JP3458599B2 - 潤滑剤供給装置付き一軸アクチュエータ - Google Patents

潤滑剤供給装置付き一軸アクチュエータ

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JP3458599B2
JP3458599B2 JP13858096A JP13858096A JP3458599B2 JP 3458599 B2 JP3458599 B2 JP 3458599B2 JP 13858096 A JP13858096 A JP 13858096A JP 13858096 A JP13858096 A JP 13858096A JP 3458599 B2 JP3458599 B2 JP 3458599B2
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0062Lubrication means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばロボットの
作動アームやXYテーブル等に組み込んで使用する一軸
アクチュエータの改良に係り、特に、ねじ式送り装置と
直動案内軸受とを一体に結合した一軸アクチュエータに
自動潤滑剤供給装置を装着して外部からの給油を不要と
した潤滑剤供給装置付き一軸アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ式送り装置と直動案内軸受と
を一体化した一軸アクチュエータとしては、例えば実開
平6−43408号公報に開示されたボールねじ一体型
直動案内ユニットがある。このものは、断面が凹形で、
その相対する内側面に軸方向のボール転動溝を有する案
内レールと、その案内レールの幅の中心部に配設された
ボールねじ軸と、そのボールねじ軸に多数のボールを介
して螺合されたボールねじナットとを備えている。
【0003】ボールねじナットの両側面には、前記案内
レールのボール転動溝に相対したボール転動溝が両側面
に形成されている。また、ナットの肉厚内に、両側面の
ボール転動溝に平行する軸方向のボール戻り通路がそれ
ぞれ形成されている。更に、ナットの前後の両端面にエ
ンドキャップが固定され、その各エンドキャップに、ナ
ットのボール転動溝とこれに対応するボール戻り通路と
を連通させる湾曲路が形成されている。これらの相対す
る両ボール転動溝と湾曲路とボール戻り通路とでボール
循環経路が形成され、その循環経路内に直動案内用の多
数のボールが介装されている。そして、ボールねじ軸を
回転させると、これに螺合したボールねじナットが回転
方向に応じてねじ軸方向に移動する。ボールねじナット
の移動時には、前記ボール循環経路内の直動案内用のボ
ールが転動しつつ循環する。それらのボールの循環を介
して、ボールねじナットは案内レールに沿い滑らかに直
線移動する。
【0004】前記従来の一軸アクチュエータにおけるボ
ールねじ用のボール及び直動案内用のボールに対する潤
滑は、ボールねじナットの両端の各エンドキャップにそ
れぞれシール装置を取り付けてナット内部を密封し、そ
の内部にグリース等の潤滑剤を封入することにより行わ
れる。グリースは、エンドキャップに取り付けてあるグ
リースニップルから定期的に補給される。そのため、エ
ンドキャップの裏面に、グリースニップルから前記湾曲
路に至る直動案内用ボールへの給油路と、グリースニッ
プルからボールねじの螺旋溝に至るボールねじ用ボール
への給油路とを併設してある。グリースニップルから注
入したグリースは両給油路を通ってボールねじ用のボー
ル及び直動案内用のボールに給油され、潤滑がなされる
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリー
スニップルから定期的にグリースを補給する作業は煩雑
であり、補給を怠って潤滑剤が欠乏すると、ボールねじ
や直動案内装置のボール転動溝が異常摩耗したり、最悪
の場合は一軸アクチュエータが破損してしまう等の問題
が生じるので、装置の維持管理が容易ではない。また、
グリース潤滑では、ナットの内部空間を密封するため多
量のグリースを必要とし、不経済であるばかりでなく装
置が汚損されるなど、メンテナンス上の種々の問題点が
ある。。
【0006】また、エンドキャップの裏面に、2系統の
