挿されていて、シリンダ
部１５のフランジ１５ａを圧縮ばね１３上に載置支持せ
しめていると共に、ピストン部１６の受け部１６ａによ
り外槽１を支持している。そして、シリンダ部１５内の
ダンパ部材１７は、径小なテーパ部１５ｂ内への挿入に
より縮径して吊り棒８を締め付けること及びピストン部
１６を介して受ける外槽１、洗濯槽４及びモータ３等の
重量により圧縮されて吊り棒８を締め付けることによっ
て吊り棒８に対し摩擦摺接した状態にある。
を有したシリンダ部１５と、上端部に径大な受け部１６
ａを有したピストン部１６とから成り、シリンダ部１５
の内周面のうち下半部を底部に向かって径小となるテー
パ部１５ｂに形成し、他方ピストン部１６の下半部もシ
リンダ部１５のテーパ部１５ｂに対応してテーパ部１６
ｂに形成している。そして、シリンダ部１５のテーパ部
１５ｂ内には図７に示すような円形の板状をなすダンパ
部材１７を複数枚積み重ね状態に収納している。このダ
ンパ部材１７はフェルト等、軟質材により形成したもの
で、その形成時の外形寸法はシリンダ部１５上部の内径
寸法よりも若干小さくテーパ部１５ｂの最小内径寸法よ
りも大きく定められており、このダンパ部材１７には潤
滑剤として潤滑油が含浸されている。ダンパ１４は吊り
棒８の下方部に上下動可能に貫挿されていて、シリンダ
部１５のフランジ１５ａを圧縮ばね１３上に載置支持せ
しめていると共に、ピストン部１６の受け部１６ａによ
り外槽１を支持している。そして、シリンダ部１５内の
ダンパ部材１７は、径小なテーパ部１５ｂ内への挿入に
より縮径して吊り棒８を締め付けること及びピストン部
１６を介して受ける外槽１、洗濯槽４及びモータ３等の
重量により圧縮されて吊り棒８を締め付けることによっ
て吊り棒８に対し摩擦摺接した状態にある。
【０００５】以上のような構成で、給水・洗濯・排水・
遠心脱水を自動的に行うものである。
遠心脱水を自動的に行うものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】一般に全自動洗濯機に
おいては、脱水槽４を回転させ遠心脱水する際に、衣類
の片寄りのため生じる布アンバランスＷが原因で大きな
振動が発生する。特に起動時、共振点通過時に振動振幅
は最大となる。この共振の振動を抑えるため、前述した
従来の構成のものは、ダンパ１４が上下動するため、ダ
ンパ部材１７と吊り棒８との間に摩擦力が作用し、これ
がダンパ力となって、振動を減衰させている。また、前
記従来の構成のものは、洗濯物量が多ければ多いほどダ
ンパ部材１７は強く圧縮されて吊り棒８への圧接力が大
きくなるので、より大きなダンパ力が得られ、振動の減
衰が大きくなる。しかしながら、この摩擦減衰量を大き
くすると共振点での振幅は小さくなるが、その反面、振
動は洗濯機の本体７に伝わりやすくなり、定常運転時の
本体７の振動や、振動音や摺動音等の騒音は大きくな
る。逆に摩擦減衰量が小さいと、定常運転時の振動や騒
音は小さくなるが、起動時の共振点での振幅が大きくな
る。
おいては、脱水槽４を回転させ遠心脱水する際に、衣類
の片寄りのため生じる布アンバランスＷが原因で大きな
振動が発生する。特に起動時、共振点通過時に振動振幅
は最大となる。この共振の振動を抑えるため、前述した
従来の構成のものは、ダンパ１４が上下動するため、ダ
ンパ部材１７と吊り棒８との間に摩擦力が作用し、これ
がダンパ力となって、振動を減衰させている。また、前
記従来の構成のものは、洗濯物量が多ければ多いほどダ
ンパ部材１７は強く圧縮されて吊り棒８への圧接力が大
きくなるので、より大きなダンパ力が得られ、振動の減
衰が大きくなる。しかしながら、この摩擦減衰量を大き
くすると共振点での振幅は小さくなるが、その反面、振
動は洗濯機の本体７に伝わりやすくなり、定常運転時の
本体７の振動や、振動音や摺動音等の騒音は大きくな
る。逆に摩擦減衰量が小さいと、定常運転時の振動や騒
音は小さくなるが、起動時の共振点での振幅が大きくな
る。
【０００７】そこで本発明は、前記従来の構成が有して
いた課題を解決するものであり、特に起動時、共振点通
過時の振動を低減し、なおかつ、定常運転時の振動や騒
音を低減した全自動洗濯機を得ることを第一の目的とす
るものである。
いた課題を解決するものであり、特に起動時、共振点通
過時の振動を低減し、なおかつ、定常運転時の振動や騒
音を低減した全自動洗濯機を得ることを第一の目的とす
るものである。
【０００８】また、共振点通過時の衝撃を吸収しスムー
ズな脱水起動を可能にする全自動洗濯機を得ることを第
二の目的とするものである。
ズな脱水起動を可能にする全自動洗濯機を得ることを第
二の目的とするものである。
【０００９】洗濯物の量に関係なく一様に減衰力を発生
させ特に軽負荷時の異常振動の発生がない全自動洗濯機
を得ることを第三の目的とするものである。
させ特に軽負荷時の異常振動の発生がない全自動洗濯機
を得ることを第三の目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの第一の課題解決手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外
