JP3513419B2 - 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示具からの光を
座標入力画面に照射して、前記光に対応した座標を生成
する座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読
メモリ関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の座標入力装置としては、CCDエ
リアセンサやリニアセンサを用いて画面上の光スポット
を撮像し、重心座標あるいはパターンマッチングを用い
るなどの画像処理を行って、座標値を演算して出力する
ものや、PSDと呼ばれる位置検出素子(スポットの位
置に対応した出力電圧が得られるアナログデバイス)を
用いるものなどが知られている。
【0003】例えば、特公平7−76902号公報に
は、可視光の平行ビームによる光スポットをビデオカメ
ラで撮像して座標を検出し、同時に赤外拡散光で制御信
号を送受する装置について開示されている。また、特開
平6−274266号公報には、リニアCCDセンサと
特殊な光学マスクを用いて座標検出を行う装置が開示さ
れている。
【0004】一方、特許第2503182号には、PS
Dを用いた装置について、その構成と出力座標の補正方
法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、大画面ディスプ
レイは、明るさの改善と同時により大画面化、高解像度
化も進められている。このため、座標入力装置の分解能
も向上させる必要がある。
【0006】従来、この種の座標入力装置として、リン
グCCDを用い、外乱光に強く、小型、安価な装置が提
案されている。この座標入力装置では、CCDの画素を
計算により分割し、実際の画素数に対し、2のN乗倍の
分解能を有するようになっている。例えば、より大画面
に対応するため、64画素のCCDを用い、画面を10
24分割する場合、単純に一つの画素を16分割すれ
ば、原理的に大画面の座標入力装置を構成できる。しか
しながら、この場合、分解能が高くできる反面、指示具
からの入力光以外の外乱光等の影響を受けやすくなると
いう問題点があった。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、大画面及び高分解能で、かつ精度良く座標を
入力することができる座標入力装置及びその制御方法、
コンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による座標入力装置は以下の構成を備える。
即ち、指示具からの光を座標入力画面の所定位置に照射
して光スポットを生成し、前記光スポットに対応した座
標を生成する座標入力装置であって、少なくとも一座標
軸あたりに、前記光スポットを検知する複数の検知手段
と、前記複数の検知手段の各々の検知手段で検知された
データのピークレベルを測定する測定手段と、前記測定
手段により測定されたピークレベルを比較する比較手段
と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の検
知手段のいずれかの検知結果を選択する選択手段と、前
記選択手段で選択された検知結果に基づいて、前記光ス
ポットに対応する座標値を出力する出力手段とを備え、
前記複数の検知手段の受光エリアは重複部分を有する。
【0009】また、好ましくは、前記検知手段は、直線
上に配列された複数の光電変換素子を有する。
【0010】
【0011】また、好ましくは、前記出力手段は、前記
重複部分における基準座標値を記憶する記憶手段とを備
え、前記基準座標値と前記選択手段で選択された検知結
果との差分を用いて、前記光スポットに対応する座標値
を出力する。
【0012】また、好ましくは、前記重複部分は、前記
複数の検知手段の内、互いに隣接する検知手段の受光エ
リアである。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
座標入力装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
指示具からの光を座標入力画面の所定位置に照射して光
スポットを生成し、前記光スポットに対応した座標を生
成する座標入力装置の制御方法であって、少なくとも一
座標軸あたりに構成される前記光スポットを検知する複
数の検知部の各々で検知されたデータのピークレベルを
測定する測定工程と、前記測定工程により測定された
ークレベルを比較する比較工程と、前記比較工程の比較
結果に基づいて、前記複数の検知部のいずれかの検知結
果を選択する選択工程と、前記選択工程で選択された検
知結果に基づいて、前記光スポットに対応する座標値を
出力する出力工程とを備え、前記複数の検知部の受光エ
リアは重複部分を有する。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
指示具からの光を座標入力画面の所定位置に照射して光
スポットを生成し、前記光スポットに対応した座標を生
成する座標入力装置の制御のプログラムコードが格納さ
れたコンピュータ可読メモリであって、少なくとも一座
標軸あたりに構成される前記光スポットを検知する複数
の検知部の各々で検知されたデータのピークレベルを測
定する測定工程のプログラムコードと、前記測定工程に
より測定されたピークレベルを比較する比較工程のプロ
グラムコードと、前記比較工程の比較結果に基づいて、
前記複数の検知部のいずれかの検知結果を選択する選択
工程のプログラムコードと、前記選択工程で選択された
検知結果に基づいて、前記光スポットに対応する座標値
を出力する出力工程のプログラムコードとを備え、前記
複数の検知部の受光エリアは重複部分を有する。上記の
目的を達成するための本発明による座標入力装置は以下
の構成を備える。即ち、指示具からの光を座標入力画面
に照射して、該座標入力画面から拡散される拡散光に対
応した座標を生成する座標入力装置であって、少なくと
も一座標軸あたりに、前記拡散光を検知する複数の検知
手段と、前記複数の検知手段の各々の検知手段で検知さ
れたデータのピークレベルを測定する測定手段と、前記
