JP2003008857A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003008857A
JP2003008857A JP2002117962A JP2002117962A JP2003008857A JP 2003008857 A JP2003008857 A JP 2003008857A JP 2002117962 A JP2002117962 A JP 2002117962A JP 2002117962 A JP2002117962 A JP 2002117962A JP 2003008857 A JP2003008857 A JP 2003008857A
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terminal device
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JP2002117962A
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Naoto Kataoka
直人 片岡
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画データを受信することができない端末装置で
あっても、画データを受信した旨を報知することができ
るとともに、転送先番号毎に画データを転送する時間帯
を設定することが可能な通信端末装置を提供すること。 【解決手段】MPU11は、転送管理テーブルT1の転
送先番号で示される端末装置が、画データを受信するこ
とが可能な端末装置の場合であって、転送管理テーブル
T1で設定された時間帯に該当する時刻になると、メモ
リボックス18aに記憶している画データを転送する。
一方、転送管理テーブルT1の転送先番号で示される端
末装置が、画データを受信することができない端末装置
の場合は、受信管理テーブルT2の各項目(「メモリボ
ックスNo」、「相手局名」、「受信開始時刻」、「枚
数」)の内容を音声メッセージに変換して、端末装置に
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等に代表される通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7(a)に示すように、フ
ァクシミリ装置には、指示局101のファクシミリ装置
から送信する画データを、中継局102を経由させて、
中継送信先103〜105に転送する、いわゆる中継同
報機能がある。
【0003】加えて、図7(b)に示すように、指示局
111のファクシミリ装置から送信する画データを、2
つ以上の中継局112,113を経由させて、中継送信
先114〜116に同報送信する、いわゆるリモート中
継同報機能もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中継同
報機能やリモート中継同報機能においては、いずれも指
示局101,111において、最終的に画データを送信
する中継送信先103〜105,114〜116を指示
しなければならない。また、これらの機能を用いる場合
は、中継送信先103〜105,114〜116に転送
する時刻を中継局102,112,113に設定するこ
とはできなかった。加えて、中継送信先103〜10
5,114〜116が画データを受信することができな
い端末装置の場合は、中継局102,112,113か
ら回線を開放していた。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、画データを受信する
ことができない端末装置であっても、画データを受信し
た旨を報知することができるとともに、転送先番号毎に
画データを転送する時間帯を設定することが可能な通信
端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、画データを記憶する
記憶領域を有する画像記憶手段と、その記憶領域に対し
て複数の転送先番号を記憶するとともに、各転送先番号
に対応して画データを転送する時間帯を記憶する記憶手
段と、その転送先番号を有する端末装置が画データを受
信することが可能な端末装置である場合には、その端末
装置に画データを転送し、画データを受信することがで
きない端末装置である場合には、画データを受信した旨
を報知する制御手段とを備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、制御手段は、ファクシミリ
伝送制御手順に基づいて、その転送先番号を有する端末
装置が画データを受信することが可能な端末装置である
場合には、その端末装置に画データを転送し、画データ
を受信することができない端末装置である場合には、画
データを受信した旨を報知する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の通信端末装置において、制御手段
は、転送先番号を有する端末装置が画データを受信する
ことができない端末装置である場合には、音声メッセー
ジを1回のみ報知する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態を図面を用いて説明する。図1に示すように、通
信端末装置としてのファクシミリ装置1は、MPU1
1、ROM12、RAM13、読取部14、記録部1
5、操作部16、表示部17、画像メモリ18、コーデ
ック19、モデム20及びNCU21から構成されると
ともに、各部11〜21がバス22を介してそれぞれ接
続されている。