複雑な給油路を形成しなければならず、成形金型費用等
がの高くなるというコスト上の問題点がある。そこで本
発明は、上記従来の一軸アクチュエータの潤滑に関する
問題点に着目してなされたものであり、予め潤滑剤を含
有させた自己潤滑方式の潤滑剤供給装置を付加すること
により、長期間にわたり潤滑剤を徐々に自動供給できる
低コストの潤滑剤供給装置付き一軸アクチュエータを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の請求項1に係る発明は、相対する内側面に軸方向
の転動体転動溝を有する断面凹状の案内レールと、その
案内レールの幅の中心部に配設され外周面に螺旋状のね
じ溝を有するねじ軸と、そのねじ軸に螺合されたナット
とを備え、そのナットには前記案内レールの転動体転動
溝に相対した転動体転動溝が両側面に形成されると共に
ナット肉厚内に前記転動体転動溝に平行する軸方向の転
動体戻り通路が形成され、且つナットの前後の両端面に
エンドキャップが固定され、そのエンドキャップの内側
の端面に前記相対する両転動体転動溝とこれに対応する
前記転動体戻り通路とを連通させる湾曲路が形成され、
前記両転動体転動溝と湾曲路と転動体戻り通路とよりな
る循環経路内に直動案内用の多数の転動体が介装され、
前記ねじ軸の回転により、それらの転動体の循環を介し
て前記ナットが前記案内レールに沿い移動可能とされた
一軸アクチュエータにおいて、前記ナット端部の少なく
とも一方のエンドキャップに、直接又は間接にゴム又は
合成樹脂に潤滑剤を含有させてなる潤滑剤供給装置を取
り付るとともに、その潤滑剤供給装置を前記ねじ軸の外
周面とねじ溝との少なくとも一方及び前記案内レールの
内側面及び/又は転動体転動溝に接触せしめたことを特
徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に係る発明は、前
記潤滑剤供給装置が、前記ねじ軸と前記案内レールの両
への付勢力を有する弾性体を備えていることを特徴と
する。
【0009】また、本発明の請求項3に係る発明は、前
記潤滑剤供給装置が、ねじ軸に接触する部分と案内レー
ルに接触する部分との間に、前記弾性体の付勢力により
それら両部分を離開させる切欠きを備えていることを特
徴とするものである。
【0010】
【0011】本発明の潤滑剤供給装置付き一軸アクチュ
エータは、着脱自在に取り付けた潤滑剤含有のゴム又は
合成樹脂からなる潤滑剤供給装置から、予め含有させて
ある潤滑剤が経時的に徐々にしみ出し、接触しているね
じ軸の外周面とねじ溝との少なくとも一方及び案内レー
ルのボール転動溝を経て、ボールねじのボールと直動案
内用のボールとに少しづつ均一に供給される。そのた
め、外部からグリースや潤滑油を供給することなく、長
期間にわたって安定した潤滑が自動的に行われる。
【0012】本発明の請求項2に係る潤滑剤供給装置付
き一軸アクチュエータは、その潤滑剤供給装置に設けた
弾性体が、常時、潤滑剤供給装置を弾圧してねじ軸と案
内レールとに接触させるように機能する。
【0013】本発明の請求項3に係る潤滑剤供給装置付
き一軸アクチュエータは、その潤滑剤供給装置に設けた
切欠きが、前記弾性体の弾圧によるねじ軸及び案内レー
ルへの接触をより確実に行わせるように機能する。
【0014】
【0015】以下に、本発明の潤滑剤含有のゴム又は合
成樹脂部材の組成について詳しく説明しておく。本発明
の潤滑剤含有のゴム又は合成樹脂部材は、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリブチレン,ポリメチルペンテ
ン等の基本的に同じ化学構造を有するポリオレフィン系
のゴム又は合成樹脂の群から選定したゴム又は合成樹脂
に、潤滑剤としてポリα−オレフィン油のようなパラフ
ィン系炭化水素油、ナフテン系炭化水素油、鉱油、ジア
ルキルジフェニルエーテル油のようなエーテル油、フタ
ル酸エステル,トリメリット酸エステルのようなエステ
ル油等の何れかを混合して加熱溶融した後、所定の型に
注入して加圧しながら冷却固化させて成形したものであ
り、予め酸化防止剤,錆止め剤,摩耗防止剤,あわ消し
剤,極圧剤等の各種の添加剤を加えたものでもよい。
【0016】上記潤滑剤含有のゴム又は合成樹脂部材の
