JPH05237585A - ブラインドリベット保持体 - Google Patents

ブラインドリベット保持体

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Publication number
JPH05237585A
JPH05237585A JP7636792A JP7636792A JPH05237585A JP H05237585 A JPH05237585 A JP H05237585A JP 7636792 A JP7636792 A JP 7636792A JP 7636792 A JP7636792 A JP 7636792A JP H05237585 A JPH05237585 A JP H05237585A
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JP
Japan
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blind rivet
rivet
blind
hole
tabs
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Pending
Application number
JP7636792A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Ouchi
内 正 年 大
Masaru Matsumoto
本 勝 松
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OPUTO ENG KK
Original Assignee
OPUTO ENG KK
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Publication date
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Publication of JPH05237585A publication Critical patent/JPH05237585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/10Riveting machines
    • B21J15/30Particular elements, e.g. supports; Suspension equipment specially adapted for portable riveters
    • B21J15/32Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements
    • B21J15/323Devices for inserting or holding rivets in position with or without feeding arrangements using a carrier strip

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール状に巻いて収納ケースに収納してロー
ルタイプとしても使用できると共に、ブラインドリベッ
トがプラスチック長尺体にしっかりと保持されたブライ
ンドリベット保持体を提供することを目的とする。 【構成】 連発リベッターに使用するブラインドリベッ
ト保持体で、略コ字状のプラスチック長尺体の上下縁部
には一定間隔に隙間103をへだてて長方形のタブ10
1が配設され、垂直部102には送り孔105が設けら
れている。上下タブ101,101にはブラインドリベ
ット33のシャフト33aが挿通する貫通孔104,1
04とこれから放射状に所定長さのスリット109が1
本以上切り込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラインドリベットを
連続して打つことができる連発リベッターに使用するブ
ラインドリベット保持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリベッターは、例えば特開昭61
−7852号公報に開示されているように、リベット打
ちに際してノーズピースの下方からブラインドリベット
のシャフト部を1本1本挿入して装着し、リベット打ち
後はブラインドリベットの切断されたシャフトがリベッ
ターの上部から排出されるよう構成されていた。
【0003】上記のような従来のリベッターでは、リベ
ットを1本1本装着しなければならないため手間がかか
った。
【0004】そこでブラインドリベットが自動的に供給
されると共に、破断されたブラインドリベットのシャフ
トが散乱しないようにした連発リベッターが特願平3−
152150号(特願平2−146850号に基づく優
先権主張)として出願されている。
【0005】この連発リベッターに使用されるリベット
保持体が平成1年7月28日付の実願平1−88994
号(実開平3−31040号)として出願されている
が、このリベット保持体は図6〜図8に示すように、一
定間隔毎にスリット57が形成されたタブ51を上下縁
部に設け、垂直部52には送り孔55を設けた断面略コ