測定手段により測定されたピークレベルを比較する比較
手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記複数
の検知手段のいずれかの検知結果を選択する選択手段
と、前記選択手段で選択された検知結果に基づいて、前
拡散光に対応する座標値を出力する出力手段とを備
え、前記複数の検知手段の受光エリアは重複部分を有す
る。上記の目的を達成するための本発明による座標入力
装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、指示具か
らの光を座標入力画面に照射して、該座標入力画面から
拡散される拡散光に対応した座標を生成する座標入力装
置の制御方法であって、少なくとも一座標軸あたりに構
成される前記拡散光を検知する複数の検知部の各々で検
知されたデータのピークレベルを測定する測定工程と、
前記測定工程により測定されたピークレベルを比較する
比較工程と、前記比較工程の比較結果に基づいて、前記
複数の検知部のいずれかの検知結果を選択する選択工程
と、前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、前
拡散光に対応する座標値を出力する出力工程とを備
え、前記複数の検知部の受光エリアは重複部分を有す
る。上記の目的を達成するための本発明によるコンピュ
ータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、指示具か
らの光を座標入力画面に照射して、該座標入力画面から
拡散される拡散光に対応した座標を生成する座標入力装
置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、少なくとも一座標軸あたりに構成
される前記拡散光を検知する複数の検知部の各々で検知
されたデータのピークレベルを測定する測定工程のプロ
グラムコードと、前記測定工程により測定されたピーク
レベルを比較する比較工程のプログラムコードと、前記
比較工程の比較結果に基づいて、前記複数の検知部のい
ずれかの検知結果を選択する選択工程のプログラムコー
ドと、前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、
前記拡散光に対応する座標値を出力する出力工程のプロ
グラムコードとを備え、前記複数の検知部の受光エリア
は重複部分を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施形態を詳細に説明する。
【0016】まず、本発明に係る光学式座標入力装置の
概略構成について、図1を用いて説明する。
【0017】図1は本実施形態の座標入力装置の概略構
成を示す図である。
【0018】本座標入力装置は大別して、座標入力面で
あるスクリーン10に対して光スポット5を形成する指
示具4と、光スポット5のスクリーン10上の位置座標
等を検出する座標検出器1とからなる。図1には、それ
らの構成と合わせて、出力装置としてスクリーン10
に、画像あるいは位置座標等を表示する投射型表示装置
8を示している。
【0019】座標検出器1は、座標検出センサ部2と、
この座標検出センサ部2の制御および座標演算などを行
うコントローラ3、受光素子6、信号処理部7とから構
成されている。光スポット5のスクリーン10上の座標
位置及び指示具4の後述する各スイッチの状態に対応す
る制御信号とを検出して、コントローラ3によって外部
接続装置(不図示)にその情報を通信するようにしてい
る。
【0020】投射型表示装置8は、ホストコンピュータ
(不図示)などの外部接続装置である表示信号源からの
画像信号が入力される画像信号処理部81と、これによ
り制御される液晶パネル82、ランプ83、ミラー8
4、コンデンサーレンズ85からなる照明光学系と、液
晶パネル82の像をスクリーン10上に投影する投影レ
ンズ86とからなり、所望の画像情報をスクリーン10
に表示することができる。スクリーン10は、投射画像
の観察範囲を広くするために適度な光拡散性を持たせて
あるので、指示具4から発射された光ビームも光スポッ
ト5の位置で拡散され、画面上の位置や光ビームの方向
によらず、光スポット5の位置で拡散された光の一部が
座標検出器1に入射するように構成されている。
【0021】このように構成することで、指示具4によ
りスクリーン10上で文字情報や線画情報を入力し、そ
の情報を投射型表示装置8で表示することにより、あた
かも『紙と鉛筆』のような関係で情報の入出力を可能と
する他、ボタン操作やアイコンの選択決定などの入力操
作を自由に行えるように構成したものである。 <指示具4の詳細説明>図2は本実施形態の指示具の詳
細構成を示す図である。
【0022】指示具4は、赤外光を発射するLED等の
発光素子41と、その発光を駆動制御する発光制御部4
2、電源部44、2個の繰作用スイッチ43A、43B
とを内蔵している。発光制御部42は、操作用スイッチ
43A、43Bの状態により、発光のON(オン)/O
FF(オフ)と、後述する変調方法とによって、制御信
号を重畳した発光制御を行う。
【0023】操作者は、指示具4を握ってスクリーン1
0にその先端を向ける。このとき、操作スイッチ43A
を押下するか、操作スイッチ43Bをスクリーンに押し
付けることによって赤外光45が発射される。これによ
り、スクリーン10上に光スポット5が生成され、所定
の処理によって座標信号が出力され始める。
【0024】赤外光45には、変調の有無及び符号化さ
れたスイッチ情報、ペンID情報が含まれており、座標
検出器1はこれらの情報を読み取り、制御部3はホスト
コンピュータに座標値とスイッチ情報、ペンID情報を
送信する。
【0025】ホストコンピュータ側では、例えば、操作
用スイッチ43BがON状態のスイッチ情報を受け取る
と、ペンダウンと判定し、DOS/V機で使用されるマ
ウスの左ボタン操作と同様の動作を行う。描画プログラ
ム等の時には、この状態で、線などを描くことが可能に
なる。また、操作スイッチ43AをDOS/V機で使用
されるマウスの右ボタンとして使うことも可能になる。
【0026】発光素子41は、操作スイッチ43A、操
作スイッチ43Bのどちらかのスイッチが一旦ONにな
