JP3448363B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留守番電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、電話機及び電話機付ファクシミリ
等の通信機器には、受信者が不在中でも着呼に応答して
相手方のメッセージを自動的に録音する留守録機能を搭
載したものが増加しつつある。
【0003】また、この種機器では唯単に相手方のメッ
セージを録音するだけではなく、例えば外出先より録音
済メッセージの確認を可能とするために外出先の電話機
からの例えばDTMF信号からなる所定のリモート信号
に応答して再生するリモートコントロール機能(以下、
単にリモート機能という)も搭載するようになりユーザ
の利便性が高くなった。
【0004】しかし、上述の留守録機能及びリモート機
能の両機能を備えた機器では録音メッセージ中にリモー
ト信号が含まれると、その再生時に上記リモート信号に
より誤動作を生じるという問題があった。例えば、録音
メッセージ中に全メッセージの消去を指示するDTMF
信号が含まれていると、上記メッセージの再生途中でメ
モリ中のメッセージが全て消去されることとなる。
【0005】このような問題を解決する方法としては、
例えば特公昭58−12786号公報(HO4M1/6
4)で提案された如く受信メッセージ中のDTMF信号
の立上りを検出し即座に録音用アンプの動作を中断し、
かつ、上記信号の立下りを検出した時点で録音用アンプ
の動作を再開することにより実質的にDTMF信号の録
音をしない様にする方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述の方法で
はDTMF信号の立下りと録音用アンプの動作再開との
間には遅延を生じることとなり、この遅延期間中のメッ
セージは録音できないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、第1の特徴は、音声録音用メモリ
と、電話回線を介して送られてきた音声信号中のリモー
ト信号を検出すると共にその検出期間中検出信号を出力
する検出手段と、上記リモート信号とは異なる信号を出
力する手段と、供給された信号を上記音声記録用メモリ
に書込む手段と、上記検出手段の検出信号出力に応答し
てその出力中上記音声信号に換えて上記信号出力手段か
ら出力された信号を上記書込手段に選択的に供給する手
段とを備えたことにある。
【0008】第2の特徴は、音声記録用メモリと、電話
回線を介して送られてきた音声信号中のリモート信号を
検出すると共にその検出期間中検出信号を出力する検出
手段と、上記リモート信号とは異なる信号を出力する手
段と、上記メモリに対する書込開始アドレスを管理する
手段と、上記検出手段における上記リモート信号検出か
ら上記検出信号出力までの遅延時間データを記憶する手
段と、上記検出信号の立上りに応答して上記記憶手段に
記憶されている遅延時間相当分の値だけ上記管理手段中
の書込開始アドレスを減算する手段と、供給された信号
を上記管理手段中の書込開始アドレスに従って上記メモ
リに順次書込むと共にその書込みに従って上記管理手段
中の書込アドレスを順次インクリメントする書込手段
と、上記検出手段の検出信号出力に応答してその出力中
上記音声信号に換えて上記信号出力手段から出力された
信号を上記書込手段に選択的に供給する手段とを備えた
ことにある。
【0009】第3の特徴は、上記リモート信号と上記信
号出力手段から出力される信号との周波数誤差を3%以
上としたことにある。
【0010】
【作用】本発明によれば、留守録動作中に電話回線を介
して送られてくるリモート信号はこのリモート信号と全
く異なる信号に置換して記憶される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、(1)は例えばマイクロコンピュータからなる制御
部であり、該制御部は内蔵の制御プログラムに基づいて
以下で説明する各部の制御を司る。
【0012】(2)は音声メモリであり、該メモリは半
導体ランダムアクセスメモリで構成され、上記制御部
(1)の制御の下でデジタル化された音声データを格納
する。(3)は半導体ランダムアクセスメモリからなる
ワーキングメモリであり、該メモリには上記音声メモリ
(2)への音声データの書込開始アドレスを示す書込ア
ドレスデータを初めとする制御部(1)の制御動作に必
