JP3446633B2 - 通信端末装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの内線
転送機能を備えたファクシミリ装置などの通信端末装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のファクシミリ装置において、記録
紙が無くなったとき、紙ジャムが生じたとき、トナーが
無くなったときなどのプリンタ部の記録不可状態におい
ては、画像データの受信途中では、ファクシミリ装置
は、ＤＣＮ信号を相手先のファクシミリ装置に送信して
受信を中止する。その後、着信があっても、ファクシミ
リ装置は画像データを受信することはできず、例えば、
回線ビジー又は無応答状態となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って、ファクシミリ
装置のプリンタ部の記録不可状態においては、着信の画
像データを受信することができないという問題点があっ
た。

【０００４】本発明の目的は以上の問題点を解決し、プ
リンタ部の記録不可状態となっても、着信の画像データ
を受信することができる通信端末装置を提供することに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項１記
載の通信端末装置は、転送先の内線番号を格納する第１
の記憶手段と、 転送先の番号を入力する入力手段と、 上
記入力手段により入力された転送先の番号が外線番号で
あるか否かを判断する判断手段と、 上記判断手段により
入力された転送先の番号が外線番号であるとき上記入力
された番号を上記第１の記憶手段に格納しない一方、上
記判断手段により入力された転送先の番号が外線番号で
はなく内線番号であるとき上記入力された番号を転送先
の内線番号として上記第１の記憶手段に格納する格納手
段と、外線回線と内線回線を回線接続する接続手段と、
回線を介して画像データを受信する受信手段と、受信し
た画像データを記憶する第２の記憶手段と、記憶した画
像データを記録する記録手段と、上記記録手段の記録不
可状態を検出する検出手段と、記録不可状態において記
憶した画像データを内線回線を介して上記第１の記憶手
段に格納された転送先の内線番号の別の通信端末装置に
転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。

【０００６】また、請求項２記載の通信端末装置は、請
求項１記載の通信端末装置において、画像データの各ペ
ージ毎に、上記受信手段による受信処理及び上記第２の
記憶手段による記憶処理と、上記転送手段による転送処
理とを繰り返すように制御する制御手段をさらに備えた
ことを特徴とする。

【０００７】さらに、請求項３記載の通信端末装置は、
請求項１又は２記載の通信端末装置において、上記転送
手段は、記憶した画像データを転送するときに、さら
に、上記記録手段の記録不可状態を示す情報を含む画像
データを別の通信端末装置に送信することを特徴とす
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。

【０００９】＜実施形態＞図１は、本発明に係る実施形
態である、画像データの内線転送機能を有するファクシ
ミリ装置２０の構成を示すブロック図である。

【００１０】この実施形態のファクシミリ装置２０は、
外線である公衆電話回線Ｌに接続され外線回線制御を行
うＮＣＵ１１と、ＮＣＵ１１に接続され公衆電話回線Ｌ
を介して画像データの送受信を行うファックスモデム１
０と、内線回線ＬＬ１に接続され内線回線制御を行うＮ
ＣＵ１１ａと、ＮＣＵ１１ａに接続され内線回線ＬＬ１
を介して画像データの送受信を行うファックスモデム１
０ａとを備え、すなわち２回線分のインターフェースを
備える。ここで、ＮＣＵ１１ａは内線回線ＬＬ１を介し
て構内交換機（以下、ＰＢＸという。）３０に接続さ
れ、ＰＢＸ３０は内線回線ＬＬ２を介して別のファクシ
ミリ装置２０ａに接続されている。そして、このファク
シミリ装置２０は、相手先のファクシミリ装置から公衆
電話回線Ｌを介して画像信号をファックスモデム１０で
受信して画像データに復号化した後、一旦画像メモリ８
に記憶し、次いで、画像記録部３を用いて画像データの
画像を印字する。このとき、画像記録部３が、記録紙が
無くなったとき、紙ジャムが生じたとき、トナーが無く
なったときなどの当該画像記録部３の記録不可状態にお
いては、その状態が画像記録部３の検出部（図示せ
ず。）で検出されてその情報が主制御部１に伝達され
る。この場合において、主制御部１は、画像メモリ８に
記憶した画像データを内線回線ＬＬ１、ＰＢＸ３０及び
内線回線ＬＬ２を介して別のファクシミリ装置２０ａに
転送する（ステップＳ２１及びＳ２４）ことを特徴とし
ている。

【００１１】図１において、ファクシミリ装置２０は、
従来のＧ３方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、画像データの内線転送機能を備えている。主制御
部１は具体的にはＣＰＵで構成されており、バス１３を
介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれら
を制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を
実行する。画像読取部２は、ＣＣＤ等を利用したスキャ
ナで原稿を読み取り、白黒２値に変換したドットイメー
ジデータを出力する。画像記録部３は電子写真方式等の
プリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファク
シミリ通信により受信したイメージデータをハードコピ
ーとしてプリントアウトして記録する。表示部４は、液
晶表示装置（ＬＣＤ）又はＣＲＴディスプレイ等の表示
装置であり、当該ファクシミリ装置２０の動作状態を表
示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信
したイメージデータの表示を行う。

【００１２】操作部５は、当該ファクシミリ装置２０を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
４をタッチパネル方式とすることにより、この操作部５
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。

【００１３】ＲＯＭ６は、当該ファクシミリ装置２０の
動作に必要であって主制御部１によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図２の転送内線番号登録処
理及び図３乃至図５の着信処理のプログラムを含む。Ｒ
ＡＭ７は、ＳＲＡＭ又はフラッシュメモリ等で構成さ
れ、主制御部１のワーキングエリアとして使用されてプ
ログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶す
る。また、ＲＡＭ７は、画像記録部３の記録不可状態の
ときに画像データを別のファクシミリ装置２０ａにＰＢ
Ｘ３０を介して内線で転送するときの、当該別のファク
シミリ装置２０ａの内線番号を予め登録して記憶する転
送内線番号メモリ７ａを備える。なお、ＲＡＭ７として
フラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移
動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内
容が失われない。画像メモリ８はＤＲＡＭ等で構成さ
れ、送信すべきイメージデータ又は受信したイメージデ
ータを記憶する。なお、ＲＡＭ７及び画像メモリ８をハ
ードディスクメモリで構成してもよい。

【００１４】ファックスモデム１０は、ＮＣＵ１１を介
して公衆電話回線Ｌに接続され、通常のファクシミリ通
信用のファックスモデムの機能を有するモデムであり、
ＦＳＫ信号として受信される発信電話番号情報のデータ
を復調して主制御部１に出力する。ＮＣＵ（ネットワー
ク制御回路：Network Control Unit）１１はアナログの
公衆電話回線Ｌの直流ループなどの閉結及び開放の動作
を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路
であり、必要に応じてファックスモデム１０を公衆電話
回線Ｌに接続する。また、ファックスモデム１０ａは、
内線回線ＬＬ１を介してＰＢＸ３０に接続された、ファ
ックスモデム１０と同様のモデムである。さらに、ＮＣ
Ｕ１１ａは、内線回線ＬＬ１のための回線接続を行う、
ＮＣＵ１１と同様のハードウエア回路である。ここで、
ＮＣＵ１１は、発信電話番号通知サービスにおけるＩＤ
受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うと
ともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおけ
る１次応答信号及び２次応答信号を発信することができ
る。なお、ＮＣＵ１１を所定のターミナルアダプタ及び
ＤＳＵ（加入者線終端装置：Digital Service Unit）を
介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線（例え
ば、ＩＳＤＮ回線）に接続するようにしてもよい。

【００１５】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置２０は、通常のＧ３方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、画像データの内線転送機能を有して
いる。ファクシミリ通信機能において、画像読取部２に
より読み取られたドットイメージデータはファクシミリ
通信の規格で定められているＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲ等の符
号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、
相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手
先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフ
トウェアによりイメージデータに復号化されて画像記録
部３からハードコピーとして出力される。なお、画像メ
モリ８はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆
に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力す
る。

【００１６】図２は、図１のファクシミリ装置２０の主
制御部１によって実行される転送内線番号登録処理を示
すフローチャートである。図２において、まず、ステッ
プＳ１においてテンキーを用いて転送先の内線番号を入
力したか否かが判断され、入力するまでステップＳ１の
処理を繰り返し、ＹＥＳのときにステップＳ２において
入力された内線番号の第１桁は０か否かが判断され、Ｙ
ＥＳのときは、ステップＳ３において「転送先として外
線は登録できません。」と表示部４に表示してステップ
Ｓ１に戻る。一方、ステップＳ２でＮＯであるときは、
ステップＳ４において全桁の入力データを転送内線番号
として転送内線番号メモリ７ａに格納して当該転送内線
番号登録処理を終了する。

【００１７】図３及び図４は、図１のファクシミリ装置
２０の主制御部１によって実行される着信処理を示すフ
ローチャートである。図３において、まず、ステップＳ
１１において外線である公衆電話回線Ｌを介して着信信
号を検出したか否かが判断され、検出するまでステップ
Ｓ１１の処理を繰り返し、検出したときステップＳ１２
に進む。ステップＳ１２において、１ページ分の画像デ
ータを外線で受信して画像メモリ８に記憶し、ステップ
Ｓ１３において記憶した画像データを画像記録部３を用
いて記録紙に印字する。ここで、ステップＳ１４におい
て記録紙が有るか否かが判断され、次いで、ステップＳ
１５において印字トラブルが生じたか否かが判断され
る。ここで、印字トラブルとは、紙ジャムが生じたと
き、トナーが無くなったとき、排トナーを収容する容器
に排トナーが満杯となったときなどを含む。

