JP3423197B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3423197B2
JP3423197B2 JP23745297A JP23745297A JP3423197B2 JP 3423197 B2 JP3423197 B2 JP 3423197B2 JP 23745297 A JP23745297 A JP 23745297A JP 23745297 A JP23745297 A JP 23745297A JP 3423197 B2 JP3423197 B2 JP 3423197B2
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継雄 中江
一 島山
公一 松本
浩 広瀬
健助 松本
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、室内ユニットが設
けられている被空調室内の空気調和を図る空気調和機に
関する。 【0002】 【従来の技術】空気調和機(以下「エアコン」と言う)
は、被空調室内に設けられている室内機(室内ユニッ
ト)の熱交換器を通過することによって温調された空気
を被空調室内へ吹き出すことにより、被空調室内の空気
調和を図るようになっている。このようなエアコンの室
内機の取付け位置は、室内の全域へ向けて空調風を吹き
出すことができる位置が好ましい。すなわち、室内の全
域へ向けて室内機から温調した空気を吹き出すことによ
り、室内の全域を均一に所望の空調状態にすることがで
きる。 【0003】近年、室内機が設けられる被空調室は広く
なりつつあり、L字形状等に形成されれるなど、形状も
多様化している。また、室内機の取付け位置は、窓や
扉、梁等を避ける必要があり、制約を受けることが多
い。このため、1台の室内機で広い室内の全域を均一に
空調するためには、空調能力の高いエアコンが必要とな
る。 【0004】しかしながら、省エネの観点からは、広い
室内の全域を均一に空調するのは好ましくない。すなわ
ち、室内が広くても人が居るスペースは限られているこ
とが多く、広い室内の全域を空調することは人のいない
スペースへも温調した空気を行き渡らせることになり、
その分余計に空調能力を高くする必要が生じていること
になる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、広い室内の所望の位置を空調
することにより、被空調室内の快適性を損なうことな
く、効率的に空調を行うことができる空気調和機を提案
することを目的とする。 【0006】請求項1に係る発明は、室内ユニットの吹
出し口に設けたフラップの向きを左右方向へ往復移動さ
せることにより水平方向に沿った所定の範囲へ向けて空
調風を吹出して被空調室内を空調する空気調和機であっ
て、前記被空調室内の通常人の居る領域に置かれ、前記
室内ユニットの運転状態を設定するためのメインリモコ
ンと、前記メインリモコンとは別に設けられると共に前
記被空調室内で前記メインリモコンが置かれる領域と異
なる領域の所定位置に取付けられて配置され、配置され
た領域内の人の有無を検出する人検知手段と、前記配置
された領域の前記室内ユニットに対する相対位置を予め
設定された前記室内ユニットに対する相対位置から選択
する選択手段と、前記人検知手段による検知結果を示す
信号及び前記選択手段で選択された前記相対位置を示す
信号を出力信号として出力する送信手段と、を有するサ
ブリモコンと、前記吹出し口から吹き出される温調した
空気を、前記被空調室内の前記サブリモコンが設けられ
た第1の領域及び前記メインリモコンが置かれる第2の
領域の少なくとも一方に向けて選択的に偏寄させる偏向
手段と、を備え、前記出力信号に応じて前記偏向手段を
作動し、前記人検知手段で人を検知すると前記第1の領
域に、人を検知しないと前記第2の領域に、それぞれ温
調した空気を偏寄させることを特徴とするさせることを
特徴とする。 【0007】この発明によれば、室内ユニットの運転状
態を設定するためのメインリモコンが被空調室内の通常
人の居る領域に置かれ、メインリモコンとは別に設けら
れたサブリモコンが被空調室内でメインリモコンが置か
れる領域と異なる領域の所定位置に取付けられて配置さ
れる。また、サブリモコンでは、配置された領域内の人
の有無が人検知手段で検出され、前記配置された領域の
室内ユニットに対する相対位置が予め設定された室内ユ
ニットに対する相対位置から選択手段で選択され、前記
人検知手段による検知結果を示す信号及び前記選択手段
で選択された前記相対位置を示す信号が送信手段により
出力される。さらに、吹出し口から吹き出される温調し
た空気が、偏向手段によって被空調室内の前記サブリモ
コンが設けられた第1の領域及び前記メインリモコンが
置かれる第2の領域の少なくとも一方に向けて選択的に
偏寄される。また、前記出力信号に応じて前記偏向手段
が作動され、前記人検知手段で人を検知すると前記第1
の領域に、人を検知しないと前記第2の領域に、それぞ
れ温調した空気が偏寄される。 【0008】メインリモコンは、被空調室内で通常、人
の居る領域に置かれるのに対して、サブリモコンはメイ
ンリモコンが置かれる場所に比べて人の居る時間が短い
位置(場所)に配置することができる。 【0009】また、室内ユニットから吹き出される吹出
し風は、通常、第2の領域(162A)が中心となって
いるが、偏向手段はこの吹出し風の向きを第1の領域
