JP3517217B2 - 騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシステム - Google Patents

騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシステム

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JP3517217B2
JP3517217B2 JP2001023826A JP2001023826A JP3517217B2 JP 3517217 B2 JP3517217 B2 JP 3517217B2 JP 2001023826 A JP2001023826 A JP 2001023826A JP 2001023826 A JP2001023826 A JP 2001023826A JP 3517217 B2 JP3517217 B2 JP 3517217B2
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breather
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    • B62K5/00Cycles with handlebars, equipped with three or more main road wheels
    • B62K5/01Motorcycles with four or more wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本願発明は、特に、車体の左右への傾倒に
対して、燃料タンクのブリーザ機能を有効に作動させる
ことができる騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシステ
ムに関する。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0003】騎乗型不整地走行車(以後、単に不整地走
行車と称す)は、一般には、「オールテラインビークル
(ATV:All Terrain Vehicle)」等と呼ばれる三輪又は
四輪バイクであり、砂地,荒地,及び湿地等の不整地を
安定して走行でき、また、荷物及び各種装備の搭載量が
大きいことから、レジャーを始め、スポーツ競技,国境
警備等の様々な用途で利用されている。
【0004】このような不整地走行車においては、上記
の如き不整地を走行することから、走行時に埃,水はね
等を発生することが多く、また、水溜り,小川等を横断
することも考えられる。従って、エアクリーナのような
吸気口(大気側開口)を有する部品は、埃,水等の侵入
に晒される可能性が高いため、車体の出来るだけ高い位
置に設置されることが望ましい。
【0005】ところで、V型エンジンを採用した不整地
走行車においては、エアクリーナをエンジン上方、即ち
従来の燃料タンクの位置に配置するものがあり、このた
め、従来その位置にあった燃料タンクは、ライダーが跨
るシートの下方位置であって、2つの後輪の間に配置さ
れている。
【0006】燃料タンクがエンジンの上方に配置されて
いる構成にあっては、燃料タンクからの燃料は重力によ
ってキャブレターに供給されるため、この供給のための
ポンプは不要であったが、上述した如き燃料タンクがシ
ート下方に配置される構成にあっては、燃料タンクは、
不可避的にキャブレターと略同一高さか又はそれよりも
下方に位置することになる。従って、この後者の構成
は、燃料ポンプを必要とする。
【0007】また、燃料タンクの燃料注入口は、外部か
らのアクセスが容易な位置にある必要があるが、後者の
構成にあっては、燃料タンクがシートの下方に配置され
ているため、燃料注入口及びこれを覆うタンクキャップ
は、シート側方のリアフェンダから外部に露出するよう
に配置される。
【0008】また、燃料タンクでは、キャブレターを介
してエンジンへ安定して燃料を供給すべく、その内圧を
常に正圧に維持しておく必要がある。一般の車両であれ
ば、タンクキャップに小さな開口を設けることで、これ
を容易になし得るが、不整地を走行する不整地走行車に