要な各種データが記憶される。
【0013】(4)はNCUであり、該NCUは電話回
線を介して送られてくる呼出信号を検出する着信検出回
路(図示せず)を備え、着信を検出すると制御部(1)
にその旨を示す信号を送出し、制御部(1)からの指示
を待って回線の捕捉を行なう。また、上記NCU(4)
により電話回線は後出の録音アンプ(5)、再生アンプ
(6)と電話機TELとに分岐接続される。
【0014】(5)は録音アンプであり、該アンプはN
CU(4)より出力されたアナログ信号を増幅し出力す
る。(6)は再生アンプであり、該アンプは後出のAD
−DA部より出力されたアナログ信号を増幅しNCU
(4)に供給すると共にスピーカ(12)にも出力す
る。
【0015】(7)はDTMF検出部であり、該検出部
は録音アンプ(5)より出力されたアナログ信号中に含
まれるリモート信号を検出する。本実施例におけるリモ
ート信号は、1209Hz、1336Hz、1477H
z及び1633Hzの中の一つと697Hz、770H
z、852Hz及び941Hzの中の一つとの組合せか
らなる周知のDTMF信号を利用するため、上記検出部
は上記各周波数毎のフィルタ回路を備え、DTMF信号
を検出している間ハイレベルの検出信号を制御部(1)
に出力する。また、この検出部(7)は上記DTMF信
号の種別も同時に判別し、種別信号として制御部(1)
に出力する。尚、このようなDTMF検出部(7)とし
ては例えば三洋電機(株)製のLC7385を利用でき
る。
【0016】(8)は発振器であり、該発振器は上記D
TMF信号を構成する周波数とは異なる2種類のダミー
周波数の組合せからなるダミー信号を出力する。上記ダ
ミー周波数は少なくとも上記DTMF検出部(7)中の
いずれのフィルタ回路においても検出されない周波数が
良い。一般的に上記フィルタ回路の特定周波数に対する
検出許容範囲誤差は、±1.5%程度である。従って、
ダミー周波数としてはDTMF信号を構成する各周波数
と少なくとも±3%以上の誤差を有するものが好まし
い。本実施例では上記ダミー信号として1715Hz及
び662Hzの周波数を有する信号を組合せたものとし
た。
【0017】(9)は切換部であり、該切換部はDTM
F検出部(7)からハイレベル検出信号が出力されてい
る間発振器(8)から出力された信号を後出のAD−D
A部に供給し、一方ハイレベル検出信号が出力されてい
ない間は録音アンプ(5)より出力された信号を後出の
AD−DA部に供給するように選択的に切換える。
【0018】(10)はAD−DA部であり、該AD−
DA部は切換部(9)を介してアナログ信号が供給され
るとデジタル信号に変換し、かつ、符号化した後制御部
(1)に出力し、また制御部(1)よりデジタル信号が
供給されると復号化後アナログ信号に変換し再生アンプ
(6)に出力する。
【0019】(11)は操作部であり、該操作部は各種
データの入力を行なうためのキーの他に留守録機能のオ
ン、オフを指定するためのキースイッチを備える。
【0020】次に本実施例装置の動作につき説明する。
【0021】操作部(11)において留守録機能をオフ
にしている場合、電話回線を介して送られてきた呼出信
号はNCU(4)中の着信検出回路により検出され制御
部(1)にその旨を示す信号(着信検出信号)が送出さ
れるが、留守録機能がオフに設定されているため制御部
(1)はNCU(4)に対する回線捕捉指示は行わな
い。従って、呼出信号は電話器TELがオフフックされ
るまで電話器TELのリンガを鳴動させることとなる。
【0022】一方、留守録機能がオンに設定されている
場合、制御部(1)は図2及び図3に示す制御プログラ
ムのフローチャートに基づいて制御を行なう。
【0023】S1ステップにおいてNCU(4)より着
信検出信号が出力されると、制御部(1)はS2ステッ
プにおいて回線を捕捉すべくNCU(4)に制御信号を
出力する。
【0024】続くS3ステップでは例えば「只今外出中
です。ご用の方は後程連絡致しますので、ご用件をお話
し下さい。」という応答メッセージを相手方に出力す
る。具体的には、制御部(1)が音声メモリ(2)に予
め格納されている応答メッセージを読出し、これをAD
−DA部(10)で複号・アナログ変換すると共に再生
アンプ(6)で増幅した後、NCU(4)を介して電話
回線に送出することにより行なう。
【0025】上記応答メッセージの送出が完了すると、
制御部(1)はS4ステップにおいてワーキングメモリ
