JP3475118B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3475118B2
JP3475118B2 JP08277799A JP8277799A JP3475118B2 JP 3475118 B2 JP3475118 B2 JP 3475118B2 JP 08277799 A JP08277799 A JP 08277799A JP 8277799 A JP8277799 A JP 8277799A JP 3475118 B2 JP3475118 B2 JP 3475118B2
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達郎 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピーモード以外
に、ファックスモードやプリンタモードの機能が加えら
れたデジタル複写機等の画像処理装置に関し、各コピー
モード、ファックスモード、プリンタモードにより入力
された画像情報をデータ蓄積手段に一旦記憶させた後、
記憶された画像情報に対して出力順位を設定し、その出
力順位に応じて画像情報を出力する画像処理装置にする
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コピーモード以外に、ファッ
クスモードやプリンタモードの機能が加えられたデジタ
ル複写機が商品化されており、このようなデジタル複写
機では、各モードにおいて出力される複数の画像処理
(出力)要求に対して、効率よく出力処理を行うために
様々な方法がなされている。
【0003】例えば、特開平5−130311号公報や
特開平10−84452号公報では、複数の機能を有す
る画像形成装置において、これらの各機能の優先度を設
定しておき、この優先度に基づいて処理順位を決定する
技術が開示されている。
【0004】この特開平5−130311号公報では、
各モードに設定された優先度に基づいて、そのモードに
よる出力要求がなされたジョブ単位(必要枚数,必要部
数)での出力処理がなされる。
【0005】また、特開平10−84452号公報で
は、コピーモードを最優先するように設定が行われてお
り、プリンタモードやファックスモードのジョブを出力
している途中にコピーモードによるコピー要求が出力さ
れた場合には、出力中のジョブを一旦中断し、コピーを
行う構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−130
311号公報のものにおいては、プリンタモードやファ
ックスモードで大容量のジョブの出力要求がなされ、そ
の出力処理が行われている場合には、ユーザーがコピー
を行おうとしても、現在行われているモードでのジョブ
の出力処理がすべて終了するまで待たなければならず、
使用効率が悪くなるという問題があった。
【0007】また、特開平10−84452号公報のも
のにおいては、プリンタモードやファックスモードのジ
ョブが数枚程度のものであっても、コピーモードによる
出力要求があった場合には、プリンタモードやファック
スモードは途中でその出力処理が中断され、コピーモー
ドによるコピーが行われるため、ユーザーにとってかえ
って使い勝手が悪くなるという不具合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像情報の入
力形態が異なる少なくとも2つ以上の画像形成モードを
有し、各画像形成モードにより入力された画像情報をデ
ータ蓄積手段に一旦記憶させた後、記憶された画像情報
に対して出力順位を設定し、その出力順位に応じて画像
情報を出力する画像処理装置において、上記各画像形成
モードにより入力された画像情報に対して画像処理を行
う場合に、装置の処理能力を各画像形成モードに配分す
る比率を任意に設定する配分比率設定手段と、該配分比
率設定手段により設定された画像処理能力の配分比率に
応じて各画像形成モードにより入力された画像処理に
対して画像処理を順次行う制御手段とを備えた画像処
理装置であって、 上記制御手段は、少なくとも1つの画
像形成モードにより入力された画像情報を処理する際
に、その他の画像形成モードを処理するように上記配分
比率設定手段によって配分された処理能力に余裕がある
場合には、この余裕のある処理能力分を、余裕のある画
像形成モード以外の画像形成モードにより入力された画
像情報の保留状態に応じて分配し、出力処理する
【0009】したがって、複数の異なる画像形成モード
により入力される画像情報を停滞させることなく、使用
される環境に応じて効率よく出力することが可能とな
り、更に、余裕のある画像形成モードに分配されている
処理能力を使用状況に応じて有効に利用することがで
き、画像情報を停滞させることなく、効率よく出力する
ことが可能となる。
【0010】また、本発明は、画像情報の入力形態が異
なる少なくとも2つ以上の画像形成モードを有し、各画
像形成モードにより入力された画像情報をデータ蓄積手
段に一旦記憶させた後、記憶された画像情報に対して出
力順位を設定し、その出力順位に応じて画像情報を出力
する画像処理装置において、上記各画像形成モードによ
り入力された画像情報に対して画像処理を行う場合に
装置の処理能力を各画像形成モードに配分する比率を任
意に設定する配分比率設定手段と、該配分比率設定手段
により設定された画像処理能力の配分比率に応じて
画像形成モードにより入力された画像処理に対して画像
処理を順次行う制御手段とを備えた画像処理装置であ
