JP3453691B2 - 連発リベッターにおけるリベット供給装置 - Google Patents

連発リベッターにおけるリベット供給装置

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JP3453691B2 JP30515795A JP30515795A JP3453691B2 JP 3453691 B2 JP3453691 B2 JP 3453691B2 JP 30515795 A JP30515795 A JP 30515795A JP 30515795 A JP30515795 A JP 30515795A JP 3453691 B2 JP3453691 B2 JP 3453691B2
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内 正 年 大
田 秀 一 水
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オプトエンジニアリング株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • B21J15/323Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements using a carrier strip

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金等をかしめる
ブラインドリベット(以下リベットと称す)を連続して
打つことができる連発リベッターにおけるリベット供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リベットが自動的に供給されると
共に、破断されたリベットの心軸が散乱しないようにし
た連発リベッターとして、例えば特願平4−36030
3号公報に開示されている。
【0003】この特願平4−360303号公報に開示
された従来の連発リベッターは、図8〜図22に示すよ
うに本体Dと駆動部Eとリベット供給部Fとバルブ部G
とから構成され、図8,図9はトリガーバルブの押釦が
解放された状態を、図10〜図15はトリガーバルブの
押釦が押された状態を示す。
【0004】駆動部Eは、本体Dから側方に分岐した小
径のオイルシリンダ210と、このオイルシリンダ21
0のオイルピストン211を駆動する大径のエアシリン
ダ200とを有している。そして、前記エアシリンダ2
00に内装されたピストン220にはそのピストンロッ
ドであるオイルピストン211が一体に形成されてい
る。前記オイルシリンダ210は、チャックシリンダ4
00内のジョーケースピストン500とノーズピストン
600との間に形成された空間である油室450に通じ
るチャックシリンダ400側壁の孔470を通じてチャ
ックシリンダ400と連通している。
【0005】は第2のポートで前記エアシリンダ20
0のピストン前室201、前記真空エジェクタ420及
び前記ノーズピストン600とロッドカバー460との
間の空気室480(図12)にそれぞれ圧気を供給し、
操作バルブ900の出口側の他方であるポートfに連通
されている。
【0006】は第1のポートで、エアシリンダ200
のピストン後部位置である後室202(図10)に圧気
を供給し、後述する操作バルブ900の出口側の一方で
あるポートeに連通されている。は第3のポートで、
ピストン220の前進位置(図10)で前記エアシリン
ダ200の後室202の圧気を操作バルブ900のパイ
ロットエア回路Yに供給する。前記エアシリンダ200
の下端にはリベット供給部Fの収納ケース750がピン
340止めされている。
【0007】本体Dは、前記オイルシリンダ210にチ
ャックシリンダ400が略直角に一体形成され、その上
部にはリベット740の切断された心軸741が収納さ
れる心軸収納ケース410が装着され、下部にはリベッ
ト供給部Fが装着されている。前記心軸収納ケース41
0の上端にはケース内を真空にする真空エジェクタ42
0が取り付けられている。前記チャックシリンダ400
の下端にはロッドカバー460が取り付けられ、その内
部にはジョーケースピストン500が内装され、その上
部は上端解放の椀形のピストン550で、これにより上
部の空気室440と下部の油室450とを画成した状態
で装着されている。
【0008】前記チャックシリンダ400の下部はジョ
ーケース510で、前記椀形のピストン550の下端に
固着され、前記ジョーケース510の先端内面には先端
ほど小径に形成されたテーパ面511が形成され、この
テーパ面511には一対のジョー540が摺動可能に嵌
合している。そして、各ジョー540,540はジョー
ケース510内に収納されたスプリング520により先
鋭状のジョープッシャー530を介して下方及び外方に
付勢されている。
【0009】また、ジョーケース510内には心軸上昇
パイプ430が挿入され、その上部は前記心軸収納ケー
ス410の底板を貫通した状態でこれに固着されてい
