JP3445751B2 - タイヤとリムの組立体 - Google Patents

タイヤとリムの組立体

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  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンク時でもしば
らくの間、継続して走行が可能なタイヤとリムの組立体
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
的なタイヤはパンクにより走行不能に陥るが、近年では
パンク時でもしばらくの間走行しうるタイヤが種々提案
されている。例えば図4に示す如く、タイヤaとリムb
とが囲むタイヤ内腔c内に、チューブdと、このチュー
ブdを覆うようにして配されるスポンジ状の緩衝体eと
を配したものが提案されている(特開平3−23100
8号公報、特開平3−292206号公報、特開平8−
164719号公報)。
【0003】しかしながら、このような構造では、チュ
ーブdと緩衝体eという二つ部品が存在するためタイヤ
aをリム組みし難い。またチューブdが損傷した場合に
は、タイヤのビード部をリムbに押しつける効果が得ら
れないためリム外れし易くなる。
【0004】このような問題を解決するために、タイヤ
内腔からチューブを無くし、タイヤ内腔のほぼ全域に緩
衝体を圧縮して充填することも考えられるが、このよう
な構造では緩衝体の充填量が多くなって同様にリム組み
性が悪く、しかも緩衝体が発熱しやすくなって熱破壊し
易いという問題がある。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、緩衝体に、タイヤ半径方向外向き位置
で開口する周方向に実質的に連続した少なくとも1本の
外の周溝と、この外の周溝を前記リムに設けられた空気
バルブに連通する空気通路とを設けることを基本とし
て、リム外れしにくく、かつ発熱耐久性に優れ、しかも
パンク時でもしばらくの間の継続した走行を可能としう
るタイヤとリムの組立体を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、タイヤと、このタイヤをリム組みするリム
と、このリムとタイヤが囲むタイヤ内腔内に配されかつ
リング状の発泡体からなる緩衝体とを具えたタイヤとリ
ムの組立体であって、前記緩衝体に、外周面かつタイヤ
半径方向外向き位置で開口し実質的に周方向に連続した
少なくとも1本の外の周溝を含む周溝と、前記外の周溝
を前記リムに設けられた空気バルブに連通する空気通路
とを、前記周溝を囲むチューブ、前記空気通路を囲むチ
ューブを用いることなく形成するとともに、該緩衝体を
タイヤ内腔内に挿入して正規リムにリム組みしかつ内圧
を充填しない無負荷の仮組状態でのタイヤ軸を含んだ子
午線断面において、前記外の周溝は、トレッド部がタイ
ヤ内腔に面するトレッド内腔面とで外の空所を形成し、
かつ前記タイヤ子午線断面でのタイヤ内腔の断面積(A
t)と前記外の空所の合計断面積(Ct)との比(Ct
/At)を0.25〜0.80としたことを特徴として
いる。
【0007】また請求項2記載の発明は、前記外の周溝
は、1本からなり、かつ前記仮組状態でのタイヤ子午線
断面において、該外の周溝がなす外の空所のタイヤ半径
方向の長さ(H2)と、前記タイヤ内腔のタイヤ半径方
向最外側点とリム径位置との間のタイヤ半径方向の長さ
であるタイヤ内腔高さ(H1)との比(H2/H1)を
0.30〜0.80としたことを特徴とする請求項1記
載のタイヤとリムの組立体である。
【0008】また請求項3記載の発明は、前記周溝
1本の前記外の周溝と、緩衝体の外周面かつタイヤ半径
方向内向き位置で開口する1本の内の周溝とを有し、
つ内の周溝もチューブを用いることなく形成するととも
に、前記緩衝体は、前記外の空所と、前記内の周溝とタ
イヤ内腔とがなす内の空所とを除いたタイヤ内腔残部を
実質的に充たすことを特徴とする請求項1又は2記載の
タイヤとリムの組立体である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1には、組立体1に内圧を充填し
ていない無負荷の仮組状態の断面図を示し、図2にはそ
の斜視図を示している。図1、2に示すように、本実施
形態の組立体1は、タイヤ2と、このタイヤ2をリム組
みするリム3と、このリム3とタイヤ2が囲むタイヤ内
腔4の内部に配されるリング状の発泡体からなる緩衝体
5とから構成され、本例では二輪車用のものを例示して
いる。
【0010】前記タイヤ2は、路面と接地するトレッド
部2Aと、その両端からタイヤ半径方向内方に向けての
びる一対のサイドウオール部2Bと、該サイドウオール
部2Bの半径方向内方側に夫々位置する一対のビード部
2Cとを有するトロイダル状をなす。またタイヤ2は、
有機繊維コードからなるカーカスプライからなるカーカ
ス9とそのタイヤ半径方向外側かつトレッド部2Aの内
方に配置され、前記カーカスをタガ締めするベルト層1
0とを具えたラジアル構造ないしベルテッドバイアス構
造を例示している。
【0011】前記リム3は、フランジ部3a、前記ビー
ド部2Cの半径方向内方端に形成されるビード底面が夫
々着座する一対のビードシート部3b、継ぎ部3cを連
ねたリング状をなす。そして、前記タイヤ2をこのリム
3に組むことにより閉断面となるタイヤ内腔4を形成し
うる。
【0012】前記緩衝体5は、発泡体からなり、本例で
は図2に示す如く、その外周面5aで開口しかつ実質的
に周方向に連続した少なくとも1本の周溝6を具える。
本例の周溝6は、タイヤ半径方向外向き位置で開口した
1本の外の周溝6Aと、タイヤ半径方向内向き位置で開
口した1本の内の周溝6Bとからなるものを例示する。
また、緩衝体5は、前記外の周溝6Aを前記リム3に設
けられた空気バルブVに連通する空気通路7を具えてい
る。又前記外の周溝6A,空気通路7,内の周溝6B
は、図1,2から明白のように、チューブを用いること
なく形成されている。
【0013】前記緩衝体5は、パンク時においてタイヤ
2からの荷重を効果的に支え、サイドウォール部2Bの
過度の屈曲による内腔面同士の接触を防止しうる。その
ため、発泡倍率が400〜1500%、好ましくは40
0〜1100%の独立気泡を有したスポンジ状のゴム材
料で形成される。なお前記独立気泡により、路面から伝
わる衝撃力を特に好適に吸収して和らげ、乗員への衝撃
力を小にするなど、組立体1のショック吸収性、乗り心
地を高めるのにも役立つ。
【0014】なお前記緩衝体5の発泡倍率が400%に
満たないとショック吸収力が不足しがちとなるため、乗
り心地を損なう傾向があり、逆に1500%を越えると
緩衝体5は著しく柔軟かつ剛性が低下することなどによ
り、歪が大きく、いわゆる腰くだけ感が強くなって走行
安定性の低下傾向がある他、走行中の繰り返し変形によ
り発熱し易くなり好ましくない。
【0015】なお前記発泡倍率VR(%)は、下記式に
より得られる。 VR=(ρ0/ρ1 −1)×100 ρ0:発泡ゴムのゴム固相部の密度(g/cm3 ) ρ1:発泡ゴムの密度(g/cm3
【0016】また緩衝体5は、種々の配合材料から形成
でき、例えば低発熱化を図るべく、天然ゴムベースの配
合の他、ブチル又はハロゲン化ブチルなどのブチルゴム
系の配合ゴムにより形成することもでき、これらに適宜
の添加剤、補強剤、発泡剤などを配合して加硫成形した
もの、例えば比重が0.1〜0.35程度のものが好ま
しい。なお、このようなリング状の緩衝体5には、予め
リング状に一体成形したものの他、直線状に成形したも
のを曲げて両端を接合したもの、さらには周方向に複数
に分割されたリング片を接合して形成するものなど種々
のものが含まれ、タイヤ内腔4内でリング状をなせば足
りる。また緩衝体5の表面硬度Hsは、好ましくはJI
SC硬度で10〜35度、より好ましくは10〜30度
程度とするのが望ましい。
【0017】前記緩衝体5の前記外の周溝6Aは、図
1、図2に示す如く、緩衝体5の巾方向ほぼ中央部に形
成され、タイヤ半径方向外向き位置で開口したものを例
示している。前記外の周溝6Aが、前記外向き位置で開
口していないような場合には、該緩衝体5と、トレッド
部2Aがタイヤ内腔4に面するトレッド内腔面4aとで
大きな摩擦熱が生じやすく、かつその熱が緩衝体5の内
部で蓄熱されて発熱耐久性が大幅に低下する。なお外の
周溝6Aの断面形状は、例示のものに限定されない。
【0018】前記緩衝体5の前記内の周溝6Bは、図
1、図2に示す如く、緩衝体5の巾方向ほぼ中央部に形
成され、本例では前記空気バルブVを囲む横断面形状を
なすとともに、前記リム3の継ぎ部3C内へと開口する
ものを例示している。内の周溝6Bは、前記外の周溝6
Aよりも小さい横断面積をなすものが例示される。この
ような内の周溝6Bは、リム組み性を大幅に向上させう
る。
【0019】また緩衝体5の前記空気通路7は、本例で
は空気バルブVからタイヤ半径方向外側に略直線状での
びる1本のものを例示している。これにより、周溝6内
に、高圧空気を送給しうる。なお空気通路7の構成は、
例示の形状以外にも屈曲するものや周溝6の複数箇所で
開口する分岐溝など種々のものが採用できる。
【0020】そして前記緩衝体5をタイヤ内腔4内に挿
入して正規のリム3(タイヤが基づく規格で定まるリ
ム)にリム組みしかつ内圧を充填しない無負荷の仮組状
態でのタイヤ軸を含んだ子午線断面(図1)において、
外の周溝6Aは、本例では前記トレッド内腔面4aとで
外の空所8Aを、また内の周溝6Bは、タイヤ内腔4と
で内の空所8Bを形成する。
【0021】本実施形態の組立体1は、空気バルブVか
ら高圧空気を送給すると、前記空気通路7を介して外の
周溝6Aおよび前記トレッド内腔面4aとが形成する外
の空所8Aに空気が送り込まれることにより収縮してリ
ム側へと押しつけられる如く変形し、緩衝体5の半径方
向外側はトレッド内腔面4aより離間する。このため、
組立体1は、通常の走行状態では従来のチューブレスタ
イヤとほぼ同等の乗り心地と操縦安定性とが確保され
る。また放熱効果をも高めることができ、緩衝体5の発
熱耐久性がより一層向上する。さらにチューブを用いな
いため、チューブ、緩衝体をともに用いた組立体に比し
て低コストで製造できかつ、本例のように内の周溝6B
を有するためリム組み性にも優れる。
【0022】他方、パンク時には、前記外の空所8A内
の空気が外部に流出するが、これにより、緩衝体は圧縮
状態から解放され、ほぼ元の形状へと復元してタイヤ2
に作用する荷重を支持する。そのため、タイヤ2の縦撓
みが減じられ、タイヤ内腔4同士の接触を防止でき、パ
ンク時でも例えば補修地までの一定距離をある程度の速
度で走行しうる。
【0023】また本例の前記緩衝体5は、前記仮組状態
でのタイヤ子午線断面において、前記外の空所8A、内
の空所8Bを除いたタイヤ内腔残部4eを実質的に充た
すものを例示している。このため、ビード部2Cは、リ
ム3にしっかりと保持されリム外れしにくくなる。
【0024】なお本例では、前記外の空所8Aが、前記
仮組状態のタイヤ子午線断面において、タイヤ半径方向
の長さ(H2)と、タイヤ軸方向の長さWとの比(H2
/W)が0.75〜1.25の範囲に含まれる楕円状な
いし長円状を含む断面略円状となるものを例示している
が、これに限定されるものではない。
【0025】また前記仮組状態のタイヤ子午線断面での
タイヤ内腔4の断面積Atと前記外の空所の合計(本例
ではひとつの外の空所8Aの)断面積Ctとの比(Ct
/At)を0.25〜0.80とすることが望ましい。
すなわち、前記比(Ct/At)が0.25未満の場合
には、タイヤ内腔4に対して緩衝体5が占める割合が大
きくなりすぎ、緩衝体5の発熱耐久性が低下したり、乗
り心地やリム組み性が悪化する傾向にある。逆に前記比
(Ct/At)が0.80よりも大きくなると、パンク
時に緩衝体5でタイヤ2の荷重を支持する能力が低下
し、例えばタイヤ内腔同士が接触することがあるなど継
続した走行が期待できないためである。このような観点
より、前記比(Ct/At)は、0.30〜0.80、
より好ましくは0.45〜0.77とするのが望まし
い。
【0026】また乗り心地と操縦安定性とを高めるため
に、前記外の空所8Aのタイヤ半径方向の長さH2と、
前記タイヤ内腔のタイヤ半径方向最外側点とリム径位置
との間のタイヤ半径方向の長さであるタイヤ内腔高さH
1との比(H2/H1)は、例えば0.30〜0.80
の範囲に規制するのが好ましい。
【0027】以上、本実施形態について詳述したが、本
発明の組立体1は、例示の二輪車用に限定されず、乗用
車用など種々のタイヤカテゴリに適用でき、また緩衝体
の形状、材質、気泡などもあくまで一例であって、種々
変更しうるのは言うまでもない。さらに外の周溝6Aを
2本以上設けることも可能であり、また内の周溝6Bを
省略しても良い。
【0028】
【実施例】本発明の組立体をモトクロス用の自動二輪車
用タイヤ組立体に適用(タイヤサイズ2.75−14、
リムサイズ14×1.60を表1の仕様で試作するとと
もに、以下の内容のドラム耐久テスト、実車走行テス
ト、パンク時のリム外れテスト、リム組みテストを行っ
た。なお比較のために、図4に示した従来構造の組立体
についても同様にテストを行った。
【0029】<ドラム耐久テスト>ドラム耐久テスト
は、荷重1.20kN、速度65km/Hでドラム上を走
行させ、タイヤ組立体に異常振動が発生した時点の走行
距離を測定した。なお、タイヤ内圧を20(kPa)と
0(kPa)との条件で測定し、それぞれ従来例を10
0とする指数で表示した。数値が大きいほど良好であ
る。
【0030】<実車走行テスト>オフロードテストコー
ス(1周約2.5km)を周回走行してドライバーの官能
により、操縦安定性、乗り心地をそれぞれ従来例を10
0とする指数で表示した。数値が大きいほど良好であ
る。なおタイヤ内圧は225(kPa)、0(kPa)
とした。
【0031】<リム外れテスト>前記供試タイヤの内圧
を0(kPa)とし、上記オフロードテストコースを2
周走行し、リム外れの有無を調べた。
【0032】<リム組みテスト>リム組み作業性を従来
例を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良
好である。 テストの結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】テストの結果、実施例のものは、耐久性が
改善されており、またリム外れもし難いことが確認でき
た。また図3には、CTスキャンにより撮影した実施例
1のパンク時の横断面(荷重1.20kN)を示してい
る。図から明らかなように、サイドウォール部などのタ
イヤ内腔同士が接触していないことが判る。
【0035】
【発明の効果】叙上のごとく本発明のタイヤとリムの組
立体は、リム外れしにくく、パンク時の耐久性を向上で
き、したがってパンク時の継続走行距離を増大しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正規内圧充填時の断面
図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】実施例についてパンク時の横断面をCTスキャ
ンにより撮影した概略図である。
【図4】従来の組立体の断面図である。
【符号の説明】
2 タイヤ 3 リム 4 タイヤ内腔面 5 緩衝体 6 周溝 7 空気通路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤと、このタイヤをリム組みするリム
    と、このリムとタイヤが囲むタイヤ内腔内に配されかつ
    リング状の発泡体からなる緩衝体とを具えたタイヤとリ
    ムの組立体であって、 前記緩衝体に、外周面かつタイヤ半径方向外向き位置で
    開口し実質的に周方向に連続した少なくとも1本の外の
    周溝を含む周溝と、前記外の周溝を前記リムに設けられ
    た空気バルブに連通する空気通路とを、前記周溝を囲む
    チューブ、前記空気通路を囲むチューブを用いること
    く形成するとともに、 該緩衝体をタイヤ内腔内に挿入して正規リムにリム組み
    しかつ内圧を充填しない無負荷の仮組状態でのタイヤ軸
    を含んだ子午線断面において、 前記外の周溝は、トレッド部がタイヤ内腔に面するトレ
    ッド内腔面とで外の空所を形成し、かつ前記タイヤ子午
    線断面でのタイヤ内腔の断面積(At)と前記外の空所
    の合計断面積(Ct)との比(Ct/At)を0.25
    〜0.80としたことを特徴とするタイヤとリムの組立
    体。
  2. 【請求項2】前記外の周溝は、1本からなり、かつ前記
    仮組状態でのタイヤ子午線断面において、該外の周溝が
    なす外の空所のタイヤ半径方向の長さ(H2)と、前記
    タイヤ内腔のタイヤ半径方向最外側点とリム径位置との
    間のタイヤ半径方向の長さであるタイヤ内腔高さ(H
    1)との比(H2/H1)を0.30〜0.80とした
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤとリムの組立
    体。
  3. 【請求項3】前記周溝は、1本の前記外の周溝と、緩衝
    体の外周面かつタイヤ半径方向内向き位置で開口する1
    本の内の周溝とを有し、かつ内の周溝もチューブを用い
    ることなく形成するとともに、前記緩衝体は、前記外の
    空所と、前記内の周溝とタイヤ内腔とがなす内の空所と
    を除いたタイヤ内腔残部を実質的に充たすことを特徴と
    する請求項1又は2記載のタイヤとリムの組立体。
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