組成比は、全重量に対してポリオレフィン系のゴム又は
合成樹脂20〜90重量%、潤滑剤80〜10重量%で
ある。ポリオレフィン系のゴム又は合成樹脂が20重量
%未満の場合は、シールとして必要な硬さ・強度等が得
られない。また、ポリオレフィン系のゴム又は合成樹脂
が90重量%を越える場合(潤滑剤が10重量%未満の
場合)は、潤滑剤の供給が少なくなり、リニアガイド装
置自体の潤滑不良が生じる。
【0017】上記のゴム又は合成樹脂の群は、基本構造
は同じでその平均分子量が異なっており、1×103
5×106 の範囲におよんでいる。その中で、平均分子
量1×103 〜1×106 という比較的低分子量のもの
と、1×106 〜5×106という超高分子量のものと
を、単独もしくは必要に応じて混合して用いる。
【0018】本発明の潤滑剤含有のゴム又は合成樹脂部
材の機械的強度を向上させるため、上述のポリオレフィ
ン系のゴム又は合成樹脂に、以下のような熱可塑性樹脂
および熱硬化性樹脂を添加したものでもよい。
【0019】熱可塑性樹脂としては、ポリアミド,ポリ
カーボネート,ポリブチレンテレフタレート,ポリフェ
ニレンサルファイド,ポリエーテルスルホン,ポリエー
テルエーテルケトン,ポリアミドイミド,ポリスチレ
ン,ABS樹脂等の各樹脂を使用することができる。
【0020】熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステ
ル樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂,フェノール樹脂,ポ
リイミド樹脂,エポキシ樹脂等の各樹脂を使用すること
ができる。
【0021】これらの樹脂は、単独または混合して用い
ても良い。更に、ポリオレフィン系のゴム又は合成樹脂
とそれ以外の樹脂とを、より均一な状態で分散させるた
めに、必要に応じて適当な相溶化剤を加えてあっても良
い。
【0022】本発明の潤滑剤供給装置は、上記組成を有
する潤滑剤含有のゴム又は合成樹脂からなる材料を、例
えば射出成形して形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の全
体斜視図、図2はそのボールねじナットの一部を切り欠
いて示す斜視図、図3はエンドキャップの端部の構成を
示す分解斜視図である。先ず構成を説明すると、この実
施形態の案内レール1は横断面が凹形状で、底面1aか
ら対向して立ち上げた両内側面1b,1bに、それぞれ
軸方向に延びる1本の転動体転動溝としてのボール転動
溝2を対向位置に有して延長されている。この案内レー
ル1の長さ方向の両端には、軸受け板3,4がねじ止め
して取付けられている。軸受け板3には図示しないボー
ルベアリングが取りつけられ、軸受け板4にはベアリン
グハウジング6を介し図示しないアンギュラボールベア
リングがダブルに取りつけられてサポートユニットが構
成されており、これらのベアリングに支持されて、ボー
ルねじ軸7が案内レール1の幅の中心部においてボール
転動溝2と平行に配設されている。ボールねじ軸7の外
周面7aにはボールねじ溝8が螺旋状に形成されてい
る。ボールねじ軸7の一方の軸端部7bはベアリングハ
ウジング6から外方に突出して図外の駆動モータの出力
軸と連結可能とされている。なお、Brは駆動モータ取
付けブラケットで、軸受け板4にボルト止めされる。駆
動モータは、その駆動モータ取付けブラケットBrに矢
符号Mの方向から挿入して装着される。
【0024】10はボールねじ軸7に螺合されたボール
ねじナットで、直動案内軸受のスライダを兼ねている。
すなわち、このボールねじナット10は、角形のナット
本体10Aと、その前後の両端にそれぞれボルトで固定
したエンドキャップ12とを備えている。ナット本体1
0Aの中心部に形成されたねじ孔11の内周面には、ボ
ールねじ軸7のボールねじ溝8に対応して同様に螺旋状
のボールねじ溝9が形成されている。ナット本体10A
の下部の横幅はガイドレール1の両内側面1b,1b間
の内法寸法よりも僅かに小さく形成されていて、その左
右両側面に案内レール1のボール転動溝2にそれぞれ対
向させたボール転動溝13が形成されている。また、ナ
ット本体10Aの肉厚内に、ボール転動溝13と平行に
ボール戻り通路14としての直線状の貫通孔が形成され
ている。
【0025】一方、エンドキャップ12は中心部にボー
ルねじ軸7が挿通される軸孔15が設けられると共に、
ナット本体10Aとの接合端面に、前記ボール転動溝1
3とボール戻り通路14とを連通させる半ドーナツ状の
湾曲路16が形成されている。かくして、ボールねじナ
ット10の下部には、図2に示すように、案内レール1
のボール転動溝2及びこれに対向するボール転動溝13
と、ボール戻り通路14と、湾曲路16とからなる直動
案内軸系のボール循環系路17が構成され、このボール
無限循環路17内に多数の直動案内用のボール18が転
動自在に装着されている。
【0026】更に、ナット本体10Aの上部には、ボー
ルねじ軸7のボールねじ溝8とこれに対向するナット内
周面のボールねじ溝9内を転動するボールねじのボール
21を導いて循環させるボールねじ系のボール循環路と
して、U字形のボール循環チューブ22が組み込まれて
いる。ボール21は、ボールねじ溝8からボール循環チ
ューブ22に掬い上げられて、そのチューブに沿ってボ
ールねじ軸7のランド部を斜めに乗り越え、再びボール
ねじ溝8に戻って無限循環する周知のチューブ式循環構
造になっている。
【0027】続いて、本実施形態の一軸アクチュエータ
における潤滑剤供給装置について、図3を参照して説明
する。この潤滑剤供給装置25はゴム又は合成樹脂に潤
滑剤を含有させてなる材料を用いて射出成形したもので
ある。その組成は、例えばパラフィン系鉱油(日本石油
(株)製FBKRO100)75wt%、低分子量ポリエ
チレン(三菱油化(株)製PZ50U)16wt%、超高
分子量ポリエチレン(三井石油化学(株)ミペロンXM2
20)9wt%に設定されている。その形状はエンドキ
ャップ12と略同じ平面形状を有する板状に形成されて
おり、中心にボールねじ軸7の外周面7aに摺接する大
きさのねじ軸挿通孔27、その両脇に取付け孔28が設
けられている。また、側面25aには、案内レール1の
内側面1bのボール転動溝2に嵌合して摺接する嵌合突
起29が突設されている。
【0028】上記潤滑剤供給装置25は、ボールねじナ
ット10の前後のエンドキャップ12の双方に防塵シー
ル30と共に取り付けられる。その際、金属又はプラス
チック等の硬質材からなり潤滑剤供給装置25の厚さと
ほぼ同じ長さとされた圧縮防止スリーブ31を、先ず潤
滑剤供給装置25の取付け孔28に挿入する。その後、
防塵シール30を重ねてボールねじナットのエンドキャ
ップ12の端面に当てて、防塵シール30の取付け孔3
0a及び前記潤滑剤供給装置25の圧縮防止スリーブ3
1を通した取付けボルト32をねじ穴12aに螺合して
締め付け固定する。この取付けボルト32の締め付け力
は、圧縮防止スリーブ31のため直接潤滑剤供給装置2
5には加わらないから、潤滑剤供給装置25が圧縮され
て含有潤滑剤が絞り出されてしまうことはない。
【0029】次に上記第1の実施形態の作用を説明す
る。図示されない駆動モータの作動でボールねじ軸7を
正(逆)回転させると、その軸回転がボールねじ軸7の
ボールねじ溝8とボールねじナット10のボールねじ溝
9との間に介装されたボールねじのボール21を介して
ボールねじナット10に伝達され、ボールねじナット1
0は応動して軸方向に前進(後退)移動する。ボールね
じナット10の回転は、ナットのボール転動溝13と案
内レール1のボール転動溝2との間に介装された直動案
内用のボール18により阻止される。直動案内系とボー
ルねじ系との両系統の各ボール18,21は、いずれも
ボールねじナット10の移動に伴い転動しつつ移動して
各系統の循環経路を循環する。
【0030】この作動中、潤滑剤供給装置25は、両側
面25aが案内レールの両内側面1bに接触し、左右に
突出した嵌合突起29が案内レール1の内側面のボール
転動溝2に接触するとともに、中心のねじ軸挿通孔27
の内周がボールねじ軸7の外周面7aに接触しつつ摺動
する。その潤滑剤供給装置25から直動案内系とボール
ねじ系との両系統の各ボール18,21に対して、それ
ぞれ潤滑剤が自動的に供給される。
【0031】すなわち、潤滑剤供給装置25に予め含有
されている潤滑剤が徐々にしみ出して、嵌合突起29が
接触しているボール転動溝2に自動的に供給され、同溝
内を転動しつつ移動する直動案内用のボール18を潤滑