ることで、発光を開始し、スイッチがOFFになっても
一定時間発光を続ける。この状態のときは、画面上のカ
ーソルのみ移動する状態になる。これにより、操作者
は、片手でスクリーン10上の任意の位置で、すばやく
正確に文字や図形を描いたり、ボタンやメニユーを選択
したりすることによって、軽快に操作することができ
る。
【0027】発光時間は、電源の寿命などを鑑みて、決
定されればよく、例えば、数十秒間の発光時間で充分な
使用感を与えることができる。
【0028】本実施形態では、スイッチ情報は、2種類
の方法で赤外光に重畳されている。特に、操作スイッチ
43Bのスイッチ情報は、比較的頻繁に更新されるた
め、赤外光の変調の有無によって表現されている。
【0029】次に、操作スイッチ43Bによって発光さ
れる赤外光のタイミングチャートについて、図3を用い
て説明する。
【0030】図3は本実施形態の操作スイッチ43Bに
よって発光される赤外光のタイミングチャートである。
【0031】図3の7ー1に示すように、操作スイッチ
43Bのペンアップ時には、変調された光と、変調され
ていない光が交互に発光するようになっている。また、
7ー3に示すように、操作スイッチ43Bのペンダウン
時には、常に変調された光が出力される。
【0032】座標検出器1では、受光素子6で、この変
調された光を検出し周波数検波部(後述)によって、こ
の変調光のみを取り出す。取り出された変調光が、7−
4に示すように、一定の時間内に連続している場合、ペ
ンダウンと判定する。一方、取り出された変調光が、7
ー2に示すように、間隔があいている場合、ペンアップ
と判定する。
【0033】次に、操作スイッチ43Aによって発光さ
れる赤外光のタイミングチャートについて、図4を用い
て説明する。
【0034】図4は本実施形態の操作スイッチ43Aに
よって発光される赤外光のタイミングチャートである。
【0035】操作スイッチ43Aによって発光される赤
外光に含まれるスイッチ情報およびペンID情報は他の
方法によって、座標検出器1で検出されている。これ
は、赤外光中にあるヘッダ部を設け、このヘッダ部が検
出されたら、それに続く変調光のパターンによって、操
作スイッチ43AのON、OFF、ペンID情報を判定
する。この判定も、上述のような変調光、無変調をもっ
て、0、1の状態を表現している。
【0036】また、各状態の反転情報、例えば、SW1
であれば/SW1の情報も対にして、送信しているた
め、判定間違いなどを防止することができる。
【0037】尚、上記実施形態では、二つの操作スイッ
チしか設けていないが、これに限定されるものではな
く、より多くの操作スイッチを搭載してもよい。また、
各操作スイッチの役割は、ホストコンピュータ側のドラ
イバなどによって再定義可能になっており、ユーザの使
用形態にあったものを選べば良い。 <座標検出器1の詳細説明>図5は本実施形態の座標検
出器の詳細構成を示す図である。
【0038】この座標検出器1には、集光光学系によっ
て高感度に光量検出を行う受光素子6と、結像光学系に
よって光の到来方向を検出する4つのリニアセンサ20
Xa,20Xb,20Ya,20Ybとが設けられてい
る。そして、指示具4に内蔵された発光素子41からの
光ビームにより、スクリーン10上に生成された光スポ
ット5からの拡散光をそれぞれ受光する。 <集光光学系の動作説明>受光素子6には、集光光学系
としての集光レンズ6aが装着されており、スクリーン
10上の全範囲から高感度で所定波長の光量を検知す
る。この検知出力は、周波数検波部71によって検波さ
れた後、制御信号検出部72において制御信号(指示具
4の発光制御部42によって重畳された信号)などのデ
ータを含むデジタル信号に復調される。
【0039】また、本実施形態では、タイミング信号を
送信するコード等の手段を有しないため、変調信号によ
ってリニアセンサ20Xa,20Xb,20Ya,20
Ybを制御することになる。また、後述するが、信号検
出は、発光時と非発光時時の差分によって行う。そし
て、そのシャッタタイミングと発光タイミングをあわせ
るために、上記変調信号のタイミングを用いて、リニア
センサ20Xa,20Xb,20Ya,20Ybのリセ
ット信号を発生させている。
【0040】ここで、周波数検波部で扱われる信号のタ
イミングチャートについて、図6を用いて説明する。
【0041】図6は本実施形態で扱われる信号のタイミ
ングチャートである。
【0042】図6において、8−1がペンダウン時の変
調信号を周波数検波部71で検波した後の信号IRであ
る。このIR信号は、いわば、発光している期間をあら
わしているため、リニアセンサ20Xa,20Xb,2
0Ya,20Ybのシャッタタイミングをこの信号に同
期させる必要がある。
【0043】一方、8−2が、リニアセンサ20Xa,
20Xb,20Ya,20Ybのシャッタ周期をあらわ
すもので、L(ローレベル)の時に発光時の検出を行
い、H(ハイレベル)の時に非発光時の検出を行うタイ
ミングを示す信号IRCLKである。このIRCLK信
号は、リニアセンサ20Xa,20Xb,20Ya,2
0Ybに供給されているクロックによって、リニアセン
サ20Xa,20Xb,20Ya,20Ybから出力さ
れる。このIRCLK信号と、発光期間を同期させるた
めに、8−1で示すIR信号が検出されたら、IR信号
とIRCLK信号が同期する程度の一定量の遅延時間を
もって、8ー3で示すリニアセンサ20Xa,20X
b,20Ya,20Ybにクリア(CLR)信号を出力
する。
【0044】このクリア動作によって、同期が可能にな
る。遅延量は、CLR信号が終了後、IRCLK信号が
LOWになる時間によって、決定すればよい。 <結像光学系の動作説明>図7はリニアセンサ20X
a,20Xb,20Ya,20Ybの配置関係を示す図
である。
【0045】図7において、結像光学系としての円筒レ
ンズ90Xa,90Xb、90Ya,90Ybによって
光スポット5の像が、リニアセンサ20Xa,20X
b,20Ya,20Ybの各センサの感光部21Xa、
21Xb、21Ya、21Ybに線状に結像する。これ
らリニアセンサ20Xa,20Xb,20Ya,20Y
bを正確に直角に配置することによって、それぞれがX
座標、Y座標を反映した画素にピークを持つ出力が得ら
