JPH05118614A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH05118614A JPH05118614A JP3306988A JP30698891A JPH05118614A JP H05118614 A JPH05118614 A JP H05118614A JP 3306988 A JP3306988 A JP 3306988A JP 30698891 A JP30698891 A JP 30698891A JP H05118614 A JPH05118614 A JP H05118614A
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- Japan
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- temperature
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- air
- room
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内の所定位置における温度、風量及び風向
を個別に制御する。 【構成】 温度設定手段22、風量設定手段20、風向設定
手段21、温度検出手段及び設定値や検出値の送信手段を
備えた複数のリモコン３、４、５、６を室１内の所望位
置に設置する。そして、これらリモコン３、４、５、６
の設置位置を検知してこれを送信する位置センサ７、８
を室１内の適宜位置に設置する。これらリモコン３、
４、５、６及び位置センサ７、８からの出力に受けて複
数の室内機Ａ、Ｂ、Ｃの送風機A1、B1、C1並びに吹出ル
ーバA2、B2、C2を制御し、かつ、室外機10のコンプレッ
サの能力を制御することによってリモコン３、４、５、
６の設置位置における温度、風量、風向を各リモコン
３、４、５、６に設定された設定値に維持する。
を個別に制御する。 【構成】 温度設定手段22、風量設定手段20、風向設定
手段21、温度検出手段及び設定値や検出値の送信手段を
備えた複数のリモコン３、４、５、６を室１内の所望位
置に設置する。そして、これらリモコン３、４、５、６
の設置位置を検知してこれを送信する位置センサ７、８
を室１内の適宜位置に設置する。これらリモコン３、
４、５、６及び位置センサ７、８からの出力に受けて複
数の室内機Ａ、Ｂ、Ｃの送風機A1、B1、C1並びに吹出ル
ーバA2、B2、C2を制御し、かつ、室外機10のコンプレッ
サの能力を制御することによってリモコン３、４、５、
６の設置位置における温度、風量、風向を各リモコン
３、４、５、６に設定された設定値に維持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一の室内に設置される複
数の室内機を備えた空気調和機に関する。
数の室内機を備えた空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】大きな室内を空調するためには複数の室
内機が相互に間隔を隔てて設置される場合がある。そし
て、これら室内機はそれぞれその熱交換器に吸い込まれ
る空気温度を検出してこれが設定温度になるように個別
に制御されていた。
内機が相互に間隔を隔てて設置される場合がある。そし
て、これら室内機はそれぞれその熱交換器に吸い込まれ
る空気温度を検出してこれが設定温度になるように個別
に制御されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】大きな室内において
は、窓際、OA機器、在室者の分布等により室内の位置に
応じて空調負荷が大きく異なるが、従来の空気調和機に
おいては、各室内機の熱交換器に吸い込まれる空気温度
を検出しているので、室内の所定位置の温度を正確に検
出することができないとともに各室内機の空調範囲外の
位置における温度、風量、風向を制御するのが困難なた
め、部分的に冷し過ぎや暖め過ぎが発生し易く、かつ、
室内の所定の位置における温度、風量、風向を所望の値
に制御することができないという不具合があった。
は、窓際、OA機器、在室者の分布等により室内の位置に
応じて空調負荷が大きく異なるが、従来の空気調和機に
おいては、各室内機の熱交換器に吸い込まれる空気温度
を検出しているので、室内の所定位置の温度を正確に検
出することができないとともに各室内機の空調範囲外の
位置における温度、風量、風向を制御するのが困難なた
め、部分的に冷し過ぎや暖め過ぎが発生し易く、かつ、
室内の所定の位置における温度、風量、風向を所望の値
に制御することができないという不具合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、それぞれ少なくとも調和空気を付勢するための
送風機と、吹出風の風向を規制するための吹出ルーバを
備えた複数の室内機を一の室内に相互に間隔を隔てて設
置してなる空気調和機において、上記室内の所望位置に