する。また同時に、しみ出した潤滑剤はねじ軸挿通孔2
7の内面が接触しているボールねじ軸7の外周面7aに
も同じく供給され、ボールねじ溝8内を転動しつつ移動
するボールねじのボール21を潤滑する。潤滑剤供給装
置25からの潤滑剤のしみ出しは少しづつ行われるか
ら、外部からグリース等の潤滑剤を補給することなく長
時間にわたり一軸アクチュエータとしての機能を維持す
ることができる。
【0032】予め含有している潤滑剤が消費されてしみ
出しがなくなった潤滑剤供給装置25は、取付けボルト
32を取り外すことで簡単に脱着できるから、容易に新
品と交換することができる。
【0033】かくして、本実施形態によれば、次のよう
な種々の効果が得られる。 潤滑剤供給装置25に予め含有させた潤滑剤が経時的
に徐々にしみ出して自己潤滑が行われるから、従来のよ
うに外部から例えばグリースなどの潤滑剤を補給するこ
となしに長期間にわたり一軸アクチュエータの機能を維
持することができる。
【0034】潤滑剤の補給(潤滑剤供給装置25の交
換)の間隔は、例えば潤滑剤供給装置25の材料組成中
の潤滑剤の比率を許容範囲内で増加させるとか、あるい
は潤滑剤供給装置25の厚さを増大する等の手段によ
り、潤滑剤供給装置25の潤滑剤含有量を増やせば、必
要に応じて長くすることができる。潤滑剤補給間隔が長
くなれば、それだけ一軸アクチュエータ装置の維持管理
が容易になると共に、大幅なコスト低減ができる。
【0035】一軸アクチュエータの直動案内系と駆動
系との両系統に同時に潤滑剤の供給が行えるので、従来
のグリース潤滑方式の一軸アクチュエータのような複雑
な潤滑剤供給路を装置内(エンドキャップ内)に分岐し
て設ける必要がなくなり、給油構造が単純化されてこの
点でも大幅なコスト低減が達成できる。
【0036】一軸アクチュエータの直動案内系と駆動
系との両系統に必要とされる潤滑剤を、従来のように過
剰に密閉充填しておくのではなく、予め潤滑剤供給装置
25に含有させた潤滑剤を必要最小限づつしみ出させて
供給することにより、長期間にわたり一軸アクチュエー
タの機能を満足できるので、従来の一軸アクチュエータ
のように装置内に充填された多量の潤滑剤(グリース
等)で装置内外を汚さずに済み、保守作業が容易にな
る。
【0037】したがって、本発明の潤滑剤供給装置を
備えた本実施形態の一軸アクチュエータは、クリーンな
環境での使用に好適である。且つ装置の使用頻度によっ
ては潤滑剤供給装置を交換することも必要がなく、一旦
装着すればメンテナンスフリーの一軸アクチュエータと
して使用することも可能になる。
【0038】また、潤滑剤供給装置からボール転動溝
2又はボールねじ軸の外周面7aに供給された潤滑剤
は、防塵シール30のボールねじ軸7又は案内レール1
との摺接面にも供給され、その結果防塵シール30の寿
命も長くなり、ひいては一軸アクチュエータ自体の寿命
も長くなる。
【0039】図4〜図6に第2の実施形態を示す。この
実施形態の潤滑剤供給装置25は、その表面(裏面でも
よい)に、弾性体取付け溝35と切欠き36,37を設
けると共に、その弾性体取付け溝35に鋼線材からなる
弾性体38を撓みを持たせて嵌め込んだ点が上記第1の
潤滑剤供給装置25と異なるものである。
【0040】前記弾性体取付け溝35は、図4に示すよ
うに、潤滑剤供給装置25の側面25aに平行にやや内
側に形成された垂直溝35aと、その垂直溝35a上端
から水平に中心側へ延びる水平溝35bと、その水平溝
35bの端部から下方へ向かってねじ軸挿通孔27に沿
い湾曲しつつ延びる湾曲溝35cとでなり、ねじ軸挿通
孔27を挟んで左右一対に形成されている。
【0041】前記切欠き36は、垂直溝35aに沿って
その内側に、同じくねじ軸挿通孔27を挟んで左右一対
に形成されている。前記切欠き37は、ねじ軸挿通孔2
7の下部から潤滑剤供給装置25の下面まで、中心部に
一本形成されている。
【0042】前記弾性体38は、図5に示すように、前
記垂直溝35aへの嵌合部38aと前記水平溝35bへ
の嵌合部38bと前記湾曲溝35cへの湾曲嵌合部38
cとを有し、左右一対に形成されているが、嵌合部38
aは垂直よりも外側へ開いている。
【0043】上記弾性体38は、その開いた嵌合部38
aを内側へ撓めながら弾性体取付け溝35に嵌合させて