【００１８】ステップＳ１４においてＹＥＳでかつステ
ップＳ１５においてＮＯのときは、画像記録部３は記録
可能な正常状態であるので、ステップＳ１６において、
受信終了か否か（すなわち、最終ページを受信して印字
されたか否か）が判断され、ＮＯのときはステップＳ１
２に戻って上記の処理を繰り返す。一方、ステップＳ１
６でＹＥＳのときは、ステップＳ１７において外線の回
線を開放して当該着信処理を終了する。

【００１９】図３のステップＳ１４でＮＯ又はステップ
Ｓ１５でＹＥＳのときは、画像記録部３は記録不可状態
であるので、図４のステップＳ２１に進み、図５のサブ
ルーチンの転送開始処理を実行する。図５の転送開始処
理では、ステップＳ３１において転送内線番号メモリ７
ａに登録された内線転送番号のファクシミリ装置２０ａ
に対して内線で発呼し、ステップＳ３２において、例え
ば、「外線番号：０７５１２３４５６７のファクシミリ
装置は、プリンタ部の記録不可状態のために、画像デー
タを内線転送する。」などの画像データを内線転送する
旨の表紙ページの画像データを内線で送信する。次い
で、ステップＳ３３において画像メモリ８から画像デー
タを第１ページから読み出して内線で送信して、元のル
ーチンに戻り、図４のステップＳ２２に戻る。

【００２０】ステップＳ２２においては、受信終了か否
かが判断され、ＹＥＳのときは、ステップＳ２８で内線
及び外線の回線を開放して当該着信処理を終了する。一
方、ステップＳ２２でＮＯのときは、ステップＳ２３に
おいて次のページの画像データを外線で受信して画像メ
モリ８に格納し、ステップＳ２４においてステップＳ２
３で格納したページの画像データを内線で送信する。次
いで、ステップＳ２５において受信終了か否かが判断さ
れ、ＹＥＳのときは、ステップＳ２８で内線及び外線の
回線を開放して当該着信処理を終了する。一方、ステッ
プＳ２５でＮＯのときは、ステップＳ２６において画像
メモリ８のメモリ残容量は所定値（例えば、Ｂ４サイズ
１枚当たりの記憶容量である５００ｋＢである。）以上
有るか否かが判断され、ＹＥＳのときは、さらに受信し
て内線転送することができるので、ステップＳ２３に戻
って上記の処理を繰り返す。一方、ステップＳ２６でＮ
Ｏのときは、これ以上画像データを受信して画像メモリ
８に記憶することができないと判断して、ステップＳ２
７においてＤＣＮ信号を外線で送信した後、ステップＳ
２８で内線及び外線の回線を開放して当該着信処理を終
了する。

【００２１】なお、ステップＳ３３及びＳ２４における
画像データの内線転送時においては、画像データの外線
受信時の伝送速度と同じか、又はより速い伝送速度で送
信することが好ましい。これにより、画像記録部３の記
録不可状態における画像データの内線転送を迅速に行う
ことができる。

【００２２】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像記録部３が記録不可状態においては、その状態
が検出され、これに応答して、主制御部１は、画像メモ
リ８に記憶した画像データを内線回線ＬＬ１、ＰＢＸ３
０及び内線回線ＬＬ２を介して別のファクシミリ装置２
０ａに転送する（ステップＳ２１及びＳ２４）。従っ
て、画像記録部３が記録不可状態であっても、画像デー
タを受信して別のファクシミリ装置２０ａに内線転送で
き、受信不可状態となることがない。

【００２３】また、この実施形態のファクシミリ装置２
０において、主制御部１は、画像データの各ページ毎
に、画像データの受信処理及び画像データの画像メモリ
８への記憶処理（ステップＳ２３）と、画像データの内
線転送処理（ステップＳ２４）とを繰り返すように制御
している。従って、これにより、画像記録部３の記録不
可状態における画像データの内線転送を迅速に行うこと
ができる。

【００２４】さらに、図５のステップＳ３２では、記憶
した画像データを転送するときに、画像記録部３の記録
不可状態を示す情報を含む画像データを別のファクシミ
リ装置２０ａに送信する。従って、内線転送先の別のフ
ァクシミリ装置２０ａの操作者は、その画像データの原
稿が内線転送されてきた原稿であることを把握すること
ができるとともに、ファクシミリ装置２０の画像記録部
３の記録不可状態を把握して、当該記録不可状態を解消
するための処置を迅速を行うことができる。

【００２５】＜変形例＞以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置２０の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。

【００２６】

【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
１記載の通信端末装置によれば、転送先の内線番号を格
納する第１の記憶手段と、 転送先の番号を入力する入力
手段と、 上記入力手段により入力された転送先の番号が
外線番号であるか否かを判断する判断手段と、 上記判断
手段により入力された転送先の番号が外線番号であると
き上記入力された番号を上記第１の記憶手段に格納しな
い一方、上記判断手段により入力された転送先の番号が
外線番号ではなく内線番号であるとき上記入力された番
号を転送先の内線番号として上記第１の記憶手段に格納
する格納手段と、外線回線と内線回線を回線接続する接
続手段と、回線を介して画像データを受信する受信手段
と、受信した画像データを記憶する第２の記憶手段と、
記憶した画像データを記録する記録手段と、上記記録手
段の記録不可状態を検出する検出手段と、記録不可状態
において記憶した画像データを内線回線を介して上記第
１の記憶手段に格納された転送先の内線番号の別の通信
端末装置に転送する転送手段とを備える。従って、上記
記録手段が記録不可状態であっても、画像データを受信
して別のファクシミリ装置などの通信端末装置に内線転
送でき、受信不可状態となることがない。

【００２７】また、請求項２記載の通信端末装置によれ
ば、請求項１記載の通信端末装置において、画像データ
の各ページ毎に、上記受信手段による受信処理及び上記
第２の記憶手段による記憶処理と、上記転送手段による
転送処理とを繰り返すように制御する制御手段をさらに
備える。従って、上記記録手段の記録不可状態における
画像データの内線転送を迅速に行うことができる。

【００２８】さらに、請求項３記載の通信端末装置は、
請求項１又は２記載の通信端末装置において、上記転送
手段は、記憶した画像データを転送するときに、さら
に、上記記録手段の記録不可状態を示す情報を含む画像
データを別の通信端末装置に送信する。従って、内線転
送先の別のファクシミリ装置などの通信端末装置の操作
者は、その画像データの原稿が内線転送されてきた原稿
であることを把握することができるとともに、当該通信
端末装置の記録手段の記録不可状態を把握して、当該記
録不可状態を解消するための処置を迅速を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る実施形態である、画像データの
内線転送機能を有するファクシミリ装置２０の構成を示
すブロック図である。

【図２】 図１のファクシミリ装置２０の主制御部１に
よって実行される転送内線番号登録処理を示すフローチ
ャートである。

【図３】 図１のファクシミリ装置２０の主制御部１に
よって実行される着信処理の第１の部分を示すフローチ
ャートである。

【図４】 図１のファクシミリ装置２０の主制御部１に
よって実行される着信処理の第２の部分を示すフローチ
ャートである。

【図５】 図３のサブルーチンである転送開始処理を示
すフローチャートである。

【符号の説明】

１…主制御部、 ５…操作部、 ６…ＲＯＭ、 ７…ＲＡＭ、 ７ａ…転送内線番号メモリ、 ８…画像メモリ、 １０，１０ａ…ファックスモデム、 １１，１１ａ…ＮＣＵ、 １３…バス、 ２０，２０ａ…ファクシミリ装置、 ３０…構内交換機（ＰＢＸ）、 Ｌ…公衆電話回線、 ＬＬ１，ＬＬ２…内線回線。

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 転送先の内線番号を格納する第１の記憶
   手段と、 転送先の番号を入力する入力手段と、 上記入力手段により入力された転送先の番号が外線番号
   であるか否かを判断する判断手段と、 上記判断手段により入力された転送先の番号が外線番号
   であるとき上記入力された番号を上記第１の記憶手段に
   格納しない一方、上記判断手段により入力された転送先
   の番号が外線番号ではなく内線番号であるとき上記入力
   された番号を転送先の内線番号として上記第１の記憶手
   段に格納する格納手段と、 外線回線と内線回線を回線接続する接続手段と、 回線を介して画像データを受信する受信手段と、 受信した画像データを記憶する第２の記憶手段と、 記憶した画像データを記録する記録手段と、上記 記録手段の記録不可状態を検出する検出手段と、 記録不可状態において記憶した画像データを内線回線を
   介して上記第１の記憶手段に格納された転送先の内線番
   号の別の通信端末装置に転送する転送手段とを備えたこ
   とを特徴とする通信端末装置。
2. 【請求項２】 画像データの各ページ毎に、上記受信手
   段による受信処理及び上記第２の記憶手段による記憶処
   理と、上記転送手段による転送処理とを繰り返すように
   制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求
   項１記載の通信端末装置。
3. 【請求項３】 上記転送手段は、記憶した画像データを
   転送するときに、さらに、上記記録手段の記録不可状態
   を示す情報を含む画像データを別の通信端末装置に送信
   することを特徴とする請求項１又は２記載の通信端末装
   置。