あっては、走行時の振動,車体の傾倒等によって、この
ような開口から燃料タンク内の燃料が流出することが考
えられる。
【0009】このようなことから、燃料タンク内への大
気吸入系をなす所謂ブリーザシステムにあっては、この
ような燃料の流出を如何に防止し、且つ大気を燃料タン
ク内に安定して供給するかが重要な課題となっており、
例えば、特許第2795649号公報に開示されているよう
に、上記の如きタンクキャップの開口にブリーザホース
を接続し、その大気側開口端を、タンクキャップの開口
よりも高い車体の何れかの位置(例えば、ハンドル)に
固定しておくものがある。
【0010】ところが、燃料タンクがシート下方に配置
されている構成にあっては、タンクキャップがシートの
左右の一方側に設けられているため、特に、タンクキャ
ップの設置側への車体の傾倒に対して常に同一側のブリ
ーザホース内へ燃料が流出し、ブリーザ機能が有効に作
動しないという問題があった。
【0011】本願発明は斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、特に、燃料タンクがシート下方に配置された
不整地走行車において、左右への傾倒に対しても、有効
にブリーザ機能を作動させることができる騎乗型四輪不
整地走行車のブリーザシステムを提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明に係る騎乗型四輪不整地走行車のブリーザ
システムは、車体の上部に前後方向の全長に亘って延設
された左右一対のアッパーフレーム、車体の下部をなす
左右一対のロアフレーム、及び各ロアフレームの後側下
部をその後方へ突出した対応するアッパーフレームにそ
れぞれ接続する左右一対のリアアッパーフレームを具備
するダブルクレードル型の車体フレームと、騎乗用シー
トの下方の、アッパーフレームの後部とロアフレームと
リアアッパーフレームとで囲まれた空間に設けられた燃
料タンクとを備えた騎乗型四輪不整地走行車のブリーザ
システムであって、前記燃料タンクの左右に離隔して設
けられた複数の開口と、各開口にそれぞれ繋げられたブ
リーザホースと、これらのブリーザホースを一つに接続
する集合管と、該集合管の大気側に連結されたチェック
バルブと、前記集合管と前記チェックバルブとの間であ
って、前記複数の開口よりも高い前記アッパーフレーム
の位置に設けられたキャッチタンクとを具備し、前記チ
ェックバルブの大気側開口端は、車体の前後方向に延び
る前記アッパーフレームの後端部で該アッパーフレーム
内の空間に連通され、該空間は、車両の前輪の上側を覆
うフロントフェンダの下方で、且つ、前記前輪よりも車
体内方に設けられたインナーフェンダの上方で、前記ア
ッパーフレームの前端部で下側に開口した通気口を介し
て大気開放されていることを特徴とする。
【0012】従って、本願発明によれば、燃料タンク
に、ブリーザ用開口が複数設けられると共に、これらに
それぞれ繋げられたブリーザホースが燃料タンクの左右
に離隔して分配されるので、例えば、燃料タンクがライ
ダーのシート下方に配置され、燃料注入口がシートの左
右の一方側に設けられている騎乗型四輪不整地走行車の
左右の何れへの傾倒に対しても、ブリーザ機能を有効に
作動させることができる。
【0013】本願発明においては、複数のブリーザ用開
口は、互いに離隔して分離されてあればよく、その距離
等を限定するものではないが、傾斜程度に応じて燃料タ
ンク内の燃料に占有されていない、即ち空気を含んだ空
間(基本的には、その際に最も高いところに位置する)
の位置に配することが望ましい。但し、燃料タンクの形
状によっては、入り組んだ所謂エア溜りのような空間が
設けられている場合があるので、このような傾斜に拘わ
らず空気が略常に溜まるようなエア溜りにブリーザ用開
口を配することも、本願発明においては効果的である。
【0014】なお、ブリーザホースが接続される燃料タ
ンクの位置は、タンクキャップを含んでもよいが、ブリ
ーザ用開口をタンクキャップ以外の燃料タンク部分に設
けた場合には、これらに繋げられるブリーザホースを例
えばリアフェンダの内側に配置することが容易となり、
ブリーザホースがライダーの邪魔になることもない。
【0015】また、各ブリーザ用開口にそれぞれ繋げら