取付けられる。そのため、潤滑剤供給装置25には弾性
体38の拡開方向への力が作用して、外側面25aは案
内レール1の内側面1bに向かって、またねじ軸挿通孔
27の内周面27aはボールねじ軸7に向かって、それ
ぞれ付勢される。この付勢力は方向反対であるから、互
いに打ち消し合わないように、切欠き36が設けてあ
る。即ち、切欠き36は、弾性体38の復元力で離開し
て、ボールねじ軸7に接触する内周面27a側の部分と
案内レール1に接触する外側面25a側の部分とを分離
する。このとき、切欠き37は切欠き36の内側方向へ
の離開を可能にする。かくして、両切欠き26,37は
共同して内周面27aと外側面25aとのそれぞれ反対
方向への変位を可能にする。これにより、潤滑剤供給装
置25の内周面27aはボールねじ軸7の外周面7aに
密着される。一方、外側面25aは案内レール1の内側
面1bに、また外側面25aに突出している嵌合突起2
9は案内レール1のボール転動溝2に、それぞれ密着さ
れる。
【0044】このように弾性体38で付勢すると、潤滑
剤供給装置25が含有する潤滑剤を次第に消耗して収縮
してきても、常にボールねじ軸7及び案内レールのボー
ル転動溝2に密着して潤滑剤を効率良く供給し続けるこ
とが可能になるという利点がある。
【0045】その他の構成及び作用効果は、上記第1の
実施形態と同様である。図7〜図9に、潤滑剤供給装置
25の第3の実施形態を示す。この場合の潤滑剤供給装
置25は、弾性体38及びこれを取り付けるための弾性
体取付け溝35の形状が上記第2の実施形態の場合と異
なっている。すなわち、弾性体取付け溝35は湾曲溝3
5cの代わりに垂直溝35dが形成されると共に、弾性
体38の方は湾曲嵌合部38cの代わりに前記垂直溝3
5dに嵌合する直線状の嵌合部38dを備えており、そ
の嵌合部38dは垂直よりも内側へ開いている。
【0046】この実施形態の潤滑剤供給装置25におけ
る弾性体38の作用効果は上記第2の実施形態の場合と
同様であるが、弾性体取付け溝35の形状及び弾性体3
8の形状が単純化されており、その分安価に形成できる
利点がある。
【0047】図10〜図12に、潤滑剤供給装置25の
第4の実施形態を示す。この場合の潤滑剤供給装置25
は、弾性体38及びこれを取り付けるための弾性体取付
け溝35の形状が上記図7〜図9の実施形態の場合より
一層単純化されている。すなわち、弾性体取付け溝35
は左右一対に設けた垂直溝35a,35aとこれらを連
結する水平溝35bのみからなる。その弾性体取付け溝
35に嵌合する弾性体38の方は、前記垂直溝35aに
嵌合する直線状の嵌合部38a,38a及び前記水平溝
35bへの嵌合部38bを有し、嵌合部38a,38a
は共に垂直よりも外側へ開いている。
【0048】上記弾性体38の外側へ開いている嵌合部
38a,38aを内側に撓めて前記弾性体取付け溝35
に嵌合して取り付けることにより、潤滑剤供給装置25
の切欠き36より外側の部分に外方への付勢力が作用し
て、外側面25aは案内レール1の内側面1bに、また
外側面25aから突き出している嵌合突起29が案内レ
ール1のボール転動溝2に、それぞれ密着される。しか
し、ボールねじ軸7への付勢力は作用しない。
【0049】本実施形態の潤滑剤供給装置25では、ボ
ールねじ軸7への密着性を確保するために、図10に示
すようにねじ軸挿通孔27の内周に複数のリップ40が
突設してある。そのリップ40は、ねじ軸挿通孔27の
内周から中心に向かってひだ状に延びており、挿通した
ボールねじ軸7の外周面7a及び螺旋状のボールねじ溝
8に接触して弾性的に圧着される。
【0050】潤滑剤供給装置25に含有されている潤滑
剤は、弾性体38で付勢された外側面25a及び嵌合突
起29から徐々にしみ出して、それが密着している案内
レール1のボール転動溝2に供給され、その溝2を転動
する直動案内用のボール18を潤滑する。同時に、ねじ
軸挿通孔27の内周の複数のリップ40からも徐々にし
み出して、それらが密着しているボールねじ軸7の外周
面7a及び螺旋状のボールねじ溝8に供給され、その溝
8を転動するボール21を潤滑する。
【0051】この場合、潤滑剤供給装置25からの潤滑
剤のしみ出しに伴い、潤滑剤供給装置25自体は徐々に
収縮してくる。しかして、潤滑剤供給装置25の外側面