側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗
濯機の本体の四隅からから弾性支持するサスペンション
とを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、この吊
り棒の下端に取付けられたバネ支持筒と、バネ支持筒の
上部と下部に設けられたストッパ（バネ支持筒の端部に
ある外方へ突出した凸部）の間で摺動可能に取り付けら
れたスライダ（バネ支持筒を取り囲む形状を有してい
る）と、スライダの外周部に取り付けられた摩擦材と、
前記吊り棒に挿通されバネ支持筒を覆う筒状のバネ抑え
と、バネ支持筒とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネ
とで構成し、バネ支持筒の上部ストッパと下部ストッパ
双方とスライダ間に減衰力発生バネを設けたものであ
る。
めの第一の課題解決手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外
側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗
濯機の本体の四隅からから弾性支持するサスペンション
とを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、この吊
り棒の下端に取付けられたバネ支持筒と、バネ支持筒の
上部と下部に設けられたストッパ（バネ支持筒の端部に
ある外方へ突出した凸部）の間で摺動可能に取り付けら
れたスライダ（バネ支持筒を取り囲む形状を有してい
る）と、スライダの外周部に取り付けられた摩擦材と、
前記吊り棒に挿通されバネ支持筒を覆う筒状のバネ抑え
と、バネ支持筒とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネ
とで構成し、バネ支持筒の上部ストッパと下部ストッパ
双方とスライダ間に減衰力発生バネを設けたものであ
る。
【００１１】第二の目的を達成するための第二の課題解
決手段は、バネ支持筒の上部ストッパと下部ストッパの
双方とスライダ間に半球状に成形した防振材を各ストッ
パに凹部が接するように設け、前記防振材が接する上部
ストッパと下部ストッパの面に放射状に溝を複数設けた
ものである。
決手段は、バネ支持筒の上部ストッパと下部ストッパの
双方とスライダ間に半球状に成形した防振材を各ストッ
パに凹部が接するように設け、前記防振材が接する上部
ストッパと下部ストッパの面に放射状に溝を複数設けた
ものである。
【００１２】第三の目的を達成するための第三の課題解
決手段は、バネ抑えをストレート（内径を一定にする）
に成形したものである。
決手段は、バネ抑えをストレート（内径を一定にする）
に成形したものである。
【００１３】
【作用】第一の課題解決手段は以下のように作用する。
脱水行程に入って脱水槽が回転を始めて共振点を通過す
るまでは、外槽の躍動量が大きく、それにともないバネ
抑えと吊り棒の相対変位が大きくなる。この時、ストッ
パとスライダの間隔をこの変位量より小さく設定するこ
とで、ストッパがスライダの移動を抑え、結果としてバ
ネ抑えと摩擦材の間に減衰力が作用し、共振点の振動を
小さくしている。更に減衰力発生バネによって全く減衰
力が発生しないということがないので共振点通過時の異
常振動はない。また定常時においては、バネ支持筒の摺
動量は小さく、外槽の躍動量が小さい。それにともない
バネ抑えと吊り棒の相対変位も小さく、この時、ストッ
パとスライダの間隔はこの変位量よりも大きいため、ス
トッパがスライダの移動を抑えるには至らない。その結
果、ダンパ力は作用せず、洗濯機の本体へは振動が伝わ
らず、定常時の振動と騒音を小さく抑えることができ
る。
脱水行程に入って脱水槽が回転を始めて共振点を通過す
るまでは、外槽の躍動量が大きく、それにともないバネ
抑えと吊り棒の相対変位が大きくなる。この時、ストッ
パとスライダの間隔をこの変位量より小さく設定するこ
とで、ストッパがスライダの移動を抑え、結果としてバ
ネ抑えと摩擦材の間に減衰力が作用し、共振点の振動を
小さくしている。更に減衰力発生バネによって全く減衰
力が発生しないということがないので共振点通過時の異
常振動はない。また定常時においては、バネ支持筒の摺
動量は小さく、外槽の躍動量が小さい。それにともない
バネ抑えと吊り棒の相対変位も小さく、この時、ストッ
パとスライダの間隔はこの変位量よりも大きいため、ス
トッパがスライダの移動を抑えるには至らない。その結
果、ダンパ力は作用せず、洗濯機の本体へは振動が伝わ
らず、定常時の振動と騒音を小さく抑えることができ
る。
【００１４】また第二の課題解決手段によれば、脱水行
程に入って脱水槽が回転を始めて共振点を通過するまで
は、外槽の躍動量が大きく、それにともないバネ抑えと
吊り棒の相対変位が大きくなる。この時、ストッパとス