って、 上記制御手段は、少なくとも1つの画像形成モー
ドにより入力された画像情報を処理する際に、その他の
画像形成モードを処理するように上記配分比率設定手段
によって配分された処理能力に余裕がある場合には、
の余裕のある処理能力分を、余裕のある画像形成モード
以外の画像形成モードの分配比率に応じて分配し、出力
処理する。
【0011】したがって、複数の異なる画像形成モード
により入力される画像情報を停滞させることなく、使用
される環境に応じて効率よく出力することが可能とな
り、更に、余裕のある画像形成モードに分配されている
処理能力を使用する環境に応じて有効に利用することが
でき、画像情報を停滞させることなく、効率よく出力す
ることが可能となる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の画像処理装置であるデジ
タル複写機をネットワーク環境により外部情報処理装置
に接続した実施形態を図とともに説明する。
【0023】図1はデジタル複写機の全体構成を示す断
面図である。
【0024】この図1に示すように、デジタル複写機3
0は、大きくはスキャナ部31、レーザプリンタ32か
ら構成されている。
【0025】スキャナ部31は、透明ガラスからなる原
稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給
搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)
36、及び原稿載置台35上に載置された原稿の画像を
走査して読み取るための原稿画像読取ユニット、すなわ
ち、スキャナユニット40から構成されている。
【0026】このスキャナ部31にて読み取られた原稿
画像は、画像データとして後述する画像データ入力部へ
と送られ、画像データに対して所定の画像処理が施され
る。
【0027】用紙収納・搬送部には、第1カセット5
1、第2カセット52、第3カセット53、及びマルチ
手差しトレイ54を有しており、さらに、これら用紙収
納部から送り出され画像が記録された用紙の裏面側に画
像を形成させるための両面複写ユニット55が備えられ
ている。
【0028】この用紙収納・搬送部における各カセット
51,52,53には、用紙の束がサイズ毎に収容され
ており、ユーザーが所望するサイズが収容されているカ
セットを選択すると、そのカセット内の用紙束の上から
1枚ずつ用紙が送り出され、搬送経路50を経由して順
次レーザプリンタ部32の画像形成部へ向けて搬送され
る。
【0029】RADF36は、所定の原稿トレイ上に複
数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿
を1枚ずつ自動的にスキャナユニット40の原稿載置台
35上へ給送する装置である。
【0030】また、このRADF36は、ユーザーの選
択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット40
に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両
面原稿のための搬送経路、搬送経路切換手段などから構
成されている。このRADF36については、既に公知
の技術であるので詳細な説明は省略する。
【0031】スキャナユニット40は、原稿面上を露光
するランプリフレクタアセンブリ41と、原稿からの反
射光像を光電変換素子(CCD)44に導くための第1
反射ミラー42aからなる第1走査ユニット40a、さ
らなる原稿からの反射光像をCCD44に導くための第
2、第3反射ミラー42b,42cからなる第2走査ユ
ニット40b、原稿からの反射光像を電気的画像信号に
変換するCCD44上に結像するための光学レンズ4
3、CCD44から構成される。
【0032】スキャナ部31は、上記RADF36とス
キャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台
35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿
載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動
させて原稿画像を読み取るように構成されている。
【0033】原稿画像をスキャナユニット40で読み取
ることにより得られた画像データは、後述する画像処理
部へ送られ、各種処理が施された後、画像データをレー
ザプリンタ部32のレーザ書込ユニット(LSU)46
に与えて電子写真プロセスにおいて感光体ドラム48上
に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写形成
する。
【0034】レーザプリンタ部32は用紙収納・搬送
部、LSU46及び画像を形成するための電子写真プロ
セス部47を備えている。
【0035】LSU46は、メモリから画像データに応
じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角
速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレー
ザ光が電子写真プロセス部47の感光体ドラム48上で
等速度偏向されるように補正するf−θレンズ等を有し
ている。
【0036】電子写真プロセス部47は、周知の態様に
従い感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング装置、除電器及び定着器49
を配置してなっている。
【0037】定着器49より画像が形成されるべき用紙
の搬送方向下流側には用紙排出搬送路が設けられてお
り、この用紙排出搬送路は後処理装置34へ通じている
搬送路57と、両面複写ユニット55へ通じている搬送
路56とに分岐している。
【0038】LSU46及び電子写真プロセス部47に
おいて、画像メモリから読み出された画像データは、L
SU46によってレーザ光を走査させることにより感光
体ドラム48の表面上に静電潜像として形成され、トナ
ーにより可視像化されたトナー像は多段給紙ユニット3
3から搬送された用紙の面上に静電転写され定着され
る。
【0039】このようにして画像が形成された用紙は定
着器49から搬送路57を介して後処理装置34へ送ら
れたり、搬送路56を介して両面複写ユニット55へと
選択的に搬送される。
【0040】後処理装置34は、第1排出トレイ341
と、第2排出トレイ342が装置左側において上下関係
において配置されており、デジタル複写機30において
画像が形成された用紙を搬送路57から受け取る。
【0041】後処理装置34内には、用紙受け取り口3
43、第1搬送経路344、第2搬送経路345、第1
切換ゲート346、第2切換ゲート347、第3搬送経
路(反転経路)348、第1排出ローラ349、第2排
出ローラ350などが配置されており、各種排出モード
に対応している。
【0042】次に各種排出モードについて説明する。
【0043】(第1排出モード)用紙受け取り口343
に受け取られた用紙は、第1搬送経路344から直接第
1排出ローラ349により第1排出トレイ341に排出
される。
【0044】(第2排出モード)用紙受け取り口343
に受け取られた用紙は、第1切換ゲート346により第
2搬送経路345へと導かれ、その後、第2切換ゲート
347により第2排出ローラ350側へと案内され、該
第2排出ローラ350から第2排出トレイ342に排出
される。
【0045】(第3排出モード)用紙受け取り口343
に受け取られた用紙は、第1切換ゲート346により第
2搬送経路345へと導かれ、その後、第2切換ゲート
347により第3搬送経路348へと案内される。そし
て、用紙の後端が第2切換ゲート347を通過すると、
用紙がスイッチバック搬送され、第2切換ゲート347
から第2排出ローラ350側へと案内され、該第2排出
ローラ350から第2排出トレイ342に排出される。
【0046】さらに、第1排出トレイ341と第2排出
トレイ342には、排出収容される用紙の収容状態を排
出方向と略直交する方向に変位させるための従来から公
知のオフセット機構351,352が設けられており、
ジョブ単位、あるいは、モード毎に画像が形成された用
紙を区分した状態で区分けして収容するようにもなって
いる。
【0047】図2は、このデジタル複写機30に対して
複数の外部の画像処理装置(パーソナルコンピュータ
2、デジタルカメラ3、デジタルビデオカメラ4、携帯
端末装置5など)がネットワーク接続された環境を表し
たものである。
【0048】このネットワーク接続された画像処理装置
からインターフェイスを介して転送されてきた画像デー
タは、一旦、デジタル複写機の画像処理部へと送られ、
所定の処理が行われた後、画像形成部から画像として形
成再現され出力される。
【0049】次に、このデジタル複写機30における読
み取られた原稿画像情報に画像処理を行う画像処理部の
構成及び機能について説明する。
【0050】図3は、図1のデジタル複写機30を構成
している各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロッ
ク構成図であり、図中略中央に位置する本発明の制御手
段であるメイン中央演算処理装置(CPU)401によ
り各ユニット部毎に搭載されたサブ中央演算処理装置
(CPU)との連携を取りながら動作管理している状態
を示す図である。
【0051】このブロック図から分かるように、大きく
は図中略右上に位置する操作パネルを管理制御するオペ
レーションパネルボード100と、図中略左上に位置す
るデジタル複写機30を構成する各ユニットを管理制御
するマシンコントロールボード200と、図中略左下に
位置する原稿画像を電気的に読み取り電子データとする
CCDボード300と、図中略中央に位置するCCDボ
ード300にて電子データ化された原稿画像に対して所
定の画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、こ
のメイン画像処理ボード400にて処理された画像情報
に対してさらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボー
ド500と、さらに、図面略右下に位置する前記サブ画
像処理ボード500にインターフェイスを介して接続さ
れたその他の拡張ボード群600(プリンタボード、F
AXボード、機能拡張ボード)などから構成されてい
る。
【0052】以下、各ボード毎に管理制御している内容
について説明する。
【0053】(オペレーションパネルボード100)オ
ペレーションパネルボード100は、基本的にサブ中央
演算処理装置(CPU)101により制御されており、
操作パネル103上に配置されたLCD表示部104の
表示画面、各種モードに関する指示を入力する操作キー
群105からの操作入力などを管理している。
【0054】そして、操作キー群105から入力された
データ、LCD画面に表示させる情報など操作パネル1