【0010】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を一時的に記
憶する。
【0011】また、図2に示すように、RAM13は、
「メモリボックスNo」、「サブアドレス」、「転送先
番号」、「時間帯」、「パスワード」の項目から構成さ
れる転送管理テーブルT1を記憶する。ここで、「メモ
リボックスNo」とは、使用者に対して画像メモリ18
の所定領域に設定される記憶領域(メモリボックス)の
番号を示す項目である。「サブアドレス」とは、ファク
シミリ伝送制御手順信号のSUB信号を用いて設定する
最大20桁からなるアドレス番号を示す項目である。
「転送先番号」とは、転送先のFAX番号や電話番号を
示す項目である。「時間帯」とは、その転送先番号に転
送する時間帯を示す項目である。「パスワード」とは、
他の端末装置(例えば他のファクシミリ装置等)からフ
ァクシミリ装置1に発呼し、リモート操作でメモリボッ
クスに記憶された画データを取り出すときに用いられる
パスワードを示す項目である。
【0012】さらに、RAM13は、「メモリボックス
No」、「相手局名」、「受信開始時刻」、「枚数」、
「音声報知」の項目から構成される受信管理テーブルT
2を記憶する。ここで、「メモリボックスNo」とは、
前述と同様である。「相手局名」とは、相手先のFAX
番号を示す項目である。「受信開始時刻」とは、その相
手先から受信が開始された時刻を示す項目である。「枚
数」とは、受信された画データの枚数を示す項目であ
る。「音声報知」とは、転送先番号が携帯電話等であっ
て、ファクシミリ装置1で受信した画データを転送する
ことができない場合に、ファクシミリ装置1で受信した
旨を音声で報知したか否かを示す項目である。そして、
音声でその旨が報知された場合は、音声報知済みとし
て、フラグ「1」がセットされる。一方、音声でその旨
が報知されていない場合は、フラグ「0」がセットされ
たままの状態となる。
【0013】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タやコピー動作において、読取部14にて読み取られた
原稿の画データを記録紙上に記録する。
【0014】操作部16は、RAM13に記憶させる各
テーブルT1,T2のデータや、電話番号、FAX番号
等を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16
a、短縮番号の登録、短縮番号から電話番号、FAX番
号等を入力するための短縮キー16b、原稿の読み取り
動作を開始させるためのスタートキー16c、「通信
(FAX)」動作又は「コピー」動作を設定するための
通信/コピーキー16d、表示部17に表示されるメッ
セージに対して、否定応答をするためのNOキー16e
等の各種操作キーを備えている。
【0015】LCD等よりなる表示部17は、ファクシ
ミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。画像
メモリ18は、受信画データや読取部14で読み取られ
た画データを一時的に記憶する。また、画像メモリ18
は、使用者毎に画データを記憶するメモリボックス18
aを備えている。コーデック19は、読取部14にて読
み取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR
方式等により符号化(エンコード)する。また、コーデ
ック19は、受信画データを復号(デコード)する。
【0016】モデム20は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。また、モデム20は、受信管理
テーブルT2の各項目(「メモリボックスNo」、「相
手局名」、「受信開始時刻」、及び「枚数」)の内容を
音声に変換する機能をも備えている。NCU21は、電
話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先のFAX
番号に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出する
ための機能を備えている。
【0017】次に、転送管理テーブルT1を作成すると
きの動作について、図3に示すフローチャートを用いて
説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶された
プログラムに基づき、MPU11の制御により実行され
る。また、表示部17に表示されるメッセージに基づい
て、使用者により操作部16のテンキー16aまたは短
縮キー16bから入力される。
【0018】ステップS1においては、メモリボックス
18aのNo(番号)が入力されるのが待たれる。ステ
ップS2においては、サブアドレスが入力されるのが待
たれる。
【0019】ステップS3においては、転送先番号(例
えば、転送先のFAX番号や携帯電話番号等)が入力さ
れるのが待たれる。ステップS4においては、転送する
時間帯が入力されるのが待たれる。
【0020】ステップS5においては、次に入力する転
送先番号があるか否かが判断される。すなわち、転送先
番号が複数あるか否かを判断しているのである。そし
て、スタートキー16cが押下された場合は、次に入力
する転送先番号があると判断して、ステップS3に戻
る。一方、NOキー16eが押下された場合は、次に入
力する転送先番号がないと判断して、ステップS6に移
行する。
【0021】ステップS6においては、他の端末装置か
らリモート操作時に使用されるパスワードが入力される
のが待たれる。ステップS7においては、メモリボック
スNo、サブアドレス、転送先番号、時間帯、及びパス
ワードが、RAM13の転送管理テーブルT1に記憶さ
れる。
【0022】次に、メモリボックス18aに画データの
受信があった旨の音声メッセージを携帯電話等で聞いた
後、画データを受信することが可能な端末装置からリモ
ート操作して、メモリボックス18aの画データを取り
出す場合、及び通常のファクシミリ受信の場合の動作に
ついて、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、この動作は、ROM12に記憶されたプログラム
に基づき、MPU11の制御により実行される。
【0023】ステップS11においては、PB信号によ
る「#」信号がモデム20で検出されたか否かが判断さ
れる。すなわち、本実施形態では、PB信号による
「#」信号に基づいて、リモート操作であると判断させ
ている。そして、「#」信号が検出された場合は、リモ
ート操作であると判断して、ステップS16に移行す
る。一方、「#」信号が検出されなかった場合は、通常
のファクシミリ受信であると判断して、ステップS12
に移行する。
【0024】ステップS12においては、CED信号、
DIS信号を送信先のファクシミリ装置に対して送信す
る。このとき、DIS信号におけるFIF(Facsimile
Information Field) の第49ビットには、サブアドレ
ス能力を有している旨が格納されて送信される。
【0025】ステップS13においては、SUB信号、
TSI信号、DCS信号がモデム20で検出される。こ
のとき、SUB信号のFIFには、サブアドレスが格納
されてくる。また、TSI信号のFIFには、送信側の
FAX番号が格納されてくる。さらに、DCS信号にお
けるFIFの第49ビットには、サブアドレス能力を有
している旨が格納されてくる。
【0026】ステップS14においては、SUB信号の
FIFで示されたサブアドレスに対応するメモリボック
ス18aに画データが記憶される。ステップS15にお
いては、受信管理テーブルT2において、「相手局
名」、「受信開始時刻」、及び「枚数」の各項目の内容
が記憶される。
【0027】ステップS16においては、PB信号によ
るメモリボックス18aの「No(番号)」がモデム2
0で検出される。ステップS17においては、PB信号
によるパスワードがモデム20で検出される。
【0028】ステップS18においては、RAM13の
転送管理テーブルT1に記憶されているパスワードと、
前記ステップS17において検出したパスワードとが一
致するか否かが判断される。パスワードが一致する場合
は、ステップS19に移行する。一方、パスワードが一
致しない場合は、この処理を終了する。
【0029】ステップS19においては、メモリボック
ス18aに記憶されている画データが、転送先番号で示
される端末装置、つまり画データを受信することが可能
な転送先番号で示される端末装置(例えばファクシミリ
装置)に送信される。
【0030】ステップS20においては、受信管理テー
ブルT2から画データに関するデータが消去される。ス
テップS21においては、メモリボックス18aから画
データが消去される。
【0031】次に、所定時間(例えば30分)毎に実行
される受信管理の動作と、メモリボックス18aに画デ
ータの受信があった場合における送信時の動作とについ
て、図5及び図6に示すフローチャートを用いて説明す
る。なお、この動作は、ROM12に記憶されたプログ
ラムに基づき、MPU11の制御により実行される。
【0032】図5に示すステップS31においては、受
信管理テーブルT2に基づいて、メモリボックス18a
に画データが受信されているか否かが判断される。メモ
リボックス18aに画データが受信されている場合は、
ステップS34に移行する。一方、メモリボックス18
aに画データが受信されていない場合は、ステップS3
2に移行する。
【0033】ステップS32においては、受信管理テー
ブルT2に基づいて、すべてのメモリボックス18aを
検索したか否かが判断される。すべてのメモリボックス
18aを検索した場合は、この処理を終了する。一方、
すべてのメモリボックス18aを検索していない場合
は、ステップS33に移行する。
【0034】ステップS33においては、次のメモリボ
ックス18aに移行する。その後、ステップS31に戻
る。ステップS34においては、現時刻が転送可能な時
刻か否かが判断される。具体的には、転送管理テーブル
T1において、現時刻が時間帯に該当するか否かが判断
される。そして、現時刻が転送可能な時刻である場合に
は、ステップS37に移行する。一方、現時刻が転送可
能な時刻でない場合は、ステップS35に移行する。
【0035】ステップS35においては、メモリボック
ス18a毎に設定されているすべての転送先番号を検索
したか否かが判断される。すべての転送先番号を検索し
た場合は、ステップS32に移行する。一方、すべての
転送先番号を検索していない場合は、ステップS36に
移行する。
【0036】ステップS36においては、次の転送先番
号に移行する。その後、ステップS34に戻る。ステッ
プS37においては、転送先番号に発呼が行われる。
【0037】ステップS38においては、回線は接続さ
れたか否かが判断される。回線が接続された場合は、図
6に示すステップS41に移行する。一方、回線が接続
されない場合(具体的には、話中(通信中)である場合
や、携帯電話機の場合には電源が切られている場合等)
は、ステップS39に移行する。
【0038】ステップS39においては、転送先番号に
対して、所定回数発呼が行われたか否かが判断される。
所定回数発呼が行われた場合は、ステップS36に移行
する。一方、所定回数発呼が行われていない場合は、ス
テップS37に戻る。つまり、ステップS37〜ステッ
プS39の処理においては、転送先番号に対して、所定
回数リダイヤルが行われる。
【0039】図6に示すステップS41においては、フ
ァクシミリ伝送制御手順信号が検出された否かが判断さ
れる。具体的には、CED信号やDIS信号等がモデム
20で検出されたか否かが判断される。すなわち、転送
先番号で示される端末装置が画データを受信することが
可能な端末装置(例えばファクシミリ装置等)の場合に
は、CED信号やDIS信号等のファクシミリ伝送制御
手順信号が送信されてくる。そこで、このファクシミリ
伝送制御手順信号に基づいて、転送先番号で示される端
末装置が画データを受信することが可能な端末装置か否
かを判断しているのである。そして、ファクシミリ伝送
制御手順信号が検出された場合は、転送先番号で示され
る端末装置が画データを受信することが可能な端末装置
であると判断して、ステップS42に移行する。一方、
ファクシミリ伝送制御手順信号が検出されない場合は、
転送先番号で示される端末装置が画データを受信するこ
とができない端末装置(例えば携帯電話機、電話機等)
であると判断して、ステップS45に移行する。
【0040】ステップS42においては、メモリボック
ス18aに記憶されている画データが、転送先番号で示
される端末装置(例えばファクシミリ装置)に送信され
る。ステップS43においては、受信管理テーブルT2
から画データに関するデータが消去される。
【0041】ステップS44においては、メモリボック
ス18aから画データが消去される。ステップS45に
おいては、受信管理テーブルT2の各項目の内容が音声
メッセージとして送出される。具体的には、「メモリボ
ックスNo」、「相手局名」、「受信開始時刻」、及び
「枚数」の内容が、モデム20で音声メッセージに変換
されて、転送先番号で示される端末装置(例えば携帯電
話機)に送出される。
【0042】ステップS46においては、受信管理テー
ブルT2における「音声報知」の項目に、音声報知済と
して、フラグ「1」がセットされる。以上、詳述したよ
うに本実施形態によれば、次のような作用、効果を得る
ことができる。
【0043】(1)転送管理テーブルT1の「転送先番
号」の項目で示される端末装置が、画データを受信する
ことが可能な端末装置の場合は、メモリボックス18a
に記憶している画データが転送される。一方、転送管理
テーブルT1の転送先番号で示される端末装置が、画デ
ータを受信することができない端末装置の場合は、受信
管理テーブルT2の各項目(「メモリボックスNo」、
「相手局名」、「受信開始時刻」、「枚数」)が音声メ
ッセージに変換されて、端末装置に送出される。従っ
て、転送先番号で示される端末装置が、画データを受信
することができるか否かに関わらず、ファクシミリ装置
1は、画データを受信した旨を他の端末装置に報知する
ことができる。しかも、従来のように、送信先(指示
局)から転送先(中継送信先)を指定する必要もない。
従って、送信先(指示局)は、通常どおり画データを送
信するのみで良い。
【0044】(2)転送管理テーブルT1には、「メモ
リボックスNo」に対応して、「時間帯」が記憶されて
いる。このため、「時間帯」に該当する時刻になると、
転送先番号で示される端末装置に発呼が行われる。従っ
て、メモリボックス18a毎に、換言すれば使用者毎に
画データを転送する時間帯を設定することができる。
【0045】(3)加えて、図5に示すステップS38
においては、転送先番号におけるファクシミリ装置が通
信中で回線が接続されない場合や、転送先番号における
携帯電話機の電源が切られている場合等を判断してい
る。このため、回線が1回の発呼で接続されない場合で
あっても、リダイヤルが行われ、そのリダイヤルでも回
線が接続されない場合は、次の転送先番号に発呼が行わ
れる。従って、転送管理テーブルT1において、「転送
先番号」の項目における上位の転送先番号を優先させる
ことができる。
【0046】(4)画データを受信することができない
端末装置(例えば携帯電話機)の場合は、画データを受
信した旨の音声メッセージが報知される。このため、転
送先番号で示される端末装置が、画データを受信するこ
とができない端末装置(例えば携帯電話機)であって
も、その音声メッセージに基づいて、改めて外部のファ
クシミリ装置からリモート操作で画データを取り出すこ
とができる。従って、転送先番号で示される端末装置
は、画データを受信することが可能な端末装置でなくて
も良い。その結果、外出先であっても、外部のファクシ
ミリ装置を用いて、画データを簡単に取り出すことがで
きる。
【0047】(5)音声メッセージによる報知があった
場合は、受信管理テーブルT2における「音声報知」の
項目に、音声報知済として、フラグ「1」がセットされ
る。このため、音声メッセージによる報知が1回のみ行
われる。従って、音声メッセージによる煩わしさを最小
限に止めることができる。加えて、ファクシミリ装置1
にかかる通信料金をも最小限に抑制することができる。
【0048】(6)メモリボックス18aに記憶してい
る画データが、ファクシミリ装置1から転送先番号で示
される端末装置(例えばファクシミリ装置)や、リモー
ト操作による端末装置に送信された後は、メモリボック
ス18aから画データが消去される。加えて、受信管理
テーブルT2から画データに関するデータも消去され
る。従って、画像メモリ18やRAM13の記憶容量の
消費を抑制することができる。
【0049】(7)リモート操作によってメモリボック
ス18aに記憶されている画データを取り出す場合は、
パスワードによる認証が行われている。従って、画デー
タの秘守性を向上することができる。
【0050】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・相手局名(電話番号)が名称とともに、短縮番号等に
登録されている場合には、相手局名(電話番号)に代え
て、相手局名の名称を音声で送出するように構成しても
良い。このように構成すれば、画データの送信先を名称
で報知することができる。
【0051】・メモリボックス18aに記憶している画
データを送信した後、メモリボックス18aから画デー
タを消去する構成に代えて、画データを消去しない構成
にしても良い。この場合は、ファクシミリ装置1の操作
部16からの操作でメモリボックス18aから画データ
を消去するように構成する。
【0052】・音声メッセージによるメモリボックス1
8aのNo(番号)の報知に代えて、サブアドレスを報
知する構成にしても良い。 ・画データを転送する場合は、受信管理テーブルT2に
おける相手局名、すなわち画データの送信先である相手
局名を画データとともに、転送するように構成しても良
い。このように構成すれば、画データの送信先が容易に
分かる。
【0053】・通信手順信号(例えばNSS信号)に送
信側の装置を示す名称、すなわち自局名を示す名称が格
納されて受信した場合は、その名称を受信管理テーブル
T2の相手局名の項目に記憶させる構成にしても良い。
【0054】さらに、前記実施形態等より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕請求項3に記載の通信端末装置において、記憶手
段は、転送先番号に対応して、転送を開始する時刻を記
憶する通信端末装置。
【0055】このように構成すれば、転送先番号に応じ
て、転送を開始する時刻を設定することができる。 〔2〕請求項3に記載の通信端末装置において、制御手
段は、画データを転送するとき、相手局名を画データと
ともに送信する通信端末装置。
【0056】このように構成すれば、画データの送信先
が容易に分かる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、転送先番号で示さ
れる端末装置が、画データを受信することができない端
末装置であっても、画データを受信した旨を報知するこ
とができるとともに、転送先番号毎に画データを転送す
る時間帯を設定することができる。
【0058】特に、請求項3に記載の発明によれば、音
声メッセージによる煩わしさを最小限に止めることがで
きるとともに、通信端末装置にかかる通信料金をも最小
限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】転送管理テーブル及び受信管理テーブルを説明
するための説明図。
【図3】転送管理テーブルを作成するときの動作を示す
フローチャート。
【図4】リモート操作時及び通常のファクシミリ受信時
の動作を示すフローチャート。
【図5】受信管理の動作と、メモリボックスに画データ
の受信があった場合における送信時の動作とを示すフロ
ーチャート。
【図6】受信管理の動作と、メモリボックスに画データ
の受信があった場合における送信時の動作とを示すフロ
ーチャート。
【図7】従来の技術を説明するための説明図。
【符号の説明】
1…通信端末装置としてのファクシミリ装置、11…制
御手段を構成するMPU、12…制御手段を構成するR
OM、13…記憶手段及び制御手段を構成するRAM、
18…画像記憶手段としての画像メモリ、18a…記憶
領域としてのメモリボックス。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB26 AB42 AC36 AC43 AF02 AF06 AF15 5C075 BA05 BA11 CA14 CE02 CE14 CF04 GG09 5K101 KK01 LL01 NN13 NN21 PP03 PP10 RR12 RR18 RR19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画データを記憶する記憶領域を有する画
    像記憶手段と、その記憶領域に対して複数の転送先番号
    を記憶するとともに、各転送先番号に対応して画データ
    を転送する時間帯を記憶する記憶手段と、その転送先番
    号を有する端末装置が画データを受信することが可能な
    端末装置である場合には、その端末装置に画データを転
    送し、画データを受信することができない端末装置であ
    る場合には、画データを受信した旨を報知する制御手段
    とを備えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、ファクシミリ伝送制御手順に基づい
    て、その転送先番号を有する端末装置が画データを受信
    することが可能な端末装置である場合には、その端末装
    置に画データを転送し、画データを受信することができ
    ない端末装置である場合には、画データを受信した旨を
    報知する通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の通信端
    末装置において、制御手段は、転送先番号を有する端末
    装置が画データを受信することができない端末装置であ
    る場合には、音声メッセージを1回のみ報知する通信端
    末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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