ライダの間隔をこの変位量より小さく設定することで、
ストッパがスライダの移動を抑え、結果としてバネ抑え
と摩擦材の間に減衰力が作用し、共振点の振動を小さく
している。更にストッパにスライダが衝突する時の衝撃
は、半球状に成形した防振材が変形して凹部内の空気が
ストッパに設けた溝から排気される時に発生する減衰力
によって緩衝される。また、防振材がバネとして働くこ
とでサスペンションに全く減衰力が発生しないというこ
とがないので共振点通過時の異常振動はない。また定常
時においては、バネ支持筒の摺動量は小さく、外槽の躍
動量が小さい。それにともないバネ抑えと吊り棒の相対
変位も小さく、この時、ストッパとスライダの間隔はこ
の変位量よりも大きいため、ストッパがスライダの移動
を抑えるには至らない。その結果、ダンパ力は作用せ
ず、洗濯機の本体へは振動が伝わらず、定常時の振動と
騒音を小さく抑えることができる。
程に入って脱水槽が回転を始めて共振点を通過するまで
は、外槽の躍動量が大きく、それにともないバネ抑えと
吊り棒の相対変位が大きくなる。この時、ストッパとス
ライダの間隔をこの変位量より小さく設定することで、
ストッパがスライダの移動を抑え、結果としてバネ抑え
と摩擦材の間に減衰力が作用し、共振点の振動を小さく
している。更にストッパにスライダが衝突する時の衝撃
は、半球状に成形した防振材が変形して凹部内の空気が
ストッパに設けた溝から排気される時に発生する減衰力
によって緩衝される。また、防振材がバネとして働くこ
とでサスペンションに全く減衰力が発生しないというこ
とがないので共振点通過時の異常振動はない。また定常
時においては、バネ支持筒の摺動量は小さく、外槽の躍
動量が小さい。それにともないバネ抑えと吊り棒の相対
変位も小さく、この時、ストッパとスライダの間隔はこ
の変位量よりも大きいため、ストッパがスライダの移動
を抑えるには至らない。その結果、ダンパ力は作用せ
ず、洗濯機の本体へは振動が伝わらず、定常時の振動と
騒音を小さく抑えることができる。
【００１５】また第三の手段によれば、バネ抑えをスト
レートに成形したため、洗濯物の量によりバネ支持筒の
位置が変化しても摩擦材とバネ抑えが発生する摩擦によ
る減衰力は一定となる。
レートに成形したため、洗濯物の量によりバネ支持筒の
位置が変化しても摩擦材とバネ抑えが発生する摩擦によ
る減衰力は一定となる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図１・図２に
基づいて説明する。脱水槽を兼ねた洗濯槽２１の外側に
位置して、脱水時の水を受けるための外槽１８が設けら
れている。外槽１８の下部に減速機１９が固着されてい
る。この減速機１９は、外槽１８の下部に固着されたモ
ータ２０とベルトで連結されている。減速機１９の駆動
軸は二重構造になっており、外側の軸には、外槽１８内
部に位置し脱水槽を兼ねた洗濯槽２１が固定されてい
る。内側の軸には、洗濯槽２１内部に位置した撹拌翼２
２が固定されている。外槽１８は洗濯機の本体２４の四
隅からサスペンション２３ａ〜２３ｄを介して防振支持
されている。このサスペンション２３ａ〜２３ｄはそれ
ぞれ図２に示すように、吊り棒２５と筒状のバネ抑え２
６と、圧縮バネ２７及びバネ支持筒２８と、バネ支持筒
２８の上部と下部に上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ
２８ｂが設けられている。２９は、バネ支持筒２８の上
部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間に設けられ
たスライダで、外周に摩擦材３０が取り付けられてい
る。この摩擦材３０はバネ抑え２６の筒部の内壁に摺動
可能に嵌合している。３１は、上部ストッパ２８ａ、下
部ストッパ２８ｂの双方とスライダ２９の間に取り付け
られた減衰力発生バネである。摩擦材３０の移動量Ｄ
は、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔を
Ｄ′、スライダ２９の厚みをｄとすると、移動量Ｄは
Ｄ＝Ｄ′−ｄであり、脱水行程に入って脱水槽２１が回
転を始めて共振点を通過するまでのバネ抑え２６と吊り
棒２５の相対変位をＤ１、定常時のバネ抑え２６と吊り
棒２５の相対変位をＤ２とすると、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１とな
るように設定されている。
基づいて説明する。脱水槽を兼ねた洗濯槽２１の外側に
位置して、脱水時の水を受けるための外槽１８が設けら
れている。外槽１８の下部に減速機１９が固着されてい
る。この減速機１９は、外槽１８の下部に固着されたモ
ータ２０とベルトで連結されている。減速機１９の駆動
軸は二重構造になっており、外側の軸には、外槽１８内
部に位置し脱水槽を兼ねた洗濯槽２１が固定されてい
る。内側の軸には、洗濯槽２１内部に位置した撹拌翼２
２が固定されている。外槽１８は洗濯機の本体２４の四
隅からサスペンション２３ａ〜２３ｄを介して防振支持