(3)に格納されている書込アドレスデータを同メモリ
(3)に別途設けられた退避領域に複写し、続くS5ス
テップにおいて録音動作を開始する。尚、以下では上記
退避領域中のデータを退避アドレスデータと称す。
【0026】この録音動作は、切換部(9)を介して送
られてきたアナログ信号を順次AD−DA部(10)で
デジタル信号に変換すると共に符号化したデータをワー
キングメモリ(3)の書込アドレスデータで示される音
声メモリ(2)中のアドレスを先頭アドレスとして順次
音声メモリ(2)中に格納する。尚、この時上記データ
の格納に同期して上記書込アドレスデータも順次インク
リメントされ、常に次に格納すべきメモリ(2)中のア
ドレスを示す。
【0027】制御部(1)は上述の録音動作を実行する
と共に図3に示すS6ステップ以下の処理も同時並行的
に実行する。
【0028】S6ステップでは録音動作を終了させて良
いか否かを判定する。具体的には、制御部(1)はAD
−DA部(10)より出力された符号化デジタルデータ
の無音データを逐次検出し、この無音データが所定時間
以上継続した場合、相手方からのメッセージ送出は終了
したものと見做して録音動作を終了する。
【0029】一方、S6ステップにおいて録音継続中と
判定すると、制御部(1)はS7ステップにおいてDT
MF検出部(7)からのハイレベル検出信号の有無に基
づいて相手方からのDTMF信号送出の有無を判定す
る。この判定においてローレベルと判定すると処理をS
6ステップに戻す。
【0030】S7ステップにおいてハイレベルと判定し
た時、このハイレベル検出信号は切換部(9)にも供給
されている。従って、S8ステップに示す如くAD−D
A部(10)には録音アンプ(5)からの出力アナログ
信号に換わって発振器(8)の出力アナログ信号が供給
される。
【0031】S9ステップではS7ステップと同様にD
TMF検出部(7)からの検出信号がハイレベルか否か
を判定し、ローレベルとなるのを待つ。
【0032】DTMF検出部(7)の出力がローレベル
となると、S10ステップにおいて切換部(9)はAD
−DA部(10)と発振器(8)との接続を解除し、A
D−DA部(10)を録音アンプ(5)に接続する。
【0033】従って、上記S8〜S10ステップの処理
中、即ち録音アンプ(5)よりDTMF信号が出力され
ている間はAD−DA部(10)にはこのDTMF信号
に換えて発振器(8)から出力されたダミー信号が供給
され、このダミー信号がDTMF信号に換わって音声メ
モリ(2)に格納される。
【0034】上記S10ステップの処理に続いてS11
ステップが処理される。このS11ステップでは、上記
ハイレベル検出信号出力時に同時にDTMF検出部
(7)より出力されたDTMF信号の種別を示す信号に
基づいて上記DTMF信号が所定のものか否かを判定す
る。具体的には、本実施例装置では留守録動作中に応答
可能なDTMF信号は留守録機能からリモート機能への
切換を要求する*キーに対応したDTMF信号のみであ
り、その他の0〜9及び#キーに対応したDTMF信号
には応答しない。このためS11ステップにおいて種別
信号が「*」であると判定した時、制御部(1)はS1
2ステップにおいてワーキングメモリ(3)中の退避ア
ドレスデータを書込アドレスデータとして書換え録音を
終了する。これにより書込アドレスデータは直前のS5
ステップでの録音開始前の状態となり、次回の録音時に
は重ね録音となるため実質的に直前に録音されたデータ
を消去したこととなる。
【0035】一方、S11ステップにおいて「*」以外
と判定すると、制御部(1)はS6ステップに処理を戻
し録音動作を継続する。
【0036】次に音声メモリ(2)に格納されたデータ
の再生について説明する。
【0037】この再生のための指示は操作部(11)又
は上述のリモート機能を利用して外部電話機もしくは電
話器TELから行なうことができる。このような再生指
示を受取った制御部(1)は応答メッセージの再生と同
様に音声メモリ(2)中の符号化デジタルデータを順次
読出しAD−DA部(10)で復号化すると共にアナロ
グ信号に変換した後、これを再生アンプ(6)で増幅し
スピーカ(12)に出力すると共にNCU(4)を介し
て電話回線及び/もしくは電話器TELに出力する。
【0038】この時、再生信号はNCU(4)を介して
DTMF検出部(7)にも供給されるが、再生信号中に
は上記検出部(7)で検出可能な信号は含まれていない