03における各種制御情報を記憶しておくメモリ102
が設けられている。
【0055】この構成において、サブCPU101は、
メインCPU401との制御データ通信を行い、デジタ
ル複写機30の動作指示を行う。
【0056】また、メインCPU401からは、デジタ
ル複写機30の動作状態を示す制御信号をサブCPU1
01へと転送することで、操作パネル103のLCD画
面104を通して装置が現在どのような状態にあるのか
ユーザーに対し動作状態を表示するようになっている。
【0057】(マシンコントロールボード200)マシ
ンコントロールボード200は、サブCPU201によ
り全体が制御されており、ADF・RADFなどの自動
原稿送り装置203、原稿画像を読み取るスキャナ部2
04、画像情報を画像として再現するプロセス部20
5、画像が記憶される用紙を収納部からプロセス部20
5へ向かって順次搬送する給紙搬送部206、画像が形
成された用紙を反転させて用紙の両面に画像が形成され
るように用紙を反転搬送する両面ユニット207、画像
が形成された用紙に対してステープルなどの後処理を行
うフィニッシャ208などを管理している。
【0058】(CCDボード300)CCDボード30
0は、原稿画像を電気的に読み取るためのCCD30
1、CCD301を駆動する回路(CCDゲートアレ
イ)302、CCD301から出力されるアナログデー
タのゲイン調整などを行うアナログ回路303、CCD
301のアナログ出力をデジタル信号に変換して電子デ
ータとして出力するA/D変換器304などから構成さ
れ、制御管理はメインCPU401により行われてい
る。
【0059】(メイン画像処理ボード400)メイン画
像処理ボード400は、メインCPU401により制御
され、前記CCDボード300から送られてきた原稿画
像の電子データをもとに、画像の階調性を所望の状態で
表現できるように、シェーディング補正、濃度補正、領
域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変換、電子
ズーム(変倍処理)、ガンマ補正など多値の画像データ
の状態のまま処理を施す多値画像処理部402、処理が
施された画像データあるいは処理の手順管理など各種制
御情報を記憶させておくメモリ403、処理が施された
画像情報でもって画像を再現するためにLSU46側へ
とデータを転送制御するレーザコントロール404など
から構成される。
【0060】(サブ画像処理ボード500)サブ画像処
理ボード500は、メイン画像処理ボード400とコネ
クタ接続され、メイン画像処理ボード400上のメイン
CPU401により制御された、2値画像処理部50
1、画像処理の施された2値画像情報、あるいは、処理
上での制御情報などを記憶管理するメモリおよびメモリ
を制御するゲートアレイ502、複数枚の原稿画像情報
を記憶管理しておき、複数枚の原稿画像を繰り返し所望
部数の数だけ読み出して複数の複写物を生成するための
ハードディスク及びハードディスクを制御するゲートア
レイ503、外部インターフェイスとしてのSCSI及
びSCSIを制御するゲートアレイ504などから構成
される。
【0061】また、前述の2値画像処理部501は、多
値画像情報を2値画像に変換する処理部、画像を回転す
る処理部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズー
ム)処理部などから構成され、さらに、ファックス画像
を通信手段を介して送受信することができるようにファ
ックスインターフェイスも備えている。
【0062】(拡張ボード600)拡張ボード600と
しては、パーソナルコンピュータなどから送られてくる
データをデジタル複写機のプリンタ部からプリンタモー
ドとして出力可能とするためのプリンタボード601、
デジタル複写機の編集機能を拡張してデジタル複写機の
特徴を有効活用するための機能拡張ボード602、デジ
タル複写機のスキャナ部から読み込んだ原稿画像を相手
先に対して送信したり、相手先から送られてきた画像情
報をデジタル複写機のプリンタ部から出力することを可
能にするファクシミリボード603などがある。
【0063】以下、デジタル複写機の画像処理装置とし
て、コピー、ファクシミリ、プリンタモードとしての画
像データの処理、画像データの流れについてさらに詳し
く説明する。
【0064】(コピーモード)デジタル複写機30のR
ADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ずつ
スキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供給
され、原稿の画像は先に説明したスキャナユニット40
の構成により順次読み取られ、8ビットの電子データと
してメイン画像処理ボード400へと転送される。
【0065】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
そして、8ビットの電子画像データにガンマ補正などの
処理を行いレーザコントロール部404を介してLSU
46へと送られる。
【0066】これにより、デジタル複写機30のスキャ
ナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザプリンタ
32から階調性のあるコピー画像として出力される。
【0067】(コピーモードにおける電子RDH機能)
同じくデジタル複写機30のRADF36の所定位置に
セットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の