されている。このサスペンション２３ａ〜２３ｄはそれ
ぞれ図２に示すように、吊り棒２５と筒状のバネ抑え２
６と、圧縮バネ２７及びバネ支持筒２８と、バネ支持筒
２８の上部と下部に上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ
２８ｂが設けられている。２９は、バネ支持筒２８の上
部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間に設けられ
たスライダで、外周に摩擦材３０が取り付けられてい
る。この摩擦材３０はバネ抑え２６の筒部の内壁に摺動
可能に嵌合している。３１は、上部ストッパ２８ａ、下
部ストッパ２８ｂの双方とスライダ２９の間に取り付け
られた減衰力発生バネである。摩擦材３０の移動量Ｄ
は、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔を
Ｄ′、スライダ２９の厚みをｄとすると、移動量Ｄは
Ｄ＝Ｄ′−ｄであり、脱水行程に入って脱水槽２１が回
転を始めて共振点を通過するまでのバネ抑え２６と吊り
棒２５の相対変位をＤ１、定常時のバネ抑え２６と吊り
棒２５の相対変位をＤ２とすると、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１とな
るように設定されている。
【００１７】以下本実施例の動作を説明する。脱水槽２
１が回転する遠心脱水行程中において、衣類などの片寄
りによって布アンバランスＷが生じると、外槽１８と脱
水槽２１は激しく振動する。脱水行程に入って脱水槽２
１が回転を始めて共振点を通過するまでは、外槽１８の
躍動量が大きく、それにともないバネ抑え２６と吊り棒
２５の相対変位が大きくなる。この時、上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔Ｄをこの変位量Ｄ１よ
り小さく設定することで、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑えることで、結
果としてバネ抑え２６とこの摩擦材３０の間にダンパ力
が発生し、外槽１８の上下の振動を抑え共振点の振動を
小さくしている。更に減衰力発生バネ３１によってＤ＞
Ｄ１の条件でも全く減衰力が発生しないということがな
いので共振点通過時の異常振動はない。
１が回転する遠心脱水行程中において、衣類などの片寄
りによって布アンバランスＷが生じると、外槽１８と脱
水槽２１は激しく振動する。脱水行程に入って脱水槽２
１が回転を始めて共振点を通過するまでは、外槽１８の
躍動量が大きく、それにともないバネ抑え２６と吊り棒
２５の相対変位が大きくなる。この時、上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔Ｄをこの変位量Ｄ１よ
り小さく設定することで、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑えることで、結
果としてバネ抑え２６とこの摩擦材３０の間にダンパ力
が発生し、外槽１８の上下の振動を抑え共振点の振動を
小さくしている。更に減衰力発生バネ３１によってＤ＞
Ｄ１の条件でも全く減衰力が発生しないということがな
いので共振点通過時の異常振動はない。
【００１８】また定常時においては、外槽１８の躍動量
が小さく、バネ支持筒２８の摺動量は小さい。それにと
もないバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位も小さく、
この時、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間
隔Ｄはこの変位量Ｄ２よりも大きいため、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑
えるには至らない。その結果、ダンパ力は発生せず、洗
濯機本体２４へは振動が伝わらず、定常時の振動と騒音
を小さく抑えることができる。
が小さく、バネ支持筒２８の摺動量は小さい。それにと
もないバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位も小さく、
この時、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間
隔Ｄはこの変位量Ｄ２よりも大きいため、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑
えるには至らない。その結果、ダンパ力は発生せず、洗
濯機本体２４へは振動が伝わらず、定常時の振動と騒音
を小さく抑えることができる。
【００１９】次に、本発明の第二の実施例を図３にもと
づいて説明する。このサスペンション２３ａ〜２３ｄは
それぞれ、吊り棒２５と筒状のバネ抑え２６と、圧縮バ
ネ２７及びバネ支持筒２８と、バネ支持筒２８の上部と
下部に上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂが設け
