JP3490745B2 - 複合光導波路型光デバイス - Google Patents

複合光導波路型光デバイス

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JP3490745B2
JP3490745B2 JP24706493A JP24706493A JP3490745B2 JP 3490745 B2 JP3490745 B2 JP 3490745B2 JP 24706493 A JP24706493 A JP 24706493A JP 24706493 A JP24706493 A JP 24706493A JP 3490745 B2 JP3490745 B2 JP 3490745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合光導波路型光デバ
イスに関し、特に光ファイバジャイロや光伝送システム
に用いられる複合光導波路型光デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の光ファイバジャイロ装置に用いられている光学系とし
ては、全て光ファイバを用いて構成した全光ファイバ方
式と、偏光器およびY分岐状光導波路を備えた光導波路
基板を用いる方式とがある。
【0003】図13は、この後者の方式において用いら
れる従来の光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デバ
イス200を説明するための斜視図である。
【0004】この光ファイバジャイロ用複合光導波路型
光デバイス200は、光導波路チップ10と、光ファイ
バループ90と、光ファイバカプラ606と、レーザー
ダイオード612とフォトダイオード614とを備えて
いる。
【0005】光導波路チップ10は、LiNbO3 基板
12と、LiNbO3 基板12の上面14に設けられた
Y分岐状光導波路16と、位相変調器24と、偏光子2
8とを備えている。Y分岐状光導波路16は、分岐前の
1本の光導波路18と、分岐後の2本の光導波路20、
22とからなり、光導波路18の端部は光ファイバカプ
ラ606を構成する光ファイバ602と接続されてい
る。光導波路20および22は、それぞれ光ファイバル
ープ90の両端の光ファイバ92および94とそれぞれ
接続されている。光導波路20の両側には、位相変調器
24を構成するための電極26が設けられている。
【0006】このように、従来の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイス200においては、Y分岐状
光導波路16と、位相変調器24と、偏光子28とがL
iNbO3 基板12上に集積された光導波路チップ10
を用いているから、小型化が図られている。しかしなが
ら、光カプラ606は、2本の光ファイバ602、60
4を融着して構成したものであるから、その長さを短く
することは困難である。さらに、光導波路チップ10、
光カプラ606、レーザーダイオード612、フォトダ
イオード614は、図示のように、一方向に並置される
から、光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デバイス
200全体の長さも長いものとなってしまっていた。
【0007】また、光を利用したCATVやB−ISD
Nを実現するための加入者系の普及には、光伝送システ
ムを構成するための経済的で小型の光部品の実現が必須
となる。そのために、従来の個別の光部品を集積化して
小型化、低コスト化する光導波路型光デバイスの開発が
盛んに行われている。光導波路が形成された光導波路基
板に、光導波路内を伝搬する光を分岐・結合する機能、
光導波路内を伝搬する光を変調する機能、および光導波
路内を伝搬する光を分波・合波する機能等の光を制御す
る機能を持たせるとともに、これらの諸機能を持つ光導
波路基板と発光素子および受光素子とを合体させた複合
デバイス(ハイブリッド)が提案されているが、未だ、
そのデバイスが大きい、その構造が複雑である、という
問題があった。
【0008】従って、本発明の目的は、小型化された複
合光導波路型光デバイスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光導波
路と前記光導波路の一端が露出する端面とを有する光導
波路基板であって、前記光導波路内を前記端面に向かっ
て伝搬する光の一部が前記端面において反射されて、反
射光として前記光導波路基板の外部に射出されるよう
に、前記端面が前記光導波路の光軸に対して斜めに設け
られた前記光導波路基板と、前記光導波路基板の外部に
射出される前記反射光を受光するように設けた受光素子
と、前記光導波路に光を供給する光供給手段と、前記光
供給手段と前記光導波路との間に設けられた光ファイバ
埋込導波路チップと、を備え、前記光ファイバ埋込導波
路チップが、上面にV溝が形成されたセラミックス基板
と、前記V溝に載設され、かつ、前記光供給手段から前
記光導波路に供給される前記光が内部を伝搬する光ファ
イバと、前記セラミックス基板とともに前記光ファイバ
を前記V溝に固定する石英製蓋とを有し、前記光導波路
の前記端面と、前記光ファイバ埋込導波路チップの端面
との間には、屈折率の異なる層が介挿されていることを
特徴とする複合光導波路型光デバイスが得られる。
【0010】このように、本発明においては、光導波路
の一端が露出する光導波路基板の端面を光導波路の光軸
に対して斜めに設けて、光導波路内をこの端面に向かっ
て伝搬する光の一部がこの端面において反射されて光導
波路基板の外部に射出されるようにしているから、複合
光導波路型光デバイスの長さを、従来の2本のファイバ
を融着して構成した光カプラを用いたデバイスと比較し
て、短くできる。
【0011】また、受光素子も、斜めに設けられた端面
から反射する光を受光するように設けられるから、受光
素子は、光導波路基板の真横には配設されず、光導波路
基板の上方または下方に3次元的に配設されるようにな
り、複合光導波路型光デバイス全体の長さを短くでき
る。なお、このような構成とすれば、受光素子は光導波
路基板上に容易に載置可能である。
【0012】なお、光導波路の一端が露出する斜めの端
面が、光導波路の光軸となす角度は、80°以下である
ことが好ましい。80°より大きいと、反射角が小さす
ぎて、反射端面と受光素子との距離が大きくなりすぎ、
光ビームの広がりも大きくなり、受光光量が少なくなり
すぎるからである。
【0013】また、光導波路の一端が露出する斜めの端
面が、光導波路の光軸となす角度は、より好ましくは、
ブリュースタ角以下である。入射角がブリュースタ角か
ら臨界角の間では反射率が大きくできるからである。好
ましい反射率は40〜60%の範囲である。
【0014】ただし、光導波路の一端が露出する斜めの
端面が、光導波路の光軸となす角度は、(90°−臨界
角)以上である。
【0015】また、光導波路内を伝搬する光の偏光状態
をS偏光とすることによっても反射率を大きくすること
ができる。好ましい反射率は40〜60%の範囲であ
る。
【0016】前記光導波路基板が、前記光導波路内を伝
搬する光を分岐・結合する領域、前記光導波路内を伝搬
する光を変調する領域、前記光導波路内を伝搬する光を
分波・合波する領域、および前記光導波路内を伝搬する
光をアイソレーションする領域のうちの少なくとも一つ
の領域を有することが好ましい。さらに、必要に応じ
て、これらの領域を複数有し、さらに集積度を高めた構
成とすることも可能である。
【0017】また、前記端面に誘電体または金属からな
る膜をさらに設け、前記光導波路内を前記端面に向かっ
て伝搬する光の一部が、前記膜と前記端面との界面およ
び前記膜の前記端面と接している面とは反対側の面の少
なくとも一方において反射されて、前記光導波路基板の
外部に射出されるようにすることもできる。このように
することによって、反射率を大きくすることができる。
好ましい反射率は40〜60%の範囲である。
【0018】好ましくは、前記光供給手段から供給され
る光を、前記光ファイバを介して前記端面から前記光導
波路内に供給するようにする。この場合に、光供給手段
として、発光素子をレンズ等と組み合わせた発光素子モ
ジュールを直接この端面に接続するように設けることに
よって、複合光導波路型光デバイスをより小型化でき
る。しかしながら、このように発光素子をレンズ等と組
み合わせた発光素子モジュールは体積が大きくなるの
で、発光素子モジュールを直接この端面に接続し難い場
合もあり、そのような場合には、光ファイバを介して発
光素子からの光をこの端面から光導波路内に供給するよ
うにしてもよい。
【0019】また、好ましくは、前記光導波路基板が、
LiNbO3 基板、LiTaO3 基板、ガラス基板また
は半導体基板である。
【0020】また、本発明によれば、Y分岐状光導波路
と、前記Y分岐状光導波路のうちの分岐されていない1
本の部分の第1の光導波路の端部が露出する第1の端面
と、前記Y分岐状光導波路のうちの2本に分岐された2
本の部分の第2および第3の光導波路の端部が露出し光
ファイバループが接続される第2の端面と、前記第2お
よび第3の光導波路のうち少なくとも一方の光導波路内
を伝搬する光の位相を変調する位相変調部と、を有する
光導波路基板であって、前記第1の光導波路内を前記第
1の端面に向かって伝搬する光の一部が前記第1の端面
において反射されて、反射光として前記光導波路基板の
外部に射出されるように、前記第1の端面が前記第1の
光導波路の光軸に対して斜めに設けられた前記光導波路
基板と、前記光導波路基板の外部に射出される前記反射
光を受光するように設けた受光素子と、前記光導波路に
光を供給する光供給手段と、前記光供給手段と前記光導
波路との間に設けられた光ファイバ埋込導波路チップ
と、を備え、前記光ファイバ埋込導波路チップが、上面
にV溝が形成されたセラミックス基板と、前記V溝に載
設され、かつ、前記光供給手段から前記光導波路に供給
される前記光が内部を伝搬する光ファイバと、前記セラ
ミックス基板とともに前記光ファイバを前記V溝に固定
する石英製蓋とを有し、前記光導波路の前記端面と、前
記光ファイバ埋込導波路チップの端面との間には、屈折
率の異なる層が介挿されていることを特徴とする光ファ
イバジャイロ用複合光導波路型光デバイスが得られる。
【0021】この場合においても、第1の光導波路の端
部が露出する光導波路基板の第1の端面を第1の光導波
路の光軸に対して斜めに設けて、第1の光導波路内をこ
の第1の端面に向かって伝搬する光の一部がこの第1の
端面において反射されて光導波路基板の外部に射出され
るようにしているから、光ファイバジャイロ用複合光導
波路型光デバイスの長さを、従来の2本のファイバを融
着して構成した光カプラを用いたデバイスと比較して、
短くできる。
【0022】また、受光素子も、斜めに設けられた第1
の端面から反射する光を受光するように設けられるか
ら、受光素子は、光導波路基板の真横には配設されず、
光導波路基板の上方または下方に3次元的に配設される
ようになり、光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デ
バイス全体の長さを短くできる。
【0023】さらに、また、本発明によれば、第1の光
導波路と、第2の光導波路と、前記第1の光導波路の一
端が露出する端面と、前記第1の光導波路内を伝搬する
光と前記第2の光導波路を伝搬する光とを分波・合波す
る方向性結合型合分波器部とを有する光導波路基板であ
って、前記第1の光導波路内を前記端面に向かって伝搬
する光の一部が前記端面において反射されて、反射光と
して前記光導波路基板の外部に射出されるように、前記
端面が前記第1の光導波路の光軸に対して斜めに設けら
れた前記光導波路基板と、前記光導波路基板の外部に射
出される前記反射光を受光するように設けた受光素子
と、前記第1の光導波路に第1の波長を有する光を前記
端面から供給する光供給手段と、前記第2の光導波路に
前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する光を透過
させる手段と、前記光供給手段と前記第1の光導波路と
の間に設けられた光ファイバ埋込導波路チップと、を備
、前記光ファイバ埋込導波路チップが、上面にV溝が
形成されたセラミックス基板と、前記V溝に載設され、
かつ、前記光供給手段から前記第1の光導波路に供給さ
れる前記第1の波長を有する光が内部を伝搬する光ファ
イバと、前記セラミックス基板とともに前記光ファイバ
を前記V溝に固定する石英製蓋とを有し、前記第1の光
導波路の前記端面と、前記光ファイバ埋込導波路チップ
の端面との間には、屈折率の異なる層が介挿されてい
ことを特徴とする双方向波長多重光伝送モジュールが得
られる。
【0024】この場合においても、第1の光導波路の一
端が露出する光導波路基板の端面を第1の光導波路の光
軸に対して斜めに設けて、第1の光導波路内をこの端面
に向かって伝搬する光の一部がこの端面において反射さ
れて光導波路基板の外部に射出されるようにしているか
ら、双方向波長多重光伝送モジュールを短くできる。
【0025】また、受光素子も、斜めに設けられた端面
から反射する光を受光するように設けられるから、受光
素子は、光導波路基板の真横には配設されず、光導波路
基板の上方または下方に3次元的に配設されるようにな
り、双方向波長多重光伝送モジュール全体の長さを短く
できる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施例の光ファイ
バジャイロ用複合光導波路型光デバイスを説明するため
の概略斜視図であり、図2は、図1のX−X線断面図で
ある。
【0028】本実施例の光ファイバジャイロ用複合光導
波路型光デバイス200は、光導波路チップ10と、光
ファイバループ90と、フォトダイオード54と、レー
ザーダイオード70とを備えている。
【0029】光導波路チップ10は、LiNbO3 基板
12と、LiNbO3 基板12の上面14に設けられた
Y分岐状光導波路16と、位相変調器24と、偏光子2
8と、を備えている。Y分岐状光導波路16は、分岐前
の1本の光導波路18と、分岐後の2本の光導波路2
0、22とからなり、光導波路20および22の端部
は、LiNbO3 基板12の端面30において、光ファ
イバループ90の両端の光ファイバ92および94とそ
れぞれ接続されている。光導波路20の両側には、位相
変調器24を構成するための電極26が設けられてお
り、光導波路22の両側にも、位相変調器24を構成す
るための電極26が設けられている。光導波路18上に
は偏光子28が設けられている。
【0030】Y分岐状光導波路16の一端が露出するL
iNbO3 基板12の端面32は、Y分岐状光導波路1
6の光軸に対して70°(θ=70°)となるように光
学研磨されて設けられている。なお、本実施例において
は、端面32は、LiNbO 3 基板12の上面14とも
70°の角度をなすように形成されている。Y分岐状光
導波路16内を端面32に向かって伝搬する伝搬光40
の一部が端面32で反射されて反射光42となり、伝搬
光40の一部が端面32で屈折されて、伝搬光44とな
る。
【0031】LiNbO3 基板12の上面14上であっ
て、LiNbO3 基板12の端面32の近傍には、フォ
トダイオードモジュール50が固着されている。フォト
ダイオードモジュール50は、フォトダイオード54
と、フォトダイオード54を載置するフォトダイオード
ホルダー52とを備えている。フォトダイオード54
は、Y分岐状光導波路16の真上に設けられ、さらに、
端面32からの反射光42がフォトダイオード54内に
入射するように設けられている。フォトダイオード54
からリード線56が引き出されている。
【0032】光導波路チップ10は、素子載置台80の
後方凸部82上に載置されている。素子載置台80の前
方凸部86上にはレーザーダイオード70が載置されて
いる。レーザーダイオード70から射出された光は、レ
ンズ60によって集光され、入射光46としてLiNb
3 基板12の端面32においてY分岐状光導波路16
内に入射する。なお、レンズ60は、素子載置台80の
中央凹部84上に載置されたレンズホルダー62によっ
て保持されている。また、レーザーダイオード70から
リード線72が引き出されている。
【0033】次に、本実施例の光ファイバジャイロ用複
合光導波路型光デバイス200の製造方法を説明する。
【0034】まず、直径3インチ、厚さ1mmの電気光
学効果を有するLiNb03 単結晶ウエファ(図示せ
ず)上に、フォトリソグラフィ技術により、幅3μm、
厚さ500ÅのTi膜を選択的に形成し、その後100
0℃で6時間、LiNbO3 基板12を加熱してLiN
bO3 基板12にTiを拡散させて、Ti拡散のY分岐
状光導波路16を選択的に形成した。
【0035】次に、Y分岐状光導波路16のうちの分岐
前の1本の光導波路18上にSiO 2 膜をバッファとし
てAl薄膜を蒸着し、不用な部分のAl薄膜を除去して
偏光子28を形成した。さらに、光導波路20および2
2の両側に、これらの光導波路20および22とそれぞ
れ平行に、Au薄膜製の電極26をそれぞれ選択的に形
成して、光導波路20および22用の位相変調器24を
それぞれ形成した。
【0036】次に、このような処理を施したLiNbO
3 単結晶ウエファから、幅5mm、長さ40mmのLi
NbO3 基板12を複数枚切り出し、LiNbO3 基板
12の端面32をLiNbO3 基板12の上面14に対
して70°となるように切断し、光学研磨した。
【0037】その後、LiNbO3 基板12の端面32
の近傍であって、LiNbO3 基板12の上面14上
に、フォトダイオードモジュール50を固着した。次
に、波長0.85μmの光を発するレーザーダイオード
70を、レーザーダイオード70から射出したレーザー
光がレンズ60を介して端面32に露出するY分岐状光
導波路16の端部に集光するように、素子載置台80の
前方凸部86上に取り付けた。
【0038】次に、LiNbO3 基板12の端面30に
おいて、光導波路20および22の端部に、光ファイバ
ループ90の両端の光ファイバ92および94をそれぞ
れ接続して、光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デ
バイス200を製造した。
【0039】図3は、本発明の第1の実施例の光ファイ
バジャイロ用複合光導波路型光デバイス200の変形例
を説明するための断面図である。
【0040】本変形例においては、LiNbO3 基板1
2の端面32上にTi薄膜132を設けた点が、上述し
た第1の実施例と異なるが、他の点は同じであり、製造
方法も同様である。本変形例においては、Y分岐状光導
波路16内を端面32に向かって伝搬する伝搬光40の
一部が端面32およびTi薄膜132の表面133で反
射されてそれぞれ反射光42および反射光48となり、
フォトダイオード54内に入射する。このように、Ti
薄膜132を設けることによって反射光42の反射率を
増加させることができる。
【0041】図4は、本発明の第2の実施例の光ファイ
バジャイロ用複合光導波路型光デバイス200を説明す
るための斜視図であり、図5は、図4のX−X線断面図
である。
【0042】上述した第1の実施例においては、レーザ
ーダイオード70から射出された光は、レンズ60によ
って集光され、LiNbO3 基板12の端面32におい
てY分岐状光導波路16内に直接入射するように構成し
ていたが、本実施例においては、レーザーダイオードモ
ジュール170を用い、レーザーダイオード174から
射出されたレーザー光179を、光ファイバ埋込導波路
チップ100を介してLiNbO3 基板12の端面32
に露出するY分岐状光導波路16内に入射するように構
成している点が第1の実施例と異なるが、他の点につい
ては第1の実施例と同様である。
【0043】レーザーダイオードモジュール170は、
ホルダー176と、レーザーダイオード174と、レー
ザーダイオード174より射出されたレーザー光179
を集光するためのレンズ178とを備えており、レーザ
ーダイオード174およびレンズ178は、ホルダー1
76に固定されている。また、レーザーダイオード17
4からリード線172が引き出されている。
【0044】光ファイバ埋込導波路チップ100は、セ
ラミックス基板102と、石英製蓋104と、裸光ファ
イバ108とを備えている。セラミックス基板102の
上面には、裸光ファイバ108を載設する断面がV字状
のV溝106が設けられている。光ファイバの被覆部を
取り除いた裸光ファイバ108が、V溝106内にセラ
ミックス基板102および石英製蓋104によって固定
されている。光ファイバ埋込導波路チップ100の端面
112は、裸光ファイバ108の光軸に対して90°と
なるように光学研磨されている。レーザーダイオード1
74から射出したレーザー光179が、この端面112
に露出する裸光ファイバ108の端部に集光され、裸光
ファイバ108内を伝搬光45として伝搬するように、
レーザーダイオードモジュール170がこの端面112
に取り付けられている。
【0045】光ファイバ埋込導波路チップ100の端面
110は、裸光ファイバ108の光軸に対して70°
(φ=70°)となるように光学研磨されて設けられて
いる。光ファイバ埋込導波路チップ100の端面110
と、光導波路チップ10の端面32とが、それらの間に
空気層103を介挿して略並行に設けられている。この
ような配置とすることにより、裸光ファイバ108とY
分岐状光導波路16とが光学的に結合されるとともに、
Y分岐状光導波路16内を端面32に向かって伝搬する
伝搬光40の一部が端面32および端面110で反射さ
れてそれぞれ反射光42および反射光48となり、フォ
トダイオード54内に入射し、伝搬光40の一部が、端
面32および端面110で屈折されて、伝搬光45とな
り、裸光ファイバ108内を端面112に向かって伝搬
する。
【0046】次に、本実施例の光ファイバジャイロ用複
合光導波路型光デバイス200の製造方法を説明する。
【0047】まず、長さ5mm、幅5mm、厚さ3mm
のセラミックス基板102の上面にV溝106を設け、
長さが略5mmの裸光ファイバ108をV溝106内に
載置し、その上から厚さ2mmの石英製蓋104を被
せ、セラミックス基板102、裸光ファイバ108およ
び石英製蓋104を樹脂製の接着剤で固着して、光ファ
イバ埋込導波路チップ100を形成した。
【0048】次に、この光ファイバ埋込導波路チップ1
00の端面110を、裸光ファイバ108の光軸に対し
て70°(φ=70°)となるように光学研磨し、端面
112を裸光ファイバ108の光軸に対して90°とな
るように光学研磨し、この端面112にレーザーダイオ
ードモジュール170を、そのレーザーダイオード17
4から射出したレーザー光179が端面112に露出す
る裸光ファイバ108の端部に集光するように、取り付
けた。
【0049】次に、光導波路チップ10を第1の実施例
と同様にして形成し、光導波路チップ10の上面14上
にフォトダイオードモジュール50を固着した。
【0050】次に、この光ファイバ埋込導波路チップ1
00の端面110と光導波路チップ10の端面32とが
略並行となるとともに、光ファイバ埋込導波路チップ1
00の裸光ファイバ108の光軸と光導波路チップ10
のY分岐状光導波路16の光軸とが合うように、光ファ
イバ埋込導波路チップ100と光導波路チップ10とを
位置決めし、固着した。
【0051】次に、LiNbO3 基板12の端面30に
おいて、光導波路20および22の端部に、光ファイバ
ループ90の両端の光ファイバ92および94をそれぞ
れ接続して、光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デ
バイス200を製造した。
【0052】図6は、本発明の第2の実施例の光ファイ
バジャイロ用複合光導波路型光デバイス200の変形例
を説明するための断面図である。
【0053】本変形例においては、LiNbO3 基板1
2の端面32上にTi薄膜134を設け、光ファイバ埋
込導波路チップ100の端面110と、光導波路チップ
10の端面32との間にこのTi薄膜134を介挿した
点が、上述した第2の実施例と異なるが、他の点は同じ
であり、製造方法も同様である。
【0054】本変形例においても、Y分岐状光導波路1
6内を端面32に向かって伝搬する伝搬光40の一部が
端面32および端面110で反射されてそれぞれ反射光
42および反射光48となり、フォトダイオード54内
に入射する。このように、Ti薄膜134を設けること
によって反射光42の反射率を増加させ、または容易に
所望の値にすることができる。
【0055】図7は、本発明の第3の実施例の光ファイ
バジャイロ用複合光導波路型光デバイス200を説明す
るための断面図である。
【0056】上述した第2の実施例においては、レーザ
ーダイオードモジュール170を光ファイバ埋込導波路
チップ100の端面112に取り付けたが、本実施例に
おいては、レーザーダイオードモジュール180と光フ
ァイバ埋込導波路チップ100の端面112との間に光
ファイバ182を介挿した点が、第2の実施例と異なる
が、他の点は同じであり、製造方法も同様である。
【0057】図8は、本発明の第4の実施例の双方向波
長多重伝送モジュールに用いられる石英系光導波路基板
を説明するための斜視図であり、図9は、本発明の第4
の実施例の双方向波長多重伝送モジュールを説明するた
めの斜視図であり、図10は、図9のX−X線断面図で
あり、図11は、図9のY−Y線断面図である。
【0058】本実施例の双方向波長多重伝送モジュール
500は、石英系光導波路基板300と、フォトダイオ
ードモジュール350と、光ファイバ埋込導波路チップ
400と、レーザーダイオードモジュール480と、光
ファイバ390、420および482と、を備えてい
る。
【0059】光ファイバ埋込導波路チップ400は、セ
ラミックス基板402と、石英製蓋404と、裸光ファ
イバ414および416とを備えている。セラミックス
基板402の上面には、裸光ファイバ414および41
6を載設する断面がV字状のV溝406および408が
それぞれ設けられている。光ファイバの被覆部を取り除
いた裸光ファイバ414および416が、V溝406お
よび408内にそれぞれセラミックス基板402および
石英製蓋404によって固定されている。
【0060】光ファイバ埋込導波路チップ400の端面
412は、裸光ファイバ414および416の光軸に対
して90°となるように光学研磨されている。波長1.
3μmのレーザー光を射出するレーザーダイオードモジ
ュール480がその一端に接続された光ファイバ482
の他端が、この端面412に露出する裸光ファイバ41
4と光学的に結合するように、端面412に取り付けら
れている。波長1.55μm用の光ファイバ420の一
端が、端面412に露出する裸光ファイバ416と光学
的に結合するように、端面412に取り付けられてい
る。光ファイバ埋込導波路チップ400の端面410
は、裸光ファイバ414および416の光軸に対して6
0°(φ=60°)となるように光学研磨されて設けら
れている。
【0061】石英系光導波路基板300は、石英基板3
02と、石英基板302の上面304に設けられた石英
系光導波路306および308と、石英基板302の端
面314の一部に設けられたTi薄膜316とを備えて
いる。石英系光導波路306および石英系光導波路30
8を近接させて方向性結合型合分波器310を形成して
いる。石英系光導波路306の両端は石英基板302の
それぞれの端面312および314に露出している。石
英系光導波路308の一端は、石英基板302の端面3
14に露出し、その他端は石英基板302内において終
端している。
【0062】石英系光導波路306および308の一端
が露出する石英基板302の端面314は、石英系光導
波路306および308の光軸に対して60°(θ=6
0°)となるように切断し、光学研磨されて設けられて
いる。なお、本実施例においては、端面314は、石英
基板302の上面304とも60°の角度をなすように
形成されている。石英系光導波路306の他端が露出す
る石英基板302の端面312は、石英系光導波路30
6の光軸に対して90°の角度をなすように光学研磨さ
れて設けられている。石英系光導波路306の端部は、
石英基板302の端面312において光ファイバ390
と接続されている。
【0063】石英基板302の上面304上であって、
石英基板302の端面314の近傍には、フォトダイオ
ードモジュール350が固着されている。フォトダイオ
ードモジュール350は、フォトダイオード354と、
フォトダイオード354を載置するフォトダイオードホ
ルダー352とを備えている。フォトダイオード354
は、石英系光導波路306の真上に設けられている。フ
ォトダイオード354からリード線356が引き出され
ている。
【0064】光ファイバ埋込導波路チップ400の端面
410と、石英系光導波路基板300の端面314と
が、それらの間にTi薄膜316および空気層318を
それぞれ部分的に介挿して略並行に設けられている。
1.3μm用の裸光ファイバ414と石英系光導波路3
06との間にはTi薄膜316が介挿され、1.55μ
m用の裸光ファイバ416と石英系光導波路308との
間には空気層318が介挿されている。
【0065】このような配置とすることにより、裸光フ
ァイバ414と石英系光導波路306とが光学的に結合
されて、裸光ファイバ414内を端面410に向かって
伝搬する入射光346が端面410および端面314で
屈折されて石英系光導波路306内に導入されるととも
に、石英系光導波路306内を端面314に向かって伝
搬する伝搬光340の一部が端面314および端面41
0で反射されてそれぞれ反射光342および反射光34
8となり、フォトダイオード354内に入射し、伝搬光
340の一部が、端面314および端面410で屈折さ
れて、伝搬光345となり、裸光ファイバ414内を端
面412に向かって伝搬する。
【0066】また、裸光ファイバ416と石英系光導波
路308とが光学的に結合されて、方向性結合型合分波
器310を通り、石英系光導波路308を端面314に
向かって伝搬する光349が端面314および端面41
0で屈折されて光ファイバ416に導入される。
【0067】次に、本実施例の双方向波長多重伝送モジ
ュール500の製造方法を説明する。
【0068】まず、石英基板302の上面304に石英
系光導波路306および308を形成するとともに、こ
れらの石英系光導波路306および308によって1.
3μmの光と、1.55μmの光を合分波する方向性結
合型合分波器310を形成した。
【0069】次に、石英基板302の端面314を石英
系光導波路306および308の光軸に対して60°の
角度をなすように(θ=60°となるように)光学研磨
した。石英系光導波路306が露出する側の端面314
上に選択的にTi薄膜316を蒸着法によって形成し、
反射率50%の端面314を形成した。また、石英基板
302の端面312を石英系光導波路306の光軸に対
して90°となるように光学研磨した。
【0070】次に、石英基板302の端面314の近傍
であって、石英基板302の上面304上にフォトダイ
オードモジュール350を固着した。
【0071】一方、セラミックス基板402の上面にV
溝406および408を設け、裸光ファイバ414およ
び416をV溝406および408内にそれぞれ載置
し、その上から石英製蓋404を被せ、セラミックス基
板402、裸光ファイバ414および416ならびに石
英製蓋404を樹脂製の接着剤で固着して、光ファイバ
埋込導波路チップ400を形成した。
【0072】次に、この光ファイバ埋込導波路チップ4
00の端面410を、裸光ファイバ414および416
の光軸に対して60°(φ=60°)となるように光学
研磨し、端面412を裸光ファイバ414および416
の光軸に対して90°となるように光学研磨した。
【0073】次に、波長1.3μmのレーザー光を射出
するレーザーダイオードモジュール480がその一端に
接続された光ファイバ482が、この端面412に露出
する裸光ファイバ414と光学的に結合するように、光
ファイバ482を端面412に取り付けた。また、波長
1.55μm用の光ファイバ420の一端が、端面41
2に露出する裸光ファイバ416と光学的に結合するよ
うに、光ファイバ420を端面412に取り付けた。
【0074】次に、この光ファイバ埋込導波路チップ4
00の端面410と石英基板302の端面314とが略
並行となるとともに、光ファイバ埋込導波路チップ40
0の裸光ファイバ414および416と石英基板302
の石英系光導波路306および308とがそれぞれ光学
的に結合されるように、光ファイバ埋込導波路チップ4
00と石英系光導波路基板300とを位置決めし、固着
した。
【0075】次に、石英基板302の端面312におい
て、石英系光導波路306の端部に、送受信用の光ファ
イバ390を取り付けて双方向波長多重伝送モジュール
500を製造した。
【0076】図12は、本発明の第5の実施例の双方向
波長多重伝送モジュールを説明するための斜視図であ
る。
【0077】上述した第4の実施例においては、レーザ
ーダイオードモジュール480を光ファイバ482を介
して光ファイバ埋込導波路チップ400の裸光ファイバ
414と光学的に結合したが、本実施例においては、レ
ーザーダイオードモジュール470を光ファイバ埋込導
波路チップ400の端面412に直接取り付けた点が、
第4の実施例と異なるが、他の点は同様であり、製造方
法も同様である。本実施例のように、レーザーダイオー
ドモジュール470を光ファイバ埋込導波路チップ40
0の端面412に直接取り付けることによって、双方向
波長多重伝送モジュール500をより小型化できる。な
お、レーザーダイオードモジュール470からはリード
線472が引き出されている。
【0078】
【発明の効果】本発明においては、光導波路の一端が露
出する光導波路基板の端面を光導波路の光軸に対して斜
めに設けて、光導波路内をこの端面に向かって伝搬する
光の一部がこの端面において反射されて光導波路基板の
外部に射出されるようにしているから、複合光導波路型
光デバイスの長さを、従来の2本の光ファイバを融着し
て構成した光カプラを用いたデバイスと比較して、短く
できる。また、受光素子も、斜めに設けられた端面から
反射する光を受光するように設けられるから、受光素子
は、光導波路基板の真横には配設されず、光導波路基板
の上方または下方に3次元的に配設されるようになり、
複合光導波路型光デバイス全体の長さを短くできる。従
って、小型化された複合光導波路型光デバイスが得られ
る。
【0079】また、第1の光導波路の端部が露出する光
導波路基板の第1の端面を第1の光導波路の光軸に対し
て斜めに設けて、第1の光導波路内をこの第1の端面に
向かって伝搬する光の一部がこの第1の端面において反
射されて光導波路基板の外部に射出されるようにしてい
るから、光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デバイ
スの長さを、従来の2本の光ファイバを融着して構成し
た光カプラを用いたデバイスと比較して、短くできる。
さらに、受光素子も、斜めに設けられた第1の端面から
反射する光を受光するように設けられるから、受光素子
は、光導波路基板の真横には配設されず、光導波路基板
の上方または下方に3次元的に配設されるようになり、
光ファイバジャイロ用複合光導波路型光デバイス全体の
長さを短くできる。従って、小型化された光ファイバジ
ャイロ用複合光導波路型光デバイスが得られる。
【0080】また、第1の光導波路の一端が露出する光
導波路基板の端面を第1の光導波路の光軸に対して斜め
に設けて、第1の光導波路内をこの端面に向かって伝搬
する光の一部がこの端面において反射されて光導波路基
板の外部に射出されるようにしているから、双方向波長
多重伝送モジュールを短くできる。さらに、受光素子
も、斜めに設けられた端面から反射する光を受光するよ
うに設けられるから、受光素子は、光導波路基板の真横
には配設されず、光導波路基板の上方または下方に3次
元的に配設されるようになり、双方向波長多重伝送モジ
ュール全体の長さを短くできる。従って、小型化された
双方向波長多重伝送モジュールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイスを説明するための概略斜視図
である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイスの変形例を説明するための断
面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイスを説明するための斜視図であ
る。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイスの変形例を説明するための断
面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の光ファイバジャイロ用
複合光導波路型光デバイスを説明するための斜視図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施例の双方向波長多重伝送モ
ジュールに用いられる石英系光導波路基板を説明するた
めの斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施例の双方向波長多重伝送モ
ジュールを説明するための斜視図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】図9のY−Y線断面図である。
【図12】本発明の第5の実施例の双方向波長多重伝送
モジュールを説明するための斜視図である。
【図13】従来の光ファイバジャイロ用複合光導波路型
光デバイスを説明するための斜視図である。
【符号の説明】
10…光導波路チップ、12…LiNbO3 基板、14
…上面、16…Y分岐状光導波路、18…光導波路、2
0…光導波路、22…光導波路、24…位相変調器、2
6…電極、28…偏光子、30…端面、32…端面、4
0…伝搬光、42…反射光、44…伝搬光、45…伝搬
光、46…入射光、48…反射光、50…フォトダイオ
ードモジュール、52…フォトダイオードホルダー、5
4…フォトダイオード、56…リード線、60…レン
ズ、62…レンズホルダー、70…レーザーダイオー
ド、72…リード線、80…素子載置台、82…後方凸
部、84…中央凹部、86…前方凸部、90…光ファイ
バループ、92…光ファイバ、94…光ファイバ、10
0…光ファイバ埋込導波路チップ、102…セラミック
ス基板、103…空気層、104…石英製蓋、106…
V溝、108…裸光ファイバ、110…端面、112…
端面、132…Ti薄膜、134…Ti薄膜、170…
レーザーダイオードモジュール、172…リード線、1
74…レーザーダイオード、176…ホルダー、178
…レンズ、179…レーザー光、180…レーザーダイ
オードモジュール、182…光ファイバ、200…光フ
ァイバジャイロ用複合光導波路型光デバイス、300…
石英系光導波路基板、302…石英基板、304…上
面、306…石英系光導波路、308…石英系光導波
路、310…方向性結合型合分波器、312…端面、3
14…端面、316…Ti薄膜、318…空気層、34
0…伝搬光、342…反射光、345…伝搬光、346
…入射光、348…反射光、349…伝搬光、350…
フォトダイオードモジュール、352…フォトダイオー
ドホルダー、354…フォトダイオード、356…リー
ド線、390…光ファイバ、400…光ファイバ埋込導
波路チップ、402…セラミックス基板、404…石英
製蓋、406…V溝、408…V溝、410…端面、4
12…端面、414…裸光ファイバ、416…裸光ファ
イバ、420…光ファイバ、470…レーザーダイオー
ドモジュール、472…リード線、480…レーザーダ
イオードモジュール、482…光ファイバ、500…双
方向波長多重伝送モジュール、602…光ファイバ、6
04…光ファイバ、606…光カプラ、612…レーザ
ーダイオード、614…フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−157944(JP,A) 特開 昭53−92148(JP,A) 特開 平4−212110(JP,A) 特開 平3−291518(JP,A) 特開 平4−175705(JP,A) 特開 平5−241044(JP,A) 特開 平3−103804(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/72 G02B 6/42 G02F 1/035

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路と前記光導波路の一端が露出する
    端面とを有する光導波路基板であって、前記光導波路内
    を前記端面に向かって伝搬する光の一部が前記端面にお
    いて反射されて、反射光として前記光導波路基板の外部
    に射出されるように、前記端面が前記光導波路の光軸に
    対して斜めに設けられた前記光導波路基板と、前記光導
    波路基板の外部に射出される前記反射光を受光するよう
    に設けた受光素子と、前記光導波路に光を供給する光供
    給手段と、前記光供給手段と前記光導波路との間に設け
    られた光ファイバ埋込導波路チップと、を備え 前記光ファイバ埋込導波路チップは、上面にV溝が形成
    されたセラミックス基板と、前記V溝に載設され、か
    つ、前記光供給手段から前記光導波路に供給される前記
    光が内部を伝搬する光ファイバと、前記セラミックス基
    板とともに前記光ファイバを前記V溝に固定する石英製
    蓋とを有し、 前記光導波路の前記端面と、前記光ファイバ埋込導波路
    チップの端面との間には、屈折率の異なる層が介挿され
    てい ることを特徴とする複合光導波路型光デバイス。
  2. 【請求項2】前記光導波路基板が、前記光導波路内を伝
    搬する光を分岐・結合する領域、前記光導波路内を伝搬
    する光を変調する領域、前記光導波路内を伝搬する光を
    分波・合波する領域、および前記光導波路内を伝搬する
    光をアイソレーションする領域のうちの少なくとも一つ
    の領域を有していることを特徴とする請求項1記載の複
    合光導波路型光デバイス。
  3. 【請求項3】前記端面に誘電体または金属からなる膜を
    さらに設け、前記光導波路内を前記端面に向かって伝搬
    する光の一部が、前記膜と前記端面との界面および前記
    膜の前記端面と接している面とは反対側の面の少なくと
    も一方において反射されて、前記光導波路基板の外部に
    射出されるようにしたことを特徴とする請求項1または
    2記載の複合光導波路型光デバイス。
  4. 【請求項4】前記光供給手段から供給される光を、前記
    光ファイバを介して前記端面から前記光導波路内に供給
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の複合光導波路型光デバイス。
  5. 【請求項5】前記光導波路基板が、LiNbO3基板、
    LiTaO3基板、ガラス基板または半導体基板である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の複
    合光導波路型光デバイス。
  6. 【請求項6】Y分岐状光導波路と、前記Y分岐状光導波
    路のうちの分岐されていない1本の部分の第1の光導波
    路の端部が露出する第1の端面と、前記Y分岐状光導波
    路のうちの2本に分岐された2本の部分の第2および第
    3の光導波路の端部が露出し光ファイバループが接続さ
    れる第2の端面と、前記第2および第3の光導波路のう
    ち少なくとも一方の光導波路内を伝搬する光の位相を変
    調する位相変調部と、を有する光導波路基板であって、
    前記第1の光導波路内を前記第1の端面に向かって伝搬
    する光の一部が前記第1の端面において反射されて、反
    射光として前記光導波路基板の外部に射出されるよう
    に、前記第1の端面が前記第1の光導波路の光軸に対し
    て斜めに設けられた前記光導波路基板と、前記光導波路
    基板の外部に射出される前記反射光を受光するように設
    けた受光素子と、前記光導波路に光を供給する光供給手
    段と、前記光供給手段と前記光導波路との間に設けられ
    た光ファイバ埋込導波路チップと、を備え 前記光ファイバ埋込導波路チップは、上面にV溝が形成
    されたセラミックス基板と、前記V溝に載設され、か
    つ、前記光供給手段から前記光導波路に供給される前記
    光が内部を伝搬する光ファイバと、前記セラミックス基
    板とともに前記光ファイバを前記V溝に固定する石英製
    蓋とを有し、 前記光導波路の前記端面と、前記光ファイバ埋込導波路
    チップの端面との間には、屈折率の異なる層が介挿され
    てい ることを特徴とする光ファイバジャイロ用複合光導
    波路型光デバイス。
  7. 【請求項7】第1の光導波路と、第2の光導波路と、前
    記第1の光導波路の一端が露出する端面と、前記第1の
    光導波路内を伝搬する光と前記第2の光導波路を伝搬す
    る光とを分波・合波する方向性結合型合分波器部とを有
    する光導波路基板であって、前記第1の光導波路内を前
    記端面に向かって伝搬する光の一部が前記端面において
    反射されて、反射光として前記光導波路基板の外部に射
    出されるように、前記端面が前記第1の光導波路の光軸
    に対して斜めに設けられた前記光導波路基板と、前記光
    導波路基板の外部に射出される前記反射光を受光するよ
    うに設けた受光素子と、前記第1の光導波路に第1の波
    長を有する光を前記端面から供給する光供給手段と、前
    記第2の光導波路に前記第1の波長とは異なる第2の波
    長を有する光を透過させる手段と、前記光供給手段と前
    記第1の光導波路との間に設けられた光ファイバ埋込導
    波路チップと、を備え 前記光ファイバ埋込導波路チップは、上面にV溝が形成
    されたセラミックス基板と、前記V溝に載設され、か
    つ、前記光供給手段から前記第1の光導波路に供給され
    る前記第1の波長を有する光が内部を伝搬する光ファイ
    バと、前記セラミックス基板とともに前記光ファイバを
    前記V溝に固定する石英製蓋とを有し、 前記第1の光導波路の前記端面と、前記光ファイバ埋込
    導波路チップの端面との間には、屈折率の異なる層が介
    挿されている ことを特徴とする双方向波長多重光伝送モ
    ジュール。
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