る。前記ジョーケースピストン500の下方にはノーズ
ピストン600が配設され、上部の油室450と下部の
空気室480とを画成すると共に、前記ノーズピストン
600下端に形成された筒体610が前記チャックシリ
ンダ400下端のロッドカバー460に摺動自在に挿通
され、前記筒体610の下端にはノーズピース620が
装着されている。
【0010】なお、図8,図12,図13及び図14の
状態では筒体610の下壁611(図17)にジョーケ
ース620の先端が当接し、下壁611から突出したノ
ーズピース620の一端にはジョー540の先端がそれ
ぞれ当接している。前記ノーズピース620にはリベッ
ト740の心軸741が挿通する孔が穿設され、先端内
には弾発性を有する弾性リング621(図17)が取り
付けられ、心軸741を弾性により摺動自在に保持し、
挿入されたリベット740が作業中に落ちないよう構成
されている。上記構成は、図17乃至図20に拡大して
示してある。
【0011】前記チャックシリンダ400の側壁には、
下部の空気室480と上端の真空エジェクタ420とに
連通する管路490が設けられ、その途中には前記第2
ポートに連通する孔が設けられている。
【0012】リベット供給部Fは図8,図10,図12
〜図14及び図16に示すように、テープエアシリンダ
710とガイド板720とを有し、図21及び図22に
示すようにブラインドリベット保持体(以下、リベット
保持体という)730はポリプロピレン等で断面コ字状
に形成され、一定間隔毎に送り孔732及び上下タブ7
31,731を有し、タブ731とタブ731との間に
は隙間733を有し、タブ731先端には切り溝734
を有し、この切溝734にリベット740の心軸741
とリベット本体742とが保持されている。前記テープ
エアシリンダ710内には、図16に示すように、スプ
リング711により後方(戻し方向)に付勢されたテー
プピストン712が収容されると共に、該テープピスト
ン712には送り爪713aを有するシャフト713が
嵌挿され、抜止め用のビス714でセットされている。
【0013】前記ガイド板720にはリベット保持体7
30をガイドする突条(図示せず)が形成されると共
に、前記送り爪713aが往復動する長孔722が開口
している(図16乃至図20参照)。なお、リベット保
持体730はずれ防止用の板バネ770(図16)によ
りガイド板720へ弾発的に押し付けられていると共
に、リベット740に作用する逆止め爪723が設けら
れている。前記ずれ止め防止用の板ばね770は、リベ
ット保持体730を弾発的にガイド板720に押え付
け、リベット保持体730が所定位置よりずれるのを防
止するものである。そして、収納ケース750は、ガイ
ド板720の長手方向に対し軸方向が円筒形に形成さ
れ、円筒形にそってリベット保持体730が巻き込ま
れ、リベット保持体730はガイド板720にそって排
出されるようになっている。
【0014】バルブ部Gは図9,図11及び図15のよ
うになっており、900は操作バルブでエアシリンダ2
00の鎖線で示す位置に取り付けられ、2位置パイロッ
ト切換弁であり、800はトリガーバルブで、オイルシ
リンダ210とチャックシリンダ400が交差する内側
の鎖線で示す位置に取り付けられており、押釦810を
押したり解放したりするようになっている。
【0015】図において、801はコンプレッサー等の
圧気源を示し、h,oは大気に開放され、前記操作バル
ブの出口側ポートe,fは、それぞれ前記ポート,
に連通し、ポートはパイロットエア回路Yにそれぞれ
連通している。また、前記トリガーバルブの出口側ポー
トmは前記操作バルブのパイロットエア回路xとチャッ
クシリンダ400上端のポートに連通し、ポートnは
前記操作バルブ900の入口側ポートgに連通してい
る。
【0016】さらに、前記ロッドカバー460にはポー
トが設けられ、このポートを通して空気室480が
テープエアシリンダ710のポートkと連通し、ノーズ
ピース600が上死点まで上昇した際(図14)筒体6
10下部の溝612を通じ空気室480内の圧気がテー
プエアシリンダ710に供給されるようになっている
(図15)。
【0017】前記連発リベッターは次の如く作動する。
通常、連発リベッターの収納ケース750にリベット保
持体740が巻かれた状態で収納され、かしめない状態
の時は、図8,図9の状態となっており、押釦810
(トリガー)は解放され、リベット740はノーズピー
ス620に弾性リング621により弾発保持されて下方
に抜け落ちないようになっている。
【0018】図10に示すようにリベット740のリベ
ット本体742を板金760の孔に挿入し、押釦810
を押すと図11に示すようにトリガーバルブ800が移
動するので、圧気はポートs→nを通り、操作バルブ9
00のポートg→eを通ってポートからエアシリンダ
200の後室202に流入し、ピストン220が前進す
るので、オイルピストン211も前進し、油室212の
オイルがチャックシリンダ400の油室450に流入す
るのでジョーケースピストン500を所定の距離押し上
げる。
【0019】従って、ジョーケース510が上昇する。
この場合一対のジョー540はジョープッシャー530
を介してスプリング520により下方へ付勢されている
ので、ジョー540はジョーケース510のテーパ面5
11を摺動しながら下方へ突出し、かつ、互いに接近し
てリベット740の心軸741をつかみながら上昇す
る。この心軸741の上昇によりリベット740のかし
めが行われ、次いで、ノーズピース620の先端でリベ
ット本体742が止められているので心軸741が切断
される。
【0020】この場合、空気室480とエアシリンダ2
00の前室201とはポートから操作バルブ900の
ポートf→hを通じて大気に解放されているので、ノー
ズピストン600は下方に押し付けられ、ジョーケース
ピストン500のみが上昇する。前記の如くピストン2
20が前進するとポートを通じ後室202の圧気がパ
イロットエア回路Yへ供給され、操作バルブ900が前
進し、図15の状態となり、圧気源801よりの圧気は
ポートs→n→g→fを通りポートに供給され、エア
シリンダ200後室202の圧気はポートe→hを通
じ、またパイロットエア回路xの圧気及び空気室440
の圧気はポートm→oを通じて大気へ解放される。
【0021】従って、図12〜図14に示すようにジョ
ーケースピストン500とノーズピストン600とは上
死点まで上昇する。図12は、オイルピストン211が
戻り(当然ピストン220も戻る)、ノーズピストン6
00が上昇して、椀形のピストン550に接近した位置
まで戻り、真空エジェクタ420に圧気が吹き込まれる
ので、心軸収納ケース410内のバキュームが開始され
る。また、ジョーケースピストン500に対しノーズピ
ストン600が上昇し、筒体610の下壁611がジョ
ーケース510下端に当接すると共に、ノーズピース6
20の上端がジョー540の先端を押し上げるので、ジ
ョー540は解放された状態となる。
【0022】従って、切断された心軸741は、心軸収
納ケース410に吸い上げられる。図13は、ジョーケ
ースピストン500とノーズピストン600とが上昇す
る途中を示し、心軸741が心軸上昇パイプ430を通
して心軸収納ケース410内に吸い上げられた状態を示
す。
【0023】図14は、ジョーケースピストン500と
ノーズピストン600とが共に、上死点にある状態を示
し、この時、ポートから圧気がテープエアシリンダ7
10のポートKに供給されるので、テープピストン71
2が前進し、送り爪713aが長孔722にそって前進
し、リベット保持体730の送り孔732に係合してい
る送り爪713aはリベット保持体730を収納ケース
750から引き出してガイド板720にそって1ピッチ
移動させ、心軸741の先端をノーズピース620下方
の軸心上にセットする。
【0024】次いで、押釦810を解放すると、バルブ
部Gは図9に示す状態となり、トリガーバルブ800は
スプリング820の力でもとの位置へ戻るので、圧気源
801の圧気はポートmを通り、操作バルブ900のパ
イロットエア回路Xに供給されるので操作バルブ900
も後退する。この時パイロットエア回路Yの圧気はポー
ト→を通りポートf→hから大気中に解放されてい
る。
【0025】上記バルブの位置では圧気はトリガーバル
ブ800のポートs→mを通りポートから空気室44
0に供給され、空気室480の圧気はポート→f→h
を通り大気中に解放され、ジョーケースピストン500
とノーズピース600とは共に下死点まで降下するの
で、この際ノーズピース620を通り開放されたジョー
540にリベット740の心軸741が保持されると共
に、ノーズピース620の先端がリベット保持体730
の上下のタブ731を下方に折り曲げて下降する。この
ノーズピース620の下降については図17乃至図20
に基づいて詳述する。
【0026】ノーズピース620が下降する際テープエ
アシリンダ710への圧気の供給は停止され、テープエ
アシリンダ710の圧気は抜けるので、テープピストン
712はスプリング711の作用で元の位置へ後退する
がリベット保持体730は逆止め爪723で逆方向の動
きを止められているので、リベット保持体730が停止
したまま、送り爪713aは送り孔732から外れて1
ピッチ手前に移動し、手前の送り孔732と係合する。
この時、リベット保持体730は、ガイド板720にず
れ防止用の板バネ770により弾発的に押し付けられて
いるので、位置がずれることなく、送り爪713aは確
実に送り孔732と係合する。
【0027】以上でリベット740のかしめの準備が完
了する。それ以降の動作は、前に記載した動作の説明と
同じであって、以上の動作を繰り返すことにより、連続
してリベット740をかしめることができる。
【0028】尚、図17〜図20はノーズピース620
が下降する状態を示し、図17はリベット740が1本
送られた状態を示しリベット本体742の頭部742a
は下タブ731の内側に位置している。図18は心軸7
41がノーズピース620に挿入されると共に、ノーズ
ピース620先端が上タブ731を曲折しかけた状態を
示す。
【0029】図19はノーズピース620が更に下降
し、上タブ731は完全に曲折し、心軸741はノーズ
ピース620を挿通してジョー540に遊嵌されると共
に、ノーズピース620先端に当接したリベット本体7
42の頭部742aが下タブ731を少し曲折しかけた
状態を示し、下タブ731の基端は下側ガイドの突起7
25に支えられているので、この突起725と、頭部7
42aが下タブ731を曲折するに要する抵抗力によ
り、リベット740は弾性リング621の抵抗に打ち勝
って頭部742aまで完全にノーズピース620に挿入
される。
【0030】図20はリベット740が完全にノーズピ
ース620に挿入された状態で下死点まで下降し、下タ
ブ731も完全に曲折された状態を示す。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の連発
リベッターは、リベットが自動的に供給されて連続して
打つことができる。ところが、従来のリベット供給装置
(リベット供給部F)は、図16に示すようにスプリン
グ711により後方(戻り方向)に付勢されたテープピ
ストン712が収容されたテープエアシリンダ710に
おける前記テープピストン712に、シャフト713を
介して送り爪713aが固着され、この送り爪713a
がリベット保持体730の送り孔732に係合し、テー
プピストン712と共に前進してリベット保持体730
を送り出すものである。
【0032】この場合、テープピストン712は、エア
圧(圧気)により前進し、テープピストン712がポー
トtを通過するとポートtよりエアが抜けエア圧が作用
しないのでテープピストン712は停止し、スプリング
711の付勢力で復元するものである。すなわち、テー
プピストン712にてリベット保持体730を1ピッチ
送るものであり、このストロークはポートtからのエア
圧抜け(通常はポートtまでの距離)によって決定され
る。従って、通常はテープピストン712が送り端に達
した時、エア抜けするようになっている。しかしなが
ら、このようなリベット保持体の送り装置(リベット供
給部F)では、Oリングの摩耗、摩擦抵抗、エア圧等に
よりテープピストン712が送り端になる前にエア
けし、ピストンに送り端の位置精度が出ないことがあ
る。
【0033】リベッターの場合、位置精度がでないとリ
ベット740の心軸741とノーズピース620との軸
心が合わないため、ノーズピース620が下降してもリ
ベット740の心軸741はノーズピース620に挿入
されず、空打ちになってしまうことになる。従って、位
置精度は重要な問題である。
【0034】本発明は、このような点に鑑み送り爪(テ
ープピストン)が送り端に当った後もテープピストンは
移動するようにし、エア圧の抜けるタイミングを遅ら
れ、確実な送り精度の出せるリベット供給装置を提供す
ることを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ブラインドリベットが予め装着されたブ
ラインドリベット保持体によりブラインドリベットを連
発リベッターに供給する装置であって、連発リベッター
のブラインドリベット保持体収納部とリベット供給位置
間に長孔を有するガイド板が設けられ、このガイド板の
側方に圧気で前進するテープピストンを内装するテープ
シリンダが設けられ、このシリンダのテープピストンの
前方にはスプリングを介して移動子が摺動自在に設けら
れ、この移動子の前側には前記スプリングより付勢力の
弱い、移動子及びテープピストン復元用のスプリングが
設けられ、該移動子にはその先端が前記ガイド板に設け
られた長孔より突出し、ブラインドリベット保持体の送
り孔に係合する送り爪が固設され、テープピストンの前
進により移動子及び送り爪が前進し、送り爪が送り端に
到達した後のスプリングの縮み部分でテープピストンが
前進する工程間のシリンダに圧気の抜けポートが設けら
れていることを特徴とする。従って、テープピストンの
前進により移動子及び送り爪が前進し、送り爪が送り端
に到達した後も、テープピストンはスプリングの縮み分
で前進し、抜けポートから圧気が抜ける。
【0036】また、本発明は、テープシリンダの圧気の
抜けポートがトリガーバルブに連結され、シーケンス回
路となっていることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図7と共に詳細に説明するが、前記従来例と同一部
分については同一符号を付して重複説明を省略する。図
1は本発明の実施の形態を示す要部正面図、図2は図1
のA−A線断面図、図3は図1の状態から作動した後の
要部正面図、図4は図3のB−B線断面図、図5は図3
の状態から作動した後の要部正面図、図6は図5のC−
C線断面図、図7は本発明の実施の形態を示す要部側面
図である。
【0038】本発明は、ガイド板720、テープエアシ
リンダ710、テープピストン712、移動子716、
送り爪713a等で概略構成されている。
【0039】ガイド板720は、リベット保持体730
の収納ケース(従来例750に相当)からリベッターへ
のリベット供給装置までリベット保持体730を案内す
るもので、収納ケースからリベッターへのリベット供給
位置近傍にわたって設けられる。このガイド板720
は、ノーズピース620の進退する部分手前までは断面
凹状の溝(図7参照)に形成され、リベット保持体73
0はこの溝に沿って案内される。また、ガイド板720
には、送り爪713aが往復動する長孔722が開口さ
れている。
【0040】テープエアシリンダ710は、前記ガイド
板720の側方に固着され、このテープエアシリンダ7
10内には、ポートkから圧気(圧縮空気)が入ること
によって前方へ移動するテープピストン712が収容さ
れ、このテープピストン712の前方にはスプリング7
15を介在して移動子716が摺動自在に設けられ、か
つこの移動子716の前方には復元用スプリング711
が装着され移動子716を常に後方(戻し方向)に付勢
している。そして付勢力はスプリング715>復元用ス
プリング711に設定される。
【0041】従って、ポートkから圧気(圧縮空気)が
入るとテープピストン712は前方に移動するが、それ
と共に移動子716も前方へ移動し、圧縮空気の圧力が
なくなるとスプリング711の付勢力で復元する。すな
わち、テープピストン712がポートtを通過すると、
空気圧はポートtより抜け、ここでテープピストン71
2へ空気圧が作用しなくなるので前進を停止すると共
に、スプリング711の付勢力で復元する。
【0042】送り爪713aは、前記移動子716に固
定され移動子716と共に移動すると共に、その先端は
前記ガイド板720の長孔722より突出し、リベット
保持体740の送り孔732に係合する。
【0043】他の構成(例えばガイド板720にずれ防
止用の板バネ770及び逆止め爪723を設ける等)
は、前記従来例と同様であるので詳細な説明は省略す
る。
【0044】次に作用を説明する。テープエアシリンダ
710にポートkから圧縮空気が送入されるとテープピ
ストン712は前進するが、このテープピストン712
の前方にはスプリング715を介して移動子716が設
けられ、スプリング715>スプリング711であるの
で、移動子716もスプリング711の付勢力に抗して
前進する。
【0045】送り爪713aは、この移動子716に固
設されているので、送り爪713aも移動子716と共
に前進する。この送り爪713aの先端は、ガイド板7
20の長孔722より突出し、リベット保持体740の
送り孔732に係合しているので、送り爪713aの前
進によりリベット保持体740も前方に送り出される。
【0046】そして、テープピストン712がポートt
を通過すると、その瞬間に空気圧はポートtから抜ける
ので、テープピストン712、移動子716及び送り爪
713aの前進は停止すると共に、テープピストン71
2への圧力がなくなるのでテープピストン712、移動
子716及び送り爪713aは、スプリング711の付
勢力で復元する。以上の動作を繰り返すことによってリ
ベット保持体740は1ピッチずつ送られ、リベッター
にリベットが自動的に供給される。
【0047】上記動作において本発明の移動子716
は、スプリング715を介してテープピストン712に
連係されているので、テープピストン712の前進によ
り移動子716(送り爪713a)が前進し送り端に達
した後もスプリング715の縮みによりテープピストン
712は少し前進できる。従って、送り爪713aが送
り端に当った後、テープピストン712がスプリング7
15を縮めて少し前進した時点でポートtを通過しエア
抜きがなされる。すなわち、リベット保持体740を
1ピッチ送り、送り爪713aが送り端に到達した後に
エア抜けが行なわれる。従って、送り爪713aは常
に送り端まで確実に移動するので、リベット保持体74
0の確実な送り精度が出せる。
【0048】また、上記の構成において、ポートtとト
リガーバルブ800を連結することによって、ポートt
から抜けた空気圧を次の動作の圧気源として使用でき、
シーケンス回路を形成できる。例えば、トリガーバルブ
800のパイロットピストン811を復帰させる側に連
結し、トリガーの軸812を下げて回路を初期状態に復
帰させるようにする。このようにシーケンス回路を形成
することによって、ポートtから抜けた圧気を次の動作
の圧気源として使用できる。本例においては、全ての動
作(1サイクルの動作)を自動的に行うことができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明によれ
ばテープピストンの前進により移動子及び送り爪が前進
し、送り爪が送り端に到達した後も、テープピストンは
スプリングの縮み分で前進し、そこで抜けポートから圧
気が抜けるため、送り爪は確実に送り端に移動され、リ
ベット保持体を常に正確に1ピッチ送りすることがで
き、リベット供給位置におけるリベットの位置精度を確
実に出せるものである。
【0050】また、テープシリンダの圧気の抜けポート
をトリガーバルブと連結してシーケンス回路を形成する
と、全ての動作、例えば1サイクルの動作を自動的に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の状態から作動した後の要部正面図であ
る。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】図3の状態から作動した後の要部正面図であ
る。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す要部側面図である。
【図8】従来例を示す断面図で、連発リベッターに取り
付けられた押釦を解放し、トリガーバルブと操作バルブ
とがノーマル位置となった状態を示す。
【図9】従来例を示すバルブの回路図で、図12と図1
3の組み合わせで全体を示す。
【図10】従来例を示す断面図で、連発リベッターに取
り付けられた押釦を押し、トリガーバルブのみが切り換
えられた状態を示す。
【図11】従来例を示すバルブの回路図で、図14と図
15の組み合わせで全体を示す。
【図12】従来例を示す断面図で、連発リベッターに取
り付けられた押釦を押し、トリガーバルブと操作バルブ
とが共に切り換えられた状態を示す。
【図13】従来例を示す断面図で、連発リベッターに取
り付けられた押釦を押し、トリガーバルブと操作バルブ
とが共に切り換えられた状態を示す。
【図14】従来例を示す断面図で、連発リベッターに取
り付けられた押釦を押し、トリガーバルブと操作バルブ
とが共に切り換えられた状態を示す。
【図15】図16〜図18の状態のバルブの回路図であ
る。
【図16】従来例を示すリベット供給部の横断面図であ
る。
【図17】従来例を示すリベット供給部の一部断面した
正面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベ
ット保持体との関係を示す。
【図18】従来例を示すリベット供給部の一部断面した
正面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベ
ット保持体との関係を示す。
【図19】従来例を示すリベット供給部の一部断面した
正面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベ
ット保持体との関係を示す。
【図20】従来例を示すリベット供給部の一部断面した
正面図で、ノーズピースが下降する際のブラインドリベ
ット保持体との関係を示す。
【図21】リベット保持体の斜視図である。
【図22】リベット保持体の縦断面図である。
【符号の説明】
710 テープエアシリンダ 711 復元用スプリング 712 テープピストン 713a 送り爪 715 スプリング 716 移動子 720 ガイド板 730 リベット保持体 731 タブ 740 ブラインドリベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−234034(JP,A) 特開 平6−198379(JP,A) 特開 平6−126370(JP,A) 特開 平6−91338(JP,A) 特開 平6−31370(JP,A) 特開 平6−47475(JP,A) 特開 平5−237585(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 15/32 B21J 15/10 F16B 27/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドリベットが予め装着されたブ
    ラインドリベット保持体によりブラインドリベットを連
    発リベッターに供給する装置であって、 連発リベッターのブラインドリベット保持体収納部とリ
    ベット供給位置間に長孔を有するガイド板が設けられ、 このガイド板の側方に圧気で前進するテープピストンを
    内装するテープシリンダが設けられ、 このシリンダのテープピストンの前方にはスプリングを
    介して移動子が摺動自在に設けられ、 この移動子の前側には前記スプリングより付勢力の弱
    い、移動子及びテープピストン復元用のスプリングが設
    けられ、 該移動子にはその先端が前記ガイド板に設けられた長孔
    より突出し、ブラインドリベット保持体の送り孔に係合
    する送り爪が固設され、 テープピストンの前進により移動子及び送り爪が前進
    し、送り爪が送り端に到達した後のスプリングの縮み部
    分でテープピストンが前進する工程間のシリンダに圧気
    の抜けポートが設けられていることを特徴とする連発リ
    ベッターにおけるリベット供給装置。
  2. 【請求項2】 前記テープシリンダの圧気の抜けポート
    は、トリガーバルブに連結され、シーケンス回路となっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の連発リベッター
    におけるリベット供給装置。
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