られている。２９は、バネ支持筒２８の上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間に設けられたスライダ
で、外周に摩擦材３０が取り付けられている。この摩擦
材３０はバネ抑え２６の筒部の内壁に摺動可能に嵌合し
ている。３２は、上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２
８ｂの双方とスライダ２９の間に取り付けられた半球状
の防振材で、凹部が上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ
２８ｂの面に接するようになっている。３３は上部スト
ッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの面に放射状に設けら
れた溝である。摩擦材３０の移動量Ｄは、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔をＤ′、スライダ２
９の厚みをｄとすると、移動量Ｄは Ｄ＝Ｄ′−ｄであ
り、脱水行程に入って脱水槽２１が回転を始めて共振点
を通過するまでのバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位
をＤ１、定常時のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位
をＤ２とすると、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１となるように設定され
ている。他の構成は第一の実施例と同様である。
づいて説明する。このサスペンション２３ａ〜２３ｄは
それぞれ、吊り棒２５と筒状のバネ抑え２６と、圧縮バ
ネ２７及びバネ支持筒２８と、バネ支持筒２８の上部と
下部に上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂが設け
られている。２９は、バネ支持筒２８の上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間に設けられたスライダ
で、外周に摩擦材３０が取り付けられている。この摩擦
材３０はバネ抑え２６の筒部の内壁に摺動可能に嵌合し
ている。３２は、上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２
８ｂの双方とスライダ２９の間に取り付けられた半球状
の防振材で、凹部が上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ
２８ｂの面に接するようになっている。３３は上部スト
ッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの面に放射状に設けら
れた溝である。摩擦材３０の移動量Ｄは、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔をＤ′、スライダ２
９の厚みをｄとすると、移動量Ｄは Ｄ＝Ｄ′−ｄであ
り、脱水行程に入って脱水槽２１が回転を始めて共振点
を通過するまでのバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位
をＤ１、定常時のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位
をＤ２とすると、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１となるように設定され
ている。他の構成は第一の実施例と同様である。
【００２０】以下本実施例の動作を説明する。脱水槽２
１が回転する遠心脱水行程中において、衣類などの片寄
りによって布アンバランスＷが生じると、外槽１８と脱
水槽２１は激しく振動する。脱水行程に入って脱水槽２
１が回転を始めて共振点を通過するまでは、外槽１８の
躍動量が大きく、それにともないバネ抑え２６と吊り棒
２５の相対変位が大きくなる。この時、上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔Ｄをこの変位量Ｄ１よ
り小さく設定することで、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑えることで、結
果としてバネ抑え２６とこの摩擦材３０の間にダンパ力
が発生し、外槽１８の上下の振動を抑え共振点の振動を
小さくしている。更に上部ストッパ２８ａならびに下部
ストッパ２８ｂにスライダ２９が衝突する時の衝撃は、
半球状に成形した防振材３２が変形して凹部内の空気が
上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの面に設けた
溝から排気される時に発生する減衰力によって緩衝され
る。また、防振材３２がバネとして働くことでサスペン
ション２３ａ〜２３ｄに全く減衰力が発生しないという
ことがないので共振点通過時の異常振動はない。