字状のプラスチック長尺体の上下の各スリット57,5
7に亘ってブラインドリベット33のシャフト33aが
挿通されて並列保持されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記リベッ
ト保持体54はロール状に屈曲しないので、円筒形の収
納ケースにエンドレスに巻いて収納し、この収納ケース
を連発リベッターに装着して持ち運ぶことはできない。
したがって、所定長のカートリッジタイプのリベット保
持体を束ねて連発リベッターと共に持ち運んで使用せね
ばならず、余分なものを持ち運ぶ手間や、1本のリベッ
ト保持体を使い切ると差し替えるのに手間がかかり不便
であった。
【0007】また、ブラインドリベットが運搬中にプラ
スチック長尺体からはずれる場合もあった。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のでカートリッジタイプだけでなくロール状に巻いて収
納ケースに収納してロールタイプとしても使用できると
共に、ブラインドリベットがプラスチック長尺体にしっ
かりと保持されたブラインドリベット保持体を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のブラインドリベ
ット保持体は、上下縁部に設けられたタブと送り孔が設
けられた垂直部とを具備した断面略コ字状のプラスチッ
ク長尺体であって、前記タブには貫通孔とこれから放射
状に所定の長さで切り込まれた少なくとも1本のスリッ
トとを有し、前記上下の貫通孔にはブラインドリベット
のシャフトが並列保持されていることを特徴とし、
【0010】また、上縁部か下縁部のいずれか一方のタ
ブは貫通孔とこれから先端に向けて開口したスリットが
設けられているタブであることを特徴とし、更に、前記
タブは長方形で、一定間隔に隙間を隔てて配設されてい
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】ブラインドリベットは貫通孔に挿通されている
のでリベット保持体からはずれない。
【0012】また、貫通孔には、該貫通孔から放射状に
少なくとも1本のスリットが設けてあるので、ブライン
ドリベットのシャフト径より貫通孔径を僅かに小さくし
ておくと、ブラインドリベットのシャフトが挿通された
ときに、スリットが開く力で弾発付勢され、貫通孔がシ
ャフトを締めつけた状態となる。
【0013】さらに、ブラインドリベット保持体はコ字
状のプラスチック長尺体の上下縁部に一定間隔で隙間が
形成されているので、内部が円筒形の収納ケースにエン
ドレスに巻回して収納できる。
【0014】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1〜図4はそれぞれ本発明の請求項3
の一実施例を示す平面図、図1のA−A線断面、正面図
及び上下タブの拡大正面図、図5は本発明の一実施例を
示す請求項2の上タブの拡大正面図である。
【0015】ブラインドリベット保持体100は、プラ
スチック長尺体であって、断面略コ字状に形成され、そ
の上下縁部には長方形のタブ101が一定間隔に隙間1
03を隔てて配設されている。
【0016】そして、垂直部には一定間隔毎に長方形の
送り孔105が開設されている。前記上下タブ101,
101の先端近辺には、貫通孔104,104と、これ
から放射状に2本のスリット106,106が切り込ま
れており、スリットの先端は小孔107,107で止ま
っている。前記貫通孔104,104の径はブラインド
リベト33のシャフト33aより僅かに小さい径に形成
されている。
【0017】本発明のブラインドリベット保持体の請求
項3は上下タブ101,101とも同一形状で図4に示
すようになっている。
【0018】また、本発明のブラインド保持体の請求項
2は上タブ108のみが図5に示すように先端付近に貫
通孔109と、これから先端に向けてスリット110が
開口している。
【0019】図9〜図18は、このブラインドリベット
保持体100を使用してブラインドリベットを連続して
打つことができる連発リベッターの一例を示したもので
ある。
【0020】この連発リベッターは本体A,駆動部B及
びリベット供給部Cから構成されている。図9と図10
の組み合わせで連発リベッターのレバーを解放した状態
の全体図を示す。
【0021】図11と図13の組み合わせ及び図12と
図13の組み合わせで、それぞれ連発リベッターのレバ
ーを握った状態の全体図を示し、図13に示すエアシリ
ンダ内のピストン位置で、本体内の各ピストン及びブラ
インドリベットの位置が図11から図12に変化する。
【0022】駆動部Bは、本体Aから側方へ分岐した小
径のオイルシリンダ12と大径のエアシリンダ1とを有
し、そのエアシリンダ1内に収容されたピストン2のピ
ストンロッド3の先端部がオイルシリンダ12の油室1
2aに摺動可能に嵌合している。
【0023】エアシリンダ1の下部には、後端下部の給
気口40及び弁室44と連通するシャフト孔41が設け
てあり、その前後端に形成した大径部が連通孔42,4
3を介してエアシリンダ1内に連通している。また、前
記シャフト孔41内には、後端に弁8が固着され、前端
部にシャフト孔41を閉塞する栓70が形成されたバル
ブシャフト6が摺動可能に収容されている。なお、バル
ブシャフト6はバネ25により前方へ付勢されている。
【0024】前記オイルシリンダ12及びエアシリンダ
1の各前端下部には、操作レバー9及びバルブカム10
がそれらを時計方向に付勢するスプリングピン45,4
6で枢着されており、かつこの操作レバー9とバルブカ
ム10とは、それらの各上端にスプリングピン47,4
8で枢着された連結棒11で連結されている。なお、バ
ルブカム10の先端は前記バルブシャフト6の栓70の
前面に当接している。
【0025】本体Aは、前記オイルシリンダ12と一体
形成された空油圧シリンダ5の下部にチャックシリンダ
73を介して管状のリベットノーズ18が連結されてい
る。上記空油圧シリンダ5の内部には、該空油圧シリン
ダ5内を上部の空気室5bと下部の油室5aとに画成す
る空油圧ピストン13が収容され、該空油圧ピストン1
3の下部には筒体13aが一体に成形されている。そし
て、空気室5bは管路71を介して前記駆動部Bの弁室
44の後部に形成されている空気室72に連通してお
り、また油室5aはオイルシリンダ12の油室12aに
連通している。
【0026】前記チャックシリンダ73内には、下部に
筒体74が一体形成された中空状のチャックピストン7
5が収容されている。また前記空油圧ピストン13の筒
体13a内にはコイルスプリング76aが内装され、該
コイルスプリング76aにより下方へ付勢されたロッド
76が前記筒体13a下壁から伸縮自在に出現してい
る。ロッド76の先端には、前記チャックピストン75
の筒体74に摺動可能に嵌合する中空状のジョーケース
77が取り付けられている。
【0027】そのジョーケース77の先端内面には先端
部ほど小径に形成されたテーパ面78が設けてあり、こ
のテーパ面78に一対のジョー14が摺動可能に嵌合し
ている。そして、各ジョー14はジョーケース77内に
収納されたスプリング79により先鋭状のジョープッシ
ャー80を介して下方及び外方へ付勢されている。な
お、前記筒体74の下端は軸心のシャフト用孔を残して
閉塞されており、図9及び図12の状態ではその下壁7
4aにジョーケース77及びジョー14の各先端が当接
している。
【0028】前記チャックシリンダ73内のチャックピ
ストン75の下方の空気室81は、前記駆動部Bのエア
シリンダ1の前端部に設けた通気口82に管路83を介
して連通されている。また、図17に示すようにリベッ
トノーズ18の下端内部には一対のノーズピース19が
ピン50,50により回動可能に、かつ一対の止めネジ
51の先端側に収納されたバネ29,29により互に内
方へ付勢されて取り付けられている。
【0029】なお、図17における53は後述するリベ
ット33の通過孔、100は後述するブラインドリベッ
ト保持体である。ブラインドリベット保持体100は、
図1〜図3のようにポリプロピレン等で断面コ字状に形
成され、一定間隔毎に送り孔105及び上下のタブ10
1,101を有すると共に、各タブ101,101の先
端付近にはリベット保持用の貫通孔104,104が形
成されている。そして、この上下の貫通孔104,10
4にリベット33のシャフト33aがそれぞれ挿入され
上下に摺動可能に保持される。請求項2に示すブライン
ドリベット保持体の場合は上タブ108の貫通孔109
と下タブ101の貫通孔104とにシャフト33aが上
下に挿入される。
【0030】リベット供給部Cは、図14〜図17に示
したようにリベットノーズ18の側面に一体に取り付け
られたテープエアシリンダ58とガイド板59とを有
し、そのテープエアシリンダ58内には図15に示すよ
うにバネ31によって前方へ付勢されたピストン22が
収容されていると共に、該ピストン22には送り爪23
a(図15)を有するシャフト23が嵌装され、抜け止
め用のビス23bでセットされている。なお、上記エア
シリンダ58は図12に示すように管路84を介して駆
動部Bのチャックシリンダ73上部のポート81aと連
通している。図14及び図15において、58aは管路
84に接続されるポートである。
【0031】上記ガイド板59にはブラインドリベット
保持体100をガイドする上下一対の突条60,60が
形成されていると共に、上記送り爪23aが往復動する
長孔61(図9,図11,図12,図15及び図16)
が開口している。なお、図17における20はリベット
保持体押え板で、リベットノーズ18にピストン21,
21とこれを押圧するバネ30,30を介して装着され
ており、バネ30,30はブラインドリベット保持体1
00をガイド板59に弾発的に押しつけている。30a
はプレートで、図示しないビスでリベットノーズ18に
取り付けられて、前記スプリング30,30の後端に接
し、このスプリング30,30をピストン21,21方
向に押圧している。また、34はブラインドリベット保
持体100の収納ケースである。この収納ケース34は
ガイド板59の長手方向に対し軸方向が直角な円筒形に
形成され、円筒形にそってブラインドリベット保持体1
00が巻き込まれ、ブラインドリベット保持体100は
ガイド板59にそって排出されるようになっている。
【0032】次にこの連発リベッターの作動を説明す
る。通常、連続リベッタの収納ケース34にブラインド
リベット保持体100が装填されて使用中は、図9の状
態になっており、操作レバー9は解放され、リベット3
3は一対のノーズピース19を押し開いてその下面に突
出している。
【0033】この状態で、まず給気口40を圧気供給装
置(図示せず)に接続した後、図9に示すようにリベッ
ト33の先端を板金63の孔に挿入し、操作レバー9を
握ると図13に示すように連結棒11を介してバルブカ
ム10が反時計方向に回動するので、バルブシャフト6
及び弁8が後退する。これにより、圧気が連通孔43を
通ってエアシリンダ1内に入るため、ピストン2が前進
し、図11に示すように油室12aのオイルが本体Aの
油室5aに入って空油圧ピストン13を上限位置へ押し
上げる。
【0034】従って、ロッド76とジョーケース77が
上昇する。この場合一対のジョー14はジョープッシャ
ー80を介してバネ79により下方へ付勢されているの
で、ジョーケース77のテーパ面78を摺動しながら下
方へ突出し、かつ互に接近してリベット33のシャフト
33aをつかみながら上昇する。このシャフト33aの
上昇によりリベット33のかしめが行われ、次いでノー
ズピース19の先端でシャフト33aがリベット33か
ら切断される。
【0035】そしてピストン2の前進が終了すると(図
13)エアシリンダ1内の空気はエアシリンダ1の通気
口82から管路83を通って空気室81に供給される
(図12)。従って、図12に示すようにチャックピス
トン75及び筒体74が上昇し、この上昇時に、先ず筒
体74内のライナー74aがチャック14の先端に当接
してこれを押し上げ、次にチャックロッド77の先端に
当接する。従って、この時ジョー14が開く。さらに、
この位置から筒体74がさらに上昇し、ジョーケース7
7がスプリング76aを圧縮しながら上昇し、図12の
状態となる。
【0036】なお、前記チャックピストン75が上死点
まで上昇したとき(図12)管路83を通ってチャック
シリンダ73内に入った圧気はポート81aから管路8
4を通ってリベット供給部Cのテープエアシリンダ58
(図15)(図15は図14のD−D線断面図、図14
は図9,図11及び図12において収納ケース34を除
くリベット供給部Cを背面から見た斜視図である)内に
ポート58aを通って矢印方向に供給されるためピスト
ン22は図15の右方向(図12では左方向)へスプリ
ング31を圧縮しながら移動し、シャフト23先端の送
り爪23aが長孔61にそって右方向(図12では左方
向)に移動するので、ブラインドリベット保持体100
の送り孔105に係合している送り爪23aは、ブライ
ンドリベット保持体100を収納ケース34から引き出
してガイド板59の一対の突条60,60間にそって1
ピッチ移動させ、リベット33の先端部をリベットノー
ズ18内の所定の位置にセットする(図12)。
【0037】次いで、操作レバー9を解放すると、図1
0のように連結棒11を介してバルブカム10が時計方
向に回動するため、バネ25の作用力で弁8が閉じ圧気
が空気室72及び管路71を通って図9に示すように空
油圧シリンダ5の空気室5bに供給されるため、ロッド
76,ジョーケース77,ピストン13及びチャックピ
ストン75,筒体74が下限位置まで押し下げられる。
その際、図1のようにリベット33のシャフト33aの
上端が一対のジョー14間に入り、かつジョープッシャ
ー80の下端に当接するため、リベット33が押し下げ
られる。そして下端の一対のノーズピース19を押し開
いた後、その下面に突出して停止する。
【0038】なお、このとき同時にリベット供給部Cの
エアシリンダ58への圧気の供給が停止され、エアシリ
ンダ58内の圧気は大気と通じるのでピストン22はバ
ネ31の作用力で左方向(図15)(図9では右方向)
へ移動するが、保持テープ54は逆止め爪59aで左方
向(図15)(図9では右方向)の移動が止められてい
るので、ブラインドリベット保持体100が静止した状
態で送り爪23aは送り孔105から外れて1ピッチ手
前に移動し、手前の送り孔105(図9)と係合する。
【0039】以上で、1本のリベット33がかしめられ
たが、前記動作を繰り返すことにより連続的にリベット
打ちを行うことができる。また、切断されたシャフト3
3aは、図9,図11及び図12に示すようにブライン
ドリベット保持体100の貫通孔104,104(10
9,109)に挿通保持された状態でブラインドリベッ
ト保持体100と一体に通過孔53(図17)を通り順
次排出される。
【0040】なお、収納ケース34のブラインドリベッ
ト保持体100が空になった場合やブラインドリベット
保持体100を最初に装填して連発リベッターを使用す
る場合は、図18に示すような位置にブラインドリベッ
ト保持体100の先頭のリベット33を位置させ、次に
レバー9を握って空油圧ピストン13とチャックピスト
ン75を上昇させると、同時にリベット33が1本送ら
れる。この時には、チャックピストン下部の筒体74下
端は図12に示す位置にあり、リベット33も図12に
示す位置にきている。
【0041】次にレバー9を解放すると油圧ピストン1
3とチャックピストン75は共に下降し、図9に示す状
態となり、リベット33は一対のノーズピース19を押
し開いてその下面に頭部が突出し、リベットかしめの準
備が完了する。それ以降の作動は、前に連発リベッター
の作動の説明に記載された動作と同じである。
【0042】尚、前記実施例の説明は、上下のタブ10
1が一定間隔に隙間103を隔てて配設されている請求
項3の場合を中心に説明したが、本発明は、上下のタブ
が隙間を有することなく一体に連続する請求項1に示す
ものであってもよいことはいうまでもない。請求項1の
場合はカートリッジタイプしか使用できないが、請求項
3の場合は、カートリッジタイプだけでなくロールタイ
プとしても使用できるものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明のブラインド
リベット保持体によれば、これを連発リベッターに使用
すると、所定長さのカートリッジタイプとしてのみでな
く、ロールタイプとしてロール状に巻き収納ケースに納
めてエンドレスに使用できるので、作業現場に別途カー
トリッジタイプのブラインドリベットを数多く持参する
必要がない。
【0044】また、貫通孔をブラインドリベットのシャ
フト径より僅かに小径にすることにより、シャフトが弾
発力により締め付けて保持されるので、抜け落ちること
がない。
【0045】さらに、請求項2の構造の場合、操作レバ
ーを開放したとき、連発リベッターの筒体先端がブライ
ンドリベット保持体の上タブに当たって上タブが屈折す
るまで下降するよう設計できる。上タブの貫通孔には先
端に向けて開口したスリットが設けてあるので上タブが
屈折して先端が下降すると、シャフトはこのスリットを
通って抜けるので、筒体で押し下げられた上タブは容易
に屈折する。従って筒体のストロークを長く設計できる
ので、連発リベッターの小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す請求項3の上下タブの
拡大正面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す請求項2の上タブの拡
大正面図である。
【図6】従来のブラインドリベット保持体の平面図であ
る。
【図7】従来のブラインドリベット保持体の側面図であ
る。
【図8】従来のブラインドリベット保持体の正面図であ
る。
【図9】連発リベッターのレバーを解放した状態の本体
側の縦断面図で図1と図2の組み合わせで連発リベッタ
ーの全体図を示している。
【図10】連発リベッターのレバーを解放した状態の駆
動部側の縦断面図で図9と図10の組み合わせで連発リ
ベッターの全体図を示している。
【図11】連発リベッターのレバーを握った状態の本体
側の縦断面図で、図11と図13の組み合わせで連発リ
ベッターの全体図を示している。
【図12】連発リベッターのレバーを握った状態の本体
側の縦断面図で、図12と図13の組み合わせで連発リ
ベッターの全体図を示している。
【図13】連発リベッターのレバーを握った状態の駆動
部側の縦断面図で、図11と図13の組み合わせ及び図
12と図13の組み合わせで連発リベッターの全体図を
示している。
【図14】図9,図11及び図12において収納ケース
を除くリベット供給部を背面から見た斜視図である。
【図15】図14のD−D線断面図である。
【図16】図14のガイド板を突条の見える正面から見
た図である。
【図17】リベットノーズ部分の側面図である。
【図18】ブラインドリベット保持体を装填した際のリ
ベット供給部付近の説明図である。
【符号の説明】
A 本体 B 駆動部 C リベット供給部 1 エアシリンダ 2 ピストン 3 ピストンロッド 5 空油圧シリンダ 5a 油室 8 弁 12 オイルシリンダ 12a 油室 13 空油圧ピストン 14 ジョー 18 リベットノーズ 19 ノーズピース 33 ブラインドリベット 33a シャフト 54 ブラインドリベット保持体 58 テープエアシリンダ 73 チャックシリンダ 74 筒体 74a ライナー 75 チャックピストン 76 ロッド 76a スプリング 77 ジョーケース 78 テーパ面 79 バネ 80 ジョープッシャー 81 空気室 81a ポート 100 ブラインドリベット保持体 101 タブ 102 垂直部 103 隙間 104 貫通孔 105 送り孔 106 スリット 107 小孔 108 上タブ 109 貫通孔 110 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下縁部に設けられたタブと送り孔が設
    けられた垂直部とを具備した断面略コ字状のプラスチッ
    ク長尺体であって、 前記タブには貫通孔とこれから放射状に所定の長さで切
    り込まれた少なくとも1本のスリットとを有し、 前記上下の貫通孔にはブラインドリベットのシャフトが
    並列保持されていることを特徴とするブラインドリベッ
    ト保持体。
  2. 【請求項2】 上縁部か下縁部のいずれか一方のタブは
    貫通孔とこれから先端に向けて開口したスリットが設け
    られているタブである請求項1記載のブラインドリベッ
    ト保持体。
  3. 【請求項3】 前記タブは長方形で、一定間隔に隙間を
    隔てて配設されていることを特徴とする請求項1及び請
    求項2記載のブラインドリベット保持体。
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