れる。
【0046】そして、これらリニアセンサ20Xa,2
0Xb,20Ya,20Ybは、センサ制御部31によ
って制御され、出力信号はセンサ制御部31に接続され
たAD変換部31Aによってデジタル信号として座標演
算部32に送られる。座標演算部32は、入力されたデ
ジタル信号より出力座標値を計算し、その計算結果を制
御信号検出部72からの制御信号などのデータと共に通
信制御部33を介して、所定の通信方法で外部制御装置
(不図示)に送出する。また、調整時など通常と異なる
動作(例えば、ユーザ校正値の設定)を行わせる場合
は、通信制御部33からセンサ制御部31、座標演算部
32へモード切換信号が送られる。
【0047】本発明では、光スポット5の像がリニアセ
ンサ20Xa,20Xb,20Ya,20Ybの各セン
サの画素の数倍の像幅となるように焦点調節あるいは拡
散フィルム等を用いて、故意にボケを生じさせている。
但し、大きくぼけさせると、ピークレベルが小さくなっ
てしまうので、数画素程度の像幅が最適である。画素数
の少ないCCDを有するリニアセンサ20Xa,20X
b,20Ya,20Ybと、適度にボケた光学系を用い
ることが、本発明の特徴の一つであり、このような組み
合わせを用いることによって、演算データ量が少なく、
小さなセンサと光学系で非常に高分解能、高精度、高速
でかつ低コストな座標入力装置を実現することができ
る。
【0048】アレイ状に配置されたX座標検出用リニア
センサ20Xa,20Xb,Y座標検出用リニアセンサ
20Ya,20Ybは同一の構成であり、その詳細構成
について、図8を用いて説明する。
【0049】図8は本実施形態のリニアセンサの詳細構
成を示す図である。
【0050】受光部であるセンサアレイ21はN個の画
素(本実施形態では、64画素)からなり、受光量に応
じた電荷が積分部22に貯えられる。積分部22は、N
個からなり、ゲートICGに電圧を加えることによって
リセットできるため、電子シャッタ動作が可能である。
この積分部22に貯えられた電荷は、電極STにパルス
電圧を加えることによって蓄積部23に転送される。こ
の蓄積部23は、2N個からなり、指示具4の発光タイ
ミングに同期したIRCLK信号のH(ハイレベル)と
L(ローレベル)とにそれぞれ対応して別々に電荷が蓄
積される。その後、光の点滅に同期して各々別々に蓄積
された電荷は、転送クロックを簡単にするために設けら
れた2N個からなるシフト部24を介して、2N個から
なるリニアCCD部25に転送される。
【0051】これにより、リニアCCD部25には、N
画素のセンサ出力の光の点滅に各々対応した電荷が隣接
して並んで記憶されることになる。これらリニアCCD
部25に並べられた電荷は、2N個からなるリングCC
D部26に順次転送される。このリングCCD26は、
CLR信号によってCLR部27で空にされた後、リニ
アCCD部25からの電荷を順次蓄積していく。
【0052】このようにして蓄積された電荷は、アンプ
29によって読み出される。このアンプ29は、非破壊
で蓄積電荷量に比例した電圧を出力するものであり、実
際には、隣接した電荷量の差分、すなわち、発光素子4
1の点灯時の電荷量から非点灯時の電荷量を差し引いた
分の値を増幅して出力する。
【0053】この時、得られるリニアセンサ20Xa,
20Xb,20Ya,20Ybの出力波形の一例につい
て、図9を用いて説明する。
【0054】図9は本実施形態のリニアセンサの出力波
形の一例を示す図である。
【0055】図9中、Bの波形は発光素子41の点灯時
の信号のみを読み出したときの波形であり、Aの波形は
非点灯時の波形、すなわち、外乱光のみの波形である
(図8に示したように、リングCCD26には、これら
A,Bの波形に対応する画素の電荷が隣接して並んでい
る)。アンプ29は、その隣接する電荷量の差分値(B
−Aの波形)を非破壊増幅して出力することになるが、
これにより、指示具4からの光のみの像の信号を得るこ
とができ、外乱光(ノイズ)の影響を受けることなく安
定した座標入力が可能となる。
【0056】また、図9に示したB−Aの波形の最大値
をPEAK値と定義すれば、光に対してリニアセンサ2
0Xa,20Xb,20Ya,20Ybの各リニアセン
サが機能する蓄積時間を増大させれば、その時間に応じ
てPEAK値は増大する。換言すれば、IRCLK信号
の1周期分の時間を単位蓄積時間とし、それを単位とし
て蓄積回数nを定義すれば、蓄積回数nを増大させるこ
とでPEAK値は増大する。そして、このPEAK値が
所定の大ささTH1に達したことを検出することで、常
に一定した品位の出力波形を得ることができる。
【0057】一方、外乱光が非常に強い場合、差分波形
B−Aのピークが十分な大きさになる前に、リングCC
D26の転送電荷が飽和してしまう恐れがある。このよ
うな場合を考慮して、リニアセンサ20Xa,20X
b,20Ya,20Ybの各リニアセンサにはスキム機
能を有するSKIM部28が付設されている。SKIM
部28は、非点灯信号のレベルを監視し、図10におい
て、n回目のAnで信号レベルが所定の値を超えている
場合(図中、一点鎖線)、一定量の電荷をA,Bの各画
素から抜き取るようにする。これにより、次のn+1回
目には、An+1に示すような波形となり、これを繰り
返すことによって、非常に強い外乱光があっても飽和す
ることなく、信号電荷の蓄積を続けることができる。
【0058】従って、指示具4からの点滅光の光量が微
弱であっても、多数回積分動作を継続することによっ
て、十分な大きさの信号波形を得ることが可能になる。
特に、指示具4に可視光域の発光源を用いる場合、表示
画像の信号が重畳するので、前述したスキム機能と差分
出力を用いることによって、非常にノイズの少ないシャ
ープな波形を得ることが可能となる。
【0059】次に、リングCCD26の出力制御におけ
るタイミングチャートについて、図11を用いて説明す
る。
【0060】図11は本実施形態のリングCCDの出力
制御におけるタイミングチャートである。
【0061】まず、IR信号から一定遅延時間後のCL
R信号によりすべての動作がクリアされる。このあと、
指示具4による入力があると、CCDOUT信号のよう
な検出信号が、積分動作によって大きくなる。そして、