25aの側は、弾性体38で案内レール1の内側面1b
に向かい弾圧されているから、潤滑剤供給装置25の収
縮に対応して切欠き36は徐々に開きが大きくなってい
くが、嵌合突起29のボール転動溝2への密着は確実に
維持される。
【0052】これに対して、潤滑剤供給装置25のねじ
軸挿通孔27の側は、弾性を有するリップ40がボール
ねじ軸7により押しつぶされて折り重なるように倒れて
圧縮された状態にある。これにより、潤滑剤供給装置2
5のボールねじ軸7への密着は確実に維持される。
【0053】なお、前記第4の実施形態では、リップ4
0をねじ軸挿通孔27の内周にのみ設けた場合を示した
が、これに限らず、潤滑剤供給装置25が案内レールと
接触する面、すなわち外側面25a及び/又は嵌合突起
29の接触面の方にも併設しても良い。その場合には、
切欠き36や弾性体38を不要とすることもできる。ま
た、リップ40は、潤滑剤供給装置25が案内レールと
接触する面の方にのみ設けても良い。
【0054】さらに、リップ40の形式は、図13に示
したように、ねじ軸挿通孔27の内周から中心に向かっ
てリング状に延びているものとしても良い。以上説明し
た各実施形態においては、直動案内系の転動体循環経路
を片側で1条としたものを説明したが、1条以上の一軸
アクチュエータについて本発明を適用できる。
【0055】また、潤滑剤供給装置25の外側面25a
は案内レール1の内側面1bに、嵌合突起29は案内レ
ール1のボール転動溝2に接触する場合を説明したが、
外側面25a又は嵌合突起29のどちらか一方が案内レ
ール1に接触する構成であっても良い。
【0056】また、直動案内用の転動体がボールの場合
を説明したが、転動体がころの場合にも本発明を適用で
きる。また、ナット駆動用の送りねじとしてボールねじ
軸7及びボールねじナットを用いた場合を説明したが、
ボールを介在させない通常の送りねじ構成とすることも
可能である。
【0057】また、潤滑剤供給装置はナットの前後のエ
ンドキャップの双方に取り付けるものを説明したが、必
ずしも両側に付けるとは限らず、一軸アクチュエータの
使用態様に応じてナットの一方のエンドキャップにのみ
装着するようにしても良い。
【0058】さらにまた、潤滑剤供給装置はエンドキャ
ップに直接取り付けた場合を示したが、エンドキャップ
の端面が成型時の肉ぬすみ等で平らでない場合等には、
エンドキャップと潤滑剤供給装置との間に板材を介在さ
せて潤滑剤供給装置を間接に取り付けても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る一軸アクチュエータは、送りねじのナットの少な
くとも一方のエンドキャップに、ゴム又は合成樹脂に潤
滑剤を含有させてなる潤滑剤供給装置を取り付け、その
潤滑剤供給装置を、前記ナットを駆動させるねじ軸と前
記ナットを案内する直動案内用の案内レールの転動体転
動溝及び/又は内側面とに接触せしめるものとしたた
め、当該潤滑剤供給装置から徐々にしみ出す潤滑剤を駆
動用のねじ軸と直動案内用の案内レールとの二系統に長
期間にわたり自動的に潤滑剤を適量づつ自動供給するこ
とができて、メインテナンスの容易な低コストの一軸ア
クチュエータを提供できるという効果を奏する。
【0060】また、本発明の請求項2に係る一軸アクチ
ュエータは、前記潤滑剤供給装置が、前記ねじ軸と前記
案内レールの両方への付勢力を有する弾性体を備えてい
ため、潤滑剤のしみ出しで潤滑剤供給装置が収縮して
も潤滑箇所へ強制的に密着させることができて、常時安
定した潤滑が可能になるという効果を奏する。
【0061】また、本発明の請求項3に係る一軸アクチ
ュエータは、前記弾性体を装着した潤滑剤供給装置に、
ねじ軸に接触する部分と案内レールに接触する部分との
間を離開させる切欠きを設けたため、弾性体の付勢力に
よるねじ軸への接触と案内レールへの接触とをより確実
にすることができて、一層安定した潤滑が可能になると
いう効果を奏する。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体斜視図である。
【図2】図1のボールねじナットの一部を切り欠いて示
す斜視図である。
【図3】図2のエンドキャップの端部に装着される潤滑
剤供給装置の斜視図である。