れたブリーザホースを、集合管を介して一つに接続し、
この集合管の大気側をチェックバルブに連結するので、
複数のブリーザ用開口を備えた燃料タンクを簡易な構成
で実現することができ、また、燃料タンクの内圧が正圧
又は負圧になった場合、一方又は両方のブリーザホース
を介して燃料タンク内の空間を外気と連通し、燃料タン
クの内圧を略一定に維持することができる。
【0016】さらに、複数のブリーザホースを一つに接
続してチェックバルブに連結するので、チェックバルブ
が1つで済む。
【0017】また、上記ブリーザシステムにおいて、キ
ャッチタンクを、前記集合管及びチェックバルブの間
に、且つ該チェックバルブに一体的に設けることも可能
である。この場合、キャッチタンクを備えているので、
例えば、燃料タンクの内圧が上昇する等して、燃料タン
クからブリーザホースを通じて燃料が押し出されても、
該燃料はキャッチタンク内の空間に蓄えられ、外部への
流出を抑制することができる。
【0018】このとき、キャッチタンクの位置をブリー
ザホースが接続される燃料タンクの位置よりも高く設定
しておくことにより、燃料タンクの内圧が正常に戻った
ときに、キャッチタンク内に蓄えられた燃料を燃料タン
ク内へ動力なしに自然に戻すことが可能である。
【0019】また、キャッチタンクがチェックバルブに
直結されるので、これらの間の連結ホース等の配管が不
要となり、ブリーザシステムの構成を簡単にすることが
できる。
【0020】また、上記騎乗型四輪不整地走行車におい
て、前記チェックバルブの大気側開口端を、車体を構成
する管状フレーム内の空間に連通し、該空間を介して大
気に開放することも可能である。一般に、車体フレーム
は、溶接により密閉された比較的大きい空間を有するク
リーンルームであり、空気取入経路として適している。
また、この車体フレーム内の空間にチェックバルブの大
気側開口端を連通させることにより、たとえキャッチタ
ンクの容量を超えて燃料がチェックバルブを通過して
も、その燃料は車体フレーム内に蓄えられ、走行路面等
を汚す虞がない。なお、チェックバルブの大気側開口端
が連通された車体フレーム内の空間を大気に開放すべ
く、当該車体フレームの何れかの位置に例えば開口を設
ける必要があることは言うまでもない。
【0021】但し、上記管状フレームは、車体フレーム
のような車体の構造に関わるフレームである必要はな
く、車体に備えられた適宜のフレームであってよい。ま
た、フレームとしては、円形断面のパイプフレームに限
定するものではなく、その内部に適宜の空間を有する様
々な断面形状のフレームに適用可能である。
【発明の実施の形態】
【0022】以下、本願発明に係る騎乗型四輪不整地走
行車に搭載された燃料タンクのブリーザシステムの一例
を図面を参照しながら具体的に説明する。
【0023】図1は、本実施形態に係る騎乗型四輪不整
地走行車の全体構成を示す側面図、図2は、図1に示し
た不整地走行車の全体平面図である。
【0024】図1,図2に示すように、本実施形態に係
る不整地走行車Aにおいては、パイプ材からなる車体フ
レームFrの中央部にエンジンEが搭載され、前記車体フ
レームFrの前部には、適宜のキャスター角をもって略上
下方向へ延びるステアリングコラム(図示せず)が軸支
されている。このステアリングコラムの上端には、バー
ハンドルHが固定されている一方、該ステアリングコラ
ムの下部には、一対のタイロッド(図示せず)を介し
て、車体フレームFrの前側下部の左右両側に懸架された
操向用の前輪FWにそれぞれ連結されている。
【0025】従って、車体フレームFrの後側上部に取り
付けられた騎乗用のシートS上にライダーが跨ってバー
ハンドルHを握り、該バーハンドルHを前記ステアリング
コラム回りに回動させることによって前輪FWを左右に操
向することができるようになっている。
【0026】また、車体フレームFrの後部の左右両側に
は、共通の車軸を有する後輪RWがそれぞれ懸架されてお
り、これらの後輪RWは、前記エンジンEによって、トラ
ンスミッション・ギヤ等を介して駆動されるようになっ
ている。
【0027】また、本実施形態に係る不整地走行車Aに
おけるエンジンEには、V型2気筒のものが採用されて
おり、図1,図2に示す如く、主としてポリエチレン
(P.E.)系の材料から成形された燃料タンク1を、シー
トSの下方であって、2つの後輪RWの間の位置に備えて
いる。
【0028】図1の一部破断拡大図を図3に示す如く、
本実施形態に係る不整地走行車Aの車体フレームFRに
は、後で詳述する如く、ダブルクレードル型のフレーム
構造が採用されており、上記燃料タンク1は、アッパー
フレームUfrと、ロアフレームLfrと、リアアッパーフレ
ームRufrとで囲まれた空間内に略収めて配置されよう
に、側面視で逆三角形状をなしている。
【0029】また、図2,図3に示す如く、上記燃料タ
ンク1は、平面視においては、シートSの中央近傍ではシ
ートSの幅寸法に収まるような幅を有し、その後方の2
つの後輪RW間の位置にて左右に幅広とされた略T字形を
なしている。このT字形の左右に張り出した後部の一側
(本実施形態では右側)には、燃料タンク1を含めて後
輪RWの上方を覆うリアフェンダRFから突出して燃料注入
口10(図5参照)が設けられており、該燃料注入口10に
は、タンクキャップ2が着脱自在に装着されている。
【0030】また、シートSの中央近傍に相当する燃料
タンク1の前側部分にあっては、上面中央に開口(図示
せず)が設けられており、該開口には、これを覆うカバ
ー3が取り付けられている。該カバー3の下面には、フロ
ート式の燃料計30を備えた内蔵式(インタンク型)の燃
料ポンプPが吊架されている。前記カバー3の上面には、
不整地走行車Aが装備する図示しないECU(Electrical C
ontrol Unit)及び図示しないバッテリ等に接続するた
めのコネクタ31が設けられており、該コネクタ31を介し
て、ECUからの指示に応じた電流を燃料ポンプPに通電
し、該燃料ポンプPを動作させる一方、燃料計30からの
検出信号をECUに伝送する。また、カバー3には、燃料取
出管32が貫設されており、その下端は、燃料ポンプPの
吐出口(図示せず)に接続され、上端は、適宜の耐油性
のホース(図示せず)を介してキャブレター(図示せ
ず)に接続されている。
【0031】このように、燃料ポンプPは、通電に応じ
てその下部の吸入口から燃料タンク1内の燃料を吸い込
み、吸い込んだ燃料を燃料取出管32を介して燃料タンク
1の外側へ吐出する。吐出された燃料は、燃料取出管32
に接続された上記のホースを介してキャブレターに供給
され、該キャブレターに別途吸入された空気と混合され
てエンジンEの燃焼に必要な混合気として供給されるよ
うになっている。
【0032】さて、図4にその左後方からの斜視図を示
す如く、車体フレームFrは、車体の上部に前後方向の全
長に亘って延設された左右一対のアッパーフレームUfr
と、車体の下部をなす左右一対のロアフレームLfrと、
各ロアフレームLfrの前部をアッパーフレームUfrの前部
にそれぞれ接続する左右一対のフロントアッパーフレー
ムFufrと、各ロアフレームLfrの後側下部をその後方へ
突出した対応するアッパーフレームUfrにそれぞれ接続
する左右一対のリアアッパーフレームRufrと、これら左
右のフレームに車幅方向に掛け渡された複数のクロスフ
レームCfrとから構成されている。
【0033】図5には、図4に示した車体フレームFrの
後部、即ち燃料タンク1が収まる位置の周辺を示してあ
る。燃料タンク1は、その下側半分部分に下方から嵌合
するトレー状をなし、ガラス繊維を含有したポリプロピ
レン(P.P.)製からなるタンク保護カバー4により覆わ
れている。燃料タンク1の後半部側面の一側(本実施形
態においては左側)には、ボス部33が突設されている一
方、該ボス部33に対応するタンク保護カバー4の位置に
は、該ボス部33に下側から引っ掛ける態様に形成された
鉤部41を有している。タンク保護カバー4は、この鉤部4
1をゴム材製のグロメット49を介して燃料タンク1のボス
部33に引っ掛けられると共に、その前半部中央に穿設さ
れた孔42に下方から挿通される取付ネジ48により、対応
する燃料タンク1の位置に埋設された雌ネジ部(図示せ
ず)に螺合されて燃料タンク1に固定される。
【0034】燃料タンク1の下面であって、一方のリア
アッパーフレームRufr(本実施形態においては右側)に
対応する部分は、図示はしていないが下方へ或る程度膨
らんだ形状に形成されており、対応する部分を矩形状に
欠落されたタンク保護カバー4を貫通して上記一方のリ
アアッパーフレームRufrに上方から載置される。この
際、これに対応するリアアッパーフレームRufrの部分に
は、3つのゴム材製のグロメット47が適宜の間隔をもっ
て外嵌されており、燃料タンク1とリアアッパーフレー
ムRufrとの直接的な接触を回避して緩衝部材としての作
用をなしている。
【0035】燃料タンク1の車体フレームFrへの固定
は、上記ボス部33と、2本の六角ボルトBとにより次の
ようになされる。つまり、当該ボス部33は、タンク保護
カバー4の鉤部41が引っ掛けられた後も更に側方へ突出
した部分を、対応する側のリアアッパーフレームRufrに
横方向に穿設された貫通孔51に内嵌される。また、燃料
タンク1の後面及び前面には、前記一方(燃料タンク1の
ボス部33が係合しない側)のリアアッパーフレームRufr
と、同一側のロアフレームLfrの後部との適宜の高さ位
置にそれぞれ溶接されたフランジ部52,53に対応して、
同様のフランジ部34r,34fがそれぞれ一体成形されてい
る。前記六角ボルトBは、燃料タンク1の各フランジ部34
r,34fにそれぞれ穿設された挿通孔にワッシャ,グロメ
ット等を介して挿通され、上記両フレームRufr,Lfrの
フランジ部52,53に螺設されたネジ孔に螺合される。
【0036】次に、本実施形態に係る燃料タンク1のブ
リーザシステムについて詳述する。図5に示す如く、燃
料タンク1の後部は左右に膨出されており、これら膨出
部1aの一方(本実施形態においては右側)の上部に、タ
ンクキャップ2を取り付ける燃料注入口10が設けられて
いる。該燃料注入口10は、燃料タンク1の主部分の上面U
fに立設された円筒状部分の上端であるが、この円筒状
部分の直下部分には、燃料注入口10よりも大きい内部空
間を有するエア溜り部11が、燃料タンク1の上面Ufから
所定の高さだけ突出するように膨設されている。燃料タ
ンク1へ燃料が(所謂、満タンまで)注入される際に
は、上面Ufの高さまで注入されるように、燃料注入口10
の上記円筒状部分に上方から差し込まれる筒状のバッフ
ル20の下端によって、目測で燃料の液面が規制される。
従って、上記円筒状部分は勿論のこと、その直下のエア
溜り部11は、不整地走行車Aの通常の直立走行姿勢にお
いては、常に空気を含んでいることになる。
【0037】このエア溜り部11の前側には、前方やや右
よりに外方へ突出するようにニップル状のブリーザ用開
口12が一体成形されており、また、同様のニップル状の
ブリーザ用開口13が、燃料タンク1の上面Ufの後方左側
端部(燃料注入口10とは反対側の膨出部1a)に一体成形
されている。これらのブリーザ用開口12,13には、各別
のブリーザホース61,62が外嵌固定される。このよう
に、燃料タンク1の左右両側に離隔し、且つ比較的前後
に離隔して配置されたブリーザ用開口12,13に接続され
たブリーザホース61,62は、所定の長さ位置にてT形ジ
ョイント60を用いて1つに接続されている。これらのブ
リーザホース61,62及びT形ジョイント60は、燃料タン
ク1の上面Ufに設けられたT字状の凹溝14に収納され
る。T形ジョイント60の残りの1つの接続口(大気側)
には、別のブリーザホース63が接続され、次に説明する
ようにポリエチレン(P.E.)製からなるキャッチタンク
7に連通されている。
【0038】図6に示す如く、キャッチタンク7は、横
置きとされた直方体状をなし、また、その内部を空洞に
されて通常は空気を内包する所謂、エア溜りとして作用
する。その小側の一方の側面には、上記T形ジョイント
60からのブリーザホース63を接続するニップル状の接続
口71が設けられている。また、他方の小側の側面には、
チェックバルブ8を連結するための連結孔72が穿設され
ていると共に、その下方には、前記チェックバルブ8を
上側から収納する有底半円筒状の受部73が突出して一体
成形されている。
【0039】上記チェックバルブ8は、その外装ケース
をポリアセタール材料から成形され、該外装ケースは、
円筒状の本体8aと、キャッチタンク7への連結側及びそ
の離反側にそれぞれ形成された側壁8b,8cとを備えてい
る。また、キャッチタンク7への連結側の側壁8bには、
接続口81が突設され、該接続口81には、ボビン状をなす
ゴム材製のグロメット91を外嵌された状態でキャッチタ
ンク7の連結孔72に内嵌される。この際、チェックバル
ブ8の円筒状の本体8aは、キャッチタンク7の受部73にそ
の下側半分部分を収納され、受部73と共にゴム材製のリ
ング(タイラップ)92が掛巻されてキャッチタンク7に
一体的に固定される。
【0040】また、キャッチタンク7の一方の大側の側
面の下端部には、側方に矩形状のフランジ74が突設さ
れ、該フランジ74には、キャッチタンク7の長手方向に
適長離隔して2つの取付孔75が穿設されている。
【0041】図3に示す如く、前述のように一体とされ
たキャッチタンク7及びチェックバルブ8は、燃料タンク
1よりも後方位置であって、本実施形態においては右側
のアッパーフレームUfrの上側に、上記2つの取付孔75
を介してネジ止め固定されており、燃料タンク1に設け
られたブリーザ用開口12,13よりも高い位置に配される
ようになっている。
【0042】また、図6に示す如く、チェックバルブ8
の他方の側壁8cには、別の接続口82が突設されており、
この接続口82には、ブリーザホース64の一端が接続され
ている。また、該ブリーザホース64の他端には、図5に
示す如く、アッパーフレームUfrへ差し込まれる差込部
分65が一体成形されており、この差込部分65は、一方の
アッパーフレームUfrの後部の上側から、下側に貫通さ
せずに穿設された差込孔54に差し込まれ、当該アッパー
フレームUfr内の空間と連通されている。
【0043】上記差込部分65は、全体として筒状をな
し、ホース側の付け根部分には、アッパーフレームUfr
への差し込み深さを規制する環状の鍔部が設けられてい
る。この差込部分65の先端側の鍔部の面は、アッパーフ
レームUfrへ差し込まれた際に、該アッパーフレームUfr
の外周面に沿うように凹状に形成されている。また、差
込部分65の先端側の鍔部の面から、その先端側にアッパ
ーフレームUfrの厚さ分だけの長さを隔てた位置までの
部位は、当該ブリーザホース64の外径よりも若干大きい
径に設定されており、アッパーフレームUfrに形成され
た差込孔54の径に合わせてある。この部位よりも先端側
の部分は、更に若干拡径されており、差し込み後の差込
孔54からの脱落を防止してある。換言すれば、アッパー
フレームUfrに形成された差込孔54へ差し込むことによ
って、アッパーフレームUfrに固定する溝状部分をブリ
ーザホース64の先端部分に周設してある。
【0044】さらに、これよりも先端側の部分は、先端
へ行くに従って細くなるようにテーパ状に形成され、差
込孔54への差し込みを容易にしてある。また、このテー
パ状部分の先端側は、円筒状に形成されており、差し込
まれたその先端がアッパーフレームUfrの略中央に位置
するような長さに設定されている。
【0045】なお、本実施形態において、この差込部分
65の差込孔54への差し込みは、右側、即ちキャッチタン
ク7及びチェックバルブ8と同一側になされている。
【0046】チェックバルブ8は、図7にその側断面図
を示す如く、2室式とされ、キャッチタンク7側(即
ち、燃料タンク1側)の接続口81と、大気側(即ち、ア
ッパーフレームUfr)の接続口82とを各室を通じて別経
路で連通できるように構成されている。一方の室には、
燃料タンク1の内圧が負圧となった場合にのみ開放さ
れ、大気(後述の如きアッパーフレームUfrからの気化
燃料を含む)の燃料タンク1への流入を許容する負圧バ
ルブ83が設けられ、他方の室には、燃料タンク1の内圧
が正圧となった場合にのみ開放され、燃料タンク1から
の燃料の通流を許容する正圧バルブ84が設けられてい
る。このように、大気及び燃料は、各別のチェックバル
ブ8内の独立した経路を通じて通流されるようになって
いる。
【0047】チェックバルブ8に連通された上記アッパ
ーフレームUfrの前端部には、図4に示す如く、下方に
開口する通気口55が穿設されている。この通気口55の位
置は、前輪FWの上側を覆うフロントフェンダFFの下方に
あり、且つ前輪FWよりも車体内方に設けられたインナー
フェンダIF(図1参照)の上方にある。このため、走行
時に発生する埃,水はね等が侵入し難い。また、通気口
55は、下方へ開口していることも埃等の侵入を回避する
目的から有効である。
【0048】本実施形態に係るブリーザシステムを備え
た不整地走行車Aは、以上の如き構成となっており、燃
料タンク1への空気は、アッパーフレームUfrの前方に配
された通気口55から取り込まれ、該アッパーフレームUf
rの後部からチェックバルブ8及びキャッチタンク7を介
してT形ジョイント60に送給され、該T形ジョイント60
によって2つに振り分けられて、燃料タンク1の何れか
又は両方のブリーザ用開口12,13を介して供給される。
【0049】例えば、上り坂を走行する等して車体の前
方が後方よりも高くなるように傾斜した場合であって、
燃料タンク1内の燃料の液面が後側のブリーザ用開口13
を塞いだときには、前側のブリーザ用開口12を介して燃
料タンク1に空気を取り込むことができる。
【0050】また、これとは逆に、下り坂を走行する等
して車体の前方が後方よりも低くなるように傾斜した場
合であって、燃料タンク1内の燃料の液面が前側のブリ
ーザ用開口12を塞いだときには、後側のブリーザ用開口
13を介して燃料タンク1に空気を取り込むことができ
る。
【0051】また、車体が右側へ傾いた場合であって、
燃料タンク1内の燃料の液面が右側(即ち、前側)のブ
リーザ用開口12を塞いだときには、左側のブリーザ用開
口13を介して燃料タンク1に空気を取り込むことができ
る。
【0052】これとは逆に、車体が左側へ傾いた場合で
あって、燃料タンク1内の燃料の液面が左側(即ち、後
側)のブリーザ用開口13を塞いだときには、右側のブリ
ーザ用開口12を介して燃料タンク1に空気を取り込むこ
とができる。
【0053】このように、本実施形態においては、燃料
タンク1のブリーザ用開口12,13を、前側且つ右側と、
後側且つ左側との2箇所に設けたので、この2つのブリ
ーザ用開口12,13のみで前後左右の全ての方向への車体
の傾斜に対してもブリーザ機能を有効に作動させること
が可能である。
【0054】但し、本発明に係るブリーザシステムにお
いては、ブリーザ用開口の配置構成及び個数を以上の如
きものに限定するものではなく、2箇所以上のブリーザ
用開口を、考え得る車体の傾斜方向に沿って、又は傾斜
の程度に応じて、燃料タンク1の対向する位置に離隔し
て対となるように配置してあればよい。
【0055】また、上述した如き、車体の傾斜,振動等
の要因のほか、何等かの要因によって燃料タンク1の内
圧が上昇し、何れか又は両方のブリーザ用開口12,13か
らブリーザホース61,62,63を通じて燃料が押し出され
たとしても、押し出された燃料は、キャッチタンク7内
に一時的に蓄えられ、外部への燃料の流出が阻止され
る。キャッチタンク7の容量を超えた量の燃料が押し出
された場合であっても、キャッチタンク7内の燃料は、
チェックバルブ8を通じてアッパーフレームUfr内に一時
的に蓄積され、蓄積された燃料のうちの気化した一部が
チェックバルブ8を通じて再び燃料タンク1内へ吸い戻さ
れる。
【0056】また、本実施形態において、キャッチタン
ク7は、ブリーザ用開口12,13よりも高い位置に設けら
れているので、その後、燃料タンク1の内圧が負圧とな
らなくても、重力によりブリーザホース61,62,63を通
じて落下し、燃料タンク1に戻される。
【0057】さらに、本発明に係るブリーザシステムに
よれば、外部に露出したタンクキャップ2にブリーザ用
開口12,13を設ける必要がないため、本実施形態に示し
たように、リアフェンダRFの下方に全て配置することが
可能であり、ブリーザホース等がライダーに干渉するこ
ともない。
【発明の効果】
【0058】本願発明に係る騎乗型四輪不整地走行車の
ブリーザシステムによれば、特に、燃料タンクがシート
下方に配置された騎乗型四輪不整地走行車において、左
右への傾倒に対しても、また、前後の傾斜に対しても有
効にブリーザ機能を作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】 実施形態に係る騎乗型四輪不整地走行車の全
体構成を示す側面図である。
【図2】 図1に示した不整地走行車の全体平面図であ
る。
【図3】 燃料タンク近傍を示す図1の一部破断拡大図
である。
【図4】 本実施形態に係る騎乗型四輪不整地走行車の
車体フレームの全体部分を示す左後方からの斜視図であ
る。
【図5】 図3に示した燃料タンク及びそのブリーザシ
ステムの構成を示す車体の左後方からの分解斜視図であ
る。
【図6】 図3に示したキャッチタンク及びチェックバ
ルブの構成を示す斜視図である。
【図7】 図6に示したチェックバルブの内部構成を示
す側断面図である。
【符号の説明】
【0060】 1……燃料タンク 7……キャッチタンク 8……チェックバルブ 12……ブリーザ用開口 13……ブリーザ用開口 50……通気口 60……T形ジョイント 61……ブリーザホース 62……ブリーザホース A……騎乗型四輪不整地走行車 Fr……車体フレーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16K 24/00 B60K 15/02 G (56)参考文献 特開 平11−127658(JP,A) 特開 昭60−139527(JP,A) 特開 昭61−139576(JP,A) 特開 平5−131851(JP,A) 実開 昭48−108010(JP,U) 実開 昭62−18214(JP,U) 実開 昭61−145032(JP,U) 実開 昭52−114116(JP,U) 実開 昭62−19433(JP,U) 実開 昭61−106494(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/035 B62J 35/00 B62K 5/00 F16K 15/00 F16K 24/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の上部に前後方向の全長に亘って延
    設された左右一対のアッパーフレーム、車体の下部をな
    す左右一対のロアフレーム、及び各ロアフレームの後側
    下部をその後方へ突出した対応するアッパーフレームに
    それぞれ接続する左右一対のリアアッパーフレームを具
    備するダブルクレードル型の車体フレームと、騎乗用シ
    ートの下方の、アッパーフレームの後部とロアフレーム
    とリアアッパーフレームとで囲まれた空間に設けられた
    燃料タンクとを備えた騎乗型四輪不整地走行車のブリー
    ザシステムであって、 前記燃料タンクの左右に離隔して設けられた複数の開口
    と、 各開口にそれぞれ繋げられたブリーザホースと、 これらのブリーザホースを一つに接続する集合管と、 該集合管の大気側に連結されたチェックバルブと、 前記集合管と前記チェックバルブとの間であって、前記
    複数の開口よりも高い前記アッパーフレームの位置に設
    けられたキャッチタンクとを具備し、 前記チェックバルブの大気側開口端は、車体の前後方向
    に延びる前記アッパーフレームの後端部で該アッパーフ
    レーム内の空間に連通され、 該空間は、車両の前輪の上側を覆うフロントフェンダの
    下方で、且つ、前記前輪よりも車体内方に設けられたイ
    ンナーフェンダの上方で、前記アッパーフレームの前端
    部で下側に開口した通気口を介して大気開放されている
    ことを特徴とする騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンクは、該燃料タンクの上面
    に立設され、上端に形成された燃料注入口にタンクキャ
    ップが取り付けられる円筒状部分と、該円筒状部分の下
    部に設けられ、その上部よりも大きい空間を有するエア
    溜り部とを具備し、前記複数の開口の少なくとも1つを
    前記エア溜り部に設けてあることを特徴とする請求項1
    記載の騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシステム。
  3. 【請求項3】 前記燃料タンクの前側且つ右側の位置
    と、後側且つ左側の位置との2箇所に、前記開口を設け
    てあることを特徴とする請求項1記載の騎乗型四輪不整
    地走行車のブリーザシステム。
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