１が回転する遠心脱水行程中において、衣類などの片寄
りによって布アンバランスＷが生じると、外槽１８と脱
水槽２１は激しく振動する。脱水行程に入って脱水槽２
１が回転を始めて共振点を通過するまでは、外槽１８の
躍動量が大きく、それにともないバネ抑え２６と吊り棒
２５の相対変位が大きくなる。この時、上部ストッパ２
８ａと下部ストッパ２８ｂの間隔Ｄをこの変位量Ｄ１よ
り小さく設定することで、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑えることで、結
果としてバネ抑え２６とこの摩擦材３０の間にダンパ力
が発生し、外槽１８の上下の振動を抑え共振点の振動を
小さくしている。更に上部ストッパ２８ａならびに下部
ストッパ２８ｂにスライダ２９が衝突する時の衝撃は、
半球状に成形した防振材３２が変形して凹部内の空気が
上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの面に設けた
溝から排気される時に発生する減衰力によって緩衝され
る。また、防振材３２がバネとして働くことでサスペン
ション２３ａ〜２３ｄに全く減衰力が発生しないという
ことがないので共振点通過時の異常振動はない。
【００２１】また定常時においては、外槽１８の躍動量
が小さく、バネ支持筒２８の摺動量は小さい。それにと
もないバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位も小さく、
この時、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間
隔Ｄはこの変位量Ｄ２よりも大きいため、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑
えるには至らない。その結果、ダンパ力は発生せず、洗
濯機本体２４へは振動が伝わらず、定常時の振動と騒音
を小さく抑えることができる。
が小さく、バネ支持筒２８の摺動量は小さい。それにと
もないバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位も小さく、
この時、上部ストッパ２８ａと下部ストッパ２８ｂの間
隔Ｄはこの変位量Ｄ２よりも大きいため、上部ストッパ
２８ａと下部ストッパ２８ｂがスライダ２９の移動を抑
えるには至らない。その結果、ダンパ力は発生せず、洗
濯機本体２４へは振動が伝わらず、定常時の振動と騒音
を小さく抑えることができる。
【００２２】次に、本発明の第三の実施例を図４にもと
づいて説明する。サスペンション２３ａ〜２３ｄはそれ
ぞれ、吊り棒２５とストレートすなわちｄ１＝ｄ２に成
形された筒状のバネ抑え２６と、圧縮バネ２７及びバネ
支持筒２８と、バネ支持筒２８の上部と下部に上部スト
ッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂが設けられている。２
９は、バネ支持筒２８の上部ストッパ２８ａと下部スト
ッパ２８ｂの間に設けられたスライダで、外周に摩擦材
３０が取り付けられている。この摩擦材３０はバネ抑え
２６の筒部の内壁に摺動可能に嵌合している。３１は、
上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの双方とスラ
イダ２９の間に取り付けられた減衰力発生バネである。
摩擦材３０の移動量Ｄは、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂの間隔をＤ′、スライダ２９の厚みをｄと
すると、移動量Ｄは Ｄ＝Ｄ′−ｄであり、脱水行程に
入って脱水槽２１が回転を始めて共振点を通過するまで
のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位をＤ１、定常時
のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位をＤ２とする
と、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１となるように設定されている。他の
構成は第一の実施例と同様である。
づいて説明する。サスペンション２３ａ〜２３ｄはそれ
ぞれ、吊り棒２５とストレートすなわちｄ１＝ｄ２に成
形された筒状のバネ抑え２６と、圧縮バネ２７及びバネ
支持筒２８と、バネ支持筒２８の上部と下部に上部スト
ッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂが設けられている。２
９は、バネ支持筒２８の上部ストッパ２８ａと下部スト
ッパ２８ｂの間に設けられたスライダで、外周に摩擦材
３０が取り付けられている。この摩擦材３０はバネ抑え
２６の筒部の内壁に摺動可能に嵌合している。３１は、
上部ストッパ２８ａ、下部ストッパ２８ｂの双方とスラ
イダ２９の間に取り付けられた減衰力発生バネである。
摩擦材３０の移動量Ｄは、上部ストッパ２８ａと下部ス
トッパ２８ｂの間隔をＤ′、スライダ２９の厚みをｄと