(162B)にも偏寄させることが可能となっており、
通常の領域(第2の領域162A)と異なる領域(第1
の領域162B)を部分的に空調することができる。 【0010】したがって、室内ユニットが取付けられる
被空調室が広くても、この被空調室内の所望の領域のみ
を空調することができ、被空調室内の全域を空調するの
に比べて効率的な空調が可能となる。 【0011】サブリモコンによって第1の領域の室内ユ
ニットに対する相対位置が選択できるので、空調する領
域の設定が簡単となり、第1の領域の設定の変更も簡単
に行うことができる。 【0012】また、サブリモコンが配置された領域内の
人の有無を人検知手段によって検知し、人が検知される
ときは、第1の領域へ吹出し風を偏向し、人が検知され
ないときには、第2の領域へ吹出し風を偏向するので、
第1の領域内に人がいない状態で空調するのを防止する
ことができ、被空調室内の任意の領域のみを快適にする
ように効率的に空調することができる。 【0013】よって、サブリモコンから出力される信号
によって被空調室内の空調する領域を簡単に切換えるこ
とができ、人の居ない領域を不必要に空調することによ
る、空調効率の低下や、空調するためのエネルギーの浪
費を招くことなく、人の居る時間が短い領域の空調が可
能となる。 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を説
明する。 【0022】図2には、本発明を適用した空気調和機
(以下「エアコン10」という)の冷凍サイクルを示し
ている。このエアコン10は、被空調室に設置される室
内ユニット12と室外に設置される室外ユニット14に
よって構成されており、室内ユニット12と室外ユニッ
ト14とは、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16A
と、細管の冷媒配管16Bとで接続されている。 【0023】室内ユニット12には、熱交換器18が設
けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一
端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配
管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに
接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22A
を介して四方弁24に接続されている。この四方弁24
は、アキュムレータ28を介して及びマフラー22Bを
介してコンプレッサ26に接続されている。 【0024】さらに、室外ユニット14には、熱交換器
30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四
方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、
ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20
Bに接続されている。また、ストレーナ34とモジュレ
ータ38の間には、電動膨張弁36が設けられ、バルブ
20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。
これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の
間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉された循環路が
構成されている。 【0025】エアコン10は、コンプレッサ26の運転
によってこの冷凍サイクル中を冷媒が循環されることに
より冷房または暖房運転が可能となっている。 【0026】すなわち、冷房モードでは、コンプレッサ
26によって圧縮された冷媒が熱交換器30へ供給され
ることにより液化され、この液化された冷媒が室内ユニ
ット12の熱交換器18で気化することにより、熱交換
器18を通過する空気を冷却する。また、暖房モードで
は、逆に、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒
が、室内ユニット12の熱交換器18で凝縮されること
により放熱し、この冷媒が放熱した熱で熱交換器18を
通過する空気が加熱される。 【0027】図1では矢印によって暖房運転時(暖房モ
ード)と冷房運転時(冷房モードまたはドライモード)
の冷媒の流れを示しており、四方弁24の切り換えによ
って、運転モードが冷房モード(含むドライモード)と
暖房モードが切り換えられ、電動膨張弁36の弁開度を
制御することにより、冷媒の蒸発温度が調整される。な
お、本発明は、任意の構成の空気調和機に適用すること
ができ、エアコン10はその一例を示している。 【0028】図3に示されるように、室内ユニット12
は、吸込み口48と吹出し口50が形成されたケーシン
グ42内に熱交換器18が設けられている。このケーシ
ング42は、ベース板40によって室内の壁面等へ固定
される。 【0029】このケーシング42内には、熱交換器18
と吸込み口48の間にクロスフローファン44とフィル
タ46が配置されており、クロスフローファン44の作
動によって室内の空気がケーシング42内へ吸引され、
フィルタ46及び熱交換器18を通過した後、吹出し口
50から室内へ吹き出される。このとき、室内へ吹き出
される空気が熱交換器18を通過することにより熱交換
器18内を循環される冷媒との間で熱交換が行われ、室
内を空調する温調された空気となる。 【0030】室内ユニット12の吹出し口50には、左
右フラップ52と共に上下フラップ54が設けられてお
り、左右フラップ52及び上下フラップ54によって、
吹出し口50から吹き出される空調風(温調された空
気)の向きが変えられるようになっている。すなわち、
吹出し口50から室内へ吹き出される空気は、上下フラ
ップ54によって上下方向に沿って風向が換えられる。
また、左右フラップ52は、吹出し口50から吹き出す
空気の方向を左右方向(水平方向)に沿って換えるよう
になっている。エアコン10は、上下フラップ54及び
左右フラップ52により吹出し口50から吹き出される
空気の風向を任意に換えることができるようになってい
る。 【0031】図4に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。エアコン10を運転
するための電力が供給される電源基板56には、モータ
電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆
動回路68が設けられている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコ
ン74が設けられている。 【0032】電源基板56の駆動回路68には、クロス
フローファン44を駆動するファンモータ76(例えば
DCブラシレスモータ)が接続されており、コントロー
ル基板58に設けられているマイコン74からの制御信
号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。こ
のとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧
を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させる
ように制御する。これによって、室内ユニット12の吹
出し口50から吹き出される空調風の風量が調整され
る。 【0033】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60、左右フラップ52を操作す
る左右フラップモータ77及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
て、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電
力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン1
0は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニッ
ト14への電力の供給が可能となる。 【0034】左右フラップモータ77及び上下フラップ
モータ78は、マイコン74の制御信号に応じて制御さ
れて、左右フラップ52及び上下フラップ54のそれぞ
れを操作する。左右フラップ52が左右方向へスイング
されることにより、吹出し口50から吹き出される空気
(空調風)の吹出し方向が左右方向へ換えられ、上下フ
ラップ54が上下方向へスイングされることにより、室
内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空気
(空調風)の吹出し方向が上下方向へ換えられる。左右
フラップ52及び上下フラップ54の操作は、吹出し風
が任意の方向へ向けられるように固定でき、また、風向
がランダムに変化するようにも設定できる。 【0035】エアコン10の室内ユニット12では、ク
ロスフローファン44の回転と左右フラップ52及び上
下フラップ54の操作が制御されることにより、所望の
風量及び風向または室内を快適にするために制御された
風量及び風向で空調された空気を室内へ吹出す。 【0036】なお、図9に示されるように、左右フラッ
プ52は、室内ユニット12の正面を中心に左右方向に
角度θ0 (全体として角度2θ0 )の範囲で風向を変化
するように制御される。なお、この角度2θ0 は、例え
ば、従来約90°の範囲であったのに対して100°〜
120°と広くなるように設定されている。 【0037】図4に示されるように、マイコン74及び
電源回路56のシリアル電源66に接続されているシリ
アル回路70は、室外ユニット14へ接続されており、
マイコン74は、このシリアル回路70を介して室外ユ
ニット14との間でシリアル通信を行い、室外ユニット
14の作動を制御するようになっている。 【0038】また、室内ユニット12には、リモコンス
イッチ120(図1参照)からの操作信号を受信する受
信回路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板
82が設けられており、この表示基板82がマイコン7
4に接続されている。図1に示されるように、表示基板
82の表示部82Aは、ケーシング42の前面に配置さ
れており、この表示部82Aにリモコンスイッチ120
から送出される操作信号を受信する受信部が設けられて
いる。これにより、リモコンスイッチ120を表示部8
2Aへ向けて操作することにより、リモコンスイッチ1
20からの操作信号がマイコン74に入力される。 【0039】図4に示されるように、マイコン74に
は、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器1
8のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続さ
れ、さらに、コントロール基板58に設けられているサ
ービスLED及び運転切換スイッチ88が接続されてい
る。運転切換スイッチ88は、「通常運転」とメンテナ
ンス時等に行う「試験運転」との切換及び、電源スイッ
チ88Aの接点を開放してエアコン10への運転電力の
供給を遮断する「停止」に切換えられる。通常、この運
転切換スイッチ88は、「通常運転」に設定され電源ス
イッチ88Aの接点が閉じられている。なお、サービス
LEDは、メンテナンス時に点灯操作することにより、
サービスマンに自己診断結果を知らせるようになってい
る。 【0040】室内ユニット12には、室外ユニット14
との間の配線が接続される端子台90が設けられてい
る。この端子台90のターミナル90A、90B、90
Cには、室内ユニット12から室外ユニット14へ供給
する電源用の配線と、室内ユニット12と室外ユニット
14の間でシリアル通信を行うための配線が接続されれ
る。 【0041】図5に示されるように、室外ユニット14
には、端子台92が設けられており、この端子台92の
ターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ室内ユニ
ット12の端子台90のターミナル90A、90B、9
0Cに接続される。 【0042】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98、ノイズフィルタ10
0A、100B、100C、シリアル回路102及びス
イッチング電源104等が設けられている。 【0043】整流基板94には、ノイズフィルタ100
Aを介して供給される電力を倍電圧整流し、ノイズフィ
ルタ100B、100Cを介して平滑化した直流電力を
スイッチング電源104へ出力する。スイッチング電源
104は、マイコン98と共にインバータ回路106に
接続されており、このインバータ回路106がコンプレ
ッサモータ108に接続されている。インバータ回路1
06は、マイコン98から出力される制御信号に応じた
周波数の電力をコンプレッサモータ108へ出力し、コ
ンプレッサ26を回転駆動する。 【0044】なお、マイコン98は、インバータ回路1
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ1
08、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、
コンプレッサ26の運転能力(エアコン10の冷暖房能
力)が制御される。 【0045】このコントロール基板96には、四方弁2
4及び熱交換器30を冷却するための送風ファン(図示
省略)を駆動するファンモータ110、ファンモータコ
ンデンサ110Aが接続されている。また、室外ユニッ
ト14には、外気温度を検出する外気温度センサ11
2、熱交換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル
温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出す
るコンプレッサ温度センサ116が設けられており、こ
れらがマイコン98に接続されている。 【0046】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制
御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ11
4及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づ
いて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレッ
サモータ108の運転周波数(コンプレッサ26の能
力)等を制御するようになっている。 【0047】また、コントロール基板96には、電動膨
張弁36を開閉駆動するモータ118が接続されてい
る。マイコン98は、モータ118によって電動膨張弁
36の開度を制御する。 【0048】図6(A)及び図6(B)には、エアコン
10の運転操作を行うためのリモコンスイッチ120
(以下「メインリモコン」とする)が示されている。メ
インリモコン120には、表示部122が設けられてい
る。この表示部122には、運転モード、設定温度、室
内温度(室温)、時間に加えて風向、風量等のエアコン
10を運転するときの運転条件が表示されるようになっ
ている。 【0049】また、メインリモコン120には、運転/
停止ボタン124、温度設定ボタン126A、126
B、1時間タイマ(1Hタイマ)ボタン128と共に、
吹出し口50から吹き出される空気の方向を左右方向へ
変更する風向ボタン130が設けられている。エアコン
10は、運転/停止ボタン124の操作によって運転/
停止される。また、温度設定ボタン126A、126B
によって表示部122に表示される設定温度(空調する
ときの目標温度)が変えられるようになっている。 【0050】メインリモコン120には、スライドカバ
ー134が設けられており、このスライドカバー134
のスライド操作によって、種々の操作ボタンを有する操
作パネル132が露出されるようになっている。 【0051】図6(A)に示されるように、スライドカ
バー134内に隠蔽されている操作パネル132の運転
切換ボタン136によって、エアコン10の運転モード
が自動、暖房、ドライ、冷房、空気清浄、乾燥と順に切
り換えられる。また、操作パネル132内のスイッチ操
作により、吹出し口50から吹出す風量、風向(上下方
向)の切換えが可能であり、また、ハイパワー及び能力
セーブ等の空調能力の選択が可能となっている。さら
に、操作パネル132上のスイッチ操作によって運転開
始時間、運転停止時間等のタイマー設定が可能となって
いる。 【0052】このメインリモコン120には、内部に温
度センサ(図示省略)が設けられており、操作信号と共
に所定のタイミングで室内ユニット12へ温度センサに
よって検出した室内温度を室内ユニット12の表示部8
2Aへ送出するようになっている。 【0053】エアコン10は、メインリモコン120に
よって検出されて送られる室内温度に基づいて空調運転
を行うことができる。すなわち、メインリモコン120
は、エアコン10によって空調される室内のメインエリ
アで操作されることにより、このメインエリアの空調状
態(主に温度)を検出でき、メインリモコン120によ
って検出した温度が設定温度となるように空調運転が行
われる。 【0054】ところで、図1に示されるように、エアコ
ン10の表示部82Aは、メインリモコン120とは別
に設けられるリモコンセンサスイッチ(以下「サブリモ
コン140」と言う)からの信号も合わせて受信し、こ
のサブリモコン140からの信号に基づいて左右フラッ
プ52を制御しながら空調運転を行うようになってい
る。 【0055】図7、図8(A)及び図8(B)には、サ
ブリモコン140の概略が示されている。図7に示され
るように、サブリモコン140は、サブリモコン140
の周囲の温度を検出し、検出した温度に応じた信号(例
えば電圧)を出力する温度検出部142と共に、人検知
部144及び位置設定スイッチ146を備えており、ぞ
れぞれが変換部148に接続されている。また、この変
換部148は、通信部150に接続されている。 【0056】人検知部144には、フルネルレンズによ
って集光した遠赤外線を検出する焦電素子を備えた人検
知センサ152が設けられている。図8(A)及び図8
(B)に示されるように、この人検知センサ152は、
サブリモコン140の中央部に設けられている半球状の
ドームカバー154内に配置されており、ドームカバー
154を透過した周囲の遠赤外線を検出するようになっ
ている。 【0057】図7に示されるように、この人検知センサ
152は、検知回路156に接続されている。人検知部
144は、検知回路156が人検知センサ152によっ
て検出した遠赤外線の変化の有無からサブリモコン14
0の周囲の人の有無を検出する一般的な人検知の構成と
なっている。 【0058】なお、検知回路156には、感度調整器1
58が接続されている。図8(B)に示されるように、
サブリモコン140には、感度調整器158の調整つま
み158Aが設けられており、この調整つまみ158A
によって人感知センサ152の感度、すなわち、検出距
離を調整することができるようになっている。 【0059】図8(A)及び図8(B)に示されるよう
に、サブリモコン140のスライドカバー140Aを下
方へスライド操作することにより、位置設定スイッチ1
46が開放される。 【0060】図8(B)に示されるように、位置設定ス
イッチ146は、サブリモコン140に対する室内ユニ
ット12の位置に応じて、操作ノブ146Aを「右」、
「中」及び「左」の3段階の表示位置へスライド操作す
るようになっている。なお、前記した調整つまみ158
Aも、通常、スライドカバー140Aによって隠されて
いる。 【0061】変換部148は、温度検出部142、人検
知部144及び位置設定スイッチ146からの入力信号
を、それぞれの信号を予め設定されたコードに基づいて
変換して、通信部150へ出力する。 【0062】通信部150は、変換部148から出力さ
れた信号を室内ユニット12へ向けて送出する。また、
図8(A)及び図8(B)に示されうように、サブリモ
コン140には、サブリモコン140をオン/オフする
電源スイッチ160が設けられている。通信部150
は、電源スイッチ160がオン操作されることにより、
オン信号を送出すると共に、温度検出部142、人検知
部144及び位置設定スイッチ146からの入力に応じ
た信号の送出を開始する。 【0063】なお、サブリモコン140からの信号の送
出は、電源スイッチ160のオン操作及び位置設定スイ
ッチ146の操作がなされるごとに行われるとと共に、
電源スイッチ160がオン状態であるときには、予め設
定されたインターバルで行われる。 【0064】一方、室内ユニット12のマイコン74
は、サブリモコン140から位置設定信号によって、サ
ブリモコン140の位置を判定し、この位置へ吹出し口
50からの空調風が吹き出されるように左右フラップ5
2をスイングさせる。また、室内ユニット12のマイコ
ン74は、サブリモコン140から人を検知したことを
示す信号が停止されると、この左右フラップ52のスイ
ングを停止し、再度、人を検出した信号が入力されるこ
とにより左右フラップ52のスイングを開始する。この
とき、マイコン74は、サブリモコン140から送出さ
れる温度に基づいて、空調風の温度及び風量を制御する
ようになっている。 【0065】図10乃至図12に示されるように、エア
コン10の室内ユニット12は、通常、空調される被空
調室162内のメインエリア162Aへ向けて空調風を
吹き出すように取付けられる。すなわち、室内ユニット
12は、正面が被空調室内のメインエリアへ向けられて
取付けられ、通常、このメインエリアが快適な空調状態
となるように運転される。 【0066】サブリモコン140は、被空調室162内
でメインエリア162Aと異なる位置で空調を行いたい
エリア(以下「サブエリア162B」と言う)に取付け
られる。 【0067】図9に示されるように、エアコン10は、
左右フラップ52によって吹き出される空調風の向き
が、通常、室内ユニット12の正面がイニシャル位置
(以下イニシャル位置C」とする)となっており、左右
フラップ52は、このイニシャル位置Cを中心に角度θ
0 の範囲で左右にスイングされる(例えば左右に50°
の範囲でスイング)。また、サブリモコン140の位置
設定スイッチ146が、「中」に設定されているときに
は、このイニシャル位置Cを中心に同様に左右フラップ
52がスイングされる。 【0068】一方、サブリモコン140の位置設定スイ
ッチ146が「左」または「右」に設定されると、室内
ユニット12のイニシャル位置R、Lがそれぞれ角度θ
R 、θL に変更され、それぞれ左右に角度θ1 (例えば
約30°)の範囲でスイングされる。すなわち、左右フ
ラップ52のスイングがサブリモコン140の位置設定
スイッチ146によって、右または左側へ偏寄されるよ
うになっている。 【0069】なお、サブリモコン140からの信号によ
って左右フラップ52をスイングさせるときには、吹出
し口50から吹き出される風量を増加させるようになっ
ており、これによって、サブリモコン140が示すサブ
エリア162Bへ空調風が確実に達するようにしてい
る。 【0070】以下に本実施の形態の作用を説明する。エ
アコン10では、メインリモコン120のスイッチ操作
によって冷房運転、ドライ運転及び暖房運転等の何れか
に設定された状態で運転/停止操作がなされると、設定
された運転モードによる運転を開始する。 【0071】エアコン10は運転操作がなされて空調運
転を開始すると、設定温度と室内温度を測定し、この測
定結果に基づいて、コンプレッサ26の運転周波数、風
量(クロスフローファンの回転数)等を設定し、この設
定結果に基づいて空調運転を行う。 【0072】また、室外ユニット14では、設定された
運転モードに応じて四方弁24を切換える。例えば、冷
房ないしドライモードに設定されると、コンプレッサ2
6によって圧縮された冷媒が、室外ユニット14の熱交
換器30へ供給されるようにする。これにより、コンプ
レッサ26によって圧縮された冷媒は、熱交換器30を
通過することにより液化され、この液化された冷媒が室
内ユニット12の熱交換器18へ供給される。室内ユニ
ット12の熱交換器18へ供給された冷媒は、熱交換器
18を通過するときに気化して、熱交換器18を通過す
る空気を冷却する。 【0073】一方、暖房運転時には、コンプレッサ26
によって圧縮した高圧の冷媒が室内ユニット12の熱交
換器18へ供給されるように四方弁24を切換える。こ
れにより、コンプレッサ26で圧縮された高圧の冷媒
が、熱交換器18で液化されるときに、熱交換器18を
通過する空気を加熱する。この熱交換器18で加熱され
た空気が吹出し口50から室内へ吹き出されることによ
り室内が暖房される。 【0074】ところで、エアコン10の室内ユニット1
2は、被空調室162内に主に空調を行うメインエリア
162Aに向けられて取付けられる。図12に示される
ように、このメインエリア162A内にメインリモコン
120を置くことにより、エアコン10は、このメイン
リモコン120内の図示しない温度センサによって検出
する温度に基づいて、メインリモコン120が置かれて
いるメインエリアを所望の空調状態とするように運転を
行う。 【0075】一方、エアコン10によって空調される被
空調室162内には、メインエリア162Aと異なるサ
ブエリア162Bにサブリモコン140が取付けられる
ようになっている。このサブリモコン140は、例え
ば、サブエリア162Bの近傍の壁面等に、ドームカバ
ー154がサブエリア162Bへ向けられて取付けられ
る。 【0076】このサブリモコン140は、サブエリア1
62B内の人を人検知センサ152で検出するように、
調整つまみ158Aによって感度調整が行われる。ま
た、サブリモコン140は、サブリモコン140に対す
る室内ユニット12の位置を、位置設定スイッチ146
によって設定する。 【0077】サブリモコン140は、電源スイッチ16
0がオン操作されることにより、位置設定スイッチ14
6によって設定されている位置を示す信号と共に、サブ
リモコン140の周囲(サブエリア162B近傍の室
温)及びサブエリア162B内の人の有無を送出する。 【0078】エアコン10は、サブリモコン140から
送出された信号を受信すると、位置設定スイッチ146
の設定に合わせて左右フラップ52のイニシャル位置を
変更する。例えば、図9に示されるように、位置設定ス
イッチ146が「中央」に設定されているときには、左
右フラップ52は、イニシャル位置Cを中心に所定の角
度範囲でスイングを行う。 【0079】これに対して、位置設定スイッチ146が
「左」に設定されているときにには、左右フラップ52
のイニシャル位置Lを中心に所定のスイング範囲でスイ
ングを開始する。また、位置設定スイッチ146が
「右」に設定されているときにには、左右フラップ52
のイニシャル位置Rを中心に所定のスイング範囲でスイ
ングを開始する。 【0080】これによって、例えば、図11に示される
ように、サブリモコン140が、室内ユニット12に向
かって右側に設定されたサブエリア162Bに隣接して
いる壁面に取付けられ、位置設定スイッチ146が
「左」に設定されると、室内ユニット12から吹き出さ
れる空調風は、左右フラップ52がイニシャル位置Lに
偏寄してスイングを行う。これによって、メインエリア
162Aへ向けて吹き出されていた空調風が、サブエリ
ア162Bへ向けて吹き出される。 【0081】また、サブリモコン140は、所定のイン
ターバル(例えば数分〜十数分)でサブエリア162B
の温度を検出して、エアコン10の室内ユニット12へ
送出する。エアコン10の室内ユニット12は、サブリ
モコン140から送出される温度(温度に応じた信号)
を受信すると、サブエリア162Bが、設定温度(メイ
ンリモコン120で設定した温度)となるように、吹出
し風の温度及び風量を制御する。これにより、サブエリ
ア162Bが空調される。 【0082】このように、サブリモコン140からの位
置を指定する信号によって吹出し口50から吹き出す空
調風をサブリモコン140が取付けられているサブエリ
ア162Bへ向けることにより、サブエリア162Bの
空調を行うことができる。すなわち、1台の室内ユニッ
ト12で同一の被空調室162内のメインエリア162
Aとサブエリア162Bの異なるエリアへ向けて空調風
を吹出し、それぞれのエリアのみを空調することができ
る。 【0083】これにより、広い被空調室162内の全域
を空調するのに比べて、空調能力が低くて済む。また、
所望のエリアのみを効率的に空調することができる。 【0084】また、サブリモコン140は、一定のイン
ターバルで人検知センサ152がサブエリア162B内
の人の有無を検出しており、エアコン10は、サブリモ
コン140が人を検出しなくなると、サブエリア162
Bへ向けて空調風を吹き出すのを停止する。これによっ
て、人のいないサブエリア162Bを不必要に空調して
しまうのを防止することができる。 【0085】一方、メインリモコン120には、左右フ
ラップ52のスイング範囲を切換える風向ボタン130
が設けられており、この風向ボタン130を操作するこ
とにより、サブエリア162Bへ向けて偏寄している吹
出し風の風向をメインエリア162Aへ向けることがで
きる。 【0086】また、この風向ボタン130の操作によっ
て、メインエリア162Aとサブエリア162Bの双方
へ吹出し風が吹き出されるように設定できるようになっ
ている。 【0087】すなわち、図10に示されるように、エア
コン10は、メインリモコン120の風向ボタン130
によって、メインエリア162Aとサブエリア162B
の空調を行うことができる。この場合、例えば、メイン
リモコン120が検出している温度とサブリモコン14
0が検出している温度の差が低くなるように左右フラッ
プ52のスイング速度を変更する等すれば良い。 【0088】また、サブリモコン140によって人が検
知されていないときには、メインエリア162Aへ空調
風を送り(図12参照)、サブリモコン140がサブエ
リア162B内で人を検知したときには、メインエリア
162Aとサブエリア162Bの双方へ空調風が送られ
るように制御しても良い(図10参照)。 【0089】この場合、メインリモコン120に風向ボ
タン130を設けずに、サブリモコン140がサブエリ
ア162B内に居る人を検知したときに、自動的に室内
ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の
向きを切換えるようにすることもできる。 【0090】メインリモコン120が主に操作されるメ
インエリア162Aには、人が居ることが多いが、サブ
エリア162Bとメインエリア162Aの双方に人が居
た場合や、メインエリア162Aに居た人が一時的にサ
ブエリア162Bへ移動して、数分間程度サブエリア1
62Bに居た後に、メインエリア162Aに戻る場合等
がある。これらの場合、メインエリア162Aとサブエ
リア162Bを同時に空調することにより、メインエリ
ア162Aを快適な空調状態に維持しながら、必要に応
じてサブエリア162Bを空調することができる。 【0091】このように、本実施の形態に適用したエア
コン10では、室内ユニット12が設けられている被空
調室162の所定のエリアを設定するサブリモコン14
0を設け、このサブリモコン140によって設定した位
置へ向けて吹出し風を偏寄させることにより、被空調室
162内の特定のエリアが快適な空調状態となるように
重点的に空調することができる。 【0092】これにより、広い被空調室内の所望の領域
のみが快適となるように効率的に空調できるため、エア
コン10によって被空調室162内を空調するときの省
エネを図ることができる。 【0093】なお、本実施の形態では、1台の室内ユニ
ット12に対して1台ずつのメインリモコン120とサ
ブリモコン140を用いて説明したが、サブリモコン1
40は、複数台設けても良い。これにより、広い室内を
多数のエリアに分割して、それぞれのうちの特定のエリ
アのみを効率的に空調することができる。 【0094】また、本実施の形態では、それぞれが別々
の機能を備えたメインリモコン120とサブリモコン1
40を用いたが、双方の機能を合わせたリモコンスイッ
チを用いてもよい。すなわち、メインリモコン120に
サブリモコン140の位置設定機能を合わせ持たせても
良く、さらに、人検知機能及びリモコンスイッチのオン
/ オフ機能を合わせ持たせても良い。 【0095】これにより、リモコンスイッチによって設
定した被空調室内の特定のエリアを所望の空調状態に保
つことができる。 【0096】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の構成を限定するものではない。本発明は、室内ユニッ
トが設けられる被空調室を空調する任意の構成の空気調
和機に適用できる。 【0097】 【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、
1の領域又は第2の領域の少なくとも一方に向けて吹出
し風が吹き出されるように選択的に吹出し風の吹出し方
向を偏向するので、被空調室内の予め設定した任意の領
域のみを効率良く空調することができる。これによっ
て、被空調室の快適性を損なうことなく、省エネを達成
することができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施の形態に適用した室内ユニットとリモコ
ンスイッチを示す概略斜視図である。 【図2】本実施の形態に適用したエアコンの冷凍サイク
ルを示す概略図である。 【図3】室内ユニットの内部を示す概略断面図である。 【図4】室内ユニット内の基板の構成を示す概略ブロッ
ク図である。 【図5】室外ユニットの基板の構成を示す概略ブロック
図である。 【図6】(A)及び(B)はそれぞれメインリモコンを
示す概略平面図であり、(A)はスライドカバーをあけ
た状態を示し、(B)はスライドカバーをとじた状態を
示している。 【図7】本発明に係るサブリモコンの概略構成を示すブ
ロック図である。 【図8】(A)及び(B)はそれぞれ本発明に係るサブ
リモコンを示す概略平面図であり、(A)はスライドカ
バーを開いた状態を示し、(B)はスライドカバーを閉
じた状態を示している。 【図9】サブリモコンによって指定された位置に対する
室内ユニットの左右フラップのスイング領域を示す概略
図である。 【図10】室内ユニットから空調風を吹き出す領域を示
す概略図であり、メインエリアとサブエリアの双方を空
調する状態を示している。 【図11】室内ユニットから空調風を吹き出す領域を示
す概略図であり、サブエリアを空調する状態を示してい
る。 【図12】室内ユニットから空調風を吹き出す領域を示
す概略図であり、メインエリアを空調する状態を示して
いる。 【符号の説明】 10 エアコン(空気調和機) 12 室内ユニット 14 室外ユニット 18 熱交換器 26 コンプレッサ 50 吹出し口 52 左右フラップ(偏向手段) 54 上下フラップ 74 マイコン(偏向手段) 77 左右フラップモータ(偏向手段) 82 表示基板 120 メインリモコン 130 風向ボタン 140 サブリモコ 142 温度検出部 144 人検知部(人検知手段) 146 位置設定スイッチ(位置指定手段、位置設定
手段) 150 通信部(送信手段) 152 人検知センサ(人検知手段) 160 電源スイッチ 162 被空調室 162A メインエリア(第2の領域) 162B サブエリア(第1の領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 健助 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−273945(JP,A) 特開 昭62−26448(JP,A) 特開 昭61−122449(JP,A) 特開 平3−233245(JP,A) 特開 昭63−140240(JP,A) 実開 平5−94637(JP,U) 実開 昭60−65542(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 室内ユニットの取付けられた被空調室内
    へ、温調した空気を室内ユニットの吹出し口から吹き出
    すことにより空調する空気調和機であって、前記被空調室内の通常人の居る領域に置かれ、前記室内
    ユニットの運転状態を設定するためのメインリモコン
    と、 前記メインリモコンとは別に設けられると共に前記被空
    調室内で前記メインリモコンが置かれる領域と異なる領
    域の所定位置に取付けられて配置され、配置された領域
    内の人の有無を検出する人検知手段と、前記配置された
    領域の前記室内ユニットに対する相対位置を予め設定さ
    れた前記室内ユニットに対する相対位置から選択する選
    択手段と、前記人検知手段による検知結果を示す信号及
    び前記選択手段で選択された前記相対位置を示す信号を
    出力信号として出力する送信手段と、を有するサブリモ
    コンと、 前記吹出し口から吹き出される温調した空気を、前記被
    空調室内の前記サブリモコンが設けられた第1の領域及
    び前記メインリモコンが置かれる第2の領域の少なくと
    も一方に向けて選択的に偏寄させる偏向手段と、 を備え、 前記出力信号に応じて前記偏向手段を作動し、前記人検
    知手段で人を検知していると前記第1の領域に、人を検
    知していないと前記第2の領域に、それぞれ温調した空
    気を偏寄させる ことを特徴とする空気調和機。
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