設置され、それぞれ温度設定手段、風量設定手段、風向
設定手段、室温検出手段及び上記各設定手段の設定値及
び上記検出手段の検出値を送信する送信手段を備えた複
数のリモコンと、上記複数のリモコンの設置位置を検出
してこれを送信する位置センサと、上記複数のリモコン
及び位置センサからの出力を受けて上記複数のリモコン
の設置位置における温度、風量及び風向を調整するコン
トローラを設けたことを特徴とする空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、それぞれ少なくとも調和空気を付勢するための
送風機と、吹出風の風向を規制するための吹出ルーバを
備えた複数の室内機を一の室内に相互に間隔を隔てて設
置してなる空気調和機において、上記室内の所望位置に
設置され、それぞれ温度設定手段、風量設定手段、風向
設定手段、室温検出手段及び上記各設定手段の設定値及
び上記検出手段の検出値を送信する送信手段を備えた複
数のリモコンと、上記複数のリモコンの設置位置を検出
してこれを送信する位置センサと、上記複数のリモコン
及び位置センサからの出力を受けて上記複数のリモコン
の設置位置における温度、風量及び風向を調整するコン
トローラを設けたことを特徴とする空気調和機にある。
【０００５】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、位置センサから送信された複数のリモコンの設置位
置及びこれら複数のリモコンから送信された温度、風
量、風向の設定値並びに検出値に応じて複数の室内機か
ら吹き出される調和空気の温度、風量及び風向が制御さ
れる。
め、位置センサから送信された複数のリモコンの設置位
置及びこれら複数のリモコンから送信された温度、風
量、風向の設定値並びに検出値に応じて複数の室内機か
ら吹き出される調和空気の温度、風量及び風向が制御さ
れる。
【０００６】
【実施例】本発明の１実施例が図１ないし図３に示され
ている。図１に示すように、室１の天井２には複数（図
には３個）の室内機Ａ、Ｂ、Ｃが設置され、これら各室
内機Ａ、Ｂ、Ｃは調和空気を付勢するための送風機A1、
B1、C1及び吹出風の風向を規制するための吹出ルーバA
2、B2、C2を備えている。また、室１内には複数のリモ
コン３、４、５、６が設置され、リモコン３は壁面上
に、リモコン４はOA機器11の近傍に、リモコン５は事務
机12上に、リモコン６は会議机13上に設置されている。
ている。図１に示すように、室１の天井２には複数（図
には３個）の室内機Ａ、Ｂ、Ｃが設置され、これら各室
内機Ａ、Ｂ、Ｃは調和空気を付勢するための送風機A1、
B1、C1及び吹出風の風向を規制するための吹出ルーバA
2、B2、C2を備えている。また、室１内には複数のリモ
コン３、４、５、６が設置され、リモコン３は壁面上
に、リモコン４はOA機器11の近傍に、リモコン５は事務
机12上に、リモコン６は会議机13上に設置されている。
【０００７】これら各リモコン３、４、５、６は、図２
に示すように、温度設定手段22、風量設定手段20、風向
設定手段21、これらの設定値を表示する表示手段19、図
示しない温度検出手段、上記各設定手段20〜22の設定値
及び温度検出手段の検出値を送信する送信手段を備えて
いる。
に示すように、温度設定手段22、風量設定手段20、風向
設定手段21、これらの設定値を表示する表示手段19、図
示しない温度検出手段、上記各設定手段20〜22の設定値
及び温度検出手段の検出値を送信する送信手段を備えて
いる。
【０００８】また、室１内には複数（図には２個）の位
置センサ７、８が設置され、これら位置センサ７、８は
リモコン３、４、５、６の設置位置を検出するとともに
各リモコン３、４、５、６が発信した情報を受信してこ
れらを室外機10に内蔵されたコントローラに送信する。
９は室外機10で生成された調和空気を各室内機Ａ、Ｂ、
Ｃに送るダクトである。図３には制御ブロック図が示さ
れ、リモコン３、４から送信された情報は位置センサ７
に受信され、リモコン５、６から送信された情報は位置
センサ８に受信される。位置センサ７はリモコン３、４
の設置位置及びこれから受信した情報をコントローラ11
に送信する。位置センサ８はリモコン５、６の設置位置
及びこれから受信した情報をコントローラ11に送信す
る。コントローラ11は各室内機Ａ、Ｂ、Ｃの送風機A1、
B1、C1及び吹出ルーバA2、B2、C2、室外機10に出力して
これらを制御することによりリモコン３、４、５、６が
設置された位置における温度、風量、風向をリモコン
３、４、５、６に設定された温度、風量、風向に維持す
る。
置センサ７、８が設置され、これら位置センサ７、８は
リモコン３、４、５、６の設置位置を検出するとともに
各リモコン３、４、５、６が発信した情報を受信してこ
れらを室外機10に内蔵されたコントローラに送信する。
９は室外機10で生成された調和空気を各室内機Ａ、Ｂ、
Ｃに送るダクトである。図３には制御ブロック図が示さ
れ、リモコン３、４から送信された情報は位置センサ７
に受信され、リモコン５、６から送信された情報は位置