一定レベル(VTH)を超えると、コンパレータの出力
CMPOUT信号が立ち下がりリングCCD26の積分
動作を停止させる。センサ制御部31は、このCMPO
UT信号が下がるとAD変換を開始する。AD変換期間
は、ADSMPL信号で示したように、リングCCD2
6の画素出力すべてに対して行われる。
【0062】上述のように、リングCCD26の出力
が、一定レベルを超えない場合には、センサ制御部31
は、クリアからの経過時間をカウントし、あらかじめ定
めた一定時間を過ぎているような場合には、強制的にA
D変換動作を行う。このようにしておけば、入力が小さ
い場合でも、一定サンプリング時間内に必ずサンプリン
グが行われるようになる。
【0063】AD変換は、図12に示すようなタイミン
グで行われる。つまり、リングCCD26の出力である
CCDOUT信号は時間軸を拡大すると、図12のよう
に画素単位の検出光レベルに応じた電圧で出力される。
この信号を、サンプリングパルスSPのタイミングで画
素毎にAD変換し、センサ制御部31は、そのレベルを
メモリなどに記憶する。
【0064】上記のような動作を、各座標軸に対応した
リングCCD26のすべてに対して行い、後述の座標計
算を行う。
【0065】また、座標検出器1に到達する指示具4の
光は、指示具4に内蔵された電源部(電池)44の消耗
により変動する他、指示具4の姿勢によっても変動す
る。特に、スクリーン10の光拡散性が小さい楊合、表
示画像の正面輝度は向上するが、この指示具4の姿勢に
よる座標検出器1への入力光量の変動が大きくなってし
まう。しかしながら、本発明では、このような場合であ
っても、積分回数が自動的に追従して常に安定した出力
信号を得ることができるので、安定した座標検出が可能
となる。
【0066】以上説明したように、点滅光に高周波数の
キャリアを加え、そのキャリアを周波数検波して得た所
定周期の復調信号によって積分動作のタイミング制御を
行うようにしたので、指示具と搬像部とをコードレスで
同期させることができ、使い勝手の良い座標入力装置を
実現することができる。また、積分部からの差分信号中
のピークレベルを関しし、積分動作を停止させる積分制
御手段を設けたので、光量が変化してもほぼ一定レベル
の光スポット像の信号を作成でき、これにより、常に安
定した高分解能な座標演算結果を得ることができる。 <座標値演算>座標演算部32における座標演算処理に
ついて説明する。
【0067】上述したようにして得られた4つのリニア
センサ20Xa,20Xb,20Ya,20Ybの出力
信号(アンプ29からの差分信号)は、センサ制御部3
1に設けられたAD変換部31Aでデジタル信号として
座標演算部32に送られ、座標値が演算される。座標値
の演算は、まず、X座標、Y座標の各方向の出力に対し
て求める。尚、演算処理は、X座標、Y座標同様である
ので、X座標値の演算についてのみ説明する。
【0068】リニアセンサ20Xa,20Xbはそれぞ
れ、図13に示すように、スクリーン10の縦半分の検
出領域として構成されており、その中央付近では、検出
領域が重複している。
【0069】リニアセンサ20Xaは、スクリーン10
のSXa領域に光スポットがある場合に光を検出し、リ
ニアセンサ20Xbはスクリーン10のSXb領域に光
スポットがある場合に光を検出する。重複領城では、両
センサで検出が行われる。その時のリニアセンサ20X
a,20Xbの出力について、図14を用いて説明す
る。
【0070】図14はリニアセンサの出力を模式的に示
す図である。
【0071】中央の重なりの部分に光スポットがある場
合には、15−1に示すように、リニアセンサ20X
a,20Xbともに出力が現れる。一方、SXb領域に
光スポットがある場合には、15−2に示すように、リ
ニアセンサ20Xbのみに出力が現れる。このように理
想的に重複部分以外では、一方の出力がある場合には、
例えば、一方の座標値を元に、その値が、基準点を超え
たか否かで、切り換えの判定を行い、座標値を連結す
る。
【0072】しかしながら、ノイズ、あるいは漏れ光、
外乱光などによって、15−3に示すような本来の光ス
ポット以外の所に、出力が生じる場合がある。
【0073】このような時に、一方の座標値で判定を行
っていると、間違った判定をしてしまい表示画面上で、
いきなり違う点にカーソルなどが表示され、例えば、描
画中であると、不要な線が引かれてしまうことになる。
そこで、本発明では、得られたリニアセンサ20Xa,
20Xb,20Ya,20Ybの出力のピーク値に基づ
いて、座標値の判定を行う。
【0074】次に、本実施形態の座標演算処理の処理フ
ローについて、図15を用いて説明する。
【0075】図15は本実施形態の座標演算処理の処理
フローを示すフローチャートである。
【0076】尚、リニアセンサ20Xa,20Xbの各
リングCCD26の出力をDXa、DXbとする。この
値は、先に説明したように、AD変換された値であるか
ら、リングCCD26の各画素ごとの光検出量に応じた
電圧値である。そこで、各データの最大値をもって、ピ
ークレベルを決定することができる。
【0077】また、リニアセンサ20Xa,20Xbで
検出される座標を、それぞれCCDXa、CCDXbと
する。
【0078】まず、ステップS201で、任意の座標入
力点での各画素の差分信号である差分データDXa
(n)(本実施形態の場合、画素数n=64)が読み込
まれ、バッファメモリ(不図示)に貯えられる。ステッ
プS202で、このデータのピークレベルを求め、Xa
pとして記憶する。次に、ステップS203で、あらか
じめ設定しておいた閾値Vと比較し、閾値以上のデータ
値Exa(n)を算出する。このデータ値Exa(n)
を用いて、ステップS204で、リニアセンサ20Xa
上の座標CCDXaを算出する。本実施形態では、重心
法により出力データの重心を算出しているが、出力デー
タExa(n)のピーク値を求める方法(例えば、微分
法による)等、計算の方法はこれに限定されないことは
言うまでもない。
【0079】同様にして、リニアセンサ20Xb上の座
標CCDXbも算出する。
【0080】これら算出された座標値は、リニアセンサ
20Xa,20XbのそれぞれのリニアCCD26上で
の画素に対応した座標である。そのため、これらの座標
値を連結することで一つのリニアセンサ20Xa,20
Xb上での座標値として扱えるようになる。
【0081】そこで、リニアセンサ20Xa,20Xb
のそれぞれのリニアCCD26上での画素に対応した座
標値を連結するための基準座標を定義する。
【0082】この基準座標の定義について、図16を用
いて説明する。
【0083】図16は本実施形態の基準座標の定義を説
明するための図である。
【0084】図16は、リニアセンサ20Xa,20X
bのそれぞれのリニアCCD26の座標を概念的に配置
した構成を示している。リニアセンサ20Xa,20X
bの検出領域は、先に説明したように重複部分を有して
いるため、その座標位置を重ねると、同図のようにな
る。
【0085】この時、リニアセンサ20Xa,20Xb
のそれぞれのリニアCCD26が共に測定可能な領域
で、基準点をあらかじめ定義する。つまり、スクリーン
10上の重複部分に入力を行い、座標CCDXa,CC
DXb(CCDXa_org,CCDXb_org)と
して読み込む。これらの値を、基準点データ(基準座
標)として、EEPROM等の不揮発性メモリ(不図
示)に記憶しておき、通常の使用時にはこの値を読み出
して、座標値演算を行う。
【0086】以下、これらの基準点データを用いて、リ
ニアセンサ20Xa,20XbのそれぞれのリニアCC
D26上での画素に対応した座標値を連結した連結座標
CCDXの算出処理について、図17を用いて説明す
る。
【0087】図17は本実施形態の連結座標CCDXの
算出処理の処理フローを示すフローチャートである。
【0088】まず、ステップS207で、リニアセンサ
20Xa,20XbのそれぞれのリニアCCD26の基
準点データ(CCDXa_org,CCDXb_or
g)をメモリから読み込む。ステップS208で、指示
具4からの入力がなされた時に計算されるCCDXa、
CCDXbの値と、基準点データの差分を算出する。こ
れにより、図16の中央付近にある直線L1の点を原点
としたリニアCCD上の座標に変換される。
【0089】次に、ステップS209で、先に記憶して
おいたリニアセンサ20Xa,20Xb各々のピークレ
ベルXaP、XbPを比較する。通常、外乱光などによ
る信号は、正規の光スポットによる信号よりかなり小さ
いため、ピーク値の大きい方を正規の座標として採用す
る。このようにして、L1を境にリニアセンサ20X
a,20XbのそれぞれのリニアCCD26の両リニア
CCDの座標値を連結できる。
【0090】具体的には、ピークレベルXaPがピーク
レベルXbPより大きい場合(ステップS209でYE
S)、ステップS210に進み、CCDX=CCDXa
として、ステップS212に進む。一方、ピークレベル
XaPがピークレベルXbP未満である場合(ステップ
S209でNO)、ステップS211に進み、CCDX
=CCDXbとして、ステップS212に進む。
【0091】そして、ステップS212で、上記の処理
で得られたCCDXから、スクリーン10上の座標値X
への変換を行う。座標値Xの変換は、あらかじめ測定さ
れ、不揮発メモリ等に記憶された倍率αとオフセットβ
を用いて、以下の式を用いて行う。
【0092】X = CCDX・α+β 尚、倍率α及びオフセットβは、基準点データと同様
に、あらかじめ、既知の複数点での入力作業を行いその
時のCCDX座標値とスクリーン10上の座標値から換
算すれば良い。
【0093】以上の処理は、X座標について説明を行っ
たが、同様にして、Y座標についても行う。
【0094】上述したように、リニアセンサ20Xa,
20XbがそれぞれリニアCCDを有するような複数の
リニアCCD26を用いて座標算出を行う場合には、リ
ニアCCDに重複部分を設け、その部分で基準となる基
準座標(基準点データ)点を設定することで、あたかも
一つのリニアCCDのように扱うことができる。また、
取り付けのばらつきをも吸収できるため、分解能等の低
下を招くことなく、より大きな領域の座標入力を可能に
する。
【0095】そして、上述のような演算処理によって算
出した座標値(X,Y)を示すデータ信号は、座標演算
部32から通信制御部33に送られる。この通信制御部
33には、そのデータ信号と、制御信号検出部72から
の制御信号とが入力される。そして、これらデータ信号
および制御信号は、ともに所定の形式の通信信号に変換
され、外部の表示制御装置に送出される。これにより、
スクリーン10上のカーソルやメニュー、文字や線画の
入力などの各種操作を行うことができる。
【0096】また、リニアセンサをエリアセンサとして
構成し、分解能を2倍にする場合には、4倍の画素数と
演算データとが必要となるのに対して、リニアセンサと
して構成する場合には、X座標、Y座標各々2倍の画素
数と演算データにするだけで済む。従って、画素数を増
やしてさらに高分解能にすることも容易にできる。
【0097】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、指示具により所定の周期で点滅する光スポットの点
灯時と非点灯時との信号を別々に積分して、それらの差
分信号を算出する。これにより、ピークレベルの画素の
位置を精度よく算出することができる。また、複数のリ
ニアCCDをそれらの検出領域が重複するように配置
し、その検出領域内で座標の基準点を設定することによ
って、高精度、高分解能の座標値を得ることができ、さ
らには外乱光の影響を抑制し、小型、軽量、低コストな
装置を実現することができる。
【0098】尚、上記実施形態では、X座標、Y座標の
各座標とも2つのリニアセンサを構成して座標を算出す
るように構成していたが、これに限定されない。より巨
大なエリアに対応するために、さらにリニアセンサの数
を増やす場合でも、隣り合うリニアセンサに重複部分を
設け、その重複部分に基準点を設定することで、本発明
が適用可能であり、実施形態中の数に限定されるもので
はない。
【0099】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0100】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0101】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0102】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0103】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0105】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図15、図17に示すフ
ローチャートに対応するプログラムコードが格納される
ことになる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大画面及び高分解能で、かつ精度良く座標を入力するこ
とができる座標入力装置及びその制御方法、コンピュー
タ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の座標入力装置の概略構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の指示具の詳細構成を示す図であ
る。
【図3】本実施形態の操作スイッチ43Bによって発光
される赤外光のタイミングチャートである。
【図4】本実施形態の操作スイッチ43Aによって発光
される赤外光のタイミングチャートである。
【図5】本実施形態の座標検出器の詳細構成を示す図で
ある。
【図6】本実施形態で扱われる信号のタイミングチャー
トである。
【図7】リニアセンサ20Xa,20Xb,20Ya,
20Ybの配置関係を示す図である。
【図8】本実施形態のリニアセンサの詳細構成を示す図
である。
【図9】本実施形態のリニアセンサの出力波形の一例を
示す図である。
【図10】本実施形態のリニアセンサのスキム動作を説
明するための出力波形の一例を示す図である。
【図11】本実施形態のリングCCDの出力制御におけ
るタイミングチャートである。
【図12】本実施形態のAD変換のタイミングチャート
である。
【図13】本実施形態のリニアセンサの構成を示す図で
ある。
【図14】リニアセンサの出力を模式的に示す図であ
る。
【図15】本実施形態の座標演算処理の処理フローを示
すフローチャートである。
【図16】本実施形態の基準座標の定義を説明するため
の図である。
【図17】本実施形態の連結座標CCDXの算出処理の
処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 座標検出器 2 座標検出センサ部 3 コントローラ 4 指示具 5 光スポット 6 受光素子 6a 集光レンズ 7 信号処理部 8 投射型表示装置 81 画像信号処理部 82 液晶パネル 83 ランプ 84 ミラー 85 コンデンサーレンズ 86 投影レンズ 20Xa、20Xb、20Ya、20Yb リニアセン
サ 21 センサアレイ 22 積分部 23 シフト部 24 蓄積部 25 リニアCCD 26 リングCCD 27 クリア部 28 スキム部 29 アンプ 31 センサ制御部 31A AD変換部 32 座標演算部 33 通信制御部 71 周波数検波部 72 制御信号検出部
フロントページの続き (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小林 究 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金鋪 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−274266(JP,A) 特開 平4−371069(JP,A) 特開 昭57−142080(JP,A) 特開 平4−299727(JP,A) 特開 平9−179685(JP,A) 特開 平6−230897(JP,A) 特開 平10−334176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033 - 3/037

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示具からの光を座標入力画面の所定位
    置に照射して光スポットを生成し、前記光スポットに対
    応した座標を生成する座標入力装置であって、 少なくとも一座標軸あたりに、前記光スポットを検知す
    る複数の検知手段と、 前記複数の検知手段の各々の検知手段で検知されたデー
    タのピークレベルを測定する測定手段と、 前記測定手段により測定されたピークレベルを比較する
    比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の検知手
    段のいずれかの検知結果を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された検知結果に基づいて、前記光
    スポットに対応する座標値を出力する出力手段とを備
    え、 前記複数の検知手段の受光エリアは重複部分を有するこ
    とを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の検知手段は、直線上に配列さ
    れた複数の光電変換素子を有することを特徴とする請求
    項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記重複部分における
    基準座標値を記憶する記憶手段とを備え、 前記基準座標値と前記選択手段で選択された検知結果と
    の差分を用いて、前記光スポットに対応する座標値を出
    力することを特徴とする請求項1に記載の座標入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記重複部分は、前記複数の検知手段の
    内、互いに隣接する検知手段の受光エリアであることを
    特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 指示具からの光を座標入力画面の所定位
    置に照射して光スポットを生成し、前記光スポットに対
    応した座標を生成する座標入力装置の制御方法であっ
    て、 少なくとも一座標軸あたりに構成される前記光スポット
    を検知する複数の検知部の各々で検知されたデータの
    ークレベルを測定する測定工程と、 前記測定工程により測定されたピークレベルを比較する
    比較工程と、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記複数の検知部
    のいずれかの検知結果を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、前記光
    スポットに対応する座標値を出力する出力工程とを備
    え、 前記複数の検知部の受光エリアは重複部分を有すること
    を特徴とする座標入力装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の検知部は、直線上に配列され
    た複数の光電変換素子を有することを特徴とする請求項
    に記載の座標入力装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記出力工程は、前記重複部分における
    基準座標値を記憶媒体に記憶する記憶工程とを備え、 前記基準座標値と前記選択手段で選択された検知結果と
    の差分を用いて、前記光スポットに対応する座標値を出
    力することを特徴とする請求項に記載の座標入力装置
    の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記重複部分は、前記複数の検知部の
    内、互いに隣接する検知部の受光エリアであることを特
    徴とする請求項に記載の座標入力装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 指示具からの光を座標入力画面の所定位
    置に照射して光スポットを生成し、前記光スポットに対
    応した座標を生成する座標入力装置の制御のプログラム
    コードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 少なくとも一座標軸あたりに構成される前記光スポット
    を検知する複数の検知部の各々で検知されたデータの
    ークレベルを測定する測定工程のプログラムコードと、 前記測定工程により測定されたピークレベルを比較する
    比較工程のプログラムコードと、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記複数の検知部
    のいずれかの検知結果を選択する選択工程のプログラム
    コードと、 前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、前記光
    スポットに対応する座標値を出力する出力工程のプログ
    ラムコードとを備え、 前記複数の検知部の受光エリアは重複部分を有すること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  10. 【請求項10】 指示具からの光を座標入力画面に照射
    して、該座標入力画面から拡散される拡散光に対応した
    座標を生成する座標入力装置であって、 少なくとも一座標軸あたりに、前記拡散光を検知する複
    数の検知手段と、 前記複数の検知手段の各々の検知手段で検知されたデー
    タのピークレベルを測定する測定手段と、 前記測定手段により測定されたピークレベルを比較する
    比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記複数の検知手
    段のいずれかの検知結果を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された検知結果に基づいて、前記
    光に対応する座標値を出力する出力手段とを備え、 前記複数の検知手段の受光エリアは重複部分を有するこ
    とを特徴とする座標入力装置。
  11. 【請求項11】 指示具からの光を座標入力画面に照射
    して、該座標入力画面から拡散される拡散光に対応した
    座標を生成する座標入力装置の制御方法であって、 少なくとも一座標軸あたりに構成される前記拡散光を検
    知する複数の検知部の各々で検知されたデータのピーク
    レベルを測定する測定工程と、 前記測定工程により測定されたピークレベルを比較する
    比較工程と、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記複数の検知部
    のいずれかの検知結果を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、前記
    光に対応する座標値を出力する出力工程とを備え、 前記複数の検知部の受光エリアは重複部分を有すること
    を特徴とする座標入力装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 指示具からの光を座標入力画面に照射
    して、該座標入力画 面から拡散される拡散光に対応した
    座標を生成する座標入力装置の制御のプログラムコード
    が格納されたコンピュータ可読メモリであって、 少なくとも一座標軸あたりに構成される前記拡散光を検
    知する複数の検知部の各々で検知されたデータのピーク
    レベルを測定する測定工程のプログラムコードと、 前記測定工程により測定されたピークレベルを比較する
    比較工程のプログラムコードと、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記複数の検知部
    のいずれかの検知結果を選択する選択工程のプログラム
    コードと、 前記選択工程で選択された検知結果に基づいて、前記
    光に対応する座標値を出力する出力工程のプログラム
    コードとを備え、 前記複数の検知部の受光エリアは重複部分を有すること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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