ため、上記検出部(7)がDTMF信号を検出すること
はない。
【0039】また、スピーカ(12)、電話回線及び電
話器TELへの上記再生信号出力は選択的に行なうこと
ができる。例えば、再生指示が操作部(11)からなさ
れた場合にはスピーカ(12)のみに出力し、電話回線
を介して外部電話機からなされた場合には電話回線のみ
に出力し、また電話器TELからなされたものであれば
この電話機TELのみに出力するように制御部(1)が
再生アンプ(6)及びNCU(4)を制御する。これに
より再生を要求したユーザに対してのみ再生が行われる
こととなるので、例えば外部からのリモート再生指示に
従った再生中にたまたま装置近くにいた人がスピーカ
(12)から出力された再生音に驚いたり、あるいは故
障と感違いすることを防止できる。
【0040】上記実施例では、DTMF信号とダミー信
号との切換は上記DTMF検出部(7)から出力される
検出信号の立上りに応答して開始されるが、実際のDT
MF信号の入力と上記検出信号の立上りとは図4に示す
如くわずかな時間差を生じるため、この時間差(遅延時
間T1)中に入力されたDTMF信号はダミー信号と置
換えることができない。しかし、この遅延時間T1は2
0〜30ms程度であり、また電気通信事業法の規定に
よれば最低50ms以上継続するDTMF信号に対して
のみ応答することが義務付けられているため日本国内に
おいては基本的には何ら問題はないが、このような規定
がない場合には少なくとも音声メモリ(2)中のDTM
F信号を100%ダミー信号に置換えることが好まし
い。
【0041】図5は、音声メモリ(2)へのDTMF信
号の記憶を100%阻止可能とするための実施例を示す
ブロック図である。図1に示した第1実施例との構成上
の違いは、ワーキングメモリ(3)に遅延時間データ及
び録音レートデータを付加した点にある。
【0042】上記遅延時間データとは、上述の遅延時間
T1に相当するものであり、この時間T1は上記DTM
F検出部(7)を構成する回路により決定される固有値
であるため、予めワーキングメモリ(3)中に記憶させ
ておくことができる。
【0043】また、上記録音レートとは、単位時間あた
りのアナログ信号をデジタル信号に変換した際に必要と
なるビット量を示す値であり、このレートはAD−DA
部(10)の符号化方式により決定される。即ち、より
肉声に近い形で符号化するためには単位時間長のアナロ
グ信号に対する符号化量(ビット量)を多く必要とし、
一方再生音声の音質を多少犠牲にすると単位時間表のア
ナログ信号に対する符号化量を少なくできる。一般の留
守番電話装置では音質及びメモリ使用量の鑑点から数K
ビット/S〜数10Kビット/Sの録音レートを有する
符号化方式が多く利用されている。また、このような方
式を複数備え、例えばユーザに最大録音時間という形で
選択させることも可能である。従って、上記録音レート
データは遅延時間データと同様に予めメモリ(3)に記
憶されても良く、ユーザの操作部(11)からの選択に
応答して設定するようにしても良い。
【0044】図6及び図7は図5に示す本発明の第2実
施例の動作を示すフローチャートで、S101〜S10
7及びS110〜S114ステップは夫々図2、図3に
示したS1〜S12ステップと同一であり、第2実施例
の特徴はS7ステップのハイレベル検出信号の立上り検
出と対応するS107ステップに続いてS108及びS
109ステップを付加したことにある。
【0045】S108ステップは、DTMF検出部
(7)における上記遅延時間T1期間中のDTMF信号
の音声メモリ(2)への格納に必要なメモリ容量を算出
するものである。具体的には、上記ワーキングメモリ
(3)中の録音レートデータと上記遅延時間データとの
積を求めることにより行なう。
【0046】S108ステップで求められた算出結果は
続くS109ステップにおいてワーキングメモリ(3)
中の書込アドレスデータを変更するためのデータとして
利用する。具体的には、書込アドレスデータより上記算
出結果分減算したものを新たな書込アドレスデータとし
てワーキングメモリ(3)に書込む。
【0047】従って、上記遅延時間T1中にDTMF信
号が音声メモリ(2)に書込まれたとしても発振器
(8)がAD−DA部(10)に切換接続された時点で
は上記S108及びS109ステップの処理により書込
アドレスデータは音声メモリ(2)中の上記DTMF信