原稿載置台35上へと順次供給され、原稿の画像は先に
説明したスキャナユニット40の構成に順次読み取ら
れ、8ビットの電子データとしてメイン画像処理ボード
400へと転送される。
【0068】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上での所定の処理が施され
る。そして、この8ビットの電子画像データは、次にメ
イン画像処理ボード400側のコネクタ405からサブ
画像処理ボード500側のコネクタ505を介してサブ
画像処理ボード500側に送られ、2値画像処理部50
1の多値2値変換部において誤差拡散などの処理ととも
に8ビットの電子画像データから2ビットの電子画像デ
ータに変換される。
【0069】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配
慮している。また、8ビットの電子画像データを2ビッ
トの電子画像データに変換するのは、画像の記憶容量な
どを考慮したためである。
【0070】このようにして変換された2ビットの電子
画像データに変換するのは、原稿1枚毎にハードディス
ク装置などのディスクメモリ503へと転送されて一時
的に記憶管理される。
【0071】デジタル複写機30のRADF36にセッ
トされた原稿群のすべてが読み取り処理されると、先程
一時的にハードディスク503に記憶された2ビットの
電子画像データをゲートアレイの制御により指定された
部数の数だけ繰り返し読み出して、読み出された2ビッ
トの電子画像データは、再度コネクタ405、505を
介してメイン画像処理ボード400へ送られ、ガンマ補
正などの処理を行いレーザコントロール部404を介し
てLSU46へと送られる。
【0072】なお、すべての原稿群画像が読み取られて
から画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読み出すよ
うにして説明したが、1部目の画像出力は所定分の画像
が準備できた段階で順次出力するように構成することも
可能である。
【0073】これにより、デジタル複写機30のスキャ
ナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザプリンタ
32から階調性のあるコピー画像として出力される。
【0074】(プリンタモード)パーソナルコンピュー
タなどのネットワーク接続された外部機器から送られて
きた画像は、プリンタボード601上でページ単位の画
像としてプリンタボード601上で展開された後、イン
ターフェイスであるSCSI504から一旦サブ画像処
理ボード500側へ転送されハードディスク503など
のメモリへと記憶される。
【0075】この処理の流れを簡単に説明すると、パー
ソナルコンピュータ側で作成されたテキストデータなど
が、PS(Postscript)、あるいは、PCL
(Printer Controle Languag
e)のデータ形式の形で転送されてくる。この転送され
てきたデータは、一旦プリンタボード601上のバッフ
ァ(メモリ2)へと蓄積され、CPUがページメモリ
(メモリ1)上にRIP(Raster Image
Processor)により展開する。
【0076】そして、ページメモリ(メモリ1)上に展
開された画像データは、SCSI504を介してサブ画
像処理ボードへと転送されハードディスク装置503へ
と記憶される。このとき、ハードディスク装置にページ
メモリ(メモリ1)上に展開記憶されている画像データ
が容量の関係で記憶できなければ、ハードディスク装置
が解放されるまで待機している。
【0077】なお、プリンタボード601上でページ画
像として展開された画像は、サブ画像処理ボード500
側に送られるが、ページ画像に2値画像処理は行わず、
ハードディスク503に一時記憶されるだけである。ま
た、一旦記憶されたページ画像がハードディスク503
から読み出されるときも、ページ画像に対する2値画像
処理は行わない。
【0078】そして、ハードディスク503へ一時記憶
された画像情報は、所定のページ順となるようにハード
ディスク503から読み出されながらメイン画像処理ボ
ード400へと送られてガンマ補正を行い、レーザコン
トロール404からLSU46にて画像を再現するよう
画像の書き込みが制御される。
【0079】(ファックスモード)ファックスモードに
は、相手先に対する原稿の送信と、相手先からの原稿の
受信に対する処理がある。
【0080】先に、相手先に対する原稿の送信について
説明すると、デジタル複写機30のRADF36の所定
位置にセットされた送信原稿は、1枚ずつスキャナユニ
ット40の原稿載置台35上へと順次供給され、送信原
稿の画像は先に説明したスキャナユニット40の構成に
より順次読み取られ、8ビットの電子データとしてメイ
ン画像処理ボード400へと転送される。
【0081】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0082】そして、この8ビットの電子画像データ
は、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ40
5からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を
介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像
処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの
処理とともに8ビットの電子画像データから2ビットの
電子画像データに変換される。
【0083】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画像の劣化が少なくなるように配
慮している。このようにして2値画像化された送信原稿
は、所定の形式で圧縮されたメモリ502に記憶され
る。
【0084】そして、相手先との送信手続きを行い送信
可能な状態が確保されると、メモリ502から読み出さ
れた所定の形式で圧縮された送信原稿画像は、ファック
スボード603側へと転送され、このファックスボード
603上で圧縮形式の変更など必要な処理を施して、相
手先に対して通信回線を介して順次送信されることとな
る。
【0085】次に、相手先から送信されてきた原稿画像
の処理について説明する。
【0086】相手先から通信回線を介して原稿が送信さ
れてくると、ファックスボード603での通信手続きを
行い相手先から送信されてくる原稿画像を受信するとと
もに、所定の形式に圧縮された状態の受信画像は、サブ
画像処理ボード500の2値画像処理部501に設けら
れたファックスインターフェイスから2値画像処理部5
01へと送られ、圧縮伸張処理部などによりページ画像
として送信されてきた原稿画像を再現する。
【0087】そして、ページ単位の画像として再現され
た原稿画像は、メイン画像処理ボード400側へと転送
されガンマ補正を行い、レーザコントロール404から
LSU46にて画像を再現するよう画像の書き込みが制
御される。
【0088】以上の構成から分かるように、画像情報に
所定の処理を施す画像処理部は、主としてスキャナ部3
1から読み取り入力された原稿画像を多値の画像情報と
して処理するメイン画像処理ボード400と、このメイ
ン画像処理ボード400にて多値画像情報として処理さ
れた原稿画像情報に対して2値化処理など所定の処理を
施したり、外部インターフェイスを介して接続された機
器から送られてきた画像情報に対して所定の処理を施し
た後、多値画像処理部(メイン画像処理ボード400)
側へと転送したりするサブ画像処理ボード500とに分
割構成されている。
【0089】また、メイン画像処理ボード400には、
画像をLSU46から電子写真プロセスの感光体ドラム
48上に再現させるため、LSU46の画像情報の書き
込みを制御するためのレーザコントロール404が含ま
れている。
【0090】この構成により、スキャナ部31から読み
取り入力された原稿画像は、多値画像として原稿が有す
る画像の特徴を損なうことなくレーザプリンタ32から
コピー画像として再現可能であり、大量の原稿を電子R
DH機能などを用いて高速出力処理する場合などは、サ
ブ画像処理ボード500、ハードディクス503などを
用いることで可能となっている。
【0091】さらに、ファックス、プリンタなど外部機
器からの画像情報に対する処理及び出力、ファックスに
限ってはさらに、多値画像処理が施された(原稿画像の
特徴が保たれた)送信原稿に対する2値化処理など、デ
ジタル複写機30として備えられたデジタルの特徴機能
に併せて画像情報に適切な処理を施すことが可能な構成
となっている。
【0092】さらにまた、画像処理部を分散させること
で、デジタル複写機30のバリエーションを多種多様揃
えることが可能であり、ユーザーの要望に合わせてデジ
タル複写機を設置することができ、また、設置後もユー
ザーの要望に合わせてシステム展開を簡単に図ることが
可能である。
【0093】次に、メイン画像処理ボード400上に配
置されたメインCPU401は、上記構成においてサブ
画像処理ボード500をも管理制御しているので、それ
ぞれの処理部において、連続して処理される画像全体の
流れが管理され、データ及び処理の流れもスムーズにな
る(画像データが失われることもない。)。
【0094】以上がデジタル複写機30に搭載されてい
るスキャナ部31、あるいは、外部インターフェイス6
00から入力される画像データを処理する画像処理部の
説明である。
【0095】本実施形態にかかるデジタル複写機30
は、コピーモード以外に、ファックスモード及びプリン
タモードによる画像形成が可能なデジタル複合機であ
り、各モードにおける出力処理能力が比率配分される。
上記各モードにおける処理能力の比率配分は、例えば図
4に示すように、ユーザーが操作パネルの設定画面上で
操作設定することにより任意に決定することが可能であ
る。
【0096】図4の例では、コピーモード、プリンタモ
ード及びファックスモードの処理能力が、それぞれ60
%、30%、10%に設定される。これは、つまり、上
記デジタル複写機30の一分間当たりの画像処理能力が
100枚であるとすると、一分区切りで配分を行う場
合、コピーモードは一分間に60枚、プリンタモードは
一分間に30枚、ファックスモードは一分間に10枚の
出力がなされることになる。
【0097】ここで、具体例(処理能力の比率配分は上
記の通りとする)として、図5のリストに示すような複
数のジョブに関して出力要求が行われているとする。こ
の時、最初はリストの1番目にあるコピーモードによる
ジョブ1の出力処理が行われる。このジョブ1は、10
ページ分のデータを7部出力する必要があるので計70
枚の出力となる。
【0098】しかしながら、この時、コピーモードの出
力は一分間に60枚に設定されているので、上記ジョブ
1は60枚の出力が終わった時点で一旦中断し、次のジ
ョブ(コピーモード以外のジョブ)、ここではプリンタ
モードによるジョブ2へ移行する。
【0099】上記ジョブ2は、7ページ分のデータを3
部出力する必要があるので計21枚の出力となる。これ
は、プリンタモードの配分量(一分間30枚)よりも少
ない出力であるので、上記ジョブ2についてはすべて出
力された後次のジョブ3に移行するまた、この時点で、
プリンタモードの出力配分の残りは30−20=9で、
さらに9枚の出力が可能である。ジョブ3もプリンタモ
ードであり、その出力枚数は2×1=2枚であるが、こ
れは、プリンタモードの出力配分の残り9枚よりも少な
い出力であるので、上記ジョブ3についても、すべて出
力された後次のジョブ4に移行する。また、この時点で
のプリンタモードの出力配分の残りは9−2=7枚であ
る。
【0100】上記ジョブ4は、ファックスモードによる
出力であり、その出力枚数は2×1=2枚である。これ
は、ファックスモードの配分量(一分間10枚)よりも
少ない出力であるので、上記ジョブ4については、すべ
て出力された後次のジョブ5に移行する。この時点での
ファックスモードの出力配分の残りは10−2=8枚で
ある。
【0101】上記ジョブ5は、プリンタモードによる出
力であり、その出力枚数は1×2=2枚である。これ
は、プリンタモードの出力配分の残り7枚よりも少ない
出力であるので、上記ジョブ5については、すべて出力
された後次のジョブ6に移行する。
【0102】上記ジョブ6はファックスモードによる出
力であり、その出力枚数は1×1=1枚である。これ
は、ファックスモードの出力配分の残り8枚よりも少な
い出力であるので、上記ジョブ6については、すべて出
力される。
【0103】こうして、プリンタモードまたはファック
スモードによるジョブ2〜6の出力が終了した時点で、
出力が一旦中断されていたジョブ1に戻り、残りの10
枚が出力される。
【0104】このように、予め設定された比率配分量に
基づいて、複数の画像形成モードによるジョブの出力を
制御することにより、設定配分量を超える大量の出力物
については、出力を一旦中断し、他の比較的少量の出力
物を先に印字することができる。また、少量の出力物に
ついては、設定配分量を超えることがなければ、途中で
中断されることがなく、出力されユーザーの使い勝手が
よくなる。
【0105】また、出力量が大量となるジョブは、通常
は出力部数の多いジョブである場合が多い。このような
場合、ジョブを途中で中断する時には、必ずしも、比率
配分された設定枚数ちょうどで中断する必要なない。例
えば、ジョブ1が7ページ分の画像データを10部出力
するジョブであれば、60枚で中断しようとすると、9
部目の途中で中断されることとなり、不具合(ユーザー
に混乱をきたす、ジョブがステープル処理等の後処理を
含む場合には、未揃いの出力物が後処理トレイ上に残
る)が生じる。このような場合には、出力枚数が60枚
を超えても、9部目の最後までは出力してから次のジョ
ブへ移行するようにしてもよい。
【0106】さらに、上記デジタル複写機30は、画像
形成モードとして、コピーモード、プリンタモード、フ
ァックスモードの3つのモードを有しているが、これら
3つのモードすべてについてジョブがあるとは限らな
い。例えば、コピーモードとプリンタモードについての
ジョブはあるが、ファックスモードについてのジョブが
無いような場合、ファックスモードの配分を他のモード
に回して、比率配分を変更することができる。
【0107】この比率配分の変更方法については、例え
ば、以下の3つの方法がある。1 ジョブが無いことに
より余分な配分となった時の当該配分の移譲先を予め設
定しておく。例えば、ファックスモードのジョブが無い
場合に、ファックスモードの比率配分の移譲先をコピー
モードに設定しておけば、この場合の各モードの配分率
は、コピーモード70%、プリンタモード30%の比率
配分となる。2 ジョブが無いことにより余分な配分と
なった分をその時のジョブの残留状態に応じてその移譲
先を決定する。例えば、ファックスモードのジョブが無
い場合では、最初の設定におけるコピーモードとプリン
タモードとの設定比率は6:3であるが、この時、実際
に出力要求があるジョブのコピーモードとプリンタモー
ドとの比率が6:4であれば、プリンタモードの配分が
不足しているとしてファックスモード配分の移譲先がプ
リンタモードに決定される。3 残りのモードの比率配
分に応じて分配する。例えば、ファックスモードのジョ
ブが無い場合では、最初の設定におけるコピーモードと
プリンタモードとの設定比率は6:3(2:1)である
ので、ファックスモードの配分10%を2:1に分けて
コピーモードとプリンタモードとに分配する。この場
合、コピーモード67%、プリンタモード33%の比率
配分となる。
【0108】なお、上記デジタル複写機30の出力方法
では、出力途中で中断されるジョブ等もあるため、これ
らのジョブが同じトレイ上に排出されると混乱が大きい
ため、上記各モードに応じて出力される出力物を排出す
るトレイを別々のトレイに排出するようにする。この排
出は上記の第1排出モード及び第2排出モードにより行
うことができる。
【0109】
【発明の効果】発明は、各画像形成モードにより入力
された画像情報に対して画像処理を行う場合に、装置の
処理能力を各画像形成モードに配分する比率を任意に設
定する配分比率設定手段と、該配分比率設定手段により
設定された画像処理能力の配分比率に応じて各画像形成
モードにより入力された画像処理に対して画像処理を順
次行う制御手段とを備えているので、複数の異なる画像
形成モードにより入力される画像情報を停滞させること
なく、使用される環境に応じて効率よく出力することが
できる。また更に、少なくとも1つの画像形成モードに
より入力された画像情報を処理する際に、その他の画像
形成モードを処理するように上記配分比率設定手段によ
って配分された処理能力に余裕がある場合に、この余裕
のある処理能力分を余裕のある画像形成モードの以外の
画像形成モードにより入力された画像情報の保留状態に
応じて分配し出力処理するので、余裕のある画像形成モ
ードに分配されている処理能力を使用状況に応じて有効
に利用することができ、画像情報を停滞させることな
く、効率よく出力することができる。
【0110】また、本発明は、各画像形成モードにより
入力された画像情報に対して画像処理を行う場合に、装
置の処理能力を各画像形成モードに配分する比率を任意
に設定する配分比率設定手段と、該配分比率設定手段に
より設定された画像処理能力の配分比率に応じて各画像
形成モードにより入力された画像処理に対して画像処理
を順次行う制御手段とを備えているので、複数の異なる
画像形成モードにより入力される画像情報を停滞させる
ことなく、使用される環境に応じて効率よく出力するこ
とができる。また更に、少なくとも1つの画像形成モー
ドにより入力された画像情報を処理する際に、その他の
画像形成モードを処理するように上記配分比率設定手段
によって配分された処理能力に余裕がある場合に、この
余裕のある処理能力分を余裕のある画像形成モードの以
外の画像形成モードの分配比率に応じて分配し出力処理
するので、余裕のある画像形成モードに分配されている
処理能力を使用する環境に応じて有効に利用することが
でき、画像情報を停滞させることなく、効率よく出力す
ることができる。
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置であるデジタル複写機の
全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明のデジタル複写機に対して複数の外部端
末装置をネットワーク接続したものを示す説明図であ
る。
【図3】図1のデジタル複写機の各種ユニット部及び画
像処理部等を示す全体ブロック構成図である。
【図4】図1のデジタル複写機の操作パネルの設定画面
を示す平面図である。
【図5】本発明のデジタル複写機による実行ジョブの管
理テーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
100 オペレーションボード 101 サブCPU 105 操作キー 200 マシンコントロールボード 201 サブCPU 300 CCDボード 400 メイン画像処理ボード 401 メインCPU 403 メモリ 500 サブ画像処理ボード 600 プリンタボード 602 機能拡張ボード 603 FAXボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報の入力形態が異なる少なくとも2
    つ以上の画像形成モードを有し、各画像形成モードによ
    り入力された画像情報をデータ蓄積手段に一旦記憶させ
    た後、記憶された画像情報に対して出力順位を設定し、
    その出力順位に応じて画像情報を出力する画像処理装置
    において、 上記各画像形成モードにより入力された画像情報に対し
    て画像処理を行う場合に、 装置の処理能力を各画像形成モードに配分する比率を任
    意に設定する配分比率設定手段と、 該配分比率設定手段により設定された画像処理能力の配
    分比率に応じて各画像形成モードにより入力された画
    像処理に対して画像処理を順次行う制御手段とを た画像処理装置であって、 上記制御手段は、少なくとも1つの画像形成モードによ
    り入力された画像情報を処理する際に、その他の画像形
    成モードを処理するように上記配分比率設定手段によっ
    て配分された処理能力に余裕がある場合には、 この余裕のある処理能力分を、余裕のある画像形成モー
    ド以外の画像形成モードにより入力された画像情報の保
    留状態に応じて分配し、出力処理することを特徴とする
    画像処理装置
  2. 【請求項2】画像情報の入力形態が異なる少なくとも2
    つ以上の画像形成モードを有し、各画像形成モードによ
    り入力された画像情報をデータ蓄積手段に一旦記憶させ
    た後、記憶された画像情報に対して出力順位を設定し、
    その出力順位に応じて画像情報を出力する画像処理装置
    において、 上記各画像形成モードにより入力された画像情報に対し
    て画像処理を行う場合に、 装置の処理能力を各画像形成モードに配分する比率を任
    意に設定する配分比率設定手段と、 該配分比率設定手段により設定された画像処理能力の配
    分比率に応じて、各画像形成モードにより入力された画
    像処理に対して画像処理を順次行う制御手段とを、 備えた画像処理装置であって、 上記制御手段は、少なくとも1つの画像形成モードによ
    り入力された画像情報を処理する際に、その他の画像形
    成モードを処理するように上記配分比率設定手段によっ
    て配分された処理能力に余裕がある場合には、 この余裕のある処理能力分を、余裕のある画像形成モー
    ド以外の画像形成モードの分配比率に応じて分配し、出
    力処理することを特徴とする画像処理装置。
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