すると、移動量Ｄは Ｄ＝Ｄ′−ｄであり、脱水行程に
入って脱水槽２１が回転を始めて共振点を通過するまで
のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位をＤ１、定常時
のバネ抑え２６と吊り棒２５の相対変位をＤ２とする
と、Ｄ２＜Ｄ＜Ｄ１となるように設定されている。他の
構成は第一の実施例と同様である。
【００２３】以下本実施例の動作を説明する。バネ抑え
２６をストレートに成形したため、洗濯物の量によりバ
ネ支持筒２８の位置が変化しても摩擦材３０とバネ抑え
２６が発生する摩擦による減衰力は一定となる。
２６をストレートに成形したため、洗濯物の量によりバ
ネ支持筒２８の位置が変化しても摩擦材３０とバネ抑え
２６が発生する摩擦による減衰力は一定となる。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように、第一の手段は、バネ
支持筒の上部と下部に設けられたストッパの間で摺動可
能に取り付けられたスライダに摩擦材を取り付け、スト
ッパとスライダの間にはバネを介在させることにより、
共振点通過時の振動を低減し、なおかつ、定常運転時の
振動や騒音を低減することができる。
支持筒の上部と下部に設けられたストッパの間で摺動可
能に取り付けられたスライダに摩擦材を取り付け、スト
ッパとスライダの間にはバネを介在させることにより、
共振点通過時の振動を低減し、なおかつ、定常運転時の
振動や騒音を低減することができる。
【００２５】また、第二の手段は、バネ支持筒の上部と
下部に設けられたストッパの間で摺動可能に取り付けら
れたスライダに摩擦材を取り付け、ストッパとスライダ
の間には半球状に成形した防振材を介在させることによ
り、共振点通過時の衝撃を吸収しスムーズな脱水起動を
可能にすることができる。
下部に設けられたストッパの間で摺動可能に取り付けら
れたスライダに摩擦材を取り付け、ストッパとスライダ
の間には半球状に成形した防振材を介在させることによ
り、共振点通過時の衝撃を吸収しスムーズな脱水起動を
可能にすることができる。
【００２６】第三の手段は、バネ抑えをストレートに成
形したことで一様に減衰力を発生させ特に軽負荷時の異
常振動の発生をなくすことができる。
形したことで一様に減衰力を発生させ特に軽負荷時の異
常振動の発生をなくすことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す全自動洗濯機の断面図
【図２】同要部断面図
【図３】本発明の第二の実施例の要部断面図
【図４】本発明の第三の実施例の要部断面図
【図５】従来の自動洗濯機を示す側断面図
【図６】同防振部分の拡大断面図
【図７】同防振部分に設けたダンパ部材の斜視図
１８ 外槽 ２１ 洗濯槽 ２３ａ・２３ｂ・２３ｃ・２３ｄ サスペンション ２４ 洗濯機の本体 ２５ 吊り棒 ２６ バネ抑え ２７ 圧縮バネ ２８ バネ支持筒 ２８ａ上部ストッパ ２８ｂ下部ストッパ ２９ スライダ ３０ 摩擦材 ３１ 減衰力発生バネ ３２ 防振材
Claims (3)
- 【請求項１】 洗濯槽を内包する外槽と、この外槽を洗
濯機の本体の四隅から吊り下げ支持するサスペンション
とを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、この吊
り棒の下部に挿設されたバネ支持筒と、前記吊り棒に挿
通されバネ支持筒を覆う筒状のバネ抑えと、バネ支持筒
とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネとで構成し、こ
のバネ支持筒は、両端に外方の凸部を形成し、バネ支持
筒の外周を取り囲むスライダをその両凸部の間を摺動可
能に取付け、スライダの外周部には摩擦材を配設し、バ
ネ支持筒の上端凸部と下端凸部双方とスライダ間に減衰
力発生バネを設けた全自動洗濯機。 - 【請求項２】 半球状に成形し内部に空間を有する防振
材を、バネ支持筒の各凸部の間にそれらの凸部に防振材
の凹部が対向するようにそれぞれ挿設し、この防振材の
凹部が対向するバネ支持筒の上端凸部と下端凸部の面に
放射状に溝を設けた請求項１記載の全自動洗濯機。 - 【請求項３】 筒状のバネ抑えの上端から下端の内径を
同一に成形した請求項１記載の全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6161222A JPH0824474A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6161222A JPH0824474A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824474A true JPH0824474A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15730951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6161222A Pending JPH0824474A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824474A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0811716A2 (en) * | 1996-05-30 | 1997-12-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