【図4】本発明の潤滑剤供給装置の他の実施形態の正面
図である。
【図5】図4の潤滑剤供給装置に装着する一対の弾性体
の正面図である。
【図6】図5の弾性体を装着した図4に示す潤滑剤供給
装置の正面図である。
【図7】本発明の潤滑剤供給装置の他の実施形態の正面
図である。
【図8】図7の潤滑剤供給装置に装着する一対の弾性体
の正面図である。
【図9】図8の弾性体を装着した図7に示す潤滑剤供給
装置の正面図である。
【図10】(a)は本発明の潤滑剤供給装置の他の実施
形態の正面図、(b)はそのB−B線断面図である。
【図11】図10の潤滑剤供給装置に装着する弾性体の
正面図である。
【図12】図11の弾性体を装着した図10に示す潤滑
剤供給装置の正面図である。である。
【図13】本発明の弾性体の他の実施形態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 案内レール 2 転動体転動溝(案内レールの) 7 ねじ軸 7a ねじ軸の外周面 8 ねじ溝(ねじ軸の) 10 ナット 12 エンドキャップ 13 転動体転動溝(ナット側面の) 14 転動体戻り通路 16 湾曲路 17 循環経路 18 転動体(直動案内用の) 25 潤滑剤供給装置 36 切欠き 37 切欠き 38 弾性体 40 リップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−357355(JP,A) 特開 平3−149448(JP,A) 特開 平6−159471(JP,A) 実開 平7−4952(JP,U) 実開 平1−71261(JP,U) 実開 平4−119668(JP,U) 実開 平7−4951(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 25/20 - 25/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する内側面に軸方向の転動体転動溝
    を有する断面凹状の案内レールと、その案内レールの幅
    の中心部に配設され外周面に螺旋状のねじ溝を有するね
    じ軸と、そのねじ軸に螺合されたナットとを備え、その
    ナットには前記案内レールの転動体転動溝に相対した転
    動体転動溝が両側面に形成されると共にナット肉厚内に
    前記転動体転動溝に平行する軸方向の転動体戻り通路が
    形成され、且つナットの前後の両端面にエンドキャップ
    が固定され、そのエンドキャップの内側の端面に前記相
    対する両転動体転動溝とこれに対応する前記転動体戻り
    通路とを連通させる湾曲路が形成され、前記両転動体転
    動溝と湾曲路と転動体戻り通路とよりなる循環経路内に
    直動案内用の多数の転動体が介装され、前記ねじ軸の回
    転により、それらの転動体の循環を介して前記ナットが
    前記案内レールに沿い移動可能とされた一軸アクチュエ
    ータにおいて、 前記ナット端部の少なくとも一方のエンドキャップに、
    直接又は間接にゴム又は合成樹脂に潤滑剤を含有させて
    なる潤滑剤供給装置を取り付るとともに、その潤滑剤供
    給装置を前記ねじ軸の外周面とねじ溝との少なくとも一
    方及び前記案内レールの内側面及び/又は転動体転動溝
    に接触せしめたことを特徴とする潤滑剤供給装置付き一
    軸アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤供給装置は、前記ねじ軸と前
    記案内レールの両方への付勢力を有する弾性体を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の潤滑剤供給装置付
    き一軸アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記潤滑剤供給装置は、前記ねじ軸に接
    触する部分と前記案内レールに接触する部分との間に前
    記弾性体の付勢力によりそれら両部分を離開させる切欠
    きを備えていることを特徴とする請求項2記載の潤滑剤
    供給装置付き一軸アクチュエータ。
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