号が書込まれた領域の先頭位置を示すデータに変更され
ているため、既にDTMF信号が書込まれた領域にもダ
ミー信号が重ね書きされるので実質的に音声メモリ
(2)中のDTMF信号を消去できる。
【0048】尚、本実施例ではS108ステップにおい
て録音レートと遅延時間との積を求めるように構成した
が、上記AD−DA部(10)が唯一の符号化方式しか
備えていない場合には録音レートも固定値となるので、
上記積値も常に一定となる。従って、このような場合に
は上記、積値をワーキングメモリ(3)に予め記憶させ
ておけば良く、S108ステップを省略できる。
【0049】また、上記第1、第2実施例では切換部
(9)の切換をDTMF検出部(8)の検出信号で直接
行なうように構成したが、上記検出信号に基づいて制御
部(1)が制御するように構成しても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、メッセージ録音中に入
力されたDTMF信号等からなるリモート信号は全く異
なるダミー信号に置換してメモリに格納するので、メッ
セージ再生中に誤動作を生じることはなく、かつ、メッ
セージ格納も中断されることがないためメッセージを全
て確実に記憶できる。
【0051】また、DTMF検出部における検出信号の
立上り遅延に伴ないメモリに格納されたDTMF信号も
実質的に消去できるので、再生中の誤動作をより確実に
防止できる。
【0052】更に、ダミー信号とDTMF信号との誤差
を3%以上とすることにより、DTMF検出部のダミー
信号検出を不能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第1実施例の動作を説明するための模式図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図6】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 制御部 2 音声メモリ 3 ワーキングメモリ 7 DTMF検出部 8 発振器 9 切換部 10 AD−DA部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/658 H04M 3/42 - 3/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声録音用メモリと、電話回線を介して
    送られてきた音声信号中のリモート信号を検出すると共
    にその検出期間中検出信号を出力する検出手段と、上記
    リモート信号とは異なる信号を出力する手段と、供給さ
    れた信号を上記音声記録用メモリに書込む手段と、上記
    検出手段の検出信号出力に応答してその出力中上記音声
    信号に換えて上記信号出力手段から出力された信号を上
    記書込手段に選択的に供給する手段とを備えたことを特
    徴とする留守番電話装置。
  2. 【請求項2】 音声記録用メモリと、電話回線を介して
    送られてきた音声信号中のリモート信号を検出すると共
    にその検出期間中検出信号を出力する検出手段と、上記
    リモート信号とは異なる信号を出力する手段と、上記メ
    モリに対する書込開始アドレスを管理する手段と、上記
    検出手段における上記リモート信号検出から上記検出信
    号出力までの遅延時間データを記憶する手段と、上記検
    出信号の立上りに応答して上記記憶手段に記憶されてい
    る遅延時間相当分の値だけ上記管理手段中の書込開始ア
    ドレスを減算する手段と、供給された信号を上記管理手
    段中の書込開始アドレスに従って上記メモリに順次書込
    むと共にその書込みに従って上記管理手段中の書込アド
    レスを順次インクリメントする書込手段と、上記検出手
    段の検出信号出力に応答してその出力中上記音声信号に
    換えて上記信号出力手段から出力された信号を上記書込
    手段に選択的に供給する手段とを備えたことを特徴とす
    る留守番電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記リモート
    信号と上記信号出力手段から出力される信号との周波数
    誤差を3%以上としたことを特徴とする留守番電話装
    置。
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