| JP2005076712A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Tokico Ltd | 油圧ダンパ |
| CN102767066A (zh) * | 2012-07-21 | 2012-11-07 | 海尔集团公司 | 洗衣机减振组件及洗衣机 |
| US9878816B2 (en) | 2002-09-30 | 2018-01-30 | Co2 Pac Ltd | Systems for compensating for vacuum pressure changes within a plastic container |
| WO2022121292A1 (zh) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6161222A patent/JPH0824474A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0811716A2 (en) * | 1996-05-30 | 1997-12-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
| EP0811716A3 (en) * | 1996-05-30 | 1998-12-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
| US9878816B2 (en) | 2002-09-30 | 2018-01-30 | Co2 Pac Ltd | Systems for compensating for vacuum pressure changes within a plastic container |
| JP2005076712A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Tokico Ltd | 油圧ダンパ |
| CN102767066A (zh) * | 2012-07-21 | 2012-11-07 | 海尔集团公司 | 洗衣机减振组件及洗衣机 |
| WO2022121292A1 (zh) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5887455A (en) | Washing machine | |
| JP2868688B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
| JPH0824474A (ja) | 全自動洗濯機 | |
| JP2000107488A (ja) | 洗濯機の防振装置 | |
| JPH06277389A (ja) | 自動洗濯機の防振装置 | |
| JPH06134178A (ja) | 自動洗濯機の防振装置 | |
| JP2910205B2 (ja) | 洗濯機の防振装置 | |
| JP3747486B2 (ja) | 全自動洗濯機の防振装置 | |
| JPH10323487A (ja) | 脱水兼用洗濯機の防振装置 | |
| JPH06178891A (ja) | 自動洗濯機 | |
| JPH11244574A (ja) | 脱水兼用洗濯機の防振装置 | |
| JPS6314789Y2 (ja) | ||
| JP2990909B2 (ja) | 洗濯機の防振装置 | |
| JPH07171292A (ja) | 自動洗濯機の防振装置 | |
| JP3175397B2 (ja) | 自動洗濯機 | |
| JPH04371195A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
| JP2001259286A (ja) | 脱水兼用洗濯機の防振装置 | |
| JP2003326082A (ja) | 脱水洗濯機 | |
| JP3120541B2 (ja) | 自動洗濯機 | |
| JP2543049B2 (ja) | 脱水洗濯機の防振装置 | |
| JP2563335B2 (ja) | 脱水洗濯機の防振装置 | |
| JPH078677A (ja) | 自動洗濯機の防振装置 | |
| JP2506780B2 (ja) | 脱水洗濯機の防振装置 | |
| JP2000288288A (ja) | 脱水兼用洗濯機の防振装置 | |
| JPS6312867Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |