JP3463491B2 - 車両の工具設置構造 - Google Patents

車両の工具設置構造

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R11/06Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for for tools or spare parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】車両に装備されている工具
(車載工具)の設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に工具を設置する構造は、図9、図
10、実公昭57−8500号公報、実開昭62−22
150号公報、及び実公平1−29153号公報に開示
されている。図9、及び図10は、車両12のリヤフロ
ア13底部にタイヤ交換用のジャッキハンドル14
置し、ジャッキハンドル14の上にスペアタイヤ15を
載せ、その後スペアタイヤ15を図示しないボルトな
どによりリヤフロア13に固定した構造を示す。しか
し、ジャッキハンドル14がリヤフロア13の底面に設
置されているため、該ジャッキハンドルにより、スペア
タイヤ15が傾いたまま固定されてしまうことになる。
よって、スペアタイヤ15の上にかけられる図示しない
カバーも傾いてしまうので、外観上の見栄えも良くな
く、固定が不完全で、異音の原因にもなりうる。
【0003】実公昭57−8500号公報は、スペアタ
イヤ格納部の車体フロアに形成された溝部にジャッキ用
ハンドルを係合させ、さらにスペアタイヤで前記ハンド
ルを固定した構造である。しかし、スペアタイヤ固定中
心を通る軸線に対して、片側(後部)に偏って前記ハン
ドルが固定されているため、前記スペアタイヤも傾いた
まま固定されることになる。その結果、スペアタイヤ支
持ブラケットに過大な力がかかり、耐久性に問題が生じ
る。これを防ぐには、前記ブラケットの板厚を増したり
形状を変更する必要があるが、いずれもコストアップの
要因になる。
【0004】実開昭62−22150号公報は、トラン
クルームのフロアパネルに凹部形状の補強ビードをジャ
ッキハンドルの形状に合わせて形成し、前記補強ビード
に前記ハンドルを格納した構造である。しかし、前記補
強ビードが、前記ハンドルの形状よりも大きいので、前
記スペアタイヤだけでは前記ハンドルを固定するのは不
可能である。そこで、該ハンドルを固定するのに専用の
クリップが必要である。これは、コストアップと部品点
数の増加につながり、さらに、該ハンドルを固定するの
にも手間がかかる。
【0005】実公平1−29153号公報は、車体に形
成されたスペアタイヤ用凹部にジャッキハンドル収納用
溝を形成し、該溝に前記ハンドルを収納した構造であ
る。しかし、前記ハンドル収納用溝がスペアタイヤ固定
部の中央に形成され、さらに、スペアタイヤの具体的な
固定方法も開示されていないので、該スペアタイヤを水
平に安定した状態で固定するのは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、車両のリ
ヤフロアに形成されたスペアタイヤ収納用凹部の工具設
置部分を特別な形状にしたり、スペアタイヤ支持ブラケ
ットの板厚を増したりしなくても、工具を安定して設置
した状態でスペアタイヤを安定して固定でき、異音が発
生しない構造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、スペアタイヤ収納用凹部1aに、スペ
アタイヤ8,9を取り付けるためのブラケット2を設
け、ブラケット2の中心にスペアタイヤ固定用ボルト7
のための固定孔7aを設け、固定孔7aを通って車両前
後方向に延びる軸線Lの両側に、工具5,6を、それぞ
れ軸線Lに平行に、かつ軸線Lから等距離に設置すると
ともに、異なるサイズのスペアタイヤ8,9に対応でき
る位置に工具5,6を設置した
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を利用した
リヤフロアの斜視図、図2は、本発明を利用したリヤフ
ロア平面図、図3は、図2のIII-III 線における断面図
に、二種類のスペアタイヤを収納した状態を追加した
図、図4、図5、図6、図7は、それぞれ図2のIV-IV
線、V-V線、VI-VI 線、VII-VII 線における断面図であ
る。
【0009】車両のリヤフロア1には、スペアタイヤ収
納用凹部1aが設けられ、該スペアタイヤ収納用凹部1
aには、スペアタイヤ固定用ブラケット2、ホイールレ
ンチ用凹部3、ジャッキハンドル用凹部4が設けられて
いる。スペアタイヤ収納用凹部1aは、形状や大きさの
異なる二種類のスペアタイヤ8,9のどちらが収納され
てもいいような形状を有している。該複数のスペアタイ
ヤは、仕向地などに応じて、通常どちらか一方が搭載さ
れている。スペアタイヤ固定部中心、すなわちスペアタ
イヤ固定用ブラケット2の中心には、スペアタイヤ固定
用ボルト7のための孔7aがあけられている。
【0010】車両に備えられている工具、例えばホイー
ルレンチ5、及びジャッキハンドル6を設置するための
上記凹部3,4の形状は、それぞれ収納する該工具5,
6に合わせた形状(図2の斜線部参照)である。また、
前記凹部3,4の深さは、該工具5,6が完全に覆われ
る程深くする必要はなく、収納状態で該工具5,6の一
部が前記凹部3,4から突出するくらいが好ましい。前
記凹部3,4の設置場所は、前記二種類のスペアタイヤ
8,9のどちらが搭載されても、該工具5,6により該
スペアタイヤ8,9が傾いて固定されない位置で、かつ
車両前後方向を通り、上記スペアタイヤ固定用ブラケッ
ト2の中心を通る軸線Lの両側に、それぞれ該軸線Lに
平行に設定される。さらに、凹部3、4のそれぞれの中
心が軸線Lから等距離に設置されると、なお良い。
【0011】図8に示したサイレンサシート10は、車
両のフロアに一般的に設けられる防音、防振を目的にし
た板状のシートであって、実際には、図3に示すように
フロアの形状に沿って固着される。
【0012】具体的な搭載方法を説明する。まず上記ホ
イールレンチ5、ジャッキハンドル6を、それぞれ上記
ホイールレンチ用凹部3、ジャッキハンドル用凹部4に
収納する。次に上記スペアタイヤ8、あるいは9を搭載
した後、該スペアタイヤと上記スペアタイヤ固定用ブラ
ケット2とを、上記スペアタイヤ固定用ボルト7により
固定する。これにより前記工具5,6は、該スペアタイ
ヤと上記サイレンサシート10に接触固定される。最後
に、スペアタイヤカバー11で、上記スペアタイヤ収納
用凹部1a全体を覆う。上記実施例では、搭載工具とし
て、ホイールレンチ、ジャッキハンドルの例を示した
が、他の工具を利用しても同様の構造は成り立つ。
【0013】
【発明の効果】工具の設置場所が、固定孔7aを通って
車両前後方向に延びる軸線Lの両側に、工具5,6を、
それぞれ軸線Lに平行に、かつ軸線Lから等距離に設け
られているために、スペアタイヤが収納時に傾いて固定
される心配がない。また、どちらか一方の工具しか凹部
に収納されていないと、スペアタイヤが水平に固定でき
なくなるため、収納し忘れる心配がない。異なったサイ
ズのスペアタイヤに対応できる位置に工具の設置場所を
設けたため、一つのスペアタイヤ収納構造で賄うことが
できたので、設計工数や部品管理工数の削減に貢献でき
る。工具が、ともに非金属であるスペアタイヤとサイレ
ンサシートとの間で固定されるため、他の金属部との当
たりによる異音や車体振動を防ぐことができる。工具の
形状に沿った凹部が設けられているので、工具収納時に
誤った場所に収納することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用したリヤフロアの斜視図である。
【図2】本発明を利用したリヤフロア平面図である。
【図3】図2のIII-III 線における断面図に二種類のス
ペアタイヤを収納した状態を追加した図である。
【図4】図2のIV-IV 線における断面図である。
【図5】図2のV-V 線における断面図である。
【図6】図2のVI -VI 線における断面図である。
【図7】図2のVII-VII 線における断面図である。
【図8】本発明を利用したサイレンサシートの平面図で
ある。
【図9】従来の工具設置構造を利用した車両の全体斜視
図である。
【図10】図9のX方向からみた要部拡大図である。
【符号の説明】
1 リヤフロア 1a スペアタイヤ収納用凹部 2 スペアタイヤ固定用ブラケット 3 ホイールレンチ用凹部 4 ジャッキハンドル用凹部 5 ホイールレンチ 6 ジャッキハンドル 7 スペアタイヤ固定用ボルト7a 固定孔 8 スペアタイヤ 9 スペアタイヤ 10 サイレンサシート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリヤフロア1に形成されたスペア
    タイヤ収納用凹部1aに工具5,6を設置した車両の工
    具設置構造において、スペアタイヤ収納用凹部1aに、
    スペアタイヤ8,9を取り付けるためのブラケット2を
    設け、ブラケット2の中心にスペアタイヤ固定用ボルト
    7のための固定孔7aを設け、固定孔7aを通って車両
    前後方向に延びる軸線Lの両側に、工具5,6を、それ
    ぞれ軸線Lに平行に、かつ軸線Lから等距離に設置する
    とともに、異なるサイズのスペアタイヤ8,9に対応で
    きる位置に工具5,6を設置したことを特徴とする車両
    の工具設置構造。
  2. 【請求項2】 上記スペアタイヤ収納用凹部1aには、
    上記工具5,6を設置する位置に、上記工具5,6の形
    状に合わせて凹部3,4を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の車両の工具設置構造。
  3. 【請求項3】 上記工具5,6スペアタイヤ8,9と
    上記スペアタイヤ収納用凹部上面に貼られたサイレンサ
    シート10により固定され、該サイレンサシート10は
    フロアの形状に沿って固着されていることを特徴とする
    請求項1記載の車両の工具設置構造。
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