センサ８に受信される。位置センサ７はリモコン３、４
の設置位置及びこれから受信した情報をコントローラ11
に送信する。位置センサ８はリモコン５、６の設置位置
及びこれから受信した情報をコントローラ11に送信す
る。コントローラ11は各室内機Ａ、Ｂ、Ｃの送風機A1、
B1、C1及び吹出ルーバA2、B2、C2、室外機10に出力して
これらを制御することによりリモコン３、４、５、６が
設置された位置における温度、風量、風向をリモコン
３、４、５、６に設定された温度、風量、風向に維持す
る。
【０００９】しかして、図１に示す配置においては、リ
モコン３は風量が“中”、風向が“普通”に設定され、
リモコン４はOA機器11の近傍に設置されているので、風
量が“強”、風向が“直接”に設定され、リモコン５は
事務作業に合わせて風量が“弱”、風向が“間接”に設
定される。すると、吹出ルーバA1のうち左側のルーバは
吹出風の一部がリモコン３に当たるように向けられ、ま
た、右側のルーバは吹出風がOA機器11に直接当たるよう
に向けられる。また、吹出ルーバB2の右側のルーバは吹
出風がリモコン４に当たるように向けられる。そして、
リモコン３に当たる風量は“中”となり、リモコン４に
は室内機Ａ及びＢから吹き出された風が当たってその風
量は“強”となり、リモコン５に当たる風量は“弱”と
なる。
モコン３は風量が“中”、風向が“普通”に設定され、
リモコン４はOA機器11の近傍に設置されているので、風
量が“強”、風向が“直接”に設定され、リモコン５は
事務作業に合わせて風量が“弱”、風向が“間接”に設
定される。すると、吹出ルーバA1のうち左側のルーバは
吹出風の一部がリモコン３に当たるように向けられ、ま
た、右側のルーバは吹出風がOA機器11に直接当たるよう
に向けられる。また、吹出ルーバB2の右側のルーバは吹
出風がリモコン４に当たるように向けられる。そして、
リモコン３に当たる風量は“中”となり、リモコン４に
は室内機Ａ及びＢから吹き出された風が当たってその風
量は“強”となり、リモコン５に当たる風量は“弱”と
なる。
【００１０】リモコン６は会議コーナに置かれているた
め、風量が“強”、風向が“普通”に設定される。吹出
ルーバC2はリモコン６のまわり全体に当たるように向け
られ、リモコン６には室内機Ｂ及びＣから吹き出された
風が当たってその風量は“強”となる。
め、風量が“強”、風向が“普通”に設定される。吹出
ルーバC2はリモコン６のまわり全体に当たるように向け
られ、リモコン６には室内機Ｂ及びＣから吹き出された
風が当たってその風量は“強”となる。
【００１１】上記実施例においては、室外機10で生成さ
れた調和空気をダクト９を経て各室内機Ａ、Ｂ、Ｃから
室１に吹き出しているが、各室内機Ａ、Ｂ、Ｃにそれぞ
れ熱交換器を配設し、これら熱交換器に供給される冷媒
量を調整することによってこれら各熱交換器を流過して
吹き出される調和空気の温度を個別に制御することもで
きる。
れた調和空気をダクト９を経て各室内機Ａ、Ｂ、Ｃから
室１に吹き出しているが、各室内機Ａ、Ｂ、Ｃにそれぞ
れ熱交換器を配設し、これら熱交換器に供給される冷媒
量を調整することによってこれら各熱交換器を流過して
吹き出される調和空気の温度を個別に制御することもで
きる。
【００１２】
【発明の効果】本発明においては、位置センサから送信
された複数のリモコンの設置位置及びこれら複数のリモ
コンから送信された温度、風量、風向の設定値並びに検
出温度に応じて複数の室内機の送風機及び吹出ルーバを
調整することにより複数のリモコンの設置位置における
温度、風量及び風向が制御される。この結果、複数のリ
モコンの設置位置における異なった要求をそれぞれ満足
させることができるとともに部分的に冷し過ぎや暖め過
ぎを防止できる。
された複数のリモコンの設置位置及びこれら複数のリモ
コンから送信された温度、風量、風向の設定値並びに検
出温度に応じて複数の室内機の送風機及び吹出ルーバを
調整することにより複数のリモコンの設置位置における
温度、風量及び風向が制御される。この結果、複数のリ
モコンの設置位置における異なった要求をそれぞれ満足
させることができるとともに部分的に冷し過ぎや暖め過
ぎを防止できる。
【図１】本発明の１実施例を示す側面図である。
【図２】上記実施例のリモコンの正面図である。
【図３】上記実施例の制御ブロック図である。
Ａ、Ｂ、Ｃ 室内機 A1、B1、C1 送風機 A2、B2、C2 吹出ルーバ ３、４、５、６ リモコン ７、８ 位置センサ ９ ダクト 10 室外機 11 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 それぞれ少なくとも調和空気を付勢する
ための送風機と、吹出風の風向を規制するための吹出ル
ーバを備えた複数の室内機を一の室内に相互に間隔を隔
てて設置してなる空気調和機において、上記室内の所望
位置に設置され、それぞれ温度設定手段、風量設定手
段、風向設定手段、室温検出手段及び上記各設定手段の
設定値及び上記検出手段の検出値を送信する送信手段を
備えた複数のリモコンと、上記複数のリモコンの設置位
置を検出してこれを送信する位置センサと、上記複数の
リモコン及び位置センサからの出力を受けて上記複数の
リモコンの設置位置における温度、風量及び風向を調整
するコントローラを設けたことを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3306988A JPH05118614A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3306988A JPH05118614A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118614A true JPH05118614A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17963664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3306988A Withdrawn JPH05118614A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05118614A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020049966A (ko) * | 2000-12-20 | 2002-06-26 | 황한규 | 에어컨의 풍향조절장치 제어방법 |
| KR20040001101A (ko) * | 2002-06-27 | 2004-01-07 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 보조 송풍기를 이용한 냉기류 제어 에어컨 |
| JP2004316947A (ja) * | 2003-04-11 | 2004-11-11 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| KR100536526B1 (ko) * | 1997-09-02 | 2006-02-28 | 산요덴키가부시키가이샤 | 공기조화기 |
| KR100536525B1 (ko) * | 1997-09-03 | 2006-02-28 | 산요덴키가부시키가이샤 | 공기조화기 |
| JP2007127348A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Yamatake Corp | 環境調整システム |
| WO2008015932A1 (fr) * | 2006-07-31 | 2008-02-07 | Daikin Industries, Ltd. | Dispositif et procédé de commande de conditionnement d'air |
| JP2010243090A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム及び遠隔監視装置 |
| JP2011064979A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Sharp Corp | 画像形成装置および画像形成装置による空気清浄方法 |
| JP2011174702A (ja) * | 2011-04-27 | 2011-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム及び遠隔監視装置 |
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| WO2021137634A1 (ko) * | 2020-01-03 | 2021-07-08 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전력 저장 장치 및 전력 저장 시스템 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3306988A patent/JPH05118614A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8229599B2 (en) | 2006-07-31 | 2012-07-24 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioning control device and air conditioning control method |
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| CN114365334A (zh) * | 2020-01-03 | 2022-04-15 | 株式会社Lg新能源 | 能量存储装置和能量存储*** |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |